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令和元年12月9日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2020年1月28日

ページID:123448

報告事項

  • 名古屋市交通安全・生活安全年末キャンペーンの実施について
  • 「ロボカップジュニア・ジャパンオープン」の3年連続での名古屋開催決定について
  • 市長の海外出張(ウズベキスタン共和国)について
  • あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会について

会見動画

報告内容

◎名古屋市交通安全・生活安全年末キャンペーンの実施について

(市長)

 はい。それでは、12月9日(月曜日)始めたいと思いますと。

 おはようございますということで、初めに、交通安全・生活安全年末キャンペーン。このキャンペーンは、副題を「交通死亡事故抑止&政令指定都市ワースト1位罪種返上」といたしまして、地域の方にもご参加をいただき、交通死亡事故の抑止や住宅対象侵入盗をはじめとした犯罪被害の防止の呼びかけを行うものでございます。

 まず、交通事故における死者数ですが、名古屋市では、12月8日時点で31名の方がお亡くなりになられており、昨年に比べ18人減少しておりますが、年末の慌ただしい時期を迎え、交通事故が発生しやすくなります。横断しようとしている歩行者がいるときには、必ず横断歩道手前で停止してください。また、夕暮れ時には早めに自動車のライトを点灯してください。年末にかけては、お酒を飲む機会も増えることと思いますが、「飲酒運転をしない、させない」を徹底し、飲酒運転を根絶していきましょう。

 一方で、生活安全については、刑法犯の全体の認知件数は減少しており、昨年の自動車盗に続いて、住宅対象侵入盗の政令指定都市ワースト1位返上が目前となっております。これで、平成23年にワースト1位だった5つの罪種全てがワースト1位返上となります。私も12月17日(火曜日)の「交通安全・生活安全年末キャンペーン」に参加する予定でございます。また、当日は、中区の学区をはじめとした地域団体、愛知県警、愛知県、ご当地アイドル「OS☆U」の皆さんにもキャンペーンに参加していただきます。自ら先頭に立って、街頭で交通安全や防犯について呼びかけ、市民の皆様と一緒に、「安心・安全なまち なごや」を築いてまいりたいと存じます。

◎「ロボカップジュニア・ジャパンオープンの3年連続での名古屋開催決定」について

(市長)

 次に、「ロボカップジュニア・ジャパンオープンの3年連続での名古屋開催決定」について、お知らせします。

 ロボカップは、世界中の子どもや若手研究者が参加する、世界最大規模の自律移動ロボットによる競技大会ですと。名古屋市は、1997年に第1回の世界大会が開催されたロボカップ発祥の地であり、2017年には再び世界大会を開催した実績がございます。本市では、このような実績を活かし、次世代を担う産業人材を育成することを目的として、19歳以下の子どもたちが参加する「ロボカップジュニア・ジャパンオープン」の開催誘致を行ってきました。

 この度、主催団体である一般社団法人ロボカップジャニア・ジャパンにおいて、2021年から2023年の3年にわたる開催地として本市が決定され、12月7日に開催された「ロボカップジュニア東海ブロック大会2019」の開会式にて正式に発表いたしました。ロボカップジュニア・ジャパンオープンには、未来に向かって挑戦する子供たちが日本各地から集結し、自ら製作したロボットを手に、世界大会の出場をかけて競います。本市としては、この大会開催を通じて、未来のイノベーションを担う子どもたちを支援してまいります。

◎市長の海外出張について

(市長)

 次に、私の海外出張について、ご報告いたします。

 名古屋市とウズベキスタン共和国の首都タシケント市は、ホストタウン交流を契機として、観光・文化交流をテーマとした「パートナー都市協定」の締結を目指しています。パートナー都市協定の最終調整を行うとともに、現地での交流行事などに出席するため、12月11日(水曜日)から16日(月曜日)までの6日間、ウズベキスタン共和国へ出張いたします。

 主な予定としては、タシケント市役所への表敬訪問や、ウズベキスタン共和国オリンピック委員会との意見交換を行い、ホストタウンの交流を一層深めるとともに、タシケントをハブとした観光のデスティネーションとなっているヒヴァへの玄関口であるウルゲンチの市役所も訪問いたします。さらに、ウズベキスタン航空を訪問し、今後の新規路線の就航に向けたエアポートセールスを行ってまいります。また、行政最終日には、現地交流事業「Tashkent meets Nagoya」に参加いたします。今回の私の渡航を契機に、名古屋市とタシケント市の交流がより促進され、パートナー都市協定の締結に向けて努めてまいります。これは、名古屋大学からの提案、ご縁でございます。名古屋大学にこの留学生が来とるということで。

◎あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会について

(市長)

 次に、あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会について、お知らせいたします。

 本日、あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会を設置いたしました。本検証委員会において、本市のあいちトリエンナーレ2019への費用負担等を含む関与のあり方と、今後の公共事業としての芸術祭のあり方について方向性をお示しいただきます。第1回会議は、12月19日、木曜日、午後3時より。これ、申しわけないけど、立派な方がぎょうさんお見えになりますんで東京ということになりました。東京都千代田区の都市センターホテルで開催いたします。また、会議の様子はYouTubeによりライブで配信し、公開で行います。今後のスケジュールは、年度末までに今回を含め計3回の会議を開催し、検証結果を報告していただく予定です。また、明日10日(火曜日)に、日本外国特派員協会、いわゆる外国人記者クラブにおいて記者会見を行い、外国人記者に向け、今回の件について、私が行って説明してまいります。これは、何時からだった、おい。時間が書いてないぞ、これ。

(当局)

