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平成29年4月3日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2017年4月7日

ページID:92503

報告事項

  • ロボカップ2017名古屋世界大会入場チケットの販売開始について
  • 名古屋の魅力向上・発信キャッチコピーの決定について

会見動画

報告内容

◎ロボカップ2017名古屋世界大会入場チケットの販売開始について

(市長)

 それでは4月3日、月曜日で会見を始めたいと思います。

 

 皆さん、おはようございます。本日は、ロボカップ2017名古屋世界大会につきまして、ご報告いたします。

 

 私の後ろのボードもロボカップのロゴマークをデザインしたものに変わっておりますね。

 

 ロボカップは、人工知能を搭載したロボットが世界中から集まり、サッカーやレスキューなどの競技を行う大会でございます。

 

「2050年までに、ロボットでサッカーのワールドカップチャンピオンチームに勝つ」ということを大会の目標に掲げて、毎年世界各地で開催されておりまして、名古屋で開催されるのは、1997年の第1回大会以来、実に20年ぶりのことになります。

 

 世界約40カ国から約3,000人の研究者や学生が競技に参加する、大変規模の大きい国際的なロボット競技大会であり、来場者としては約10万人を見込んでおります。

 

 ロボカップ2017世界大会は7月27日(木曜日)から7月30日(日曜日)までの4日間、ポートメッセなごや及び武田テバオーシャンアリーナで開催いたします。

 

 このロボカップ2017名古屋世界大会の入場チケットにつきましては、本日から販売を開始いたします。前売券の料金は、1日券が1,000円、当日券ですと1,200円、4日間の通し券が2,000円、当日券ですと2,400円となっております。

 

 入場チケットは、コンビニやプレイガイド、中日新聞の販売店などでお求めいただけます。

 

 なお、高校生以下のお子さんにつきましては、入場無料となっております。最先端のロボット技術を目にすることのできる大変貴重な機会ですので、これからの名古屋の未来を担う子どもたちにも、ぜひロボカップを観戦しにご来場いただきたいと思っております。

 

 また、ロボカップ2017名古屋世界大会の盛り上げを図るため4月29日(土曜日)、30日(日曜日)の2日間、イオンモールナゴヤドーム前1階ウエストコートにおいて、プレイベント「Touchthe Robot(タッチ・ザ・ロボット)」を開催いたします。

 

ロボットの操縦体験コーナーや、ロボットが踊るステージショーなど、楽しみながらロボットをより身近に感じていただけるコンテンツやロボカップを紹介するPRコーナーの設置を予定しておりますので、ぜひ多くの方にご来場いただきたいと思います。

 

 

(当局:ただいま市長がご案内いたしましたロボカップとは、人工知能を搭載したロボットによる自立型ロボットによる競技大会、つまり人間が操縦するのではなくて、ロボット自身が考えて動き、技を競い合うということが非常にユニークな大会となっています。

 

 例えば、サッカーという競技があるんですけれども、サッカーではボールの位置や味方チーム、相手チームの動きをロボット自身が把握して、チームプレイでボールをゴールまで運び、そのほかには、災害現場でがれきを乗り越えて被災者を救助するレスキュー、人間の生活を手助けするアットホームという競技があります。

 

 アットホームでは、トヨタのHSRというロボットやソフトバンクロボティクス社のPepperというロボットも活躍します。

 

 そのほかの部門には、19歳以下の子どもたちが参加するジュニアという部門がありまして、ロボカップは最新のロボットの開発の促進だけでなくて、次世代の若手を育成するという狙いも含まれています。

 

 こちらのロボカップなんですけれども、最先端のロボットたちがせめぎ合う大会となっておりまして、非常に見どころがいっぱいとなっております。

 

 高校生以下は入場が無料となっておりますので、夏休みの最初に開催される大会ですので、ご家族やお友達をお誘いあわせの上、ぜひご来場いただきたいと思います。お待ちしております。)

 

