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令和2年5月11日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2020年6月3日

ページID:128807

報告事項

  • 新・小学1年生への「でらスポ名古屋」加盟チームからのオリジナルノベルティの配布について
  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について

会見動画

報告内容

新・小学1年生への「でらスポ名古屋」加盟チームからのオリジナルノベルティの配布」について

(市長)

 それでは、おはようございます。ということで、まず1つ目は新小学1年生への「でらスポ名古屋」加盟チームからのオリジナルノベルティの配布について、お知らせいたしますと。ランドセルを持った職員が入室します。

(当局)

 よろしくお願いします。

(市長)

 えりゃあ格好でござったな。ありがたいことです。

(当局)

 職を賭してやっております。

(市長)

 令和2年3月に「でらスポ名古屋」に加盟している中日ドラゴンズがキャップを贈呈することについてお知らせしましたが、このたび、「でらスポ名古屋」に加盟している名古屋グランパスが、名古屋市立の小学校と特別支援学校に通う新小学1年生にランドセルカバーを配布いたします。

 ランドセルカバーは、5月中旬から下旬までに各学校に送付を予定しており、その後、各学校から児童に配布されます。新1年生に配布することにより、スポーツへの関心を持ってもらえるきっかけづくりになることを期待して実施するものでございます。

 ランドセルカバーについた反射板は、自動車やバイクのライトを反射するので、交通事故を防ぐことを。ああ、これね、なるほど。

(当局)

 リフレクターがついております。

(市長)

 リフレクター。英語使ったな。

 期待しているものでございます。子どもたちは、学校に登校しない日が続いておりますが、早く新型コロナウイルス感染症を収束させ、笑顔で登校する様子を見られる日が来るように努めてまいります。ということで、職員からも、どうぞ。説明してちょうだい。

(当局)

 市長のほうからも申し上げましたけれども、新1年生、1万8,380名の方々に、名古屋グランパスさんのご協力のほうを賜りまして、ランドセルカバーのほうを配布するというようなことに相なりました。こちらのほう、リフレクターのほうがついておりまして、交通安全の部分でも非常に資するものとなっております。

 御存知のように、4月から私ども、スポーツ市民局ができましたけれども、スポーツの推進と、あと交通安全の部署も所管しておりますので、そういった意味でも、ストーリー性のあることであるというようなことで、今回、情報提供のほうを申し上げたく存じまして、出てきた次第でございます。

 まだ一緒にスポーツがチームとしてできないというような子どもたちもたくさんいようかと思いますけれども、そういった方に元気づけていただければというようなことで、配布のほうを申し上げます。何卒、お取り上げのほう、よろしくお願い申し上げます。以上です。

(市長)

 新1年生だけだね。ランドセルカバーということで。で、これはチャックになっとるか。いや、紐でというか。

(当局)

 はい、こういうふうになっています。

(市長)

 ああ、こういうやつだ。なかなか立派なもんだね。なるほど、はい。

(当局)

 グランパスの絵があります。

(市長)

 はいはいはい。早う試合をやらんと忘れさられてまうで。ということでございまして、はい。

(当局)

 よろしくお願いします。

(市長)

 ええですかな。はい。ぜひ1年生の皆さん、つけて学校へ行ったってちょうと。

(当局)

 はい、そういうことでございます。よろしくお願いします。

(市長)

 1年生になったら、友達いっぱいできるかな言ってよう。ようけ友達つくってやってちょう。ということでございます。はい、ありがとうございます。

(当局)

 よろしくお願いします。

(市長)

 はい。帽子の中日ドラゴンズ、あれは余分に被とっただけかね、あれ。関係にゃあだろ、あれ。あるか。

前(贈呈式)やったやつか。なるほど。失礼いたしました。

「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について

(市長)

 「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について、ご報告いたします。

 初めに、明日5月12日は、近代看護を築きましたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで、日本では「看護の日」とされておりますと。この機に、改めてではございますが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止をはじめ、我々の健康と命を守るため、現場の最前線で戦っておられる医師の方、看護師の方をはじめ、全ての医療従事者の方々へ、心からの敬意と感謝を表します。いつもありがとうございます。ということで。

 まあ、わしが聞いとるのは、弁当を配ったりとか、シーツを替えたりとかですね、ほれから掃除をしたりと。こういう人たちも大変な感染リスクがあるんで、「えりゃあで、河村さん、必ず言ってってちょうよ」と言われておりますんで。それはまあ、ドクターとナースというのは、もう歴史的にね、大変ありがたい方でございますけど、そういう民間の関連の業者さんも忘れんようにしたってちょうだいということでございます。

 それでは、まず市内における新型コロナウイルス感染症の発生状況について、ご報告いたします。

 昨日までの間に、延べ274名の方について、新型コロナウイルス陽性であることが判明しております。PCR検査の実施件数としては、累計2,888件の検査を実施しております。検査の結果、陽性となった方については、現在、名古屋市保健所において、感染者及び濃厚接触者の調査・健康観察を行っているところでございます。

 本市の健康観察の対象となっている方は、現在、約30名程度でございますと。30名と。これは、4月27日に会見でしゃべった時が550名というところでございますので、今、30名ということで10分の1以下という状況でございます。