 2時からです。午後2時からです、明日の。ぜひ来たってちょうだい。ちゃんと説明せんと、公共事業であることやら、陛下のああいう、とんでもない、バーナーで燃やして足で踏んづけるというのが実は隠されとったということがわかってないと。何か表現の自由だと言って誤解しとる人が大変多くおみえになるし、それと、日本のマスコミが誠にいかんと。事実を書かないということをはっきり外国人の記者に言ってまいります、これは。ということでございますので、ぜひおいでください。メンバーについては、資料が添付してありますので。トリエンナーレのやつは。どこにありますか。今、この時点で言っときますけど。あれ、どこだ、おい。お手元に、行っとるでしょう。資料の一番後ろ。ないかね、メンバー。ある、あります。

 あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会委員名簿ということで、50音順でございますが、まず、浅野善治さんと。大東文化大学副学長で元衆議院調査局決算行政監視調査室首席調査員、名古屋市の法制アドバイザーをお願いしております。それから田中秀臣さん、上武大学ビジネス情報学部教授と。それから田中由紀子さん、日本財団DIVERSITY IN THE ARTS プログラムディレクター。それから中込秀樹さん、弁護士で、元名古屋高等裁判所長官と。それから、座長ですけど、山本庸幸さんですか。山本庸幸さん、元内閣法制局長官で、前の最高裁判所判事。の、皆さんでございます。大変立派な方がお引き受けいただきまして、内容のあるしっかりした議論がしていただけると期待しております。

質疑応答

◎市長の海外出張について

(記者)

 市長の海外出張について伺いたいのですけれども、これって、現地で本締結を結んでくるということでは。

(市長)

 あれはね、どこだった、サインするのは向こうでもサインするんだったかな。

(当局)

 いえ。観光委員会とのサインは予定してますが、タシケント市のものは、まだ。最終調整をしてくると。

(市長)

 観光委員会とのはやりますけど、タシケント市のものは最終調整で、その後、大統領が、名古屋にお見えになるんですわ。僕が帰ってきたらすぐ。そこでサインしようかという、今、セッティングになっとります。

(記者)

 そうすると、大統領が17から20日まで初来日されますけれど、その時のタイミングで、大統領立ち会いのもと、河村市長とタシケント市長で。

(市長)

 名古屋市とタシケント市の友好都市、アグリーメントですか、協定をサインすると。

(記者)

 そのときにサインする。

(市長)

 はい、はい。

(記者)

 タシケント市長はいらっしゃるんですか。

(当局)

 タシケント市長も大統領に同行される予定と伺っております。

(市長)

 タシケント市長も大統領に同行される予定ということになっております。立派な都市だし、いいじゃないですか、大変。名古屋大学の縁だしね。留学生、優秀な人がようけ来とるらしいですよ。中東の、雰囲気あるじゃないですか。シルクロードの町ですから。「月の砂漠をはるばると旅のラクダが行きました。」

◎IRの誘致について

(記者)

 次の質問してよろしいでしょうか。

(市長)

 はいはい。

(記者)

 IRについてなんですけれども。北海道がIRの誘致を見送りましたけれども、市長の所感、伺ってよろしいですか。

(市長)

 僕は何遍も言っておりますけど、これ、法律できる前はですね、日本は実はパチンコもあり、一方、宝くじもあり、公営ギャンブルもものすごいある。名古屋なんか、名古屋競輪やっとるじゃないですか。みんな名古屋競輪のお客さん、年金のね、あれですよ、ささやかなお金を、お母ちゃんに怒られながら言うと怒るけども、使ってですね、やっとるんで、まあまあと思っとったんですけど、法律ができてしまった以上はですね。投資先によりますけど、5,000億円から投資すると。全部入れると1兆円ぐらいまでの投資が行われるケースもあり得るということなんで、そんならそれは、非常にええし、僕はこのギャンブルというよりも、割と音楽は大好きだし、エンターテイメントが大好きだから、例えば、エルビス・プレスリーショーとかね、それから、最近だとマライア・キャリーだとか、プラシド・ドミンゴでもええですよ。そういうような世界的な、ラスベガスへ行かんと聴けんような、そういうコンサートを名古屋の近くで聴けるようになったら、こんな幸せなことないじゃないですか。そこに、何千万人という方がお見えになれば、当然名古屋の経済にも、ものすごくプラスになるし、経済だけでなくして、文化の発展になるということですわ、このコンサートで。だから私は賛成で、やらなかんと。名古屋近郊でやってちょう、という気持ちです。

(記者)

 北海道への感想というのは。

(市長)

 北海道は、自らなかなか難しいということを言っておられるんで、それはそれで、そちらの判断ですから、それをああじゃあ、こうじゃあ言う立場でもありませんので。名古屋は名古屋で、要するに、これは本当にありがたいことですけど、リニア新幹線の名古屋駅ができることで7,000万都市になるわけでしょう、交流圏でいうと。7,000万人ということになりますから、ちょっとすごいのをつくったら、世界中からどえらい人が来ますよ、ほんとに、これ。ラスベガスみたいなのと言うと、またいろいろマスコミですぐ批判したい人が言うかもわからんけども、そのエンターテイメントということで、文化的なものとすれば、それはすばらしいですよ。だで、すごい力だと思いますよ、名古屋でやると。それで、これも繰り返しますが、私も役人に相談しとったって、顔に「面倒くさいことはやりたない」って書いてあるもんだで。だから、私はそんなことよりも、実際やる人ね、オペレーターと言いますけど、まあ、会社はやめておくか、有名な会社がありますわ。世界中で、ラスベガスや、それから、トランプさんと北の将軍様が会った、あれはIRです、あそこ。ああいうとこやっとるとことかね、そういう人に直接聞いたの。5社だと思いますけれどね。そのときに、冒頭に、もう大阪が先行しとりますと、はっきり言って。だから、今から名古屋が手を挙げてどうですかと。だめならだめと言ってちょうだいと言って。それ、役人に聞いたんじゃないんだ、本当のリスクを取って投資する当人に聞いたんだ。そうしたら、「何を言っとるんですか、ミスターカワムラさん」と。「名古屋みたいな、こんな東京、大阪のど真ん中で、むちゃくちゃいいところですよ」と、これ。「ぜひ、やってくださいよ」と。「ただし、名古屋駅から二、三十分で行けるとこでやってもらうと大変ええですね」と。「私らも投資しようかという気になります」と、そういう意見なんです。だで、やらなかんですよ。

