名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
それでは、10月29日(月曜日)ですが、会見を始めたいと思います。皆さん、グッドモーニングということで、おはようございます。
まずは、先日行ってまいりました、税金で行かさせてもらいました、大変ありがたいことで税金旅行でございますけども、海外出張について、ご報告をいたします。
今言ったのは、役人の皆さんも行きますけど、ちゃんと税金で行っとるんだで、何か成果を上げなあかんぞ言っていっとるんですよ、必ず。そういう趣旨でございますので、今回のも、後で言いますけど、子どもさんをちゃんと留学というか、留学はいろんなパターンありますけど、やろうかと、いろいろですね。
それから、あとトリノ商工会議所の話も非常に、初めは商工会議所の縁だったみたいですけど、さらにビジネスの交流を進めるというような具体的な提案をしてきた人もいますので、ちょっと中身はさすがに商売のことだであれですけど。
それからもう一つはやっぱり、この文化、歴史とアイデンティティというものの深さね、やっぱり。イタリアはすごいですね、やっぱり。かつて全ての道はローマに通ずる、というぐらいのローマ・エンパイア、世界の中心だったとこですから。そういうものの強さという。名古屋のお城を木造にちゃんとせないかんがや言って、ということですわ。
そういうふうに感じたということでございますが、姉妹都市であるイタリアのトリノ市との交流拡大を図り、友好関係を一層深めるため、トリノ市へ出張いたしました。
トリノ市長に表敬訪問し、引き続き両都市の交流の支援と協力をお願いするとともに、トリノ商工会議所が主催するジャパンビジネスフォーラムに参加し名古屋への企業誘致を働きかけてまいりました。
また、トリノの航空宇宙産業関連企業を訪問し、名古屋においても航空宇宙産業が盛んであることをPRいたしました。今後、経済分野での交流がさらに活発になることを期待したいと思います。
これは特に、サテライトですよね、人工衛星をつくっとるんですけど、イメージからすると、ちょっと社長に言いましけど、イタリアといったらやっぱり「オー・ソレ・ミオ」ですね、そういう文化芸術というか、そういうものであって、人工衛星をつくっておったとは知らなんだということと、それから日本は何でそのトップのほうに名前が連ねられんのだろうかと、人工衛星でね。と言いましたらね、日本はいかんわ、ひとりでやろうとするのでいかんわ、というふうにCEOが言っておりました。
そっから入る話じゃなかったですけど、まああれだわね、やっぱり言葉が、英語もネイティブの英語にはなかなかついていけませんので、言葉のあれも大きいと思いますけど、まあやっぱり島国日本というとこがあるんじゃにゃあかと。それから戦争に負けたのもでかいですわね、やっぱり。そういうのは思いましたけどね。
そして、トリノ市も歴史ある街であることから、歴史的建造物の保存活用状況の視察を行いました。過去に鉄道の修理工場だった建物を活用したOGRは7年前にも訪れましたが、その後、さらに整備が進み、展示等を見に市民が訪れる場所として活用されており、大変参考になりました。
トリノ市立近現代美術館では、19世紀から20世紀の多くの美術作品が展示されており、いずれ名古屋とトリノで作品の貸し借りをするなど、芸術分野での相互交流が行われることを期待したいと思います。
今回の出張では、提携から13年目を迎えたトリノ市とのさらなる交流の進展に弾みがつき、大変有意義なものでした。
今後も姉妹友好都市との継続的な交流により一層の相互発展を図るとともに、視察内容を市政に生かしたいと思っておりますと。
まあこういうふうに、無味乾燥ではありませんけど、お決まりのようなことが書いてありますけど、しかし具体的に言うと、やっぱりこの向こうの学校、ウンベルト1世高校、どえりゃあ学校ですけどね、これ。何百年の歴史ある建物の中にありましてですね、トリノの旧市街に。中に入っていくとものすごいモダンですけど。
そこの校長先生もぜひ子どもさんの交流ですね、留学といいますか、まあ留学というと、言葉がちょっとなかなか捉えにくいですけど、普通留学というとまあ1、2年ですか、大学生ぐらいのイメージですけど、ホームステイなんかも含めて広い意味で留学といってもいいだろうと思いますけど、やりましょう、やりませんかという話もありまして、これをひとつに、「世界一の留学都市名古屋」というような旗を立てたらどうだと。ちょうどそこに(観光文化交流)局長がおったので言っておきまして。
ええことだぞ言って、なんでだ言ったら、世界で名古屋港で7兆円も貿易黒字がある名古屋じゃねえかと。7兆円だでね、言っときますけど。これで財政危機ってうそだということをマスコミがちゃんと書かないかんですよ、本当に。輸出が12兆円ぐらいだったと思いますけどね、貿易黒字。世界の国にもうけさせていただいとる、ありがたい名古屋ですわ。
貧富の差が激しいといかんけど、各国の子どもさんを受け入れて、そこでまあね、世界に目を開いて、豊田佐吉さんが言われたけど、 窓を開けてみよと。世界は広いぞと。ということが小さいうちにわかるようになって、いろんな外交官にもなったりですね、世界の企業をつくったりになってくれるとええなということで、具体的に言うと、きょうも幹部会で言いましたけど、年間100人ぐらいのね、子どもさんの交流ができるように、進めていこみゃあと。
それで100人やるんだったらやっぱりチャレンジ枠、これね。チャレンジ枠というのはまあ福祉枠といってもいいんだけど、福祉枠というと感じ悪いんだわ、日本の言い方はね、何となくね。
