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令和2年3月2日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2020年4月9日

ページID:126454

報告事項

  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について

会見動画

報告内容

新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について

(市長)
 3月2日ということでございまして、会見を始めたいと思います。

 皆さんこんにちはということで。本日は、新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について、ご報告をいたします。

 はじめに、市内における新型コロナウイルス感染症の状況です。

 2月14日(金曜日)に、1例目の患者が発生して以降、昨日までの間に、合計27名の方につきまして、新型コロナウイルス陽性であることが判明しまして、現在、名古屋市保健所において感染者及び濃厚接触者の調査・健康観察を行っております。

 特に、2月29日(土曜日)以降においては、これまで本市が公表してまいりました患者さんとの接触が確認できない方の感染が発生しております。現在まで、保健センターなどが、これまでの患者さんとの接点を聞き取り調査などで探っているところではありますけれども、市内において感染経路が明らかではない患者さんが散発的に発生する状況となってきているとの認識のもと、全市を挙げて感染拡大防止に取り組んでおり、これまでに、私を本部長とする名古屋市危機管理対策本部会議を2月14日(金曜日)、2月28日(金曜日)、3月1日(日曜日)に計3回実施しまして、情報の共有や意思決定を図ってきたところでございます。

 次に、名古屋市立学校および幼稚園の臨時休業についてでございます。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、名古屋市立学校および幼稚園は、本日から春休みまで臨時休業としましたが、卒業式については、万全の体制をとった上で、市立高等学校は本日の3月2日、中学校は明日の3月3日と、順次実施することといたしました。

 これを受けて、臨時休業に伴う子どもさんの居場所確保対策といたしましては、どうしてもお子さんを見守ることができないご家庭につきましては、明日の3月3日(火曜日)より、名古屋市立小・中・特別支援学校・幼稚園と言って、これたしか高校も入っとったはずなんだけど、わしのツイッターには高校も入れてありますけど。高校もオッケーでございますので、ええ。いろんな事情がございましたら、別に、皆さんの名古屋市でございますので、全然遠慮してもらう必要は全くございませんから、ぜひ声をおかけください。幼稚園でお子さんをお預かりいたします。事前の連絡は必要ありませんので、当日、学校、幼稚園に行って、その場で申し込みをしてください。高等学校においても、進学・就職指導や教育相談など、必要に応じて各校で対応いたします。

 いうことで、何かわけのわからんこと書いてありますけど、本当に何でこんなこと言うのか、わしもさっぱりわからんだ。先生が出てきてますからね、そもそも。やっぱり基本的には、パブリックサーバントという、まさしく今回は公僕という、公務員は、教員もそうだけど。3万5,000人おるんですよ、名古屋市役所。3万5,000人。全員給料全部もらうんです。ほんで、全部フルタイムで仕事がちゃんとあると。ここで一肌も二肌も脱がんかったら、一体なんなんだと言われますよ、ほんとに。ということで、あんまり言うと公務員に嫌われますので。

 また、トワイライトスクール・トワイライトルームについては、小学校において14時まで受け入れを、14時、2時ですね、午後2時まで受け入れを行った後、14時以降、午後2時以降については、トワイライトスクールで最長午後6時まで、トワイライトルームで最長午後7時まで過ごしていただけます。土曜日は、トワイライトスクール、ルームともに、朝9時から午後6時まで実施いたします。

 なお、保育所や認定こども園につきましては、一斉休園をせずに、通常の保育を継続しているところでございますけれども、万が一名古屋市内で、保育所等の子どもや職員が新型コロナウイルス感染症に感染した場合は、その園を2週間、臨時休園することとしております。

 保育所等は、働いている方が利用する施設ですので、臨時休園をした場合は、感染拡大防止のため、保護者に仕事を休んでいただく必要がありますが、そのためには社会全体における理解が必要でございます。企業や経営者の皆様方には、従業員の休暇について配慮をお願いいたしますということです。

 ここで、学校等の臨時休業によって、大きな影響を受けます子どもさんたちに向けて、私からのメッセージをお伝えさせていただきたいと思います。ということで、メッセージというのがありますんで、一応ちゃんと読んでちょうと言われとりますんで。

 まあ、はじめに言ってきますと、これは、子どもさんがですね、僕が聞いたところでは、やっぱ本人がかかって肺炎になる場合もないわけじゃないけど、基本的には高齢者の方が非常に危険なんで。しかし、日本中でこうやってね、みんなでウイルスをストップするように努力しよういう場合は、子どもさんも、「俺んたちはかからへんのだ」と言わずに、じいちゃん、ばあちゃんにうつすかもわからんで、協力してもらえんかねと、皆さんと。そういう趣旨でございます。

 まあ、一応文章でいきますと、子どもの皆さんへと。学校が突然お休みになりました。どえりゃあびっくりしたことでしょうと。どえりゃあとは書いてありませんが、びっくりしたことでしょうと。本当は、学校に行かせてあげたい。好きなところにも友達と遊びに行かせてあげたいと思っております。今、大人は新型コロナウイルスがこれ以上広がらないよう、一生懸命考え、取り組んでおります。そこで、皆さんにも考えてほしいのです。新型コロナウイルスに感染して苦しんでいる人がいます。少なくとも、あなたたち子どもが感染しないように強く願って、今回、学校や児童館、図書館、科学館などいろんな施設をお休みにしました。

 まあ、先ほど言いましたように、苦しんでいる人には、割とちょっと年食ったじいちゃん、ばあちゃんの世代が多いですけどね。皆さんには、手洗い、うがい、マスク等をしっかりして、コロナウイルスに感染しないよう、できればおうちで過ごしてほしいと思います。そして、ご家族や身近な人と、今どんなことが起こっていて、どうすればよいか、話をしてください。

 新型コロナウイルスは、大人も初めての経験でございます。でも、皆さんが安心してまた学校やお友達といろんなところに出かけられるよう、一生懸命頑張りますから、ぜひ皆さんも協力してちょうだいということでございます。協力してちょうということですから、ぜひ、まあ、できる範囲は協力してちょうだい。

 しかし、昨日も盛んに言ってましたけど、あんまりものすごい遠慮せんでもええですよ。ええ。学校へ行かれますと、ちゃんと先生も出てきとりますし、施設もありますから。いろんな都合で、「僕はちょっと学校へ行きたい」、「私は行きたい」いう人は、どうぞ遠慮せずに出てきていただいて結構でございます。

