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令和元年12月27日 市長年末記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2020年2月6日

ページID:124218

報告事項

  • 東京2020オリンピック聖火リレーボランティアの募集について
  • 1年の振り返り

会見動画

報告内容

◎「東京2020オリンピック聖火リレーボランティアの募集」について

(記者)
 今年の最後の定例記者会見ということで、よろしくお願いします。
(市長)
 ええ。どうぞ。ありがとうございます。ちょっとメンバーが違うと言っていたけど、石垣部会で。
(記者)
 ああ、はい。なるほど。何か今日は少ないみたいですけど。

(市長)
 はい。それでは、おはようございます。今年最後の記者会見となります。市政記者クラブの皆様方には、今年も本市の施策を市民の皆様に報道していただき、大変感謝しております。ありがとうございましたというふうに書いてあります。
 本日は、最初に1点、「東京2020オリンピック聖火リレーボランティアの募集」について、報告させていただきます。
 パネルを持った職員が入ってまいりますということで。これは、走る人じゃないわね。
(当局)
 はい、ボランティアです。
(市長)
 ボランティアで協力する方と。来年はいよいよ東京2020オリンピック・パラリンピック、オリパラの開催年となり、日本全国でスポーツが注目される年となります。東京2020オリンピック聖火リレーは、3月26日に福島県を出発し、全国で6番目に愛知県に到着。4月6日、月曜日に名古屋市において聖火リレーが実施されることとなっております。あわせて、聖火リレーの公式行事でもあるセレブレーションも、名古屋城・二の丸広場で開催いたします。本市は政令指定都市で最初に開催する聖火リレーとなっており、多くの観客が訪れる聖火リレーとなることは間違いないと考えております。
 そこで本市では、聖火リレーを安全に実施するため、聖火リレー実施時の誘導・案内・準備の協力をお願いするボランティアを募集いたします。ボランティアの募集人員は300名程度、募集期間は来年1月6日月曜日から1月20日月曜日まででございます。
 多くの市民の皆さんにオリンピックボランティアとして活動していただき、名古屋から東京2020オリンピック、オリパラを盛り上げていただきたいと思います。たくさんのご応募をお待ちしております。職員から説明いたします。どうぞ。
(当局)
 はい。先ほどの市長からの説明に追加でご説明させていただきます。まず、主な応募条件についてご紹介させていただきます。応募条件は、名古屋市内に在住・在勤・在学の方及びこちらが主催する研修会にご参加いただけることが条件となっております。
 続きまして、応募方法につきましては、パソコン、スマートフォンからインターネットの専用の登録フォームにアクセスしていただいてご登録いただくほか、郵送で応募を受け付けいたします。
 なお、募集要項につきましては、区役所の情報コーナーや各区のスポーツセンターで配布をしております。また、本市の公式ウェブサイトにも掲載しておりますので、ご確認いただけますと幸いです。
 最後に、ラグビーワールドカップでも盛り上がりましたので、それにあやかりまして、「ワンチーム」で、ぜひ名古屋から聖火リレーを盛り上げていきたいと思っております。多くの市民の皆様からのご応募をお待ちしております。
 説明は以上です。
(市長)
 はい。そういうことでございますので、ぜひ。
 これは城の、これは今のコンクリートの城で、木造のではないで。これ、一番の上の展望台の窓の数が違う。
(当局)
 あっ、そうですか。
(市長)
 はい。コンクリートは8個、本物は6個です。たまにこういうときは、本物を使うと格好いいに。
(当局)
 ありがとうございます。
(市長)
 ということで。はい。

