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平成30年8月27日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2018年10月1日

ページID:108309

報告事項

  • 瑞穂区長逮捕について
  • 市長の海外出張報告について
  • 第4回名古屋まちなみデザインセレクションについて
  • やっとかめ文化祭について

 

会見動画

報告内容

◎瑞穂区長逮捕について

 それでは、8月27日(月曜日)ですけど、会見を始めたいと思います。おはようございます。

 最初に、現職の区長が逮捕されたことにつきまして、市民の皆さんに多大なご迷惑とご心配をおかけしたことにつきまして、市長として改めておわびを申し上げたいと思います。

 既に発表させていただきましたが、8月23日(木曜日)に、(元瑞穂区長の)金田氏を総務局付理事とするとともに、区長の職務代理者を任命し、区役所における当面の責任体制を明確にいたしました。今後は市として事実関係を調査した上で、必要な対応を検討してまいります。

 また、職員の服務規律の確保を徹底するため、8月20日(月曜日)に、全市の局長・区長を集めた会議を開催し、綱紀粛正に関する依命通達を発出したところでありまして、全市を挙げて、職員の服務規律の確保に取り組んでまいります。

 ということでございまして、申しわけないことで、僕もびっくりしましたけど、個人的にはつき合いはあんまりというか、なかったですけど。

 何遍も言うのも何ですけど、今区長はその区に住むということに、まだ全員になっとらへんけど、例外をちょっとつくりましたもんですから、例えば親の介護があるとかですね、そういうことで例外をつくりましたんですけども、ある会でですね、提案したのが金田さんだったということで、僕からするとなかなかこいつはええことやないかと。

 警察署長、それから消防署長はその区に住んでますんで。若干1年ほどかかりましたけど、全員じゃないけど、例外規定がありますけど、半分ぐらい今、半分もっとかな、ちょうど半数か、16区中8人(の区長が)各区に住んでおりまして、それは防災のことも一つ大きいですけども、もう一つまちづくりというのが実はあって、その区のですね、どこかこうちょっと味わいのあるとこのですね、ぼろぼろの居酒屋の2階ぐらいでですね、住むと喜ばれるぜ、言って。

 そこで近所の人と一杯飲みながらまちづくりの話をすると、大変ええことだよと、僕はそういう趣旨があったんですけど、とりあえずは防災面に集中して各区に区長さんが住むと。警察署長、消防署長みたいにですね、当たり前ですわ、考えてみたら、これ。いうことだけど、そういうことを提案したのは金田氏だったということもありまして、なかなか本当に残念この上ないという気持ちでございます。

 そんなことで、きちっとやりますので、よろしくお願いしたいと思います。


◎市長の海外出張報告について

 次に、先日行ってきました海外出張について、ご報告します。

 第20回アジア競技大会の関係で、OCA総会などに出席するため、8月17日(金曜日)から21日(火曜日)までの5日間、インドネシア共和国・ジャカルタ首都特別州を中心に、出張してまいりました。

 まず、8月18日(土曜日)ですが、OCAのアハマド会長との面談や、第18回アジア競技大会ウェルカムレセプションへの出席を通じて、OCA役員らと親交を深めてまいりました。

 また、同日夜には、OCAより第18回アジア競技大会の開会式にご招待をいただき出席いたしましたが、大変驚きましたということで、これは本当に平たいことで言うと、ど派手というやつでですね、今、陸上競技をやっとるあそこのグラウンドじゃないですかね、テレビでやってますけど、確か。

 あそこのグラウンドだと思いますけど、半分潰してというか、入場者数を制限していくんですね。山みたいなのをつくってですね、一方から見えるようにしている、山を。俺ぱっと出てきたら、どえりゃあなこの山はと。

 聖火の点火はあの山の噴火口にするとすげえぞ、と思ったら、本当にそうやりましてですね、ずうっと下から聖火ランナーが上がってきて、最後の噴火口に点火して、ぶあっと火が出ると。まっと本当に山が噴火で3分の1が崩れるかしら、と思ったら、それはなかったですわ。

 しかし、なかなかインドネシアの火山ちゅうのは、大災害を及ぼしたとこもありましてですね、そこら辺の、まあそれは国が決めることですけど、なかなかだなあと思いましたけどね、ああいう開会式でやるということで。

 大統領がオートバイで登場してくるのも、あれもまたおもしろかったね。そういうことでいずれにしろ、ど派手な入場式で、今までで初めて見ましてね、わしはああいうの。そういうのもやったらどうだと。

 隣に某人間がおりましたので、アジア競技大会なんかは桶狭間の戦いのああいうものの再現みたいなことをやるだわ、言って、これを。清洲城をつくって、熱田神宮つくって、ほんで桶狭間の戦いで、殺し合いはいかんけどな言って、いうことだけど、このインドネシアのほうも部族の戦いをやっていましたから、これ。ということでございまして、そういうことで、どぎもを抜かれたということでございます。

 そして、翌日8月19日(日曜日)には、第37回OCA総会に出席し、OCAのアハマド会長、JOCの竹田会長、愛知県の大村知事とともに、第20回アジア競技大会の開催都市契約に署名し、契約を締結いたしました。

 OCA総会では、あわせてプレゼンテーションを行い、大会会期について、2026年9月19日から10月4日までの16日間で決定されたことを発表いたしました。また、アジア各国の皆さんの前で、しっかりと愛知・名古屋のすばらしさや魅力をアピールするとともに、歌も披露し大いに盛り上がりましたということで、まあこういうのは日本人はすぐ余分なことというか、日本人の記者は余り言いませんけど、政府関係者は愛きょうよく歌ったり、とんでもないとか言いますけど、外国人はものすごい喜んどってですね、具体的に二人からリクエストを受けましたね、今日も歌やあ言うて。エルヴィス・プレスリーの「キャント・ヘルプ・フォーリン・ラブ」と。「好きにならずにいられない」。Wise men say only fools rush inという、余り歌わんほうがええかね。高貴な記者の前で失礼いたしました。

