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平成31年1月15日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2019年1月31日

ページID:113561

報告事項

  • 消防出初式の感想
  • 名古屋城天守閣木造復元 市民向け説明会・シンポジウムの開催について
  • おとなの猫(成猫)の譲渡会と犬猫の適正飼育キャンペーンの開催について

会見動画

報告内容

◎消防出初式の感想等

(市長)

 それでは、1月15日(火曜日)ですが、会見を始めたいと思います。おはようございますということで。

 まず、13日(日曜日)ですけど、消防出初式を観閲してまいりました。

 消防団員、消防職員の皆さんの凛とした、たくましい勇姿を拝見し、大変心強く感じました。

 昨年は西日本豪雨災害において、本市消防局からも愛知県隊として多数の人員や車両、また、ヘリコプターを派遣し救助活動に当たったところでございますが、消防出初式でも本市の消防力を大いに市民の皆様に披露できたと感じております。

 市内における救急出動件数は、年々増加傾向にあり、昨年の救急出動件数は、高齢人口の増加や猛暑の影響などにより、速報値で前年より8,053件と大きく増加しまして、13万3,842件となり、初めて13万件を超え過去最多となりました。

 そのような状況の中、本市では、119番の救急要請を受けてから病院到着までの時間を短縮する取り組みについて、引き続き努力してまいります。

 市民の皆様におかれましては、かかりつけ医への早目の受診など、日頃の体調管理を心がけていただきたいと思います。

 ということですが、既に書いてありますけど、これは御承知のように、物すごい小さい自治体、あるいは一部事務組合になっとるところがどうかちょっとわかりませんけど、大都市では圧倒的に119番をかけてから病院に着くまでの(時間が)、31.9分と。これは日本一早く着くということでございます。これは年寄りといっても、まあわしも年寄りの一員ですけど、しゃべりますとみんな拍手しますでね、これ。若い人らはあんまり感じんかわからんけど、どえらい重要なんですよ。脳梗塞やら、そういう状況になったりしますと、1分1秒早くドクターに診てもらえるかどうかというのは、半身不随になったりするリスクを考えますと、決定的にに大きい問題で。これは、まだ短縮していると言っていましたよ。確定ではないけども、不確定値ですけど、31.3分まで早くなっとるでないかということでございますので、ぜひこれは。

 ほんで、今日も幹部会で消防長が言っとったけど、実は119番から現場へ到着するのは京都のほうが早いんだということですわ。そこから病院へ着くのは名古屋が早いと。すなわち、病院がどえりゃあ協力してくださっているというか、ありがたいということ。断らないと、病院が。最近はあんまり言わんけど、昔はようやっとったがな、たらい回しってやつ。東京なんかでよく話がありましたけど、そういうのが名古屋ではないと。この間、市大病院(名古屋市立大学病院)と話していたときに、うちが一番早いんだと言ってましたけど、第二日赤(名古屋第二赤十字病院)とか、藤田医科大学。(藤田医科大学病院は)豊明市ですけど、名古屋と隣接しておりますので。それから名市大の病院(名古屋市立大学病院)。それから掖済会(名古屋掖済会病院)も早いですけど、名市大(名古屋市立大学)が言っとったのは、全部受け入れるけど、ただ、本当にベッドが満員のときだけは。何か、ほかのところだと、通路を使ってもやるという話もありましたけど。そのときは入れんけどということですが。これは究極の福祉でございますので。まだ、京都が一応今でも119番から現場へ着くのは日本一と。

 これでわかるのは、広い道路をつくったって関係ないということです。京都が一番なんだから。そうでしょう。古い昔の街で、ああいうところが一番早く救急車が着くということですから。今までのやってきた、それこそ戦災復興事業で道路ばっかりつくっておった、6メートル以上の道路を標準とする計画というのはなんだったのかと、本当に。と思ってまわないかんのですよ。あんまり力んでもいかんですけど。ちゃんと報道してもらっとるか、本当に。どえりゃあことですよ、これ。わかりやすい消防の努力というと、救急車が出ていくときに、宿直で泊まっとるがね。それを出ていくところのすぐ横で寝とるようにするとか。待機しとる消防署員が。そういう涙ぐましい努力で、これで日本一になったということでございます。

