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平成30年7月9日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2018年7月24日

ページID:106806

報告事項

  • 平成30年7月豪雨について
  • 名古屋城こども王位戦について
  • 子どもライフキャリアサポートモデル事業及び家庭訪問型相談支援モデル事業を実施する事業者の募集について

 

会見動画

報告内容

◎平成30年7月豪雨について

 おはようございます。今日は7月9日(月曜日)ということで記者会見を始めたいと思います。

 最初に、この度発生した記録的な大雨によりまして、甚大な被害が発生したことにつきまして、お亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。

 名古屋市といたしましては、総務省消防庁から派遣の要請を受けまして、7月6日(金曜日)の午後9時50分に、緊急消防援助隊として、8隊、43名の隊員を岡山県倉敷市に派遣をいたしました。

 ご存知のとおり、倉敷市では堤防の決壊により、大規模な浸水が発生しており、孤立した住民の皆さんの救出や安否不明の方々の捜索に当たっております。

 さらに、7月7日(土曜日)から7月8日(日曜日)にかけて、第2次隊として8隊、43人を派遣し、引き続きボートやヘリコプターによる救助活動を行っています。

 現地では、まだ救助活動が続いていることから、本日午前11時に第3次隊として、8隊、43人を派遣いたします。

 また、岐阜県下呂市の水道施設の被害状況調査を行うため、7月8日(日曜日)の午後7時に、上下水道局職員3名を先遣調査隊として派遣いたしました。

 この地方におきましても、昭和34年の伊勢湾台風や、平成12年の東海豪雨など、水害の恐ろしさを、たびたび経験しておりまして、今回の災害は、人ごとではないと感じております。

 ご承知のように、日本最大の0メートル地帯ということでございます。この地域はですね。

 市民の皆様におかれましては、今一度ハザードマップなどを活用いただきながら、防災対策の点検をお願いしたいと思います。

 いまだ安否不明となっている方々のご無事と、被災地の一刻も早い復旧・復興を願っております。


◎名古屋城こども王位戦について

 それから次に、名古屋城こども王位戦につきまして、お話をさせていただきたいと思います。

 昨年初めて開催しまして、大変好評を博しました「名古屋城こども王位戦」について、今年も実施することが決まりましたのでご報告をいたします。

 予選大会は8月11日(土曜日)と。予選大会は8月11日(土曜日)。決勝大会は10月6日(土曜日)、決勝大会は10月6日(土曜日)に開催いたします。

 予選大会の参加申し込みは7月7日(土曜日)から行っておりまして、8月3日(金曜日)まで申し込みを受けております。

 昨年は定員を600人ということに制限させていただきましたが、今年は申し込みをした方、全員にご参加いただく予定でございます。

 これはなかなか大変間口がものすごい広がりますんで、是非ご参加いただきたいんですけど。

 予選大会は吹上ホールで開催し、プロ棋士による指導対局や保護者向けセミナーも行います。予選大会で各学年上位4名が決勝大会に進出いたします。

 決勝大会は去年と同じく名古屋城本丸御殿で開催いたしまして、スペシャルゲストとして藤井聡太七段も来場する予定になっております。また、指導対局を行います。

 前回は藤井さんが中学生だということで、ちょっとアドバイスするということにしてくれんきゃという話がありましたけど、この辺、決勝戦に来る子どもさんたちは相当強くですね、アドバイスする前にどんどん指してきますので、せっかく藤井さんがおったんですけど、なかなかうみゃあこといかなんだということもありまして、前回は佐藤将棋連盟会長が実際指すのは指しましたけど、今度は藤井聡太氏が、本人がチャンピオンと指しますので。小学生6人、中学生3人の9名の方と直接指しますので。どうか、名古屋に限りませんけど、どこでもええですけど、ニューヨークから来ていただいてもええですけども、将棋好きの方で、なかなかこの藤井さんと直接指せるのは多分一生に多分一遍もないと思いますんで、是非ご参加をいただいて。夢はいつか叶うでもないけども、人生の生き方の中でいろいろありますけど、内申点がどえらい厳しいもんで、ものすげえ圧力のプレッシャーの中で子どもさんやっとりますけど、いろんな人生があるぞと。何かそういう特技というか好きなことというか見出してきますと、いろんなチャンスがある。それの1番トップランナーとしての藤井さんと直接将棋が指せますんで、どうか来てちょうでゃあと。待っとります。全員予選で、抽選で落ちることありませんので、どうぞということでございます。