 最後に、I can't help falling in love with、1回目はAsian Peopleと言いましたけど、2回目はまっと言えって、どんどんやりゃあいうて、もっとほかの歌を歌えいう人もおったけど、女性のIOCの委員がですね、言ってましたけど、まあこのぐらいにしとこみゃあってことですけど、falling in love with Asian Games、 Asian People and Komodo Dragonと言って歌いました。みんなどえらい喜んどりましたけど。

 ということで、なかなか名古屋というのはみんな知らんでしょう、という話ですわ。東京と京都と大阪ばっかりじゃないよ言って。戦争でひどい目に遭ったんだけど、そこがこうなったという、まあ、シティ・オブ・ドリームズみたいな話ですね、これ。シティ・オブ・ドリームズと言わなんだかわからんけど、その辺を強調してきたということでございます。

 翌日8月20日(月曜日)の夜には、JOC会長、日本代表選手団団長、在インドネシア日本国大使、愛知県知事との共催で、JOCレセプションを開催しました。約500名の方にご参加をいただき、名古屋の魅力などをしっかり紹介してまいりました。

 その他にも、選手村やバドミントン会場を視察したほか、在インドネシア日本国大使から夕食会にお招きいただき、愛知・名古屋大会に向けての激励をいただきました。(選手村の食堂で)ちょうど飯食っとったら、(競泳選手の)池江璃花子大先生がおみえになりまして、「Hi、How are you?」と私が声をかけましたら喜んでおりましたけど、「格好ええな」言うて、「テレビで見るより、あなた実物のほうがよっぽどええぞ」言ったら、「本当?」言うて「ありがとう」言ってましたけど、なかなかのもんですよ、やっぱり。

 しゃべると度胸があって、さっぱりしとるで。テレビの画面もええですけどね。日本人離れした、伸び伸びとしとる自立した女性という感じでいいじゃないですかね。そういうことで、一緒に行った市の職員も喜んでおりましたけど。「おい、池江璃花子選手に話かけたったで話ししろ」言うて、えらい喜んでおったということです。一人でおったね、食堂に。歩いとったんですけどね、ということがありました。

 今後、2026年に向けて、大会を大いに盛り上げ、成功させることはもちろんのこと、着実に準備を進め、市民の皆様にとってもよい効果を残すことができるよう、取り組んでまいりたいと思います。

 その中の一つは、要するに一つのシンボルとしまして、何か残すのは瑞穂の陸上競技場なんかを立派にするというのもええですけど、コモドドラゴンなんかの、そういうものも、このアジア競技大会があったからこそ、という一つのシンボルにしたいということでございます。

 そのコモドドラゴンですが、さて、今回の渡航に合わせまして、8月20日(月曜日)に西ジャワ州ボゴール市にありますタマンサファリインドネシア、タマンサファリ動物園も訪問してまいりました。やってまいりました、これ。これがコモドドラゴンちゃんですが、ちょっとこれ(コモドドラゴンのぬいぐるみ)を見てください。

 歯に毒がありまして、とにかくこのコモドドラゴン、3メートルぐらいある、いわゆる学名はコモドオオトカゲと。コモドというのは島の名前です。コモド島と、その本当の近所のとこしかいないと。インドネシアの国宝と言われとるもので、今、日本にはございません。名古屋へ入ると、今のとこですと名古屋だけということになるわけでございます。

 これ(コモドドラゴンのぬいぐるみ)の3倍ぐらいあるかな、3メートル、全体になるということでございまして、ワニとどっちが強いかというようなこれ議論があるとこらしいんですけど、パワーでは同じぐらいだけど、コモドのほうが毒があるもんで、コモドのほうが強いというふうに言われております。だから動物の(食物)連鎖の一番頂点にあるということでございました。

 そういう子どもさんが喜んでもらわないかんと。とにかく名古屋のね。東山動植物園をもっともっと盛り上げて、名古屋のディスティネーション、「世界の」いうのをつくらなあかんで名古屋も。「世界の」何とかいうのが名古屋にあると。これはまずシンボルはお城(名古屋城天守閣)の木造化です、本物。それから、この動物園、あんまり制限するといけませんけど、名古屋ですと、まず名古屋駅が今度「世界の」となり得ますインフラとして。これからですけど、乗りかえ駅だけではいかんですよ、乗りかえ駅だけでは。

 それから2番目は名古屋のお城と。木造化、本物復元。それから3つ目が、この東山動植物園、今でも260万人来てござるでねこれ。だで名古屋の場合、新しいものを全くつくるというもんは大変なもんで、既にやっぱり人気があるものをさらにエンカレッジというか盛り上げていくというのは、まあ常識ですわな、一つの。となると、東山動植物園というのは大変まあ、僕の個人的にも思い入れがね、子どものころは死んだおやじやおふくろとよう行きましたで、弁当持って。懐かしいとこですから、その中の目玉、超目玉の一つとしてコモドドラゴンちゃんと。

 冒頭に(タマンサファリ動物園の)ヤンセン園長に、私が横でしゃべったんですけど、ちゃんと2019年に東山動植物園、名古屋ズーだと言ってましたけど、名古屋ズーで、向こうの印象からすると名古屋動物園(東山動植物園)にドラゴンを、対でペアでね、入れてくるというつもりでやるということでええですかと言ったら、「オーケー」とちゃんと英語で言いました。名古屋言葉でなしに「オーケー」。そのために予算も準備しとかなあかんけど、予算も準備するということでええですかと言って、「オーケー」と。

 だけど3つばかり、要件という言い方じゃないけど、やろうじゃないかという話がありまして、1つは、わかりやすく言うと姉妹動物園ですね、わかりやすく言うとね。通訳はそう言ったと言ってますけど、姉妹動物園ということを言ってたよ、いって言いますけど、僕の印象だとまあとにかく仲ようやりましょうと、いろんな情報、交流ですね、やりましょうということを、オーケーじゃあ進めましょうと、大至急。