 まあ、ええことやったら、たまにはほめたってちょ、たのんまっせ。というお話です。

◎名古屋城天守閣木造復元 市民向け説明会・シンポジウムの開催について

 それから、次に、名古屋城天守閣木造復元についての、市民向け説明会及びシンポジウムの開催について、お話しいたします。

 市民向け説明会では、名古屋市及び株式会社竹中工務店から名古屋城天守閣木造復元に関する説明をします。名古屋市からは、名古屋城天守閣木造復元事業に関し、これまでの経緯や進捗状況などについて、ご説明させていただく予定にしています。

 開催は、明後日、1月17日(木曜日)から25日(金曜日)にかけまして、熱田区役所講堂を初め、市内5カ所の会場において、実施いたします。

 また、シンポジウムでは、市民向け説明会の内容に加えまして、名古屋城に関する講演を予定しております。

 講演は、日本近世史がご専門で徳川将軍家と尾張徳川家の研究を行っています、中京大学文学部教授の白根孝胤先生にご講演をいただくことになりました。

 開催は、1月27日(日曜日)、鯱城ホールにおいて、実施いたします。

 各市民向け説明会及びシンポジウムには、私も出席させていただく予定でございます。

 市民の皆様に、名古屋城天守閣木造復元に関し、説明させていただく機会となりますので、ぜひお越しをいただきたいと思います。

◎おとなの猫(成猫)の譲渡会と犬猫の適正飼育キャンペーンの開催について

それから次に、おとなの猫の譲渡会と犬猫の適正飼育キャンペーンについて、お話をさせていただきます。

 12月10日(月曜日)の会見でもご案内をいたしましたが、今年度の本市の猫の殺処分頭数は、12月末現在で161頭と、前年度の76頭の倍以上となっており、また、殺処分となった猫の約6割が、大人の猫という状況でございます。

 現在、動物愛護センターに収容されている猫の多くも、大人の猫となっております。

 そこで、猫の殺処分ゼロを目指す新たな取り組みとしまして、「どの猫も誰かの大事な猫になれる」をテーマに、動物愛護センターにおいて、1月19日(土曜日)から2月24日(日曜日)まで「おとなの猫の譲渡会」を開催することといたしました。

 大人の猫は、子猫に比べ手がかからず、性格もわかっているため、個々のライフスタイルに合った猫を探すことができます。ぜひこの機会に、実際に猫に触れていただきながら、御自身にぴったりの猫を見つけていただければと思います。

 また、初日の1月19日(土曜日)には、猫と飼い主の出会いの場として9月の動物フェスティバルでも大変人気のありました、「ネコのバス」も来場いたします。

 譲渡会は、期間中、休館日の原則月曜日を除き、毎日開催しておりますので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

 また譲渡会の開催にあわせまして、避妊・去勢手術を行い最期まで飼うことの大切さを啓発する「犬猫の適正飼育キャンペーン」を、名古屋市動物愛護推進員の皆様のご協力により、行います。

 今後もこうした取り組みをより強化することにより、一日も早い「犬猫に理由なき殺処分ゼロ」の達成を目指してまいります。

 はい、私からは以上でございます。

質疑応答

◎市議会議員報酬について

(記者)

 年末に市議会議員報酬についてのお話がありましたけれども、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)の開催の指示を出すということをおっしゃっていたんですけど、それに関して今現状どうなっていますでしょうか。

(市長)

 これは、あのとき(市長年末記者会見)に言いましたように、あれから直ちに総務局長に指示しまして、1月下旬から2月上旬の間で関係の皆さんと日程調整をしておりまして、まだこの日だということは、今調整中でございますということでございます。これは、そのときに言いましたように、4月1日(月曜日)からは名古屋市会議員様の報酬は1,633万円と。1,633万円プラスいわゆる政務活動費が600万円。これを両方足しますと2,233万円ということになるということでございます。

