名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
それでは、1月28日(月曜日)でございますが、会見を始めたいと思います。皆さんおはようございますということで。
本日は、まず、「Net119(ねっといちいちきゅう)緊急通報システム」の運用開始について、お話をさせていただきます。
本市では、聴覚や音声・言語機能等に障害があり、音声による119番通報が困難な方が、スマートフォンやタブレット端末からインターネットを利用して119番通報できる「Net119緊急通報システム」の運用を2月1日(金曜日)から開始いたします。
このシステムでは、自宅やよく行く場所の位置をあらかじめ登録しておくことで、通報の時点で会話をしなくてもすぐに場所を特定し、素早く救急車や消防車を向かわせることができます。
また、外出先からは、GPS機能により表示された地図で、素早く場所を特定できます。さらに、チャット機能で文字情報のやりとりもできますので、事故やけがの状況を画面で伝えることもできます。
このシステムの利用には事前登録が必要でございます。登録方法は名古屋市の公式ウェブサイトでご案内しておりますので、登録をご希望される方はぜひご覧ください。
このシステムは、現在、総務省消防庁においても導入を推進していますので、今後全国の消防本部で順次運用が始まる予定でございます。将来的には、名古屋市で登録された方が日本国内であれば、どこから通報しても、自動的にその場所を管轄する消防本部につながるようになる予定でございます。
119番通報が必要となる緊急事態は、いつ起こるかわかりません。いざというときのために、お知り合いや周りに聴覚や発声が不自由な方がおみえになりましたら、ぜひご紹介をお願いいたします。
次に、名古屋市高齢者排せつケアコールセンターの開設について、お知らせします。
このたび、高齢者の排せつに関するお悩みに対して、電話で相談に応じるコールセンターを本日1月28日(月曜日)から開設いたします。開設時間は平日午前10時から午後4時でございます。
コールセンターでは、排せつ介護に関する専門的な知識や技術を持った看護師が電話で相談に応じます。
高齢者の方からの排尿や排便にかかわるご相談やご家族からの介護方法にかかわるご相談に応じます。匿名でも相談できる。匿名でもええかね。
(当局)
はい、大丈夫です。
(市長)
なるほど。わしらでもだんだん順番にこうなってきますので。大事なことですね、これ。
(当局)
大事なことです。
(市長)
大事なことです。匿名でもご相談できますので、排せつに関するお悩み事があれば、まずはお気軽にご相談ください。
(当局)
市長からご説明がありましたとおり、本日から高齢者を対象とした排せつに関するですね、お悩み事に電話で相談に応じるコールセンターを開設いたします。
重いものを持つと尿が漏れるとかですね、排せつのお世話が大変で、何か工夫できることはないの、といったちょっとした疑問にですね、専門の看護師が電話で相談に応じますので、お気軽にご相談ください。
(市長)
夜中に何遍も(トイレに)起きるというのが大体初めに来るんだけどよ、あれはどうなるんですか。
(当局)
そういったものもですね、福祉用品、おむつとかで工夫することもできます。
(市長)
なるほど。それはなかなか年寄りといいますかね、わしも70だで、大事なことですから。
(当局)
そうですね。
最後でございますけど、名古屋市特別職報酬等審議会の日程でございますけど、関係者との調整の結果、2月5日(火曜日)に開催することが決定いたしました。市役所本庁舎2階、第一会議室にて午後2時30分より開催いたします。会議は公開でございますので、どうぞおいでください。
諮問内容は、「議員の年収を800万円にするために、議員の議員報酬を月額50万円とすること及び期末手当を年間200万円とすること」でございます。
以上が、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)への諮問内容になりますが、2月5日(火曜日)に開催いたしますので、どうぞお越しください。午後2時30分、市役所本庁舎2階、第一会議室でございます。
私からは以上でございます。
(記者)
名古屋城の石垣に関して、文石協(文化財石垣保存技術協議会)の調査の進捗と、あと公表できるようであれば結果について教えてください。
(市長)