◎子どもライフキャリアサポートモデル事業及び家庭訪問型相談支援モデル事業を実施する事業者の募集について

 それから次に、子どもライフキャリアサポートモデル事業及び家庭訪問型相談支援モデル事業を実施する事業者の募集について、ご報告いたします。

 (この事業の)意味がわかってもらわないかんですよ。これ本当に。日本で初めてですから。これやるのは。

 よく、いじめの報道も悲しい事件が起きますんで、これも大変重要です。ですけど、そういうことが起こらんように、予防的にやるというのも1つだけど、さらに進んで発達的支援というようでございますけど、人間の、子どもさんの人生を一人ひとりをみんなで応援してあげるという取り組みがまた1つ進化しまして、子ども応援委員会を今までやってまいりましたけど、それをさらに進化するということでございます。

 何遍も言ってますけど、子ども応援委員会は4年間で7200人を超える子どもさんを応援してきたということで、いじめで亡くなられた方はそういうふうに(報道などで)出ますけど、それで命を取り留めたというか、勇気を持って生きることになった子どもさんは、それはちょっとわかりませんよね、これは。しかし、母数が7200名を超えておりますんで、僕は相当の子どもさんの人生を応援できたんでにゃあかと、いうふうには信じとるよね。まあ、それはあると思います、それは。ということで、それをさらに進化していくということでございます。子ども親総合支援というものの一環でございます。

 「子どもライフキャリアサポートモデル事業」という場合に、皆さん多分わかっとらんと思いますけど、このキャリアサポートのキャリアっていうのは、いわゆる就労支援でどこへ行くという意味ではなくて、キャリアというのは人生という意味ですから、これは。子どもさんの人生を応援していくという意味ですからね。だから、わざわざライフというのをつけたということでございます。

 小学校・中学校・高校の各2校ずつ、計6校に、キャリアコンサルタントの資格を持つ専門家が常駐し、子どもや保護者へ、将来について考える機会や情報を提供していく事業でございます。ということで、とりあえず6校ということでございます。

 本当は全部やりたいんです。全部だと大体400校なりますね。名古屋は幼稚園・小学校・中学校・高校全部プラスすると400校ありますから。全部やりたいんですけど、問題はこれ誰がやるかということになってですね、初めてのことですから結構大変なんですよ。この、どうやって持って行くかって。

 今日も幹部会で言ってましたけど、アメリカなんかの場合はそもそも教育学部のコースの中に(スクールカウンセラー等の教員以外の学校職員を養成するコースが)半分あると。教科を教える先生が半分と。あと半分はこういう先生といいますか、人たちといいますか、専門家を養成しとるんです。そもそも。

 僕が読んだ資料によりますと、大体生徒500人に1人いると。子どものキャリアを、人生を応援する人たち。大体名古屋で割りますと1校に1人になりますけど、おると。

 アメリカのカリフォルニアのスクールカウンセラーによりますと、1人で500人は見れんので、当然地域、コミュニティの力と一緒にやってると。コミュニティは何だいいますと、これライオンズクラブとかロータリークラブとかですね、そういうとこなんですよ、これ。実は。

