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令和2年1月27日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2020年2月26日

ページID:124951

報告事項

  • 愛知県内における新型コロナウイルスに関連した肺炎患者の発生について
  • 人生大出世夢街道のPRについて

会見動画

報告内容

◎愛知県内における新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生について

(市長)

 はい、それでは、おはようございます。1月27日ですけど、会見を始めたいと思います。まずはじめに、愛知県内における新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生について、ご報告いたします。

 1月26日(日曜日)、国において、武漢市から旅行目的で来日し、愛知県に滞在する40代の男性が新型コロナウイルスに関連した肺炎に感染していることが確認されたとの報告がありました。新型コロナウイルスに関連した発症例の患者の発生が国内で確認されたのは4例目でございまして、愛知県内での患者の発生は初めてでございます。県内での感染事例の発生を受けまして、先ほど私から、健康福祉局はじめ、各局が一丸となって感染防止対策に取り組むよう指示を出しております。名古屋市といたしましても、国及び愛知県と連携を図りながら、迅速で適切な情報提供に努めるとともに、市民の皆様からの相談に丁寧に対応することで皆様の不安の解消を図ってまいります。市民の皆様には、マスクの着用や手洗いの徹底、まあテレビによりますと、これなんか20秒ぐらい手洗いをせなかんということを言っておりますけども、手洗いの徹底などの通常の感染症対策に努めていただくようお願いいたします。また、武漢市から帰国・入国される方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、検疫所で必ず申し出て下さい。また、症状が現れた場合は、マスクを着用するなどし、あらかじめ医療機関に連絡の上、速やかに医療機関を受診していただきますようご協力をお願いします。なお、受診に当たっては、武漢市の滞在歴があることを申告してください。ということでございます。

◎人生大出世夢街道のPR

(市長)

 それから、次に、「人生大出世夢街道のPR」について、ご報告いたします。

 今回、中村区の「太閤秀吉功路」、中川区の「犬千代ルート」、前田利家さんの御幼少の頃の名前です、犬千代。犬千代ルート。あま市の正勝、正勝というのは蜂須賀小六。普通、蜂須賀小六のほうの名前を言うけどな。蜂須賀小六さんの、別名といったらどうか知りませんけど、ということでございます。「正勝・正則」、これは福島正則さん、悲劇の武将福島正則と。「(正勝・正則)ルート」のモデルルートを紹介するパンフレットを、おもてなし武将隊の豊臣秀吉と前田利家と協力して作成しましたので、お知らせします。また、街道を盛り上げるために、中村区では太閤秀吉功路上に、豊臣秀吉の出世過程を表現した「太閤秀吉モニュメント」の設置を昨年度より進めており、今年度、新たに6基設置いたします。今年は新たに金色のモニュメントも設置し、そのお披露目式には私も出席する予定でございます。その他、区内の飲食店と協力した「尾張中村めしめぐり」もあわせて行います。また、中川区では、今年度進めてきた犬千代ルートの整備をはじめとする「なかがわ・利家ルネッサンス」の集大成として、「犬千代ルート整備記念クイズラリー」を、ガイドボランティアや利家ゆかりの商品を取り扱うお店と協力して行います。

 この取り組みをきっかけに、中村区、中川区が生誕地の武将を感じながら、それぞれのルートを歩いていただければと思いますと。まあ、ということで、職員から説明しますが、よく、これは豊国神社の宮司さんによう私も怒られるんです。要は、「尾張徳川家のことばっかやっとるがや」と。名古屋城もそうですけど。ほんで、「秀吉を忘れてかんぞ」と。秀吉、清正ですわね、でかきゃあのは。で、秀吉、清正、前田利家と、福島正則と、こっちを忘れてかん。特にスーパースターは秀吉ですけど、と、よう怒られまして、まあちいと雰囲気出さないかんと。そうしたらおもしれえということだわね。秀吉の生誕地は実は2説あって、今の豊国神社という説と、もうちょい南に、なんちゅうんだったかな、あれ。覚えとるか。

(当局)

 中村公園のちょっと南。

(市長)