(文化財石垣保存技術協議会から)ご提案がいただけたものということで、ちょっと最後の詰めをやっておりまして、一応文化庁のほうに、昨日のタウンミーティングで、おみゃあさんもとは言われませんでしたが、女性からの質問ですけど、国会議員を長いことやっとったんだで、文化庁にちゃんと言いたいことを言えとは言われてませんでしたけど、ちゃんと話をしてこなあかん、となりましたので、まあ近いうちに行ってまいりまして、これ並々ならぬ決意と。どえらけにゃあ決意ということで。
これは私だけじゃなくて、庁内でも一致しておりますし、今日も幹部会で何遍も言ってますけど、市のゆるがぬ決意として伝えてまいりますので、ちょっとそれはやっぱり、そちら側をとりあえずまずやらんといかんでしょ。その前にいろいろしゃべってまっては。ほんだでちょっとそれからにしていただきたいということでございます。
ええアイデアも文石協(文化財石垣保存技術協議会)、文石協に何でなったかというと、石垣部会からこの文石協からのアドバイスをいただいてくれという石垣部会さんからいただいた話です。その文石協のほうからコンサルタントの方をご紹介いただいてですね、向こうで。そこから、立派なというか的確なアドバイスをいただいてと。そういうもんに基づいて、文化庁の方にですね、お渡しをしてくるということでございます。内容はちょっと、やっぱりこれ、その後にしていただきたいということでございます。
(記者)
Net119緊急通報システムの件で伺いたいんですけれども、消防庁で導入推進されているということですが、これ名古屋市は先進的になるんですか。ほかにももう導入自治体はあるんでしょうか。
(市長)
こうやってやる以上は先進的でないかと思われますけど、ちょっといいかげんなこと言ってはいかんので。
(当局)
同じシステムですと大阪市と神戸市、それから静岡市がもうやっておられます。
(市長)
そうかね。
(記者)
愛知県内ではないんですか。
(当局)
愛知県内では、指令センターのほうになりますけれども、尾張中北消防指令センター、それから尾三消防組合、それから今年度は名古屋市と豊田市が導入するということでございます。
(記者)
名古屋市外でも利用が可能というのは、そのシステムを導入しているところで使えるということですか。
(当局)
市外でNet119緊急通報システムで(通報を)やられますと、今現在は名古屋市に(通報が)入ってまいりますので、名古屋市がいらっしゃる場所の消防本部に通報するという仕組みです。将来的には全国でその場所の消防本部につながるということでございます。
(市長)
登録してあるで、市外におっても、中で入れる(スマートフォン等で通報する)と、GPS情報か何かでぱっとわかると。一旦は、ファーストコンタクトは名古屋市にあると。
(当局)
今現在はそうです。
(市長)
何かもの入りで言ってきたので、日本で初めてかしらんと思った。遅れとったけどということかね。そうでもない?
(当局)
消防庁が平成32年度までに導入をしなさいよ、というような仕組みでございますので、早いほうでございます。
(市長)
なるほど。
(記者)
名古屋城の石垣の文石協(文化財石垣保存技術協議会)の調査に関してなんですけれども、市長ご自身が文化庁にお伝えにいくという認識でよろしいでしょうか。
(市長)
それはまあ、当然ですわね、やっぱり。一応市長をやっとるので責任があるでしょう。ですから直接文化庁の偉い様にお話ししにいきます。
(記者)
まだその日程はわからないんですよね。
(市長)
ええ。まあちょっと待っといてちょうだい。
(記者)
名古屋市特別職報酬等審議会に関してなんですけれども、これで日程も決まって、市長としてはのろしを上げるような形になるのかなと思うんですけれども、受けとめというか、意気込みというか。
(市長)
まあとにかく日本中ではっきり言いまして、政治をやる者ですね、首長もそうですよ、名古屋市長って今2,800万円あるんですから年収。私は800万円にしてますけど。4年ごとに退職金が4,220万円ですから4で割りますと、大体年間1,000万円。足しますと、名古屋市長になりますと年収3,800万円です。
これ、やっぱりどう考えても高過ぎるし、狂ってますよ、今これ。だもんで、日本中家業になっちゃったと、政治がね。女性が政治に出れないのもこれが理由ですよ。マスコミが全然書かんでいかんけど、ジャーナリズムが。根性とかそういうのじゃないで、給料が高いと男の家業になるんですよ、どうしても。実社会と同じです。
それから議員さんも、一旦800万円に皆さん下げまして、またあのときに新聞紙上で公約した(議員もいる)じゃないですか、800万円でやります言って。それから30分か1時間か知りませんけど、市民の皆さんに何の説明もすることなくですね、1,455万円に上げられたと、これ。市民の皆さんに何の説明もなくと、これが重要なんですよ、大変。