 それと重病になる方は、やっぱりじいちゃん、ばあちゃんが多いので、その辺のとこは、皆さんもじいちゃん、ばあちゃんの顔色なんか見て、ちょっと気い使ったってちょうだいよということでございます。

 次に書いてありますけど、一方で、新型コロナウイルス感染症は、高齢者の方や持病のある方が感染すると重症化しやすいとされておりますし、本市が報告している患者さんの約80%、8割は60歳以上の方でございます。高齢者の皆様におかれましては、ご友人との交流やイベントへの参加など、日頃楽しんでおられることを我慢していただくことは、大変おつらいこととは存じます。

 しかしながら、皆様お一人おひとりの大切な命を守っていただくため、そして市内でさらなる感染拡大を防止するために、国や市から提供される情報をもとに、新型コロナウイルス感染症について正しく理解し、不要不急の外出の自粛など、感染予防に取り組んでいただきますようお願いいたします。なお、風邪の症状や37度5分以上の発熱が2日以上続いたり、強いだるさや息苦しさがあるような場合には、遠慮なく保健センターにご相談いただきますようお願いいたします。

 ということで、今日もちょっと当局に頼んどりますけど、老人会なんかを通じまして、ちょっと、年寄り言って私もそうですけど、年寄りというか高齢者の方 には、また別個にちょっと注意喚起をお願いしたいというふうに思っております。

 まあ、例えばPCR検査なんかできるようにならんかといって言っとるんだけど、なかなかそう簡単にはいかんみたいですけど、例えばそういう話とかいうことでございますので、まあ、いろいろ外へ出て、ご夫婦で出歩きたいときもあると思いますけど、よっぽど気いつけてくださいと。高齢者のほうが危にゃあということでございます。

 次に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を全市一丸となって防止するためのお願いです。

 2月28日(金曜日)にもお話しいたしましたが、今がまさしく今後の国内での健康被害を最小限に抑える上で極めて重要な時期でございます。そして、保健所等が感染防止のための対策を続ける中で、発症前の段階においても感染源となる可能性を把握しており、さらなる感染拡大の防止には、市民の皆様、また事業者の皆様の一層の協力が必要でございます。

 全市一丸となって感染拡大を防止するために、市民の皆さんには、日ごろから、新型コロナウイルス感染症に関する正しい知識を持って、感染拡大の防止に十分に注意を払っていただくとともに、新型コロナウイルス感染症にかかっていると疑うに足る正当な理由があり、健康観察の対象となった場合には、不要不急の外出の自粛や発熱時の速やかな連絡など、名古屋市からの要請にご協力いただくことをお願いいたします。

 また、事業者の皆様には、日ごろから新型コロナウイルス感染症に関する正しい知識を持ち、事業所などにおいて、新型コロナウイルス感染症が発生し、または、蔓延しないよう必要な取り組みを行っていただくとともに、本市が従業員の方を対象に行います健康観察に協力していただくことをお願いいたします。

 本市におきましても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う時差勤務を臨時的に実施いたします。期間は、本日から当分の間とし、対象は通勤のため公共交通機関を利用している原則勤務の職員といたします。時差通勤の利用時は、通常の勤務時間から最大1時間早く、または遅くすることができるということでございます。

 市民の皆様におかれましては、引き続き、咳エチケットや手洗いの実施などの感染対策、人混みへの不要不急の外出を控えていただくことや、発熱などの風邪症状があれば、学校や会社を休んでいただくといった対応に努めていただきますようお願いいたします。そして、風邪の症状や37度5分以上の熱が4日以上続くときや、強いだるさや息苦しさがあるときには、保健センターに設置されている帰国者・接触者相談センターにご相談ください。

 最後に、1例目の患者報告から2週間以上が経過しておりまして、市内には一定数の入院患者や健康観察対象の方がおられる状況となっております。これらの方々が地域で非難の対象となったり、孤立したりすることのないように、個人情報の保護・人権尊重にご配慮をお願いいたします。

 私からは以上でございます。

質疑応答

◎「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について

(記者)

 市長、最後におっしゃったことに関係して、人権の話とか出てきましたけど、個人情報とかですね。この間、ネット上などで特に、うわさ話の類いとか、まさしくデマであるような情報とか、この人がここで感染したというような特定するような情報が飛び交っている状況がありまして、この間、議会の緊急質問でもちょっと出ていましたけど、市はホームページを見やすくする対応とりましたが、こういうデマ対策みたいなものはどのように取り組んでいかれるんでしょうか。

(市長)

 うーん。何か、やっぱ取らないかんかね。ツイッターか何かね、ほんで出てくるのは。このツイッターの記事はデマですと、名古屋市が入れるということで。

(記者)

 1つあるんじゃないですかね。県警はそういうことやっていますけど、サイバーパトロールで。

(市長)

 あっ、県警はやっとるですか。

(記者)

  いや、今回に限らずですよ。犯罪情報に関してはそういうことやっていますが。

(市長)

 まあ、しっかりわかったやつは、それはあり得るけど。かえってそういうことやると喜ぶわな、みんな。愉快犯が結構多いもんで。デマなんかを出す人は。だで、それは誰か考えておらっせるか。デマに対しては。

(当局)

 今、市長がおっしゃった部分も含めて、バランスをとって対応しなければいけないということで悩んでいますけども、出すと、恐らくそれに対してまた新たなものが出て、個人の特定が広まるだとか、そういう部分を危惧しながら、今、ちょっと悩んでいるところです。

(市長)

 悩んどるそうでございます。

(記者)

 はい。

(市長)

 バランスと。英語にすりやぁええという問題ではないですけど。

(記者)

 すいません、1点だけ。保育所で感染が出た場合というのは、2週間ぐらい休みにするという話なんですけど、それを休みにしてしまった場合というのは、やっぱ保育所に預けている親御さん世代というのは、なかなか仕事が休めない、多少の、当然企業側の理解というのも必要なんでしょうけど、やっぱりがっつり休むことはなかなか難しい話だと思うんですけど、何か別途対応みたいなことは考えているんですか。

(市長)

 それは学校の場合でも、今度、やっとっても出た場合、休校にするという、前のルールがそうだと言っていますけど、まあ、そこは血も涙もある対応をしたらどうと僕は言ってます。お母ちゃんの保育園の全部の中で休める人はええけど、ほんとに休めん方はねゃあですかといって、言って回ってきて、若干、他の保育園に入ってもらうとかですよ。そんだけど、それは濃厚接触者になるんで、なかなかちょっとややこしいけどね、そこら辺は。しかし、もしそうなったとしたら、血も涙もあるような対応をとったほうがええんじゃないのと。自宅なら自宅で、自宅へ家庭訪問するとかね、いろんな方法があると思いますよ。3万5,000人もおるんだもん、名古屋市の職員。