 特色は、僕はちょっとプロに聞いたら、タマンサファリ動物園はやっぱり供給をすると言っとったよ、動物の。東山は野生のものなんかおりませんので、この辺は。だけどタマンサファリ動物園はトラでも30匹ぐらいおったんじゃないの、あれ。ものすごい数ですよ。それもジャワ島かスマトラ島か何かちょっと。

(当局)
 スマトラ島の野生のものもいましたですね。スマトラトラは野生のものを保護したということで。

(市長)
 ものすごい。それから人食いトラもおりましたね。それで、サファリになっとって本当の車の横まで来るんですわ。その時言った誰だしらん、日本のサファリ行ったけどこんな近くでは見えんですよいって言っとったけど、本当の横にいまして、ちょっと見上げると目が合うんだわ、トラと。トラがにこっと笑うんですわ、これまた。それがまたええ雰囲気でございましてですね。

 ほんだで名古屋も、それは一つの将来のね、将来いっても近い課題ですけど、そういう部分的、全体をサファリにするというのはなかなか難しいもんで、部分的にもそういうことできんか言って(東山動物園の)園長には言っとるの。ちょっと広げないかんですけど。トラが最低10匹ぐらいおらないかんわな、そのかわり。いうぐらいのことはまず、これはタマンサファリ動物園さんと仲ようすると。まあいろんなお話が必要だけど、それで今の姉妹動物園のような仲ようしようと。

 それから2番目は、獣舎いうか園舎いうか、どう言うんですか、これ。

(当局)
 施設ですね。

(市長)
 これやっぱりちょうど行ったときに温度が20何度だって、30度以上に上げないかんいうて、エアコンつけてましたわね。

(当局)
 そうです、ちょっと寒いところだったですね、山の中腹ぐらいで。

(市長)
 エアコンをつけておりましたぐらいで、施設がええもんつくらなあかんようです、相当。どうせつくるなら世界一のをつくろみゃあ、いって今言っとるんです。世界一のコモドドラゴンの別荘みたいなのをですね、みんなコモドドラゴンが、東山動植物園行って住みてゃあいうぐらいのですね、そういうのをつくったらどうだと。それはどういうふうにつくるかとか、それから、えさをどうするとか、メンテナンスの相談が要りますんで、それは大至急、現場で話を進めていきましょうという、というのが2つ目。

 それから3つ目は、民営の動物園ですけど、動物をどうするかについては、実は大統領の判が要ると、サインが要るということで、大臣のことも言っておりましたね、大臣と大統領のサインが要ると。

 それについては、(タマンサファリ動物園の)園長さんは、僕も応援するでと、協力するでと、そういう言い方しとったわね。もうちょっと進んだことを言っとったと通訳が言うんだけど、まあしかし、こっちはこっちでフォローせないかんですけど、園長さんがフォローしてくれると大変強いようですよ、これは。

 というようなお話があり、インドネシアの日本の須永さんちゅうんだったかな、大使がおりますけど、そのレセプションがありまして、また返事が今来ておりますけど、ありがとう言って出しましたら、「協力しますから」いうのが来ておりますので、在インドネシア日本大使からの「協力しますから」というメッセージも来ておるということでございまして、一つ名古屋にまっとようけの人に来ていただいて、皆さんのね、子どもさんが、パンダが一つ、このタマンサファリはパンダおりますけどね。なかなかおもしろいですよ、飯食っとるとすぐ横にガラスがあって、目の前まで来るんですよ、パンダが。

 パンダはやっぱりかわいい象徴ですけど、これはこれで大変ええんだけど、まあ一つこのコモドドラゴンは毒を持つ最強の爬虫類ということでございますので、「ビッグ・ゴジラ」と言って通じたかどうかわからんけどな。通じたかどうか定かでないですけど、松井氏が怒るかわかりませんけど、「ビッグ・ゴジラ」というのを名古屋にぜひ、来年中にお迎えするということでございますので、いろいろ種々、準備が始まっとるとこでございまして、東山動植物園と緑政土木局、(力を)合わせて丁寧にやって実現をするということでやっております。

(当局)
 現地に河村市長さんと一緒に行ってまいりまして、本当、コモドドラゴン、やっぱりインドネシアの至宝ということで、大変大切に保護されているというのは実感しまして、そういった動物ですので慎重に手続を進めてですね、まず現地と協議を進めてまいりたいというふうに思っておりますので。

(市長)
 ちゃんとわしの英語も通じておっただろ。

(当局)
 通じていたと思います。

(市長)
 まあまあ通じておると思いますんで、しっかりひとつお願いしたいと思います。

 信頼が大事ですのでね、やっぱり。動物園に信頼されると、インドネシアの動物園に名古屋の東山動植物園が信頼されるということが一番のキーですね。それがポイントです。それにふさわしい設備と、いろんな交渉を進めていきたいということでございます。


◎第4回名古屋まちなみデザインセレクションについて

 次に、第4回名古屋まちなみデザインセレクションの「まちなみデザイン20選」募集について、ご報告いたします。

 「名古屋まちなみデザインセレクション」とは、魅力的な風景やまちなみを市民の皆さんとともに発掘、発信、共有することを目的とした事業でございます。

 このたび、「まちなみデザイン20選」を募集いたします。これは、市民の皆さんからスマホ等で撮ったお気に入りの風景の写真を募集し、市民投票により20の風景を選定するものでございます。

 第4回となる今回は、「歴史と界隈-なぜだか懐かしさを感じる風景-」というテーマを設けるとともに、インスタグラム、フェイスブック、ツイッターといったSNSを用いた投稿募集を行うなどのリニューアルをいたしました。

