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令和元年8月19日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2022年8月3日

ページID:120137

報告事項

  • 「ナゴヤをつなげる30人―地域課題に取り組む若者アイデアソン」の開催について
  • 「高齢者生きがいノビノビ就業フェア」の開催について

会見動画

報告内容

「ナゴヤをつなげる30人」の開催について

(市長)

 はい。それでは、8月19日(月曜日)でございますが、会見を始めたいと思います。まず、おはようございますということで、最初は、「ナゴヤをつなげる30人-地域課題に取り組む若者アイデアソン-」について、お知らせをいたします。

 少子高齢化、単身世帯の増加、住民ニーズの多様化などにより、地域コミュニティは希薄化しつつあり、地域団体の役員の担い手不足・高齢化や、地域行事への参加者の減少などは、喫緊の課題となっております。若い世代、特に20代や30代の方の地域活動への参加率が低い状況でございます。

 そこで、20代・30代を中心に、企業・NPO・市役所など多様な参加者が半年間のワークショップを通じて、地域コミュニティの将来についてのアイデアを創出し、実行していくイベントを開催いたします。

 7月22日(月曜日)にはプレイベントを開催し、企業からの参加者22名を始め、合計31名の方にご参加いただき、地域コミュニティの将来の姿について意見交換・アイデア出しを行いました。今回はメインイベントとして全5回、半年間のワークショップを通じて、地域コミュニティの将来についてアイデアを創出し、実行していくイベントでございます。本日、8月19日(月曜日)から、市公式ウェブサイト等に申込フォームを掲載して参加者の募集を開始いたします。9月10日の火曜日に第1回目を開催し、2月に開催する予定の最終回でアイデアの報告会を行います。

 今回のイベントを通じまして、若い世代がどんなことに関心を示し、どんな情報が届いていないのか、どういった地域コミュニティであれば参加したくなるのかなどを精査し、今後の地域コミュニティ活性化に取り組んでまいりますということでございますが、これ重要なことで、なかなかいろいろありますが、地域委員会って、わしが市長になったときにやり始めたのは、こういうようなことでございました。「地方自治は民主主義の学校である」というのは有名なこれ、昔からの政治というか行政の提言でございまして、いろいろな人が手を挙げていろいろなことを言って、民主主義というのは君主主義と違いまして全員が主権者ですので、どうやって決めるかというプロセスが重要になってくるわけですわ。君主主義は、誰か1人出てきて、ルイ14世がこれだ言って、ニコライ3世がこれだ言って、藤原道長がこれだ言やええんですけど、民主主義は全員がそれぞれ主権者、えらい様ですので、どういうプロセスが要るかということが重要で、そこではやっぱり民意というものをみんなで手を挙げて選んでと。そのかわりいろいろな発言をしてと。表現の自由がありと、こういうような話です、結局。いうことですけど、皆さん、忙しいで大変だわね。まあやっぱり学校問題ですわ、やっぱり一番でかいのは。何といっても、内申点でがんがんにやられてますので。もうとにかく、そんな政治的発言をコミュニティの中でしたりね、そんなことをやって、子どもさんなんかにとってですね、「学校の先生がおまえのとこは何かいろいろ何だな」と、そういうふうになるということは大変なマイナスになるんですよ、今これ、日本社会は、残念なことですけど。こんな演説しとってはいかんけど。それほどまでに、もったいないわね、日本の地域コミュニティをもっと楽しくする。ちなみに、財政危機というのはうそですから、そういうのが行き渡っとると、そういうのもある程度しようがないかと思いますけど、実は貧富の差が激しいですけど、ものすごい金があったらですね、そういう地域の民主主義の学校みたいなものにはもっと使われるようにせなあかんということで、立候補して、やっぱり小さいとこでも選んでいこうというのが、僕が当初言いかけた、地域委員会ということ。やった人は、「大変よかった」言ってます、みんな。わし、聞きましたけど。年食ったじい様なんかでも、区政の委員長なんかも、「いやあ、やっぱ人前でしゃべって選ばれるいうのはこんなええことか」と言ってましたけど、今の議員さんとちょっとこう、いろいろ重なる部分がありまして、なかなか大変でございました。まあいろいろ、工夫はせないかんです、しかし。地域コミュニティを盛り上げるいうこと。

「高齢者生きがいノビノビ就業フェア」の開催について

 次に、「高齢者生きがいノビノビ就業フェア」の開催について、お知らせいたします。

 高齢者の元気でいきいきとしたシルバーライフを支援するため、高齢者の就業意欲を喚起するためのイベント「からだノビノビ 寿命もノビノビ 高齢者生きがいノビノビ就業フェア」を開催いたします。これ、わしも参加せないかんのや、これね。9月5日(木曜日)にはイオン八事店で、10月26日(土曜日)には名古屋市高齢者就業支援センターでそれぞれ開催いたします。

 このイベントでは、体力や処理力、難しい言葉使ってあるこれ、個性などを測定して仕事の適性診断を行うとともに、その結果を踏まえて、ハローワーク、高齢者就業支援センター、シルバー人材センターの担当者が、仕事についての相談に応じます。また、ボランティア活動を希望する方に対しては、市民活動推進センターの担当者が相談に応じますと。対象者は、名古屋市内在住の55歳以上の方ということになります。わしは、70歳ですからね、これ。55歳から高齢者になりますと、これまあ、なかなかですわな。ということでございますが。55歳以上の方で、定員は各日100名、事前予約制です。参加は無料ですので、これからお仕事をされたいという方は、ぜひご参加くださいと。