(記者)

 今のところ、じゃあ具体的にこれというのはないということですか。

(市長)

 これは今のところにゃあけど、僕がそう言いまして、「うーん」って言っとる状況です。

(記者)

 わかりました。ありがとうございます。

(市長)

 はい。ルールですから言って。だけど、そういうもんではまたにゃあでしょうと言って、こういうような場合は。

(記者)

 市長、すいません。昨日、一昨日と、4人感染者が出まして、これまでの感染経路と違うところから出ていることに対して、もう一回、ちょっと受け止めをお聞きしてもよろしいですか。

(市長)

 まあ、受け止め言って、結局ようわからんでね、これ。宇宙から降って来るいう説もありますし、こういうウイルスは。うん、まあよくわからんですわね。まあ、難しいですわね、これ。まあ、丁寧に対応していくよりしようがにゃあということでしょう。

(記者)

 また新しい局面になったのかなというようにちょっと思ったりもするんですけど。

(市長)

 うん。まあ、だけど完全に封鎖できるいうのは、あれはエボラのときかね。一応そういうふうに言えることは。完全にストップできるというのは。インフルエンザは無理でしょう、ほとんど。インフルエンザは。鳥インフルエンザでもそうですけど。あれは、まあ一般的に人間にはいかんと言われてますけどね。

(記者)

 市長として、その危機感みたいなのはどうですか。上がったりしていますか。

(市長)

 僕は昔から、鳥インフルエンザなんて、僕はワクチンを使ったほうがええと言っている論者だもんで、僕は。だから、よっぽど危険だと、そもそも。という立場ですからね、これ、私は。だから、完全に封じ込めるというのは、どえらい難しいですよ、それはそもそも。だけど、みんなで頑張ろうちゅうんだで、まあこうやってやるですわね、これ。日本中挙げて。

(記者)

 1点、よろしいですか。観光面とかにも影響出ていると思うんですけど、今、名古屋城なんかは、本丸御殿閉めてて、入場者数に影響とかが出たりするという、そういう話は聞いてないですか。

(市長)

 聞いとらんけど、どうなっとるだ名古屋城は。わからんか。名古屋城わからんな。わからんですね。

(記者)

 名古屋城は、毎日たぶんカウントしていると思うんですけど、この間、方針発表してからとれば、週末に限ってとかわかると思うんですけど。

(市長)

 わかるね。

(記者)

 そういうの出されたり。

(市長)

 まあ出してもええんじゃないですかね、これ。すぐわかる。何やっとるか知らんけど。まあ、役所より、名古屋城の場合はどうかな。問題は、その事業委託なんかしてやっとる人たちですわな、これ。ええ。あんまりこれ言うと感じ悪いけど、役人のほうは、どんだけ数が少ななっても同じ給料出ますから。ええ。だけど、事業委託なんかやっとる人たちは、なしになっちゃうでしょう、たぶんこれ。会社が体力あればもちますけど、いかん場合、潰れちゃうわね、これ。だから、そういうやつを国がやる言っていますから。ネットを見とったら5兆円ぐらいは、臨時で応援したほうがええといって出とったけど。国でね、国で。だで、そういうところはきちっとやらないかんのじゃないの。お客さんが少なくなったとこの事業やっとる人たちをどうするかと。どうするかじゃないけど、応援せなかんと思いますけど、わしは。ええ。

(記者)

 今のお答えの関連で、名古屋市内でこの2週間、休業だとか、展示会の中止だとかもいろいろ出てきているんですけれども、どれぐらい経済損失が出るかっていう算定とかはしていらっしゃいますか。

(市長)

 ようわからんけどね。さっきがたの、国の言っとる5兆円で言うと、一般会計レベルだと、国が100兆円で名古屋市は1兆円。100分の1です。うん。国の。一般会計で言うとね。そうすると、100分の1だと、国が5兆円だ言っとると、それは500億円です。500億円。だから、500億円ぐらい出とるんじゃにゃあかと、出るんじゃあにゃあかと思いますね。で一番力の弱いパートのお母ちゃんのところがしわ寄せが行きます。結局。

(記者)

 そこに対する援助って、中小企業向けの融資とかは発表されていらっしゃいますけども、そういった個人レベルの対応とかって考えていらっしゃいますか。

(市長)

 まあ、そういうのも考えなかんね。まあちょっと財政おらんけど、一遍、考えてみるじゃないですか、これ。水害や何かで、もし仕事ができんようになったときに、パートのお母さんたちへの援助というのは、あれは出んのかね、あれ、水害。東海豪雨もあったし、東北の震災もあった場合、どうなるんだや、あれ。同じことですからね、これ。ほんとに。と思いますけど、わしは。

(記者)

 市長、今の経済損失の500億円という数字は、事務方も一応そういうことだという話なのか、市長個人の見解なんですか。

(市長)

 事務局は全く考えとらんでしょう、これ。これは私が自分で、大体そのぐらいにならせんかと。うん。

(記者)

 今後、そういうものをとる予定とかも聞いてないんですか。

(市長)

 一遍やらないかんわね。財政に言ってありますから、今日おらんでいかんけども。やらないかんですよ。自分の給料が減れへんもんだで、何遍も言っとるけど、やれせんのですよ。要は、こういうことを。

(記者)

 すいません、よろしいですか。改めてになっちゃうんですけど、この子どもに対する市長のコメントというのは、もう言っていただいた中ではあるんですが、今日から休業なりが始まっているわけじゃないですか。市長の受け止めというか、市長の言葉で何か。今日から始まったということで。

(市長)

 まあ、元気にやってもらって、本当に遠慮せんでもええで僕は学校へ行きたいという人は出ていりゃあ。ほんとに。そう気にしんでもええで、学校の先生もみんなおるんだで。給料ももらっておるんだで。、お母ちゃんに心配かけるより、学校へ出てこりゃあええですよ。だけど、じいちゃん、ばあちゃんにうつすのは、やっぱり年寄りになってから肺炎になるとね。それだけちょっと気にしてもらって。そういうふうに思いますけどね、僕は。

(記者)