(市長)

 ということでございますが、最後に大会に参加する人型ロボットの一つである「NAO」から、PRをさせていただきます。Howare you。

 

(NAO:おはようございます。僕はNAOといいます。よろしくお願いします。

 

 ロボカップ2017名古屋世界大会のチケットが、いよいよ今日から発売されます。ロボカップでは、僕よりも小さなロボットや大人と同じぐらいの大きさのロボットが世界中から、ここ名古屋に集まり、さまざまな種目で競い合います。もちろん、僕も参加してサッカーを頑張りますよ。僕たちの活躍する姿を皆さんぜひ見に来てくださいね。)

 

(市長)

 終わりか。ご苦労さんでした。グッドラックということでございまして、今言ってもらいましたけども、こないだちょっと聞きましたけど、将棋なんかはいよいよね、名人が負けましたね、また。えらいことですわ、これ、人工知能の力というのは。碁も負けたんでしょう、これで。このロボットとそちら側のやつとが、どの辺がどのぐらい違うかといったら、何か言っとったね、会長さんが。将棋だと指して次に指すまでちゃんと、順番がきちっとしとるけど、こちら側は連続していろんな反応もせないかんから大変なんだいって、演算能力というか、いう話が、こないだ会長さんはそういう話をしておりましたけど。一つ特色は、ここで操縦せずに、自走式で自分で人間みたいに考えて動くということだそうでございます。

 

◎名古屋の魅力向上・発信キャッチコピーの決定について 

次は、名古屋の魅力向上・発信キャッチコピーの決定について、ご報告いたします。

 

 名古屋の魅力・向上発信に係るキャッチコピーを平成29年1月から2月にかけて募集をいたしました結果、3,386作品ものご応募をいただきました。

 

 そして、3月に審査員による選考を経まして、このたび最優秀賞及び優秀賞を決定いたしました。

 

 最優秀賞に選ばれた作品は「名古屋なんて、だいすき」です。この作品の作者は、三重県在住の石田温香(いしだ はるか)さんです。石田さんには副賞として、名古屋城定期観覧券とレゴランドジャパンご招待年間パスポート、また、名古屋の伝統工芸品である有松絞りのオリジナル手ぬぐいを贈呈いたします。

 

 次に優秀賞ですが、2作品ありまして、1つ目の作品は「Good morning! NAGOYA」です。この作品の作者は、名古屋市守山区在住の渥美嘉月(あつみ かづき)さんでございます。

 

 2つ目の作品は「あるあるのある街」です。こちらの作品の作者は、名古屋市北区在住の柴山亮一(しばやま りょういち)さんです。渥美さん、柴山さんにも、副賞として有松絞りのオリジナル手ぬぐいを贈呈いたします。

 

 ここで、職員から説明いたします。

 

(当局:最優秀賞に選ばれた石田温香さんなんですけれども、名古屋市内の大学に通う21歳の大学生です。優秀賞の「Good morning! NAGOYA」の渥美さんは、応募時点は19歳のどちらとも大学生でした。もう一人の柴山さんは、この方は男性で、ちょっと年配の方ということで把握しております。

 

 あと、最優秀賞の石田さんには、先ほど市長から言いましたように、名古屋城の年間パス、そして、レゴランドの年間パス、それも家族分、最大5人分まで差し上げるということで、今回贈呈したいと考えております。すみません。以上です。)

 

(市長)

 私からは以上でございます。

 

質疑応答

◎名古屋の魅力向上・発信キャッチコピーの決定について

(記者)

今のキャッチコピーの件なんですが、まず「名古屋なんて、だいすき」ですね、これに決まったということで、市長の率直なご感想をお伺いできればと思います。

 

(市長)

 そういうちゃんと審査員の手続を経て選ばれたということでございます。そういうことです。

 

(記者)

 感想をぜひお願いしたい。

 

(市長)