 僕が読んだところによりますと、大体そういうところから1人、生徒1人に1人ついて、ほんでどういう人生を生きたらええんかと。体が不自由だけどこういうチャンスがあるよとか。親が離婚して大変だけど、こういうチャンスがあるよとか。発達障害で、あんまり直接言うのかどうか知りませんけども、そういうことがあるけどこういう人生があるよということを、コミュニティも一緒になってやってるというふうに書いてありましたんで。これはまたそっちに持ってかないかんで大変なんですよ、これ。ということでございます。

 次がまた、「家庭訪問型相談支援モデル事業」は、訪問支援員が不登校や成績などさまざまな悩みを抱える子どもや保護者の家庭に訪問して、悩みを聞き、不安を軽減できるように支援していく事業でございます。

 これも当然日本で初めてでございます。とりあえず(家庭訪問型相談支援モデル事業の対象となる子どもは)300人ということでございますが。不登校は今、名古屋の形式的な定義によると2400人と。だけど、これは年間に30日以上不登校の子どもということでございますので。私が読んだいろんな資料によりますと、大体5%はいるというふうに言われております。

 (市立の)全生徒は今16万人か。16万人の5%だと、1割で1万6000人ですから8000人ですか、これ。という学校に行きたくない子どもさんがいると。今の実数で市が報告してる2400人は年間30日以上の不登校の方。だからもっと少ない人もたくさんいるということ。悩みがね。

 だけど、ここで誤解してもらってはいかんのは、現実には学校行ったらどうだということで、日本の場合はなりますけど、不登校だけど。だけど、学校に戻ってちょうということだけを専門にやるのでありません。これは、子ども青少年局子ども未来企画担当部主幹(企画調整)がこの間愛知教育大学で言ってましたけど、アメリカは不登校はゼロだということで。ええっという話ですけど、何でか言ったら、学校へ必ずしも行かん、必ずしもですけど行かんでもいいから。きちっとした基準がありますけど、やっぱり子どもの人生に合わせてやるということが向こうの考え方で、基本はそういう考え方であります。不登校の子どもさんにも無理やり学校に戻すことではありません。子どもさんに合わせて人生を応援してやると、そういう方向でございます。

 これはですね、もう1つ大きな、これ幹部会でも言ってきましたけど、今日話をしたのは子ども青少年局長でありまして、今までこういう話だと大体教育長がやるんですよ。今度の場合は子ども青少年局と教育委員会と、それから健康福祉局ですよね。それからもう1個、市民経済局と、今のキャリアサポートがありますんで。先ほど言ったような、もっと法人会だとか今聞いとるのは法人会、それからこの間JC(青年会議所)も応援する言ってましたわ。それからライオンズクラブ、ロータリークラブ。まあそんなとこですか。法人会がでかいですけど。そういうところと接触しながら、そちら側の応援もいただくことは絶対的に重要ですね。これは。ということでやっていくということでございます。
 これは、子どもライフキャリアサポートモデル事業の事業者の募集は、本日より開始いたしまして、8月9日(木曜日)まで募集いたします。また、家庭訪問型相談支援モデル事業の事業者の募集は、現在募集中で、7月24日(火曜日)まで募集いたします。

 多くの事業者の皆さんに奮ってご参加をいただきたいということでございます。

 個人個人で1人ずつ募集するというのも、1つ考え方であるんですけど、それは1つあり得ますけど、1つの事業者の皆さんでグループといいますか、そうやってやっていただいたほうがいろんな連絡も取りやすいですし、今後また広げてくときにいろんな提案も取りやすいということでございまして。どっちかいうと民営化ということでございますけれども、そちらのほうでやってくということでございますが、是非日本初の名古屋の挑戦を是非応援していただきたいということでございます。


質疑応答

◎名古屋市内主要駅における帰宅困難者対策について

(記者)
 災害に関連することなんですが、5月に第3次名古屋駅周辺地区都市再生安全確保計画というのを名古屋市で取りまとめられて、帰宅困難者ではなくて帰宅困難来訪者という概念で4万2000人の方が見えるということで、そのうちの1万7000人分の待機施設が現状では確保できていないということが、会議のほうで示されてるということを聞きました。そこでですね、名古屋駅だけではなくて金山駅も市議会で質問があったかと思いますが、栄駅や金山駅など現段階における市内主要駅の帰宅困難来訪者の状況と、数の想定状況と、いつまでにどのような対応策を取られるほうがよろしいとお考えか、お考えをお聞かせください。