 南のところの。何とか言うんだ、あそこ。の2説ありますけど。まあまあ、徳川は秀吉に対して、皆さんご承知のように、名古屋城から出陣していった大坂、どっちだ、冬の陣だったか最後は、夏の陣か。最後はどっちだったや、完全に滅びたのは。

(当局)

 夏じゃなかったかな。

(市長)

 どっちだった、おい。

(当局)

 たしか夏だと思います。

(市長)

 逆なんだわな、あれ。だから夏の陣だ。夏の陣が名古屋城から家康が出陣しとっとりますけど、完全に要するに豊臣家の息を根絶やしにしたということでございます。小さい息子も、どういう名前だったな、京都で打ち首にしておりますで、秀頼の息子を。ということで、徳川さんは豊臣家に対して、大変冷酷で、何か、徳川時代に、尾張中村の辺を増税して人が住めんようにしたらしいですよ、たしか。ええ。それほどまで強烈だったんです、これは。ということでございますので、ぜひ、やっぱり秀吉。豊国神社も明治にできとるでね、あれ。ということでございますが。日本の地方自治を、実際上つくってったのは、この秀吉さんでございますので。日本に名だたる、トップは清正ですけど、あのう、武将ですわな、これ。みんな秀吉の部下というか、そういう方でございます。博多もそうだし、姫路もそうだし、何かちょっとわからんけど、年食ったで思い出せんようになったけど。日本の地方分権をつくったスーパースター秀吉を、ちょっとみんなで大事にしましょうと。7歳か8歳ぐらいまでしかおらんけどね、秀吉さんは。しかし、ここで生まれまして、中村公園あたりを、まあまあ遊び回っとったということでございます。はい。それでは、職員からも説明ということで。

(当局)

 「人生大出世夢街道」ということで、中村区、中川区、あま市ということの3ルートが観光ルートということで設定をしておりまして、観光文化交流局の歴史観光の中でも、信長攻路に一応次ぐ市長さんのお勧めの「人生大出世夢街道」ということで、今、盛り上げようというふうに考えております。今回、こういうふうにパンフレットをつくらせていただいて、それぞれのルートを皆さんに回っていただきたいなというふうに思っております。特に中村区、中川区は、今回区役所のほうで、市長さんにもすごく予算つけていただいたものですから、すごくそれぞれ盛り上げ策をやっていまして、特に中村区では「太閤秀吉モニュメント」というモニュメントを全部で今後30基つくろうとしておりまして、今、今年14基目が間もなく完成する予定で、そのお披露目式を、市長さんが先ほど案内させていただいたように、お呼びして盛り上げようかと思っています。そのお披露目式でやるのは、普通はモニュメントって青銅色なんですけれども、金色、秀吉が好きだった金色のモニュメントが1個、ちょっと豪華なやつがありますので、それをぜひ式典で発表させていただこうかなと思いますので、ぜひお越しいただければと思います。以上です。

(市長)

 そういうことでございまして、まあぜひ、ほんとに秀吉さんもですね、大いに盛り上げていただきたいと。実際、近代というより近世ですけど、国家の一応統一感をつくってきたのは、今言った地方分権もそうだけど、大きいのは太閤検地だね、あれ。それまでは年貢いって、米何俵とか何とか、何石とか言っていましたけど、あれはめっそ(目分量)でやっとったんですよ、あれ。アバウトで。土地が測ってないもんだで、「だいたいこんなもんだわな、おまえんとこの」ということで。秀吉以降ちゃんと測りまして、土地を。で、近代的な課税を、近世的なだね、まだ近代までいかん、近世的な課税というか、一定の、ええことかどうかわからんけど、国としての統一を、つくった人ということで。信長もやろうと思ったんだけど、途中で麒麟が来ましたから、麒麟はどうなったか知りませんけど、殺されましたもんでね。という方でございます。尾張の生んだ大英雄でございます。ぜひアピールのほどをお願いしたいと思います。みんなで歩いてもらうだわ、ここね。うみゃあものもほんだであれですよ、これちょっと言いましたけど。皆さんのとこ、これある。あるな。これは中村だけですけど、「めしめぐり」ということでプリントをつくりましたんで、うみゃあものを。堅い話ばかりしとってかんで、一杯飲みがてら、ぶらぶら歩いていただくと楽しいかなということです。で、中村は特にねえ、この広い道になったけど、中村は区画整理があんまりされておりませんので味がありますよ、道に。名古屋市役所が残したプレゼントだと思ってですね。これはぜひ歩いていただくと、古い道が残ってますわ、まだ結構。ということでございます。私からは以上でございます。