 感想といいますか、その後に名古屋城が決まりましたのでね。まだ名古屋と言ったら何かというのは、ほぼ万人といってもいいぐらいですね、それも圧倒的に名古屋のお城のことになるわけですけど、それがタイミングがそのとき決まった後ですので、名古屋城の木造化が決定されたと。

 

(記者)

 このキャッチコピー自体についてはどうでしょう。名古屋市民の。

 

(市長)

 これは審査員の皆さんが選ばれたということでございます。それも名古屋城が決定する前ですから、コンクリートのままだったら、それはまた全然違います。審査員の皆さんが選ばれたということでございます。

 

◎平成28年度施策の総括について

(記者)

 新年度になってしまいましたが、平成28年度、昨年度の市の施策についての市長の総括をお聞かせいただきたいと思います。

 

(市長)

 かねがね言っとりますけど、税金を1円でも安くと、日本最高の福祉をお届けするということで、それができたというふうには思っております。

 

 特にと言えば、やっぱり子ども施策におきましては、日本で圧倒的じゃないですか、名古屋の子ども施策は。待機児童3年連続ゼロもありますけど、やっぱり子ども応援委員会とかワクチンなどですね、圧倒的な対応をしとると。でもまあええと思います。それをまたさらに広げていこうと。やっぱり成績のことで悩んでおらっせるご本人と家族ね。それから、発達障害か何かでそれもやっぱり悩んでおらっせれる本人と家族とそういう中にさらにこれは個別対応をやるわけですよ、要は問題は、これが。早くやらないと。待ちが2か月とかそれじゃいかんわけで、そういうのはまた今後、新年度の大きなテーマなんで、そういう取り組みを誰がやるかと、マンパワーがありますので、これは。ウーマンパワーですけど、どっちかというとですね、これ。それをやりながら進んでいくということだけど。名古屋に来たら、みんな子どもさんにやさしいなんてだいだいみんな言われますけど、私いろんなところで。ええよ言って名古屋は言って、子どもの施策は。僕にだけ言っとたのかもしれませんけど、ほとんど言われます。

 

 あとは、大きいことはやっぱりお城の木造化が決まって、名古屋がこれまで今のところ危機感があまりないですけど、リニア新幹線が大阪まで開通したときですね、問題は。その時に、その次の日に急にノンストップができるとは思いませんけども、やっぱり二眼レフ論というのは、日本は東京と大阪で引っ張ってくと、大阪ないしは京都という流れが歴史的にありまして、大阪は必死ですから、やっぱり都市の魅力づくりにですね。そういうこともあって、そうなったらいかんということですわ。

 

 それに向けてお城が筆頭でしょうけど、それから国際展示場のことやら、産業の力を落とさんように、都市の魅力としてやっぱり精神的な支えになる柱になるものね。みんなの自慢になるもの、要は。みんな大体ありますよ。パリだったら凱旋門。イギリスだったら何ですか、ビッグベンかね。ニューヨークだったらエンパイア・ステート・ビルディングなんかあるじゃないですか、やっぱり。だからそういう世界に自慢のできるようなのを持てるかどうかっちゅうのは都市の力においてきわめてでかい。都市が力を落としたときに、本当に福祉なんかもだめになっちゃうんでね、これ。ちゃんと稼げるまちでないと。世界の人がみんな来てくれるまちじゃないと。その一歩が何とか平成28年度において、一応踏み出せれたんではないかと。レゴランドやお城のことなんか見てみるとね。今年度の課題ですけど、そんな気はしますけど。

 

◎名古屋の魅力向上・発信キャッチコピーの決定について

(記者)

 すみません。先ほどのキャッチコピーの件なんですが、どうも今市長さんのお言葉からするとかなり不満そうな感じはするんですが、これはやはり城が入ってないとだめだったということですか。

 

(市長)

 だめかどうかというわけじゃないけど、それはちゃんと選ばれましたので、審査員がね。それはそれで発表させていただくというのも務めです。若干ルールによりますと、句読点だけなんかわかりませんけど、若干その修正と書いてありますかね、なんて文書にどう書いてあったか。