(市長)
 名古屋駅は4万2000人ということになっておりまして、帰宅困難来訪者ということですね、これ。金山駅は1600人と推計されておりますけど、最優先の課題として取り組むというふうになっとりますけど、もはや10年取り組んでおるのか20年取り組んどるのか知りませんけども、これはやっぱりどう考えてもですね、あんまり具体的に言うのはええかどうか知りませんけども、例えば金山駅だったらイオンさんがありますわね、これ、南側に。市民会館の手前にあります、アスナルの間のところとかね。名古屋駅だったら名鉄百貨店とか高島屋とかありますわね。それからビックカメラもあります。リストに入ってますけど、大体1階のとこなんですよ、みんな、これが。だで、これはわしがほいじゃあもう1回自分で頼みに行くわと言ってありますよ、これ。ああいうところで全部上まで入ってもらえるようにすると。廊下もありますから。それと、もともといわゆるいろんな人が来るとこですから。スーパーだとか百貨店だとかそういうところは。オフィスビルディングもありますけど、オフィスはそういうとことはちょっと違うと言いよったもんで。何とかこれ頭を低くして頼みに行かないかんけど、何かあったら1番上までですね、屋上は雨が降りますけど、屋上の下のとこですね、これ。トイレなんかもありますし、みんな。それから階段もずっとありますし。それから売り場がありますし、食料品がありますわな、実際のところ、食料品が。それからベッドなんかもありますわね、これ。とかですね。それと、もともと大衆、多くの人が入るとこですから、そういうことについては一定の、ものすごく来た場合、普通の開店のときとは若干違うけども、しかしオフィスビルよりはそりゃ慣れてますよ。そりゃ。いろんな。避難誘導の話だとかいうことで、とにかく引き受けてくださいと言って、一遍わしが率先して頭を低くして頼み行くわと、いうふうに言ってあります。

(記者)
 現段階ではまだその市内の主要駅全体でどのくらいの帰宅困難来訪者がいるかというのはまだ把握できていない。

(市長)
 と思いますけどね。

(記者)
 いつまでに把握されるのが適切かと思いますか。

(市長)
 いつまでに…

(当局)
 現時点で推定してるのはあります。現在推定してるのはですね、あくまでも金山駅ということでして、市内全体の帰宅困難来訪者という数についての推定のほうはされておりません。

(市長)
 そういうことらしい。まあ、それではいかんで、はよやるんだけど、数ばっか推定しとってもですね、実際にどこ行くかいうとこ努力せないかんもんだで。はよ一遍やれるとこまでやっていただいてと。僕は本当にスーパーだとかああいうとこがええと思いますよ。百貨店だとか。俺はそこへ頼みに行かないかんと。今1階だけだけど、そうじゃなくて上まで入れるようにしてもらえんかということです。やってまいります。一遍。


◎平成30年7月豪雨について

(記者)
 今回の大雨に関して名古屋市からもいろいろと援助されてると思うんですけども、市としての援助に対しての考え方、例えば1人でも多くの方の命を救いたいとか、そういった考えに、どういった考えに基づいて行動されているのかっていうことと、幹部会でも報告があったと思うんですけれども、消防局のツイッターがすごく話題になってることについて市長の考え方があれば教えてください。