 少子高齢化は一般的にいかんことだとされてますけど、名古屋市の経営アドバイザーもやっております武田邦彦さんなんかは違うことを言ってます。これは実はすばらしい社会なんだと。何でかいうと、そのかわり、ずっと、あの世へ行く直前まで働き続けるように制度改革いります。で、普通はそうやって高齢者の雇用を増やすと、やっぱり若者が圧迫されるんだけど、やっぱり少子ですから、ここは。だで、そこがバランスとれるようになるということで、名古屋市でも、わし、大量に年食った人を使おまいと言っとったんだけど、なかなかね、公務員ばっかはいかんでね、これ。不公平になりますから、これ。公務員の再就職ばっかやっとったら、みんな怒りますよ、これ。それと、国家公務員や地方公務員や何かそういうので結構ややこしいことがある言うもんで、これは何年か前に挫折したうちの1つです。だで、ほんとにあの世へ行く直前までちゃんと働くと、これが。で、ころっと死ぬというのはですね、わしもだで、いろいろこれ、なかなか酒飲まなやっとれん、やけくそでやってますけど、70歳になって、こうやって優秀なジャーナリストの前でしゃべれるかと思うと、これほどうれしいことはないと。800万円給料もらってね、それも。という気持ちで、いつもやっとるということですから、働き続けれるというのはありがたいことですわね、これ、ということ。でございます。私からは以上でございます。

質疑応答

名古屋城天守閣木造復元事業について

(記者)
 名古屋城の天守閣についてです。天守閣の解体にかかる現状変更許可申請の審議状況についてですが、現在の状況を教えてください。

(市長)
 私も、直接電話したり伺ったりということで、話をしとりますけど、今のところ、審議をしとりますということがご回答でございまして、「できる限り速やかに結論を出します。」というのが、お返事でございまして、何遍も言っとりますけど、「そりゃあ、市長ね」って、やっぱりこれ、これからいろいろな復元とか、どんな形式になるか知りませんけど、名古屋城のような完全な図面がそろっとるのは名古屋城しかありませんので、よそがどういう形式になるかはちょっとわかりませんけど、復元の話というのは、出てくるんで、その第1号ですんで、また国宝第1号であったというこのお城で始まったということですので、「丁寧にやらさせてくださいね」というふうに、話は伺っておりまして、文化庁さんからはね。「まあ、それはそうですわな」言って。「だけどわしは、名古屋市民の圧倒的な熱い期待があるんで、まあ、それはお願いしますよ」といって。それとやっぱり、木の文化と。何遍も言ってますけど、初めての人もどうもおるようなふうだから、言っておきますけど、ノートルダム、パリのノートルダムキャシードラルという寺院と比べると一番わかりやすいの。あれは木造部分が崩れ落ちましたけど、外のあれは残っとるじゃないですか、これは。残るんですよ、やっぱり本物、昔のやつが。だけど木の文化はなくなるんです。全部燃えちゃう。disappearですね、これ。それとか伊勢神宮なんか20年ごとに建て替えるとか、春日大社も国宝ですけど、そうですけど。ということで、全くおんなじ昔のそのままの姿が、そのまま残るというのは、戦争で燃える場合もあるけど、木というのはどうしても腐るというのか、そういうことがあるんで、大変に難しいと。だから、そこの中で、しかし、やっぱり文化財というのは、英語で言うとauthenticityと言いますけど、本物性というのか。オリジナルとか。authenticityと書いてありますね、文化庁のあれに。これをどうやって保っていくんだということで、文化庁は、奈良ドクトリンじゃないわ、奈良ドキュメントか、何かで。そのかわり条件があると。3つぐらい、大体言うと、その後文化庁がつくった復元の条件ですけど、要するに、国宝とか重要文化財というようなどえらい重要な建物がなくなってしまったこと、ほれからあったその上に、真上につくることと書いてあります。それからもう1個は、柱とか、梁とか、材質とかによりまして再現と言えるようなものをつくってく。この場合は復元というカテゴリーはちゃんと認めて、それはオリジナルと同じなんだと、これは。あたかも松本城があそこにあるように、犬山城があそこにあるように、姫路城があるように、それと同じなんだというふうに考えようじゃないかというのが1つの日本の木の文化なんで、その第1号ですわ、名古屋城は、世界に対する。だで頼みますよと、文化庁に申し上げておりますけど。そういうことで、丁寧にやるんでというお話を伺っております。

あいちトリエンナーレ2019について

(記者)
 あいちトリエンナーレについて。「表現の不自由展・その後」が中止になって以降、ほかの作家の展示中止などが相次いでいて、先週は県が検証、第1回の検証委員会を開きました。それに対して市長は、会長代行としての説明責任があるとおっしゃっておりましたが、その説明責任をどのように果たしていかれるおつもりなのか、その対応についてお聞かせください。