 そうすると、受け入れの体制としては、市としてちゃんと学校の中に、大人って書いてありますけど、大人の人たちがやるのでということで。

(市長)

 うん。で、もう全部、そんな俺も、何か学年を制限するところがあるでしょう。何でああいうことやるんかね、これ。わけがわからんです、それは。そんなもん。そうでしょう。高校でも高校の先生って全部出てくるわけでしょう。何遍も言うけど、給料をもらうわけでしょう、ちゃんと。ほんなら全員来たとしても、当たり前じゃないですか、そんなこと。お客さんだと考えれば、生徒さんを。それからお母ちゃんをね。じゃない。

(記者)

 ちょっと意地悪な質問かもしれないんですけど、生徒がたくさん集まらないように休業するわけなんであって、どんどん来てくださいというふうに呼びかけると、たくさん来ちゃったら、休みにした意味がないっていう、そういう説もあるわけですけど、そのあたりはどういうふうに思いますか。

(市長)

 うん。まあ、そういう嫌らしいことを言う人もおるけどね。

 そういうね、すぐつまらんことを言うんだけど、それはそれで目的が、やっぱり違うというのか、こちらの生活支援のほうですから、それはそれでちゃんとやらないかん。で、あと、うつるかうつらないかは、正直言って、これは、確率性の問題であって、わかりませんから、これは。厳密に絶対こうだったらほんとに患者が発生するという確実なやつじゃないんですから、これは。1人も出んかもしれんし、また、ものすごく出るかもしれん。わけわからんですよ。だから、それは仮に全員来たとしてもですよ、変な話で。それはそれで注意喚起にもなるし、それはええことじゃないですか、それはそれで、ひとつは。そう思わないかんですよ。みんなで頑張って、やりゃええがね。みんな来てまったけどよういって。

 それはそれで。だけど、じいちゃん、ばあちゃんにうつさんようにないって、みんな。それだけでも大分違いますよ、みんな、これ。子どもの認識も違うだろうし、これは。

(記者)

 一斉休業にしたというのは、市長としては、あんまり賛成じゃないというか、あんまり前向きな気持ちではないということですか。

(市長)

 初めはね、それよりもきちっと厳格に、まだインスタントのワクチンができとらんもんで、ぱっとできんでいかんけど、やっぱりどっかで区切って、わかるとこできちっとやっといたほうが安全でにゃあかなと思ったりもしましたけどね。それは子どもさん、1日中家に閉じ込めてくいったってよう、まあここで言ってまうと言うことと違うじゃないかということになるけど、そんなもん、おみゃあさん、そりゃあスーパーのゲーセンに行くに決まっとるがね。

 ほうでしょう。ポケモンガオーレやるんでしょう、みんな。そうでしょう。その子たちに、「お前ら、何だばかやろう」と、そういう問題じゃないですよ、ほんとに。これは。だから、まあこういう、ここまでしてみんなでこう、ウイルスに対抗していくってことがわかってもらえればね、なるほどなと。公衆衛生というのはどえらい大事なこったなぁと。感染症って、昔で言えば伝染病ですけど、伝染病で昔はようけ死んだもんだで。そういうことがこうやってわかるだけでも、子どもさんにとっては、それはええことだと思いますよ、これ。

(記者)

 市長、その学校開放について、市長、先ほどから、特に制限を設けないで来てほしいというふうに、市長としての思いをおっしゃっていると思うんですけど、恐らく学校ごとにそれぞれ判断して運用すると思うんですが、既に今日の段階で一部の学校は、親御さんたちに対して、1つの教室に1人だけですというような通知をしている学校もあるということを確認しているんですが。

(市長)

 どこだ、それ、とろいこと言うのは。

(記者)

 その辺は対応については、やっぱりバラバラにならざるを得ないんですかね。担当の方いらっしゃるからちょっと聞きたいんですが。

(市長)

 その辺ちょっとよう、どうなっとるかしらんが、10人以内でとテレビで言っとったけど。

(当局)

 10人以内というふうに。すいません、教育(委員会)です。10人以内ということで連絡をしております。

(市長)

 そんなこと、おみゃあさん、何にも相談しとれせんがや。あんたらが勝手に。

(記者)

 そうすると先ほど市長が言った、「全員でもええがや」のところとの矛盾が出てくると思うんですけど、どっちに統一すれば、市民としては、考えればいいんですかね。

(市長)

 それは、私のほうに言ってもらわないといかんですよ。僕は政治的に責任とるんですから。教育委員会なんか責任とらへんですから。2、3年たったら転勤ですから。

(記者)

 10人以内というのは、今日の段階で全校に通知されているんですか。

(当局)

 はい。

(市長)

 だけど、そんなもん、おみゃあさん、昨日言っとれせなんだぞ。昨日、一昨日。ほんとに。

(当局)

 通知はさせてもらっています。10人以内ということで。

(市長)

 いや、そんなこと、話、何遍か会合やったけど、そのときに10人以内なんて話出てませんでしたよ。これ。

(記者)

 10人以内というのは、1つの教室ということでいいんですか。

(当局)

 1部屋当たりの人数を10人以内ということで、はい。

(記者)

 その中で、各校がその何人っていうのは定めていいということですか。

(当局)

 それは構いません。

(市長)

 そんなこと勝手に決めてまって。10人だって、全く無根拠じゃないですか。はっきり言って。無根拠でしょう。大体みんなが集まるとどうのこうので10人ぐらいだ言っとるだけのことであってですね、ようけ来てもらえや、ありがたいと思わないかんわ。これは。ようけ来てもらえば。みんな元気になってもらうように、先生が頑張るだがね。

(記者)

 市教委の今の想定では、10人を超える人が来た場合は、どういう対応をとるんでしょうか。

(当局)

 いや、もうそれは、柔軟に対応させていただきます。

(市長)

 だで、帰さへんですから。そんな帰したら教えてちょ、ほんとに。

(当局)

 帰しません、帰しません。10人超えるということがあっても、帰すことはしません。

(市長)

 「しません」ってはっきり言ってきゃあ。

(当局)

 しません。

(市長)

 そりゃそうですよ。そんなむちゃくちゃですよ、帰したら。ええ。

(記者)

 目安の人数ということですね。

(当局)

 はい。

(記者)

 で、それは学校ごとに違うということですね、恐らく。

(当局)

 はい。

(記者)

 すいません。市長がやっぱりそこまで、何て言うんですか、まあ、いろいろ考え方ってあると思うんですけれども、そのまあ、10人以上入れてもいいけど、みんな来てくださいと、こうおっしゃるのは、感染の心配もある中で、どういうところにあるのか。

