平成29年8月7日 市長定例記者会見
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名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
それでは、おはようございます。8月7日(月曜日)ですが、会見を始めたいと思います。
まず、報告に入ります前に、既にニュースなどでも報道されております、台風第5号に関する情報について、お知らせいたします。
台風は、今朝8時の時点で、四国地方付近にあり、進路を北東方面にとりながら、暴風域を伴って向かっております。
この影響で、名古屋市でも、今朝7時27分、大雨・暴風警報が発表され、現在、市として「第2非常配備体制」で、情報収集と警戒に努めておるところです。第2というのは、内部の方の話ですけど、待機しとる。職員は昼中出ておりますけど、特に夜になったときにも、帰らずにという人数を増やすということでございます。第4になると、全員帰るなという状況でございます。今、待機状況の人数を増やした状況にあるということでございます。
今後、雨と風がさらに強まる予想となっておりますので、できる限り、屋外での作業や外出を控えたり、土砂災害に警戒するなど、注意をしていただきますようお願いいたします。
また、行政からの気象情報や避難情報にも十分注意してくださいということですけど、何と言ってもテレビが一番早いですから、皆さんわかっておられると思いますけど、よう見ておられると思いますが、よう見たってちょうだいということで。第2って何だぁということで言われておりますが、先ほど言いましたけど、第1だと500人が大体待機体制、市の職員ね。第2が2,000人と、第3が4,000人と、第4になりますと全員ということがその意味でございます。ということでございます。
本日は、名古屋市美術館 特別展「ランス美術館展」の開催について、ご報告いたします。
ランス市にある「ランス美術館」は、名古屋市美術館と平成25年に「友好提携に関する覚書」に調印いたしました。
ランス美術館の5万点を超える所蔵品の中から、選りすぐりの約70点の絵画作品を紹介する「ランス美術館展」を、10月7日(土曜日)から開催します。
この特別展について理解を深めていただくため、ランス市の魅力を歴史と美術の両面からわかりやすく解説する講演会を8月22日(火曜日)と30日(水曜日)に開催いたします。申し込みは不要で、入場は無料でございます。
また、会期中には、学芸員の作品解説とシャンパンなどを一緒に楽しめる、有料の「特別鑑賞会」を開催します。酒が出る場合は有料と。美術館へ入るときは有料だわな、いうことでございますけど。通常の観覧とは一味違った趣向で、楽しんでいただけます。こちらは先着順の受付となっております。どうぞ、どちらも、ぜひご参加いただきたいと思います。
ようテレビでやってますけど、向こうの美術館いうのは夜、酒飲んで、みんなで騒いどるのありますわね。騒いどるかどうか知りませんけど、そういうようなことをやるということです。
現在、「ランス美術館展」と次の特別展「シャガール展」とのペアチケットを、8月31日(木曜日)まで販売しております。当日券を2枚買うより800円もお得になりますので、ぜひこの機会にお買い求めいただきたいと思います。
ここから職員からも説明させていただきます。
(当局:「ランス、ランスと草木もなびく」といった具合に、今年の秋は、名古屋の市民の皆様方に「ランス美術館展」の方に足を運んでいただきたいと思っております。 今、こちらにお見せしておりますパネルですけども、これは展覧会のポスターなんですが。)
なかなか残虐なやつですな。
(当局:これはフランス革命の最中に描かれたものでございまして、「マラーの死」というタイトルがついております。皆様方も世界史の時間にフランス革命について勉強されたかと思うんですけども、革命の初期の指導者ということでマラー、ダントン、ロベスピエールという3人がおりましたけども、その中の一人でございます。
急進的な革命を担ったということで、反対者も多かったということで、これは反対派の、彼はジャコバン派でしたですけども、ジロンド党の若い女性に暗殺をされてしまった、その直後を描いたという作品でございます。 フランス革命を主題にした作品というのは大変多いんですけども、その中でも代表的な作品の一つではないかと思っております。)
マーラーとは違うんだな。
(当局:マーラーは作曲家です。マラーです。この「マラーの死」を含めまして、先ほども市長の方からも話がございましたドラクロア、コロー、ミレー、クールベといった代表作71点を今回の展覧会では展示をいたします。 すばらしい美術品に触れていただくことももっともですけども、その美術館を生み出しましたランスという町の歴史・文化、そういった魅力もこの展覧会を通じてお伝えをしたいと思っております。ぜひとも多くの皆様方に足を運んでいただきたいと思っております。)
リアリズムのマラーさんが女性に殺されたのかね。