◎今年を振り返って

(市長)
 それから何か、今年の振り返りをちょっとしてくれということでございましたけど、先ほど幹部会でも言いましたけど、まず1つは、名古屋の皆さんからすると、なかなか良いことはようわからんのですけど、この間、50項目ぐらいにわたりまして、8大都市、札幌、仙台、東京はちょっと外しまして、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡とで偏差値をつけまして、生活と経済ということです。これ実は、あのう文化、観光が入っておりませんので、これは若干みそだけども、これね。経済と生活でつけましたら、かしこくも、めでたくも名古屋が日本一となったと。で、経済部門は若干大阪が、ちょこっと上でした、実は。だけど、生活面が名古屋が圧倒的にええということで、8大都市、日本一住みええというのか、ええまちとなりましたんで。これは、役人もたまにはいいことをするなというか、もともとその納税者の皆さんが頑張ってくれたことによりますけどね。減税を毎年100億、10年で1,000億、これ。繰り返さないかんけど、日本中で名古屋だけですよ、住民税を減税しているのは、これ。10年間、わし、市長をやってから1,000億円減税されました。現金。1,000億、現金、手数料なし、これは。ああいうもののかえる仕組みじゃないですから。あなたの減税額はこれだけですよ、ぱっとコンピューター上でやるだけですから。その分、可処分所得を増やしたということです。それによりまして、1,000億増収になっております、名古屋は。
 税金の、税収言うと感じ悪いけど、それはそれだけ経済が伸びたということ。総所得が伸びたということで。福岡だけちょっと多いんだけど。あとは5大都市、名古屋、ナンバーワンです。ということでございまして、ええまちになったということでございまして。誰も褒めてくれんけど、こういうところで言っていかなどうしようもならんと。そのかわり日本一給料の安い市長がおるということでございます。
 それでと、次は防災。防災は、この間、国土交通省の某専門、しかるべき人が言っていましたけど、19号台風がもしこちらへ来とったら、庄内川はあふれた(可能性がある)言ってましたね。堤防が切れたという言い方じゃないですけど、あふれた(可能性がある)と水が。これは、えりゃあこったがやということでございますので、先日、議会でも指摘もありましたし、国土交通省へ行ってまいりまして、はっきり言ってきましたよ。1,000億規模でちゃんと投資しましょうといって、これは。で、名古屋もしかるべき起債という、できれば起債という格好で負担させていただきますわ。そこまで言ってきました。まあこれきちっとやらないかん。
 それと一緒に、中川運河の水位を下げるというのも非常に実は効果がありますので、そういうことで、しっかり投資をしていきたいということでございます。
 これらは効果があるに決まっとるんですわ。できれば地元主体の建築関係の人にやってもらってですね、そのまま、まともに経済効果がありますし、それより何より、港区、中川区、中村区、西区、北区も一部ありますけど、庄内川沿いだと。その辺の人たちが、これで洪水がなくなるということになると、どえりゃあありがたいと思われると思いますよ。とかく、名古屋の南西部は公共投資が少ないと言われとりますんで、ここのところはしっかりやっていこうと。名古屋が日本で税金上納率日本一ということでございますで、日本中を支えとるところでございますので、やっていきます。
 それから、産業はそういうことで大いに日本一の、世界一の産業地域だと思いますけど、この地位を落とさんように、産業の皆さんが相変わらず世界のトップランナーを続けれるように。それが、当然のことながら産業が所得になりまして、所得が従業員に給料ということで分配されて、その分配されたお金が消費ということですから、これは三面等価の原則と言いますけど、経済の当たり前の論理ですけど、その一番初めの実はサイクルにあるのは、産業は、粗利益を創出するということでございますので、全力投球していくということでございます。
 だけど、その産業も重要なんだけど、文化面がやっぱり名古屋は最大の課題でですね。7,000万、リニア新幹線が、7,000万交流都市になるんですけど、やっぱり道路ばかり、残念ながら、悲しいけど作っとったと、名古屋のまちはね。これは、いわゆる大軍需都市と言うとあんまりあれですけど、零戦なんかつくっとったからものすごい空襲だったわけです、名古屋は。完全に破壊されて、わしは外人にいつも言うと、外人、何が一番喜ぶかいうと、Nagoya is the city of dreamsと。or Nagoya is the city of fresh start.city of dreams、夢のまちだと。city of fresh startということは、もう1回頑張れるまちだということですけど。なんでdreamsか言うと、やっぱり太平洋戦争で完全に破壊された、この名古屋のまちがですね、今や税金上納率日本一と、圧倒的に、言うように、日本中を支えさせていただいとるまちになったと。これは先輩諸氏の産業界のどえらい力のおかげです。
 もう役人がすぐ偉そうなこと言いますけど。財政危機だなんていうの、これは大うそですし、財政だけ単独で考えるということは間違いです、そもそも。全体の経済の中から一定の率を税金という格好で強制的にいただく権利を、それは強制力もあります、持っとるのが、役所でありまして、この財政危機だいう言葉で日本は何度ひどい目に遭ったか。第二次大戦の前はそうです、結局。税収が悪くなると財政危機って増税するわけです。そんなことやったらむちゃくちゃになってまうに決まっとるじゃないですか。だから、常にやっぱりその、役所というのは総務部であって、威張っとってはいけないのです、これは。一番大事なのは、会社で言うと営業本部です。営業本部、営業部長はね、みんな肝臓と戦いながら夜まで酒飲んでね、お客さんに接待して、それでちっとでもええものを安くつくるんです。そういう力があって、そこから、それが源泉になって税金が出てくるということだからね。こんな当たり前のことを忘れたらいかんということでございますが。