このたび3月31日までの、それが条例です、1,455万円を、4月1日から現在のところ何の説明もなく1,633万円になると。4月1日から市民の皆さんに何の説明もなく1,633万円。プラス政務活動費ですか、600万円ですからね。そんなことはやっぱり認められないでしょう、これ。
世の中で自分の給料、自分で完全に決められるという職業は議員さんだけですよ、これ。河村さんも自分で決めれないんですよ。私の800万円は、全会一致で名古屋市議会で可決されたわけ。ほんで800万円になっとる。退職金も廃止すると。これも全会一致で議会で可決されたの。自分の給料をやらないかんじゃないですか。なぜ市会議員さんが自分の給料を自分で決めれるかといったら、それはやっぱり選挙で選ばれたりして、民意に基づいとるからなんでね、民主主義として。
そりゃあ各区16区ありますから、私だってしょっちゅうタウンミーティングやっているじゃないですか、名古屋城なんかでも。これは何回もやってますけど、各区で。だから各自分の選挙区の皆さんにですね、どっかへ集まって、ちゃんとそこの選挙区の議員の皆さん。要るなら要るで、そこで市民に言わないかんですよ、市民の皆さんに。何で4月1日から1,633万円要るのかと。また政務活動費は600万円要るのかと、それ説得せないかんですよ、納得してもらわないかんですよ、これ。
そりゃ自らがお決めになられました名古屋市議会基本条例の第16条に、はっきりこの議員定数とか、それから議員報酬については、公聴会という、タウンミーティングじゃなしに公聴会という、日本語というか日本語で書いてありますけど、(公聴会を)することができると。
することができるというのは、せないかんということであってですね、これは僕、いろんなところでしゃべりますけど、ほとんどの名古屋の人は言ってますよ、やっぱり説明はせないかんわな、幾らなんでも。有権者に、タウンミーティングを。
(記者)
その考えを踏まえて、名古屋市特別職報酬等審議会でその800万円というのを提示されて、市長としてはどういう答えを望んでいるというのは今のところは。
(市長)
一番いいのは、民主主義といいますか、公約や何かでですね、そうやって約束して、一旦は全員一致で800万円に議決したんだから、それが妥当であると(答申が)でるといいですけど、それは仕組みはそうはなってなくて、実は。
何でこの報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)をやらないかんかというのは、市長が報酬なんかについて提案しようとするときは、報酬審で諮らないかんと、こういう規定があるからやるということでございますので、諮問するんだけど、報酬審の(委員の)皆さんが参考にする資料が決まっとるんですわ、実は。
他都市との比較において、いわゆるお手盛りがないかということを審査する、そういう機関なんですよ。これもそういうふうにちゃんとなっとるわけです。
だで、今まで何遍かやってきましたけど、今までの結論は、報酬審は、今言いましたようにね、他都市との比較においてお手盛りがないかということであって、いわゆる議員さんが政治的にですね、自分たちで他都市と違う給料を決めていくということについては、どう言っとったかな、権限がないというのか、その立場ではない、というような結論を過去はいただいておるということでございます。
(記者)
その結論が出た場合に、市長としてはその後、どういう対応をされるんでしょうか。
(市長)
それは、まず議会が自分でタウンミーティングをやらなあかんですよ、まず、全部一番最初に。まず自ら16区で、これ。皆さんの前で、何で4月からね、繰り返しますけど1,633万円に上げるんだと。今現状においても、何で1,455万円にしたんだと、800万円に決めたのを。説明せなあかんの、両方。まずそれですよ。まずやっぱりそれは、若干待たせていただくと。
(記者)
2月定例会の最初に(議案を)出される予定とかは今のところは。
(市長)
最初でもいいんですけど、若干やっぱり、まあ議会のことですので、議会の皆さんがどう出られるかは、ちょこっと見させていただくと。両方説明してもらわなあかんよ、僕からすりゃあ。4月からの1,633万円と、それから今の1,455万円、これも説明ないですから、過去。両方説明していただいて、市民が納得してしまえばそれはそれですわ、皆さん。
だけどそうでないかもわからんし、どうされるかまだ何のあれもありませんので、だでこちらも準備せなあかんですから。4月から1,633万円になりますと、市長がその分払わないかんですから、これ。そうでしょう。その心がけが要りますので、準備が。これ喫緊の必要性があるわけ、もう目の前ですから。