(当局:若い女性です。)
何でやられたんですか。ナイフか何かで。
(当局:下に描いてございますが、ここに、果物ナイフがありますね。)
ああナイフがある。
(当局:これで刺されました。)
なるほど。マラーと。ロベスピエールはよう覚えとるわね、皆さん。ということでございます。
姉妹都市をやるということになっておりまして、この間も行ってまいりましたけど、ぜひ、名古屋からすると、このランスという町は、人口規模だとランスは何十万だったかな、これ。数十万でして、いうことになりますけど、ランスの人から言えば、人口はそうかわからんけど、名古屋よりランスのほうがはるかに有名だと、そう言っとるそうでございますけど。
ドイツとフランスの間になり、パリよりちょっと東北ですけども、これは本当に私が初め読みましたのは、ランスからの向こうのプロポーザルに書いてあったのは、ランスの町は第1次大戦で破壊された町だと。名古屋は第2次大戦で破壊されたと。そういうことで非常に共通点、悲しい歴史の事実の中で、そこから復興を遂げていったということが、非常に共通しているというのが、なかなかのもんでした、これ、結局。
有名なノートルダム大聖堂ですか、あそこは第1次大戦で完全に壊されまして、まだ今、復興しておりますけど。名古屋のお城も、これがそういう意味でございますので、第2次大戦で壊れたものはまた復興するという。世界的なこれなかなかなんですよ、名古屋のお城の復興というのは。
そういうことでございますので、この縁で、シャンパーニュのお酒の有名なとこでございますし。シャンパン、シャンペンが英語らしい。シャンパーニュはフランス語か、なんからしいですけど。ぜひ河村さんみたいに焼酎ばっかり飲まずに、シャンパーニュもお召し上がりいただくとええかなあということで。美術とかそういうものにも大変熱を入れておられる文化的都市ということだもんで、名古屋もちょうど、産業が一番大事なんだけど、産業一本槍ではいかんということで、ちょうど時代の転換点に名古屋もランスの皆さんと仲よくするのは大変ええではないかということの一端でございます。
(記者)
名古屋城の木造化についてですが、先週の経済水道委員会の現場視察で、専門家との意見交換もありまして、その中で一番、石垣保存の重要性が改めて指摘されたわけですが、現場の担当者からは、この秋にも始めたいとする発掘や掘削の調査の結果次第では、市が5年後の完成とする工程を見直す可能性もあるということで言及されました。改めまして市長としては、5年後の完成というのは、この工程上、これについて可能でしょうか。
(市長)
そういう目的で、予算もそういう条件のもとで通っておりますので、それは可能ですわ。石垣は石垣で丁寧にやるというのは当然ですし、天守は天守でやらないかんのですから。天守は天守で、Is値が0.14ということで、極めて危ない建物ということも事実でございますし、石垣は石垣でやると。丁寧に調査するということについては、別の何の齟齬もないと思いますけど、私は。
そんな2022年ということで、予算、補正予算が通っておりますので、それでやるということで、市民の皆さんの期待も大変に大きいと。選挙の結果がありますので、やっぱり僕からすると、選挙というのは自分みたいですけど、やっぱり民意というやつですわ。これはでっかいですよ。わしはあっちやこっちに行きますけど、本当にはよ造ってちょうというですね、ものすごい多いですよ、本当に。ちょっと年くった人はみんな、わしらぐらいから含めて、あの世へ行く前にちゃんと登れるようにしてちょうよいうて。名古屋市民の期待は圧倒的に大きいし、それは選挙で判断が出ておりますので、これは。争点として争っておるわけです、これは。ちゃんとやらさせていただくと。石垣は石垣でやらさせていただくと、丁寧にやらさせていただくということですよ。
(記者)
民意というところもありますが、一方で、石垣部会の中では専門家からですね、選挙の後の話になりますが、石垣の方が学術的にと言いましょうか、学術面もそうでしょうし、文化財保護法という法律にのっとった関連規定に基づく指摘が、かなり専門的なものが寄せられています。
それに合わせて、市議会のほうでも、本当に市の工程というのは大丈夫なのかと、ちゃんと文化財としての石垣を保全できるのかという疑念が今、高まっているようなんですけれども、そこは少しは民意、市民の願いというものと文化財の保護という点でのバランスがしっかりとれていけるのかという指摘が今なされている状況だというふうに理解をしているんですけども。民意だけを盾に進めていくということに、専門家からは非常に懸念が出されている、このあたりは。
(市長)
そんなこと言っとらんでしょう。そういう発言はないと思いますけど。そういう発言は、民意だけを盾に進めていくことについて疑義があるということは言っておられんはずですけど。そんなことないですよ、そんなの。そりゃ、石垣を丁寧にやろうと思ったら、まず、上の構造物を一定の中の洞穴と言いますか、入ったとこの内側は、これちょっと見れますけど、あと上の構造物を取らないとできんせんですわね、これ。まず、どうやってやるんですか、これ。石垣を丁寧に見よう思ったら。そうでしょう。