 募集期間は、9月1日(土曜日)から10月17日(水曜日)までの約1カ月半でございます。その後、市民投票を行って入選作品を決定し、来年の3月27日(水曜日)に発表・表彰式を市役所(本庁舎5階)正庁にて行います。

(当局)
 今、市長からご紹介いただきましたけれども、まちなみデザインセレクションの中の「まちなみデザイン20選」の募集を今回行うというものでございます。9月1日(土曜日)から10月17日(水曜日)までの1カ月半です。

 ちなみにこの20選というのは、皆さんにスマホ等で撮っていただいたお気に入りの風景を投稿していただいて、気軽に身近な風景をアップしていただき、それを市民投票によって20選ぶというものでございます。

 これとは別に、まちなみデザイン賞というものもございますけれども、それはいろいろな建築物ですとか、まちなみですとか、そういうものを選ぶものでして、そちらとは別に身近な風景を選んでいくというのが今回の20選でございます。

 今後ですけれども、応募をいただきましたら、市民投票を行いますけれども、インターネット投票が11月1日(木曜日)から30日(金曜日)まで、それから会場投票はオアシス21にて11月2日(金曜日)から4日(日曜日)まで行います。それをもとにいたしまして、3月27日(水曜日)に発表・表彰式を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

(市長)
 こういうことだね。戦争でむちゃくちゃになりまして、戦後の戦災復興事業で商業地域等では8メートル以上を標準にしようということで、一番そのきわみはお墓の移転なんですわ。一遍書いたれや、その功罪について。名古屋中心部から18万7,000基のお墓を平和公園に移転したの。東京は3,000基です。大阪2,000基、名古屋18万7,000基 、ものすごいことをやったわけです。そのかわり都心は道路を広くできたわけだな、これ。

 あんたらに言わせれば、先輩がやったことだけど、墓地移転で復興土地区画整理事業が進んだと言いますけども、まあしかしそれはよかったのかと本当に。だから、大きい道をつくることはよかったですよ、僕は100メートル道路でも、桜通でも、大津通でも、別にあれがいかんとは言ってないんだけど、1本入った路地はその焼失後、前のように復旧しなかったというのは、本当にどうなんだと、これはと。いうことでございまして、災害の発生率は京都と変わりませんし、これ、この間調査して、ということがあったりね。救急車の着くスピードでも、名古屋は消防がむちゃくちゃ頑張って、病院の協力はありますけど、日本一になりましたけど、それまで京都が日本一だったです、実は。狭い道路でも工夫ってあるんですよ、いろいろ。

 そういう名古屋の町になった中でも、なかなか味のあるとこはあるよと、暑いだけじゃにゃあぞというのを一つ出していただきたいということでございますね。お待ちしております。

 さっき言い忘れてたか知らんけども、名古屋でデスティネーションになりそうなやつはどこまで言ったんやった、名古屋駅、名古屋城、それから東山動植物園、それから大須・栄界隈、それからやっぱり熱田神宮、それから名古屋港と。それからまあ一つ、ナガシマスパーランド。あそこは名古屋じゃないもんで勝手に言うのはいかんけど、名古屋の人たちがぎょうさん行きますんでね。その辺をめちゃくちゃ盛り上げないかんですわ、とにかく名古屋の郷土愛のシンボルとして、ということをつくづく感じております。

 ちなみに税金上納率は、名古屋は日本トップクラスの都市だでね、これ何遍も言ってますけど、これ。財政危機はうそ、これは。名古屋が財政危機だったら、日本なんてやってませんよ。名古屋港で貿易黒字7兆と、名古屋の税金上納率は70%と。ものすごいんですよ、これ。ただし、半分大トヨタ自動車のおかげでございます。それははっきり言ってかなあかん、これはね。ありがたいことで。ということでございます。


◎やっとかめ文化祭について

 それでは、次に、「やっとかめ文化祭 -芸どころ・旅どころ・なごや-」の開催について、ご報告いたします。

 今年度で6回目の開催となります、10月27日(土曜日)から約3週間にわたって、伝統芸能の公演や、各種講座・ワークショップ、歴史まち歩きなど、まちじゅうを会場にして多彩なプログラムを開催いたします。

 やっとかめ文化祭の目玉の一つであります「ストリート歌舞伎」では、「愛」をテーマに江戸時代の名古屋で起きた心中未遂事件を題材にしまして、名古屋城や円頓寺商店街などさまざまな場所で開催するほか、「まちなか寺子屋」では、東区の建中寺を会場に人気落語家の方にご登場いただく「説教と落語」などを開催いたします。

 そのほか、名古屋城本丸御殿公開を記念した舞台公演や、名古屋の純喫茶をめぐるまち歩きなど、今年もバラエティに富んだ企画を用意いたしました。

 2年後には東京オリンピック、2026年にはアジア競技大会、そして2027年にはリニア中央新幹線の開業を控え、これまで以上に都市の個性や魅力が重要視されています。長い歴史の中で育まれましたオンリーワンの資源をもう一度見詰め直し、未来へと着実に文化を育み、奥行きのある魅力的な都市を目指していきたいと考えております。

(当局)
 今回6回目になります、やっとかめ文化祭なんですけれど、市民の皆様に名古屋の歴史や文化の魅力をですね、再発見していただくとともに、市外に向けてその魅力を発信していきたいというふうに考えています。

 ポスターにつきましては、笑いの神が名古屋の町中に出現いたしまして、これから文化祭がスタートすることを伝えています。今回このポスターなんですけれど、シルエットを際立たせる演出なんですけれど、このバックにあります中日ビルなんですけれど、名古屋の風景をつくってきて、ビルが取り壊されるということに当たりまして、消えていく風景をですね、今回まちの記憶として記しておこうという意味を考えましてつくりました。

 3週間余りになりますイベント期間なんですけれど、ふだん見ている風景が違って見えるような、そんな企画を多く集めましたので、多くの方々に見に来ていただきたいと思います。