 昨日時点で入院中の方は39名、退院された方は212名と。これもだいぶ、前は大体半分ぐらいだったかね。退院された方と入院された方、同じぐらいだったですけど、入院中の方で入院・入所で39名、退院された方は212名と。また昨日までに23名の方がお亡くなりになっております。亡くなられた方へは心よりお悔やみ申し上げます。

 繰り返し申していますが、市民の皆様には、医療機関や不幸にも新型コロナウイルスに感染してしまった患者さん、関係する事業者の方々、健康を回復されて地域に戻られた方が風評被害に遭うことのないよう、個人情報の保護、人権尊重に十分な配慮をお願いします。

 ということでございまして、まあ、いつも言っとりますけど、どうも初期対応というのが非常に重要みたいですね、この感染症というかウイルス。だから、名古屋においては、今ちょっと、きちっと時系列にして、日本中ではどういうことが行われとって、名古屋ではどういうことが行われておったかというのを、ちゃんと今、出すように。これをやっぱり日本中に示すと。できたら東京で、記者会見でもやってですね、ちゃんと言わないかんというふうに思っとります。これは。

 まあ、端的に有名なとこでも、2月1日時点で守山で、衛生研究所において、数カ月前倒しをしまして、いわゆる検査はできるようにした。ということが一番早い対応だったかな。だけど、実はその前に、東京では例の屋形船の感染事例が出とるんですよね、あれ。1月だったと思ったけどね、これが。で、名古屋はそうしまして、実際発病したのが2月14日だと思いますけど。このセントレアでですね、名鉄に乗られた客車の番号まで、これはもう不特定多数の人だということで公表しまして、今度、スポーツ関係のところで発生したということがありまして。で、その後、スポーツ関係は1,000件、1,000人ですね。ずっとフォローアップしとったと。名古屋市の保健所が中心になりましてですね、丁寧に、「熱が出とれせんきゃあ」とか「どうですか」というようなお話ですわ、ということでフォローをしとったと。ところが、次が例のデイサービス、高齢者福祉施設というか、で、発病したのが2月、あれは何日だったかな。休業要請が3月4日。

(伊東副市長)

 7日です。

(市長)

 7日。休業要請だよ。

(伊東副市長)

 7日から20日までです。

(市長)

 7日から20日まで。だから、発病したのは、いつごろだ、すぐだったですか、あれ。

(当局)

 29日。

(市長)

 2月29日に発病が確認されまして、休業要請が(3月)7日から3月20日まで。これは日本中で名古屋だけですけど。簡単に言いますけど、これは大変なことでですね、やっぱりデイサービスへ、じいちゃん、ばあちゃんをですね、預けとる人たちにとって、そこがストップになるということは、大変ご迷惑かけたと。ありがたかったですわね、これ。で、ここが百二十何カ所だったですわ。3,700か3,800人(正しくは5,800人)、高齢者の方が、そこでストップになったということございまして。

 まあ、それ等々いろいろありますけど、まあ名古屋は、初期対応においては非常に、実は緻密にきちんと保健所が中心になってやってきたと。この2月、3月時点でな、こう言ってもいいんじゃない、それは。なかなか、わしらと違って、ドクターのような慎重な方、真面目な人だで、いうことございますけど。

 だで、どうもやっぱり、今回のコロナウイルスというのは、非常に、初期対応を早くやって、一定、まあやっぱり、こういうものの常識ですけど隔離政策。まあそれが行き過ぎたのが例のハンセン病ですけども。(隔離政策)をとるということが非常に重要でなかったのかと、いうことが言えると思いますよ、これは。

 だで、ぜひ全国いろいろやっていますけど、今、数字見てもらってわかるけど、NHKだと全部バァーっと出ますわね。1番が東京、次が大阪言って。人口比でいうと、次、愛知県が750万かな。ありますんで、来るはずなんです、あれ。だけどずっと、愛知というか、まあ、愛知と出るもんでわからせんでかん、名古屋の努力が。結局、本当に。もう一回言おうか。愛知と出るもんでわからせん、名古屋の努力が。

 ということで、だいぶ人口比でいくと下のほうになっとりますけど、それは偶然ではなくて、しかるべき、名古屋市がとってきた、愛知県がとってきたですね、早期対応があるんだということです。イニシャルレスポンスと言うらしいんだけど、英語では。早期対応。があるんだということで、そこら辺をやっぱり、今後の、その第2波も、今、恐れられとりますし、何年に1回は、どうしても人類はこのウイルスの挑戦というのは、歴史的に必ず受けないかんもんですから、これは。そういう時の対応にとっても非常に参考になるいうか、エビデンス付きのですね、ものになるということで、「名古屋スタディ」という名前で一遍発表しようかと、これは思っています。格好いいでしょう。「名古屋モデル」もいいけど、「名古屋スタディ」という、何となく雰囲気がある。