だからアメリカ流に言うと、チャレンジド・ピープル、チャレンジド・パーソンと言いますから。まあ、チャレンジ枠。いろんな不自由な方も含めて。例えばひとり親の子どもさんたちなんか、留学しようと思ったって、行けれえせんがね。そういう人は、例えば全額補助で行ってもらえるとかね、普通はそこまではやりませんので、そういう枠も一定つくって、1割とか。わかりませんけどこれは。
ということで、小っちゃいうちから世界の人たちと交流するというのはむっちゃくちゃええことでないかと。やろみゃあと来年から、という話でございます。
それからビジネスも、先ほど言いましたように、何でトリノから始まったんだいったら、商工会議所さんからだと言っとったね。それでしばらくちょっとその流れがやんどったもんで、この際ということで。なかなか盛り上がりましたよ、向こうとの交流は。びっくりこいたのは、僕もしゃべりましたけど、向こうの人は何人しゃべったかな、7、8人しゃべりますけど、普通シンポジウムみたいにやるわね、日本的だとずらっと並べて。
そしたら一人ずつプレゼンするんだね、あれ。こういうふうなのかという。だけど、おもしろい思いましたね。そのかわりどえらい時間かかりますわ、3時間かなんか、もっとかかったと思いますけど。
ああいうのもええなと思いましたね。やはり自分の意見をちゃんと言えますから、みんな。ああいうのは見たことにゃあもんで、わし、今までは。やはりイタリア型でインディペンデントで、ちゃんと主張するというのがようわかりましたけど。
まあその中で会ったえりゃあさまが、具体的な商売の内容まで言えませんが、何とか取引先探してくれ、いうのがありまして、ああ、ええですよという話を。ジェトロが一緒に行っておりましたので、数名。ということになりました。
それと、本当に、先ほど言いましたように、全ての道はローマに通ずるということで、ものすごい歴史的な、文化というか自分らの先祖の歩んできた道というものに対する強烈なプライドですわね、やっぱり。残しますからね、建物を、やっぱり。
大きい違いは、しょっちゅう言ってますけど、日本の名古屋城の問題でよくわかるじゃないですか。名古屋城は燃えてしまったと。国宝一号だったんですよ、国宝一号が。大戦で燃えてしまったから新築だと言うじゃないですか。ということを書いたマスコミもありますけど。とんでもない発想なんで、それは。
だけど根本的な違いは、やはりヨーロッパの建物ちゅうのはれんがとか石ですので、破壊はされますけど、完全にディスアピア、なくならんわけですわ、これ。日本は完全になくなりますからね、これ、本当に。
終戦直後の名古屋の写真、まあ見りゃわかるじゃないですか。もうあるのはというと、松坂屋、それから名古屋市が無慈悲にも壊すこと、わしは壊してくれるなっ言っていったんだ、旧大和生命ビル。広小路にありました、あれが残っとるな。
あとはコンクリートの建物がちょこちょこ写真に写ってますけど、あとは全部なしと。完全に消滅と、都市が。やっぱり木だからね。木の文化というのは。という都市との、まあ大きい違いなのか、戦争に負けたんですかね、やっぱり。それが大きいのかもわかりませんけど、やっぱり過去の先人の積み重ねてきたイタリア人の、そのアイデンティティを守ろうというですね、そりゃまあ全然違います、その話が。
だから話するときにも文化の話をしますからね、いろいろ、根本的に。だでまあつくづく名古屋で名古屋城の天守が、ほんとにせっかく図面があるやつがですね、これ。奇跡的にあると言ってもいいですよ、これ。
何遍もまあ言わないと新しいジャーナリズムもおるで、頭入れててちょうよ、ちゃんと。国宝第一号は名古屋城で昭和5年ですから、これ。第二号が姫路城で昭和6年。図面をつくりかけたのは昭和7年ですよ、昭和実測図。当時の文部省が図面をつくろうやと言って、名工大の学長さんと名古屋市が中心になり、また、名古屋市の職員が熱を入れて。
それでその図面なんかも一緒に避難しとったんだね、あれ。わし、こないだ調べたら。障壁画70枚、140面あるんですけど、当時国宝だったの。残っとったわけ。避難しとるそこと同じところに(図面も)置いてあったと。
やっぱり図面も同じだったわけです。文化財そのものという気持ちでおったんだね、あれ。そういう建物を新築だというですね、むちゃくちゃな暴挙ですね、これ。本当に。過去の人類の残してきたものに対する、先輩に対してもっと敬意を払わないかんですよ、人類も、これは。というのをつくづく向こう行くと感じる次第でございますわね。
しょっちゅう同じホテル泊まりますけど、その横に古臭い建物がありますけど、そこにプレートが張ってありましたね。イタリア語できる、通訳ではないけど向こうの人に聞きましたけど、これはどういうことだといったら、1525年から何年まで、ここに誰々が住んどったとかですね、書いたりますわこれ。1525年ってえりゃあもんだね言って、いう話です。
その横にはシーザーが歩いた門がある、そのときのローマの。それを真っ直ぐ行くとどこにいくの言ったら、真っ直ぐ行くとミラノのほうに行くって言ってましたけど。
えらいもんですよ、これは。だけどまあ、戦争に負けたいうけど、根源的にはやっぱり、あんまり人のせいにせずに言いますと、やっぱり日本の文化は木だと。燃えちゃうと何にもなしになっちゃうという、このはかなさというか、むなしさがあるわね。
それに対してかつて議論はあったんだよ、確かに。やっぱり文化財というのは、本物というのはどう考えるかというのがあって、石やれんがが残ってますから、一応外形は。そういうのはええと。
だけど日本の木の場合は燃えてまうと。ならそんなものは残ったとは言えんというような話もあったんですけど、これ奈良ドクトリンというのがありまして、これはICOMOSの本にも書いてありましたけど、それを受けて文化庁なんかは「歴史的建造物の復元」というちゃんとしたカテゴリーを実はつくっとって、ぜひインターネットで皆さん、新しい方は見たってちょうだい。文化庁の言っとる「歴史的建造物の復元」という、ちゃんとカテゴリーがあるんです、これは。