質疑応答

◎「愛知県内における新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生について

(記者)

 コロナウイルスの関係を聞かせてください。情報量が限られると思うんですけど、武漢から来た人は愛知県内にどのような滞在歴を持っていたのか、わかる限りで結構なんですけど。

(市長)

 だで、私もそれを聞きましたけど、言ってはいかんと言わっせるもんだで。正直に言わせていただくと。

(記者)

 名古屋市内でどういう滞在歴だったかという確認はできてないんですか。

(市長)

 できてないです。はい。

(記者)

 県内にとどまると。

(市長)

 はい。それだけにしてってちょうということらしいです。

(記者)

 名古屋市に滞在したかどうか。

(市長)

 も言ってちょうすなといって役人が言っとるもんだで。だで、それがええのかどうか、わしもわからんけどよう、これ。どうもそうらしい。皆さんのほうが詳しいで聞けばわかる。ええ。

(記者)

 関連してですね、新型コロナ、ついに県内にも出てきてしまったわけなんですけど、マスクと手洗い励行という、これぐらいしかやることはないんですかね。それ以外にも何か市として具体的な対応をされるということがありましたら。

(市長)

 いや、ほんでわしも、昨日、ちょっとワクチンのというか、こういうの専門家に感染症の、聞いたんですけど、ちょっと特別のというのはなかなか思い当たらないということを言ってみえたです。NHKによりますと、手を20秒洗って、咳もこういうふう(手のひらで口をおさえる)じゃなしに、こういうこととか何とか(腕で口をおさえる)でやってちょうというふうにNHKが言っておりましたがね。20秒も洗わないかんで何でだしらんと思ったけど。20秒洗うのは大変なんだよ、これ、しかし。

(記者)

 市長、さっきのコメントの中で、通常の感染症対策を徹底してほしいとあえておっしゃったと思うんですけど、特別な何か騒ぐんじゃなくて、通常の備えをしてほしいというメッセージですか。

(市長)

 まあ、そういうことなんだな、これ。きちっとやればね。死者が大分出ていますんで、結構強いんじゃないかと思うんだけど、これちょっとプロの世界だで、あんまりええかげんなこと言えませんが、もしドクター(健康福祉局医監)が何か言うことあります。

(健康福祉局医監)

 今、市長のほうからお話ありましたように、現在としては、対応としては通常のインフルエンザのようなウイルス感染症と同じように、マスク等による防護と、それと手洗いを徹底していただく。あとは、例えば、手の触った取っ手などをアルコールで拭いていただくとか机を拭いていただくというのも効果的かというふうに考えております。

(市長)

 ほかのやつが、何だノロウイルスだ、何か、一遍わしが市長になってすぐ、一遍まあ、パンデミックだとか何とかいって、英語か何語か知りませんけど。いうことになりましたけど、大騒ぎ、ああいうふうとは違うんかね、これは。

(健康福祉局医監)

 まだちょっとそこまで、どこまで拡がるかというのは、少しなかなか想定できないところでありますけれども。先ほど、閣議じゃなくて、予算委員会のほうで安倍首相が明日にでも指定感染症に指定するかもしれないというお話がありましたので、もしそういう指定感染症ということになれば、そのようにきちんと対応できるように、今、準備を進めております。既に、いつでもそういうことに対応できるように、名古屋市としては対応はできておりますので、もし指定感染症ということになれば、それに応じた対応をさせていただきたいと。

(記者)

 具体的にはどんな対応になるんですか。

(健康福祉局医監)

 指定感染症でも、指定感染症によっては1類から5類というふうに分かれていて、さらに新型インフルエンザという分類がありますけど、そういう重要な感染症の場合、特別に、今までにない感染症の場合、指定感染症という形で、1類なのか2類なのか3類なのか、そのレベルはまだ決定はされてないんですけども、どのレベルに大体相当する指定感染症かということになれば、例えば2類という形ですと、

