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平成30年12月28日 市長年末記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2019年1月21日

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報告事項

  • 1年の振り返り

会見動画

報告内容

◎市長の年収800万円、市民税5%減税について

 (市長)

 それでは、おはようございます。12月28日(金曜日)でございますけど、年末記者会見ということでお願いしたいと思います。1年間市政記者クラブの皆様方には本市施策を市民の皆様に報道していただき、大変感謝をしております、ありがとうございました。

 今年を振り返りながらということで、一応ポイント的に言うと、5つぐらいになると思います。

 ひとつはやっぱり何といっても、(市長の給与を)年収800万円を貫いているということですわ。市長選挙は去年だったか。(市長の給与を)年収800万円を貫いているということと、やっぱり減税、市民税5%減税。これ(恒久減税)も日本中で名古屋だけですから。両方とも名古屋だけ。(市長の給与を)年収800万円と(市民税の)5%減税。これは実は一番大変なことで。これを緩めてしまえば当たり前なことになってしまう。公約違反にもなりますし、人生楽になる、はっきり言うと。あえてそういう楽な道をみずからの意志で、というか、約束しとるでね、選挙のときに。それは貫いているということですけど。

 選挙での約束みたいなものはということで、ころころ変わるのも常識的で、マスコミもあんまり批判せえへんもんだで、なってますけど、それではいかんということでやっております。わしはよう「やけくそ、やけくそ」言いますが、何でなのかというと、私が(市長の給与を年収)800万円にしたことによって、実は名古屋市の職員は、わしが市長になるときには、日本一給料が高かった(政令指定都市一ラスパイレス指数が高かった)んです、(年収)689万円だったと思うけど、ちょっと違うかもわからないが、今日本で12位(政令指定都市で12位)です。日本トップだったのが、東京都を除いて12位になっとって、この間上がったやつ入れますと平均(年収)630万円ということで。ちょっと前のでいいますと70万円減って、教員入れますと3万6,000人ですけど、それを外すと2万6,000人で、70万円を掛けますと180億円です。やはりここで言っていかないかんな、これはみんな見るで。毎年180億円、河村さんが市長になって、平均ですけどね、初め10%、なしになったときもある。財源をつくったということになります。180億円のうち100億円は減税と。他の改革もありますよ、キャッシュだけに合わせて、給料のことだと一番わかりやすいものだから、180億円のうち100億円は減税。これは100万世帯、名古屋にはありますから、全世帯にわたって1万円ずつ。10年たちますから、これで大体名古屋市民の皆さんは1世帯ごと、10万円減税されておると。日本中で名古屋だけでございます、これは。

 まあいろいろ、金持ちのほうが多い街で、これに挑戦しましたけどやっぱり、地方税法だったかで、地方税の税率は一つの税率というふうに決められておりまして、金持ちの減税額を少なくして庶民を多くするというのだった政策がとれないので、ということで税率を下げる、わかりやすい減税ですけれども、ということで減税させていただいて180億円つくって100億円減税でまだ80億円ありますから、保育園もぎょうさんつくりましたし、ということですわ。ほかの政策ようけありますけど、これ。子ども応援委員会だってそうですよ、そういうやつもみんな。

 どうなったかというと、100億円減税しましたら実は税収の増収が370億円ですか。減税する前の税収に比べて今370億円プラスになって。減税が100億円ですからそれを入れるとプラス100億ですからボトムまで下がったとみると、470億円増収になっております、名古屋は。これは全部減税のためとまでは言いませんけど、やはり産業の力、リニアが来るとかいう期待による固定資産税の増収とかいろいろありますけど。しかし、事程左様でございまして、税率を下げても税収が増えるんです。声を大にして言わないかんで、これ。名古屋しかやっていませんから。実際に数字が出ております、ということでございます。だで、日本一税金が安くて日本一の福祉を提供していると断言してもいいんじゃないですか、これは。ということでございます。税率を減らすと税収が減るもんで、福祉が悪くなると思うのは当然だろうと思いますけど違うんです、それは。それが名古屋において実証されておるということでございます。それがひとつ。

◎防災関係について

 それから防災につきまして、二つ目ですけど。救急活動も防災のひとつでございまして。31.9分ですか、119番かけてから病院に着くまで、日本一短い時間で、病院で診ていただける、救急車に乗ると。ということができました。これはなかなか素晴らしいことです。これをいろんな年寄りの会で言いますと、みんな拍手しますでね、これ本当に。脳梗塞で倒れたりしたら、この31.9分で。東京は50.1分(平成29年中、東京の救急車の119番通報から病院に着くまでの時間)だったと思いますよ。ものすごい違いますから、これ。正確に言った方がいいですけど、調べていただきますとわかりますけど、すごい。消防の涙ぐましい努力もありますけれども、やっぱり病院の協力はやっぱ大変大きいと、断らない救急と。断る場合は本当に病床が満員になっておって物理的に受け入れられないとき。それでも廊下なんか使ってやってくれる場合もありますけど、そういうときだけで。名古屋は断られませんので、ありがたいことでございます、ということ。