どうなっとるかというと、何遍言っても、前のジャーナリズムは忘れとるかわからんし、新しい人は知らんだろうで言っときますけど、3つあるんですよ要件は、文化庁の言う。ちゃんとインターネットに出てきますから、これ。
まず1つは、そんじょそこらの建物ではないよと。かつて国宝だとか重要文化財だとか、等ですけど、と言われた建物がなくなったことと。1つ。
2つ目は、その真上につくること。その真上に。再現することと書いてありますけど、違う場所はいかんらしいです。そこにつくる。名古屋城、これ今のところ2つとも当てはまってますわね、これ。かつて旧国宝一号でしたから。それから、同じ場所につくります。
それから3つ目がもう一つあるんですわ。梁なんかを大事にしながら、いろんな資料によって、いわゆる本物と言えるものを再現することと。図面等によりね。名古屋城はただ一つ完璧な図面があるということで、これも3つ当てはまると。
こうなると文化庁が歴史的建造物の復元として、まあ認めると。となるとどうなるかといったら、建築基準法第3条によって、いわゆる建築基準法の適用が除外されるようになるんですよ、これが。
そうすると、ああいう巨大な名古屋城みたいな木造建築物もつくれるようになると。ただしと書いてありまして、防災上の配慮をしてくださいよ、ということ。だから、姫路城は焼けていませんけど、消火栓があったり、まあそういうことはあるわけ。
という行為がありますけど、ヨーロッパの石とれんがの建物の文化と根本的にやはり違うところがあるということですね。だで、日本はよほど、復元というものに理解を深めないと、本当に何もなしになって、日本の世の中いったら全部焼け野原になって、全部新築だがやと。こういうふうになっちゃいますね。
春日大社なんか、あれ20年かな、式年造替といって全部つくりかえますけど、国宝のままですね、あれ。そのままつくりますよ、そのまま。伊勢神宮の式年遷宮もそう。あれは国宝とか、そういう名前はついとらんと思いますけど、あれも20年に1回だったですか。全部つくりかえますわね、これ。だけど、それをむちゃくちゃ卑下するようなことはよくないと。
それはね、人間を大事にしないこととつながるのでいかんの、そういう考え方は。ということでございます。それをつくづく感じてきたということで、まあ余り演説しとってもしょうがないので。
次に、オレンジリボンキャンペーン2018(児童虐待防止推進月間)の取り組みについて、ご報告します。バックボードが、児童虐待防止のシンボルマークであるオレンジリボンのデザインに変わっております。
名古屋市では、平成25年4月に施行した、名古屋市児童を虐待から守る条例において、毎年5月と11月を児童虐待防止推進月間と定めております。
毎年11月は、厚生労働省を中心として、全国的にオレンジリボンキャンペーンが実施されており、本市でも、毎年、児童虐待防止のPR活動を実施しております。
今年度の、主な取り組みの内容でございますが、来る11月17日(土曜日)、「第5回オレンジリボンたすきリレーNAGOYA2018」を開催いたします。児童養護施設や児童相談所の職員など、日ごろ児童福祉の最前線で子どもたちのために日夜働いている職員たち約60名が走者となりまして、市内2コース、全15区間、全長約55kmにわたり、たすきをつなぐリレーを行います。
また、当日は午後2時から「オレンジリボンキャンペーン2018 in ナディアパーク」を開催します。「オレンジリボンたすきリレー」のゴールセレモニーや、NHK、Eテレで放送されていたワクワクさんによる子育て中の親子が楽しめる「つくってあそぼショー」などを行います。
児童虐待に対する市民の皆様の関心と理解が深まり、困っているお子さんや保護者を見かけたときに、声掛けをして相談機関へとつなげていただくなど、地域における見守りが広まりますよう、積極的なPRを進めてまいります。
ということで、まあこれはしっかり対応せないかんですけど。どうも、先ほどの幹部会でも言いましたけど、これは教育と福祉と、子ども青少年局とみんな縦割りになってばらばらになっておりますで、何となくややこしいんだけど、0歳児から3歳児のところが一番多いんですけども、例えば教育の場合なんかにしましてもやっぱりこの、先生が見張るという基本的な方向ですねこれ。授業型ですけど。
それからそういうのは画一一斉型教育ということで、先生がこういうふうにお上に立って、ずらっと。子どもさんが机の上で同じことを定型的に学ぶと。ほんで内申点つけると、ばしっとですね。これは中学生ですけどね。虐待が多いのは0歳児から3歳児ですけど。
そういう仕組みではなくて、最近はあれですね、個別型ということで、端的に言うと、教室の中で机をなしに、廃止すると。そうすると、えっ、という話になるんだけど。そうするとみんながグループになって、お互いに上級生が見たり、それから、体の不自由な子もそこに一緒におったりという中でというのが一つの大きな流れみたいだね。それに名古屋も挑戦していこうかと、今いろいろ検討しておるところだけど。
そういう中でこの虐待なんかの話も、みんなで見ますわな、何となく。お互いにですけど。トゥギャザーですけど。ようある話は、体の見えんようなところにあざがあるような子どもを早く発見すると。
でこだとか膝だとか、ああいうところにあざがあるのは転んだりけんかしてだけど、例えば首の下だとか、そういうところを見ると。やっぱり体操なんかで着がえるときなんか、みんな見ますので、何でこんなところにあざがあるんだ、ということなんかでも非常によくなりますしね。