(記者)

 名古屋市は今、検討中ということなんですけれども、具体的な何か進捗状況というのは。

(市長)

 いや、だから、いろんな話を聞いとりまして、ベリーグッドで。名古屋市、隣接地域においても、話は聞いとります。私は前向きだと聞いております。それはやっぱり、現のその地域の方がちゃんと手を挙げないといかんわね。「わしがやる、うちやるで、ほんで名古屋、応援してちょう」言ったら、喜んで全力投球させていただくと。名古屋の文化力を上げるために、ものすごくプラスになると思うんですね。それによって産業がようけ来ますに。名古屋に会社つくろうかと。そんで、福祉がまたまた世界一の福祉の都市になると思いますよ、そうなってくると。

(記者)

 引き続き検討していくということですか。

(市長)

 いや、引き続き情熱を持って検討していくと。わかっとるきゃあ、おい。ほんとに。

(記者)

 ちょっと今の関連で、前向きだと聞いておりますというのは、具体的にどういう人が、どのような関心をという話なんでしょうか。

(市長)

 だから、それがまあ、なかなか今、言いにくい段階だもんだでいかんがね。まだあんまり言わんでちょういうことになっているものだから。皆さんの方が詳しいと思うけどよぉ。だで、割と西、名古屋から言えば、西のほうの人が、非常にいい雰囲気だし、私は前から言っとるけど、ナガシマリゾートってありますからね。あそこは、もう現在でも1,500万人ぐらい、お見えになっとるでしょう、これが。ナガシマリゾート。だもんで、ええところになると思いますよ。風光明媚だし、どえらいきれいですよ、行くと。木曽川が流れて、山があって。かつて織田信長があそこで長島一揆、撲滅しましたもんで、2万人ほどの方が亡くなったと言われていますので、それに対するおわびの念もあってですね、400年を超えて、大いに協力させていただこうかと。世界のクラシックもそうだけど、トップのコンサートが名古屋から2,30分の行ったとこで聴けるということは、ものすごくうれしいことですよ、これ。本当に。

(記者)

 いつもお聞きしている話なんですが。

(市長)

 いや、いや、いや。

(記者)

 さっきおっしゃっていた前向きだというのは、最近の現象なのか、また、例えば、県なのか。

(市長)

 最近もさらにいろいろな会合を持たれるとは聞いていますけど。

(記者)

 県がですか。

(市長)

 県ではなしに、とりあえず市のほうだと聞いていますね。まずね。一遍ちょっと聞いたってちょう。私が言うとまたいかんで、感じ悪いで。大体皆さんのほうがわかっていることだで、聞いたってちょうだい。ぜひ取材して。早うやってちょうと言っとるんだ、私も、本当に。

(記者)

 市長、関連で、協力させていただくという話もあったんですけど、具体的にはどういうことなんですか。

(市長)

 宣伝もありますけど、やっぱりそのオペレーターが言っとったように、2,30分ぐらいのところで、JR名古屋駅から速く行けるようにということは言われていますので、だから、そういう交通アクセスの問題や何かでね、近鉄もありますけど。あおなみ線からセントレアの話もありますけど、西へ行くいう手もありますよ、そりゃ。あっこから10分ぐらいで行けるでしょう、大抵。

(記者)

 2,30分だと想定される場所というのはどういう場所になるんですか。今の段階で。

(市長)

 だから、2,30分のとこだがね。そんなものは見りゃあわかるがね、大体わかる。ええことだと思いますよ、これは。それは、名古屋の立地条件の良さいうか、東京と大阪の真ん中にあるというのは、ものすごい力になりますわね、これ。

(記者)

 近々持たれる会合っていうのは、市長も出るようなものなんですか。

(市長)

 いやいや、わしは出えせん。

(記者)

 出ない。わかりました。

(市長)

 はい。やっぱり地元の人で、まずちょっと盛り上がってもらわないかん。

(記者)

 以前の会見で、名古屋市内でも候補地を探すというようなお話だったんですけれども、それはどうなっていますか。

(市長)

 だいぶ探しとりますけどね、なかなかねえ、国際展示場をやっとるもんで、金城ふ頭はね。だで、なかなかそれの大体予定を立てて、もう進んでますので、既に、計画が。それとの兼ね合いで、なかなかちょっと難しいとこもあると。全然できんわけじゃないですけど、難しいとこもあるということだもんで。

(記者)

 候補地としては、複数あるというお話だったんですけど、金城ふ頭が本命だと。

(市長)

 金城ふ頭が有力ですわね、名古屋の場合は。だけど、国際展示場でもう進んでいますので。こちらの計画も、なかなかええのができますよ、展示場、相当競争力のある。ほんだで、これで一発、東京ビッグサイトと競争しようかと思っとるんだで、名古屋は。

(記者)

 そうすると、名古屋市内というよりも、その先ほどおっしゃった、その西のほうが有力ということですか。

(市長)

 僕からすれば、西方極楽浄土じゃないけど、狭い了見ではいかんと言っとるんだ、私は、この伊勢湾地区というのは。たまたま名古屋市とか何か変な、明治時代になって区分分けされましたけど、そんなもんは明治政府が勝手にやったことで、もっと地形的に、伊勢湾地区のポテンシャル、力はどえらいあると思いますよ。一遍聞いてきてちょう。それは10年間あれでしょう。大阪へ行く前のリニアの品川、名古屋の10年間、これはやっぱり名古屋近郊は強いと思いますよ、僕。じっとしとるだけではいかんよ。じっとしとるだけだと、反対に取られてまうで。と思いますがね。だで、いろいろなご批判もある人があるけど、しかし、こんだけ世界的な文化、と言ってもどうしても音楽が中心になりますけど、世界的なクラシックも含め、コンサートをトップの人たちのを聞けるようになるということは、子どもさんたちにとってもものすごいいことですよ。