 文化面は名古屋はとにかく、今日は今、石垣部会をやっていただいておりますけど、連絡があると思いますが、目的、目指すところにおいては、石垣部会と名古屋市のところは完全に一致したということで、大きな一歩が進んでいくと思います。世界の宝ができるに、これ、名古屋に。ほんとに。頼んますよ。
 あんまり言うと感じ悪いけど、タウンミーティングで言いましたけど、隠しとっていかんけど、名古屋タイムズの記事がありますわ。それは昭和32年のころかな、名古屋城をつくっているときに、そのときには市長は小林橘川さん。中日新聞の副社長ですけどね、かつて。それから、それから、あれが、相手が桑原幹根さん、愛知県知事。で、ここで、小林橘川さんは、金がなかったからというようなのがずっとあるんですけど、名古屋のお城はアクセサリーだと。それにどういう価値があるというもんではないけど、入場料ぐらいは稼げるでしょうと。そういう発言をされとりますんで。まあ、しようがないんだわ、そういう時代だった。焼け野原になっちゃって。だけど、今度はその中で、いよいよ世界の夢を実現していくと。これ。木造復元。
 この間、ウズベキスタン行って、あそこのタシケント、サマルカンド、もう一個あった、ヒヴァ。一遍皆さんも行きゃあすといいですよ、ヒヴァというの。20ヘクタールにわたって昔の建造物、そのままお城の格好で残っとるんですよ、町がずうっと。それで、中に住んでいますよ、みんな。これが。いわゆる、この、「月の沙漠を はるばると 旅のラクダがゆきました」と、あれですわ。平山郁夫さんの。あれへ行くとね、「それは、名古屋城も木造でつくらないかんがや」と、なると思いますよ、普通の神経だったら。やっぱり本物を残すと。で、ずうっと引き継いでくという、やっぱりこれ任務ですよ、社会的任務。を、果たしていこうではないですかと。千年後の子どもさんが喜ぶよということでございます。
 それから、名古屋城については、今日は言わなんだか、言わなんだな、そのお城の天守の木造だけ捉えるんじゃなくて、やっぱりこの名古屋の文化のアイデンティティー、ストーリーですね、ストーリーでいきますと、日本はまず京都です。日本は何かいったら、やっぱりほんとは京都です。京都は何かと。これは紫式部の、いわゆる貴族文化です。これ平安朝。1,000年ぐらい前ですけど。京都、貴族。それから、大阪はやっぱり近松門左衛門ですね。浄瑠璃でしょう。やっぱり経済というか町民文化だわね。東京は政治と、政治。江戸から明治にかけて。じゃあ名古屋は何だというと、産業がありますけど、トヨタ自動車をはじめとするどれだけにゃあ、まあ今や、言ってみれば、世界中を支えてとる、経済地帯だけど、やっぱりこれは侍と、名古屋は。真面目な本物を愛する侍が、名古屋で、頼朝もありますけど、その前だとヤマトタケルになりますけど、信長、秀吉、家康とね、出てきて、中世の混沌とした時代を、現代までいきませんけど、近世的な一応の仕組みを整えていったと。
 特に秀吉さんなんかね、日本の地方分権は秀吉がつくったんですよ。一番のチャンピオンは加藤清正ですわ。それから、博多の黒田とか池田さん、物すごいようけおりますけど、みんな秀吉の仲間ばかりですよ、大体。それまでは年貢なんていうのは、何石いいますけど、わけわからんの、こんな、何石いって。だけど秀吉は、検地をやりまして、きちっと測量して、ここで何石という、近代国家への大きな道を開いていったということですね。
 それから、まあ家康さんが、いよいよ日本でも150年も続いてきたどえらけない血で血を争う大殺戮の応仁の乱からの戦国時代を、いよいよストップをかけてくと。元和偃武と。そのシンボルが名古屋城の金のシャチホコと。これは安田文吉さんがですね、金のシャチホコというのは、一般的に言うと、大阪のほうに、これは威嚇だと。まだ豊臣がおりましたんでと言われておりますけど、いや、それは違うと。もうやめよみゃあと、殺し合いは。で、あとは、やっぱり経済で栄える日本をつくろうということで、あの金のシャチホコになったんだというのは、安田文吉さんの、僕はこれ支持していますけどね、なかなかええご意見でございまして、名古屋城は平和のシンボルと。それが空襲で燃えちゃったで、今度は1,000年間、空襲のないように。戦争のないように、平和のシンボルとして、みんなで大事にしてこまいかということでございます。
 それから、子どもさんの人生を歩んでいただくということでは、ものすごく名古屋は熱を入れとりますんで。文部科学省に聞いていただきますと、名古屋はフロントランナーだいってはっきり言いますわ。これは一昨日か、岐阜の子どもさんが亡くなっちゃった件でマスコミが大きく取り上げてますけど、いじめの問題で。何であのときにみんな書かんの。やっぱり常勤の専門職が要るんじゃないかいって、子どもさんの悩みを聞く。英語の先生がおるように。数学の先生がおるように。ちゃんと専門職を養成せないかんですよ、そのかわり。アメリカはちゃんと養成してますから。要るんじゃないかといってどこも書かないけど、何でですか、これ。もっと気いつけるべきだ、ばっか書いてあるけど。そんなこと何十年書いとるの、ほんとに。まあ、情けにゃーわ、これねえ。