搦手馬出(からめてうまだし)いうとこ石垣やってますけど、あれ上に何もないもんで、クレーンでこうやって外すんです、上から。確かクレーンだったろ、あれ、クレーンで。クレーンでないと人力ではできませんので。加藤清正建設の社長は人力でやったと思いますけど。クレーンでやらないかんけど。天守の方は上に構造物がありますので、できんせんです、石垣を丁寧にやるにしても。そうでしょう。だから、それちゃんと進めないと。
それにしても必要な調査はしますよ、それは。空襲で焼けた石垣もありますので。しかし、皆さんがきちっと報道してもらわないかんのは、皆さん、ご存かもしれないけど、石垣は要するに直接上の7千トンとか8千トンあると言われておりますが、荷重はかかっていないんですよ。熊本城もそうです、大天守は。熊本城は8本のコンクリートパイルで受けているんです。石垣っていうのは一種のパネルなんだね、あれ。名古屋城はコンクリートパイルにすごい、何千トンとあるコンクリートの塊で受けとるわけです。石垣のところにひっついとるという状況でございますので、そこんとこをちゃんと言えばわかると思います。
何べんもこれ議会でも議論がされて、議決されておりますので、そこはちゃんと話し合いはできると思いますよ。民意だけじゃない。そういうことは言っておりませんので、部会の中で。僕にとって民意はどえらいでかいですけど。僕にとってじゃなくて、役所にとってもみんなでかいですよ、これは。ものすごいでかいですよ。
私のほうは2022年のあれを可決してくれと。僕でない方の方は、ストップ木造化、あるいはゆっくりやれと言っておられたわけですが、そうじゃないというか、2020年の方に民意だったわけですよ、選挙においてね。
それはそれでやらなあかんけど、学術的にもどうやってやるんですか、それじゃ教えてほしいけど、石垣の調査。これ、上が乗ったまま、どうやってやるんですか、これ。抜くんですか、これ、石垣を。そんな危ない工事は聞いたことないですよ、これ。
それと、上の天守がもうIs値0.14ということで、ご承知のように。こういう議論は大きく出てきたのも、上の天守が50何年たって、もう危ないと、これ、実際。数値もはっきりしていると。ただ、抽象的に危ないと言っとるわけじゃなくて、今、5大都市のあらゆる公共建築物の中で、お城じゃないですよ、大抵僕も2から3年前、大阪で、あまり言うと感じ悪いですけど、水道のポンプいうのがあったんですけど、今多分、最低ですわ、Is値というのが、耐震の強度が。そういう状況ですわね。
だから、これを私は取り壊して木造にすることによって、耐震強度を保つ。そうでないある党の方は、コンクリートで補修すると、そういう論争だったでしょう、これ。やっぱりみんな木造の方にしようと、全員じゃないけどね、それは、選挙ですから。選挙じゃなくても委員会もそういうことですよ。議会もそうなったんで。
その耐震補強、耐震性を確保しないと、まず。労働何とか安全法というのがありまして、当たり前ですけど、そんな危ない条件で工事やらせるといかんですよ、これ。本当に、これ。今でも本当はいかんのですよ、もう。で、わしはもう入場禁止にしなあかん。工事もできませんよ、工事も。上から瓦やなんか落ちてきたらどうなるんですか、これ一体、いう話ですわ。
そういうことで、そんな危ない工事すると、あれ刑事罰になりますから、6カ月以下の懲役ですわ、やらせますと、これ。労働災害というのは、非常に、当たり前ですけど、重要視されとってね。注文者あるいは請負人は、働く人が危険な状況にならんように、また危害が加わらんように、当然ですけど、細心の義務を負うんですわ、これは。判例にも書いてありますけど、地方公共団体は民間よりさらに高度な注意義務がある、と書いてありまして、そういう状況ですから、科学的にも石垣は石垣で丁寧にやっていくんだけど、やっぱり上の天守の耐震性の問題を解決しないと。今のをやる言うんだったら、コンクリートに直さないかん。だけど、それは明らかに議会の議決と反しますし、民意にも反するということじゃないですか。と思いますけど、私。
(記者)
名古屋城の件もあれなんですけれども、テレビ塔ですとか市民会館ですとか、今、公共施設の建てかえに向けた動きが着々と進んでいる中で、それを踏まえて市内のホテル事業者さんも相次いで改装ですとか、そういったリニューアルという工事を検討する動きが出始めています。
それで、今、ロボカップが行われる前後のホテル環境もかなり、ホテルに泊まりにくかったという声が結構あったみたいで、こういった中で、多分オリンピックを軸にした整備計画だと思われますが、ホテルの宿泊できる許容数が、一時的に減る可能性が出てまいりました。
民泊などを含めていろんな動きを多分検討されていらっしゃると思うんですが、今後も外国人旅行者を中心に、宿泊施設が増えていくというようなこともありますので、増加するこういった宿泊客数に対応する状況がどこまで進んでいるのか、今の段階で分かっている範囲でお知らせいただけないでしょうか。