(市長)
 それはまあ、意義といいますか、それは1人でもようけの人の命を救いたいっていうのは、これは基本的でございますので、最善を尽くさせていただくいうことと、やっぱり1つは名古屋が伊勢湾台風を経験しておりますので、日本最大の0メートル地帯だもんで、死ぬほど教訓にせないかんですよね、これ。常に。本当に。いろんな難しいこと言いますけど、東北の震災でもそうだけど、実は1000年以上前に来とったんですよ、貞観地震ということで。ほんで、そのときに、要するに行政の失敗ですわ。私しょっちゅう言ってますけど、行政の失敗、予想の失敗、これ。それがにゃあように。それがにゃあようにって抽象的に言いますけど、伊勢湾台風のときに5000人以上亡くなったけど、全体でですけど、だからあのとき行政は何やっとったんだと。どういう予測をしとったんだということが極めて重要ですよ。これを、白日の下に晒すと。嫌がるんですわ、みんな。先輩の失敗を言わないかんもんだで。だけど、これを言わないかんですね、やっぱり。僕はそれを一番最重要のこととして考えてます。今回の東北で言やあ大川小学校でね、東北で、ああいう判決が出て、いよいよ行政の失敗と認められるようになってきましたけど。今までは割と自然災害は大東水害もいろいろありまして、ほとんど役所には過失なしと、そう言われてきたもんですわ。そうじゃないですよ、本当にこれ。だで、もう1回繰り返さんように、前回の、僕は伊勢湾台風の本当に行政は何をやっとったんだと、ずっと。どういう予測をして、どういう避難を指示しとったのか、しなかったのかと。こういうことをきちっと明るみに出す。なんでラワンの木があんだけくくってあるのがバラバラになって白水小学校を中心としてものすごい子どもが亡くなったんだということを実証することが非常に重要だと。

(記者)
 今回の大雨もそういう教訓をしっかりやって…

(市長)
 そうそうそう。いや、そういうことですよ。今回の雨も要するに、まあ山崩れ。広島なんかちょっと前にあったんだけど、また起こったじゃないですか、これ。だから、ああいう危険なとこっちゅうのはもっときちっと行政というのがやっぱり危険を予知すべきであって、これ。予見すべきであって、それに対して避難、住んじゃいけませんまで言えるかどうか知りませんけど、そういう責任を持って対策すべきだと思いますよ、やっぱり。それが重要ですわね、これ。それから何だ言っとった。あ、ツイッターかね。ツイッターは何か、わしちょっと見とりませんけど、防災危機管理局が出しとるの。

(当局)
 消防です。

(市長)
 ああ、消防かや。評判ええらしいじゃないの。

(当局)
 ツイッターの件なんですけども、我々消防、名古屋市消防局が入った先は岡山県の倉敷、真備町というところなんですけども、いろいろ助けを求めとる方がツイッターでSOSをいろいろ出されとるということも知ってましたので、名古屋市消防局として今、名古屋市だけではないんですけども日本中の消防のほうがですね、国の指示に基づいて緊急消防援助隊ということで助けに入りますので、入ることだけをまずは知らせるということが1番大事で、世間一般に知らせようと思ってやったわけではなくって、助けを求めてみえる方に直接的にもうすぐ行くんで待っとってくれということをお伝えしたかったということでございます。

(市長)
 ツイッターでそれは。

(当局)
 はい。消防局のツイッターで。

(市長)
 個人でちゃんとやると。これ喜ばせるわね。被害に遭ってみえる人も。お上から来るやつは直接来るもんだで。

(当局)
 いつまでも待っておらないかんっていうことではなく、もうすぐ来るなということがわかっていただけるので、1番助かるんじゃないかなと。そういう投げかけが。言葉の投げかけが。

(市長)
 ということも、名古屋市消防局はやっとるということでございます。しっかりやってちょうだい。ツイッターで発信してきた人はようけおるんかな、ほんだで。

(当局)
 はい、最近はもうツイッターでよく…

(市長)
 今どこどこにおるけど、土砂に埋もれて外へ出れんけどと。助けてくれと。

(当局)
 ええ。ただ、その人がどこにいるのかというのはちょっとはっきりわかるわけではないので、1対1でのやり取りちゅうのはなかなか難しい。それはできないです。中には嘘情報出してくる人も中にはいるんで、誰が正確なのかはわからないです。ただ、広く捉えて間違いなく助けを求めとる方がみえるのも間違いないです。それはわかっているので、世間広く発信させていただくと。個人個人でのやり取りは基本的にはしないです。ツイッターでは。