 それにまあ、解決策というか、一発ではなくなりませんよ、全てではありませんよ、それは。だけど、名古屋だけ常勤の専門職のスクールカウンセラーを持っていると。今、150人ぐらいになりまして、また今、応募がものすごく増えとりますけども、大体5年前からすると1万5,000人を超えた子どもさんをみんなで励ましてきたと。それでも亡くなっちゃうでいかん。これねえ、1人も子どもを死なせない名古屋と言っていますけど、それでも亡くなります、残念ながら。だけど、それをさらに進めて、まあ今はあれですね、学校の、聞くだけじゃなくて、これまたアメリカ、アメリカのええとこは吸収せないかんじゃないですか。職業的に、どういうか、この間、アメリカのベニススクールというロサンゼルスの高校ですけど、向こうへ行きますと、大変わかりやすい言い方すると、数学の授業のように、人生の授業みたいなのがあるんです。専門家による、常勤、非常勤もいると言っていましたけど、これが。何やっとるかいったら、15項目に分類してあってね、農業とか公務員とか、レストランのおやじとか、ずっと15項目。それをさらに5項目ぐらいだから60項目ぐらいに。将来何になるんだというのを、子どもさんがみずから、途中で変えれると言っていましたけど、そういう向こうは授業があるんですわ、ちゃんと。これ。数学の授業のように。びっくりこきましたですよ、これは。というと、文部科学省関係は、いやいや、日本でもキャリア教育のという、この間、読みましたけど、一番最後に、括弧してわざわざ非常勤と書いてあるでいかん。わざわざ。ほれはいかんと、それは。だめですわ、それでは。じゃあ、よう言っていますけど、英語はしゃべれんでも人生生きれるでしょう。何で子どもさんたちに、体が不自由だけど、こういうふうに人生生きるチャンス、職業的なチャンスあるよと。それから、親がむっちゃくっちゃで暴力も振るったりするけど、こういうチャンスがあるよとか、それから、発達障害があって成績がいかんと。まあ特別支援がおったりするけども、こういう人生、職業的なチャンスがあるよと。アスペルガーがあるけども、こういうチャンスがあるよと。また反対に、あなたは経済的に恵まれんだけで、どうもめっちゃくちゃ頭良さそうだぞといって。そいで、スタンフォードか何か知りませんけど、ノーベル賞とれるかわからんぞと。そういうことをやる人は何でいないの。考えてみたら。学校の中に、常勤で。ほんとに。まあそれを、来年度から大々的に進めていきますから。
 そうなるためには、あれが要る。タブレットを1人1台っていうの。これやっぱり非常に重要ですね。教育のやり方自体も、先生が黒板の前に立って、それでこれをちゃんとやれと。ほいで、中間テストがあって内申点つけるというの、まああかんて、あれは。
 だで、みんなで目標立てて、俺たち織田信長勉強したいと。ああ、そうかいって。じゃあ、織田信長は中世から近世の曙いって書いてあるけど、見にいくと、近世って何だったんだということを、自分らで考えていくと。何人か一緒になって。そういうのに今はもう、まあ、イエナ、ドイツ、オランダ、ほれから、イギリスも行ったやつがそういうふうだった言っていたな、留学生。それから、アメリカはPBLといいますけど、今。そういうふうに大きく変わっていますね。そういうのに。まあ、実際的に公教育でこんだけやっとるのは日本中で名古屋だけです。スクールカウンセラーの専業化っていうのは大変重要なんだけど、悩んだときに相談相手をつくるというのは。だけど、やっぱね、将来どうやって生きていくのかと。僕は何がええんだろうないって、人生何か好きなんだろうなということを、そこを応援しながら。あの、寄り添ういうのはね、よく聞きますけど、いかんと言っとるの。寄り添うというのは、天皇陛下が寄り添うと言われましたけど、天皇陛下は、それは寄り添っていただくというのは大変ありがたいですけど、こういう行政なんかは、やっぱり応援せないかん、ちゃんと具体的に。だから、そういうのをやってますんで、ぜひひとつ、新聞記事書くときには、この間、岐阜もそうでしたし、日本中、いじめの不幸が絶えませんけど、そういう視点でちょっと見てみやあ、これ。一番単純に言うと、常勤職がおらんくてやれるのといって、そういう子どもさんの悩みを。
 私がアメリカに詳しい人に聞きましたら、「河村さん、悪いけど子どもが死のうと思っとるときなんかはわからんのだ、普通では」と。よほど専門の人間でないと。それも週に1回行くようなスクールカウンセラーさんでは、まあ、みんな努力しとるけど、ワーキンプアに近いと言われておりまして、ひどいもんですわ。学校は教師だけの占有物になってまって。だでまあ、それではいかんということで、これあのう、文部科学省の言っとる「チーム学校」と同じ考え方なの。だけど、日本中で名古屋しかないんです、これは。常勤の専門職。さらにそれを進めていこうということにしていると。そういうこと。
 それから、ちょうど、トリエンナーレにつきましては昨日ありましたし、これは、極めて僕は重要な問題だと。社会的な大モラルハザードが日本の国に中で行われておる。こんなことを、よう考えたら俺、昨日も大分冷静にいろいろ、ちょっと酒は飲んどりましたけど、風呂へ入ってからよう考えました。こんなばかなことをですね、こんな公共事業でですよ、名古屋市、愛知県主催で。たまたまわしの写真も燃やされましたで言うけども。人の写真を気に入らんなら燃やしてええということでしょう、これ。それを認めたんでしょう、愛知県が。大村知事が。認めとらんと言っていましたけど。昨日言わないかなんだ。再開のときは完全に認めてますから。少なくとも再開のときは、天皇陛下の肖像画は、いわゆるパート2ですよ。バーナーで燃やされて足で踏んづけられてとるのを知ってますからね。俺、電話までしたんだもん。それから何、慰安婦像の本物。実物大。それから、日本の戦争で死んだ人を間抜けな日本人の墓ですか。でしょう。だでね、こんなのを認められて、よう子どもさんにいじめはいかんいって言えますね、これ。ほんとに。私はこうやって800万円もらいながらも、ろくでもにゃあ市長やっとりますけども。ろくでもにゃあ市長言うと名古屋市がいかんようになる、ろくでもにゃあ人間だけど市長やらさせていただいておりますけど。これハラスメントと間違いないですよ、これ。人の写真燃やすといかんでしょう、今、記者の皆さん。燃やしていいですか、それぞれ。燃やしたれと言って、気に入らんで言って。それも公然と示したれと言って。いかんでしょう、やっぱりそれは。いかんと思いますよ、わし、これ。ねえ。学校でやってもええですか、ほいじゃあ。芸能、芸能じゃない、芸術と言やいいの、これ芸術だと言って。すると表現の自由になっちゃうの、これ。それをまた税金でやっていくと、主催してやっていくということを認める社会をつくっちゃったがね、これで。ほんとに。