(市長)
ちょっとどこまで進んでおるか。積極的にホテルを誘致するという活動をやっておるとはあまり思えんですけどね、正直言って。だけど、ようけつくってもらえるようになってきたなという認識はありますけど、それは本当はそのぐらいのプロモーションはせないかんですわな、これ。と思いますけど。よう聞きますわね、満員で泊まれえせんというのは。
(記者)
やはり今、混んでいるという実感はありますでしょうか。
(市長)
まあ、そうですね。カプセルサウナにもようけ泊まられる、あんまり外人はおりませんけどね。いうことですわ。また、ものすごい来てもらわないかんね。
(記者)
では、民泊についての受け入れは、取り組むという方向で。
(市長)
それは、まだ何とも言えんですけど、僕はそう反対じゃないですけどね。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
先ほどの名古屋城の話しで、石垣の文化庁の調査で、今までのこれまでに示した工程で良いと言った場合ですけど、先に石垣をもっと修復したり、調査をもっと詳しくしたほうが良いといった場合、市長としてこのまま今の工程で進めるのか、修理とか調査を優先するのかという話をお聞きしたいんですけども。
(市長)
そんな仮定の話には答えられんし、ちゃんと今までやってきましたから、文化庁だって分かってくれとると思いますよ。
(記者)
石垣の話は。
(市長)
石垣の調査って、どうやってやるんですか、まず。
(記者)
最悪の事態を想定して考えるのが首長の責任ではないですか。
(市長)
最悪の事態だってそうですよ。石垣の調査、まず、どうやってやるの。そっちの方が最悪ですよ。地震で事故でも起こったらどうするの。
(記者)
石垣の調査は、天守閣壊した後じゃないですか。上物がある段階で調査しますので。コンクリートのままで調査しますので。
(市長)
どうやってやるんですか。
(記者)
レーダー等で。
(市長)
レーダーってどこからやるんですか、それ。
(記者)
それ実際の詳細調査の…。
(市長)
ミサイルの発見みたいなことを言ってもらっても、どうやってやるんですか、それ。
(記者)
詳細調査したときに、もっと詳しい調査が必要だとか、修理が必要になったという場合の、仮定の話に答えられないというのは分かりますけど。
(市長)
そんなわけ分からんこと言って、変な予断を持ったり、ちゃんと誠実にやってきたんだから。
(記者)
予断とかそういう話じゃなくて、経済水道委員会でも出ているし、専門家の方も言ってますよね。
(市長)
いや、そんなことないでしょう。そんなことないですよ、そんなもん。内側の、要するに洞穴といいますか、入っていったとこの内部はね、ケーソンを埋めたときに、いろいろなぶった可能性があるので、それは見ないといかんですよ、それは。
(記者)
見た場合、見て、恐らくコンクリートで補修されていますよね、あそこは。
(市長)
やってみんと分からんですよ。そりゃ、やってみんと分からないですよ、そんなの。やってみんと分からんで、やりゃいいじゃないですか。
(記者)
名古屋城総合事務所長とかは、それでもし仮に。
(市長)
仮にという話を、誰がどう言ったんか知らんけど、そんなん人を誤解させるようなことを私は言いませんよ、それ。
(記者)
市長は了承していると聞きましたけど。
(市長)
了承しておりません。
(記者)
了承していないということは、もし仮にですよ、仮の話しですけど…。。
(市長)
仮の話なんか、そんなん人を診察するとき、あなた、もし、がんだったらどうしますかと言っとるのと同じでですね。
(記者)
それとは全く。
(市長)
同じじゃないですか。何も分からんじゃないですか。実際、内部がどう。
(記者)
人の健康診断と全然違いますよね、意味合いが。
(市長)
何で。
(記者)
一緒ですか。
(市長)
一緒言ったって、たとえ話だから、全部が同じじゃない、人体と石垣は違いますから。
(記者)
文化庁の調査で、今までの示した工程でオーケーですと言った場合、別に構わないんですか。
(市長)
そうなります。そうやって努力するということです。石垣部会の人にも話しして、両方で努力してやっていくと。
(記者)
そういう努力じゃなくて、石垣の状態が、いかんによって変わってくるので…。
(市長)
そんなこと言ったら、他のコンクリートの天守、日本中にようけありますけど、全部やらなあかんぞ、そういって。全部。コンクリートの天守がようけあるんです、日本中に。だけど、みんな寿命がそろそろ来とるわけですわ、戦後つくったやつは。50数年で、みんな同じですわ、これ。
(記者)
他の天守は別に、木造化の話は出てないじゃですか。
(市長)
いやそんなことないですよ、みんなどうするか。名古屋見させてもらう言っとるとこありますよ。
(記者)
他城郭がどうかという話しでなくて、今名古屋城の話しをしているので。