(市長)
 そういうことでございまして、何遍もしょっちゅう言っとりまして、ぜひ名古屋の出しました副読本、「ナゴヤ歴史探検」を読んでいただくといいんですけど、まあ本当に名古屋は惜しいですわね、これ。本当にまあ御三家筆頭ということで、相当なもんだったんですよ、これやっぱりまちなみ等も。いうことでございますけど、空襲の大悲劇と、それから次にありました戦災復興事業によりまして、そういう昔のよかったものに、どうも消す雰囲気だったんやね。

 それはだから、名古屋学院大学の人は、名古屋というまちを言葉であらわすと消毒都市だ言っとるわ。言ってくれてもええと言っとるで言っとるの、言ってもええよ言ったもんでこれは。消毒都市になってしまったと。そのかわり住むには道が広いで、住みよいという人は8割から9割おって、これはものすごいですけど、やっぱりこういう文化ですね、これ。どうするかですわ、これ、問題は。

 だで、そういういろいろの考えの中で、70年間ほとんど毎晩、酒飲んで考えたとこは、名古屋城のお城の木造復元と、こういうこと、まず第一歩ということになるんです。シンボルとして自慢のあるものを、市民の象徴たるものを本物に変える。そのための何と図面が完璧に残っとったいうですね、こういうありがたい先人の遺産をもう一回ここに実現させるということから始めていこうということで。

 江戸時代は本当に大変はやったようで、今ね、別院の辺ですね、東別院のある近くがこういうものの、今で言う銀座4丁目というか、東京で言えば日本橋というか、とこだったわけですね、あれ、あの辺が。だけど東別院も空襲で燃えちゃったということでございますけど、それで区画整理で生活道路、みんな広なってまったわな、あそこ。

 あそこ(中区)の松原とか橘とか正木とかの辺ですけど、あの辺はみんな旧町名に全部戻そうという流れもありまして、それは大賛成だと。学区なりやると。そうすると、こういうことがそのまままた、あれですね、浮いた格好じゃなくて、地に足の着いた雰囲気がね、出てくると。

 今回は有名なそこにあります闇之森(くらがりのもり)八幡社というのがありますけど、そこの闇之森の心中未遂事件について、これ西川さん、家元がやるのかな。

(当局)
 そうです。西川千雅さん(日本舞踊西川流四世家元)。

(市長)
 なので、ぜひ見に来ていただきまして、当時、心中はご法度だったんですけど、尾張藩におきまして、闇之森で心中は未遂になっておりましたけど、(尾張藩主徳川)宗春さんは、そういうルールだから、一遍さらしたような格好にはしたと言われておりましたね、とりあえず。すぐ許してこの二人は結婚して子どもまでつくったという大変な美談のお話があって、宗春さんは優しい人だったという格好でございます。

質疑応答

◎国や地方自治体による障害者雇用ガイドライン違反について

(記者)
 障害者雇用促進法のガイドラインに基づく、いわゆる障害者の法定雇用率につきまして、一部の中央省庁、一部というかほとんどの中央省庁ですけれども、水増しをしたのではないかという疑惑が表面化しました。それで、8月28日(火曜日)に結果を公表するということですが、ほかの地方自治体、公共団体でも水増しが相次いで発覚しております。こういった中で名古屋市の調査状況についてお聞かせください。

 あともう一つ、今回、自治体及び中央省庁でこういった問題が多発したことにつきまして、市長としてはどのようなご見解をお持ちかお答えください。

(市長)
 まあとにかくとんでもないことだね、これ。虚偽公文書作成等罪じゃないですか、これ、本当に。犯罪と断言するとまたいろいろ言われるかわからんけど、わしは犯罪に近いと思いますよ。それもまた障害者の皆さんのですね、こういう数字をごまかすなんてことは、とんでもないことですね、これ、本当に。これはええわ、ええわで済まされる話じゃないですよ、これ。

 名古屋市に関しては、すぐこれが出たときに「大丈夫か」いって言いまして、報告はありましたけど、うち(名古屋市)は障害者手帳を持っておる人しかカウントしていないと、絶対大丈夫だということで。

 反対に言いますと、教育委員会が足らんかったんです、法定雇用率に。だで、反対に(名古屋市が)正確にやっとる意味かもわからんですね、これ。わからんですけど。まあ、そんなことええことじゃないですけど、それは。

 ということがありまして、名古屋市は大丈夫と言っておりますけど、今日、さらにこれが聞かれるいうもんだで、本当にそういうこと言っとって、うそだったら、もう本当に責任とらなあかんぞ言って、いうふうにまで言ってあります。

 もう一回ちゃんと、調査というか、そんなことすぐわかることだもんで、これは。数が少にゃあで、一人ずつチェックしていけばええわけですわ。ほんだもんで、調査やるいうと、何か悪いことやっとるように聞こえるんで、そういう感じではないですけど、名古屋市の報告としては、うちは一人もそういう、いわゆる八百長、ごまかしはありません、というふうに言っておりまして、さらに言ってもそういうのはうそが多いで。最近、役人の言うこと信じれんがね、はっきり言って。政治と役人の大うそ。

 だけど、何でそういうことが起こるか、ということを考えといてちょうよ、本当に。もともと競争がないということですけど、もう政治が稼業になってしまって、チェック機能を失っておるんですわ、はっきり言うと。政治のチェックは議会でやるというのが、今のとこ一般的なルールなんですね。

 民間のチェックは何でやるか言ったらマーケットでやるんです、市場で。そういうとこはつぶれるんです、変なことやっとったら、これは。議会でやるいう議会が稼業化してしまってですね、先輩が世話になったというような話になって、みんなこれが。そうなっちゃったと。