 それから、一般的な自然災害なんかについては、もう今力んどるのは、家庭訪問してちょうと。特に港区だとか南区だとか、中川区というのは非常に災害が危ないところで、福祉の避難所というのも充実させにゃいかんけども、やはりそこに行くまでがまず大変じゃないですか。となると、それを一人ひとりきちっとフォローしないかんので、それはやっぱり市の職員、区の職員が家庭訪問せないかんですわ、というのが課題で、こないだうちからタウンミーティングでは全会場で力んどったところでございます。

 それから防災学区別に避難所というふうになっていますけど、もっと細かく、せっかくやるなら、旧町内でやってこうと。今言っておるのは名古屋の珍しいことを言っておるんですよ。一般的なサービスは手厚くやっていますんで、市の行政としては。ちょっと目新しい、ないことをやろうとしておるので、あとは旧町名による避難所だとか、非常に有効ですから。何でか言うと、旧町名は自然によってつけられとる場合があるんです。ここら辺だと(中村区)泥江町だとかあの辺のところは名古屋駅の前で、「泥」と、江戸の「江」ですけどね。そういうシーショアというか、そういうところだったわけです。それから北区に行くと、船附町というのが確かあったと思います。それはもうずっと海が入っていますから、そういうことで利害が共通していると、旧町名の場合は災害については住んでる人の。ということだで、それは今、熱を入れておるとこと。

◎子ども・高齢者について

 それから、子ども、高齢者。高齢者の皆さんには、敬老パスを値上げせんいうのはすごいですよ。1,000円、3,000円、5,000円で65歳からっていうのは、これは日本中でもありませんよ、こんなの。東京はたしか、2万円(20,150円または1,000円)だったかなんかで、70歳からだったと思いますけどね、わし。何でこんなことができるんだと、いうことですけど。これはやる気になりゃできるんです、これは。まあそれと、何と言っても、実は減税したら3.7倍ですか。それから、下から入れると100億減税して、470億増収になっていますんで、だから交通局に税金使うんじゃないけど、まあ金は同じですので、そういう力で(敬老パスの費用を)上げんで済んどると。日本最高の福祉を提供できておるということでございます。

 それから、敬老パスのタクシー割引も始まったと。それから某大タクシー会社ですけれども、1割引ですけど、ありがたいことに。まあ、某でない大きいほう(タクシー会社)も春ぐらいからやりたいと言っていましたけど。これもすごいですよ、なかなか。タクシーは4,000円ぐらいかかるときありますけど1割で400円違いますので、ありがたいものですわ、これ。うちまで行けるというのは圧倒的に、年を食うと足が悪くなるので、ものすごいサービスですよ、これ本当に。

 それから、待機児童数はゼロになり、5年連続になりまして。(「子ども応援大綱の実現に向けて、公教育を考えよう!Part1」が)今日始まりますけど、教育の根本変革ですか、教育大革命というのが、画一一斉教育と、今までのやり方から、個別共同教育というのに変わる第一歩。今日(「子ども応援大綱の実現に向けて、公教育を考えよう!Part1」に)177名お見えになっている。これはコメントがこの間新聞出ていましたけど、尾木ママ(尾木直樹氏)も画期的だと、こんなことをやるのは。これは初めてですね。1万人。初め、モデル実施でいこうかと言っておったんだけど、専門家が「いや、河村さん失敗するよ、それは」と言って。だで、やる気のある先生をまずアンケートとってピックアップせにゃいかんということで1万人にアンケートとらせていただいて、校長も含めて177名の方が今日(「子ども応援大綱の実現に向けて、公教育を考えよう!Part1」に)お見えになるということです。グループ別に、ぜひ皆さん来ていただいてもええと思いますんで、中区役所ですけど。何時からやったやろう。午後1時半から3時間ぐらいやるんじゃないか、3時間ぐらい。ここ(「子ども応援大綱の実現に向けて、公教育を考えよう!Part1」)から始まったとなると思いますよ。日本の教育の大転換は。教育からEducation。今日午後1時半、名古屋市中区役所から始まったと。革命ってそんなもんですから。大変ですけどやってきました。

 子ども応援委員会もみんな頑張っとってくれて、今、平成26年4月からの累計で、4万7,844件の9,938名の子どもさんを、常勤の専門職の人たちが励ますことができておると。これはぜひ文部科学省の記者クラブに聞いてください。名古屋市しかありませんから。文部科学省は、名古屋はフロントランナーだとはっきり言っていますから、これは。

 それから、家庭訪問型ということで、大体300件。とりあえず、そんだけばかりではないんだけど、そこへ家庭訪問することはやっておりまして、100件。いろんなデータが出てきております。やっぱ訪ねていかないかんわね、お母ちゃんに会って話をせな、やっぱり。「夜に学校来てくれ」ではいかんのですわ、みんな働いとるで。ということも始まっております。

 それから、ライフキャリアって、これは6校しかスタートできませんでしたけど、全体でいくと400校ありますんで、1校に一人は、これもアメリカ型ですけど、大きなったら何になるのとか、何をやるのが好きなのと。ほんで体が不自由だけどこういう人生で生きる生き方があるよと。それから親が離婚して大変だけど、こういうふうに生きていく道があるよと。発達障害なんかがあって、なかなか成績が伸びんけども、そんなことええがねと、こういう道があるよと。そういうのをなるべく、小さい小学校ぐらいからやっていくと、これ。これも専門職ですよ、常勤の。そういう取り組みが始まっております。