(市長)

 いや、YES or NOにならんじゃないですか。うちに、じゃあ戻してね、その子んたちが完全に家の中に全部おるかと言ったって、全然そんな可能性というのは、それは相当低いでしょう、それは。ほうでしょう。ほんだで、そんなことを言ったって、どだい無理な話なんだけど、まあ、みんなでこうやって伝染病から守ろうというのは、1つ大事なことだで精いっぱいやると。精いっぱいやるということですわ。それと家庭の事情ね。お母ちゃんたちが仕事をやっとる、お母ちゃんたちが一番重要な選択肢なんであって、この納税者の皆さんが、これが。そこに迷惑かけるような名古屋市だったら話にならんじゃないの、それ。学校だったら。とんでもないですよ、ほんとに。

(記者)

 あと、今日の朝の会合でもありましたけれども、教育長さんとちょっとこう、意見を、闘わせる場面があったと思うんですけれども。朝、幹部会。要は教育委員会側は、高校生は別に1人になっても過ごせるんじゃないかみたいなことをおっしゃって、対応はするけれども、過ごせるんじゃないかというふうにおっしゃっていましたけれども、その辺は、どうお考えですか。

(市長)

 どう思ういって。そんなの学校に来てもらえばいいじゃないの、別に。そいで高校生、1日中家におるわけないがね、まず。ほうでしょう。ポケモンガオーレも飽きて、その次かどうかわからんけど、ほうでしょう。そんなの、そこは気持ちの問題なんであって、何でそういうとこで形式的になるのかと。

(記者)

 市長、確認ですけど、それは、家にいる、いられないとかですね、何か家庭で見守りができないという事情があるなら、どうぞ遠慮なく来てくださいということなのか、全然家にそういう状況があるけれども、どんどん学校に来てくださいよっていう趣旨なのか、どっちですか。

(市長)

 まあそんな変な質問はよう、あんまり。どっちとも言えんですわ、そんなの。

(記者)

 結構大事なとこだと思うんですけど。

(市長)

 いやいや。

(記者)

 一斉休業しているのに。

(市長)

 ほりゃあ、みんな家におってもらって、じっとしとってもらうのがええかもわからんけど、ほんとにそれがええかね、しかし。これ、病気のために。問題は、1つ言えることは。

(記者)

 まあ、よくわかるんですけど。

(市長)

 じいちゃん、ばあちゃんが来たりしますよ。

(記者)

 ダブルスタンダードみたいになっちゃっているのかなという気がするんですよね。教育委員会はこういうふうに言っていらっしゃって、市長はこういうに言っていらっしゃるっていうのが、対立しちゃうと、どっちかに合わせたほうがいいってことになるんですよね。

(市長)

 それが政治の現実だがね、これ。

(記者)

 これは政治じゃないと思うんです。

(市長)

 役所のとんでもない話です。

(記者)

 それは、ただ、そういう子どもたちが来ることは拒否するものじゃないけれども、積極的にどんどん学校へ来なさいよということではないってことですよね。

(市長)

 まあ別に、自分たちでちょっと、あれじゃないですか、家におれんことになってね、ほんで、ゲームセンターでも行こうか言うぐらいなら学校へ来てもらったほうがええですよ。そうでしょう。そう思わん、病気の点、感じても。そうでしょう。そちらを考えないかんわ。ほんとに。人間第一で考えな。組織が決定して、こうでこうでってきれいにどうのこうのか知りませんけどね。ようけ来たら、そこで、「何だ、意味がなさんじゃないか」。それ、関係ないですから、そんなこと。

(記者)

 それはちょっと言い過ぎですよ。関係ないんですか。

(市長)

 いや、そりゃあ両方絶対all or nothingじゃないもんで。

(記者)

 市長としては、じゃあ学校がそれぞれ設定する目安の人数は、あくまで目安ですと。

(市長)

 そうそう。

(記者)

 だからそれに、必ずしもこだわりませんっていう思いだということですかね。

(市長)

 そうそう。刑務所へ入れるわけじゃないですから。これ。刑務所へ入れて閉じ込めてね、完全に。そういうのだったら、それは別ですよ、そりゃあ。違うんだから。現に人間の子どもさんがおるんだで。だで、ほんとにそりゃあ、(家に)おれりゃ。だけど、じいちゃん、ばあちゃん来る場合、どうなるんですか、これ。ほんなら。じいちゃん、ばあちゃんのうちへ行くことだってものすごくあると思いますよ、私、これ。ほうでしょう。じいちゃん、ばあちゃんが危ないんだで。そうでしょう。そんなことだったら、学校でおったほうがええとも言えるでしょう。だけど、それははっきりしないわけですよ。で、お母ちゃんが失業してまったら、まあ、何ともならせんがね、これ。ほんとに、こんなひどい話、あったもんじゃないですよ、ほんとに。

(記者)

 話は変わります。話が戻る形になるかもしれませんが、これまでにない、その感染者が増えてるって、状況変わってきているということだと思うんですけども。その、昨日のリリースとか見ても、一番最初の感染者の方がどういう方だとか、どういう経緯で感染したとか全くわからない状況で、どこに立ち寄っただとか、全く明らかになってないと思うんですね。

 例えば、静岡市だと、こういうスポーツクラブに立ち寄りましたとか明らかに出しているわけですけども、名古屋市はそういう対応、これまで一切してませんが、今後そういったことを変えるおつもりはありませんか。

(市長)

 まあ、それは悩ましいところで、わしも、「どうだい」と言って聞いてみたんだけど、一応、初めの方は、民間の業者の方が「言ってくれるな」と。というご意向らしいですわ、これ。だで、今のところは、名古屋市で追えるとこね。例えば、名鉄の特急の2号車だったかね、あれ。とこにおられたとかいう場合は、それ、誰が乗ってきたかわけわからんもんで、そういう場合はもう発表させてもらうと。だけど、どこどこのスポーツ施設におられたとか、そういうことの場合は、一応こちらで追えるもんで、そこへ電話なんかかけれるじゃないですか。そういう場合は、ご本人が発表してくれと言や別ですけど、あのう、発表しないと。いう対応で、まあ、確かにそりゃそうだなと思いますけど。うん。

(記者)

 ただその、それは関係している方には一応連絡はされているという話ですよね。

(市長)

はい。

(記者)