(市長)
そうなったら全部石垣、どうやってやるかですよ。石垣を丁寧にやるためにも、工事の手はずとして、まず、上からクレーンで取らなあかんでしょう、常識的に、これ。常識だと思いますよ、これ。だけど、現に、そんないつ壊れるかわからんような天守の下で工事をやってもらっていいんですかね、これ、そもそも。
(記者)
何の工事ですか。
(市長)
石垣の工事ですよ。堀の中へ入っていろいろやったり。
(記者)
解体に修復…。
(市長)
そりゃ、無理ですよ。そんな1キロ先から北朝鮮のミサイルでもあるまいし、そんなもん。見てですね、レーダーで、そういう技術があるかどうか知らんけど、石垣の状態って、それだけじゃないからね、それは。ひびの入っとるのもあるかもわからんけど、それはそれでいろいろ考えていくだがね。そりゃ、石垣部会の方がご指摘を、そういう個々の石についてどうなっとるかをやってくれるなら、それは丁寧にやらなあかん。加藤清正の弟子の刻印が入った石があるんですな、あれ。東北面に。
(記者)
結局、その調査次第なんであれなんですけど、今の市長の話を聞いていると、結局木造化したいだけかなと感じますが。
(市長)
冗談じゃないですよ。石垣を大事にするためにも、ちゃんと上を取り払って見ないかんですよ、まずは。石垣を大事にするためにも。
(記者)
それはつまりコンクリートを解体して。
(市長)
しないとできないがね、丁寧な。
(記者)
そのときに、まず木造で建てるんじゃなくて、壊して、調査して、石垣を直して、木造を建てる方がいいということを専門家は言っているんですけど。
(市長)
全員じゃないでしょう、そういうことを言う人もおるだろうし。全員じゃないですよ、それは。木造は木造でつくっていけと。何十年も入場禁止、延々とせないかんですよ、それは。何十年かかるか知りませんけどね、それ。どうなるか分からんいうたら、何十年かかるか分からんですよ、そんなの、これ。
(記者)
それは仮定の話をしてもしょうがないですよね。
(市長)
もう仮定の話でしょうがないですよ、本当に。丁寧にやっていくということですよ。
(記者)
だから、あんまり今の市長の話を聞いていると、丁寧なやり方しないと。
(市長)
いや、俺のほうが丁寧じゃないですか。こんなん石垣、石垣って、上に倒れてくる建物があるのにですね、どうやって工事をやるんですかね、石垣。
(記者)
解体をして、石垣直してから木造を建てるというのは。
(市長)
石垣直すと言ったって、そりゃ、そのときに状況が分かってくるだろうし、名古屋市は名古屋市の都市の。
(記者)
これは調査次第なので、仮定の話をしても仕方ないんですけど。
(市長)
仕方ないじゃないですか、そんなもん。
(記者)
市長の姿勢が何か、そんなもんしゃあないやんかという感じがするんですけども。
(市長)
何で、石垣をやるためには、上の建物を外さないと。
(記者)
それは分かります。
(市長)
分かるでしょう。ほんなら、それだけでいいじゃないですか、まず、そこまで進めば。
(記者)
そこまでやれるって…。
(市長)
やった中で分かってきますから、いろいろ。同時にやればいいですよ。上を取れば、近くで検査できるんで。上を取れば、近くで検査できますよ、それは。この石が本当に、例えばひびが入っておって、どうにもならんのか。プラスチックで、その分、何とかすればなるのか。そんなこと必要ないのか。そういう状況で分かってくるでしょう。
(記者)
とりあえず、名古屋城総合事務所とかが、議会に対して答弁したことは了承していないということでいいんですね。
(市長)
私がええと言ったことはありません。
(記者)
本物の城をつくりたいということでなれば、石垣も徹底的に調査すべきだと思うんですけども、その際、上の検証とかもして、石垣を見て、さらに追加の調査・修復が必要になるというケースもあると思うんですね。その際、どうしても石垣を徹底的に調査しないといけないというケースになったら、完成期限を延長することもやぶさかではないという発言は、なぜ市長からはできないんでしょうか。
(市長)
そんなこと言ったら誤解されるじゃないですか、そもそも。まず、今の工程でしっかりやっていくと。やってみんと分からんじゃないですか、それ、そうでしょう。本物の、本物のと言うんだったら、ケーソンもやめるという議論をなぜしないんですか、ほんなら。ケーソン、あれ本物じゃないですよ、あんなの江戸時代になかったんですから。熊本だって8本のコンクリートパイルなんかないですよ、そんなの。
だけど、近代技術のおかげで、やっぱり持ったわけですよ、あれ。熊本の大天守の石垣は無傷なんです、12センチメートル下がっただけで。内部はちょっと崩れてますけど。そうでしょう、それは近代技術のおかげなんです。それはそれで使ってやっていけばいいんです。それは今のとこ否定する意見はないですよ。ケーソンやめろとか、パイルやめろとか、それはないですよ。