 マスコミも、あんまり言うとキャップがおるで感じ悪いけど、あんまり言うな言われとるけど、中日新聞も朝日新聞も。中日新聞は、そういう河村さんの発言は社会の自由に対する脅迫だと。社説。それから、朝日新聞は、きしめんのように薄っぺらい男と。きしめんについては、まあしようがないもんだから、ツイッターできしめんのうまいところを紹介してですね、「朝日新聞記者殿、食べにいりゃあ」と言って書いといたけどね、昨日ですね。ほんとにまあ、わやだでかんわ。
 それから、NHKはいわゆる天皇の肖像画を燃やしたりとか、それが隠されとったという点について、報道しない。全然しないかどうか知りませんけれど、ほとんどしません。いかんのです、普通の人間でも写真をバーナーで、バーナーじゃない、あれはバーナーじゃないけど、燃やすいうことは。
 ましてや、やっぱり陛下の肖像写真をバーナーで燃やして足で踏んづけるいうのは、いかんことですよ、それは。その動画を。それも、隠して出すと。だから昨日、隠しとらん、隠しとらんと言ってましたけどね、ちょっとこれ精査しよまいと。昨日のやつ、何であれテープとっていかなんだ、誰かとっとるやろ、秘密に。知らんけど。あのときに名古屋市から、慰安婦像について指摘はなかったというようなこと言ったんじゃないか、あれ知事、7月22日の時点で。7月22日に初めて、まあぜひ、(担当)室長は今日はおらんか、おらん。に聞いてもらやあ、その下の(担当)係長に聞いてもらえばいいですけど、名古屋市からすると、3月に記者クラブに不自由展が出るいうの示されてパンフレットでわかったと。で、そこに反天皇制とか書いてあるもんで、ええかと思って、毎月のように、名古屋市は愛知県に、「どういうのを出されるんですか」って聞いてとったと。
 で、ずっとなくて、7月22日、ようやく出てきたと。だで、これは大丈夫かと。あっ、それは今日配らないかなんだ、今度配りますわ。その辺のきちっと、何月何日何時、どういう会話があったというの全部。あそこまで言われた以上、配らなかん。いうことで、「大丈夫か」と言ったら、「知事がええと言っとるから」ということで。で、まあ1回確認したら、そこにまあ書いてありますけど、愛知県から、「知事としては、金は出すけど口は出さん」と。「あんたたち、やめるなんて言っとらんだろうなということを言われました」と、県の担当者が。ということです。
 やめるなんて言ってないだろうなということは、やれということであって、それは。そうでしょう。「ほんなん言っとらん」言って。まあすぐああいうふうだでいかんのよ。てにをはが違うことを言うのかどうか知りませんよ。それはまだQ&Aがあって、「全部知事の了解と思ってくれ」言って県の人が言っています。だであのときに大村氏が言った、名古屋市からは、ちょっとこれ違うかわからんでね、録音もないでわからんだわ、名古屋市からはそういう質問を受けてないようなことを、僕はちょっと聞いとってぱっと耳に入ったんだけどね。だけど、まあ違うといかんで言わなんだけど。そんなことありません。認めたの、ちゃんと。認めたんではないと言っとったけど。少なくとも、「やるなとは言わんだろうな」と言ったことは確かでしょう。もし、うそか何だ言ったら、こちらもやっぱり非常に、10億円にわたる、名古屋でいうと2億か。税金の使い道にかかわることだもんで、これは。やっぱり明らかにせなあかん、この問題は。いうことで、そのときに、それじゃあ、言っとらんとか何とかと、としてもだよ、再開のときは全部認めたの、昨日言わないかなんだけど。あんた、そう言っとるけど、再開のとき、全部知って、天皇の肖像画をバーナーで燃やす、全部知って、認めたじゃないの、そこで言って。でしょう。表現の自由か何か知らんけど。認めましたがな。
 恐ろしい時代になりましたわ。ほんとに。だから、ジャーナリズムもちゃんとこれ。わしが思うのはね、やっぱりリアリズムに立たないといかんちゅうことですわ。だまされとったから、マスコミもだまされとったんです、俺の感覚で言うと。中日も朝日も知らんかったんだと思いますよ。知っとったなら知っとったって言ってくださいよ。この、特に天皇の、あの陛下の、バーナーで燃やされて足で踏むやつ。知らんかったと。なら堂々と知りませんでしたと書きゃいいじゃないの、それは。リアリズムに立脚して。知らなかったと。で、そこからは分かれますわね、何が悪いんだとそれは、と言うのはね。それは表現の自由だと書くのか。やっぱそれはまずいでしょうと、特にだました場合は。だましたと、あれは。と思いますけど、私。
 で、昨日も注目する中で、津田さんが言っとったけど、6月何日かに六本木の何かしらんで不自由展の説明会みたいなものをやろうと思って、そこには、例の天皇の、陛下のPart2は入っとったという言い方しとったけどな、あれ。もう一回確認せないかんけど。だけど、当局からか何か言われて、結局できなかったと言っていたわね。あと、マイクとれんもんで。ほんだったらやめないかんじゃないかね言って。ほんじゃあ、何で7月22日のときに違うやつ出すんだと。それわかってたじゃないかと、そこで出そうとしたら。そうでしょう。
 ほんだで、違う、うそ、うそ言うと怒るか。事実と違っとった、そんなもの、いろいろな局面で自分も言っとるがな、いろいろ。「天皇が燃えとるのか」言って、「これで盛り上がります」いうようなことを。こうなってくると、名古屋市のいろんなの事業の審査ってできませんね、もう。悪いけど。ジャーリズムの皆さん、はっきり言ってちょうよ。芸術といったものは審査するなと言って。いうことですよ。チェックをするなと。東京オリンピックも言ったらどうですか。東京オリンピック、いろんなことこれからやられると思うけど、芸術と名乗れば全部フリーパスだと。で、違うものを申請しておいてもええと。例えば、慰安婦像を出したらどうですか。東京オリンピックの会場の前に、これ隠しといて。ほれから、天皇陛下の肖像画を燃やす動画を連続掲示したらどうですか、動画で。日本人で軍人で死んだ人は間抜けな日本人だというのをですね、隠して出したらどうですか。となりますよ。
 それは、中垣さん、間抜けな、idiot JAPONICAつくった人、あれで、内容はわしもよう、さすがに賛同できんけど、堂々と正論言っとるがね、abemaTVで。「出してくれ言われたで、わしは、出すんだったら名前と内容とちゃんと言って出すべきだと言ったら、慰安婦像が出とるで問題になるで隠して出そうと言われた」と。「そんなばかなことあるか」言って。「俺も芸術家だ」と言って。「ほんで津田氏に電話したら、津田氏は、後で必ず出すと言われた」と。「で、こんなふうになっちゃった」というのは、彼、ちゃんと言っていますよ、それ。何でそれ書かんの、あんたたち。うそを言ってもええという、言ってちょうだいよ、そんなら芸術は。芸術は。そうでしょう。何でうそ言ったか、だから明らかじゃないですか。で、そのときに本当に陛下のやつ燃やすの出したらね。「ちょっと待ってちょう」と。「これ、公共事業だで、これ」と言ってわしは言ったと思いますけど。ほんで、「作家とみんな来てもらおう」と。「これ、どうだ」と。「税金使って、主催としてやってええのか」と、わしは言ったと思いますよ。昨日神田さん(愛知芸術文化センター総長)も言っとったがや、ちゃんと議論すべきだったと言って。神田さんも。
 で、何か大村氏が、初めに予算決めたとおり粛々とやっとったんだ言うけど、そんなことは当たり前のことで、途中でこういうことが、普通はないですよ、普通はないです、こんなことは、今まで一遍もなかった。だから、こんな異常な事態がですね、慰安婦像は出すわ、陛下のを隠してまた出すわですね、あったときには、ちょっと待ってと。これをどうすべきかというのをみんなで議論せないかんのじゃないの。
 これだとトリエンナーレだけのことになるけど、もう気に入らんやつは燃やしてまえということを、中日新聞、朝日新聞、NHKも、あんまりやらないと。
(記者)
 いや、社説の趣旨はそうじゃないですよ、市長。少なくとも社説の趣旨はそれではない。
(市長)
 まあ、趣旨かどうか知らんけど、訂正せないかんでしょう、ほんなら。
(記者)
 いやいや、気に入らないものは燃やしていいとは社説には書いてない。
(市長)
 いや、そんなこと書いてあるわけないじゃないか。
(記者)
 いやいや、中日新聞って今おっしゃった。
(市長)
 いや、趣旨がそうです、もともとの。
(記者)
 いや、違います。そうは書いてないです。
(市長)
 いや、俺はそういうものはいかんと言ったんだけど。
(記者)
 いや、あの時点では、だってあれです。慰安婦像しかわかってないわけで。
(市長)
 ほんじゃあ、知らなかったと言って堂々と言ったらどうだ。
(記者)
 いや、それは知ってるか知らなかったは、あの社説では問題じゃないです。
(市長)
 いやいや、いかんでしょう、それは。
(記者)
 いや、いかんでしょうじゃないですよ。
(市長)
 いや、じゃあ知りませんでしたとはっきり書くべきでしょう。河村さんを名指しで。
(記者)
 いやいや、知りません、知らなかったかどうかってことを問題にした社説じゃないですよ、あれは。
(市長)
 いやいや、あの問題は、河村さんが市長でありながら、要するに、そういう政治をやっとる人間が、こういうことは適当でないと。