 現在は、前に一旦800万円に下げたやつ(市会議員報酬)を、この間上げられまして1,450万円ということですが、それが3月31日(日曜日)までで、4月1日(月曜日)を越えると、これちゃんと書いといてもらわないかんですよ。市民の皆さん知らんですから。「え~っ」ってみんな言います。4月1日(月曜日)から、(市会議員報酬が)800万円の倍、1,633万円となります。それプラス政務活動費が600万円と。合わせますと2,233万円ということでございますので、わしはしょっちゅう言っておりますけど、とにかく必要だとかいう、いろんなご議論がありましたらとか、ありましても、要するに市長も自分の給料をわしが決めとるんじゃないですよ、これは議会が決めるんです。議会というのはそれだけ民主主義の代表でして、大変立派な存在なんです。それを決めるんだったら、ちゃんと市民の説明会をやらないかん、いくらなんでも。16区ありますので、選挙区が。各区ごとに皆さん集まられて、市民の皆さんにタウンミーティング、いわゆる公聴会といいますか。自分らはかくかくしかじかで、こんだけのお金が要るんだと。手当てと両方で、1,633万円と600万円で、2,233万円要るんだということで説明せないかんですよ、幾ら何でもこれは。むちゃくちゃですよ、それなしでやるということになると。自分で自分の給料を決められる、世界中でただ一つの人たちですから。なぜ決められるかといったら、民主主義の代表として出てきとるから決められるわけですよ。だから市民の皆さんに立脚していかないかんですよ、それは。だから市民の皆さんが納得すればいいですよ、納得すれば。

 ほんでまあ、それと。議会基本条例(名古屋市議会基本条例)というのがありまして、これは平成22年3月19日(金曜日)提出ということで、議決されておりますけど、その第16条にですね、第16条、議会。これ後で、ネットで出てきますけど議会基本条例(名古屋市議会基本条例)、みんな議会が皆さんで決めたことです。第16条に何が書いてあるかといいますと、まず括弧書きで「議員定数及び議員報酬に関する基本的な考え方」。「第16条、議員定数及び議員報酬に関しては、別に条例で定める。これらの条例について、これを制定し、又は改廃するときは議会基本条例(名古屋市議会基本条例)の趣旨を踏まえ、これを提出する」と。「この場合、民意を聴取するため、参考人制度、公聴会制度等を活用することができる。」そういう条文がありますので、できると書いてありますけど、それはせないかんということですよね、これは当然のことながら。ということでございます。この趣旨に従って、ぜひやっていただきたいと。各区でね、各区でやらないかんですよ、やはり。選挙区ごとにやらないと。全議員さんが出てござって、いろいろ言えばいいがね、それぞれ800万円の人は800万円でと言うし、ほんで、上げるのはどう考えておられるのか知らんけど、1,600万円にね。これについてなぜそんだけ必要なんだということを言わないかんですよ、そりゃ。これはわかってもらわないかんですよ。そりゃ、市民の税金ですから、問題は。自分でもうけた金じゃないですから。市民の税金を使わせていただくについては、年収を一旦は800万円に全員一致で下げたと。河村さんの、市長の給料も全員一致で800万円で議決しましたと。ただ、それでは、かくかくしかじかの理由で、とりあえず1,450万に上げましたと。30分ぐらいで、こういう説明ありませんでしたけど。わしはこれをやってくれって言っておったんです、そのときに。やりませんでした。今度は、それは今年の3月31日(日曜日)まで。4月1日(月曜日)からは1,633万に上げますということをなぜかということを説明せないかんですよ。だから議員なんでしょう。ということだと思いますよ。

 そういう趣旨がございますので、そちら側の納得できる案が出てくるのがまず第一でございますけど、しかし準備しておかないかんもんで。私も4月1日(月曜日)からどうしたらええかと。市長は予算執行権がありますので、執行権もあるし執行義務もありますので、どうするんですか、これ。800万円にもう一回戻すんですか。3月31日(日曜日)で終わりますんで、800万円でええのか、1,450円万でええのか、1,633万円でええのか。報酬部分だけね。1,633万にするのか決めてまわなできんじゃないですか、わしこれ。本当にそうでしょう。だで、しかるべき準備をする必要がありますので、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)も先ほどのご質問どおり開くようにと、開いてくださいというお願いをするように当局に指示してありまして、それが大体1月下旬から2月上旬の間で開くということで、皆さんご都合を合わせとるところでございます。追って発表できると思います。

 これは公開だったと思いますけどね、たしか。公開じゃなかったかな、これ。たしか公開だったと思いますけど、これは。

(記者)

 今のところ議会側から、公聴会というんですか、自分たちの報酬に関する民意を聞くという動きについては特に聞いたりしていますか。

(市長)