そういうところの根本的なことをやっていかないかんなあと。なかなかこれは難しいけど、なかなかちょっとようわからんけど、割と小さいうちから家庭で保育園行ってない人なんかも結構おりますんで、そういう人らでも、子どもの人間ドックみたいなもんでですね、週に1遍とか2遍とかですね、しかるべきるところに預けるというのもええという話もありますね。
この間、某テレビ番組でやってましたけど、これは大変ないろんな手間が要りますけど、お母ちゃんも楽になるし、という話。ほんでまたそこへ来ん場合は、それはまあ集中的に、テイクケアできますんでね、というような方法もありますよ、ということですけど、名古屋は3か所の児童相談所をつくっておりまして、精いっぱい対策とらせていただきますけど、こういう不幸をなくすためには、相当な取り組みをせないかんということですわ。
子どもを一人も死なせない名古屋というのは、ものすごい取り組みがいるんですわ、これは。これをやっていこうということで、今もうやりかけてますけど、そのためには、根源的な考え方を変えないかん。ファンダメンタルチェンジというか、ということになりますけど。やろうとしておりますんで、ご期待をということだと思います。
最後に、先週、ご説明したKYB株式会社のオイルダンパーの検査不正について、その後の状況をお知らせします。
10月25日(木曜日)午後にKYB株式会社の担当者が来庁し、担当部署において市有施設の調査経過等について説明を受けました。
その際、市役所本庁舎と西庁舎に納品されたオイルダンパーの中には、検査データが改ざんされた可能性の高い製品があるとの報告がありましたが、裏づけとなる資料の提示がないため、詳細な調査と確認できる資料の提出を求めました。
なお、先週の10月23日(火曜日)にも光陽精機株式会社及び株式会社川金コアテックが製作・出荷するオイルダンパーで検査の不正があったことが公表されましたが、該当するオイルダンパーを使用している市有施設はございませんでした。
しかしながら、免震・制振オイルダンパーの大臣認定等の不適合について、KYB株式会社及びカヤバシステムマシナリー株式会社に引き続き、光陽精機株式会社及び株式会社川金コアテックにおいても不正が行われていたことは、まことに遺憾であります。
また、名古屋市からは各社に対し、市内の該当物件について詳細な報告を文書にて求めました。不適合であることが確認された建築物については、各社に対して、速やかに是正するよう指導を行ってまいります。
ということでございますけど、こんなことしかしこんなできゃあと思われるところがこんなことをですね、不正を続けとったということって、これはあり得るのかね、本当に。中身も何かようわからへんと。役所のほうは大丈夫かということですわ、こうなってくると。役所は何か被害者みたいな顔しておりますけどね、今のところ。本当に、こんな長期間にわたっているでしょう。
まあねえ、公務員は優秀だという方がお見えになりますけど、本当に優秀なんですかね、これ。そう思いますね、わし。こんなことあるのかと。わしも零細企業やってきましたけどね、こんなものちょっと聞いたことがにゃあというのか、ひどい話ですね、これ、つくづく。被害者然としておりますけど、本当に役所は被害者なのかと。ね。今のところマスコミでそこを書いたのはありませんけど。
まあ余分なこと言うと、違っとるといけませんので、本当に被害者かもしれませんけど。どうも、まあええわええわというところがあったんでにゃあかと、普通は思いますよ。
今ちょっと国会議員ではありませんので、民主党国会Gメン座長もやっておりましたけど、そのころは、こういうのは直にぴんと来まして、役所側のほうのいろんな調査を、インベスティゲーション、いろいろしたというのが記憶に懐かしい思いですけど。ということです。
(記者)
先日展示場の関係の有識者会議(第2回今後の展示場のあり方検討懇談会)がありまして、そこで、ポートメッセなごやを拡充するのが一番現実的ではないかという意見が出されたんですけれども、それについて市長のお考えをお聞かせください。
(市長)
イタリアで、職員のほうからファックスが来まして、常時連絡とっておりますんで、読みましたけど、私の言っとることは、某新聞が河村の意見と違うと書いておりましたけど、違うわけではないんですよ。
まず順番で言うと、展示場というのもビジネスの競争下にありまして、実は。2つ分けないかんです。ただ税金でやるようなイベント型のやつ。あれはあんまり不便なところでやっても悪いことはないんですね。
だけどもう一個、普通でやる場合は、東京ビッグサイトでやるか、それからこの名古屋でやるか、それともほかの外国でやるか、というようなことで、それは完全に競争でございまして、どういうことかいうと、来るお客さんがやっぱり来やすいところ。
来やすいって、中途半端じゃなくて実際に交通費もかからずに、時間も短くて、それで来たらついでにどこか遊んでいくところもありと。そういうところでやることが必要なんですよ、これ。
そこのところ分けて考えないかんよ。皆さん、イベント型と一緒になっとるで、税金でやるやつと。税金でやるやつは一番でかいのはあれですわね、世界のなんですか、偉い様が集まってやる、大統領みんな集まってやるやつ、あれが一番トップですけど、ああいうところは別にちょっと離れたところでも、それは競争というものじゃありませんのでね、これは。
だけど国際展示場というのは実は競争なんです、これは。だから、お客さんの来やすいところ。すなわち名古屋でいったらやはり名古屋駅から近いところですよ、名古屋駅から近いところ。
東京ビッグサイトで、あれどのぐらいかかんるんだったな、新橋から30分か、タクシーでも数千円というぐらいですけど、それに勝たないかんですよ、それに勝たないと。そういう立地のところへつくらないといかん。