 名古屋スタディで有名なやつは、例の子宮頸がんのワクチンにつきまして、これ中日(新聞)に書いてあったがね。中日(新聞)のある記者が何か読んどったら、名古屋で別個に子宮頸がんで名古屋スタディということで、外国の英語の論文に出とるんですよ、これが。あれは何件だったかな、子どもさんたちをチェックしまして、子宮頸がんについての後遺症とチェックしたやつがありますわ。その結論は、因果関係がないということになったんですけど、だけど当時のあれもありまして、国がストップしてまったもんだで、こうなりましたけど。僕はそれやられた人に、「ぜひ、せっかく税金使ってやったんだで、学術論文に出したってちょうだい」言って、電話しましたけど。そういうような名古屋スタディ。この「新型コロナウイルス名古屋スタディ」というのを作りたいということで、今、準備をしかけたとこでございます。

「上下水道事業における支援策」

(市長)

 次に、「上下水道事業における支援策」ということです。

 新型コロナウイルス感染症に関する市民・事業者への支援策として、「水道の基本料金の減額」と「上下水道料金の支払猶予制度の拡充」を行うことといたしました。両方やるのは、日本で名古屋が初めてのようでございます。

 水道基本料金につきましては、水道を利用されている全ての方の2カ月分の基本料金全額を減額いたします。一般家庭では1,375円から3,432円、事業者の方につきましては、最大9万9,440円減額いたします。

 市民の皆様には、これまでも感染予防のために、小まめに手を洗っていくただくように発信してきましたが、本市では他の大都市に比べて一般家庭でご利用いただいている水道料金は低廉に設定しておりますので、これからもしっかりと手を洗っていただきたいと考えております。ということで、この辺が水道局の言いたいとこで、これはちゃんと、大阪と比較されるで、ちゃんと出さなかんぞということで。後で質問があれば、そのときに答えますけど、名古屋の水道というのは日本一安いんですよ、これ。日本一安くてうみゃあと。木曽川の水でね。

 これは歴史的に振り返りますと、昔は、「入鹿池の水、使えばええがや」というふうに外国人は言っとったようです。しかし、名古屋の水道局と言いますか、先人がですね、せっかく木曽川のええ水があると。あそこは超軟水と言われておりまして、非常に飲むのに飲みやすいということで、あそこから引こうということで。先人のおかげで、うみゃあ水が、日本一うみゃあ水が、どえりゃあ安く、日本一安く提供できとるんで。そこら辺はちょっと、金額もわかっておりますけど、ちょこっと大阪とは違いますが、そもそもどえりゃあ安いということで、ご理解をいただきたいということでございます。

 さらに、上下水道料金の支払いが困難な方には、支払猶予制度を拡充いたします。担当の営業所に電話でご相談の上、申請は要るそうでございますので。喫茶店のおやじなんかでも、「まあこれ、お客が来うへんで水道料金も払われへんわ」いう人は、ぜひ近所の水道局でいいのかな。水道局の窓口に電話していただくと、今年1年分(最長令和2年12月末まで)の支払猶予ということになりますので。これは結構喜ばれるんじゃあにゃかといって水道局は言っております。いうこってございますので、ぜひ制度を活用いただきまして、事業の再建というか、喫茶店なら喫茶店のね、できりゃあ早う開いていただきたゃあということでございます。

 料金の減額と長期の支払猶予のダブルで市民を応援するというのが、本市の支援の特徴となっております。緊急事態宣言が延長され、休業や外出自粛で苦しい状況であると思いますが、これらの支援策によりまして、皆様には安心して上下水道をご利用いただきたいと考えております。

緊急事態宣言について

(市長)

 最後になりますけど、国の法律に基づく緊急事態宣言の期間が5月31日まで延長されました。今回の国の発表では、長期戦を念頭に置きながらも、企業などの経済活動や市民生活への影響も考慮し、新たな生活様式や学校の段階的な再開、博物館・美術館、公園などについての対応にも触れられている上、緊急事態措置を実施すべき地域の見直しなどについて、5月14日や21日をめどに、再度、状況判断するということでございます。

 見直しがされた後には、感染拡大防止活動と社会経済活動の両立を図るため、市民の皆様に、これまでと違った新たな生活様式、いわば“NEW NORMAL”というのは、まあこれ英語で最近言っとるようです。ということを意識した取組みをお願いすることになります。

 ということで、僕はまあ、そう別に国や県でなしに、名古屋市で出せばええがやと言っとるんですわ。そうなると、どう言われるかというと、今度の特措法は知事(の権限)ということになっておりますんでということになるんですけど、それは法律的な効果があるやつはそうだろうと。しかし、一定の希望を出したり、行政指導と言いますかですね、任意の対応するというのは、別に全然悪いことじゃなくてですね、これは。大都会・名古屋としての、なかなかしっかりやってきた初期対応なんかも考えると、 自分とこで出せばええがやと。と言っとるんだけど、とりあえず県をということになっとるということでございます。

 まあ“NEW NORMAL”と言いますけど、これは何か言うと、これは、ニューヨークの知事が言ったんじゃないですか、これは、クオモさんが。違うかね、“NEW NORMAL”。まあ要するに、感染もあるけど、同時に経済的に死んではいかんので、経済的にもやっていこうと。だで、一定のひとつのこう、隔離というといかんですけど、まあ柔らかい隔離というか。その代わりPCR検査と、それから抗体検査もたくさんやっていこう、というのが、ひとつの今の世界的な考え方ということでございます。