 そうすると、当該事業者が拒否した場合っていうのは、もう全く、それ以外の市民の方には伝わらないという状況になってると思うんですが、市長は、それでもやむを得ないというふうに。

(市長)

 まあ、伝わらんといっても。だから外歩いとるだけでは、一緒のスポーツ活動やっとりゃあれですけど、外を歩いているだけでは、いわゆる、まあ濃厚接触者とは言わんでしょう。その辺はいいんじゃないかなということじゃないの。そういうことでしょう、そのくらいは。まあ、ほんとにガクンと減るらしいですよ、やっぱり、お客さんが。うん。だで、それはやっぱり、ちいとは配慮したらないかんで。

(記者)

 そういったときに対する市民からの、明らかにしてほしいとか、そういう声というのは届いていませんか。

(市長)

 僕は聞いとらんけどね。どうですかね。

(当局)

 電話の中ではですね。市民の皆様方から問い合わせをいただく中においては、そうした経路はどこかとかいうようなお話は確かにございます。ただ、そこをお話しすることが、今後の感染を拡げないことに必ずしもつながらないと、そういう判断をいつもしておりますので、先ほど市長にも言っていただきましたように、一定の、私どもが感染を拡げないために必要な部分は、もちろん皆様方にも助けていただいて、お話をしますけれども、個人の特定の経路ですね、そうした部分については、感染症法の中にも、個人の人権に配慮するという、こういう条文もありまして、基本、お話をしておりません。

 ちなみに、隣のことで恐縮ですけども、愛知県さんの報道においては、報道の内容というのはですね、あくまで啓発のためだという記載がいつもあります。私どもは、そういう部分ではない部分は、考えながら発表しておりますけれども、いずれにしましても、今の発表している内容というのは、個人の人権と、そして、感染を拡げるかどうか、それのいつも秤にかけた中での判断ということでやっておりますので、ご理解をいただければと思います。

(市長)

 ちょっと今のは、啓発じゃないってどういう意味。意味がわからないんだけど。

(当局)

 啓発というのは、感染が今ありましたよ、拡がっていますよということだけを発表するわけです。そこは拡がり云々ということは全く何もおっしゃらない。

(市長)

 どこどこということは言わない。

(当局)

 言わない。まあ、説明がない。

(市長)

 県はね。

(当局)

 でも、これが恐らく全国のスタンダード的な考え方です。ただ、それだけでは、やはり感染を拡げないというところが目的が達せれない場合もあるもんですから、最初に市長がおっしゃっていただいた、例えば、とある民鉄さんの特急電車の部分については、最初のときにお話をしながら、拡大を止めようということでやってきたりしております。

(記者)

 関連で、今、名古屋市内の状況見てると、市が積極的に発表しているのは、これまで交通機関についてだったと思うんですけど。

(当局)

 はい。

(記者)

 一方で、民間施設は「自分たちです」と発表しているケースもあって、施設は民間、公共交通機関は市みたいな役割分担みたいになっているイメージがあるんですが、今後もこういう状態は変わらないとお考えなんですか。

(当局)

 そうですね。市長も常々おっしゃっておられますけれども、民間の事業者の方の場合には、その営業の部分も含めたことも考えないといけないと思っております。ですので、私どもとしましては、民間の施設の方々にも応援を、協力をお願いする中で、それぞれのご判断の中で行動していただいて、感染が拡がらない体制ということでやっております。

 一方で、交通事業者の方々等については意見の交換をしておりますけれども、一定、交通事業者としての宿命っていいますか、当然そういったことが、感染症が起こり得るというものも認識をしていただいているという、こういうようなお話もいただいております。そうした中で、私どもの交通局はもちろんのこと、民間の鉄道会社等についても調整をしていきながら、今、公表などしております。

(記者)

 当初は、個人情報がやはり拡散するおそれがあったので非常にデリケートだったと思うんですけど、今、このフェーズになってくると、ある程度、民間の業者が「うちです」と言うのは、少しやむを得ない状況になってきていると考えればいいんですか。

(当局)

 そういう思いを持っていただいているのでないかなというふうに思います。はい。

(記者)

 じゃあ、そこに関して、市としては、あまり公表しないでくださいとは今は呼びかけていないフェーズになっているんですかね。

(当局)

 そうですね。今おっしゃったように、フェーズによっても、その公表の仕方というのは変わるというふうに思っておりまして、今の市中で、どこで感染の患者さんが出てもおかしくない状況になっているということだと思いますけれども、そうした段階においては、どこの経路に乗られたかとかですね、どの場所で感染者が発生したかということは、むしろ問題ではなくて、市内の方、あるいはひょっとしたら市外の方もそうですけれども、皆さんがいつ感染者になるか、そして、それをまた他者の方にうつしてしまうんじゃないか、こういったところを十分認識していただいて、基本的な手洗いだとか、せきエチケット、こういった部分を心がけていただくべき、こういう段階になっているんだと思います。

(市長)

 市電、市バスはにゃあか、まだ。

(当局)

 いやいや、市長。あのう、地下鉄でございますけれども、市は。先日もございましてですね。

(市長)

 地下鉄、市バス。

(当局)

 先日もございまして、早速連携をとって対応していただきました。

(市長)

 乗っとった場合だぞ。

(当局)

 はい。地下鉄の乗客の方っていうのを。

(市長)

 ああ、発表したか、あれは。

(当局)

 発表して、消毒などの対応も速やかにとっていただいております。

(記者)

 地下鉄は消毒したんですか。済みなんですか。

(当局)

 はい。先日の発表のときにですね、消毒をしております。

(記者)

 乗った車両も特定できたんですか。

(当局)

 はい。というふうに聞いております。

(記者)

 それは、行き帰り、両方ですかね。

(当局)

 あのう、ごめんなさい、そこまではですけど。特定の車両を消毒をされたというふうに聞いております。

(記者)

 今のところ、市が広報した地下鉄利用は、あの1件しかないと記憶しているんですけど、他にほんとに1件もないということでいいんですかね。

(当局)

 今のところ公表しているのは、あの1件ということでご理解をいただければと思います。

(記者)

 遺伝子検査のことをちょっと伺いたいんですけども。新たなフェーズに入ったということで、これまでは感染した人と、ちょっと濃厚接触があった方だったりとか、渡航歴がある方を優先して多分検査されていたと思うんですが、このフェーズが新しくなりつつある中で、検査の対象者を広げざるを得なくなっているとかになると、対応は、しきれているのか、それを教えてください。