(記者)
 ちなみに市の法定雇用率は何%ですか。

(市長)
 市長部局で2.55%で、実際がどんだけだった。

(当局)
 雇用義務が2.5%で、市が2.55%です。

(市長)
 雇用義務が2.5%で、実際の雇用は2.55%と。全部障害者手帳を確認してやっているということと申しておりますので、あの方が。

(記者)
 (法定雇用率未達成の)民間企業が納付金を払っているということですけど、いろいろな声があるみたいですが、きちんと対応するということですね。

(市長)
 そんなこと当たり前じゃないですか。そんなことうそ言うとったらとんでもないことですよ、本当にこれ。えらい軽い気持ちで何か言っとるみたいだけど。とんでもない話ですよ、これ。もうこの間の財務省も経済産業省も、もう国民が、みんなうそばっかり言っとるのをわかっとるけど、どうにもならへんですよ、これ。

 議会とマスコミは余り文句言うとつかれるけど、これが、本当に。本当は議会です。議会がチェックするという仕事になっとるんですけど、議会が稼業化したもんで、どうしてもなれ合いになる。それと、与党・野党ということで、生活が、給料がものすごい出とるもんで、みんな党として団体戦なんです、日本は。常に団体でやるんです。

 だから、そんな役人のね、根本的なことを追及しようということはやめとこみゃあと。団体で残っとりゃあ、そんで次の選挙のときに、新たに普通の民間と違ってマーケットじゃないですから、新たな人が立候補しなければ通るんですから、その人は。政治というのは、そういう仕組みになっちゃったんですこれ。団体戦。

 言っときますけど、イギリスでもアメリカでもどこでもそうですけど、党というものがあるとこだって、党は一つの大きな枠ですけども、やっぱり個人ですよ、みんな、議員ちゅうのは。

 議員とか、これはうそ言ったら終わりですよ。原則的に余り言わないわね、給料が安いから。それまでしてやらないですから、これは。やっぱり理想のある人間がやるんです、政治というのは。

 日本は、見とりゃわかるわな、国ばっかりでない、地方もそうなっちゃった。稼業になってまったがね、本当に。稼業でもええ人もいますよ。これ言ってかんと後でつかれるで。全員と言っとるんじゃない、これは。

 そりゃ、アメリカでも28%ぐらい、何遍も言ってますけど、国会議員で確か27%か28%だと思いますが二世ですわ。ただ、アメリカの場合は二世は立派だ言われております。

 もともと二世で出るというのは、ハンディキャップになるんですよ、向こうの場合は。親が出とってなんだと言って。そこをかき分けて出てきたいったら、立派な議員になるんですよ、何とこれは。日本は真逆ですわね。もう出れえへんですわ。

 昨日も某新聞の一面トップによ、地方議会の議員になり手がにゃあと。で給料上げると書いてありましたけどね、まあ一遍民間でそう言ったるだ、ほんなら。給料上げたら働く言って。たわけかいって言われますね、社長から。何考えとる言って。そんな人はやらんだってええんですわ、別に、本当は。

 議員というのは基本的に非常勤ですから、特に地方議員は。報酬ですから、給与じゃないんですよ、そもそも。非常勤のほうが実は強いと。癒着しないからという考え方ですね。そもそも日本も戦前はそうだった、ということで、まあそうなっちゃ、何の話ししとったかわからんけど。

 まあしかし、これはひどいですね、これ。わしもびっくりこきました、いろんな、びっくりようこきますけど、びっくりの中でも、これはびっくりしましたね、これ、本当に。良心のかけらがにゃあのかいう話ですよ、本当にこれやった人たちは。

 わしは特に名古屋城で今ハンディキャップの話の、いろいろね、ディスエイブルな人たちの、いろんな温ったきゃあことを考えてやっておりますんで。言っときますけど真逆ですからね、名古屋のやろうとしておるのは。

 本当に皆さんの、足の悪い人だってね、それから年くっただけで(階段を)上がれん人たちだって、それは本物を見たいわけであって、要するに問題は。そこと間違えんでちょうだいよ。マスコミがいろんなことを書いておるけど、事実誤認はやめてちょうよ、本当に。これちゃんと今度は公式に抗議しますから、ちゃんと。もうひどい。

 それから、もう一つあるのは、世界的な機関の人に確認しましたけど、やっぱり地域の人の郷土愛というのは、文化財を守るとき重要でないのと言ったら、いや、そりゃどえらい重要なエッセンスですよと。コミュニティの中でどうやってその文化財が生きていくかということですので、名古屋のお城なんかは名古屋の人たちがどんだけ愛してですね、これを。国宝1号になって、いうことですよ。

 「尾張名古屋は城で持つ」とまで言われて、うちの死んだおふくろも、名古屋城燃えたとき、涙こぼした言ってましたわ。お城が焼けた、燃えた言って。そういうものをですね、図面があるのに本物にしようという地域の心というのは忘れてまっていかんですよ、本当に、マスコミも。何を考えとんだと。まあ余り関係ないか知らんけど、興奮しとったでしょうがないですけど、もう最近よ、まあ本当に怒れてくるんですよ、これ。

(記者)
 (障害者雇用については)教育委員会も問題ないんですか。

(市長)
 教育委員会は、昨年より若干法定雇用率がアップしましたけど、今年は(法定雇用率を)ちょっと満たさなかったと言ってましたね。

(当局)
 調査のやり方自体は、市長部局と同じように、障害者手帳を確認しておりますので、そういう点では問題はないです。市長が言ってみえたのは、法定雇用率を満たしているかということです。