(記者)
 そう。それは慰安婦像に関して、展示を中止せよという発言についての社説です、それは。
(市長)
 それは慰安婦像だけじゃないです。
(記者)
 気に入らないものを燃やしていいという趣旨の社説ではないですよ、あれは。
(市長)
 いやいや、俺は慰安婦像だけじゃないですから、はっきり。
(記者)
 いや、今の市長の発言だと誤解を招きますよ。
(市長)
 いや、誤解なんか招かんです。
(記者)
 中日が、中日がと。
(市長)
 ほんじゃあ、ちゃんと返事してください、早う。社説、誰が書いたか知らんけど。天皇のこと、陛下の写真のこと知っとったのかと、書いたときに。俺は知って言っていますから。
(記者)
 いや、それは、あの社説では問題にしていませんよ。
(市長)
 いや、それはいかんでしょう。そのとき同じように出して、前提事項が違っとんだから。
(記者)
 いや、それは返事がなかったから、じゃあ写真を、天皇の写真を燃やした作品を認めたということにはなりませんよ。今、市長、そういうようなことをおっしゃった。
(市長)
 うん、まあ、そうとられてもしようがないですよ。だから返事していりゃあ、そんなら。知りませんでしたと言って、堂々と。陛下の写真を燃やすことは。
(記者)
 いや、違います。あの社説は、公権力者が芸術の内容について、要は、中止せよという発言についてはいけないんじゃないですかという内容ですよ。
(市長)
 社会の自由に対する脅迫だと。
(記者)
 うん、そうそうそう。
(市長)
 俺からすりゃ、なぜ社会の自由に対する。俺は、陛下の燃えとったことも知ってましたからね、そのときに。発言したときに。言ったときに。だで、あの抗議文に天皇陛下と先に書いてありますから。それと慰安婦像などと書いてあります。わしは知っとるんだ。だから、全体として僕は発言しとるんであって、陛下のも含めて、慰安婦像も含めて、それから、等と書いてあるには、大きいとこでは、その間抜けな日本人と言われるやつです。そういうことはちょっと待ってくれと。即刻停止するないし等、適正な処置をとられたいということで大村氏に電話かけて。
(記者)
 だから、そういうことに対する中日新聞の意見が出たのが社説じゃないですか。河村さんは河村さんで、今、自分のご意見を自由に、こういうメディアの前で言われてるんですから、それは同じじゃないですか。
(市長)
 そんなことないですよ。河村さんは、社会の自由に対する脅迫だと、脅迫犯のように。
(記者)
 いや、それはだから、中日新聞の社説の意見です、それは。
(市長)
 脅迫犯と言うんだったら、その前提として、わしは説明責任を求めとるんですよ。あなたは陛下の写真が燃えているのを知って脅迫だと言ったのかといって。
(記者)
 慰安婦像が出た時点での中止要請に対する中日新聞の意見であって、明治天皇の肖像画を燃やすことに対する意見ではないです。
(市長)
 それじゃあ知らなかったと書けばいいじゃないですか。
(記者)
 何でそれ書く必要があるんですか。
(市長)
 当たり前でしょう。私を名指しで脅迫犯のように書く以上は、私は天皇陛下のことも知っとって書いているんだから、全体の流れの中で。
(記者)
 いや、そこを別に、社説はそこを問題にしてないわけですから。
(市長)
 いやいや、問題にしてないって。
(記者)
 いや、そこを後から広げて、天皇の肖像画を燃やすのを認めているとか、そういう話じゃないですよ。
(市長)
 いや、そうなっちゃいますよ。
(記者)
 今、そういうような内容のことを。
(市長)
 いや、そうなっちゃうじゃないの。人を批判するときには、その相手方がどういう理解に立っとるのかということをちゃんと考えてやってくれないかん。だで、あなたは批判してもええですよ、河村さんを。ほんだけど、陛下のを燃やすあれがあった、それもあり、そちらのほうが先に書いてある。ただ、目につくのは慰安婦像のほうが目につくもんでぱっと見える。で、言っとるだけです。それについて脅迫犯のように言うんだったら、そのことは。
(記者)
 いや、でも、市長も最初のころ、慰安婦像のことしか言ってなかったですよ。
(市長)
 いや、そんなことないですよ。
(記者)
 いや、そんなことありますよ。日本人の心を踏みにじるとか。
(市長)
 そりゃ天皇も含まれていますから。
(記者)
 最初そういう話だったじゃないですか。その後、市長も、何かアーツカウンシルを導入するとかといって、要するに公権力者が芸術の内容については口出ししないという方向に行ったのなと思ったら、今度は天皇陛下の肖像画を燃やすのはいけないとかという話になって、で、その後、事実を伝えないのはいけないという話になって、だから、その辺、いまいちちょっと私もね、ずっとこの間見てきましたけど、どこを一番言わんとしているのか。
(市長)
 一体なんですよ。大きいところは、陛下の写真を燃やすのは私を燃やすのと同じようなことで、私よりはるかにやんごとなき方のを燃やすのはハラスメントであって、そもそも、そもそもの時点で、この表現の自由なんて当てはまらないと、これは。そもそも、まあ犯罪的行為に近いということです。
(記者)
 じゃあ、あのアーツカウンシルの発言は何だったんですか。
(市長)
 アーツカウンシルという考え方もありますよと。
(記者)
 いや、導入すると言ったじゃないですか。
(市長)
 いや、導入することと何で関係があるの。
(記者)
 それはどういう趣旨で賛同されたわけですか。アーツカウンシル。