(記者)
今のところ当初予算は、じゃあ1,633万円でということですか。
(市長)
今のところは、3月31日までは1,455万円になっております。だけどちゃんと手続を踏んでいただいて、市民の納得をいただけるようにやってちょうだいよと、それは。市会議員って、民意に基づいとるからええわけでしょう。市長だってそうですよ、これ。民意から離れたらやめなあかんですよ、本当に。そういうもんですよ、それは。
それを見まして、その準備も要りますから、ごちゃごちゃ何にもせんうちに終わってまったら、市長はどうすりゃええんですか、4月1日から。どっちを払えばいいんですか。800万円なのか、1,455万円だって、わしは説明も何もありませんからね、これ。あのときに言ってました、これ。
とにかく何でもええで、必要だったら1,455万円に上げるときに、市民のタウンミーティングでやってくれと。各選挙区でやらなあかんですよ、それぞれの選挙区で選ばれるんだから。言ったんだけど、全然やらなかったから、これもそういう要件を欠いておりますんで。
だから、800万円払えばええのか、1,455万円払えばええのか、また果たして4月からの1,633万円を払えばええのかわからんですから。だからその準備が要るので、喫緊の必要があるので、こっちは800万円の条例を出すということになります。
(記者)
市長、関連で。報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)というのは、即日答申が出るんですか、2月5日(火曜日)に。
(市長)
それは、ちょっとわしからは言うことじゃないだけど、今までは、即日じゃなかったんじゃないの。
(当局)
即日では、今まで過去のはないです。
(市長)
ないでしょう、たしかそうです。覚えています。
(記者)
何日間かかかると。
(市長)
何日間かわかりませんけれども、そんなことをわしが言っとっては、ばかもん言って怒られますので、十分ご審議をいただくということです。
(記者)
あと、例えば2月定例会に提案するまでの間に、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)の手続以外に何らか必要な手続ってあるんですか。それが終われば出せると。
(市長)
法律的にはそれが終わりゃあ出せるということです。
それとこの間ちょっと言いましたことですけど、これ重大問題が一つ、政務活動費の領収書の件でありますので、初めて記者クラブに来られた方もおみえになりますので、ちょっと調べていくなりしていってほしいんだけど、要するに按分の領収書という問題があるんですわ。
政務活動費の判断については、最高裁の判例もありますけど、議員が決めたことがまず一義的だということではなっとります。しかし、その必要な経費がですね、例えば事務所に100万円払ったという場合に、その中の1個1個本当はやるとええんだけど、なかなかその区別がつかんもんで、自分の個人的な、例えば後援会活動の費用で払ったもの、それからいわゆる税金で払うべき政務活動費と言われるべきものと、なかなか渾然一体としとる部分があるので、按分という制度を持っておりまして、たしか7割だったかな、いろいろあれによって違いますけどね。
これちょっと、例えば7割だとしますと、100万円のうち7割は税金で払うということに結果的になります。あと30万円は自分の費用で払わないかんのです、議員さんは。じゃあ、この7割払うときに、100万円払ったという領収書を示さないかんわけですな、これ、当然のことながら。
その領収書が100万円でなくてもいいと。70万円の領収書でいいんですよ、今これ。これまあ5年ぐらい前からわしも問題にしとって、これ。70万円の領収書ですと、本当に100万円払ったのかどうかわかりゃせんじゃないですか、これは。何でそんな不自然なことをやるんだと。じゃあ2枚領収書を見せていただけりゃいいですよ。一応とりあえず議会が政務活動費についてもジャッジするというのはええですわ、第一義的に。民主主義だで。
だけどやっぱり市長は、しかしそれ市民の税金ですので、やっぱり払うときにチェックする義務がありますから、これ。その場合は、ちゃんと100万円払った、70万円の領収書しかない場合は、あと30万円について証明していただきたいと、過去7年にさかのぼって、これは。