◎産業・福祉について

 それから、産業を世界一のものをさらに進めていくということで、産業ということは福祉と同じ意味ですから。福祉を充実させるためには産業が発展しとらんとどうにもならんじゃないですか。福祉のお金が空から降ってくるもんじゃありませんので。そういうことで、名古屋港の貿易黒字7兆円という、ありがたい産業界の力のおかげでこうやってやっておれるということでございます。

 それから製造品出荷額でいきますと、愛知県45兆円か。伊勢湾域だと60兆円ぐらいあると思いましたけど。愛知県45兆円で、第2位神奈川県の16兆円ですからね、これ。物すごいですよ、この地域の産業の力というのは。まあ、自動車産業がほぼ半分ありますけど、しかし焼け野原になった名古屋の街でようここまできたもんだと。素晴らしいと。

 あと、今回の市会議員さんの報酬の問題でも言っておりますけど、要するにこの税金を払う人たちの、産業の人たちの力があるから、こうやって公務員もわしも、(年収)800万円ですけど、80歳で(年収)800万円貰っとる人なんで、80歳じゃなくて、70歳か。70歳で(年収)800万円貰っとる人なんかおりませんよ、言っておきますけど、日本中で。何でこうなったんですか、世の中一体。繰り返しますけど、税金を稼ぐ人がおるから公務員がおる。間違いない絶対的な事実ですよ。経済学的にもまず国民総生産というのがあるんです。GDPです。それが分配されて従業員に、その分配された所得で消費するということ。これは三面等価の原則といいますけど。その原点は商売をやっておる人たち、ラーメン屋のおやじだとか。産業というとトヨタ自動車ばっかり、ぱっと頭に浮かびますけど、これは大きいけど。ラーメン屋のおやじの努力なんてすごいですよ、これ。それは、名古屋は非常に強調してやらさせていただいてきたと。

◎文化・芸術について

 それから、最後はやっぱり、文化、芸術と。無味乾燥な言葉で言うと文化芸術と。無味乾燥でにゃあ言葉で言うと、どえらけにゃあおもしれえ、ということでございますけど。まあここは課題中の課題ですね、名古屋の街は。今言いましたように、産業界は圧倒的な力を持ってきたと。油断はいかんですけど。今の国際展示場での一つの方向性が出まして、金城埠頭の(名古屋市国際展示場)を大きくしていくと。これでさらに世界的に。東京ビッグサイトと競争できる展示場をつくるということになりますが、この都市というか人間というか、やっぱり文化ですね。文化芸術。これがやっぱり都市を発展させるというより、人間を豊かにさせますわね。人間を優しくします。それをいよいよ、元年というか、今まではこういう感覚で名古屋市を見たことってあんまりないんじゃないの、これ。文化芸術ということで。まあ、大きいスイッチが入れれたかなというふうには思っています。

 いまだに思い出すのは、やはり、名古屋城のアカマツの伐採ですよね。岩手県の月山松、樹齢400年。あれはありがたかったですよ、本当に。あんだけ真っすぐの松を育てるには、向こうの人も言っておったけど、400年間みんなでどえらい大事にしたんだって。まず松くい虫があるじゃないですか。それから、雷、それから大風。それから真っすぐに松をやるというのは結構苦労が要るらしいんですよ。枝を上手に払って、ぐにゃぐにゃならんようにせないかん。岩手の奥州市の市長さんもお見えになっておったし、(岩手県)副知事も来て、100人ぐらい向こうで来て、言っていましたけど、皆さんの努力を今度はアカマツ様に、男か女かちょっとわかりませんけども、第一の人生を岩手県奥州市で生きてきたのを名古屋に、お嫁入りしていただくと。本当にありがたいと言っておったですよ、向こうの方が。大体400年ぐらいしかもたんもんで、普通は。ここで第一の人生をひとつ岩手で終えるというか、過ぎてきまして、それから第二の人生は名古屋城で、今度は1,000年間も河村さんが大事にする言っとるから、ありがたいと言って。特によう目立つところの、梁に使うというようなことですよ。ものすごいんですよ、本当に、400年の命をいただいて、それをさらに名古屋で生き続けていただくと、最低1,000年ね。最低ですよ。法隆寺が1,300年ですか。あっ、法隆寺もちなみにあれですよ。名古屋城は燃えたから新築だというとんでもない人がいますけども、法隆寺も法隆寺創建から100年以内の間にどうも燃えたらしいですね、100年以内。だから1,300年というのは、その後の再建から1,300年。つくってから1,400年じゃないですかね、たしか。と思いますけど。だけど法隆寺に、いろんな史実と反するもの、必要なケアをすることは重要ですけど。まあそんな話じゃありませんわな、これ。やっぱり断固とした国宝でしょう。1,300年前に再建しておると。