徳川さんも中区役所におみえになりまして、藩主22代が非常にうれしいことだと。だけども、いろんな確か、耐震と言われたかどうか、ちょっと記憶がないけど、近代技術を使えるものは使っていってほしいという。中区役所でみんなの前で言われましたわね。やっぱりそういうことだと思いますよ。だから、やっぱりまず進まないと、これ。
(記者)
調査は進むと思いますか。
(市長)
進む言うたって、どうやってやるんですか、そんなもん。そこが入場禁止になったらどうなるんですか、何十年も、これ。その方がええの、ほんなら。
(記者)
何十年も、それこそ仮定の話じゃないですか。
(市長)
なっちゃいますよ。それじゃあ、実際に今の上を外さずに調査する言って、許可できませんでしょう、危ないから、工事が。これは6月以下の懲役ですから。ありますから、法律が。労働安全何やら法というのが、当然ですけど。
地震だから、みんな起こりゃせんと思っとるわけですわ、勝手に、これ。だけど、一方、地震で危ないといって、いろんなことをやっとるでしょう。名古屋も、もう今や名古屋城より耐震強度が低い公共建築物はゼロですわね。ゼロです。名古屋城だけ何でほかっといて工事やってええわけ、これ。しばらくは今でも、だから、今度やる言っとるわけだからね、ぎりぎりの妥協の産物ですけど。そのかわり看板は立てたということですよ。
だで、言われる方には、どうやって調査するんだか教えてほしいですわ、本当にこれ、石垣の。やれるもんはやりますよ。
(記者)
石垣の詳細調査って、壊す前の話しですか。
(市長)
壊す前に、今のとこだと内部の洞穴のところが、俺の言いたいのはケーソンをやったときに、どうやってコンクリートを流し込んどるかどうかぐらいは、本当は分かるはずなんだけど、あれ、ハザマさんがやっとんだわな、あれ。
(堀場副市長)
外側のの調査はやりました。だけど今の話の中で出ている、いわゆる石垣の劣化状況等に関する現況調査というのはやります。詳細については、その結果、安定しているとか安定してないとか、石がどうなっているかという話しがありますので、そういった中で、次、どうするかという話は、出てくる可能性は確かになきにしもあらずですけれども。
ただ、基本的には石垣の保存というのは、今のまま置いておくことができれば、それが一番いい話ですので。市長が今こだわって言われたのは、そういうクレーンで取る、取らないという話、そんな議論は今ありませんので、いじるという話は。だから、そういう前提で、そこの中で何をすべきかという話をして、いつの段階で何をすべきかというところまで石垣部会でご議論いただいて。
できるだけ、できる限り、今の特別史跡の石垣ですので、非常に大事ですので、そういうものと石垣の保存と両立させるにはどうすればいいかといったところを、石垣部会の皆さんからもいろいろとアドバイス、ご意見をいただいて、両立できるような方法というのは何かというのを探るというのが、今の方針です。
今の段階では、まだ工事をするとかしないとかいう話だとか、そういったものは全く、今の穴蔵の部分については、どうも昭和の時代のものなんで、あれは何とかしなあかんねというのはありますので、調べた結果、どうするかという、それを決めたいと思います。と、市長が言いそうなところです。
(市長)
そういうことですよ。そういうことですよ、実際の話。
(記者)
それは分かるんです。今のように話をしてくださると、いいなと思います。
(市長)
調査するんですよ、言っとるじゃないですか。ちゃんと工程に入ってますから、これ。今、搦手馬出でやっとるような、ああいう調査はできませんよ。クレーンで取らないかんから石を、これ。できませんよ、上を壊さないと。できません。
(記者)
名古屋城本体の話じゃなくて、その周りの話をしたいんですが。最近あった景観の審議会のほうで、名古屋城のああいう景観をよくするために、あまり高い建物は建てないほうがいいんじゃないかみたいなことが出ていたんですけども、この点について市長はどう思っておられますか。
(市長)
それは私も大賛成ですね。広島、昨日テレビでようやっていましたけど、あんまり言うと感じ悪いけど、市長に怒られるかわからんけど、原爆ドームの裏に大きいコンクリート建てましたね、あれ。この間もちょっと行ってきましたけど、指定都市市長会で。あれを見まして、やっぱり議論があったというのは聞いておるけど。やっぱり広島原爆ゾーンという聖なるものですわね、一つの人類の悲しみの象徴ですけど、あれは単体でちゃんと、緑の中にあってほしいという気持ちは、私はあります。
ものすごい遠景はちょっと別ですけど、同じような主張で、やっぱり名古屋のお城は、ここの屋上から見てもきれいに見えますよ、これ。木が結構あれ、名古屋城つくる当時はあんなになかったんだけど、ものすごい木がきれいになり、そこにぽんとありますので。