(市長)
 まず、ひとつは、説明責任ってどういうのがあるかと。僕は、ほんとに、今日も幹部会で言って、ここでほんとはちゃんと言わないかんけど、これどういうことかというと、撤退される外国人の方の中にも、検閲だからといってという、コメントをちょっと発せられておる方があります。「違いますよ」と言って、これは。これちゃんと報道してちょうよ。どこが問題になっとるかというと、これは、要するに、まず名古屋市のど真ん中にある建物であり、それから、いわゆる県の芸文センター(愛知芸術文化センター)といいますけど、県だと言いますけど、県と名古屋市と同じようなことなんでですね、県民の3分の1が名古屋市民ですし、名古屋市民も県民税、ものすごく払ってますんで同じようなものであると。だから、公設の美術館の中で行われておって。それと、これが一番重要なんだけど、実はこれ、政府直営みたいなもんなんですよ、今回のは。実行委員会形式をとっとりますけど、あからさまに本当のことを言ってしまえばですね、過去3回やりましたけど、実際は県がもう全部やっとりまして、それで私も逃げるつもりありませんけど。で、お金もやっとるとこだで、直営なんです。名古屋市民の方に申し上げれば、これ実は名古屋市直営なんです。こういうところで、後も言いたいのだけど、マスコミの皆さんにもネットで最近よう書いたるけど、ほんとのことをマスコミも語らないかん言って。なぜ、河村さんがこんだけ問題にしとるのかといったら、それはですね、これ、直営のとこで何かやるときには、一定のやっぱりこれ、何らかのチェックと言いますか、せないかんでしょう、これ、やっぱり。そうじゃない、これ。と思いますよ。区役所をどうやって使うかとか、公園どこが使うか、あれでも最低限に、チェックにせないかんというルールがありますけどね、あれはあれで。原則全部認めるのが原則で、名古屋市はそういう精神でやってますけど、今回のはちょっと違いますよ。そこに何遍も言われておりますように、大体3年間で12億円ですか、税金を使っとると。名古屋市は2億円で、その3倍が県、それから、国のお金も入っとると。あれは、幾らだった、8,000万円だったかな、幾らだったか。いうところで、これ、やるものとしてふさわしいかどうか。そういうところでいろいろなことをやる場合に、名古屋市役所とか、愛知県庁とか、日本国とかいうところは一定の、最低限だと思いますけど、僕は、やっぱり。これいろいろわしもよう、これはこういうことを言ってきましたが、最近よう夜勉強しとるだわ、これ、いろいろ。うん。全ての根拠は憲法第15条第2項の「公務員は全体の奉仕者である」という規定があります。これはどういうことかいうと、みんなが納得するようなものをやってもらわなあかんぞということです、平たいこと言うと。あるんですよ、規定は、ちゃんと。全体の奉仕者。あるんですよ、一定の、ちゃんと。当たり前ですわな、それは。それに従って、最低限のことでも申し上げるというのは、これ義務ではないのかと思いますよ、わし、ほんとにこれ、市長として。ところで、名古屋市が直営したもので、皆さん、ぜひ報道してもらわなあかん、ほんとに。中日、朝日は特にだけど。報道の自由制限したっていって、むっちゃくちゃ私のことを書いていますけども、これ。その展示の中で、話の順番から言うと、どうしても慰安婦像がね、時代的に問題になりましたけど。それから、もうひとつは、やっぱり天皇陛下の、昭和天皇のね、その肖像写真をバーナーで燃やして、1分ほどじゃないですかね、それを足で踏んづける展示がしてある、動画で、これ。
 それから、もうひとつ、こっちもでかいですわ、わし、最近思っとるけど。何かちょっと変わったドームがある。そこの上に日章旗があります。それはちゃんとまだ覚えてます。そこに、特攻隊員の寄せ書きということですが、あれが特攻隊員だけのものであるかというと、今調べとるんですが、ちょっとわからんのですけど。本人に電話かけてもええんだけど、それも何か圧力だ言われるといかんので。特攻隊員の寄せ書きがしてありまして、そこは、英語で言いますと「絶滅危惧種 idiot JAPONICA」というのが、作家の題名です。それは、日本人的に、間抜けな日本人なんかというふうに日本は訳しておりますけども。idiotというのは、「あんた、ばかだな」言う場合に、「あんた、とろいな」とか、「あんた間抜けだな」いうのは、「You are stupid」というのは、形容詞だとstupidと。ばかだと言いますけど、idiotというのは、これはグーグルに出てきますから見たってちょ。idiotとstupidと。idiotというのは人に対して言うときはidiot。「おまえはばかだ。たわけだ。間抜けだ」というの。idiot JAPONICAというのは、米でJAPONICA、日本酒というのがありますけど、日本好きなというか、「日本の皆さんはばかだ」という展示がしてあるわけです、これは。繰り返しますけど、その作家が、皆さんはネット出とるで見とられると思うけど、僕は「どうぞ、どうぞ」と言って、そういう進め方はしませんけど、どこかのね、画廊でやられたという場合は、そんなとこにどうのこうのということを言っとるんじゃないんですよ、何遍も言いますけど。名古屋市直営のところでやることはやめてくださいと、これは。反対に言うと、そんなことを認めてしまった、これは、わしもほんとに最近、市長、責任あらせんかと。ほんとに、思ってますよ。申し訳ないと。ほんとにこれ。名古屋市民というのは、多分、その後ですけど、ドイツのブランデンブルク門のベルリンの門の前に慰安婦像が飾られたり、ワシントンでもそういうのがあって、出てくるじゃないですか。それから、韓国の人のコメントなんかにも、それから、今の名古屋のその展示をやめた人の検閲したということになっとってですね、名古屋の人っていうのは世界中から見た場合、自国の特攻隊の皆さん、これねえ、6,000人以上が死んでるんですよ、これ。で、みんな日本人というのは、その、若くして命を捨ててった若者に対して深い気持ちを持っとるわけです。かわいそうなことしたな言って。そういう人たちをね、犬死にであったと。犬死によりひどいですね。ほんとに。愚かな日本人の墓と。idiot JAPONICAと言うということは、これ、そう思われちゃったわけですよ、名古屋市の人間というのは、世界から。そういうことを許すとこなんだなあと。いや、そうですよ。現実に、これ、3日間ですけど、行われたんだから。だで、僕は大変責任を感じておりまして、人のせいにするつもりはありませんけど、若干エクスキューズ言わせてもらえば、充て職であってですね、あれは、ええ。今まで過去3回やったけど、こんなことは一切ありませんでしたし、芸術展ですから、伸び伸びおもしろいのをやってちょうという気持ちでやっとったもんで、びっくりこいたんだけど、びっくりこいたときに、ちょっと待ってくれと、これ。名古屋市直営で、名古屋市民があたかもね、特攻隊に象徴して言うなら、特攻隊の皆さんが、間抜けな日本人だったんだということをですね、思われる、世界から、ような展示を許してええのかということが、悪いですけどね、表現の自由、違反ですか、これ。反論してもらいたいわ、中日も朝日も。何か社説の人が何言ったの、めっちゃくちゃで、ちゃんと抗議文書きますけど、「社会の自由に対する脅迫だ」って書いてあるじゃないですか、これ。多分エクスキューズ言うと、それはガソリン缶持っていくというのは脅迫だと言うかわからんけど、これは。そんなことは脅迫に決まっとるんで、わざわざ、あの、あんなところに、社説に太文字で書く必要ないですよ、そんなもん。そうでしょう。河村さんと菅官房長官が脅迫だという気持ちで、そういうふうに捉えるのが普通ですと思いますよ。だで、僕は名古屋市民の皆さんと、愛知県といったって、3分の1、名古屋市民だし、国の金も入ってますんで、全国民の皆さんに対して、なぜこんな展示がどういう過程で、津田さんがまず選ばれて、その後、誰がどういう過程でこれ決めたんだということを。やっぱりね、市民の皆さん、全国民の皆さんに説明する責任が僕はあると思いますけど。これほんとに。わしが謝って、すまんという気で思っとるわけよ。