(市長)
 なるほど。別に個人個人でもやってもええんじゃにゃあの、別に。

(当局)
 いやいや、その人が本当にその人本人なのか、悪意を持っていないのかどうかということも、そういうことがものすごい難しい課題ですんで。

(市長)
 まあ、難しいものがありますわな。これは。なるほど。まあ、わかりました。ツイッターができる人とツイッターができん、高齢者に多いかわからんけど、大分差が出るいうことやな、これ。ということらしいです。


◎子どもライフキャリアサポートモデル事業及び家庭訪問型相談支援モデル事業を実施する事業者の募集について

(記者)
 本日ご発表いただいた2つのモデル事業についてなんですけど、これはとりあえず一定の期間この規模でやって、今後はもっと効果を踏まえてもっと範囲を広げてやられるっていうことでしょうか。

(市長)
 はい、もうこれは、30億だったかな、基金がもう積んでありますし、これ。それとまあ、本当に子どもさんや親の、主にお母ちゃんと言ったらええかわかりませんけど、悩みっていうのはものすごい深刻なんで、これ。だで、とりあえずこれで進めますけど、すぐにでも第2次募集入っていきたいと。そういうつもりですわ。

(記者)
 キャリアナビゲーターというふう表現をされてますが。キャリアナビゲーターと書いてますけど、カウンセラーのことじゃないですか。あれとどう違うんですか。

(市長)
 現実的にはどうもアメリカでは同じ人がやっとるケースがあるようですけど、この場合学校も違いますし、これはこれでやると。これはこれでやる。キャリアの問題を中心にしてということになります。そもそも全体数でいって、アメリカの話ばっかで恐縮ですけど、聞いたとこによりますと教員の数だけいると。学校の中には。半分教科を教える人がおって、半分はこういういわゆる常勤の専門職のスクールカウンセラー等がおるのでですね。そこまではまだはるかに、まだ名古屋で100人超えた辺ですから。名古屋の教員って1万人いますんで。じゃあ、1万人のキャリアカウンセラーがいるのかと。か、5000人、5000人なのかですね。ということからするとはるかに遠い数字なんですよ、これ。実は。だで、これはこれでまた別個なのか同じなのか。1人ずつやりませんけど、子ども応援委員会におる常勤のスクールカウンセラーがわしはこっちのがええという場合もですね、今回一人ひとりじゃないからちょっとスキームが違うんだけど、それはそれもあり得ると思いますよ。

(記者)
 同じ業務をする可能性はあるわけですね。

(市長)
 こっちは職業のことが中心です。

(記者)
 カウンセラーの方が職業の相談にのることもあるじゃないですか。

(市長)
 まあ、ありますよね。

(記者)
 内容はかぶってくるけれども、今回民間の方にやってもらうということでよろしいですか。

(市長)
 まあ、そういうことですね。同じことをやるということも、同じようなものでもあるらしいですね。スクールカウンセラーいうのはキャリアカウンセラーだよと言ってましたからね。大体。向こうの場合は。