 何も聞いておりませんね。まあ、申し上げてもええんですけど、こうやって記者クラブで何遍も言っておりますし、マスコミ報道にも載っておりますんで、むしろ自分から言ってこないかんわ、言わないかんわね。言ってこないかんより言わないかん。市民に向けて言わないかん、市民に向けて。そりゃ。民間の給料は下がっとるんですよ、今(「愛知県のきまって支給する現金給与額」では微増。)。言っておきますけど、民間の給料は下がっとるんです。これは各種テレビや報道でやっとる。そういうときに、こうやって上げるんだから、そりゃ市民に向けて説明する責任がありますよ、どう考えても、これは。もし市長だって給料上げるんだったらやらないかんですよ、当然のことながら。上げませんけど、私は。800万円から上げませんが、上げるときは当然やらないかん。ただね、議決権は議会ですよ、市長は提案権ですけど。市長がそういう報酬について提案しようとするときは報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)に諮らなかんというのがありますので、そのとおりきちっと報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)をやっていただくと。

 ただし、何遍も言っていますけど、ぜひ皆さんも資料を読んでもらうとわかりますけど、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)というのは、他都市に比べてお手盛りがあるかないかを判断するところ。だから、政治的に市民の民意かなんかで、特別にこうするということについては、この間、答申もらったということだよね、何年か前に。それは報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)の判断するところではないと。そういう答申を過去はいただいておりますけどね。堂々と説明なら説明で。横浜が一番高いと思いましたけど(政令指定都市中、年額が1位)、1,650万円じゃなかったかな。たしか1,650万円。名古屋はこのままですと、4月1日(月曜日)から1,633万円になると。ならそれならそれで堂々と言われたらどうなの、ほんなら、市民に向けて。わしはもともと全部が高過ぎると思いますよ、いくら何でも、1,650万円ももらったりですね、プラス、政務活動費もあるというのは。

 また突然やるといかんで、また今度言っていきますけど、領収書の按分を領収書、という問題がありまして、ひとつ。これもやはり、ええわ、ええわ、ではちょっと済まされんですね、これ。知らんと思いますけど、皆さん。例えば100万円どこかに支払ったということありますわね、政務活動費のもとになるの。按分いう制度になっとって、例えば項目によっていろいろ違うようですけど、7割は税金でええよと。例えば家賃だとか人件費だとかいろいろありますけど、7割は。あと3割は自分で持ちなさいと、そういう制度になっています。だで、それはそれで議会で決めることは尊重するのはええんだけど、問題は100万円支払ったという証明の領収書は何と70万円の領収書でええんですよ。大抵知らん方がほとんどで、何言っとるのかもわからんと思いますけど。なかなかですよ、これは。だで、私はやはり市民の皆さんの税金を正しく使ってもらえるようにチェックするのが仕事だもんで。だで、70万円の領収書の場合は本当に70万もらったのか、100万円もらっとるのかわからんじゃないですか。だからあと30万についてはちゃんと証明してもらえればいいですよ、説明してもらえれば。領収書を2枚持っとるなら持っとるで。普通は考えられませんけど、あんまり。受け取るほうは疑問に思われるからね、そういうことをやると。そうでしょう。自分の所得を過少に申告したと思われるじゃないですか、70万円の領収書だけしか。30万円もう一個あるかもしれません、それは。あれば、あったで、これは。だけどそれは証明してもらわないと。前から思っておりましてね、これはごちゃごちゃやっておって、何だかんだ、ちょっと前にありましたけども、4、5年前にだいぶ問題にしとったんですわ。だで、100万円払ったなら、家賃か人件費で、100万円の領収書をつけてもらわなにゃいかん。これは当然のことだと思いますよ。こちら側も同時にチェックをきちっとしていきたいと思っていますけども。知らんでしょう、これ。正直に言ったほうがええよ、こんなこと知らなんだ言うて。ほとんど知らんと思いますよ。わしも5、6年前にびっくらこいたんだで、これ本当に。そんなばかなって言って。

(記者)

 前回の会見でも出たかもしれないですけど、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)で800万円が適正ではないと判断された場合はどういうふうな対応を考えてらっしゃいますか。

(市長)