ですけど、名古屋というのは私いろいろ聞いてみますと、やはりものすごいええですね、名古屋そのものは。東京と大阪の真ん中と、何と言っても。新幹線はとまるし、それからリニアもとまるということだから、名古屋駅に近いところというのは、世界的に見てもものすごい競争力がある、コンペティティブなとこなんですよ、この立地が。
それともう一つあるのは、やっぱり圧倒的な産業力と。普通の展示場というのは大体デマンドサイドといって、お客さんのほうにつくる、人口が多いところに。まあ東京ですよね。それは東京です、買う人というのは。
買うのは、しかし個人だけじゃなくて産業もありますので、これ実は。となると、やはりこの名古屋の貿易黒字7兆円、名古屋港の。それから製造品出荷額、愛知県は45兆円ですけど、大体この伊勢湾でいいますと、三重、岐阜、愛知、名古屋、それから浜松の辺まで入れますと、大体60兆円以上と。
ものすごいお客さんがここにおるわけです、驚くべき。だからここら辺でやるということは、それは名古屋の将来に対してものすごい力を及ぼしますよ。すなわち、福祉もどえりゃあようなるいうことですよ。福祉をよくするためには、やっぱり産業の競争力は基本ですからね、これ。空から降ってくるわけじゃありませんので。
それで、もう一回あるんでしょう、懇談会が。楽しみにしておりまして、これは役人のためじゃいかん。本当は役人なんか考えちゃいかんのですよ、こんな重要な問題を。役人は別に名古屋にようけ人が来んでも、来ても同じじゃないですか、はっきり言って給料は。そうでしょう。
あまり言うと感じ悪いけど、民間と役人の差はね、役所はようけ人が来ると面倒くさいんですわ。だけど、民間はたくさんようけ来ないとつぶれるんです。根本的にインセンティブが違うの、これ。
だから、民間のこの業者の、実際に展示をやっておられる人の意見を聞いて、そのように進めるというのがわしは何としても重要だと思いますよ、これは。それはもう一つ言いますと、これもある人が言っとったんだけど、やっぱりトヨタだとかデンソーだとかアイシンだとかね、ああいうところは、別に展示場は展示場だけど、自力でユーザーを探してくると、世界中で。
それから新しいイノベーションのね、いろんな技術開発していくとできるけど、ちょっと小さいところら辺のところは、やっぱり自分のところでそれはなかなかできないと。新しいイノベーションのね、これ。そういう場合にやっぱり展示場というのはもすごい機能して、そこへ出ていくと、新しい技術の、お客さんなり、新技術がだあっとあると。そこで友達になって、またビジネスにチャレンジが始まるというチャンスをつくるということは、むちゃくちゃ重要だ言ってましたよ、これ。
名古屋城も重要ですよ。文化のアイデンティティがないとだめですよ、言っておきますけど。だけどやはり産業も、そういう競争力を守っていくというのは極めて重要だということで、役所は役所で努力せないかんけど、基本的にお客さんがようけ来んかったら自分は失業するんだという人たちがやらないとやっぱりいかんよ、本当に。
(記者)
市長としては。ポートメッセなごやを拡充というのは賛成なんですか。
(市長)
いやいや、せんといかんですよ。東京ビッグサイトと十分競争できる。
(記者)
できるとお考えですか。
(市長)
(競争できる)というところに、その規模でつくらないかん。となると、繰り返しますけど、名古屋といったらものすごいアドバンテージ、有利なんです。東京と大阪の真ん中だから、これが。聞いてみりゃ、みんな言いますから。大阪からも来るし、東京からも来る。7,000万人あるというんでしょう、交流人口が。これでリニアになると。
それとやっぱり今言いましたように、伊勢湾でいうと60兆円の製造品出荷額のマーケットがあると。東京みたいに普通の個人、まあ個人もあればBtoC(ビジネス・トゥー・コンシューマー)とかありますけど。またBtoB、ビジネス・トゥー・ビジネスというか、ビジネス同士のマーケットというのは巨大なんですよ、この辺は。そのおかげで今のところこうやって皆さんも、あれだがね、食えとるわけだがね。そうでしょう。
その力をさらに飛躍させると、産業の力を。ということを考えていかないかんと。やっぱりご承知のように、わしも零細企業やってきたわけじゃねえんだけど、産業ってのは本当にもろいですからね。イノベーションにちょっと負けると一遍に倒産してしまいますから。
だで、よほどこういうインフラをつくっていくというのは役人の仕事と。血眼になってやらないかん、これは本当に。今ようけ給料もらって、また今度人事委員会勧告で上げるわけだけど、誰のおかげだと本当にこれ。役人が自分で稼いだのかと、これ。幾ら稼いだんですか役人は、ほんとに。
これは産業界の力でこうなっとるんでしょう。そうでしょう。税金だ税金だいうけれども、税金は誰が払うんですか、という話ですわ。あまり力んでもしょうがないけれど。そう言っていかんと、士農工商ではいかんよ、ということです。
(記者)
2027年までにポートメッセなごやの拡張ができるのが望ましいというような声もございましたが、あおなみ線を延伸するという案も進む中、あおなみ線の海底トンネルを通じて中部国際空港までつなぐのと、そのポートメッセ拡充とどちらを優先されますか。
(市長)
わしがつくるんだったら、海底トンネルじゃなしに、上行ったほうがいいですね。ほとんど金も変わらないし、聞いておるところだと。それだとそんなもんおみゃあさん、観光といいますか、世界の名所になりますよ、それは。上に行きゃあ。
(記者)
優先順位でしたらどちらが。要するにあおなみ線の延伸と、ポートメッセなごやの拡充と。
(市長)
そりゃあ展示場つくったほうがええですよ。
(記者)
展示場のほうが先。
(市長)