で、実行委員会ってあるんです、ちゃんと。早く開いてちょと言っとるのに、一切何の返事もなくて、このたび何ですか、あれ。検証委員会ということで、会議が新聞にでかでかと出ておりますけど、開かれて。人選にも私、一切かかわってません。全然知らされてませんから、これが。で、主にやるのが当事者でしょう、これ、結局。変な疑いという意味で書いてもらうといかんですが、これは津田さんと、知事さんたちも含め、当事者で決めてきた人たちが自分らで全部選んでですね、人選も全部してね、そこでほんとにその過程というのはちゃんと、市民の知るとこになるんですか。正しい情報が提供されるんかね。ほんとに。わしも国会議員を長いことやらさせていただいて、いろいろな事件がありまして。民主党国会Gメンで不正追及のリーダーもやってましたんで。大体、役所の話というのはね、何かありますとね、この第三者委員会みたいなのを開かれるんですね。何やっとるかいったら、まず一番最初に、「落とし所どうしよう」いって。これ、そうなんです。あんまり言うと感じ悪いけど、永田さんといって、自殺、死んじゃったけどね、名古屋出身の、彼は僕の推薦人にもなってくれて、どえらい仲よかった。彼が苦しんどったときに、民主党の例の偽メール事件があったときに、委員会、わし手を挙げて、「俺もメンバーに入れろ」言って。で、初め、「落とし所、どうしましょう」言うから、「ちょっと待ってくれ」言って。「何でこんなことになったか真相解明せなあかんじゃないか」言っても、「だめです」と。ええ。そういう体験がありましたので、今回の検証委員会も、検証委員の方には申し訳ないけど、これ、ほんとに第三者性というのはちゃんと担保されてるのかと。でないと私、説明責任果たせえせんがね、これ、本当に、市民の皆さんに。わしがよう行く八剣伝の飲み屋の番頭が言ってましたよ。「これ河村さん、ほんとに名古屋市民、愛知県民に大恥かかせとるんじゃないのかと、これは」と。言ってましたよ。こんなことを名古屋市、愛知県の直営のとこでですよ、やった。と言ってました。それは本当にその通りだ言って。だで、非常に重い責任を感じておりまして、I‘m sorryと英語で言や済むことじゃないかわからんけど。何で早くチェック入れて、やっぱり、これまた、そのチェックの話が出てきて、やっぱり検閲どうのこうのいう話になるわけ、これは。しかし、先ほど言いましたように、公共的な、公共的だない、公共そのものの直営みたいな場合は、やっぱり一定でやっぱり、どういうものを展示されるかとかね、いろいろそれはやってもらわないかんわね、市民からすると。話が長くなりますけど、まぁ一個、わしは、これで勉強しとって読んだんだけどよう、これよう。法律時報74巻1号というので、これはいつのやつかな。ここに阪口正二郎さんというのが、「芸術に対する国家の財政援助と表現の自由」と、こういうのを書いておられますけど、政府が一定の発言することも、これまた、いかんわけではないと。しかし、その場合は、何がええかな、「政府言論が有する危険性は」ということで、要するに、「他の存在の正当性を剥奪することになる」と、これ。ほうでしょう。名古屋市がこういって言ったということになると、やっぱり名古屋市が裏書きして、ここに書いてありますよ、「一定の議論を正当化する能力」、「裏書きするだけで一定の議論を正当化する能力」ということで、非常に慎重にやらないかんとなるわけです。普通の画廊で展示した場合は、反対の意見の人は、また別の画廊でやりぁいいんです、それは。だけど、名古屋市直営、日本国直営ですわ、日本国直営でやってまった場合は、あと、反論するのが大変ですよ。なっちゃうので、よっぽど慎重にやらないかんというふうに書いてありまして、そういう事態なんです。
 だで、現に出展をやめた人たちがそう言っているじゃないですか、理由として。検閲受けたと言って。検閲じゃないです、これはほんとに。この公共が直営する場合に一定の、最低限でもいいですよ、最低限。やっぱり、大体どういうのかな、全体の奉仕者と言えるぐらいのところは守ってちょうよということなんですよ、これ。そこんとこをはっきりしないと。で話長くなりまして、最後、マスコミの皆さんにお願いしときますけど、橋本五郎さんって読売のえらい様だわな、たしか。ほうでしょう。わしも会ってしゃべったことあるけど、昔。あの人のブログか、何かコメント見とりましたら、やっぱりマスコミは正しいことを伝えにゃいかんと、この際。正しいことって何かと言うと、やっぱりその展示されていたもの、これは慰安婦像だけじゃないと。天皇陛下の写真を燃やして足で踏んづけること、それから、特攻隊の亡くなった人たちのあれを上に置いてですね、「絶滅危惧種 idiot JAPONICA」と。間抜けな日本人の墓ということを展示しているということを、知らせないかんというふうに書いてありました。そのとおりでございますので、ぜひ。特に中日新聞におかれましては、きのう、中日新聞の市民欄に、名古屋にも特攻基地があったって書いてあったがね。俺はびっくりしましたけど、あれ。あの記事はええ記事なんですよ。びっくりしまして、豊田との境のところに、どういう名前だったかな。持ってきましたけど。配ったらどうだと言ったら、配るのやめてくれといって、何か堅いことを役所が言いますんで。「戦跡は語る 令和元年、夏」というと中日新聞の市民版、「草薙隊 決死の訓練積む」と。豊田の伊保原飛行場跡ということで、当時の門柱が残っとるようですが、公務でちゃんと見に行こうと言ってありますけど。ここで戦後、特攻で死んだ人がですね、何人でした、56人。56人が命を落としたと。そこから知覧とかに行って、そこから出撃して亡くなるんだけど。書いたるわけですよ。ほんで、ここに中日の久野賢太郎という人のあれで、「傾きかけた太陽に向かって離陸する特攻隊が目に焼きついていると言う」と。これは、そこに住んどる人のコメントですけどね。近所におる人です。「時がたっても市道の先の夕日は変わらない。」、市道になっとるわけです、今の滑走路のところが。「若くして散った命を思い、福岡さん」、福岡さんというのは、その近所に住んどったという、今もご存命の方で、その福岡さんのインタビュー記事です。「福岡さんはあかね色の空を見上げた。」と。久野賢太郎と、記名記事になっていますけど。一方ではこう言っとってですよ、一方で。こういうことを言っとる。これはええ記事で、で、僕もびっくりしました。こんな近くに特攻隊の基地があったんだと。我が事のように捉えなあかんということですよ。ほんで、その亡くなっていった人たちを間抜けな日本人の墓と言ってね。これ繰り返しますけど、それをつくられた人の、YouTubeも見ましたけど、そういうのを禁止するとは何事だといって、僕の名前も何か入ってましたけど。いや、わしは禁止してませんよ、別に。名古屋市の、主催じゃなくて、この日本国、ほぼ日本国が直営するところでやるのはやめてくださいと言っとるんですよ、これ。みんなの意見がこうかと思われるから、日本人が。大きいのは、これね。と思うんですね。だで、説明責任は大変に重いです。今、どうしたらええかと、これ。早う委員会やってもらわないかんですわ、実行委員会を。規定に専決できるという規定がありまして、この専決した場合は、緊急の場合は専決できると書いてありますけど。緊急がこんな永遠にも続くとあんまり思いませんけども、その場合は、次回の実行委員会で説明せないかんという、そういうふうに規定がありますんで。次回の委員会、いつ開かれるか知りませんけど。わしは、そこで津田さんたちも来てもらって、その外国人のやめる方にも来てもらって、やっぱり、なぜこれを、やっぱり、中止、即時中止を含む、その他というか、適切な対応をしてくれと言っとるのかと言ったら、それは、日本国直営の展覧会だからですよ、これは。それをはっきり言わないかん。間違えられるから、世界中の人に。世界中のアーティストに間違えられるじゃないですか。名古屋の人間は、アートを何だ言って、気に入らんと言って、それを直ちにやめさせるとこなんだと。わしもそう思われちゃったの。ほんだで来たんですよ、わしんとこへ。ガソリン缶持って行くというのは。ほんとに。そういうことでしょ、これ。