 ということで、それからまぁ行ってきましたけど、(名古屋城)本丸御殿もオープンしまして、これは見るたびにやっぱり夢童由里子さんの顔が浮かんできますわね。あのお嬢様の。彼女のあんだけのエネルギー。誰が何と言われてもやると。よう覚えてますけど、初めのころ何か変わった人がおるなと。本丸御殿って何だあれは、と言って。というようなふうだった。名古屋ってそんなもんだったです。もう産業ナンバーワンでございましたし、青年都市だったんで、とにかく。みんな焼けちゃったと。ほんで軍需産業だったもんで、アイムソーリーいうことで、やっていこうというところで、そういう名古屋の郷土愛みたいなものを浮かばさせてくれたということがありまして、ええんじゃないですか、なかなか評判もええし。まあちょっとストーリー性を持たせた展示をやるとええよというアドバイスは結構ありますけど。ストーリー性を。そこにはご承知のように3種類の障壁画がありまして、これはぜひ頭に入れていただいて、本丸御殿のそのままの建物もいわゆる図面があります、実測図がありますんで、本物、400年前そのものですけど、その証拠にふすま絵がピチッとはまったじゃないですか、これ。今の障壁画の話でいいますと、全体では細かいパーツまで入れると千何点あるんですけど、障壁画そのものだと70枚、旧国宝ですわ、焼ける前は。残っていて、避難しておってくれて、これが。それで残っておるんです、そのまま。それを要するに、あれはモナリザと違いまして建造物の一部ですので、障壁画というのは。だからそこへはめようということで、この間竹林豹虎図をはめましたね。スポッとはまったらしいですよ。ちょっとどっか鉋かなんかをやらなあかんらしい。それは図面がありますんで、400年前そのまま、スッと入るわけですから。だで、ぜひ、記者の皆さんもそうだけど、市民の皆さん、それから日本中の皆さんに、まあ世界中でもええんですけど、名古屋城本丸御殿来たら、3種類ある。ひとつは400年前の国宝の火災を逃れた本物と。もうひとつは、模写を今やっておりますんで、模写があると。もうひとつは最新鋭技術を使ったデジタル模写ということで、カメラも、会社の名前を言うのもなんだで、やめておきますけど、最新鋭のデジタル技術で写真を撮って印刷するというのが、3種類あります。こっちのほうは縮小ができたりするもんで。この間東京である会をやったときも、これを縮小しまして持ってきましたけど。まあ、そういうことができるということで、ぜひお楽しみをいただけたらということでございます。

 ということでございます。一応、振り返ってみればと。

質疑応答

◎市会議員報酬について

(記者)

 市会議員報酬の件。従前から2月定例でという話になっていましたけど、800万円に再引き下げですか、何かその、改めて方針を聞かせいただけますか。

(市長)

 ひとつは、やっぱり貧富の格差が広がっておるみたいですね。やっぱりパートのお母ちゃんや、ラーメン屋のおやじ、大事にせないかんですよ。所得下がってきとるといいますから。それに比べて所得の高いほうはあんまり言うと感じ悪いけど、ひとつは公務員、それから議員、市長。それからまあ、民間だで、別に文句言っちゃいけませんけど、大企業の非常にいい会社の人たちは圧倒的にいいですわ。それに反して実際納税者が苦しんどるという状況の中で、納税者の代表というか、市民の代表でしょう、議員も市長も。だで、ようけ給料もらういうのが当たり前になっちゃっとるけど、日本人は。こないだ指定都市市長会でも、わし言いましたけど、やっぱりいかんのではないかと、これ。このまま、ほかっておきますと、一旦(市会議員報酬を)800万円に下げましたね、市会議員さんを。それを、何年前になりますか。あれは30分か、もうちょっとかかったかもぐらいで、市民の皆さんに何のタウンミーティングもなしで給料(市会議員報酬)が1,450万ですか、上がりまして。それはこの平成31年3月31日(日曜日)までなんですよ、実はその条例は。だで、来年の4月1日(月曜日)になりますと、これは本則に自動的に戻ってしまって。(市会議員報酬が)年収1,633万になります。だで、それはやっぱり、16選挙区ありますから、各区で最低でもタウンミーティングはやらないかんですよ、これは。お手盛りだと言われますよ、本当に。こんなみんな庶民が苦しんどるときに、その代表者、民主主義の代表だから、立派なんでしょう、市会議員さんも。まあ市長は立派だとは言いませんけども。だで、最低でもそれは市会基本条例(名古屋市議会基本条例)にも書いてありますがな、給料を上げるときは公聴会制度等を活用することができると書いてありますけど、それはせにゃいかんいうことですよ、これは。だで、まず、冒頭というよりも、まずどうするのかと。市長は支払い義務がありますんで、これ、税金から。税金からの支払いになりますので、これ、どっちを払うのと。(市会議員報酬を)800万円なのか、1,450万円なのか、1,633万円なのかということについて、まず議会からちゃんと、わしよりも民主主義の代表者ですから議員の皆さんというのは。16区各区がタウンミーティングをやって、市民の皆さんの意見を聞かないかんですよ、まずこれは。そうでしょう。まずそれをやってご提案をいただきたいと思っております。だけど、そんなことを言って(平成31年3月31日(日曜日)を)過ぎてってもうたら、自動的に(市会議員報酬が)1,633万になりますんで、僕はこれをよしと思っておりません。何遍も言いますけど。8年前のかな、アンケートがありますよ。某新聞なんかがとったやつが。みんな(市会議員報酬は)800万円という。800万円よりも安いことを言った人もようけいますわな、これ、どうなったんですか、あれは一体。ということでございますので、準備せないかんですから。こちら側も。だで、この会見が終わったらしかるべく、総務局長になりますかね、指示したいと。その手続をとるようにね。準備せないかんですから。報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)なんかもありますし、そういう気持ちでございます。