(記者)

 すいません、IRの件で、仮に、西側で前向きに進んだとしてですね、これ名古屋市としてはどういうかかわり方を、市長、ずっと積極的な発言されていますけれども、どういうかかわり方をしたいというか、どういうかかわり方をしたいという意図があるんでしょうか。

(市長)

 だで積極的に手を挙げられた後には、そういう何か、名古屋も一緒に応援してくという、何か会議というか、ミーティング的なものを、向こうが言ってからですよ、つくってかないかんわね。狭い了見じゃなしにということです。

(記者)

 どれぐらい先を見越しているんですか。

(市長)

 もうそんなもんすぐできるでしょう。ナガシマリゾートあるんだもん、今、もう既に。そうでしょう。1,500万人も来とるんですから。道路もようけあるし、鉄道もあるし。すぐできるだろう、これ。

(記者)

 名古屋にもやっぱり恩恵があるんですか。

(市長)

 いや、ものすごいんじゃないですか。経済的だけじゃなくて、そういう文化的なね、特に音楽の世界的コンサートを中心として、ええことになると思いますよ。それは東京の人もラスベガスへ行くより、ほいじゃあ名古屋へコンサート聴きに行こうかと。プラシド・ドミンゴも、今、セクハラで困ってござるらしいけど。だけど、ドミンゴか何かわかりませんけど、何かいろいろ世界の有名なクラシックの歌手もようけおるじゃないですか。八代亜紀さんがこれをきっかけに世界の歌手になるかわからんしね。と思います。

(記者)

 今、市長として、あちらの首長なり関係者なりにオフィシャルに話を持ちかけたり、また、そういう場はあるんですか。

(市長)

 オフィシャルはあんまり、ややこしなるもんであれだけど、いろいろなところで会うで、「頼むでね」とは言っております。

(記者)

 そういう出会った機会に、やってほしいっていう思いを伝えている。

(市長)

 おう、やってちょうと言って。応援するでよ言って。一帯としてやるという感じですけどね、ほんとうは。たまたま県境、市境というのは勝手に行政がつくったことなんであって、地形から言やぁあ、尾張名古屋からあの辺は、一帯は全部一緒じゃないですか、これ。そうでしょう。防災面もちゃんとやらないかんしね、やっぱ。

(記者)

 そういう場面で伝えるとどういう返答が返ってくるんですか。

(市長)

 それは、ニコッと笑ってござるわ。ニコッと笑う。smile backです。

(記者)

 今の話は当該自治体の首長さんということですか。

(市長)

 それはそうですね。

(記者)

 その、県とかじゃなくて。

(市長)

 いや、県もあるでしょう。いろいろなとこで、ちょちょっとで会いますで。やっぱりフレンドリーにはなる。ほんとに期待しとるわ、私も、名古屋に住んどる人間として、ぜひね。世界の本当のトップクラスのリゾートになると思いますよ、わし。文化の薫り満載したね、できる。だでオペレーターに聞くのがええに。どっか聞きにいきゃあすだわ。五、六社大きいとこあるもんで、有名な。どうですか名古屋近郊は言って。それは、ものすごくええ言わっせるに。陸続きになっとるから、もう。それこそ、すぐできるんですわ。若干、堤防を強度を増すとか、そういうこと要るかもわからんけどね。交通アクセスだって、今、道路はあるし、鉄道はあるしでしょ。それ若干増強したら、ものすげぇ力になる。ほんで、やっぱりリニア名古屋駅ですわ。これ、すごいもん。という、あんまり力んどってもいかんですけど。

(記者)

 さっき名古屋にも経済、文化的に恩恵あるというお話だったんですけれども、もう少し、仮に西側というか、他県に、西側にできたとして、何かどういうふうに、その具体的に恩恵があるのかを、もう少しイメージが。

(市長)

 それは、皆さんも、夜1杯飲みにいこうかということになりますよ。それは、名古屋の人が。「ああ、ほんなら、おみゃあさん、30分で行けるんだ」と。30分でエルビス・プレスリーショー、死んだでいかんけど。それからセリーヌ・ディオン。「今日、セリーヌ・ディオンショーだがや」言って。「おい、一遍聴きに行こまい」となりますよ、みんな、1杯飲んで。今でもすごいですよ、あの辺は、お客さん。この間行って、1杯飲んできましたけど、ものすごい人ですわ。天然温泉が出ますでね。天然温泉が。

(記者)

 市長、今の話だと名古屋への恩恵ということだと思うんですけど、名古屋市内の経済効果というのはどう見ていらっしゃるんですか。

(市長)

 いや、爆発的になるんじゃないですか。1泊するとか、金城ふ頭の国際展示場もすごいメリットあると思いますね。そっちはエンターテイメント、文化、それでこっちは産業ということで、両方見ようという人がね、ホテルもこっちの方泊まろうとなりますから。うん。なりますに。

(記者)

 名古屋市内に宿泊者が。

(市長)

 ほれはそうでしょう。名古屋は名古屋で「一発何ぞ、うみゃあもん食べてこうか」と言って、ほんでほれから30分で行こまいといって。

(記者)

 今の話だと、展示場でのその展示会なり学会なりがあった人が、ナガシマのIRに泊まるみたいなイメージ。

(市長)

 まあそれもあるでしょうね。

(記者)

 持っているということですね。

(市長)

 はいはい、行けます。ほんで、IRにおる人たちが、やっぱり夜がでかいですわね、これ。ほれから今、展示場でいうと、聞かれるとわかるけど、みんな真面目な学会なんかでも、だけど夜のナイトライフって、どえらい大きいらしいですわ、聞いたら、うん。で、やっぱり、どこでその会議やるかというときに、やっぱり夜楽しいところ。すぐね、ぱっということになると。だからでかいですよ、相乗効果が、国際展示場と。10分だもんね、あそこから、金城ふ頭から。仮に、あおなみ線が西へ行ったとすると。行かんとても伊勢湾岸道があるでしょう。伊勢湾岸道でほんなもんすぐだに。そこに担当者が、立派な体格な人がおるけど。10分ですよ、ほんとに。だから専用バスでぼんぼん行ってもいいしね。シャトル運行ですわ。