 国からは、3密の回避といった基本的なことから、買い物や公共交通機関の利用など、日常生活での取組み、働き方に関することなどが示されておりますが、名古屋市としましては、接触感染ですね。どうもこれが非常に今回のウイルスは大きいのではないかと。今回に限らずですけど。隔離政策ってそういうことですわね。新型インフルエンザなんかニワトリがかかりますと、全部殺処分で殺しちゃいますよ、これ。だからまあ、それもこれも接触感染を防ぐということですけど、いわゆるモノから人への感染防止を防ぐために、身の回りでよく触れられるもの、「ドアノブ」、「電気スイッチ」、「電話」、まあ携帯電話とか、コンピューターのキーボードとか、あういうやつですね。特に注意して除菌するといった本市独自の取組みである「3D大作戦」に努めていただくよう、引き続きお願いをしたいと思います。今後も市民生活を守ることを第一に、全市を挙げて新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願いします。

 いうことで、まあ先ほど言いましたように、緑区と南区において、デイサービスセンターに休業をお願いして、(協力して)いただいたわけだけど、その分は約束どおり、大体ほぼ1億円ちょっとですけど、これは全額完全に補償します、これは。しますが、やっぱりそういうものでも、結局、接触感染をストップしたんじゃないのかと。確かに集まって一緒にカラオケ歌うことになるわけで、それがまあどうだけど、あれカラオケのマイクから結構うつるらしいんだけどね、これ。あれは飛沫かどっちかようわかりませんけど。まあやっぱり、あんだけ2週間閉じたということで、接触を断ったということになるのではないかと。

 ちなみに、そういうことやったところはないでしょう、依然として。デイサービスの。ありませんわ、日本中で。こんな基本的なことが、名古屋だけということで、非常にそれに協力いただいた施設の皆さんと、ご家族の皆さんだわね、これ。自分のとこのじいちゃん、ばあちゃんをデイサービスに行かせないようにするというのは大変ですから、これ。皆さんのおかげで、ほとんど誰も褒めてくれませんけど。名古屋は非常に。

 わしはあんたらに怒られたことよう覚えとんですわね。ここの(部屋の)上かなんかで、「このまま行くと、北海道を抜いて名古屋は日本一になるぞ、市長」と言って。「何を甘いこと言っとんだ」と言って。という論調だったです、これは。2社ぐらいから言われました。で、確かに3月4日時点では、東京、大阪よりも多かったです、名古屋は、陽性者は。患者の数は。だけど、実は非常に緻密にやっとってですね。だから、反対に緻密にやりますから、ようけ(患者が)出ることは出るわけです、わかりますから。まあ一応ストップできて成功したと。これは、わしが言っとるじゃなしに、役人殿が自分とこの文書で「成功した」とちゃんと書いておりますんで、これは。

 第2波については、よっぽど注意せないかんですけど、それはそうですけど、そういう状況であるということでございます。

質疑応答

◎新型コロナウイルス感染症に関する本市の対応について

(記者)

 最初に、市立学校の再開についてです。市立学校の再開について、県の教育委員会が各市町村の教育委員会に6月1日からの再開を要請しています。先日の会見で、市長は学校の再開について検討するということで言及されていましたが、その後の検討状況はどうなっているのでしょうか。

(市長)

 これ私は、まあ、なるべく早う再開したいと。子どもさんに学校へ来て、友達と会って、勉強するより子どもは仲間と、友達とみんなで話すということが、非常に子どもさんたちのね、健康にとって大きいと思っておりますけど。まあ、今んところ検討しとるということにしといてちょう、ということになっておりますけど。バラバラに、いろいろ複雑な仕組みでやるというのもありますけど。

 まあ本当は、校長さんがもっと主体的に。校長はもっと立派なんだで、何も教育委員会が一斉に右へ倣え、なんかせんでもええぞ、とは言っとるんですよ。なんか名東区の、新聞に出とったけど。校庭で何やら字を書いた校長さんがおると出ていましたけど。あれもなかなかね、ちょこっとした工夫ですけど、ハートフルな工夫でございますので。ということで、ちょっと検討しとるということでお願いしたいと。

(記者)

 はい、わかりました。

 続いて、博物館、図書館についてです。これらの施設については、感染防止対策を講じた上で再開できることになりました。市長も先日、再開について検討する姿勢を示していましたが、これについて、検討状況はいかがでしょうか。

(市長)

 これも、どういう具体的に対応をとるかと、いうこととリンクしとるんですけど。まあよう、だから一応、僕からすれば、いわゆる接触感染ね。トイレとかそういうやつですわ、特に。3密もありますけど。接触感染に、どえらい注意してですね。早う開いたらどうと、本当に。と思いますけど。図書館なんか特にね。博物館もそうだけど。そりゃあ、そう思いますよ。

 これも、まあちょっと時間をくればっか言ってますんで。だけど、独自に名古屋のスタイルでいってもええんだで、別に。ええ。もう何かね、国があって、県があって、市があると。こういうとこから抜けれんのですわ。まあ、本当に。

(記者)

 まだ具体的にはいつかというのは。

(市長)

 まだ具体的にはちょっと聞いておりませんけど、まだにゃあんだろう、具体的には。(当局が)頷いとる。ええ、本当に。

(記者)