 そんなことは言わないと思いますけど、私は。もともと報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)というのは条文見てもらうとわかるけど、参考にすべき資料って限定されとるんですよ。参考にすべき資料というのは。世の中にあるあらゆる事象を参考にして決めるという、そういう書き方じゃないんです。そこには他都市は幾らもらっとるかということが。まあそういう表ですね。ということになっておりますので、多分、行政というのはそういう面では統一感が要りますし、横浜やほかの大都市と比べれば同じような金額ですと。そういうのは普通ですわな、これ。

(記者)

 と、思うと、800万円が適正でないという判断になり得る根拠になると思うんですけど、そうではない。

(市長)

 全然違いますよ。

(記者)

 どういうことですか。

(市長)

 市民が選挙やなんかで民意でもって決めたという場合はそれこそ地方自治なんであって、それぞれの自治体で、自分で決めりゃそれはいいことですよ。高い金額をやってはいかんという意味、お手盛りで。そういうのですよ。

(記者)

 報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)はどういう役割なんですか。

(市長)

 いわゆる、お手盛りがないかということです。ほかの都市と比べて。お手盛りがないかということです。それを判断するということですから。

(記者)

 報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)がどういうふうな判断をしたかは別として、結局は市長としてこういうふうで、こうがいいんじゃと提案する際の、ひとつの必ず通過しないといけない点というぐらいですか。

(市長)

 それはそうです。市長が提案するときには、条文の「てにをは」はちょっと忘れましたけど、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)に諮問せないかんと、そういう規定があります。一旦全員決めたというのは大きいですよ。それと8年前になりますか、あのときの各新聞がアンケートとっておりまして、(市会議員の)給料は幾らか、どうしますか、というのを。それぞれ議員さんが答えていますから。800万円より安い人もいますよ、その中にはいますよ。という話ですわね。第三者機関でとか何かいろいろ書いてあるのもありますけど、具体的にいくらというのを書いてあるのもあります。全員について選挙の前にアンケートとっていますよ。

(記者)

 減税の議員はさっきの民意を聞く提案をしていくということになるんですか。その報酬についての、例えば公聴会なり、そういったものをやりましょうという、提案者になるとか。

(市長)

 そういうのもひとつだわな言って、この間ちょっと話をしていましたけど。公聴会をやらないかんという。これは条例でも書いてありますんで、自分で決めるだけのことですけど、これはやりましょうといって。だで、どういう提案形式があるかちょっとわかりませんけど、やりましょうというのは当然言ってしかるべきだわね、これ。と思いますけど。

◎勤労統計調査について

(記者)

 報酬のもとになる毎月勤労統計が改ざんされていたということが先週発表されましたが、市職員の報酬にもかかわってくる話だと思うんですけれども。二つありまして、ひとつは市の基幹統計の過去10年ぐらい遡って再点検される意向はあるのかというのと、もうひとつは、こういう調査が行われていたことについてのご感想を。

(市長)

 これ不思議なもんだわね。失業保険やなんかの基礎となる金が低くしてあったと。一方、人事委員会勧告(職員の給与に関する報告及び勧告)ってありますわね。あれは一事業所50人以上の事業所ホワイトカラーを調査するということになっていて。あれは国(人事院)からどうも指名してくるみたいですけど、この会社をやれということで。あっち(職員の給与に関する報告及び勧告)のほうは、こうなるとどうなる。やっぱりこれ、向こう(人事院)が言ってくるんだで、という話らしいけど、どこを調査するというのを。高くなるようになっとらへんかね、これ、下手したら。ちょっとええかげんなこと言ってはいかんですけど、庶民のほうの失業保険の給付の根元になるやつは低くしておいて、ほんで自分らの人事院勧告は高くなるようにしとったとするとこれは大問題ですよ、これはまた。それはちょっとわしの推測で違っとるといかんでよ、怒られるといかんで、そのときはご容赦ということですけど。ちょっとぱっと見てそう思いましたね。

(記者)

 万が一なんですが。ひとつは、雇用保険、一人1,400円とも言われていますけども、給付金の詐欺等がこれだけ多い中で、当然、電話窓口等はつくってらっしゃると思うんですけど、当然、附随した還付金詐欺等出るおそれもあるのですから、そういった対策等は。

(市長)

 あれは国の雇用保険は、市は何か関係あるっけ。市の算定というのは。

(記者)

 直接は多分関係はないと思いますけど。

(市長)

 直接、ちょっと関係ないんでないかと思われるけど、一遍ちょっと調べてみるわ。うちが調べとるわけではないだろ、あれ。

(記者)