(市長)

 いや、それはそれで名古屋は昔からやっとるし、やってもええと思いますよ、私は。やってもええけど。
(記者)
 ということは、河村さんだとか大村さんの立場の人が、芸術祭の内容については基本的にはタッチしないことになりますよ。アーツカウンシルを導入すれば。
(市長)
 いや、それアーツカウンシルの中身であって、わしが聞いてきたロサンゼルスのキュレーターなんかは、ほとんど館長とキュレーターが相談して決めるんだと、そう言っていました。アーツカウンシルは、そういうのはあるけれども。
(記者)
 じゃあ、アーツカウンシルはやめるってことですか。
(市長)
 やめはしませんよ。これはもっと勉強を深めないかん。
(記者)
 ちょっとまた、会見の時間が限られているので、またそれは別の。
(市長)
 ほんなら、まあ別に、じゃあ中日新聞、時間つくってちょう。俺、文句言いに行くで、ほんとに。
(記者)
 とりあえず、皆さんがほかの質問がなければ、また今のを続いて。
(市長)
 続いてでもええけど、中日新聞に要請しておくわ。ちゃんと社長と、昨日も社長来なんだ。NHKは報道局長が来とったで、ちゃんと。社長で来なんだです。ほんだで、一遍社長と、それから、デスク、編集局長、それから、社説書いた本人、名乗らへんけども。一遍、そのときわし確認していくわ。そのときの認識だけで書きましたと。そのときの認識だけで。しかし、私は全体として言っとるんだで、そのことについてちゃんと評価しなければ、あなたが脅迫犯だと言うことは、のようにとれる言い方をすることは、いかんのじゃないのと。だから、説明してくれればええですよいって。説明責任を果たしてくれれば。この記事には天皇陛下のことは入っておりませんと。なぜなら知りませんでしたと。そういってはっきり言わないかんですよ。それは、天皇陛下が入ってるということは、これはいわゆる侮辱になるか、ようわかりませんけど、少なくとも一般的に言うとハラスメントだよ。私もこれ、侮辱は成立すると思いますよ。だけど、本人、謝ってまったもんで。どういうこっちゃと、これ。ということですな。

質疑応答

◎今年の漢字について

(記者)
 この1年を振り返って、べたなんですけれども。今年1年をあらわす漢字というのがございましたら、理由と伺えますか。漢字1文字。
(市長)
 漢字、漢字1文字は「鳥」だがや。トリエンナーレの「トリ」だわ。
 本当に鳥だわ。鳥のように羽ばたく名古屋と。それとトリエンナーレというのは、実は、日本の社会に、とんでもないモラルハザードを起こしとるということですわ。それほど重要な話だっちゅうの。それにマスコミがちゃんと、リアリズムできちっと物を書けとるのかと、思いますよ。リアリズム。何が起こってどうなのかと。自分たちがどう思うかということは、また書いてもらってもそれはええだろうけど。リアリズムに欠けるところがあれへんかと。いうことですわ。鳥。
 鳥一番とか、鳥何とかって安いところありましたよ。うみゃあところがよう流行りかけたいうのは名古屋コーチンの鳥と。
(記者)
 名古屋コーチンの鳥とトリエンナーレって何か関係あるんでしょうか。
(市長)
 関係は、まあ、なんかようわからんけど。
(記者)
 そんな作品なかった、あったかな。
(市長)
 名古屋コーチンはうまいですよ、あれは、ほんとに。ちょっと高いけど、やっぱり、その何倍もの値打ちがあるでね。