 どうしたらええかいうのは反対に教えていただいたら。こうやって言い続けるというのもそうですけど、開いてくれと。実行委員会をね。早く開いて誤解を解かないかんです。世界中に拡散したこの誤解を解かないかん。名古屋人と愛知県人、また、日本国民に対する誤解を解かないかん、世界に。

(記者)
 県というか、実行委員ではないところがやった検証委員会がありますよね。その開き方について異議を唱えられているわけで、一方で説明責任を果たしたいとおっしゃられているわけですよね。そうすると、名古屋市は今回、その検証委員会にコミットしてないのであれば、名古屋市として、じゃあ、今回の展示に何をしてきたかという過程を、市が自ら、明らかにするみたいなお考えというのはあるんですか。

(市長)
 うん。それは最低必要だわね、まずね。自分とこでできますから。今日持ってきましたけど、当局が。わかりやすくして、名古屋市としてはどういう関与があって、その間、県としてはこうであったかというのをさらに詳しく、とりあえずね、お知らせします、これは。なるべく速やかに。

(記者)
 それは調査委員会みたいな形をとるんじゃなくて、内部で調べたものを公表するという話ですか。

(市長)
 うん、まずね。名古屋市で調査委員会つくったらどうだと言う人もいますよ、これ。昨日ある人が言っとった、これは。と言う人はいました。確かにそうだわな、これ。悪いですけど、委員の方には悪口言っとるんじゃないよ。だけど、やっぱり第三者性は、これ、ちょっと信じれないじゃないですか、悪いけど。ほんとに。

(記者)
 それを、いつ公表するというめどは立っているんですか。

(市長)
 今日一応持ってきましたけど、今日1日あればいいんじゃないか。

(当局)
 ちょっと調整して、また近いうちにお知らせします。

(市長)
 近いうち言っとりますけど、近いうち言って、ずっとかかるといかんで、明日いっぱいぐらい。

(当局)
 はい。できるだけ早く。

(市長)
 はい。できるだけ早く。明日いっぱいぐらいで、名古屋市として過去の、どうしてこうなったかと。名古屋市として言えるものをきちっとお知らせします。

(記者)
 その第三者性が担保できればいいということなのか、それとも、市長自身がその検証に入りたいということなのか、その辺、どうでしょうか。

(市長)
 私はあんまりそういう意味はないけど、第三者性いっても、やっぱりそれは実行委員会には諮らないかんですよ。そういうのもあるんだもん、ちゃんと。そうでしょう。そこでみんなで話して、それじゃあどうしようかと。委員はどうやって、第三者委員会やっぱりつくろかとなったとしますわね。僕は、この間、会見のときに、そんなの実行委員会でやりゃええんだと言ったかどうかはちょっと記憶がないけど、そう言ったか、わし。

(記者)
 そのような趣旨と受けとめました。

(市長)
 趣旨だろう。だで、実行委員会でやってもいいですよ、それは。できんことはないけど、じゃあ、実行委員会で第三者委員会にしてやろうと。で、人選はどうするんだというステップはやっぱり必要だと思いますよ、私。

(記者)
 そうすると、今の県の進め方も当然納得できないと。

(市長)
 納得できんですよ、ほんとに。そんな暴力的ですよ、ほんとにこんなの。これは、責任ある人間に対してひでえもんですね、これは。ほんとに。

(記者)
 大体、今回の件について県に、そういう対応はいかんということで、そう申し入れしたりしたんですか、あるいはこれからするんですか。

(市長)
 対応がいかんということでは、それはまだないですね。こういうふうに実行委員会を開いてやってくれは言いましたけど。まだないわな。

(当局)
 実行委員会を速やかに開いてくださいというのは。

(市長)
 そういうこと。そこまでです。

(記者)
 それは、市長としての正式の申し入れという形なんですか。

(市長)
 はい。そうです。何遍もこれ。何遍もです。口頭と文書と両方だわな。何遍も。No answerですわね。返事なしと。

(記者)
 トリエンナーレの件の関連なんですけど。3点、お伺いしたいんですけど。
 1点目は、企画展中止決定後の実行委員に市長が謝罪を要求したとのことなんですが、そのことは脅迫行為を助長することと思われますが、その点についてはいかがでしょうか。
 2点目が、市長ご自身も脅迫を受けたということですが、そのことを脅迫者に対して非難するメッセージ、公のメッセージですが、そういうのは出されたんでしょうか。もし出されてないとしたら、なぜ出されないんでしょうか。
 3点目は、公務員の義務である脅迫行為に対する告発は行ったんでしょうか。これは刑事訴訟法239条の2。