 そうだと思いますけども、便乗した。

(市長)

 人事院勧告との違い、ちょっと調べてみゃ、あんた。そりゃ巨大なネタになりますよ、これもし、そうなっとったら。人事院勧告が調べるほうは高くいくようになっておって、労災の失業保険のほうは低いほうになるというのは、もしそうだったとしたらむちゃくちゃですよ、もしそうなったら。違うことを祈っとるけど、わし。あれが記事に出たとき、ふっと思った。それは皆さん、士農工商といいますか、その最たるものになりますよね、そうなったら。庶民のもらう金は下にしておけと。わしらのもらうのは上だという操作ができとったとしたら、えらいことですわ。国会議員だったとき、そういう調べる仕事ばっかりやっとったんです。

◎外国人労働者の受け入れについて

(記者)

 12月に外国人労働者の受け入れに関して、入管法が改正されました。市長のお考えと名古屋市としてどう対応されていくかなどをお聞かせください。

(市長)

 こんだけ世界に物を売って、特に名古屋港の貿易黒字7兆円でしょう。世界に売っとるもうけた金が、輸出は12,3兆円で、貿易黒字ですよ。そりゃ世界の人たちの雇用について最大限の努力を図っていくというのは、やっぱり、時代が変わってきたんだと思いますよ、せにゃいかんということだけど。まあ、安く使えりゃええわというふうになっていかんようにせにゃいかんわね、とにかく。どえりゃあ大事ですわ。

 外国人の、この間もちょっといろいろ報道されておったけど、学校へ行かんで、そのままわけわからんようになっとる子どもさんとか、そういうのがあるもんだで、そういうのには本当に名古屋はものすごい気を使ってちゃんとみんなフォローをしてきてもらって、ただ安月給だけで使い捨てみたいに働かされたと、そういうふうにならんようにせにゃいかんね、全力投球したいと思いますけど。特に子どもさんの就学については。だで、言葉なんかでも、何かテレビでやっとったけど、ベトナムならベトナムの人で何年か住んどる人たちが働きに人を教えるような、そういう仕組みをすごく丁寧にやってきて。やはり言葉が通じんと、どうしても外国で疎外感があって出てこんようになるみたいな。またそこで悲劇が起こるってあるでしょう。その辺に最大限の注意を払いたいし。基本的には、簡単に移民国家にするのではないので、これは、大変、国益とかかわることで重要なんで。江戸時代は鎖国しとったような日本ですから。だで、そこら辺は慎重にやらないかんと思いますけど、基本的にはこんだけ海外でもうけさせてもらっとるということを忘れんようにせにゃいかんわね。特に名古屋は、名古屋港がある。と思いますよ。だから最大限のサービスをせにゃいかんと。だで、外人に会ったら「How are you?」ぐらい言うだわ、英語でみんな。役人に言っておるんだわ。

 この間某テレビ局の、関西から来た人が言っとったで。何か赤ちゃんをベビーカーに入れて地下鉄なんか乗ったりするときは、大阪のおばちゃんは、「わぁ~」って言って、「お~い」とかなんか声かけるらしいんだわ。名古屋人はちょっとぶっきらぼうだでいかんていって。と、大阪へ戻った皆さんの仲間が言っとった。それはいかんわね、やっぱり。「How are you?」でええんだわ。

◎名古屋城天守閣整備事業について

(記者)

 名古屋城のことなんですが。この時期に市民向け説明会のシンポジウムをやる意義と、その進捗状況が遅れている中で、市長としてどういうふうに市民に説明するのかを教えてください。

(市長)

 とにかく、2022年中にやるという方針はいささかも緩んでおりませんし、だで、どういうふうに今進んどるかいうことを、これ。5月に文化庁の審議会がありますんで。そこに間に合うようにやっていかないかんということでございますので、ただ、その道中、特に石垣をめぐりまして、いろんな議論があったことは事実でございますので、そういうことを説明せにゃいかんわね、市民の皆さんに。だけど、一定の報告書ができつつありますので、それを受けまして、石垣部会の皆さんやら、また、文化庁にも丁寧にやってきたということですわ、こちらは、丁寧に。そういう状況をお話しするということですわ。

(記者)

 文石協(文化財石垣保存技術協議会)との話し合いは今どの程度まで進んでますか。

(市長)