(記者)

 報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)に対して、以前の時も諮問されて、政治的な判断なのでできないというような答申が出ていたと思うんですが。今回は改めて何を問う。

(市長)

 だから、どういう問い方がええかな。(市会議員報酬を)800万円にすべきかどうかと。それから、まあ、今の。ちょっと内容確定ではないけど。これちょっと相談しないかん。30分そこそこの議論で、タウンミーティングも何もなしで、公聴会も何もなしで決めた(市会議員報酬を)1,450万円がいいかどうか。4月1日(月曜日)からまた自動的になる、(市会議員報酬を)1,633万がええかどうかとの意見を求めると、こういうことですよ。私が条例を出すとすると(市会議員報酬を)800万円で出しますので。その前に議会がちゃんと市民の皆さんが納得するものをつくってこれば、これはまた別ですけど。だけど準備しとかないかんです、そりゃあ。だからそういうことを聞くと。今まではいかんと言っておったのは、あれは市長が聞くんですわ、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)というのは、市長がこれを出そうとすることは、報酬について、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)がやらないかんというルールになっていますんで、だからまあ、出しますけど。この間は議員さんが報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)やれって言われて、それはあんた方は、悪いけど、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)かわからんけど、市民の意見を聞かないかんで、タウンミーティングで、大事なことは。それが何もありゃせんのに、そんなんいかんがねって言っておったんです、わしは。という話です。

 一応、前回のときは、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)というのはルールがありまして、参考とする資料というのも限定されておるんです。端的に言うと他都市に比べてお手盛りがないかを見るということです。他都市に比べてね。日本中とにかく、議員さんも市長もめちゃくちゃ給料もらうというのが、もう日本中ですから。名古屋だけ違うんだけど。名古屋の市長だけ違いますけど。前の判断は報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)というのはそういう他都市との比較をするところであって、いくらが適当かという、そういうのは民意で政治的に決せられるところであるので、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)の審議にはなじまないというのが、結論でしたわね。

(記者)

 そういう結論だったけれども、また聞くのは。

(市長)

 それはルールですから。今度市長提案で出しますんで、今度は。議会かと言われるかわからんけど、やはり僕もこんだけずっとやってきて、やはり自分の気持ちをそのままぶつけたほうがええと。それと支払い義務者ですから、私。現実に4月1日(月曜日)からいくら金払ったらええんか、わけわからんですから、今のところ。わからんもんだで、市長提案で出しますんで、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)をやると。ルールですから。

(記者)

 タウンミーティングはいつぐらいに開きたいというはありますか。

(市長)

 僕がやるんじゃないですよ。議会がやらないかんですよ。

(記者)

 それをじゃあ、要請されるわけですか。

(市長)

 まあ、ここで要請していますけど。ここで。そらそう思うんじゃないですか、いくら何でも。自分で自分の給料決められるわけでしょう。そんな職業ってそうないですよ、世の中に。この場合はやっぱり自分で決められる、自分の権力のよって立つところは民意に従っておるからというか。それだからそういうことができる、民主主義だからそれできるんですよ。だから、その民主主義の必要なステップを、議会基本条例(名古屋市議会基本条例)でもみずから決められたところに、書いてありますから。いくら何でも、ということです。

(記者)

 その条例案は恒久じゃなくて特例条例で出す予定ですか。

(市長)

 条例案というのは、こっちから出すやつ。それはまず、議会がどうされるかというのをとりあえず見させていただきますけど。まずね、まず。だから出す場合は恒久です。

(記者)

 議員が出すんじゃなくて、市長自ら出すという理由をもう一度お願いします。

(市長)

 それは、今までこんだけ言ってきましたので、僕も。自分が全責任でちゃんとやるということですわ。それと、何ですか、現実的に非常に困難そうじゃないですか。タウンミーティングもやってもらわないかんけど、少なくとも前回何もなかったですから。(市会議員報酬を)、1,450万円に上げたとき、何もなかった。俺はあん時言っとったのは、それだけやってくれと、いくら何でもと言って。何もなかった。そういう状況の中で、議会でということも、ちゃんと出てこれば別ですよ、それは。それからやっぱ、市長として4月1日(月曜日)以降どうするんですかね、これ。どうするんですかっていって、条例切れちゃうんだもん、3月31日(日曜日)で。その事実って、わしはいろんなところでたまに市民の皆さんと話しするとき言いますけど、ほとんど知りませんよ、それは。ほぼ全員知らないと言ってもいいです。4月1日(月曜日)から1,633万円に(議員の)給料がなるって、みんな知りません。みんな、ええって言いますわ、これ。

(記者)

 2年間の暫定措置でしたよね。

(市長)

 そういうこと。

(記者)

 恒久だと否決されることは目に見えていると思うんですけど。

(市長)

 そんなことないですよ。当たり前じゃないですか。それは良心のある政党もありますし、議員さんもござるでしょう。選挙があるじゃないですか。その結果を選挙で市民の皆さんに判断してもらおうということですわ。僕からすれば。そういうことですよ。ちょうどこれ、あるんだから、統一地方選挙が。そのときに皆さんに判断していただければ、それは民意じゃないですか、本当の。