(市長)

 これはどうだね。

(当局)

 今現在、他の国等への渡航歴がある、そういった要件はない中で検査をしております。私ども、医師会や市内の病院の方々にご協力をいただきまして、肺炎症状があり、他の疾患等の状況が見受けられないような場合には、速やかにご連絡をいただきながら検査をするという、こういう体制をとっております。

 国において、PCR検査を保険適用しようというような話も出ておりますけれども、その意味は、身近な医療機関などにおいても検査体制を充実していくという、こういうことだと思っておりますけども、これが本来は並行しながら進むことによって、一定の検査体制がとれることになるんだと思うんですが、ただ、国内において、PCRの検査は、機械があればできるものではなくて、やっぱり一定の技術的な部分が要るんですよね。そうした部分も、ある意味、この平常時において、きちっと対応ができていれば、もう少し検査体制上がるのかなというふうに思うんですけど。いずれにしても、そういった体制の中で、私ども今後とも取り組んでいきたいというふうに思っております。

(市長)

 年寄りだわ、ほんだで。老人会とかよ、ああいうところに連絡して、でまあ、自分で知っとるもんで、年寄りは。いろいろな持病があるいうの。そういう人らの、ちょっと悪いくらいで、まあ優先的に検査すると。それはできんのかね。

(当局)

 むやみやたらにこれ検査してもですね、例えば、市長さん、今日陰性であっても、明日、陽性になるかもしれませんね。

(市長)

 うん、それはそうだ。いやいや、何ぞ自覚症状がある人は。

(当局)

 あっ、もちろんある場合で。ええ。

(市長)

 それをはねられる場合を、ちゃんと検査すると。高齢者を。

(当局)

 ええ。そうですね。そういう方々をご相談をいただくためにですね、電話の相談窓口を設けまして、そこで、保健センター等からご連絡等いただいて検査をするっていうふうにしてます。

(市長)

 年寄り優先にはなっとらんでしょう、今。

(当局)

 実際にはですね、8割以上が60歳以上の方が陽性という実績が出ておるんですけれども、年寄りの方を優先というか、年齢だけではなくてですね、症状なども含めてやる中で、結果としては8割以上の方が60歳以上という、今、名古屋市では状況があります。

(記者)

 今のは陽性者の8割が60歳以上ということですよね。

(当局)

 60歳以上ということですね。

(記者)

 検査したら8割の確率じゃなくて。

(当局)

 なくてですね。

(市長)

 だけど、肺炎というのは年食ってからなるというふうに聞いとるよ、わし。

(当局)

 おっしゃるとおりですね。

(市長)

 そうでしょう。

(当局)

 死因の肺炎というのは非常に高いところにありますので。ええ。

(市長)

 ほんだで、やっぱり年寄りっていうか、まあまあ、わしらもそうだけど、やっぱりちょっと優先的に診てもらってもええんじゃねえかしらんと思うけどな。そのかわり調子悪い人をですよ。

(当局)

 大丈夫です。今、優先とかしなくてもですね、検査必要な方は検査が今のところはできておりますので。

(市長)

 だけど、さっきの話で、みんなすぐ学校行くだ、どうのこうのなるけど、うちにおって、じいちゃん、ばあちゃんのとこへ預かってもらういうのは当然増えるわな、これ。なあ。ほいだで、それっていうのは、実はあんまりよくにゃあよということぐらいのことはね、ちょっと言っといたほうがええと思いますよ、これ。じいちゃん、ばあちゃん。まあ当然、まずそこへ行きますわ。預かってってちょうと。

(記者)

 それよりは学校のほうがいい。

(市長)

 それより学校というと、まあ、ややこしいけど。実際そうとも言えるだろ、これ。難しいところだけど。

(当局)

 すいません、はい、難しいところです。

(記者)

 そういう点も含めてなんですけど、今後、高齢者の対策というか、対応をしていきたいとおっしゃる市長は、想定しているのは、どういったことを高齢者が感染したりしないように、もしくは重症化しないようにとかというのは、何を。

(市長)

 うん。だで、まあ1つは、それは簡易キットができないかんけども、まあ、今の、できんでも、早うやるようにできんかというのが1つと、やっぱり、老人会に入っとらん人もようけおりますけど、老人会というネットワークありますんで、老人会の人たちに、まあ、年寄りが肺炎になって危ないんだと、今回のものは。だでまあ、あれですわね、歩きたいところだけど、家の中で、テレビでも見てと。高温で多湿は、やっぱりコロナ菌は弱いらしいで、ストーブちゃんと焚いて、ほんで、夫婦むつまじくテレビ見てちょうと。そういうような話でしょう、結局。そこをやっぱり強く言うと。

 インタビュー見とったら、ずっと、いろいろな街頭、誰もおらんところでインタビューするの、大体年寄りばっかだがね、歩いとるの。だで、まあ自覚はあんまりないじゃないですか、まだ。「ほんな、俺がかかるわけにゃあがや」というふうじゃないかね。年食った方も。いう話で。特に、今度子どものほうに周知しましたので、ええ。年寄りが危にゃあよと。年寄りに対するメッセージ、今度やらないかんわ、増えたら、ええ。

(記者)

 市長、子どもさんの関係で、今日はまだ学校開放が始まってないので、学童に行く人が今日から行き始めると思うんですけど、学童は、ちょっと運営状況が完全に市営ではないとは思うんですが、市内の学童で、今回の休業にあわせて、朝から受け入れの対応をとっているのが何校あるかみたいなカウントっていうのは市として、しているんですかね。あるいはする予定あるんですか。

(市長)

 やらないとあかんわね、それ。

(当局)

 現在、把握のほうをしている状態です。

(記者)

 今後わかったら発表などをされたりするんですか。一覧として、こういう対応をとってますみたいなのを市として出されたりする予定というのはありますか。

(当局)

 特に発表までは予定は今しておりませんが。

(記者)

 そういう積極広報はあんまりしないわけですかね。地域、地域で問い合わせてくださいって感じで。

(当局)

 はい、地域、地域で運営していただいています。

(記者)

 わかりました。

(市長)

 みんな自発的にあれかね、朝からやるわと。

(当局)

 朝からの対応を、春休みと同じ対応をお願いしてあります。

(市長)

 お願いしてある。全学童に。

(当局)

 全学童。

(市長)

 全学童に。全学童、いくつあるの。

(当局)

 173あります。

(市長)

 173ですか。小学校が255ですか。

(当局)