なぜかといったら、こんなことはないと思っとりますけど、これもし違っとったら詐欺罪になるんですよ、これは。詐欺罪の時効は7年ですから、これは。なりますので、ぜひ証明していただきゃあいいですよ、これは。別に疑っちゃいけませんので、私信ずることとしましょう、ほいじゃあ。
じゃあ、実際70万円の領収書がある人と、それから100万円の人があると思います。インターネット公開しているところもあります、ちゃんと。これはまあ、減税日本の方はインターネット公開しとると聞きましたけど、それならそれでいいです。
領収書をインターネット公開せないかんですよ。黒塗りしてもいいですよ、若干のところは。プライバシーに影響するところはね。だで、按分領収書の場合は、あとの按分外のところを証明していただきたいということで。これはなかなかの問題ですよ、これ。ようわからんですよ、ようわからんことないけど、何でそんなふうなのかと。
金もらうほうも困りますからね。ある領収書は70万円しかないけど、あなた100万円もらっとるんじゃないかといったら、所得のほうで、あなたは脱税だぞと言われますから、それ。所得のほうで、もらった人。
わかっとる?これなかなかね、あまりにね、普通ないことだからわからんのですよ、これ、どういう意味なのか。一遍聞いてきたってちょうだい、議会に行って。河村さんそう言っとったけど、どういうことって、あれ、按分後領収書いうの。ということになっとるわけです。
(記者)
議会の市会だよりが今発行できない状態になっているんですけれども、それはいわゆる浅井康正市議のブロック塀問題が絡んでですね、回避の道が見えないという状況らしいんですけども、まずその発行できないことについて市長の受けとめをお伺いします。
(市長)
それは議会のやられることで、ちゃんとやっていただけりゃええと。ほんで浅井さんには、とにかく役所とどういうやりとりしとったんだと。本人に言わせると、こうかくかくしかじかだけど、ちょっと待ってくれ、ということもあったと聞いとりますんで、それを全部ちゃんと一遍報告してよこしゃあと。初め指摘されたときから、役所はこう言った、おれはこう言った、次は役所はこう言った、おれはこう言った、というのを。まずそれを見ていろいろ考えさせてもらうと。
言いたいことは言わなあかんよ言って、それはちゃんと。何か役所から待ってくれと言われたこともあると言っとったので、ほんならそれはそれでちゃんと書かないかんがねというふうに言ってあるんです。僕からすりゃあ、まあそういうことなんであって、どういうことで、知りませんけど、市会だよりも税金でやってますから公平にやらなあかんですよ、公平にやらないと、これは。
(記者)
今、その減税日本ナゴヤ市議の質問のところを割愛して、ブロック塀のところを載せるみたいなことでもめていたらしいんですけど、そこは全員ちゃんと載せるべきだとお考えですか。
(市長)
減税日本ナゴヤの何ですか。
(記者)
ブロック塀の(記事の)スペースをとるために。
(市長)
質問を減税日本ナゴヤだけなしにするわけ?
(記者)
という話もあったんですけど。
(市長)
知りませんけど、それ結論かどうか知りませんけど、公平にもやらなあかんし、やっぱり表現の自由というのがありますから、これ。議会というのは最も自らこの表現の自由を大事にせなあかんところですから。
それから、憲法によって検閲の禁止というのがありますからね、検閲はこれをしてはならないと。それが当てはまるかどうかが、なかなか悩ましいとこですけど。何か加工(編集)するときに、社内のいろんなことで、何かこれはやめとけ、というのはあるかもわからんけども、まあしかし国家権力がですね、国家でなくても一定の権力が、それを事前に差しとめることはいかんというのは、検閲の禁止という規定がありますから。
特に議会においては、やっぱり言論の自由って言ってるじゃないですか、いろいろ。だったらそれはやっぱりそれぞれの議員の持つ表現の自由というのは、最も大事にせなあかんところですよ。だから給料も800万円もらえるわけでしょう、本来は。
(記者)
市長が発行をとめているとかいうわけではないわけですよね。
(市長)
わしが何でとめるんですか、そんなの。
(記者)
一応確認ですけど。
(市長)
わしが言ってるのは、公平で、何かようわかりませんけど、内部は。(編集)委員会におるわけでないもんだで。だけど、内容がようわからんけど、それはやっぱりそれぞれの議員の持っている、それだけ選ばれてますから人に。内容がええかどうかは、事後的に民主主義のプロセスによって解決されると。こういうのを民主主義というんじゃないですか、これ。でしょう。
それは言ったことありますよ、そういうことですよ言って。皆さんがデスクによって、記事を没にされることはええんです、これは。だけど、一定の権力によって、事前にこれは都合悪いからといって差しとめることは、これ憲法違反です。仮にそうであれば。