(市長)
 (教育委員会は以前は)法定雇用率をずっと満たしてなかったもんで、怒っとったわけですよ。ほんなら頑張ってくれて、法定雇用率は満たしたんだけど。

(当局)
 過去3年は満たしておりますけど、今年だけちょっと足りなかったということです。

(市長)
 今年は足りなんだと。

(記者)
 その数字は。

(当局)
 教育委員会の法定雇用率ですが、2.4%のところを2.35%と今年度なっております。

(記者)
 それって特にペナルティーはないんですか。

(当局)
 (障害者の)採用に向けた計画などを提出するという、そういったものはございます。

(記者)
 (採用計画の提出先は)どちらに対して。

(当局)
 愛知労働局になります。

(記者)
 すみません、2.4%のところが2.35%ということですね。

(当局)
 教育委員会の法定雇用率は2.4%のところ、今年度、平成30年6月1日の時点になりますが、2.35%ということになっております。

(市長)
 ごまかしとったわけではないけど、何らかの理由というか、やめた人がおるということか。

(当局)
 そうですね。採用辞退などが出まして、残念ながら今年度は法定雇用率には満たさなかったということになります。

(市長)
 それは努力して満たすようにしてもらったら。

(当局)
 そうですね、今後、年度途中の採用なども含めてやっていくということで聞いております。

(記者)
 さっき市長がおっしゃった念のための確認というのは、今やっているということなんですか。

(市長)
 いや、今日先ほど言ったばっかりです、それは。

(当局)
 そうですね、また国からの調査も行われるようですので、その内容も踏まえて、市として改めて確認のほうをしてまいりたいと考えております。

(市長)
 まあ事が大きいで、本人のプライバシーがありますので、それが出んような格好で、障害者手帳できちっとこうやって全部チェックされておるというのは示したほうがええかわからんですよ。そうすごい数じゃないですから。そのぐらいまでやったほうがええですよ、これ。

(記者)
 再調査をされているということですか、要するに。

(市長)
 再調査はまだしていません。こうやって初め新聞に出たときにびっくらこいて、新聞とテレビに出たときに、「ちゃんとやっとるか」と言ったら、その時点で確認してくれて、みんな障害者手帳でちゃんとやっとりますと。

 今日持ってきたけども、今日というかちょっと二、三日前に(報告が)ありましたけど、だけど、さらにそれでまた役人がごまかしておるということになると、もう大変だぞ言って。だからもう一回確認しろと。再調査でないけどね、もう一回確認しろと。今日、あんた知らんかわからんけど、この記者会見の打ち合わせでそう言ったの。

(記者)
 ですから、基本的には問題ないという認識でよろしいんですかね。

(市長)
 基本的にはでなしに、問題はないと。教育委員会は数(法定雇用率)が足りんいうことは、ええことじゃないけど、足りんかったやつを足りるようにしたと、3年間。

(当局)
 そうですね、過去3年間は満たしていたんですけど、今年は残念ながら採用辞退者が出ました。


(市長)
 採用辞退者が出たために、ちょっと足りていないと。大至急、満たすようにやってもらわないかんわね、これ。今言っとる、国のやっとるああいうごまかしではありません。

(記者)
 人数的にはどのぐらいになるんですかね。採用人員数、教職員の法定雇用率未達分の人数。

(当局)
 足りない数ということですか。4.5名分相当ということになりますね。障害重度だと倍で数えるとか、ちょっとそういうのもありますので、必ずその人数というわけではないですが。

(市長)
 人数ではにゃあと。やめちゃったと。採用をやめたの?

(当局)
 採用辞退だけで6名あったというように聞いております。

(市長)
 なるほどね。


◎瑞穂区長逮捕について

(記者)
 瑞穂区長の実質的な更迭について、市民の方に一言あれば、市長の言葉でお願いします。

(市長)
 区長さんいうと、市民の皆さんからすると、いわゆる地域の名士だと思ってみえて、信頼があるわけです。そういうとこでこういうことになりまして、大変申しわけないと、アイム・ソーリーと英語で言うとまた怒られるかもわからんけど、申しわけなかったと思います。

(記者)
 申しわけないというのをかみ砕くとどういう。

(市長)
 それはやっぱり今言った名士だと思っておるわけで、暴力団云々という話は、私もちょっとね、そこは全部確認したわけじゃないけど、そんなことは言っていかんことだけど、事実は僕は余り思わなんだけども、言ったことは事実かもわからんですけどね、これ。

 だけど、その前段部分がありますんで、ちょっとこういうとこでは言いにくいですけど、私が今池のカプセルサウナへ行くのとはちょっと違いますので、これは。ほんだで、やっぱりいかんでしょう、それは。信用を失墜させると思いますよ、それは。そのぐらいのことはやっぱり区長さんになったら考えてもらわなあかんですわ、いくら何でも。そういう意味で申しわけなかったと。

 やっぱり任命権者は市長ですので、責任は一端ぐらいにしといてほしいけど、責任はないとは言えません、これは。だけど、わからんわね、個人的にどういうところで遊ばれとったかとかということはなかなかわからんです、これは。

(記者)
 金田さんの処分についてなんですけど、恐喝未遂容疑で逮捕されて、10日間勾留されて、不起訴ということになったんですけど、それで区長を更迭、そして総務局付理事、局長級は理事というような、どういう判断でそういう処分になったのか、ちょっと教えてほしいです。

(市長)
 一応、今の段階で不起訴になったということは、刑法上は罪には問われないという意味でしょう、これは。だけど、まあ一個、大きい社会的信用というのがありますで、区長というのはですね、これ。だから、そういう面でどういうふうにこれからするのかということは、まあちょっと時間を貸してもらいてゃあということですね。余りにゃあことだもんで、軽率にやっぱり人間一人の身分を左右することですんで、もうちょっと時間をくださいという段階ですわ。

 しかし、一旦、そういう事例で刑法上の罪にはならんけどということだけど、先ほど言いましたように、やっぱりちょっといかんでしょう、いっくらなんでも。

(記者)
 逮捕されたという今回の事案を、ある程度重く見たということですか。

(市長)
 逮捕でも完全なえん罪とかってありますんで、そういうのはちょっと別ですれども、そうなったら別だよいうて言っておったんだ、わし。初め否認しとると書いてあったから。だけどまあ、某所に行かれたかどうか知らんけど、つき合っておられたということになるとですね、やっぱりちょっとまずいでしょう、それは。だから、区長としてはやっぱりふさわしくないというふうで、こういうふうにさせていただいたということでございますけど。