(記者)

 市長の中では、ナガシマというのがすごく有力候補ということなんですけれど、

(市長)

 うん。

(記者)

 市の職員に取材すると、やはり他の自治体のことなので、あくまでも名古屋市内でというふうに一応考えられているんですけれど、そのすり合わせってどうしていらっしゃるんですか。

(市長)

 そこが世の中のややこしいとこだがね、ほんだで。だでいかんのだ。そういう狭い了見で言っとるというか、市の職員からすると、やっぱり自分の仕事というのは縦割りで決まっとるもんで。他の市とか他の県のことを勝手に言ってはいかんという不文律があるんだわ。そうだろう。うなずいとるがね、その辺。そういうことで、しようがないです。わしはそう関係ないわけじゃないけど、僕はそういうことに捉われない仕事だもんだもんだで言えるんですけど。市の職員が、それは堂々と他の町のことをこうしたいと言うと、それは文句を言われるじゃないですか。それはしようがない。

(記者)

 市長、IRは通常だと、その展示場や国際会議場的なものも併設したものが多いと思うんですけど、仮にナガシマにできたときに、金城にも既に立派なものがあると。ナガシマに仮にそういう同じようなものができてしまうと、今度は金城が取られてしまうようなリスクもあると思うんですね。今、おっしゃったのは、金城を使ってくださいみたいな思いがあるとすると、例えば、ナガシマのほうにはそういうものはつくらんでくださいみたいな、そういう形の連携みたいなものって考えていらっしゃるんですか。

(市長)

 それは若干相談することにはなるだろうと思いますけど、来るお客さんの数が違いますから、これ。もし、今言われとる三重県のとこにつくるとすると、4,000万、だから、ディズニーランドぐらいになりますよ、4、5,000万人。今、ナガシマリゾートがあるから、もう。合わせると4、5,000万人ですから。だから、それは同時に金城でやっとってもですね。ほりゃあ、あれじゃないですか、かえって金城にあるで、2つで分担できるで、でっかいもんがいろいろできるわと、そのぐらいになると思いますけど。規模が違うんですわ、今、想像しとる話と。大阪だったかどこだった。あれ全部、公的なインフラも入れると1兆円だといって何か書いてあったんじゃないの、この間、投資総金額。5,000億円はいくといって聞いているけどな、普通でも。3,000から5,000億は、これは。ほうでしょう。それは違いますに。単純に言うと、ディズニーランドができる思えばいいがね。そういうこと。はい。

(毎日:野村記者)

 もう12月に入っているんですけども、仮にその西の方の自治体が立候補するとしたら、いつぐらいがリミットだと思いますか。

(市長)

 いや、ほんなん、早うやらないかんけど、いついうことも、まだないんだろう、あれ。まだないんだて。そう簡単にはできませんから。これ税金でやるんじゃなくて、税金の部分もインフラなんかであるかもわからんですけど、やっぱり民間のそのオペレーターが投資するわけですよ。別に日本で手を挙げる人があったら、それでもええけど、いろんなノウハウが、やっぱり世界的なとこの人が持っていると思うけどね。国にも喜んでもらえるんじゃないかと思いますけど、この伊勢湾地区でやるというのは、流行らないかんで。

(記者)

 あおなみ線の西側って、どういうふうになりますかね。

(市長)

 そんなものは図面見とればすぐわかるがね。それは別に、金城ふ頭の駅から西側へずーっと伊勢湾岸道がありますから、どうやって走れるかちょっとようわからんけど、伊勢湾岸道の下か横か何か知りませんけど。そりゃあいいですよ、名古屋港の夜景がザーッと見えて、それはきれいですに。今、港の産業の夜景というのは、非常に東京湾なんか有名じゃないですか。川崎からあの辺のとこ。きれいですわね、あれ、首都高走っていくと。

(記者)

 市長、前にも聞いたかと思うんですけど、ギャンブルということに関していうと、一定の反対勢力もあって、横浜なんかもそうでしたけど、かなり反対運動が激しかったりするんですけど、そういう声が出てきたときには、どういうふうに応じてつくるんいくつもりですか。

(市長)

 それはかなり、今度、国のルールでも相当、依存症の皆さんへの対策をやっていくわけでしょう、いろいろなことやりながら。ほんだもんで、かえってようなるぐらいのね。今なんかそんな、名古屋競輪、ほいじゃあやっとんのかという話ですわ。名古屋競輪、これ。ほうでしょう。ほんだで、あのう、そこんところは、まあきちっとしたルールをつくりながら、うん、かえってええほうに持っていくと思いますね。こんだけ公営ギャンブルを野放しにしといて、いかんということは、どういうことなんかと思いますね。何にもない、ギャンブル、公営ギャンブルがないところにこういうことを言いかけますと、若干そりゃあいろいろ、儒教的な精神からいろんなことを言うかわからんけども。ものすごいあれですよ、これ。日本って、パチンコも入れると、もう世界最大級じゃないかと言われとるでしょう。パチンコ、宝くじ、競輪、競馬、競艇、オートレース、それからサッカーくじ、それから違法なマージャン、それいかんか、とかですね。違法なことをやっちゃいけませんよ、これは。ギャンブル。わしはいつも思うのは、とにかく名古屋競輪ですわ。名古屋競輪、名古屋が主催でしょう。ほんでよう行きますがな。そうするとやっぱり、ほんとに、そう金持ちじゃないですよ、みんな。庶民の象徴みたい人が、1万円札1枚か2枚か3枚か知りませんけど、それも年金からよお、なけなしの年金から、お母ちゃんに怒られながら持ってくるわけでしょう。ほりゃあ、そちら側のほうの庶民のね、娯楽といや娯楽だけど、庶民の苦しみでもあるんですよ。本当に。あれで下手したら離婚したお父ちゃんやお母ちゃんが何人おるかわからんですよ、はっきり言うと。お母ちゃんに怒られて、「あんた何やりに行くの」いって。そっちが野放しになっといてですよ、というのは非常にアンバランスに感じますね。