 

(当局:「応募作品は、市との協議により、補作(加筆・修正)を行ったうえで入賞作品とする場合があります。」と。)

 

(市長)

 それは例文で示されておりますので、加筆・修正とか。一定の意見を言うのは、それはええだろうし、しかし意見を言うのはいいだろう後でお城決まりましたので、あまり審査員の皆さんに迷惑かけることもいかんわね、これ。お城がコンクリートのままだったら、こんなもん何なのということですから。木造になったからやっぱり盛んにアピールしとるんでね。これは審査の後の時代ですから。審査もこうやってご苦労いただいた皆さんが選んでいただいたと。それはそれでそのように従って発表させていただくということになります。

 

(記者)

 改めてお伺いするんですけど、「名古屋なんて、だいすき」というのに対するご感想っていうのはどうなんでしょうか。これに対する評価というのは。

 

(市長)

 あまり私が言うのは適切でにゃあもんで、ちょっと、何となくためらわさせていただきます。

 

(記者)

 ためらう。

 

(市長)

 皆さん選んだやつを私がどうのこうの言ってもね、名古屋のお城が後で決まったやつですから。皆さんお世話になりましたと、審査員の皆さん。ということ以外は言いようがないな。

 

(記者)

 これに対して、うまく名古屋のことをうまくいい表せているとか、そういったご感想はないんですか。

 

(市長)

 この時の時点が違うんでね、審査の。名古屋のお城のもっと前にあればやっぱりそれは入れてほしかったけどなと。

 

(記者)

 少なくとも市長としては、これの中に城というのが入っていたほうがよかったんじゃないかという。

 

(市長)

 コンクリートなんかは入れんでもいいですよ。

 

(記者)

 木造化が決まって。

 

(市長)

 決まっておればね。

 

(記者)

 入ってたらよかったなと。

 

(市長)

 その前に決まっておればね。

 

(記者)

 今でも要するに、選ばれたときでも城というのが入っていればよかったなと。

 

(市長)

 別にコンクリートだったら入っとらんでもしょうがないですよ、ならそれで選ばれて。だけど見ましたらお城のことを入れとる人が何とか数はありましたけど、多分少ない。

 

(当局:補足説明させていただきますと、全体の3,386件の中でお城を直接テーマに扱っているのは、148件だったんです。それで全体を見渡しますと、1,949件がプラス思考の名古屋のまちを何とかしなくちゃいけないみたいなことがほとんどたったんですね。それは昨年からやっています、名古屋の魅力がない都市というそういう意思の部分に対して市民が何とか自分たちでしていかなくちゃいけないということで、そういうコピーが中心となったと考えてます。

 

 それでお城の件なんですけども、市長言われるように、確かにお城、木造再建の話が進む以前に決めたもので、市民の中にはそういう意識はあまりなかった。それで私どもナゴヤ魅力向上室としても、そのあたりどうしようかということに関しては、お城はお城で別途でキャンペーンを打ち出していくべきだと考えてますので、そもそも今回のキャッチコピーというのは、年度末に発表させていただきました名古屋魅力向上発信戦略の、戦略の推進キャッチコピーということですので、そのあたり区分けして考えていきたいなと思っています。)

 

(記者)

 そうすれば、城についてのキャッチコピーをもう一回別途。

 

(当局:それは時期によって、それはもう名古屋城の機運醸成としかるべきに、また考えていく必要があるんじゃないかなというふうに考えています。)

 

(記者)

 じゃあ、城とこの「名古屋なんて、だいすき」っていう、城キャッチコピーと名古屋キャッチコピーっていうのは、二つこう並行して。

 

(当局:それは今後検討する必要があるかもわからないという部分で、今は判断しています。)

 

(記者)

 その点については、市長はどのように考えてらっしゃるんですか。

 

(市長)