 今日の幹部会で、職員の皆さんの給与のことについて、ボーナスとかのことについて、市長、言及ありましたけれども。お考えは、今どのようなことを考えていらっしゃるんでしょうか。

(市長)

 自分で言うのは、あんまりおこがましいもんだで。かと言って、市長が一言言わんことには話が始まってけせんもんだで。ほんだで、具体的に言いやぁ給料、ねぇ。名古屋市の職員の給料は日本一給料高かったんですけど、東京を除いて(正しくは東京都及び政令指定都市一ラスパイレス指数が高かった)ですけど、今13位(正しくは12位)になっとると思いますけど。平均たしか630万ですわ。これは。まあそれとボーナスは、まあ自分らで一遍、自分らで提案してみやぁ、というふうに、今言ってあります。総務局長に。これは、ほうでしょう。だから、それを待っとるがねと。なんぞ。わしも800万にしとるでよ、あんまり減らされるのは、わし大変ですけどね、これは。本当にね。それは、そのくらいの気持ちは、パブリックサーバントだったら持ってしかるべきもんでしょう。それは自分らでやって、自分らで提案してりゃあというふうに言ってあるということです。

 それから、10万円の問題もね。10万円来ますけど。みんな、全員に。これもどうすんのか、自分らで決めやぁ言って。急に重苦しい雰囲気になりましたけど。

 それは誰でもそうです。誰でも自分の給料を減らすような人は、そんないませんよ、そう世の中には。本当に。わしは商売やっとるでだ、というような、とんでもないツイッターで書いとるのもおるけど、わしは商売から1円ももらっとりませんって。言っときますけど。商売のほうが大変ですから、反対に。わしは別に金持ちじゃありませんよ。普通ぐらいまでいくかどうか、いかんかもしれんけど、商売はやってきましたんで、現実に。やっとりますけど。

 そんなもんは、金持ちが、ほいじゃあ金持ちだと、ようけ寄附するか言って、そうでもないぞ。実際は。皆さんわかっとるように。ねえ。という話ですが、ええかね、これで。はい。ぜひ、ご注目をいただいてと。名古屋市職員がどういうふうに判断するかと。自発的にお願いしたいと。

(記者)

 市長ご自身はどうするお考えなんでしょうか。

(市長)

 市長ご自身は、何のお金ですか。

(記者)

 例えば、自分の報酬を全額返上するとか。

(市長)

 全額返上すると言って、わし3億円も既にお返ししましたで、市長になってから、市民に。連続で。3億円ですからね、これ。何かちょこっと返上した人、いろいろ書いとりますけど。できんですよ、こんなことは。お母ちゃんが怒るし。自分でもようやっとるわと。「ばかじゃねえか」と、これ言われるぞと。だけど、それがまあ、きっかけになって市の(職員の)皆さんがほぼ1割給料減らして。それがきっかけになって減税ができとるわけです。100億。全世帯1万円。市長になってから(10年間で)10万円。減税したら、その分、税収は増えた。となったと。ということでございますので。

 まあまあ、わしもほんだけど、大変ですけどね。一遍、役所の皆さんの出方を見とりますけど。10万円は、それはどこかへ寄附しようと思ってますけど。名古屋市には(寄附が)できんことになっとるもんで、わし。市の関係にはね。市の関係でにゃあとこに、10万円は少なくとも、まず寄附させていただくと。私自身はね。

(記者)

 先ほど、職員の方の給料やボーナスについて、「自分らで提案してみやぁ」と総務局長に、ということでしたけど、その「提案してみやぁ」っていうのは、要するに給料やボーナスを減額する方向で提案するように総務局長に促したという理解でよろしいんですか。

(市長)

 まあ、そういうことです。

(記者)

 それとも、減額しないという選択肢もあるんですか。

(市長)

 しかし、そりゃあ普通はにゃあでしょう。普通はにゃあでしょう、それは。増額するもにゃあでしょう、それは。だけど、やっぱ自分でやらないと。制度を変えんでもええで。after taxでいいですからね。税引き後の自分ところへ入った、out of expenseというのかpocket、out of pocketで。自分らの気持ちですわ、まあ。その後は。気持ちと。

(記者)

 市長、それだったら、ちょっと強制的にならないですか、半ば。

(市長)

 別になりませんよ。なしならなしでも。

(記者)

 なしならなしでもいいんですか。下げないという選択肢もいいということ。

(市長)

 どうぞ、どうぞ。はい。

 ただし、1割は下げてますからね、名古屋は。日本一高かったのが、13位(正しくは12位)まで下がってますんで。それはちょっと言っとかんといかん。それが減税の財源になっとると。それで、減税した分は、同額税収が増えとって、日本一の福祉になっとるということで。

 まあ昨日、「そこまで言って委員会」では、ちゃんと抗議しときましたんで。一応、お話がありましたわね。減税したけど、やっぱ増収になっとると。だで、非常に困難な道に挑戦されとると、名古屋は。というふうに、あの教授が一応、テレビでしゃべられました。それは、そう言ってもらわなかんわね。「河村たかし、インチキ政治の典型だ」言われては、やっとれんですよ、本当に。どっちがだよ、うそに包まれた政治の世の中でよ。ええかげんにしとってもらいたいわ、本当に。という話ですわ。