ええ。優先するとすればですよ。そりゃあ産業のためにも60兆円必死になって稼いどってくれる、この伊勢湾界隈のね、中小企業の方もようけ見えますから。そういう人のために、タックス・フェアのために努力せな。この行政か何か知りませんけど。
(記者)
それではもう新規の場所ということには特にこだわらないということ。
(市長)
まあ、名古屋駅から近いほうと。いろんなところがありますんで、正直言って。まあ名古屋港もありますけど、ほかにもあるですわ。そういうところが今度どういうふうに出てくるか。まあ、有識者の皆さんのご提案があると思いますけど、そういうところをいくつか挙げて、その中で挑戦していくいうことですわね、便利なところを。
だけど視点は役人が自分の都合で決めるんじゃなくて、展示場に来るお客さんが安いお金で早く来れるということが、圧倒的な条件ですよ、これが。競争だというのを頭においといてちょうよ、本当に、展示場は。イベントは別として。
(記者)
懇談会では有識者、委員の方々からは第2第3展示館の拡充というのがほとんどで、例えばほかに新たな土地とか、そういう提案はなかったんですけども、現段階で市長の中ではほかに場所があると考えてらっしゃるんですか。
(市長)
わしはいろんなイメージ持っておりますけど、とりあえず時間もかかって大変だということになるとですね、これは今のところを大きくするというのがまずええじゃないかとなりますよね。
それとアクセスに事故がないのも大きいって言ってましたね、わしが聞いた人は。要するに、こないだの関西国際空港みたいな話で、船がぶつかるとしばらくとまったりね。ああいうことがないということも、みんな民間の競争ですので、これ。展示場をやったところが人が来れんようになってまったとなるのは、どっちがリスクをとるか知りませんけども、非常にやっぱりまずいらしいですよ。
(記者)
市長は今年初めに、空見埠頭のほうがだめになった後に、新しい候補地を探していると思っていましたけども、今回の有識者会議を受けて、新しいところにつくることについてはもう諦めるということでよろしいですか。
(市長)
ネバー。ノーウェイ。そうではありません。
(記者)
まだまだ新しいところを。
(市長)
そりゃありますよ、わしは。だけど有識者の皆さんのおっしゃることも当然もっともだしね、早くやらないかん。時間もかかってもたもたやって、10年もかかったと、それではいかんということも事実ですから。
(記者)
金城埠頭の整備を優先した上で。
(市長)
早くつくりゃあそれも一つの大きなメリットだろうね、実際の話。
(記者)
さらに新しい候補地も探し続ける。
(市長)
まあ両方、ダブルトラックで考えていくのは必要じゃないですか、市とすると。
(記者)
議論としましては、リニア開業までを目途にですね、拡張したいという話だったんですが、市長の考えではリニア開業前には新しいところは難しいと思いますか。
(市長)
新しいところは、まあちょっと違いますね、それぞれが。場所によりまして。
(記者)
市長、具体的な候補地が頭にあるということですか。
(市長)
それなりにありますがな、10年も市長やらしてもらっとりゃあ、そりゃあいろいろ考えてますがな、毎日。毎晩酒飲んで考えとんだで、これ。ええとこにゃあか言って。だけど、金城(埠頭のポートメッセなごや)を拡張するいうのはなかなか一つの、あれだわね、合理的ないうか、それはそれで一つでしょう、早くつくると。まあ、東京ビッグサイトに負けんもんつくらないかんですわ、とにかく。
展示場協会の人たちが今度、何々展示会やるけども、大食品何々とかといってやるけども、どっちでやろうと。東京ビッグサイトか、名古屋の何々でやろうかと。そういうのでイーブンに土俵上に上がってくるやつを早くつくるというのは重要ですよ。
だから俺これね、名古屋のデスティネーションの中でね、かなり重要な要素だと思いますね。もうちょっと前に言ったほうがよかったぐらいだけど、名古屋城天守閣の木造化と、東京ビッグサイトに勝てる国際展示場いうのは両輪で、これは名古屋のためというか、日本の産業のためにものすごいプラスになると思いますよ、両方とも。
(記者)
市長、確認なんですけど、ポートメッセなごやの拡充をまず優先していくという理解でいいんですか。
(市長)
いや、これまだ(今後の展示場のあり方検討懇談会の)3回目に結論が出されるんでしょ。
(当局)
3回目には有識者の方に、恐らくまとめでご意見をいただくことになるかと。
(市長)
まとめででしょう。まあ、それからにしてちょう。感じ悪いがね、今。何だ、市長が出てきてぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ言いやがってって。わしも産業はうるさいですよ、やっぱり。零細企業だ言ってばかにしてもらったらあかんですよ。わしだって本当にすごい価格競争の中で、商売やって生きてきたんだがね、政治をやる前は、本当に。
だから、そりゃあうるさいですよ。産業の競争力を落とさんようにするというのはね、大変重要なことなんですわ、本当。だから決めるほうが税金で食っとるほうになるもんで、どうしても。それはいかん。
(記者)
市長の、ここがいいなという場所は有識者に伝えるチャンスはあるんでしたっけ。
(市長)
まだそこまで言ってええかどうか、まあ言ってもええけど、それなりに。何とも難しいわね、これは。皆さん考えておられますよ、だいたい。
(記者)
そうすると結局市長の考えが個別であり続ける限り、一向にその議論は深まらないというか。
(市長)
だけど、まあそこが絶対的というふうに、まだちょっと言えんところがあるでね、今のところまだね。
(記者)
有識者の意見を尊重するということですね。
(市長)
まあそれは尊重せないかんがね。それはまあそういうことですよ。
(記者)