 ともかく決まってなかったもんでしょうがないんじゃないんですかね、お城も。

 

(記者)

 城のキャッチコピーというのは。

 

(当局:148です。)

 

(市長)

 3,300のうち148しかないですからね、これ、お城が。圧倒的に。だからしょうがないですよ。これはこれで皆さん、ご苦労様でしたということでね。選んだ人がそのときに全然意識なかったわけなものだから。

 

(記者)

 城のキャッチコピーも今後募集されたいと考えていらっしゃって。

 

(市長)

 わしはこれ大キャンペーンせないかんですから、これは。キャッチコピーに限らずいろんなもんがいります、キャッチコピーもいいじゃないですか。お城だけでいっぺんとっても。これは相談せないけませんけど。

 

(記者)

 わかりました。

 

(市長)

 お城だけでっていうのおかしいけど、歴史的なものってそう変わりませんから、名古屋は名古屋のシンボルが名古屋城であるということは、まあほぼ100%近いというか、これは歴史的事実ですよね、いろんなところでお話しても結局。本当は熱田神宮があるんですけど。それは古い本物ができますので。やっぱ名古屋はお城だということだから、これはこれでまた別途にやらないかんでしょうね。みんなで祝福せないかんわけですわ、木造なるという。そういうイメージでやってますね。

 

(記者)

担当の職員さんいらっしゃるので。一部報道で、今まさにおっしゃられたお城が後から決まったので、審査の後にお城を入れたほうがいいという声が室の中には出たんですか。ご自身(担当の職員)の中でもそういうお考えがあったんですか。

 

(当局:一番ポイントだと、今回の魅力向上発信戦略の推進キャンペーンとして決めたということはそこはぶれないんですけど、お城が決まった後、お城との関係性を当然皆さんからも言われるとは推定されたので、そのときにキャッチコピーを今後、お城のキャンペーン等々にそのまま使っていけるかどうかの、こちら事務局が考え方を整理していく必要はあるかと思いました。結果として、あくまでも戦略は戦略、お城はまた今の段階でどうするんじゃなくて、しかるべきそういうときが恐らく来るであろうから、そのときにまたそれは考えるべきことだということを整理をして、発表に関しては、当初から平成29年3月末ごろということをうたってありましたので、予定どおり3月31日に確定させていただきまして、それでカレンダーの都合で今日の公表となったということで、特段何か変更を加えたりということはありません。

 

(記者)

 今のお話、お城との関係性が聞かれることを推定されるとおっしゃったんですけど、それは誰が、どういうことなんですか。

 

(当局:関係性というか、市長からもお城が入ったほうがいいなみたいなことは意見としては言われました。そこに関して、じゃあそこの今回のキャッチフレーズの使い方ということをこちらのほうでちゃんと明確にしておく必要が、どういう形で今回のキャッチコピーをナゴヤ魅力向上室として使っていくかというのをはっきりしておく必要がある。ですから今回、これはあくまでも戦略の推進キャンペーンとして使う。お城はお城でまた時期を見て考えていきましょうということで。)

 

(記者)

 だからお城のキャッチコピーは、別に後から募集されるのか。

 

(当局:募集するかどうか、それはですね。今回のキャッチコピーの募集というのは、キャッチコピーの完成品を手に入れたいということももちろんあったんですけど、それ以上に名古屋の魅力向上発信ということに関する市民の関心を持ってもらうための、一種、そういう関心を醸成していくためのキャンペーンとして、キャッチコピーを集めること自体がキャンペーンとして位置づけています。そういった意味では、全く意味合いが違うというふうに考えています。)

 

(記者)