◎あいちトリエンナーレ2019名古屋市あり方・負担金検証委員会について

(記者)

 トリエンナーレのあり方(あいちトリエンナーレ2019名古屋市あり方・負担金検証委員会)を、開催地は東京となっていますけれども、どうして東京で開催されるんでしょうか。

(市長)

 なかなか、やっぱりやる以上は大変立派な方でやらさせてもらおうかなと思っておりましたんで、なかなかやっぱり、ちょっと東京に本拠のある方もおみえになりますし。だで、やっぱ先生方のご都合に合わせないかんでね、やっぱりということでこうなったと。だけど、なかなか名古屋に御縁のある方多いんですよ、これ。座長さんは、旭丘高校のご出身です。1つ、僕より下ですけど。

(記者)

 何か東京で注目を引きたいとかそういうことじゃなくて、委員の方の。

(市長)

 ああ、そうそう。ええ、ご都合で。

(記者)

 すいません。検証委員会についてなんですけれども、改めてなんですが、どういう手順でどういうことを検証するのか、もう一度教えていただけますか。

(市長)

 初めの日は僕が行って、冒頭ちょっとご挨拶はさせていただきますけど、まず公共事業における、今回が公共事業でしたから、こういう美術展のあり方も議論していただいて。ほれから、やっぱり名古屋市は、払ってない金で3,400万だったかな。

(当局)

 3,300万。

(市長)

 3,300万。で、払った金で1億…。

(当局)

 4,000万。

(市長)

 (1億)4,000万のお金をどうするかというのは、やっぱり、市民の皆さんのお金で。県の方の6億の中にも名古屋市民が払っとる金がものすごくありますでね、これ。名古屋市民も県民税払っとりますんで、当たり前ですけど。だから、そういうお金をどうするかと、これは。私からすれば、4点だわな。繰り返し言いますけど、やっぱり陛下の肖像をバーナーで燃やして足で踏んづけるという動画が展示されていたこと、これ。それから2番目は、それが隠されていたこと。今日本当は、そろそろ皆さんに見せてもいいと思いますけど、この間、櫻井よしこさんの番組へ出たときは、その一覧表を見せましたけど、これ。8月1日オープンですけど、7月22日の日に名古屋市に一覧表で提示されとるわけです。13項目だったかな、不自由展の。その中に、問題になった慰安婦像はそのまま出とります。写真も、本物が。それから、ⅰdiot JAPONICA、間抜けな日本人も、写真も出ております、内容もそのまま、本物が。しかし、陛下のやつは、その「遠近を抱えて」のPart1のほうが出とるんです。その他の欄については空欄になっております。その他はないというリストになっとるんです。それで、例の動画で、肖像画をバーナーで燃やして足で踏んづけるというのは、あれ通りでいけばないはずなんです、あれは。展示されてはいかんもんなんです、これは。皆さんに配ったらどうだ。口で言っとっても、みんな、これ。例の名古屋市が愛知県からもらった正式な書類ですから、7月22日に。

 あと2点についても、名古屋市担当から聞きますと、これ、ええんかねと。ちょっと言葉のてにをはは、知りませんけど。その慰安婦像と、それから、間抜けな日本人のほうですね、これ。について確認したら、それは、大村知事がこれでいいと言っとると。てにをはは、それでええんだろ。ええ。大村知事がいいと言っとるからということで、そのままになってる。で、ほんとは僕にそのとき報告してもらわないかなんだけど、これは要するに、大村知事の独断なんですよ、全て。完全な独断です。こちらが何遍も実行委員会やってちょと言ったって、一切開かれず、これ。

 それと、何か新聞記事によりますと、民営化とかいろいろ書いてありますけど、これ。何にも相談もなし。独断で、ほぼ10億円に近い公的なものをお決めになってやられたということですわ。そのときに何、名古屋市長が委員長代行としてですよ、一旦公的な判断があったもんですよ、大本営発表があったことなんですよ、これ。私が初めに言いかけたんでない。大本営発表があったときに、「いや、それはちょっとまずいんじゃないのかと、これ」。だで、議論しないかん、しようじゃないかということは、中日新聞に言いたいけど、ほんとは、それは社会の自由に対する脅迫ですか、これ、僕が発言したことは。知事のほうが脅迫じゃないの、もし脅迫だと言うんだったら。そういうことはやめてほしいという人、おびただしい数の人がおるんでしょう。まあ、天皇陛下のことは知らなんだということになるかしらんけど。ほんとに。そうじゃないの。大体、それ100%じゃないけど、大体公務員というのは、憲法15条2項で全体の奉仕者になってますので、みんなが納得できることやらなかんわけですよ。税金で応援してもいいですよ。税金でやることは全部いかんとは言っていません。税金で芸術を、これは援助というか、助成ですわね、その場合。名古屋だって、やっとかめ文化祭とか、今、市の美術館でやっとる、何だった、カルヴァッジョか。何だったかな、あれ。

(当局)

カラヴァッジョです。

(市長)

 カラヴァッジョ。カラヴァッジョ。あれは税金でやっていますよ、あれ。あれ。やっていますよ。一定の芸術の支援ってやっていますよ。しかし、それはちゃんと議会も通して、当然のことながら、カラヴァッジョがどういう展示があるかいうことは事前に話があってですね、議会にも理解してもらって、皆さんもよく理解してやっとるわけだ。そんなときに隠して出すなんて、そんなものをマスコミが報道しないなんていうのはとんでもないですよ、わしに言わせてもらえば。それで、今回のことでようわかったのは、やっぱり日本人は、事実をマスコミが報道するのが弱いって。悪いけど。