◎あいちトリエンナーレ2019について

(記者)
 市長、トリエンナーレの今後の体制ですけど、昨日神田さん(愛知芸術文化センター総長)が、民間から実行委員長を呼んでくるのではなくて、首長が務めるのが、じゃないと責務を全うできないというような趣旨のことを言われましたけど、その辺はどう思うんですか。
(市長)
 その辺は悩ましいけど、まあ神田さんの言われた中で、やっぱり話し合いが欠如しとったことは事実じゃないかということは非常に的確だと思いますよ。
(記者)
 じゃあ、それを踏まえて、今後の体制はどういうふうに考えていますか。
(市長)
 今後の体制は、これからよう考えますけど、一番理想的にやるんだとすると、なかなか理想できませんけど、美術館の館長はやっぱりきちんとした責任者、経営者を置くべきだと。まず。それは公務員でもいいですけど、やっぱり経営者を置いて、そのかわり、資金の運用を、公的資金は、できりゃあ半分、半分以下。で、オランダのゴッホ美術館みたいに1割ぐらいまで下げると。あとは、寄附金やらいろいろなグッズの販売等による事業収入でやるという体制に、美術館長というものを実体的なものにすると、経営者として。にすると。責任を負うということです。今回の場合でも。に体制にすると。で、アーツカウンシルはアーツカウンシルで別につくりゃいい。それは全体的な名古屋市の予算をどうするかとか、館長はどういう人がええかとか、そういうのを考えるのはアーツカウンシルですよ。ようやくわかってきましたわ。大分勉強させていただいた。だけど、それはなかなかならん。
(記者)
 あと、前回、市の検証委員会が、第1回の会合をやりましたけど、あの検証委員会で、今後、市もトリエンナーレに引き続き参画するのかどうかということも、何か一応議題になるみたいですけど、今の段階ではどういう考えですか。
(市長)
 とにかく、先ほど言いましたように、名古屋の今度のまちづくりというか、名古屋のまちのために文化というのが大変重要だと。それで根本的には、これ、文化助成プログラムなんですよ。トリエンナーレというのは2つあって、文化に。この表現の自由といわれる時点は、普通、表現の自由といったら助成のところでないんです。何か誰かが表現等をしたときに、役所が来てやめろというやつを、これ、表現の自由になる。だけど、これは、いろいろな専門書にも書いてありますけど、何かの芸術行為を市が応援すると。助成プログラム。今回これそうですよ。の場合は、表現の自由というのは、原則かどうかわかりませんけど、適用はないと、そんなの。そのかわり、民主主義が適用になると。だで、市長が、選挙で言うなり、議会で議論するなり、マスコミがチェックして、それでどこか特定のプログラムを推してくということになるんで、そこをやっぱりはっきりさせないかん、まず。
 だけど、こんな形式ではいかんでしょう。危ないで。全部税金でやって、こんな、実際大村さんが全部自分で決めたんじゃないですか。何か表現の自由と言う人は、河村さんが権限濫用だ言っとるけど、何を言っとるかね。冗談じゃないぞ。大村さんが決めたんでにゃあ言っとるけど、再開のときには少なくとも全部知って決めていますがな。でしょう。そういう体制では、やっぱり非常に問題になりますよ。先ほど言ったように、文化助成プログラムの場合は、また名古屋で言うと、例えばやっとかめ文化祭、それから名古屋まつり、ああいうのも、芸術でにゃあと言っとった人もおるけど、冗談じゃないといって。伝統的な山車まつり。そういうのは、やっぱりしかるべき、民主主義のプロセスで今やっていますわね、予算決めて、いろいろ。そういうみんなの手でつくっていかないかん。は、大いにやるとええと思いますよ。
 だけど、まあ、今回みたいに。あれじゃないですか、昨日でよう言ったもんだ。人数がようけ来て、大成功だというような言い方を。来るに決まってるじゃないですか、こんなことやったら。こんな掟を破って。日本国民の大方がそんな気持ちないですよ、悪いけど。陛下の肖像画を燃やしてね、当たり前だ思っとる人はおらんですよ、税金で、ほとんど。こんなことをマスコミが表現の自由だとまた言ったりしてですね。ほんなのテレビでわーわーやってですよ、テレビを見とると、何か河村さん、悪者みたいに結構やっとるがね。そうでしょう。ほんなことやりゃ、観客来るに決まっとるがね。ほんで成功したと言って。まあ、ひっでぇなあと。モラルハザードで、わしは商売やってきたでね、うそを言っちゃだめですよ、やっぱり、ほんとに。うそ言うと、普通詐欺ですよ。これ詐欺罪と非常に近接してますよ、実は。
(記者)
 今回の負担金ですけど、前回の検証委員会で委員の意見が分かれるという結果でしたけど。
(市長)
 まあ、分かれるかどうかは知りませんけど。
(記者)
 検証委員会は最終的に払うべきだとか、べきでないかという結論を出すんですか。
(市長)
 聞いとりませんけど。ほんとに。
(記者)
 もし委員の意見が分かれたままだったらどうなるんですか。
(市長)
 そりゃまあ、名古屋市が責任持って判断するいうことになるでしょ。まあ、意見が出ても、最終的に決めるのは、行政庁たる名古屋市でしょ、これは。
(記者)
 そうすると、その意見というのはどういうふうな反映のされ方になるんですか。
(市長)
 どうですかねえ。ちょっとどうされるかわかりませんけど。しかし、このような取り組みに、市民の税金を、そんなこと思っとらん人の税金がものすごい行きますけど。多くの市民の心が踏みにじられますけど。公正に使ってちょうと、税金は。100人が100人でなくてもいいけど、大体みんなが納得するようにやってちょうと。いう気持ちが踏みにじられてもええんかね、税金っていうのは。
(記者)
 じゃあ、最終的には検証委員の答えが出たとしても、市が決めるということですね。どういう答えになろうが。
(市長)
 それはまあ、法理論的にというか、そういうもんでしょう。それは議会や何かにお諮りして。そのときにもまたジャーリズムのご批判も受けて、その責任持って決めるということでしょう。
 私が、ろくでもにゃあ男ですけど、地方自治法によると、市長が予算調製権、1人で持ってますので、市民の皆さんの膨大な税金について、納得がいくように使ってちょうよという、私、任務を与えられておりますので、これ。それは、自分の責任で決めにゃいかんよ。で、もし違っとったら、それは責任とらないといかん。だけど、僕の今の感覚では、これは、第三者委員会の皆さんが大いに議論してもらやええんだけど、これをしかしねえ言って。ほんとに、県民税も払っていますからね、名古屋市民は。これにほんとに出してええのかね、これ言って。で、納税者から言うと、使ってまってええのかと。あの展示に。あの展示に。思えせん、みんな。ほんとに。わしの感覚がおかしいのかね。ほんなもんに使ってまっていかんぜ。必要なプロセスをとりなさいと、ちゃんと。それとだましてやっちゃいかん言って。ほんとに。
 7月22日のときに、昨日いろいろ言っとったけど、7月22日のときに出したのが違っとったということは、もう紛れもない事実だでいかんわ。その前に六本木で示そうとしたからだましたわけでにゃあと言っとったけど。ほんで、それ中止になったんでしょう。何か津田さんの話だと。ほうしたらやめにゃいかんですよ、それは。22日のときに正直に書かないかん。こういうもんが出ようとしとりますけど、見せようとしましたけど、六本木で見せられませんでしたと言って書かなあかんでしょう、それ。

◎名古屋城木造天守閣復元事業について

(記者)
 市長、ちょっと話違うんですけど、今日、名古屋城の天守閣部会っていうのをやってるんですけど、あ、違う、石垣部会やってるんですけど、委員の先生方と、この前後で会う予定とか、そういうのは。
(市長)
 僕は今んとこにゃあですね。
(記者)
 そうですか。
(市長)
 はい。
(記者)
 前回、懇談を初めてしたという話でしたけど、そこで十分話をしたということで。
(市長)
 まあ、だいぶ話しましたわね。ほんとにないですよ。ほんとはお会いしたいと思っとるけど。まあ、忙しくてやっとれせんで。大体方向も完全に一致したと言っておられたし、調査も進んだで。今日、文化庁のほうから来てみえるでね。
(記者)
 調査官ですか。
(市長)
 ああ、調査官。どういう名前だったな、あの人。覚えとらんか。
 今日、文化庁が来ていますよ。お礼言っといたけど。だで、文化庁から、来ておられるもんで、今日はあれですけど、文化庁から、石垣部会とは仲良うやってちょうよと。まあ、もっとフォーマルな言い方だけど、言っといたけど、言われとるし、それとまあ、取り壊し、いわゆる解体だけじゃなくて、ぜひ一体として、木造復元と。申請出してくださいと言われとりますんでと言っときましたけど。その方針に従って進んでいきますんで、何分にもよろしくと。
 言ってきましたんで、そういう方向で進んでいくのが名古屋市民の願いだと僕は思いますけど。一刻も早う。

◎今年の漢字について

(記者)
 最後にすいません。さっき、今年の字は鳥っておっしゃっていましたよね。名古屋コーチンの鳥って「鶏」って書くんですけども、普通の簡単な鳥でいいですか。
(市長)
 鶏、名古屋コーチン。
(記者)
 名古屋コーチンとおっしゃっていたので。名古屋コーチンの鳥って、普通は「鶏」って書きますよね。でも、一応簡単な「鳥」でいいんですか。
(市長)
 まあ「鳥」でいいんでないか。
(記者)
 「鳥」でいいですか、わかりました。ちょっと確認したくて。それは確認しなきゃ。
(市長)
 まあ、庶民からしてようわかる。皆さんからしたらようわかる。

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