(記者)
文石協(文化財石垣保存技術協議会)の結果を文化庁に出しに行くときには、こういう報告書をもらいましたよという文化庁への報告なのか、それに基づいて市としてはこうやって石垣を直しますよという方針まで示すものなのか、どちらなんでしょうか。
(市長)
それは、報告はこうだったけど、市としてはこういう方法で今後やっていきます、そういうことを言うということです。
(記者)
(文化庁の)審議会の前に復元検討委員会だと思うんですけど、それを見据えての動きだということでいいんですか、持っていくということは。
(市長)
見据えていっても、いろいろ言われてますので、それはもう対処しないと。1年おくれると1億円かかるわけでしょう、材木の保管料が。それだし、もっといかんのは、本当に天守閣は特にですけど、耐震性が全然ないじゃないですか。ものすごい危険ですわ、今。
今日やっとるかどうか知らんけど、竹中工務店の関係者の人が一番下でですね、いろいろ調査やってるじゃないですか、このままやっていくわけにはいかんですよ、本当に。54メートルあるんですよ、一番上まで高さ。これ、54メートル。
それから(天守閣の)入場を禁止してるじゃないですか、5月から、名古屋市は。これは地方自治法第2条に書いてありますけど、自治体は最小の税金で最大の効果を上げなきゃならないという規定がありましてですね、だからあそことめたから(天守閣を入場禁止にしたから)全部(入場者が)入らんというわけではなく、ちょうど本丸御殿ができましたので、当方も頑張ってますけど、だけど異常であることは間違いないですよ、そんなの。
(記者)
ということはこれからの手続としては、3月の復元検討委員会に向けて、まず石垣部会との意見を2月中にすり合わせないといけないね、という状況ということでいいですか。
(市長)
石垣部会からご指名をいただいた、今のね、コンサルタントさんからのアドバイスというのはきちっといただいておりますんで、それに基づいて、まあ、かくかくしかじかであると。で、名古屋市としては、かくかくしかじかということを、お願いというか、お話に行くということですわ。
(記者)
2月中に意見の一致はみられるんですか。
(市長)
それは聞いてもらわないかんじゃないですか、そんなの。丁寧な上にも丁寧と。こんだけ石垣(の調査を)丁寧にやったところはないと言ってますよ、業者が。すごい調査なんだ言って。
(記者)
報告書はごらんになって自信はある感じですか。
(市長)
自信があるって、それは当然のことながら丁寧な上に、文化庁が言われた要件である丁寧な上にも丁寧にやってきたということでございますので。
(記者)
手続としては、文化庁に市長が行く前に、石垣部会にまずは見せる必要があるんじゃないですか。
(市長)
まあ、その辺はいろいろご説明は抜かりなくちゃんとやっとります、そこは。
(記者)
危惧しているのは、石垣部会が了承しない状態で、文化庁に持っていっても、文化庁はきっとそれは地元の有識者の賛同を得てくださいという返事が来るじゃないですか。順番としましては、石垣部会からまずは了承をもらうはずだと思っていますが、いつごろ開催されますか。
(市長)
それは何とも言えんですけど、まあとにかく、そこはそこで丁寧にやってます、石垣部会さんには。やってますので、これは。これ以上丁寧にやるいったっても、日本一、まあそこまで言うとちょっと言い過ぎかわからんですけど、先ほど言いましたように、これほど丁寧に石垣のこと(調査)をやったケースはないですよと。まあごく例外があるかもわかりませんけどね、と聞いてますが。
(記者)
市長、今日夜に名古屋駅の新たな整備についてのシンポジウム等ありますけど、今現時点で中間取りまとめ、東口、西口、大体のイメージが出てきましたけど、今現状の名古屋駅の整備構想について、ちょっと今どういうふうに市長として思われていますか。
(市長)
あそこは広場になるわけね、今度。ずっと。今の「ぐるぐる巻き」(モニュメント「飛翔」)の塀のところまで、あそこのちょっと向こうのところまで。あれはあれで、僕の感覚からすると、あんまり駅を出たところを、2階にしてしまってですね、出たすぐのところをね。そういうちょっと閉鎖感がある感じはそう必要なくて、オープンスペースはええですけど、ただ人が、例えばテレビでとか、テレビばっかり言うといかんけど、テレビでぱっと名古屋駅を流したときにね、あ、これは名古屋駅だとわかるようなものにしてもらいたいわね、世界の人が。This is 名古屋駅だと。
(記者)