(記者)

 市長、先ほど、4点っていうお話だったんですけども、もう2点はどれなんですか。

(市長)

 だから、2点を言うと、まず1つは、陛下の燃やしているやつね。そういうのがあったということ。足で踏んづける。2番目は、それを隠していたということ。少なくとも7月22日のリストには入ってないと。入ってないどころか、ないという、空欄になっています。それから、3つ目は、公共事業だということですわ、これは。私的な展覧会じゃないんです。私は今までただの1回も、その表現者の皆さんに対してですね、芸術家の皆さんに対して、こういうことをやるなと言ったことは一遍もありません。一遍も。聞いてくれればいいです。一遍もないです、これは。だけど、公共的、公共施設もあるけど、公共事業でやる場合、主催でやる場合、これ。主催でやる場合は、一定の審査権があるんです。そうでしょう。それだったら、マスコミ、書いてくださいよ言って。審査なんかするなといって。で、堂々と書けばいいじゃないですか、それなら。いいですよ、テレビでも。やってちょうだい、審査するなといって。芸術だと言って。そうなったら市役所の職員、みんな辞めなかんですよ、そうですよ。

(記者)

 市長、もう一点は何ですか。

(市長)

 もう一点はマスコミです。マスコミが事実を報道しないと、これを。全員とは申しませんけど、ほとんど慰安婦像ばっかりで、NHKもたまたまおりますけど、慰安婦像ばっかでですね、今の残りの3つについて報道しないと、事実を。だで、リアリズムに立脚してもらわないかんというの、わしは。リアリズムに。

(記者)

 それもこの検証委員会で検証するということですか。

(市長)

 わしが言いますけどね。あり方の中に、あり方という抽象的に言ってありますけど。

(記者)

 市長、同僚がお聞きしたのは、この手続の進め方なんですけど、もしよかったら、ちょっと当局に解説していただきたいんですが、3回やって、それを受けて、例えば諮問なのか、市長がどう最終的にお金の関係を判断するのか、その辺の手続をお聞きしたいんですが。

(市長)

 3回やって、諮問いただいて。それは重要なご意見でございますので、として受け取らせていただいて、最終的には、それは市が決めるということになります。

(記者)

 例えば、1回目、2回目、3回目はどういうテーマ構成なのかとか、その辺もちょっと手続を。

(市長)

 そこまで決めてある。

(当局)

 そうですね。あのう、1回目はですね…

(市長)

 ちょっとござる。

(当局)

 今のところの進め方の予定です。1回目は19日、今月19日に開催をしまして、市長が冒頭、ご挨拶をされた後、トリエンナーレの概要等の事務局からの説明をさせていただく予定です。その後、各委員からの自己紹介であるとか、あるいはコメントを頂戴して、議論をされていただくと。2回目は、ちょっとまだ日程は今後ですけれども、年明けになろうかと思っておりますけれども、前回に引き続き、ご意見の中で、例えば、追加資料の要請があれば、そういったものについてのご説明をさせていただいたり、また、各委員さんからのご議論を深めていただくと。3回目もですね、年度内に何とか開催をしたいと思っておりますので、一定の方向性は3回を通じて委員の皆様からご意見をいただきたいと思っております。以上です。

(記者)

 お金の判断は、年度内にやっぱりしなきゃいけないというのは原則でいいんですか。

(当局)

 今年度の支払いの分については、当然、本年度中に我々としては委員のご意見をいただき、それをもとにですね、市長も申しましたけれども、市として適切な判断をしていきたいというふうに思っています。

(記者)

 これはその、検証委員会からの答申という形で市長に出すんですか。

(当局)

 答申という表現が適切かわかりませんが、ご意見を頂戴するということでございます。

(記者)

 市長が正式に諮問するというわけではなくて、あくまで意見として…。

(当局)

 諮問機関としては考えておりません。こちらについては検証委員会ということで、いわゆる懇談会に近いような状態で執り行うということを考えております。

(記者)

 この会議なんですけども、県の担当者の方とかは出られるんでしょうか。

(当局)

 愛知県の関係者については、今のところ、出席のご依頼はしておりません。

(記者)

 あと、従前、市長、委員の構成について、地元の有識者というのにこだわってみえましたけど、山本さんが旭丘の方でいらっしゃるというのを除いて、名古屋を拠点にしている有識者の方っていうのはみえるんですか。

(市長)

 拠点というと、この女の方があれですわね、どこの人だった、半田じゃないわ。

(当局)

 阿久比の出身。

(市長)

 阿久比の出身の方で、過去のトリエンナーレ、過去のトリエンナーレの愛知のトリエンナーレですよ、3回ともか。

(当局)

 そうですね。

(市長)

 3回とも、コーディネーターのような仕事をやってみえた美術評論家ですね。それから、中込さんは…。

(記者)

 今のは日本財団の方ですか。

(市長)

 日本財団の女性の方です。で、浅野さんは、名古屋市の法制アドバイザーをやってみえるということで、衆議院の法制局で活躍された方ですけど。

(記者)

 これも市長が衆議院時代から面識ある方なんですか。

(市長)

 はい、よう知っています。衆議院の法制局というのは、内閣法制局は山本さんが長官ですけど、内閣法制局も立派ですけど、衆議院は、どっちかというと自分で全部法律つくらかんで、ものすごいよう知ってますよ。内閣法制局は、各省で一応上げてきたのをチェックするということですけどね。だから非常に詳しい方です。なかなか相当、最高のメンバーで、何か某県の親分に言わせると、「ほんなもん、名古屋市なんかできせんわ」いって言っとったらしいけども、冗談じゃないということですよ。

(記者)

 田中さんという方はどういう方なんですか。

(市長)

 田中さんはあんたがちょっとお願いします。

(当局)

 田中秀臣先生、この方は特に名古屋にはゆかりはありませんけれども、経済政策、日本経済論ということで、専門は経済関係の先生ということで、違う観点からご意見を頂戴したいということでお呼びをすることにしました。