(市長)

 過去で一遍言ってくれるとわかりやすいぞ。

(健康福祉局医監)

 過去ですと、例えば、2類ですね。過去というか、2類ですと例えば、SARSとかMARSは2類に相当します。以前、同じようなことが。

 今回ももしかすると、そのどの分類になるかはちょっとまだわかりませんが、その分類に応じての対応になるかと思います。例えば、2類に相当すれば、感染症指定医療機関に、例えば患者さんは入院していただくという形で対応になるかと思っております。

(記者)

 入院していただくというのは、もう指定医療機関にほぼ強制的にという、そういうこと。

(健康福祉局医監)

 そうですね、はい。2類相当ということであれば、そこへ入院していただくという、そういう指定になるかと思いますし、入院費等も公費でそれは負担するという形になります。

(記者)

 すいません。例えば、名古屋城とか人が集まりやすい場所で何か呼びかけるとか、アルコール消毒を励行するとか、そういう取り組みはされるんでしょうか。

(健康福祉局医監)

 はい。一応、今それを予定をしておりまして。

(市長)

 何か、出てこざったぞ。

(当局)

 先ほど、いわゆる名古屋城とか観光施設、今回も含めて、患者の発生って中国からの、武漢からの旅行者ということが出ておりますので、まず、潜伏期があって、本当なら検疫で1回発見できればいいんですけども、潜伏期がどうもあるようで、検疫をすり抜けてという。で、こちらで観光されている間に発熱等の症状が出てというようなことで患者さん発見されるということで。名古屋市内も観光施設とかございますので、本日、午後から危機管理の幹事会を開きます。そこのほうで各局に私ども健康福祉局からお願いするんですけど、例えば、今まだつくり途中なので誤字脱字があったらごめんなさいということなんですけど、こういった中国語でこういうポスターを、すいません、誤字脱字あるといけないので、また幹事会のときにはきちんとして、ちょっと修正して。何が書いてあるかというと、こんな感じですね。検疫所とかも「される方」になっていますけど、「された方」ですね、入ってきたの、すいません。そういう感じで注意喚起をして、全庁挙げて、全庁から各こういう施設とか市民、民間の旅行者が来られるとことか、そういうところへ情報共有して、周知・啓発等を行っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。細かい文言等は、また午後からの幹事会で資料を出しますので、よろしくお願いいたします。

(記者)

 例えば、その名古屋城なり、人が多く集まるところにマスクやら、何でしょう、スプレーやら、何かそういうのを補充したりとか、そんな対策もするんですか。

(当局)

 今のところまだ、配るとかそういうのはまだ考えてないです。

(記者)

 ポスターなどの掲示物となると。

(当局)

 そうですね。今のところ掲示までです。

(記者)

 すいません。そのポスターにはどういうことが書いてあるんですか。どういう呼びかけをされるんですか。

(当局)

 中国から(入国)された方ということで、2週間以内に武漢に渡航歴のある方について、咳や発熱等の症状がある場合にはマスクをつけて、病院などへ行く前に、まず一度連絡をして医師の診察を受けてください。診察に当たっては、武漢への渡航歴があることを必ず先生のほうにお伝えくださいということでございます。

(市長)

 そうかあれ、空港のところでカメラで温度を測っとるけど、あの時は潜伏しとって発熱しとらん場合がある。

(当局)

 そうですね。

(市長)

 なるほど。で、あれ、発見できん場合があるわけだ。それは知らんかった。みんな知らんで、それ、意外と。何であそこで止めれなんなんだと思うわけだ。

(当局)

 まだ新しい病気なので、国のほうでは2週間ぐらい、似たコロナウイルスの同じようなコロナウイルスでも、考えると2週間ぐらいは潜伏期があるかも。新型なので、まだちょっとほんとに何日というのはわかってないというふうに聞いておりますが、潜伏期があるようで、検疫所を通ってきてしまうということがあり得ると。

(記者)