何かつくるということですか。
(市長)
まあ、ちょっとランドマークになるようなものができんかと。自由の女神を見るとニューヨークだと。それから今のデモをやっとる凱旋門を見ると、あ、フランスかと。それから、イギリスのでかい時計(ビッグ・ベン)を見るとロンドンかと。ああ、これ見て、あれ名古屋だがやと言えるようなものを何とかつくってまいりてゃあと。その叡智を集めなあかんですわ、叡智をね。
(記者)
先ほどおっしゃった多分「飛翔」のことかと思いますが、「飛翔」は取り壊すんでしょうか、それとも移転するんでしょうか、方向として。
(市長)
移転できたら移転したいようなことを言っとったかな。取り壊すというのは聞いとらんけどね。わしはまあ、ちょっとでかいですから、あれ意外と。あれ上から見るとどえらいでかいですよ。大垣共立銀行ってあれ横にあるけど、上までちょっと上がっていったことあるけど、どえりゃあでかいなと思って、あのぐるぐる巻きは。ほんだで、それ取り壊すのはもったいないわね。残せれたら残したいけど、あれだけでかいものを置くええ場所があるかないか、それか一部にするとか、いろいろありますけどね、これ。
(記者)
IRの計画、そろそろタイムリミットが迫っておりますが、市長として最終判断はついておりますか。
(市長)
わしはまあ、とにかく、あれは業者がやるんだでね。某大新聞の記者が言っておられて、そんなの業者に聞いたら、ええいうにきまっとるじゃないかといわれたけれども、それは違っとって、大体5,000億円ぐらい投資すると言われてますね、これ。
だで、この間ヒアリングしました。みんな場所的に、名古屋近郊ってすばらしいと、これは。やっぱり東京と名古屋が同じということで、ものすごい地の利があると言ってますんで。まあ、春と言っとったかな、その辺のところまでに、河村さんが思うね、この辺のところでどうですかと。投資するほうは、何遍もいいますけど、事業者がするんですからね、これ。
(記者)
それは2月定例会で提案されるということ。
(市長)
それはまだないでしょう。
(記者)
それはない。
(市長)
ないでしょう。春ぐらいのところで、この辺のところはどう?と言って、オペレーターというらしいんですけど、別に日本でやるところがあればそれでもええと思いますよ。ラスベガスで有名なのありますね、エルヴィス・プレスリーショーとか、マライア・キャリーショーとかやっとるじゃないですか。ああいうのをやっとる人たちが、じゃあ、ここでどうかというふうに判断するということでしょう。
それで市民の皆さんの了解というか、納得ですかね、も得なあかんし、あと納得があっても、国が3つしか選びませんので、そこで外れると、まあ、終いとなります。そういうステップになってくると思いますけどね。
(記者)
エントリーはあくまで進めるという。
(市長)
僕ははっきり言って、事業者がいかん言うなら、まあ大変だし、やめようかと思っとったの。いろいろ人様をお騒がせするだけではいかんもんで、これ。ほんだでまあ、直接役所に聞いても、顔を見るとやりたねえと書いてあるもんだでこれは、本当に。何なんだ言って。めんどくさいからね、これは。
ほんなら何だいって、実際やる人、リスクをとる人ね、実際。それで、まあ例えばあるところが言ってましたけど、大体2,000万人から3,000万人は来てもらうようにしますと、やる以上は、ということを言ってましたわ。
そのかわり名古屋駅から2、30分で行けるところに、どこか紹介してちょうということになりますわね。最低5ヘクタールから、最低ですよ、10ヘクタールぐらいは、最低で要ると。ええとこにゃあですか、と言ってましたので、ほいじゃあということで。
もしだめなら、この間も言いましたけど、冒頭に、だめなら早言ってちょう言って、もうつかれるで言って。大阪市が先行しとるし、名古屋で今から考えていくということは、無駄なら無駄言ってちょうって言いましたら、全然違っとったの。10人ぐらいおりましたから、そこに。何を言っとるんですか言って、(名古屋は)ものすごいええところですよ、東京・大阪の真ん中ということでね。
ということでございますので、はい。そういうプロセスで、春ぐらいまでには場所的にどうしようかというのを、大体絞っていかなあかんわねと、事業者さんが言っておられたと。
ああほんで、カジノ部門は3割だと言っとったね。大体、皆さん共通認識で、売り上げで3割だと言ってました、カジノ部門、売り上げで。あと7割は会議なり、エンターテインメントということで言ってました。
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