(記者)

 すいません。今回、その検証を受けて市が判断するのは、未払いの3,300万円だけでしたっけ。

(市長)

 1億2,000万。

(記者)

 1億2,000万。

(市長)

 はい。

(記者)

 今年度支払い対象。

(当局)

 (1億)4,000万。

(市長)

 1億4,000万。支払っちゃったやつですけど。

(記者)

 今年度支払った分。

(市長)

 今年度か。

(当局)

 はい。

(市長)

 今年度支払ったやつ。

(記者)

 あと、今後のその、例えば、トリエンナーレのかかわり方とか、そういうことも判断されるんですか。

(市長)

 あり方も議論していただこうと思いますね。

(記者)

 今後のあり方。

(市長)

 ええ。議論をね。

(記者)

 すいません、関連で、その1億4,000万の部分ですけど、例えば、この検証委員会で支払いが不適切ということの意見が出た場合に、例えば、こう返還を求めるとか、そういうこともあり得るということなんですか。

(市長)

 まあ、それは重要な参考にさせていただかないかんですからね。参考どころじゃないですけど。だで、それは、あり得ないと言っとったら、意見聞くほうにならんがね、それは。だで、それはいろいろな選択肢の中で、あのう。

(記者)

 可能性はあるということですか。

(市長)

 それは重要なアドバイスをいただきたいということですから。

(記者)

 あと、先ほど市長が4点というお話だったんですけど、これ、4点いずれも先方の回答を求めるということでいいんですか。

(市長)

 僕が冒頭に言いますけどね。この問題点はこういうことなんですと、問題点は。よう誤解されてますんで。まあ、知らんですわ。あんまりよう、ジャーナリズム文句言っていかんけど、皆さん、やらんもんだで、もう意外と知りませんよ、市民の皆さんも。まあええがね、自由にやってもらえば。

(記者)

 それ、市長がそういうことを提言して、実際にその会を運営していくのは事務方だと思うんですけど、それを4点の回答を最終的に求めるということでいいんですか。

(市長)

 私はお願いしますわと言いますわね、4点について。

(記者)

 あと、先ほど県の担当者は出席しないというお話だったんですけど、事実関係を検証しようとするときに、要は、お互いの言い分があると思うんですけど、名古屋としては、こういう内容の通知しか受け取りませんでしたということに関して、何か県側の言い分は、じゃあどういうふうに反映するわけですか。

(市長)

 どこかで県のヒアリングをするわけでしょう、これ、どうだい。どうするだ。

(当局)

 あくまで現状で我々が持ち得ている情報であるとか、我々が把握している内容をもとに、まずは検証委員の皆様にご意見をいただく。第1回の中でより深く、こういう資料とか、こういうことの実際はどういう考え方があったのか、愛知県に聞いてくださいというようなご意見があれば、そういったことについては、後日、我々が事務局のほうを通じて愛知県さんのお考えを確認すると。ですので、その場に県の方をお呼びして、それで、そこでディスカッションするというような形には、今回はしておりません。後日の対応というふうに考えております。

(記者)

 必要に応じて県の意見を聞く。

(当局)

 はい。そうですね。ご意見はしっかりと確認をさせていただくということになります。

(記者)

 3回目はいつ開くんですか。

(当局)

 まだ日程はこれからですけれども、年度内に開催をしたいというふうに考えております。

(記者)

 年度内にその検証結果の取りまとめと報告書を取りまとめる。

(当局)

 ええ。そういう形で考えております。

(記者)

 先ほどの質問と確認ですけど、今後のトリエンナーレの参加のあり方も今回の議論の対象なんですか。

(当局)

 はい。これから来年度以降、愛知県さんはどうされるかもまだ聞いておりませんけれども、今後のかかわり方についても、一定、検証委員の方のご意見をいただきたいというふうに考えております。

(記者)

 先ほど市長も言っていたんですけど、県のほうで実行委員長を民間からという話がありましたけれど、ああいうのの打ち出しがありましたけど、それは、この検証委員会での議論とはまた別個なんですか。

(市長)

 そりゃあ、別個ですに。そんな勝手にやってもらってですね、何を考えとるのかという話ですよ、そんなもん。これは、悪いけど名古屋市民の皆さんの県民税も払っていますから。すごい税が入っとるわけですよ、これ。で、そのやり方についてですね、独断で誰も相談せずにですね、むちゃくちゃじゃないですか。

(記者)

 あともう一点ですけど、この検証委員会の取材ですけれど、在京メディア及び、例えば、フリーランスとか、雑誌社とか、そういったものも全部入ってくるんですか。

(市長)

 それはオッケーだと思いますよ、私。

(記者)

 投げかけるわけですか。

(市長)

 どうやってやるのか知らんけど、投げかけれるんかね。

(当局)

 とりあえず、こういう記者クラブの提供。

(市長)

 記者クラブの提供と、わしのつまらんながらツイッターぐらいに入れさせていただいてもいいですけど。うん。そのかわり、むちゃくちゃ来た場合、交通整理が要る場合はどうするかという問題ありますけどね。その場合はね、若干。

(記者)

 このYouTube LIVEっていうのは市のチャンネル、まるはっちゅ~ぶということですか。

(当局)

 今日URLをおつけしております。これは、まるはっちゅ~ぶではなくて、専用のアドレスを用意しておりますので。

(記者)

 これ専用になるということですか。

(当局)

 そうですね。これで、名古屋市の公式サイトとは別のサイトということで考えております。

(記者)

 市のこういう事業で会見をやっていると思うんですけど、それ以外で、こういうYouTubeで生配信することなんてあるんですか、今までに。

(当局)

 前回公開の形で、市長の愛知県の検討委員会によるインタビューを公開していました。そのときにも同様の形で実施をしております。

(記者)

 同じ、その別のチャンネルを使ってやったわけですね。

(当局)

 はい。

(記者)

 わかりました。

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