 ほんだで、まあ名古屋市職員が自発的に、どういう結論でもええですから、出していただきたいということです。

(記者)

 話変わるんですけど、オンラインの授業の関連で、例えば大阪も先日、小学校、中学校全ての児童・生徒にパソコンを配るという方針であると。あと、愛知県としても、合計で180近い県立の学校でもオンライン授業を始めるという、一部の学校ではもう進めてらっしゃるんと思うんですけど。名古屋市は今、どういう状況に。その検討なり、されたりしているんでしょうか。

(市長)

 名古屋市は、予算でもほぼトップだったですけど。ほぼね。タブレットの導入は。だけど、また国がこうなってきましたんで、今度の5月か7月だったかな、それ間に合わせるように全部配ろみゃあと言っていますよ、それは当然。ええ。ほんで、先生が間に合わんって、何を言っとんの。それ1カ月でも、パソコン教室行きゃあ、すぐ勉強できるし。だけど、それより大事なのは、このタブレットが入ったときにね、ただ算数の積み算をみんな早うやるだけでね、先生の採点が楽になったと。ほんだけではいかんのですわ、実はこれは。

 タブレット型の、そういう授業というか学習をやっていく場合は、今の自発的学習と言われとりまして、英語で言いますとself regulated learningと言うんですが。自己調整型学習ということで。peer learning、仲間で一緒にいろんなテーマをみんなで自分らでやって、それで深めていくと、自分で。そんで、先生はアドバイザーだけ。アドバイザーに徹すると。そういうのは、もう世界の潮流で、先生が黒板の前に立って、同じ教科書をこんだけやって来いというのを一斉教育と言いますけど、画一に。でも、もうその時代は終わっているんです、これ。

 そういう時代に早く変わってかんと、いわゆる、あのGAFAですね。グーグル、アマゾン、アップルか、アマゾン。ああいうような、そういう人材が出てこんと言われておりまして。名古屋はそちらのほうを同時に進めるというか、そちらの方を進めるためにやっとるんです。だで、そちらが追いつきがてら、タブレットを導入しようと。いうことだったけど、まあ、事こうなりましたもんですから、そうも言っとれんで、とにかく早うパソコンは導入しまして、これ。それと同時に、まあ今、もうしょっちゅうやってますがな、そういう自発的学習というんです。先生がこういうふうじゃないの。こういうやつは画一一斉授業と言うんです。そうじゃなくて、みんなでグループをつくって、みんなでやるテーマをみんなで考えていくと。そちらのほうを導入するように、今、強烈に言っとるとこです。やろみゃあ言って。そのかわり先生が変わらなかん、これやるには、これは。もうそういう時代ということは、調べてみやぁ、間違いないに、もう。オランダで言うイエナだとか、アメリカで言うとPBLとか、みんなそうです。

 ほうすると、子どもさんたちも、自分たちで出てきた勉強の意味というもの、何で勉強しとるんだと、算数をやっとるんだと、これ。という意味がわかるようになってくると。ほうすると、やっぱり子どもの自殺なんかも一気に減ってくるというふうに言われております。だで、その本質論が全然、誰も言われませんので。active learningといって、英語を使えばええという問題じゃないですよ、それは。本当に、何なんだそれ、という話ですわ。

 いうことで、パソコンの導入も一気に進めます。だけど、その内容も伴ったやつです。自発的学習をやると。

(記者)

 一応確認なんですけど、前から多分、そういう検討というのはされていたと思うんですけど。つまり、今の状況を踏まえると、やっぱり本格的に、その導入するために、もう検討をすごい前向きに進めているということですか。

(市長)

 ああ、そういうことですよ。もうこの夏。国はいつだと言っとったかな。夏じゃなかったかな。もう今は、反対にタブレットがにゃあぐらいでしょう、もう。それは、なるべく早う導入すると。中身(の話)は言ってってちょうよ。まだ日本中誰も言えせんで。先生が小学生の算数の割り算の難しいやつやっとるわ。あういうやつを採点だけ早くなったと。ほんではいかんですよ、それは。

 それと、民間でありますわね、もう既に。タブレットの授業みたいなことをやっとるとこが。民間で。なかなか評判ええとこもありますね、これ。いろいろ聞いてみると。となると、学校そのものの民営化みたいなものになるんだな、これ、実はね。それを可能にできるのが、実はタブレット技術と、いうことでもあるんですよ、それは。自分で深めていきますから、タブレットの場合は。織田信長、どういう時代つくったかと。中世とは何だったかいって、自分でずっと(学習して)行きゃあええ。能力に応じてできますから、大きいのは。自分はわからんという人は、そこで止まっときゃあええんです。

(記者)

 先ほど、医療従事者の人に感謝しましょうという話ありましたけど、感染症の対応をした人に特殊手当とかって払われる、一部そういうニュースもありましたけれど、どういうふうになっているか教えていただけますか。

(市長)

 今、それは本当に検討しております。ええ。ちょっと待っとってちょうだい。具体的に、もうちょっとたったら言いますけど。

 だけど、わしは、まあ何遍も言うけど、ドクターとナースさんには深くこうべを垂れて、“Thank you very much“と。今、”I appreciate“と言いますけど、やっぱりシーツを替えとる人だとか、弁当を運ぶおばちゃんたちとか、そういう人たちにもちゃんと温かくせないかんですよ。