この間、びっくりして眺めがいいなと思ったのは、JRゲートタワーから見たやつですね、これ。あそこのレストランから、招待があって一杯飲んで見たら、きれいだな、これいって、名古屋城のお城が。前にビルできんようにせなあかんねと言って、そう言っておきましたけど。あの人も言っとったわ、今度のなんだった、プリンスホテル。あそこも見えると言ってましたわ、お城が。だから、見えるようにしたいということですから、そういう一定のみんなでお城を大事にするという、千年は大事にせないかんですから。いうことで、一定の目隠しになる、ないし背景は何かですね、本当に本物の木造の建築物をがっくりさせるようなものは造らん方がええんじゃないですか、やっぱり。
(記者)
一方で、周りの土地を持っている人たちからすると、高い建物を建てられるほうが、土地が高く売れたりする場合もありますし。それでもやっぱり名古屋城の周りをみんなで大事にしていきたいから、あまり高い建物は建ててほしくないという考えは変わらない。
(市長)
そうすべきだと思いますけど、やっぱり。私有権も一定の公共の福祉に従うというのは、憲法上の規定でございますので、そういう必要性がある場合は、我慢していただくというのもええと思いますけど、私は。よう相談しながらやる。大体案は決まっておると思ったけどね、この間、ちょっと見せてもらったけど。見える角度や何かで。
(記者)
それを踏まえて一つだけ、容積率について、近く新しい考えを打ち出すことができまして、名駅の容積率の話が中心になっているみたいですけども、そういった景観で容積率を制限したところに対して、容積率について何か新しい考えを打ち出すというお考えはありますか。
(市長)
それはまだ聞いとらならんだね。まあ、それはええ考えですね、一つはね、これは。ええんですよ、公共のためにそういうものを供した場合は、容積率にプラスできるという制度でしょう、そもそもが。それはええかと思いますけどね。だけど、一定の規制をしてから計画をつくって進んでくれ言うのがええのかどうなのか、それをちょっと具体的な手はずについては、私もちょっと何とも言えんですけど。
(記者)
またすみません、石垣の話しで恐縮なんですけど。石垣部会の議論って、かなり名古屋城の問題、非常に影響を受けているところですけれども、市としての石垣部会の位置づけについて、改めてお聞きしたいと思うんですが。石垣部会の有識者の方の意見を最大限尊重して、これから木造復元をやっていくのか、それとも、意見は意見としてお聞きして、行政はそれとは独立して判断していくか、そのあたりどうですか。
(市長)
そりゃまあ、石垣部会の皆さんも専門家ですから、大事にしていかなあかんですよね、言っておられることはね、分かってくれると思いますよ、それは、具体的にいうか、実際のところでは。ご理解いただけて、ちゃんと、こんだけの世紀の大工事というか、夢物語を実現させるんだよね、これ、コンクリートでつくった建物を木造にすると。
たまたま図面を描いとってくれたという先輩のおかげだから、そういうことは、それと同時に石垣を大事にするというのも、これ加藤清正の部下の名前が書いてあるがな、あそこに。そうでしょう。また、なおかつ、すごいいいとこは、やっぱり空襲で焼けた跡が残っとるということですよ、これ。一種の原爆ドームみたいなもんですよ、これ。名古屋の皆さんの悲しみの歴史が刻まれておる石垣です。そりゃ、大事にしようということですわ。
(記者)
今までの議論の経過として、石垣部会の有識者の方は、今の計画はかなり厳しいという話で、ずっと議論が進んでいって、それで先般の名古屋城総合事務所長の発言もあったと思うんですけれども。
(市長)
そんなことないと思いますよ、私は。
(記者)
そういうことじゃないと。
(市長)
そんなことありませんよ。大事にしてくれというお話でしょう。ちゃんと丁寧に調査しましょうというお話でしょう。それはやりますよ、ちゃんと。
(記者)
調査すると。
(市長)
はい、調査はやりますよ。分かっていただけると思いますよ、私は。
(記者)
分かってもらうまで、市としては有識者の方と議論すると。
(市長)
議論いうか、説明というか、議論いうと感じ悪いですけど、話し合うということですよ。
(記者)
8月1日(火曜日)の議会の視察で、いろいろと調査に時間がかかる状況があったら、工程見直しもあり得ると考えるというふうに名古屋城総合事務所長おっしゃられたんですが、それに対し市長は了承してない。
(市長)
工程見直しが含まれるなんて言うと、もう万が一か何億分の1か知らんけど、そういうのはまた別にしといて、またすっと直すのかということになるわけですよ、そんなのは。誤解されるぞ言って。
(記者)
直すのかというのは、スケジュールを直すのかという。
(市長)
今なんか直すつもりなんかありませんよ。誠実に石垣部会の皆さんとも話しして、ちゃんとやっているということですよ。そりゃ、当局のお話が何億分の1の確率について言った場合、何億分の1の確率はどうだと言われるとね。そこでまたそうだいうといかんもんで、そんなもの今の時点で議論しとったってむなしいことであってですね、これ。ということですよ。