次回の会合(第3回今後の展示場のあり方検討懇談会)にはお出にはなられない。
(市長)
今のところちょっと聞いとらんけど。
(当局)
今のところ予定が重なっているので、市長のご予定が。
(市長)
ご予定って、別に敬語使ってもらわんでもええけど。
(当局)
現状では、出席は難しいと思っています。
(市長)
まあね、一発出ていってしゃべりたいけど、言うとまたよう、ややこしいこと言う人が出てくるもんで。まあ、一遍有識者の皆さんのね、ご自由な議論の一つのまとめをお聞きしたいという気持ちですけど。
(記者)
今の有識者の懇談会というのは、(展示場の候補地として)空見埠頭の案がなくなって、今後市としてどうやって整備していくか、ということを検討するための有識者会議。空見埠頭のあとをどうするかということを考える有識者会議という位置づけだと思うんですけど、その有識者の位置づけが、まずはポートメッセなごやの拡充ということになれば、市長の腹案である新しい土地っていうのはなくなりますね。
(市長)
なくなるかどうかしらんけども、今の早いところつくるいうのも一つだよね、まあ。まずはそれは。
あと、よほどでかいのをつくってもいいですよ。そんなもん、60兆円ですよ、これ。今言いました伊勢湾の製造品出荷額は。展示場のお客さんというのは個人もありますけど、やはりビジネスの客が多いわけですよ、そうでしょう。
そのかわりみんな、熱心にやらないかんですよ、役人も。せっかく姉妹都市もあるんだで、さっき言ったような話ですけど、そりゃあそこでも営業せないかんですわ。いろんな展示、特にヨーロッパは盛んですから、こういう展示場というのは、メッセですわね、要するに。ほんだで、そこ行ってはぜひ名古屋でやってちょうだいってやるわけですわ。
(記者)
陽子線がん治療施設の訴訟についてなんですけれども、先週出されると見られていた和解案が裁判所から示されなかったですが、その点市長はどう受けとめられていますか。
(市長)
まだこの間(名古屋市から別訴の訴状を)出したばっかりじゃないの、それは。一応裁判官殿もちゃんときちっと慎重によう読んでやられるでしょう。
(記者)
別訴することによって、日立製作所側を訴えることによって、訴訟が長引くんではないかというのは議会からも指摘されていましたけれども、そうなる可能性というのはこれで、あるんですか。
(市長)
いやいや、だけどきちっと言うことは言っていかないかん、市民の皆さんのために、これね。ほんだで、まあ一挙に解決したほうがええでしょ、委員会でもインターネットで見とったけど、言っとったように、日立は日立さんでいろいろ言っておられるけど、こっちはこっちで、それじゃあ本当に、時間短かったんだで、期間が。その分そりゃ減額してもらわないかんですよ、そりゃあ。そのことは両方一緒ですから。
その原因というか、陽子線の治療施設を入れたのは、わしが決めたんじゃないよ、言っておくけどこれ、導入は。再開は私が言いましたけど。完全にとめると何十億だったかな、40億だったか50億だったかな、あれ。完全にとめると、あのときに。
という話があり、またそれとあのときは不確かだったわけです、はっきり言いまして。今でもいろんな説がありますけど。20万か30万か40万でやれるIMRT(強度変調放射線治療)の保険がきくやつより280万でしたからね、当時は。そんなんで、30万や20万と280万の差、約250万分の優位性は証明されていないというふうに、ちゃんと厚生労働省並びに学会ですか、言っとったやつですから、これは。よかったんじゃないですか、とめて。キャンサーボードが導入されたもんで。
わかっとらん人が多いと思うけどよ、新しいジャーナリスト。ええきゃあ、これ本当に。とめてよかったんですよ、あれは。キャンサーボードが導入できたで。見にいったきゃ、本当に。この間(の会見で)言いましたけど。一遍行ってください、西部医療センターへ、キャンサーボードやっとるところ。オーケー言うと思いますよ。頼んだってもええよ、わし。一遍、ジャーナリズム、見に行きてゃあ言っとったでいって。(非公開の会議のため見学は不可)
わしは行きましたけど、ずっとそれまでもチェックして外しますけど、だっと来た人の中で、本当に250万も高い治療をやっていいかどうかと。端的に言うと、がんが転移しとってですね、転移も2種類ありますけど、転移しとってですね、そんな高額医療やったって助からんという場合はノーなんですよ。受けさせてないわけですよ、これは。
ということで、大体400人ぐらい落としますね、これ。それはキャンサーボードを導入したからそうなったんですよ、言っておくけど。そのまま遠慮なしでやっとったら、とにかく人数だけがふえましたな、これ。人数だけはふえるけど全然治りもせん治療、みんなやったわけですよ、そこで。でしょう。
(記者)
KYBの件、いつ担当者が説明に来て、今後さらに説明の追加の可能性があるかどうか聞いていいですか。
(当局)
先ほど市長が申しましたように、10月25日(木曜日)の午後、先週担当者が説明に来まして、詳しい資料のほうは私どものほうに提示がまだありませんでした。ですからそこの段階で詳しい資料をですね、改ざんが何本あって、それに対してどういうふうに改ざんされたかという資料について提出を求めまして、今それをKYBのほうで、社に持ち帰って、検討しておる最中ですので、それができ次第、私どものほうに連絡があるというふうに聞いております。
(記者)
そうすると、例えば、次改めて説明する場とかに我々はお邪魔させていただくことは可能なんでしょうか。
(当局)
今、KYBのほうは原則担当者がですね、来て説明をしているというような状況ですので、とりあえずその説明内容を聞かないと、私どものほうも実際にどのような形で資料の提供がされるというのが今現状ではわからない状況ですので、ちょっとそれを見させていただいてからかな、ということで考えています。