 さっき幹事会で資料を出すと言いましたけど、幹事会というのは、マスコミオープンなんですか。

(当局)

 ええ。先ほど幹部会でお話しさせていただいたように、マスコミオープンで。

(記者)

 入れるということですか。

(当局)

 入れる予定だと、はい。そういうふうに聞いております。

(記者)

 今日の午後から、それは掲示されるんですか。

(当局)

 ちょっと、今からお願いをしてから。ちょっとまだ修正等もありますので、今日の幹事会、午後お願いして、そこから各局さんが多分動かれると思います。そんな感じのスケジュール感になります。

(市長)

 ワクチンはないし、その必要はまだないと。

(当局)

 いやあ、すいません。まだ病気自体が出たばっかりなので。

(市長)

 ああ、まだわからん。新型ということだから、わからんわけだ。

(当局)

 まだそこから開発、それに関してはまだちょっと、すいません。私どももまだその状況を把握できていない状況です。

(市長)

 なるほど。ワクチン最先端都市名古屋でもわからんか。

(当局)

 すいません、まだそのワクチンそのものが開発されたという話もまだわかってないので。はい。

(市長)

 原因は何だね。

(当局)

 いわゆる新しいタイプのコロナウイルスと。

(市長)

 いや、そんなことはわかっているけど、どこから伝播してきたかと。

(当局)

 いやあ、まだちょっと。

(市長)

 わからんか。はいはい。いやいやいや。これは。はい、結構です。

(記者)

 一応確認なんですけど、ちょっと1類とか何類とかいうのが指定されればというお話ありましたけど、逆に、今の段階は何か、言葉はそのままじゃないかもしれないですけど、それほどでもないというか、というお話ありましたけれど、それは指定されるかどうかを、待っているというのはあれですけれど、というあれなんですか。それとも、例えば県内で見つかったとは言っても複数見つかってないからとか。今の段階で、何て言うんでしょう、すごく動いてないところがちょっと。その何類とかに分かれてないから、指定されてないからということなんですか。

(当局)

 いや、動いてないというわけではなくて、当然こういった啓発活動等は当然やっていますし、市民に向けても、名古屋市はちゃんと早く、情報が、変な話、毎日、国からちょっとずつ変わったりして来ますので、紙媒体ではなくて、ホームページ等で情報を流しているという状況で、対応はしているところです。

(記者)

 今の対応っていうのは、それがもうメイン。

(当局)

 今のところ、それぐらいしか。逆に今、ほんとに先ほど市長言われるように、新しいワクチンも出回って配りますという話ができればいいんですけど、薬自体がないので、まだ。はい。

(市長)

 タミフルが効くかどうかもわからんと。

(当局)

 多分効かないと思います。

(市長)

 効かんのか。

(健康福祉局医監)

 難しいと思います。

(市長)

 そんなええかげんなこと言ってはいかん。

(記者)

 今のその掲示を考えていらっしゃるポスターは、中国人観光客向けということでよろしいんですか。

(当局)

 中国語と、一応日本語のバージョンもつくってありますので。

(記者)

 日本人向けのはそういった、あのう、市民向けとか。

(当局)

 そうですね。市民向けのやつもまた、今、作成しています。ちょっと、まず中国から来られた方というイメージが、昨日国から発表がありましたので、まず、それをということで、ちょっと今、そういうのを持ってきたという。

(記者)

 中国語と日本語は、内容は全く同じですか。

(当局)

 ええ。今のこれは同じ内容で。すいません、私も中国語詳しくないので、日本語のものを私どもでつくって、ちょっと翻訳していただいていると。

(記者)

 さっきおっしゃっていたのは、中国語のときに、マスクをつけて、医師の診察を受けてくださいということで、日本の方は、当然日本の医療機関に行かれるんでしょうけど、中国人の方で、もし日本で観光中に、「まあちょっとこれはまずいんじゃないか」ってなったときに、日本の病院で受けてくださいということなのか、それとも中国に帰った後で受けてくださいと。

(当局)

 日本で受けていただく。はい。

(記者)

 日本で受けて。それは、体制は整っていらっしゃるということでよろしいですか。

(当局)