 大体もう、ほとんど、何合目か知りませんけど。ほとんど終わったと言うといけませんけど、最後のまとめの辺に入ってきとるという。

(記者)

 それはもう、すぐ石垣部会を開いて。

(市長)

 大体話をしましてね、そこで。

(記者)

 できそう。

(市長)

 いや、できるでしょう、そりゃ。

(記者)

 どれぐらいまでに、できそうですか。

(市長)

 早いところやらないかんでしょう、とにかく。本当はこの第1回までにできるとええけれども、あんまり、むちゃくちゃ焦ってはいかんので、文化庁さんからも丁寧にはやってくださいよと言われていますので、丁寧にはやりますと。ただ、文化庁も、もうこれ、4年、5年になりますか、これ。木造復元と、それから技術提案交渉方式というような話はもうすべからく、ものすごい丁寧に説明して、その頃からこれもう、丁寧に説明してくださいねと言うもんで、ものすごい丁寧に説明して、竹中工務店の案とか、そういうものをやってきておりますんで。私どもからするとそれはそれで、そりゃ頭に入れといてもらわないかんわな。ほんで、地震で危ないし。地震で危ないもんで、入場を禁止して延々入場を禁止しとるいうたら、そんなめちゃくちゃな話ないじゃないですか、そんなの。地方自治法というのがあるんですよ、やっぱりちゃんと。地方自治法に、第2条ですか。地方自治法第2条第14項というのがありまして、何が書いてあるかというと、「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」という規定があるわけです。すなわち、あそこで、年間7億ぐらいの入場料収入ってあるわけですよ。やっぱそれはいろいろに充てられておりますので、それはやっぱり今言いましたように、最少の経費で最大の効果を上げるようにせにゃいかんということになっておりますので、それは入場を禁止してですね、ほかっとく、というのはあり得ませんから、それは。地方自治法違反になってまう、そんなことをやったら。だから、そういうようなこととか、いろいろ説明させていただいて。大至急進めますんで。最後にちょっと、まとめの辺のとこだもんで、ちょっと内容はなかなかまだきちっとまとまっておらんというか、言いにくいもんでね。ちょっとすいませんけど、近日中にはお話しできるかと思いますけど。

(記者)

 これ(名古屋城天守閣木造化 市民向け説明会・シンポジウム)は当初から予定されていたものなんですか。それとも。

(市長)

 いや、だいぶ前からだったと思いますね、いつごろだったかな、これ。

(当局:昨年度からです。説明会ですよね。)

(市長)

 うん、昨年。何月ぐらい。秋とか。

(当局:1年たってるんで。)

(市長)

ああ、昨年の1月からか。昨年の1月から予定されとった。この具体的な日どり、日どりはまだだったか。

(当局:1年に1回やりましょうと。)

(市長)

 1年に1回やりましょうということでと、いうことらしいですよ。

(記者)

 すいません。石垣部会の日程はまだ決まってないんですよね。

(市長)

 まだ決まっとらんだろ、これ。まだ決まっとらんと思います。

(記者)

 その報告書が、たとえば1月27日(日曜日)の最後の名古屋城天守閣木造化 市民向け説明会・シンポジウムまでに出る可能性というのはあるんですか。といいますと、そのシンポジウムなり、説明会の途中から内容が更新されて変わることがあるんですか。

(市長)

 そこら辺はちょっと今のところは、早くというふうに思っておりますけど、本当の最後の大体のところでございますので。だけどちょっと、若干ずれたら、それはご容赦いただきたいと、その辺正確にお話しますから、こういう状況だというのを。

(記者)

 若干ずれたらというのは、何が。

(市長)

 初めの、木曜日(1月17日)ですか、今週の。木曜日(1月17日)のときには、今大体レポートのようなもんですけど、今こういう状況ですのでということで。きちっと決まっとらん場合ね。そうやってお話ししたいと思いますけどね。

(記者)

 その報告書は最終的に、まとまってはいないけれども、話せる範囲は話す。

(市長)

 話します。

(記者)

 それは市長の口から話されるんですか。それは市長、ご本人の。

(市長)

 僕から話してもいいですけど、当局の顔を立てて、当局が話したほうがええんじゃないかな、これは。私は冒頭挨拶をしますけど。

(記者)

 その可能性としては、後のほうに来たほうが最新の情報をさらに、する可能性もある。

(市長)