(記者)
市民の関心で言えば、やはりあると思うので、どういう内容だったのかを速やかに知らせていただきたいなと思いますので。例えば次、改めてどういう内容でしたよという説明があった場合など。直接お越しになる予定ですかね。
(当局)
KYBさんですか。KYBさんはちょっと、まだそこら辺の連絡体制まではまだ確立してませんので、とりあえずまず資料をつくっていただいて、それについて名古屋市のほうに提出をしていただく、というのをまず最優先で今お願いしてますので、その資料ができた段階で、一度は当然説明に来ていただかなければいけないと考えています。
(記者)
そういった場合に我々にオープンすることも検討していただきたいというに。
(当局)
ちょっと持ち帰らせてください、それについては。
(市長)
ほんだけどよ、KYBもそうだけど、ほかのメーカーだって(規模が)でかいところだろう、みんな。
(当局)
そうですね。
(市長)
そんなもん自分のところでつくったものは、どこにどうやって使われとるというのはわかっとるに決まっとるがな、これ。怒ったらないかん。
(当局)
怒ってます。
(市長)
怒っとんか。本当かよ。
(当局)
本当です。
(市長)
信じられんで、この話は、本当に。で、向こうはどう言っとんだね。
(当局)
現状としては、まだ詳しいデータまでは私どももらっていない状況ですので。
(市長)
詳しい状況ってそんなもんよ、しょっちゅう飯食う、ぎょうざ食うとかそういうやつじゃないでしょう。特定のこの商品は、これが偽造されてきたもので、どこへ納入、いつ納入したか、どういう危険があるかなんて、絶対わかっとるはずだわ。
(当局)
わかりました。その辺は詳細で追及していきたいと考えています。
(市長)
追及したってちょうよ、何なんだ言って。
(記者)
最初の海外出張報告のところでおっしゃっていた、年間100人ぐらい子どもの交流ができるよう進めていこうというのは、ごめんなさい詳しく説明していただいてよろしいですか。
(市長)
今が大体、ロサンゼルス(の交歓留学生)が4人で、隔年だろう、あれ。向こうから来るのとこっちから来るの。
(当局)
隔年です。
(市長)
まあそのくらいで、あとドイツにおととしから、名古屋市立工業高校・工芸高校の生徒が行ってまけど。だからそういうようなことで、とりあえずあとシドニーだとか、それから今回言いましたトリノ。それから何だ、あと姉妹都市でメキシコシティ、中国もあるんですけど。
そういうところと、対応はこれから検討してええと思うんですよ、1、2年ずっと行くパターンと、その場合大学生になるんですかね、これ。高校生ぐらいだとホームステイになるかわからんけど。隔年で行くのか毎年で行くのかも含めて、全体で100人ぐらいになるようにね、名古屋市から。日本一か世界一か知りませんけど、留学都市名古屋と言ってもらえるように。
(記者)
では名古屋市が段取りをしたり、補助金を出したりしてということですか。
(市長)
はい、そうです。
(記者)
その姉妹都市、今回はそのトリノの訪問で、2日目のウンベルト1世高校の訪問のときに校長先生とそういった話があったんですか。
(市長)
ええ、そういう話が。
(記者)
向こうからの提案ですか。
(市長)
まあ僕が言ったんだけど、昼飯食いながらだけど。あんた(職員)もおったけどな。向こうの校長もいや、実はそういうことを考えておったんですって。
(記者)
市長のほうから何ておっしゃったんですか、具体的に。
(市長)
こうやってやりかけとるもんで、ぜひ。
(記者)
こうやってやりかけているというのは、具体的に。
(市長)
13年目ですから、トリノの交流も。それから高校へ実際行っていますが、ロスも行ったことあるんだけど、高校へ行ってますんで。それと、スカイプというのが、うまいことつながらなんだけど、北高校と向陽高校とをつなげて、そういう交流も始めたんで、ぜひ留学ないしホームステイをやったらどうですか言ったの。いや、私たちもそういうことを考えとったんですって。そう言っとったわな。
(当局)
現場のほうでは、トリノと名古屋でですね、何人かずつ送り合うような、ロサンゼルスでやってますように、交互に送り合うパターンもありですし、そういったことを今後やっていけるといいですね、という話が出まして、それを受けまして、それ以外の都市でもやれるといいなあという話を、市長のほうからのお考えとしてありまして、これからどの都市と何人というようなことは、今後詰めて進めていければというような状況でございます。
(記者)
いつぐらいから始めたいと思ってらっしゃるんですか。
(市長)
そりゃあまあ、予算つけないかんで来年からですね。トリノではあんまり俺が俺が言いたくないけど、わしが初めちょろっと言ったら、ほぼ同時に向こうの校長さんも、私もそういうことを考えておったんですと。そう言っとったわね。
(当局)
はい。
(市長)
間違いにゃあだろ、証言していってちょうよ。
(当局)
確かに先方からもそういうようなお話がございまして、ただ、国際交流課といいますか、観光文化交流局のほうで、最後までやれる状況でもないものですから、今後教育委員会のほうとも調整しながら進めてまいりたいということでございます。
(市長)
根本的なあれはあれですよ。7兆円の貿易黒字がある名古屋港だから、要するに海外の人から、もうけさせてもらっとるというのは感じ悪いですけど、世話になっとるわけですよ。だで、子どもさんの交流をするというのは一つ務めじゃないかと。名古屋の子どももありますけど、向こうの子どもさんもありますからね。
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