(記者)

 日額いくらになるという話とかもあるようですけど、もう払うことは払う。

(市長)

 まあ何らかの、ええ。お支払いするという気持ちではおります。

(記者)

 今日はまだ、その金額までは市長からは言えないけど、払うことは払うということですか。

(市長)

 ええ。ちょっと。すいませんけど。

 ほれから、誰も言わんけど、あれですよ、あんな情報を出してまったのはいけませんよ、あれ。あの例の感染者の情報を出してまったちゅうのは。愛人も出とるらしいけど。

 何か言うと、お客様目線がないちゅうことだわ。要は、本当に。さっき方の10万円届けるのも、もっと公務員が手伝ったらどうだと言っとるけど、お客様目線があったら。そんな民間で、民間の商売でだよ。お客様のですね、いろんな情報のリストを出してまったら、もうそれは辞めさせられますよ。本当に。それは、あり得ないんですよ。なぜかと言ったら、お客さんだから、それは。だから公務員にとって、まあそれは、たまたま残念ながらコロナウイルスに感染した人たち、もうこれはお客さんの中の人たちですよ、これ。そういう気持ちがにゃあということですわ。

 それはそうだわ。公務員は何にもやっとらんのに、空から金が降ってくるもん。わしだって、800万、必ずもらえますがな、年収。そうでしょう。誰にも頭下げなくてもええじゃないですか、これ。

 だから、そこの根本的なところを、今も言っとるんだけど、変わらないかん。だで、お客さん目線は何であるかといったら、倒産するからあるんです、これは。私は零細企業をやってきましたから言うけど、何でお客さんに頭下げるといったら、それは、しないとお客さんがおらんようになって、倒産してしまうからですよ。そんな美しい、倫理の世界とはちょっと違うんですわ、やっぱり。だけど公務員は倒産しませんので、これが。いやまあ、そういうことで、まあとんでもにゃあわな、これ。本当に。本当に、マスコミも優しいし、これ。本当に。

 名古屋は、それは特に、非常に重要視してきたとこで、あれは東海テレビではなかったかな。何やら言われたがや。初め出てきたクラスターじゃないけど、「デイサービスの名前を出せ」言って。誰だったかな、誰か記者会見で言っとったぞ。「言え」言って。本当に。「そんなことやっとるもんで、そのうち北海道を抜いて、名古屋が日本一になるわ」って言っていましたよ。あんときに。「いかん」言って。「それは」言って。言った記憶があります。

 わしは今ちょっと、マイナンバーカードのことについて、ちょっとツイッターに入れときましたけど、いろいろ。本当にね、保守と革新と言いますか、何ですかね、保守と管理、全体主義、社会主義と自由主義、逆転してしまっとるで、これ。自由主義者からすると、やっぱりマイナンバーはダメなんですよ。逆なんですよ、本来。共産主義というか、言うとまた共産党が怒るか知らんけど、社会主義と全体主義と。からすれば、マイナンバーカードで、みんなラーメン屋へ行ってもカード出すの、ほんなら、全部。所得を。そんなもんできるわけがないんですよ、そんなものは。逆転してまった。だで、こういうプライバシーを漏洩するというのは、お客さん目線の違いなんです、これが。

(記者)

 すいません。学校再開の話なんですけども。他の自治体では、夏休み短縮するとかいう自治体もあったり、あと、これに関連して9月入学についての議論も進んでいますけれども、市長はそこら辺について、どのようにお考えでしょうか。

(市長)

 これも、まだちょっと状況が、本当に6月1日に(再開に)なるか、それでもどうやって一斉に行くのかというのがありますので。夏休み、その状況に応じて考えないかんもんで。ということですけど。

 わしは9月入学賛成ですよ、本当に。やるんだったら。この際、国際標準だで。確かにね。まあ多くは大体そうです。4月になったのは何でか言うと、役所の会計が、アニュアルイヤーだなしに、何とか言ったな。役所の会計年度が4月から。それに教育も合わせたという歴史的経過みたいだね。ほんだで、そのまま役所の言う右に倣えのになってまったがね、教育自体が。ほうでしょう。

 教師が黒板の前で、みんなバーっと揃えてやっていくと。ほんで内申点、おどろおどろしい内申点をつけると、なりますんで。9月にやるんだったら、そのさき方言った話と同じですわ。この自発的教育と。Education、これ。そこに帰る空前のチャンスですね、本当のこと言やぁ。そのためにはちょっと時間かかるし。まあ、いろいろ言っていますけど。何を言っとるんだ。住基ネットで1兆円か3,000億使ったと言われとるんですよ、これ。ほんなん。じゃあ、国が9月でやりましょうと、みんな。じゃあ、民間の企業の人も協力してくれますに、それはそれで。

 まあ、今おる子どもは、どうなるんだ、結局。9月になるから、4月が9月に(延びる)。まあ、初めちょっとスタートラインがこういう異常事態だったもんで、まあええがね、ほんなん。延びて、寿命が延びるのかどっちか知りませんけども、その分、ゆったりやれるじゃないですか。子ども目線でいきゃあ、そういうことですよ。わしはそう思いますよ。