(市長)
 公務員の告発義務。

(記者)
 義務を行ったのでしょうか。これ3点なんですけど。

(市長)
 はい、告発義務。この脅迫者に対してですか。全体に対して。

(記者)
 そうです、全体に対して。ああいう脅迫者に対しても。

(市長)
 はい。そうしたら、謝罪を要求したことが脅迫にならんかちゅうことですけど。脅迫というのは、何か、その犯罪的な行為ですけど、私が何遍も言っとるのは、とにかく先ほど言いましたように、今回の問題点は、ほぼ日本国直営の事業で行われたということです。3点、大きいやつで言うと、何遍も言うけど、慰安婦問題、天皇への侮辱、それから特攻隊の皆さんへの侮辱行為が、行われたということでしょう。こんなことは、それは謝ってちょうよと。僕は、どっちかいうと芸術家の方は自由だといって力んでるから、この決められた過程のほうが大きいですけどね、これ。こういうことを何ですか、国民のためにいうか、全体の奉仕者として、みんなが納得するようなことをやらないかんところで、それを決めてしまった人たちは謝罪してもらわないといかんと。謝罪だけではいかんけどね。真相をきちんと解明して、市民の前に、これ。これを謝罪してもらわないといかんのじゃないですか、ほんとにこれ。何遍も言っとるけど、ネットもこれも、最近疲れますけど、よう見てますけど、何か、表現、どこかのギャラリーでですね、やられたのと混同してるんじゃないですか、皆さん、そもそも。そんなところで僕が言ったなら大問題ですよ。言いませんけど、それは。日本国、ほぼ日本国直営の場で、今言った3つですわ。特攻隊の侮辱、天皇の侮辱、それから、今、こんだけ問題になっとるとこで、この慰安婦像を、ああいう場で、名古屋市のど真ん中でですよ、飾るというのは。これいいの、やっても。表現の自由ですか、これ。それをはっきり言ってちょう、ほんなら。もし表現の自由だ言う人は、以上3つのことをやることは表現の自由だといってはっきり言ってくださいよ、それじゃあ、それ責任がありますよ、皆さん。これは、脅迫だと言うんだったら。いや、そう言ってもらわないかんですよ。誤解するから、これ。画廊でやったやつだったら、私もこれは、そんなこと絶対言いませんけど、これは。絶対言いませんけど。違うんです、今回の場合は。世界中に日本国民って、こんなことやっても、それをやる、どういうんですか、運営する国民だなと思われちゃうよ、ほんとに、これ。それでも表現の自由と言うんですか。それ、ちょっと言ってもらえんかね。あんたに言ってもしようがないけど。そういう問題です。

(記者)
 天皇に関して、おっしゃった作品、大浦信行さんという方の作品だったんですけど、雑誌「月刊 創」という雑誌に、大浦信行さんがインタビューを受けているんですけど、それでは、あれは映画があるらしいんですけど、大浦さんがつくられた映画があって、1時間40分ある映画の、それを20分に短縮して、その一部の動画、YouTubeで僕も見ましたけど、1分ぐらい。

(市長)
 見れますわね。はい。

(記者)
 それが切り取られて、しかも、あれは大浦さんご自身の本人のネットネームで上がってるんですけど、ご本人は本人の肖像ということでおっしゃって、インタビュー記事で書かれてまして、それで、その一部が切り取られて、天皇を侮辱しているように言われてるんで、それは違うというふうにインタビューではおっしゃってるんですよ。

(市長)
 何、昭和天皇の画面ではないと。

(記者)
 本人はそういうふうに。

(市長)
 それは通らんな、ほりゃ。悪いけど。わしも何遍も見ましたけど。あれは間違いなく昭和天皇の、お写真ですわ。これは。それは通らんでしょう。それはもっと大きく言われたほうがいいですよ、違うと言って。

(記者)
 うん。僕は本人じゃないんで、一応。

(市長)
 いや、それは通りません。それと彼に言ってほしいのは、私は、繰り返しますけど、いろいろな、ギャラリーとかいろいろなところで自分らのお金でやるのは文句言っとるんじゃないの、それは、全然。これ日本国民直営のとこで、やるほうがいかんけどな。百歩譲って言うと、芸術家の皆さんがそういう主張するのも1つあり得るかと。やっぱり芸術というのは非常に反政府性が強い場合がありますから。ピカソのゲルニカなんていうのは、そのシンボルですけど。ちょっと、あれと状況が違いますけど、ある。だで、実際のアーティストがそういうことを主張するというのは、それは、あり得るでしょう。だけど、問題は、この日本国直営の場所で、それをやるのは、やらせたほうがいかんわな、ほんとは。ほんとは確かにやらせたほうがいかんです、これ。だで、やらせたほうの責任をきちんしないかん、これ。と思いますよ。それは誰だったんだと、これを認めたのは。僕はそっちのほうです。どっちかいうと。芸術家の皆さんは主張するのが仕事。仕事言って怒られるけど。あれは芸術作品でないという説もようけありますけど、そういうこと言うと感じ悪いもんで、これは1つの主張と。これは、特攻隊のしゃべられとる動画も見ましたけど。これもね、それは、ちょっとえりゃあと思いますけど、日本国民のほんとの心を踏みにじることは踏みにじりますよ、これは。特に特攻隊の皆さんに対する、この、やっぱり、みんな心を寄せてますから、日本人は。大変な時代をつくっちゃったなということですよ。ようけの若者が死んでいってね。だで、そこ間違えんようにしてよ。繰り返すけど、何遍も言っとるで、名古屋の人はわかっとるかわからんけど、まだ、特に外国人の方がわかってないね。わかってない。なぜこんなことが起きたかというの。