 当然、ツアーであれば、そういった通訳さんとかがお見えですので、多くの方、ツアーかなとは思っているんですけれども、個別でも、一応中国語に対応できる医療機関というのはあるというのと、あと、今、各医療機関さん、名古屋市がではなくて、ポケトークとか、ああいうのを使って普通に、これに限らず、外国の方、ちょこちょこやっぱり受診されたりするんで、そういうのを使ってみえるというのを、話も伺ってはいます。

(記者)

 個人旅行でいらっしゃっている場合は、中国の方は日本のどこに行ったら中国語できちっと対応してくださって診察受けれるのかというのは、ちょっとわからない方が結構いらっしゃるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺は、例えば、ポスターの中に、もしかかったら、中国語対応の診察を受けれる病院をご案内するので、ここに連絡くださいとか、そういうふうなことは書いてないんですか。

 団体だったら、それは、ここに行ってくださいというのはあると思うんですけど、個人で学生さんとか、その若い方が、ぽっとこう名古屋に中国人の方がいらっしゃって観光してたら発熱したとかなった場合に、どこの医者に行ったら、ちゃんと中国語で意思疎通できて診察できるのかというのは、多分結構おわかりにならないんじゃないかなと思うんですけど、その辺は、ご案内は。

(当局)

 今のところ、ちょっとまだできてない。

(記者)

 ああ、まだできてない。

(当局)

 はい。またちょっと検討させていただきたいと思います。

(記者)

 想定される場所、まだ各局に配ってからとか、その各局の判断というのもあると思うんですけど、さっき名古屋城という話もありましたけど、公共施設とか、想定されるのは何かいくつか具体的に、こういうところに張る、予定というかっていうのはどうですか。

(当局)

 それはちょっと。各局の、言えば、まあ先ほど言った名古屋城と、あと、どこかな、各局で。

(市長)

 動物園とか美術館とか。

(当局)

 そうですね、そういうところを。

(市長)

 まあ、観光客が行くところだな、ほんだで。

(当局)

 そうでね、はい、そういうところ。

(記者)

 駅も、地下鉄の駅。

(当局)

 地下鉄駅も、ひょっとしたら。

(健康福祉局医監)

 可能であれば。

(市長)

 あれをよう書いてかなかん。今言った話で、中国人はちゃんとわかっとるかどうか知らんけど、空港でセーフになっても潜伏期間があるので。それを書いてかなかんですよ。みんな知らんで、それは。空港でセーフになっても、それで完全に感染しとらんということにはなりませんよと。それは大事なこったで。

(当局)

 はい、わかりました。ありがとうございます。

(記者)

 先ほどの質問に関しますけど、中国人の個人の人とかに、こう訴えかけるようなツールとして、例えば、SNSとかで発信するようなものって名古屋市は持っているんでしたっけ。

(当局)

 SNSはうちの課(健康福祉局感染症対策室)ではちょっと持ってないですね。いわゆる中国語のSNSとか、そういうのはちょっと今は。

(市長)

 まあ、それはやっぱり入れたほうがいいだろう。

(当局)

 対策室(健康福祉局感染症対策室)ではちょっと持っていないです。

(記者)

 いや、まあ主管課はそうでしょうけれども、全体にそういうのはないんでしたか。

(市長)

 中国人、すごいがや、みんな。テレビを見とると、ほとんど持っとるがな、これ、ねえ。それも大事で、入れるだわ、それを。自動で翻訳できるんじゃないか、ツイッターか何かで。

(当局)

 はい。また午後からそういう各局が集まりがありますので、ちょっと全庁的な知恵をちょっとお借りして。当然我々の局(健康福祉局)なり室(健康福祉局感染症対策室)だけでは不可能な対応だというふうに考えておりますので、各局から助けていただくような形で知恵を絞っていきたいと思います。

(市長)

 はい。ええですか。

(記者)

 1時のやつって、市長は出るんでしたか。

(当局)

 課長さんクラスまでで、市長は出られないです。

(記者)

 関連なんですけども、その国内4例目が愛知県で出たということに対して、市長の受けとめといいますか、どう思われたかという感想というのは。

(市長)