(記者)

 統一地方選挙で大阪府、大阪市のように信を問う。市長としての信を問うお考えは。

(市長)

 今の大阪の話かね。今のところそれはありませんけど。今のところは。

◎公用設備の使用について

(記者)

 あともうひとつすいません。別件なんですけど、中国の携帯大手2社のスマートフォンと携帯端末の使用をやめる動きが広がっていますが、名古屋市の公の、まあ個人的なのは別として、公で使っている設備に関して、中国系の企業の設備を見直すというお考えは、来年度以降あるのでしょうか。

(市長)

 ちょっとそれは議論しとらんけどね、それは。テレビでは見ておりますけど。だで、ちょっと、大変重要な国の安全保障にかかわることですけど、ちょっと何とも答えようがないです。今の時点では。

(記者)

 来年は議論になりそうですか。

(市長)

 一遍まあちょっと、調査してみますわ、どうなっとる言うて、それに、どうせないかんかいうて。どう対応すべきかね。

◎今年の漢字について

(記者)

 三重県が今年の漢字で「生」、生きるという字を知事がだされたんですけど、市長はどうですか。今年を漢字1字で表すとしたら。

(市長)

 何かそれは伺いましたけど、よう考えたらやはり、郷土愛の「郷」という字。郷ひろみの「郷」ですか。あれがいいんでにゃあかと。郷土愛と。ホームタウン名古屋ということは、まあしばらく名古屋では死語だったんです、これは。そういう感じだがね。だけどいよいよ、先ほども言いましたけど、そのシンボルがお城(名古屋城)の天守の木造復元ですけど、それはスタートですから、だで、みんなで郷土を大事にしようと。それはどういうことかというと、人間を大事にするということですね。古い建物だとか、街の界隈みたいなもんですね、これ。

◎名古屋城天守閣木造復元化におけるバリアフリーについて

(記者)

 名古屋城に関してですけど、バリアフリーに絡んで、エレベーターの代替でドローンで運ぶとか、そういう話も出てきていたじゃないですか。それはどうですか。現時点で。

(市長)

 それはコンペやりますんで、その状況を見てですね。どういう技術が出てくるか。また意外とやっぱり皆さん言われるのは、やっぱ人力をサポートするようにして、人力で何人かで上がってもらうようにするというのが非常にあったかいし、火事ってあんまり予想されんけど、煙なんか充満したときに安全だと、何人かおったほうが。そういう意見もあるし。最新鋭のことをいろいろ言うとまたそれがと言われるで、まあ言いたくないけど。最新鋭の技術、結構言う人いますよ。ものすごい日進月歩ですから、ドローンもそうだし、リニア技術なんかでもそうですよね、これ。

(記者)

 じゃあ、ドローンという話もまだ生きてはいる。

(市長)

 それは僕が言うよりも、コンペですから、業者さんがどう言ってくるかですね。初めてで、このコンペの意義は、名古屋城天守の階段もありますけど、姫路城も上がれるようになったりですね、仮に。それと、でかいのは普通のうちの階段です、2階に行く。車椅子じゃなくても、ちょっと介護なんかで大変だとか、目の不自由な方とか見えるじゃないですか。そういう人たちが何か家庭の階段をすっと上がっていくような工夫ができるとものすごい光明を世界に及ぼしますよ。と、某学者も言っておられた。世界で初めてのコンペだけど、これ。階段を克服するための技術というのは。ええことだと思いますよ、これ。

 名古屋城も一応あれをつくりますけど、木の模型を。これこんなことまでやるのは初めてですけど、多分日本で。世界ででもそうないと思いますけど、こんなのは。だけど今言ったコンペは名古屋城を上がるというのはひとつの大きなきっかけであって、今言った不自由な人たちが普通のうちの2階に上がってけるような、そういう意味も入ってますからね。これももし、ええのが出てきたら、かくして名古屋から始まったということになると思いますよ。

◎市会議員報酬等について

(記者)

 すいません、市会議員報酬の関係で、全国の政令指定市の市会議員報酬を見ると、横浜市が最も高くて1,600万円台。新潟市が約1,030万円なんですけど、平均すると(市会議員報酬は)1,300万円そこそこなんですけど、(市会議員報酬は)800万円というのが、もしかしたら安過ぎるという意見もあり得るかと思うんですけど、その辺は、市長の考えをもう一回教えてほしいです。

(市長)