◎コモドドラゴンについて

(記者)
 コモドドラゴンですけど、あれは恒久的なんでしょうか。それともレンタル、一定期間。

(市長)
 まあ、レンタルですね。大体レンタルだと思いますよ。

(当局)
 レンタルでございます。

(市長)
 レンタルだね。

(当局)
 はい。5年前後で更新して、10年というのが一つの。

(市長)
 10年ぐらいですか。

(記者)
 先ほどの市長のお話ですと、2019年の導入を目指したいと。

(市長)
 つもりでと。We are going toと言いましたけど。

(記者)
 2匹でいいですか。

(市長)
 やっぱりペアね。繁殖目的でやらないかんですから。

(記者)
 そうするとその施設とか、恒久的じゃないものに対して施設というのはなかなかどうなんでしょう。難しくないですか。

(市長)
 いやもう、コモドドラゴン本人のほうから「名古屋で住みたい」と言っていただくようにしますから、本人から。インドネシアもええけど、名古屋と東山動植物園がわしはええわ言うて、本人から言ってもらえば、またいろいろええでしょう。

(記者)
 サファリ(を将来的に東山動植物園にと)のくだりありましたよね。あれは市長の構想というか思いですか。

(市長)
 それは私の今のとこ構想でございますけど、ええと思いますよ。トラはこんなええもんかと思いましたで、わし。目の前まで来るとね、ほんと。ガラスあけると危ないですよ、あけたらいかんと書いてあるけど。草食動物にはキャロットですか、ニンジンをみんなあげとるんです、草食には。トラやなんかはあげれませんけど。なかなか目の前だと、おお、言って。目が合いますから、にこっとトラが笑うのは気持ちええですよ。

(記者)
 そういう場所が(東山動植物園に)あるのかな、って気はしますけど。

(市長)
 いや、ちょっと広げないかんですよ。今何百ヘクタールってまだありますから、あそこ。自然を大事にするような格好でつくろみゃあとわしは言っとるの、これ。デスティネーションにするぐらいならね。コモドちゃんもええけど、トラはやっぱ格好ええですよ。トラが10匹ぐらいおると雰囲気出るで。

(記者)
 改めてコモドドラゴンなんですけど、このアイデアというのはどこから出たんですか。

(市長)
 もともとこういうおもしろい動物があるって知っておりましたけど、だけど、某民間の方からさらに聞きましてですね、ああ、ええなあ言って。

(記者)
 いつごろ聞かれたんですか。 

(市長)
 それは1年ぐらい前じゃないかな。1年ぐらい前だと思いますよ。ちょうどアジア競技大会もあるもんで、アジア競技大会のシンボルとしてええし、ちょうどインドネシア、ジャカルタのとこでしょう。ジャカルタ内にも、動物園にもコモドちゃんおるらしいけど、ここのタマンサファリ動物園がなかなか実力者らしいね。

(当局)
 (タマンサファリ動物園は)たくさんコモドドラゴンが展示されているということで。

(市長)
 たくさんおりまして、1年ぐらいですかね、本当に具体的に、これ何とかゲットしようかと。

(記者)
 今後どのような手順を踏んでコモドドラゴンが東山動植物園に来るというような。

(市長)
 まず、一番最初は、先ほど言うの忘れましたけど、向こうの園長から正式にレターを市長と東山動物園長の名前で、要請書みたいなやつね、正式なレターをまず出してくださいとなりまして、今つくっておるとこです、それを。今つくっておりまして、それを出してと。

 次に、では、仲ようしよみゃあと。東山動植物園とタマンサファリ動物園ということに、まあなってくるでしょう、次は。それと、国の関係のレベルでも同時にやって、まずそれは(タマンサファリ動物園の)園長と相談してやらなあかんわね。

(当局)
 相手の動物園長さんからは、やはり交流を大事にしたいということを。

(市長)
 盛んに言っておったですね。

(当局)
 はい、言っておられましたので、そういった部分でまず協議を進めたいな、というふうに思っております。

(市長)
 そうなると、具体的に言うと、向こうの園長さんに東山動植物園に来てもらうとかね、やらないかんでしょう。そうなると予算が要るということになりますので、そういう予算措置も早いとこ出していきたいと。来年を待たずしてもですね、早いとこ。

(記者)
 大統領の許可が要ると聞いたんですけど、そういったところにはどうしたアプローチをされるんですか。

(市長)
 それはこれからですけど、向こうの大使も協力する言ってましたでね、これ。はっきり言ってましたし、返事もメールだったかな、あれ、来ておりまして、「協力しますから」と書いてありますんで、大使と相談していうか、(タマンサファリ動物園の)園長はわしは協力すると言っておりましたんで、やっぱり園長さんを立ててやると。園長さんの指示に従ってやるいうんか。

(当局)
 そうですね、そういったものも含めて、向こうの動物園とよく協議して進める必要があるかなと思っております。

(記者)
 今回は大筋合意というふうに言っていいものなのか、それとも協議を始めるというぐらいのものなのか、いずれでしょうか。

(市長)
 いや、そりゃ合意ですよ。はっきり「オーケー」と言いましたから。目標、導入の年次も区切って。ただし、そういうふうにするにはいろんな手続が若干要りますよ、ということだけど、そんなん全然できんようなことを言ったわけじゃないし。

(記者)
 大筋合意で、今後詳細は協議するということで大丈夫ですか。

(市長)
 大筋合意でもええですわね。

(当局)
 細かいことはまだこれからではございます。

(市長)
 導入について合意ですよ。導入について合意と。ただし、今の条件と言ったわけじゃないんだけど、こういうことをクリアしていきましょうと。

(当局)
 政府間の問題、まだこれからですので。


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