(記者)
 脅迫したことに関しての質問でして。

(市長)
 僕んとこへ来たやつ。

(記者)
 3点とも、脅迫という行為自体に対しての質問です。そのご見解を。

(市長)
 脅迫いうのはテロですから。おまえのところに、ガソリン持っていくというのは。これはとんでもない話で、そんなことやめてもらわないと。犯罪ですから、これは。ええ。犯罪ですよ、これは。いかんですよ。だで、うちも来まして、うちの場合は、日が特定してあったもんで、何日にと、何ですか、あれを入れて。ガソリン入れて持ってく、どういう言葉だったか忘れました。駆けつけるわなという。だもんで、愛知県警の皆さんに、うちの周り、ずうっと、私服の人がようけおりましたけど。それから、盆踊り行かなあかんもんで、今だと、職業柄。盆踊り会場も、どえらい来てもらって、すげえ警戒してもらって、これはありがたいんだけど。ほら、それは、コメントいうより犯罪ですから、それは。捕まえてもらわないとあかんです、僕らの場合、これは。とんでもない話ですけど。その変な話が、その宛先とすると、要するに、言葉、ちょっとね、差別用語が使ってあるもんでね、ちょっと言いにくいんだけど、おまえらも、河村もそちらのほうの味方かと。韓国のほうのね。そういう書き出しですわ。だで、おかしいな言って。俺、主張しとるのと違うんだけどなと思ったんだけど、よう考えてみると、大村さん会長で、わしが会長代行じゃないですか、これ。普通といえば相談してやりますから、こういうの。一緒にこんな展示をしたんだろうと。そういうことになるんだよ、これ。うん。そういうことなんです。そういうように見えるんですよ、やっぱり。だで、わしも何ですか、自分だけエクスキューズばっかしとっていかん。申し訳なかったと、ほんとに。これ謝罪しますわ、ほんとに。こんな展示をそのままやらしちまって、ほんとに、これは。いうことですよ。そういうことです。脅迫に対してメッセージは。
 それから、刑事訴訟法の告発義務というのは、だから、告発を前提として、被害届はまず。脅迫のことでいうと、県警ちゃんと受理してますから、出してあります。だで、全体についても、これを、下手すると何かの犯罪行為になるんじゃないかと、これ。なぜかといったら、日本国直営のやつで、あたかも日本国が保証していると。裏書きしているようなところでですね。で、税金が支払われてますから、補助金が。実態は、何ですかよくネットには書いてありますけど、プロパガンダ、政治的な主張をやって、多分公的なとこでやりたかったと。それは芸術家の気持ちはわかりますよ。さきほど言ったように。それを許してしまった、この県と市ですか。文化庁どこまで関与しとるだか、わし、わからんけど、当日、挨拶には来ませんでしたでね、あれ。文化庁は、挨拶予定が。だから、それっていうのは税の支払われる趣旨が違いますので、助成金の。でしょう、これ、どういう趣旨かというと、実行委員会の規約にありますけど、モダンアートというか、ああいうものを、やっぱり育ててくと。そういう趣旨の国際美術展覧会なんです。ちょっとそうとは言えんのですよ、やっぱり。言えんと思いますね。だで、一億歩譲って言うと、アーティストの皆さんは、それを主張して何が悪いと、わしたちは。日本人の墓でもね、間抜けな日本人の墓でも、天皇制についてもね、何が悪いと言われや、確かにそれは、彼らからすればそうですけど。繰り返すといかんけど、これ、日本国が直営するようなところではやめてちょうだいと。これ言っていかんの、これ。僕、これ仮にもし言わなかったとしたら、今ごろ展示されとるんですよ、ずっと。これ世界の人どう思うと思う、これ。ほんとに。特攻隊で死んだ人たち、どう思うの。ほんとに。俺たち間抜けだったのかと。それを日本人の日本政府が展示するということはちょっとわしでは、ちょっとね、考えられんですね、これ。考えられんより、やっぱりちょっとやめてもらわないといかんということで、それも僕は権限がありませんので、大村知事に向かって、早く実行委員会開いて、即刻中止を含む適切な措置をとってくれというのは、何か、これあれですか、いかんことかね、これ。表現の自由を迫害するの、これ。
 それから、まあ、ひとつだけちょっと言っていくと、僕が言いたいのは、もしこれを社会の自由に対する、脅迫だと言うんだったら、これをそのまま認めてね、ずっと言うことは、さきがた言いましたように、その論文がありますけど、公共がそういう展示をするということは、ほかの意見を排除する効果があるわけです、公共の場合は、これ。そうなりますがな、どうしても。皆さん、名古屋市の後援だとか、申請がよう来ますわ、これ。あれ何でか言ったら、やっぱり、自分の団体、それから中身も、やっぱり名古屋市からちゃんと裏書きしてちょうという気持ちがね、あんまりこんなこと言うと感じ悪いけど、やっぱりあるんだ、品質保証みたいなのが。でしょう。そんなら、もし、これ、脅迫行為であって、僕の行為自体がいかんということだったら、ずっと続けてますよ、これ。続いていくと、これどうなるか言ったら、日本人の中に、やっぱり特攻隊の皆さんが若くして死んでいったのは、みんなでね、思いを寄せてと、これ。若者たちに。ありました、この名古屋市の草薙隊でも、なあ。あったらお墓参りでも行こうかと。これ。若くして死んじゃって、ほんとに、申し訳なかったというかね、全体に、日本として。いう気持ちを封鎖することになりますよ、それは。これ。そりゃ、間抜けな日本人の死ということになっちゃうから、これ。彼らは。だで、その、これをつくられた作家にもそれが言いたいんだ、わし。あなたがいろいろなとこで言われるのは、どうぞ、どうぞとは言いません、さすがに、これは。だけど、今回は違うんですといって。何遍も言いますけど。

(記者)
 実行委員会が今のところ開かれる予定もなくて、中止になって以降、あまり名古屋市がしっかり、どういうことがあったかという検証とかに、コミットできてないなというのがあるんですけれども、これがこのままずっと続いた場合、次のトリエンナーレに名古屋市のかかわり方、3年後のトリエンナーレに対して、名古屋市はどうかかわっていくかというスタンスを変えていかなければならないのかなという思いとかそういうのは。