 ほんだけど、いつからこんなふうになったんだろうね、これ。太平洋戦争の前というか、何年だったかなぁ、ちゃんとあるんですけど、市会議員、地方議員さんは名誉職とはっきり書いてあります、条文に。ボランティアだったんです。国会議員も今ほど高くない。局長より低いぐらいだった。だけど昭和22年はそうかわからんけど、戦争で焼け野原になって、むちゃくちゃになったときに、もう生きるか死ぬかという状況で国会法35条というのがあって、国会議員は一般職の国家公務員の最高の給与額(地域手当等の手当を除く)より少なくない歳費を受けると。要するに事務次官より上と。それから、国会議員は退職金を受けることができるというのをつくって、それが地方へ広がった、ずうっと。ほんだで、大変な特殊事例でそうなっておるということですから、もう変えないかん。こないだ指定都市市長会でも言ったったわな、本当に。講師の方がやっぱり日本人は所得がみんな低いというか、低いほうがさらに低くなっておるという状況だもんで、200万円、300万円、平均が400万円ぐらいですよ、民間は。だけどそれじゃあいかんのだって言っておったんだけど、その人は別に議員じゃないですけど、首長がおったけど、ようけ給料もらっとって、こんなこと言ってええのかなこれ言うて、いう話ですわ。自分は別いう考え方ですわ。だからそれは日本中を変えないかんですよ、そりゃあ。当たり前の世界の常識に。まあ、ボランティアいうといかんで、市民の平均給与と同じでやると、例えばね。だから、納税者を大事にするということですよ、それは。というふうに思っておりまして。(市会議員報酬は)横浜市がトップで、今度名古屋市が1,633万円、それより高いかね。

(記者)

 2番目ぐらいです。

(市長)

 千六百何十万。

(記者)

 五十何万。

(市長)

 (市会議員報酬は)横浜市がまあトップか。第2位が名古屋市で、ほとんど同じですわな。20万違うだけですけど。これもしかし、ほかの(市会議員報酬が)800万円いうと、稲沢とかあの辺と同じですよ、市会議員さん。この間、某稲沢の市会議員さんと一遍飲んどったら、あのよって言って。それは名古屋の市会議員もいろいろあるかわからんけど、稲沢の市会議員も忙しいで、いって。市内全域だで大変なんだいって、反対にこれ。細かい、お通夜へ出たりとかいうのは、名古屋市も大変だと思うけど、わしらのほうが大変なんじゃないかと、意外と。ものすごい細かいサービスが要りますよね、本当の。

(記者)

 先ほど議員さんにタウンミーティングとかを開いてほしいとかいう話がありましたけど、市長が市長選の公約で、市内各区で討論会をして、市民の納得する形にするということを公約に盛り込んでいますけれど、だと思うんですけれども、その討論会って実施されましたか。

(市長)

 実施なんか全然しとらへんでしょう。僕ではないですよ。議員としてやってくれいうことだね、あれ。

(記者)

 市長の公約。

(市長)

 市長の公約の中には入っておるけど、市会議員さんがというふうじゃない、ちょっと一遍見てみるわ、もう一回。(市会議員報酬)800万円を軸にと、書いて出したのよう覚えてますけど。わしは前から最低でもタウンミーティング16区やらなあかんよって言って。これは前おった人はわかると思うけど、それを言っておった。ちょっと一遍確認しますわ。

(記者)

 現状の市議会の構成を考えると、なかなかその実現へのハードルは高いと、報酬の引き下げですけれども。これ、どうやって突破したいと。先ほどまあ、良識ある政党もあるというお話しされておりましたけども、どうやってこれを突破していきたいというふうにお考えですか。

(市長)

 それこそ、こうやってやるしかない。今やっとることがそれだからね。だからまず議会から言ってもらわないかんですわ。民主主義の代表なんだから、みんな。そうでしょう。自分らで考えないかんで、まず議会が各区選挙区ごとにタウンミーティング、まずやられたらどうですか、これ。そういうことからやっていくよりしょうがない。既存の考え方ばかりでいっておったってしょうがないですよ、そんなの。

(記者)

 仮に否決された場合に、統一地方選で減税日本にとってはそのほうが有利に働くという計算はおありなのでしょうか。

(市長)

 それはもうようわからんですね、そんなのは、そんなことは、そんな破滅的な言い方してまったってしょうがないで、それは。悲劇的な話をしておったって。選挙ってそういうもんだがね、それは。そうでしょう。だからやっぱり民意にちゃんと素直に問いかけてみると。本当にええかと。税金で食っとるわ、こんなようけ給料貰って、議員だけじゃないですよ、市長もそうですよ、市長も。市長の給料ってべらぼうに高いですよ。わしがこういうことを言わな、2,800万円ですから、いま名古屋市は。わしは800万円ですけど。退職金、4年ごとに4,220万。そんな国どこもないですよ、言っておきますけど。本当にええかねって、選挙行くだけで皆さん、これって。有権者の皆さん。当たり前のように受け入れられることですかと。戦後の日本だけですよ、言っておきますけど。

 (日本を除く)世界で一番給料の高い市会議員さんはロサンゼルスだと言われておりまして、1,500万円ぐらいですけど、たしか。15人しかおりませんけど、連続3期12年を超えたら立候補できないと。こういう制度です、向こうは。給料の高いところは。稼業としてはいけませんと。そういうルールがあるんだと。皆さん行かれてもその話せんで、言っとるの俺だけですけど、ロサンゼルス行ってこないかんわな。こないだシドニーの副市長とか何人か来ましたけど。給料と定数の話ししたらびっくりこいとりましたわ、ええって。名古屋の状況を。

(記者)

 今、可決のほうの実現性がどうなんだっていうお話がありましたけれども、2月議会で提出して可決されようがされまいが、その2カ月後にある統一地方選の争点にはしていきたいというお考えなのですかね。

(市長)