 内容が重要、内容が。もう子どもの不幸の相次ぐのはもういかん、日本は。国連から4回も勧告受けとるんですよ。あんまり受験勉強が厳しくてかわいそうだと、日本の教育は。これ4回ですよ、4回。これ。

 子どもの自殺なんていうのは、本当に表へ出んのがものすごいあってですね、これ。名古屋でもそうです、これ。そういうのをやっぱり、もうちょっと先生が注意しろというだけじゃなくて、スクールカウンセラーも大事なんだけど、常勤のね。それでやっぱ、何で僕は算数をやっとるのかなと。割り算は何なんだと、この積み算の。ああいうやつでも、何のためにやらなかんのかというような。どうやって、やっぱ好きなことをやってくんかと。そういうのをみんなが、自分で子どもが発見するようなEducationにせないかんですわ、早く。

 どんだけ力んでもよ。なかなか大変ですわ、これ。先生が変わらないかんで。

(記者)

 休業要請の解除については、本来、知事の判断になるかとは思うんですけど、事業所が県内で一番多い名古屋市としても、今後どういうような、出口戦略というんですかね、対応をとっていくべきだとお考えなんですか。

(市長)

 わしは独自で提案しやええがや、と言っとるんですわ。法律的な効果があるのは、知事でええじゃない、それは。だで別に、名古屋がね、こうだと言うのはええことだし、本当にこれ、数字を見とると名古屋はもう全部クリアしとるわけです。うん。初め(患者が)大きく出てですよ。もともと少なかったところは別ですよ。大きく出て。そんだけの努力しとるわけだ、初期対応で。さっきから何遍も言ってますけど。これテレビで一切やりませんからわからんですけど、これ。

 だで、それなりに、やっぱり商売をやっとる人たちのことも考えんならん。どうやって生活して生きていくかというのも。これ。

(記者)

 それは休業要請も解除したほうがいいというような。

(市長)

 それはやり方ですけどね。まあ、欧米、テレビで見とると段階的にやっとるところもあるし、いろいろですわね、みんな、それは。

 しかし、やっぱりみんなね、公務員もそうですけど、議員さんが基本的にボランティア的なんですよ。みんな、外国は、そもそも。だから、みんな実業者、他に仕事持っとるんですわ。金持ちじゃないですよ。となると、そちらのやっぱり実業の世界ね、そちらを大事にしようということに、自ずとなるんです。日本はみんな、議員でも、これ、専業議員でね。ほれで飯食っとんだもん。ほうでしょう。関係ないと言うと、みんな怒るだろうけど、心配はするわけですわ。心を寄せると言って、心を。心を寄せるじゃないですけど、応援せないかんですよ。民の納税者をちゃんと。そういうふうにならない、なかなか。

 とりあえず名古屋は、例の全国ニュースでやれせんであかんけども、信長さんの5,000億のプロジェクトがありますから。ぜひ、僕からすりゃ、一時金もええです。一時金もまあ、今日も言っとった。何やら公務員も、もう苦しい雰囲気だけど、そんな難しい手紙のやり取りとかね、あんなことやっとるより、自分たちで手配りしろ言っとんの、本当に。一番安心できるじゃないか。それは心が届けれるって、もらうほうも喜びますよ。「あんた名古屋市の職員かね」言って。本当に。「ご苦労さんだな。」いうことになりますに。「まあ、ちょっとで悪いけど。10万円で悪いけどね、これでちぃとでも足しにしてください」言って、やらないかん、これを。

 まあ、それもやりますけど。ぜひ3,000万円、本当に。日本でこれは名古屋だけですから。こんな簡単に使えるのは。5年間返さんでもええし、出世払いでええですから、正直に言うと。ええ。全金融機関がみんなオープンになりますから、市の、この間(申請受付が)スタートした日、あの吹上(の中小企業振興センター)で7時間待ちになりましたね。これ大変申し訳なかったですけど。今度、300いくつだったか、金融機関の支店の窓口で。1カ所に行けばオッケーですから。全部、売上が減ったというのも、銀行が市のそのところへ連絡とってやるように、銀行も協力するということになりましたんで、ぜひひとつ、皆さん、使ったってちょうだい、これ。

 それで、設備(資金)もええで、この機会にラーメン屋のおやじでも、ええ冷蔵庫を一発買おうかいう人は、その金で使っていただいてもええですから、これは。ということでね。何とか商売が生きていけるように考えてあげなかん。ちゃんと助けないかん。心を寄せるだけではいかんのですわ。何が心を寄せるだ言って、本当に。

 陛下の場合は、やっぱりそういう個別に手伝いがなかなかできませんので、国民に心を寄せてというのは、これは大変ありがたいお話ですけど。やっぱり行政とか、こういうのは、実際助けないかん、応援せないかんですよ。力んどってもしょうがないですけど。そんなとこですか。あと、何かありましたかね。

 皆さんのほうが詳しいかわからんけど、その名古屋スタディというのはね、ぜひ、初めてって中日だけか、あれ書いてくれたの。あれ、「早期の対応がよかった」言って。学者のコメントで。だで、やっぱそれちょっと、皆さんのとこで、北海道、東京、大阪、名古屋、この比較を一遍して、将来のためにね。将来のために、備えておくとええですよ。

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