 可能性もありますよ。だけどまだ、向こうの文化庁の手続が具体的に始まっとるわけじゃないので、どうというふうに完全に決まったものではないと思います。

(記者)

 今、文化庁の手続に関してはどうなんですか。

(市長)

 それは、私は電話しておりまして、偉い様に。丁寧にやってくださいよと言ってますよ、それは。

(記者)

 (文化庁の)復元検討委員会がどうのこうのという話まではまだ行っていない。

(市長)

 いつかというのは、まだ、一般的な話としては出とるけど、何月何日の(文化庁の)復元検討委員会にかくかくしかじかの書類を出しますというふうまでにはまだ行ってないです。

(記者)

 次は3月でしたっけ。

(市長)

 (文化庁の)復元検討委員会は3月だったかな。3月ですね。

(記者)

 そこまでにはどうされたい考えですか。

(市長)

 そこまでには、そうやって、レポートは。そりゃ、石垣部会からの推薦によった人たちによってつくったやつですから。このレポートは。これは何遍も繰り返しますけど。そりゃぜひ、ご承認をいただいたり、若干修正していただくのは、そりゃそうですけど。いただいて次のステップに入っていかないかんということですわね、これ。

(記者)

 市長のおっしゃっているレポートというのは、文石協(文化財石垣保存技術協議会)と話し合ってレポートをつくって、それを石垣部会に提出するということですか。

(市長)

 まあ、そういうことですね。

(記者)

 それを近日中にまとめて、この市民向け説明会(名古屋城天守閣木造化 市民向け説明会・シンポジウム)でもその内容について市民にも説明する。

(市長)

 それは、追いつき次第ね。初めの日は木曜日(1月17日)ですので。だけど、誠意を持って対応しますけど。石垣部会の皆さんも丁寧にやるというのはええですけど、やっぱり石垣部会の皆さんからご推薦をいただいたコンサルさんのレポートですから、それは。それはやはり尊重しないといけないし、石垣自体も地震で危ないんですよ、問題は。だからもし本当に、地震ですから。皆さん、起これせんと勝手に思っとるんであって、これ。Is値0.14ってめちゃめちゃ低いですから、建物のだけどね、それは。石垣はもっと低いんではないかという説もありますね。石垣についてはよくわかっていないというところは、正直なところで。名古屋城だけじゃなしに、全部の石垣が。という状況で、そりゃ、天守の構造をまず取り外して、やっぱそれで丁寧に見ることは見ると、もう一回。ということが、何をおいても早くやることが必要なんじゃないですか、これ、本当に。地震は起これせんわって、勝手に思っとるんだけど、新年からのテレビなんか、南海トラフとか地震の話ばっかりじゃないですか、本当にこれ。本当にねえ。危ないですよ、これ本当に。僕が聞いたのは天守、ドーン、とは倒れないけど、相当揺れるとやはりいろんなもん落ちてくると、上からばっーと。本当危ないですよと。下で工事やってますから、一番下で。

(記者)

 市長、説明会をできる限り全部出たいとおっしゃっていましたけど、1時間半全部出て、最後、質疑応答ありますけど、これも市長が答えるということもあるんですか。

(市長)

 僕は喜んで答えますけど、ただ、時間全部空けてあるんだろう、これ。たしか空けてあると思います。

(記者)

 市長日程。

(市長)

 ええですよ、喜んで答えます、私も本当に。ここまで何年やってきましたからあれですけど。生まれてからすると70年間、木造の本物の天守ができるとええなあと思って。思っておりましたんで。

(記者)

 先程来、文石協(文化財石垣保存技術協議会)の意見を反映される等々は、通常でいうと、石垣部会に出すのだと思うんですけど、その説明会(名古屋城天守閣木造化 市民向け説明会・シンポジウム)でちょっとふれたりする以外にマスコミ向けにこういうのができましたっていう発表は予定されていますか。

(市長)

 本当だね、出て、どの時点がええのかな。ほんだけど、まずやっぱり(石垣)部会とか文部科学省にまず、とりあえず出さないかんでしょう。マスコミさんに出すのも市民に向けて出すということですから、非常に重要だとは思われますけど。だけど、一応、石垣部会、文化庁というステップを経てから皆さんに、というふうに思いますね、やっぱり一応。

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