 争点にというのは変な言い方ですけど、市民の選択に委ねるということです。だから選挙の本質ですわ。選挙ってそういうもんだからね。やっぱりきちっと争点をわざわざつくる必要はないけど、こういうのがはっきりしとるときは、ちゃんと市民に判断していただくという話です。

(記者)

 先ほど市長がおっしゃった、例えば議員側でタウンミーティングするなりして、何らかの報酬についての提案を議員側でしてきた場合には、そういうのは一応市長として受け入れるというか、受けとめるというか、どういう考えで。

(市長)

 まあ、受けとめさせていただきまして、それは当然のことですけど、尊重するといいますか、そりゃ内容にもよりますけどね、それ。やってみんとわからんですけど。それは市民の民意として皆さんがなるほどこういって言っておられるんだなという状況というのはわかるじゃないですか。私の基本構想は、全部タウンミーティングやっとるがね、ずっと16区やってきましたけど。その状況を見させていただいてということですね。そのとおりになるというわけではありませんけど、当然のことながら。

(記者)

 その議員の方が、市長ないし、その市民の方が納得されるような案を提出してきた場合は、報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)は準備として開くかもしれないけど、その条例案自体の提出はしない可能性もゼロではないということですか。

(市長)

 ゼロではないと言ってまうと、言っとることが矛盾になりますんで。とにかくやってちょと、最低でもそれ以上は言いようがないですわ。タウンミーティング。それは市会議員って何でようけ給料貰って、いろんな権限が与えられているのかといったら、それは民意を代表しとるからでですね。それも、市長の場合もうちょっと広いですけど。選挙区の皆さんから納得されとるかどうかですよ。その中核がやっぱり報酬ですがな、これ。でしょう。まあそれはやってもらわないかん。やってもらわな、ちょっといかんですよね、やっぱり。お手盛りだって言われますよ。市民の皆さんは日本人はおとなしいで、黙っとるけど、本当に。そうでしょう。この名古屋市民の中に自分の給料を自分で決められる人、何人おるんですか。なぜ決められるかといったら、これは民意によって支えられとるからですから。議員ちゅうのは。だで、民意によって支えられとるというところをちゃんとやってくれな。自信があるならやりゃいいじゃないですか、別に。堂々とそこで言えばええがね、各区ごとで。

(記者)

 今回の議員報酬と同じころにお話しさせていた、議員の任期については同じように2月議会で何かしたいというアクションはあるんですか。

(市長)

 任期。

(記者)

 議員の任期。 12年、3期12年ですか。

(市長)

 ああ、連続3期12年か。そりゃまあ、それも一つのやり方だけど、あんまりようけ出すとぐちゃぐちゃになっちゃうでしょう。それもひとつの考え方ですよ、ロサンゼルス。連続3期12年を超えて立候補できないと。ロサンゼルス。

(記者)

 とりあえず今回は議員報酬に絞るという。

(市長)

 それは自分で勝手に決めてこられて、3月31日(日曜日)、4月1日(月曜日)にどうしたらええかわからんからね、これだと実際、現実的に。差し迫った必要性があるということですよ。

(記者)

 三会派は報酬審(名古屋市特別職報酬等審議会)開いてくれと言いますか。

(市長)

 いや、開きますよ。今度市長が提案するんだもん。ルールによって開きますよ。当然のことながら。その段取りもあるもんで、準備をさせていただくと。まずは議会がどうされるかということは注視させていただきますけど。

 だで、いつ提出するかについては、必ずしも冒頭に限ったわけではありませんけど。

(記者)

 2月定例議会の。

(市長)

 2月定例議会の冒頭とは言えませんけど、議会さんがどうされるかいうのはありますんで、それはやっぱり見させていただくと。やはり一応。一応と言ったらいかんけど、議会ですので、これはね、民主主義的にやって来られれば、それはまた別の話です。

(記者)

 今度市議選があるので、次の任期の議員の報酬を今我々が決められんという理屈も出てくる可能性もあると思うんですけど。

(市長)

 ほんなら4月1日(月曜日)から次の任期始まるの、10日か何日あとかしらんけど、その間はどうなるんですか、これは。その間。

(記者)

 その間のことについても市長として決めてほしいと。

(市長)

 それは決めないかんでしょう、そりゃあ。自分らで決めるというルールになっとるのに、これ。そうでしょう、議会が。

(記者)

 つまり2月定例議会で、3月以降特例(名古屋市議会の議員の議員報酬の特例に関する条例)が切れちゃう4月以降の(市会議員)報酬について議会みずから提案するなりしてほしいと。

(市長)

 そういうことですね。ただし私は、前上げられた(市会議員報酬)1,450万円もええと思ってませんよ、俺は。それはなぜかと言ったら、理由の一つは市民並みの給与という哲学ですけど、もう一個は今言った何のタウンミーティングもありませんでしたから。あれはあのときから言っておった、それはいかんって。いくら何でも。

(記者)

 もちろんですけど、ええと思ってないっていうのは、高いということですか。

(市長)

 高い。ほかの都市と比べりゃ、ほかのあれですけど、ほかの都市もめちゃくちゃですから、だから、それは国会も含めてということになるわけで、日本中のことだからということも言いますけど、そういうのを名古屋から率先してやっていくのが、それこそ地方主権というか、地方分権でいいんじゃないの、これ。それこそ。

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