より歴史的史実に即した、それも空襲で焼けたものも入れてですよ、これは。これ歴史的事実ですから、そういう悲しみの歴史も入れて、ランスのノートルダム大聖堂、それから広島の原爆ドームでもそうですよ。そういう姿が名古屋城の石垣に残っておるわけです、これ。そういうものを大事にしていくことも含めて、世界に冠たる宝物の建物をつくっていこうということですよ。
そりゃ、そういうご趣旨で発言されとんだと思いますよ、私は、これ。じゃないの。そう思いますよ、そりゃ。
(記者)
石垣とはちょっと関係ないんですが、先日、JR東海のリニアの財政投融資3兆円借り入れ完了して、いよいよ工事が本格化するということなんですけども、名古屋市、地権者の交渉が難しいと言われている中で、市長のリニア建設に対する、市長の期待ということをお伺いできればと思います。
(市長)
そりゃもう、丁寧にやらさせていただければ、びびらずにオープンできるとこはオープンにして、これは日本中が注目しとりますので、変なネゴシエーションはないわけでしょう、基本的に。ちゃんと地権者の皆さんが納得いただけるような姿いうのは出てくると思いますよ、私、これ。そのためには丁寧に話をしてもらうということで。
名古屋にとってすりゃあ、本当にこんな駅つくってもらえるというのは、どえらけにゃあありがたいことだでね、これ。本当に。そうなってくると思いますよ、わし、これ。
(記者)
レゴランドですが、オープンから約4カ月経ちまして、夏休みが始まりましたが、以前は心配しているとあったんですけども、最近の集客ですとか、あるいは名古屋市としての応援する方策ですとかは何か変化はありますか。
(市長)
ごく最近はちょっと聞いとらんな、入場。ちいとはようなったって、聞いとらんことはないけど、メーカーズピアの担当の人に聞きましたけど。ようなったと聞いておりますけども。
(記者)
名古屋市としては、静観ということですか。
(市長)
そりゃ、応援せないかんでしょう。200億も駐車場に使っとんだもん、これ。200億ですよ、あれ。名古屋城500億ですよ、言っときますけど。そうですよ、これ。200億使っとんだもん。
(記者)
応援、応援とおっしゃいますけども、具体的に何かされているように見ないですから、何でしょう、何されるんでしょうか。
(市長)
わしはやっぱり、行きゃあ子どもが喜ぶということは聞いております、これは、小さい子どもはね。子どもがみんな喜ぶということは聞いておりますけど、やっぱりディズニーランドと同じ料金取るということは、いろいろ小出しに値下げのサービスしとりますけど、小出しに。なかなかそりゃ行く人からすると、広さが違うし、投資金額が違うってすぐわかりますんでね、これ。なので、やっぱり価格をね、要するに消費者目線にしてほしいわなという気持ちはありますわね、これ。だけど、経営体ですので。
(記者)
お金の話を民間業者ですから難しいかもしれませんけど、申し入れですとか、あるいは先日、名古屋城の入場料と共通にするとか、共通割引券みたいな話しをされているようなんですけど、そういった方策もあるんでしょうか。
(市長)
いいじゃないですか、それ。
(記者)
共通入場券という話しがあって。
(市長)
共通入場券もええし、いろいろ考えるでしょ、おもしれえやつを。熱田神宮さんに、熱田神宮の中はタダですけど、タダに見えるけど、一応、さい銭入れてこんならんで、実際はそうタダでないんだけど、あれ。こんど熱田神宮のあそこのところが、いよいよスタートしてきますので、そういうのとレゴランドなんかも一緒に行ってちょうとか、いろいろあると思いますけど。
熱田神宮のあそこができるとええわな。ちょっと今だとターゲットが違うもんで、レゴランドは小さい子どもさんだもんで、小学生の。熱田神宮は、どっちか言うと、ちょっと年くったいうと怒られますけど、どっちか言うとだけど、800万人来てますでね、熱田神宮は、年間。初詣でが200万あるけど。だから、何かそういうことを必死になって考えなあかんわな、やっぱり名古屋市とすると。
(記者)
熱田神宮からでしたら、堀川の水上交通を使って、名駅とつなげたいという議論があるんですけども、その辺からさらに中川運河を使ってレゴランドへ行くような、将来構想もあるみたいですが、そこは賛成ですか。
(市長)
いいですね。そうするとあれまず松重閘門を通さないかんわ、そうなってくると。中川運河と堀川を通さんと。あれなんかもいいじゃないですか、松重閘門も。そりゃええですよ。
(記者)
いいなと思う面もあるんですけど、実際に予算が付かないと。
(市長)
そりゃまあ頑張りますんで。そうでしょう。日本一財政状況がええ名古屋市になっちゃったがね、今、これ。一般的に言うとですよ。起債を減らすとええというのが一般的な言い方だからですよ。実は違うんですね。貿易黒字が海外から大量に入ってくるお金というのは、国内で余りますので、三面等価の原則で。やっぱり投資をしないと、みんな東京の国債の供給源になって、国債も日銀がみんな持っていってまうもんだで、これ。国債も買えん状況になってますけど。
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