 261です。

(市長)

 261。ええ。ほんだで、まあ、同じぐらいはあるいうことですわ。まあ、ちょっと少ないけど。

(記者)

 一応聞き取りをしてるということですよね、だから。対応してますかということで。

(当局)

 はい。確認をさせていただいています。

(市長)

 学童に、しかし学童の皆さんに頼んでよう、これ。どうですかね、これ。学校は10人しかやらんとか。ねえ。で、何かテレビ見とると、学校の教員が学童に手伝いに行く言っとるがね。ねえ。お金も別個に出しますといって。ほれ、ちょっと、ほんとにええのかね、これ。学校というのの、パブリックサーバントとしての公共性は、これ。思わん、これ。学童って、みんな安月給で働いとる、ご承知だと思うけど、割とね。設備もまあ、ちょっと、古いところや何かでやっとるわけですよ、これ。

(記者)

 だからこそ、多分今、指導員が足りないとか問題あると思うんですけど、学童のこの緊急的な対応に対する援助みたいなものっていうのは検討なさっているんですか。

(市長)

 うん、それはやらないかんですよ。国もやると言ってましたね、その分は。

(記者)

 国に沿ってやる、独自っていうよりは。

(市長)

 まあ独自でやってもいいですよ。うん。ある程度、その辺、ちょっと仕切るか、ちょっと財政と相談せないかんけど。「国が、国が」言って、国が金出さな何もやらんいう思考はいかんで。

(記者)

 さっきの聞き取りも、そういう財政的な支援も視野にやっているという理解でいいんですかね。

(当局)

 できるだけ、春休み対応でやっていただけるようなことを検討したいと。

(記者)

 それを市が支援する体制を検討ということですか。

(当局)

 そうですね。

(市長)

 学童だって支援員さん集めないかんでしょう、ようけ来たら。学校、人がおるがね。どうなっとんの、これ。学校は教員がおるじゃないですか、ちゃんと。学校の中に、きちっと。何で学童へ行かせるんですか。

(当局)

 まあ、学童も、あのう、頑張っていただいていますので。

(市長)

 それはありがたいことですよ。

(当局)

 学校等とも、まあ連携しながら。

(市長)

 涙ぐましい努力ですわ、それは。ほんとに涙ぐましい努力です。どちらが公共心があるか、一遍聞いてちょ、ほんなら。学校と学童と。

(当局)

 まあ、どちらも今、お子さんのために、子育て家庭のために頑張っていただいています。

(市長)

 まあ、そうやって言うのは、そうしか言えんで言っとるんだけど。何かわしもようわからんね、これ。苦しいときの学童頼みですか。

(当局)

 並行して、今、学童さんとトワイライトと学校と並行してやってもらいます。

(市長)

 まあ一時そういう。まあ、今は大分ね、支援の制度がきちっとしてきたで学童さんもええけど、昔は、放課後どうするだという、苦しいときの学童頼みみたいな感じだったわね。一時ね。

(記者)

 市長、ごめんなさい、もう一つ。3月分の給食を、各学校、もう手配かけてたと思うんですけど、給食なくなったことに伴って食材が余ったりする状況が各地で生まれていると思うんですが、名古屋市の場合はどうするかっていう方針は決まってるんですか。

(市長)

 それはわしも聞いとらんけど、今の、何とかハーベストいって、そういうのやっとるところがあるもんで、そういうとこで、納入された分だわね、されん部分は入ってこうせんけど。うん。納入された分は、はい。

(当局)

 教育委員会ですけれども、小学校の給食につきましては、その必要な資材を小学校に搬入して、各学校が調理しているんですけども、もう本日の給食から既に発注は止めていますので、学校のほうに届いているということはございません。

 ちょうど土日も挟みましたので、学校のほうに届いているところはございません。ただ、業者で仕込みを始めていた一部のものについて、若干ですけれども、ちょっと食材の少しロスが出ている状況でございます。

 中学校のスクールランチにつきましては、3営業日前の13時までに注文するということになっていまして、その時点から民間委託業者がですね、食材の発注だとか加工だとか始まるためにですね、ちょっと本日分、実際は3月2日のランチ分については、ちょっと一部ですね、ちょっとやっぱり賞味期限の関係、他に転用できないもので少し廃棄になってしまったものがランチ業者の段階でございます。

 ただ、明日以降につきましては、市長さんの休業宣言の後、キャンセルができておりますので、特に食材についてはロスはございませんので、よろしくお願いいたします。

(記者)

 小学校分のロスはどうするんですか、その業者段階での。

(当局)

 業者段階ですが、ほんと2,3業者が少し。具体的に言いますと、お豆腐のちょっと仕込みの関係で、2,3日前からちょっと仕込み始めちゃったというところがございますので、それはちょっと、生産はちょっとやめて、少し廃棄をしてしまったということは聞いています。

(記者)

 今、市長が言いかけたセカンドハーベストとか、そういう話はなっていないということですか。

(当局)

 そこまではなってないですね。すいません、はい。

(市長)

 その業者どうなるの。業者は。止めとるのはええけど。

(当局)

 はい。

(市長)

 豆腐屋、豆腐はあんまり(給食で)食わんかしらんけど、牛乳だとかニンジンとかあるわね、いろいろ。そういう人ら、仕事なくなってまうけど、どうなるだ。

(当局)

 それは多分、全国的に話題になっていることでございまして、3月分の給食はなくなってしまったということでございますので、当然ですね、献立ももう決まっていました。各業者さんにおかれましては、いろいろ準備をされておりました。

 例えば、先に延ばせる賞味期限が長いものについては、例えば、来年度以降の4月以降の食材に使うとかいうのもございます。それから、各業者さんが給食だけやってるわけじゃないので、例えば、他に入るのがあれば、そちらのほうに回していただくとか、要は賞味期限の短いものですね。お野菜とか、そういったものについては回していただくとか、そういった形になろうかと思います。

 ただ、実際にどの程度、本当に困っているかというのは、ちょっとまだきちんとはわかってない状況であります。

(記者)

 市が将来的に補塡する検討もするんですか。

(当局)

 国においてですね、そういった話は全国的にも出てございますので、今回、全国的な話なので、ちょっとそういったことも、国のほうで検討、国のことばかり言っちゃあいけないんでしょうけれども、国のほうの検討の中で、どういった仕切りをしていただくかというのを、ちょっと見ていきたいなと思っております。

(記者)

 わかりました。

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