(市長)
 そういう問題も出てきますけどね、出てきますけど、次のものに対して、名古屋市がどういうふうにやっていくかということも重要ですけど、やっぱり今回のことを検証しなきゃいかんですよ。そちらのほうがはるかにでかい、それは。政府部門が決めたんです。地方政府か知らんけども、これ。何か、今のペースだと、わし、突然、何ですか、津田さんがえらい謝るようになりましたけど。突然。彼もやっぱりいかんと思いますけど。彼はだましたんですかね、これ。だましてないんですか、愛知県なり名古屋市を。こんな展示をやるということは言ったと、言ってますけどね。で、何か6月に、知事か何かの了解を、理解をいただいたというコメントも出しとるじゃないですか。その理解の中身はちょっとわからないのだけども。彼は、ひょっとしたら、芸術家というのはやっぱり反政府的な主張もしますから。河村さんなんか芸術家じゃないけど、そういうことばっかやっとったがね、国会議員時代は。権力に対抗するというのは大変重要なことなんですよ。表現の自由というものの一番最たるものは、政治的反論の自由というのが一番大事なことで、権力に対抗するということを、ただ、わーっと言ったと。普通は、だめだと言われるだろうと思ったのか。展示物をだましたのかと。そこがちょっとようわからんのです、わし。そこのとこら辺が。「OKだ」と言ったほうは、だまされて「OK」と言ったのか、それとも、よくわかって、これも表現の自由の一環として認められると。特攻隊にもっと、心を寄せる人たちは等しく辛抱しろと、これは。いうふうに思ったのか。

(記者)
 先週の検証委員会で、何か公開フォーラムをつくりたいという話になっているんですよね。

(市長)
 津田さんがですか。

(記者)
 検証委員会の法学者とか、そういう人たち、県のほうの検証委員会なんですけど、何かまだ内容としては決まってないんですけど、アーティストの人たちを集めて、表現の自由について語ろうという、何かそういうのをつくりたいと言っているんですね。つまり市長をはじめとした、この展示品を不快に感じた人たちに反発する形で、新たな企画展をつくりたいと言っているんですけど、それについてはどう考えますか。

(市長)
 いや、いろいろなことを言われるのはあれだけど、何の相談もなしにですね、人事も全部自分らで決めたわけでしょう。自分らなのか、自分なのか。いいんかね、こんなことどんどん進めていくというのは。これ当事者でやっていくというのは。ほんとに、これ。笑い話じゃないですよ、これは。まあね、ほんとにちょっと、なかなか承諾しかねますよ、このやり方は。やっぱり。そうじゃない。暴力的だと言われてもしようがないですよ。これ、反論来るか知らんもんで、反論してくださいよ、これ。暴力とは何だといって。何にもありゃせんもん、市のほうへ。これからしてくるかどうか知らんけど。やっぱり、名古屋市民や、日本国民の皆さんが直営で行ったということについて、やっぱりこれだけのことだで、やっぱり第三者だといっても、やっぱり、まず実行委員会やって、そこで第三者委員会やろうとなれば、メンバーどうするんだということで、ちゃんとね、今までやってきた人の意見も聞いて、第三者性を担保して、やらんといかんと思いますよ、わしは。

(記者)
 何の相談もなしに、市の相談もなしにされることには納得がいかない。

(市長)
 それはいかんですよ、そんなもん。人選だって、人選って大きいですから。これは当然いろいろな意見あります中で。ほんとに国民の皆さんの立場に立った意見言えるのかと。本人の皆さん、能力じゃないですよ、そんな、この選ばれた過程見とると。津田さんと大村さんは、津田さんの何かネットか何かによりますと、毎日連絡とっとると、電話でね。書いてあるじゃないですか。それはそれでええんだけど。しかし、聞いたこともないですな、これは。

名古屋城天守閣木造復元事業について

(記者)
 市長、冒頭、名古屋城の話ありまして、さっきおっしゃった、文化庁の対応があったと思うんですけど、名古屋市としては、今後はですね、近々に、例えば市長がもう一回、文化庁へ行くとか、何かアクションを起こす予定はあるんですか。

(市長)
 いや、近々、また役所は役所で行きますけど、僕は僕で行かなあかんと思ってますけどね。何遍でも。

(記者)
 その日程はフィックスされてるんですか。

(市長)
 ちょっと言いにくいのはありますけど、僕のやつはまだフィックスされてませんけど。

(記者)
 役所は何を言いに行くんですか。

(市長)
 いや、まあまあ、お願いしますわということと、これ、たしか言ってもええと思いますけど、新たな調査としてね、石垣の。言ってもええんだろう、あれ、たしか。あそこの穴掘って、あそこの堀の下を調査してくれというの。たしか誰か言ったぞ、それ。

(当局)
 申請してるだけです、まだ。

(市長)
 いやいや、その申請しとるということ。それは明らかになっとるね。要するに、今までのプラス、それから、内堀ですわね。天守の真下、堀の下をもうちょっとチェックしないといかんと。ちょっとチェックせないかん。あそこに重機が置かれる。竹中案は竹中案で、そこが下に影響がないような工法でやっとるんです。

(記者)
 それはもう申請済みで、それの、あと答えを聞きに行くということですか。

(市長)
 まあ、答えを聞きに行くというか、速やかに、できる限り速やかにやってちょうだいよと。いうことをお願いに行くということ。

(記者)
 今の段階では、だからいつに行きますということまでは、まだ明らかにはなってないと。

(市長)
 現場はいろいろ段取りしてますけど。僕はまだですけど。はい。

市立中学校におけるトーチトワリング練習中の事故について

(記者)
 守山の中学校で、生徒さんが、ファイアトーチ、トーチトワリングの練習中にやけどをした件で、受けとめだけ伺えますでしょうか。

(市長)
 いや、わしもこれ、何かようわけわからんもん、それが。昨日たまたま、ダンスクラブや何かやっとる女の子たちと、某所でちょっと会ったときに、「何か、あれって楽しい思い出になるんで、市長、ばさっと禁止するのはええことないよ」言って、という話がありましてね。「ああ、そうか」言って、いうことで、今ほかの方法をね、何かしらんでどうするとか言っとったな、あれ。とりあえず、火でなくて、何か工夫はするようなことを言っとるらしいですけど、もう一回ちょっと丁寧にやったほうが。ええ思い出になるんだったら、全面禁止という方法じゃなくて、別の方法をとって、子どもさんが、いい思い出つくっていけるようにしたいと思ってますけどね。

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