 いや、あのう、市長にならしてもらってすぐ、あれ何だったな。何かすごいやつありましたよ、たしか。あれ、厚生大臣、そのとき電話した記憶がありますから、わし。だで、やっぱ一気に、ばっと拡がるおそれも、あのときのことを思うとあらへんかなと思いますけど。だから、よっぽど注意してやらないといかんなと思いますがね。うん。

(記者)

 すいません、「あのとき」って何ですか。

(市長)

 あのね、市長になってすぐですわ。何だった、あれ。 新型インフルだったか。そんな大したことない名前だったか。いや、何か日本中で大騒ぎしたやつ。

(当局)

 新型インフルのことじゃないですか。

(市長)

 新型インフルだったかね、あれ、ほう。

(当局)

 神戸の高校生がカナダから帰ってきて、その時から全国に拡がって、今もインフルエンザの新型の1つ。

(市長)

 ほう、そうか。新型インフルだな、ほんなら。まあちょっとおどろおどろしい名前だったような記憶があるけど。新型インフルエンザ、そういうことだったんだね。うん。

(記者)

 それで、観光や産業に、結構中国から人が来なくなって影響はある、その辺はどんなふうにお考えですか。

(市長)

 それはまあ、これ、商売やっとる人はえらいこったわね、これ。旅館の女将や何か、これ。ほんとにこれねえ、公務員は同じ給料もらえますけど、商売をやっているほうは大変ですよ、これ。気持ちだけではいかんけどね。ほんだけど、そういうやつの融資制度いうことになると、それはやっぱり国レベルでやることだと思うね、こりゃ、ええ。こういうの、融資というか、モラトリアムみたいなもんで。水害やああいうのとよく似とるじゃないですか。天災なんかと。だでよ、商売をやっとる人の苦悩を解決してあげないかんですよ、これ。たまらんですに、そりゃ。まともに赤字になりますでね、お客さんが来うせんと。ねえ。そういう皆さんから血税をいただいてやっとるんだで、公務員は安気なもんだで、これ。あんまり言っていかんか。深刻な顔してらっせる。ほんとに。まあわしも、ずっと企業やってきましたんで。そりゃ大変ですよ、ほんとに、商売というものは、うん。緊急融資制度というか、つくれりゃあええけどね。一国だったらつくりますけどね、これ。一国だったら。でもまあ、名古屋市でどうですかね。やってやれんことはないで、一遍考えてみてもええですけどね、ええ。旅館の女将を助けると。ほんとに。大事ですわな。

(記者)

 先ほど、最初にお話しされたのとかぶっちゃうかもしれないんですけど、今おっしゃった、一気にぱっと拡まるおそれもあるというふうに認識されているかと思うんですけど、市民の方に対してこう、何かこう、わかりませんけど、過度にこう、反応することなく、何がいいかわかりませんけど、何か訴えたいじゃなくて、呼びかけたいことはありますか。

(市長)

 そりゃ、今みたいに、パンデミックとかいうんですけどね、あれ。ばーっと拡がるやつ。ああいうおそれもにゃあわけじゃあにゃあもんで。だで、NHKが言っとるように、20秒手を洗ってちょうということを言うよりしようがないわね。今んとこでは。

(記者)

 何かちょっと情報とか、最新の情報とかを得て判断してほしいと。

(市長)

 はいはい。テレビはすげえもんだで、よう見とってもらうということでしょうか。新聞もと言っとかんと感じ悪いけど。まああれが、今の誤解がわかったで。あのう、空港でオッケーになっても潜伏期間の可能性があるんで、気をつけないかんよといって。それは、日本人で中国行って戻ってきた人からすれば、あそこでオッケーだったんじゃないのかというわけではないということだね。ほんだけど、その時点で病院行ってわかるんかね、これ。やっぱり発熱して、その症状が出てこんとわからんかね。

(健康福祉局医監)

 そうですね。まあ、その以前でも少しわかる場合もあるそうですけど、基本的にはやっぱり、発熱ぐらいからじゃないと検査でわからないと。

(市長)

 うん、なるほど。そういうことらしいで。はい。

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