(記者)
 名前は違うけれども、同じような業務をしてもらうことがあり得るということ。このナビゲーターさんは子ども応援委員会に入るんですか。

(市長)
 これは別でしょ。

(記者)
 別。

(市長)
 別だわね、これ。これは別です。アメリカの場合はとにかく教科以外は全部やるということですわ。教科以外は。向こうのスクールカウンセラーといったら、もう忙しくて仕方がないということなんです。その中には当然どういう人生歩んでくかも入りますしね、これ。そういうことです。これがうみゃあこといったら本当にいいですよね。今日ちょっと言いましたけど、僕の読んだあれには、あの人は名前ちょっと忘れましたけど、カリフォルニアのキャリアカウンセラーですけど、要するに読んだ人もわからんでしょと。これまだ。わかりやすくいうと、学校内にもう1つ学校があるんだというふうに考えられたらどうなのかと。是非カリフォルニアに見に来てくださいと。今、詳細にもう1回、国際交流課もありますんで、きちっとレポートするように指示してありますけどね。これがあると、全校あるといいですよ。自分のこと思ったってそうだがな、これ。小学校や中学校のころにですね、あんたはこうこうかくかくしかじかだで、こういう人生を歩んだらどうやと、こういうチャンスがありますよと、そんなことを教えてくれる人がおったらどんだけよかったかですよね、これ。ほんとに。めちゃくちゃええと思いますよ、それは。いうことですよ。それをやっていくということ。

(記者)
 (キャリアナビゲーターを常駐させる学校数の目標の)400校というのはいつぐらいまでに実現したいんですか。

(市長)
 そう簡単なこと言ってもらってもですね、それはなるべく早く、ただ、突然そうはなかなかならんですよ、それは。ならんですわ。

(記者)
 こっちの(家庭訪問型相談支援モデル事業の対象となる子どもの)300人はどこまで増やしたいんですか。

(市長)
 300人は、不登校というのが1つのわかりやすい子どもさんの悩みの表れとして、不登校にならん悩みもありますのでね。だけどまあ、不登校だと今の何ですか、年間30日以上の不登校の方で1.48%、2400名ね。この年間30日以上というんだったらですよ。だけどまあ、私が読んだところでは大体全生徒の5%。すなわち、16万人の、8000人ですか。不登校だけとっても。8000人はいると思いますね。そこまでやっぱり、不登校だけとってもですよ。伸ばしていかないかんし、考え方の中心を、思って見えるのは治療的ケア、アプローチでね。何か不登校になったり、それからいろんな意味で実際的に苦しんでるというようになった人だけじゃないんですわ。その上は予防的ケアと。予防的ケアいって何だいったら、まだそこに苦しみと出てないけど、例えば転校してきた子どもさんだとか、親が離婚した子どもだとか、体が不自由な子どもさんたちに、予防的にアプローチすると。もう1個は発達的ケアということで。それもちょっと違うけどもと。あらゆる子どもさんたちに、可能性をみんなで応援していくということです。

(記者)
 じゃあ、8000人を目標にされるんですか。

(市長)
 まあ、そういうことです。

(記者)
 400校と8000人ということですか。

(市長)
 まあ、そういうことですね。


◎名古屋城天守閣整備事業について

(記者)
 今週その石垣部会が行われるんですけれども、これに対して市長、以前から先生方とですね、接触だの、会いに行きますだのとおっしゃっていましたけど、これについて何かアクションされてますか。

(市長)
 まあ、あのやっとりまして、直接僕が来るのはちょっと待ってちょうということらしいもんで、これは。だけどそれはそういうもんじゃないよ言って、これは。名古屋市が委嘱させていただいた皆さんだし、市民の皆さんのあつい民意もありますんでということですけど、若干ちょっと委員の皆さんから市長が直接来るのはちょっと待ってちょうというお話のようだもんで、それは尊重しまして、今丁寧にやっておりますけど。文化庁からいただいた石垣部会とはちゃんと話し合って、結論を出してくださいというふうにいけるように、全力投球しとるとこです。

(記者)
 事前にお会いするとかそういうことはないんですか。

(市長)
 いや、まだわかりませんよ。まだわかりません。

(記者)
 それと、13日の石垣部会はどういうふうになりそうだという見通しはどうでしょうか。

(市長)
 そんなこと、まぁ精いっぱいやって、ぜひご理解をして結論をいただきてゃあと。そのために全力投球させていただくということですわ。


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