 だからね、その一部報道によると要するにね、名古屋城入れるべきかという声が内部であったと。市長のコメントも載ってらっしゃったので、市長おっしゃるのはそうだと思うんですが、ただ、その審査の後にそういう声が上がったというのは、普通に考えると審査結果を尊重、今回されてるので、特段結果的には問題ないと思いますが、中でそういう議論があるということが非常に、審査した後に変わるということは、我が社のね、弊社の募集の告知の記事書かせていただいていて、それはやっぱり応募された方や審査された方に対して、非常に失礼なことだと思うんだけど。なぜ審査結果が、この審査が出た後にそういう議論が起きるんですか。名古屋市ってそういう組織なんですか。

 

(当局:全くそういうことをしようとはしてません。だから、お城とお城のキャンペーンとの位置付けが…。)

 

(記者)

 いや、キャンペーンのことは私は聞いてないので、だから私が聞いているのは、キャッチコピーを募集して告知して決めた。審査結果、審査もやりますというような売り込みいただいたのでね、その時点では結果は発表できない。以後、何かいろんな登録等考えなきゃいけないというふうに聞いていたので、当然どこかで発表があるだろうと思っていましたが、今回一部報道を見ると、もしそういうことであれば、やっぱりちょっと違うんじゃないかなと思いますけど。

 

(当局:違うというのは、何が違うのですか。)

 

(記者)

 要するに、審査結果が誰かが言ってることへね、いろんな思いの中で、ひっくり返るとしたら再公募すべきじゃないのかと思いますが、そこはどうなんですか。

 

(当局:そんなことは全く検討していません。というか、キャッチコピーを、今回のキャッチコピーの位置づけということを再度、この…。)

 

(記者)

 だから位置づけは最初に募集するときに予算も使って募集してらっしゃるわけですよね。当然そこを後から変えるほうがおかしいと思いますが。

 

(当局:全く変えてませんし、変えるようなことも考えてません。ただ、そこでこうして聞かれるときが当然想定できるので、そのときの位置づけということを明確にしておく必要があるというふうに考えたということです。

 

(記者)

 私はね、別にキャッチコピーの中に名古屋城が入ってなくても何の違和感も感じませんし、今おっしゃられた5%弱しか名古屋城が入った応募がないというところが市民なり、募集された応募された方の中の関心度合いだろうなと。もちろん木造化が決まったことで関心度は上がるだろうことは想像しますけど、少なくともそこはやっぱり事実としてこういう形で選んでいるのであれば、そこで名古屋城がどうだという発想がなぜ出るんですか、決まった後に。少なくともこの順位づけは、審査の段階で出たんじゃないんですか。

 

(当局:名古屋城が起きたからそれで審査の中身を変えようとか、そういう文言を変えようといったことは一切考えてません。名古屋城も今後キャンペーンしていくときに、これの使い勝手について一度確認しておこうというそういう…。)

 

(記者)

 そもそもね、名古屋城の木造化が決まったことに、このキャッチコピーを使うかどうかということは別に関係ないじゃないですか。

 

(当局:関係ないですよね。だから今回も当然、それは関係ないということで発表させていただきます。)

 

(記者)

 関係ないですよね。関係ないなら、なぜその発表もここまでかかった。

 

(当局:でもそこで物理的に審査員が選考した後で、そういう一つ状況的には新しい要素が入ってきている。)

 

(記者)

 いや、だからそこが入ってきたということは、判断材料にしていることはおかしいんじゃないかと僕は聞いてるんです。

 

(当局:それに対する考え方を明確にしておこうと言っただけなので、それによって審査を変えようなんていうのは一切持ってませんし…。)

 

(記者)

 だから別に変わってないですよね…。

 

(当局:してないですよだから。なのでそういうふうに言われると自体が非常にある意味心外ですよね。)

 

(記者)

 しかしそういう記事が載ってますよ。

 

(当局:その記事はどういう形でそうなったかという、少なくともあの記事の考え方として一部そういう考えがあったという部分は認めますけれども、だからって何か手を加えたとか。ひとかけらもないですから…。)

 

(記者)

 だから結構ですよ、別に…。

 

(当局:なにかその、不都合なことをしたかのように言われること自体が非常に心外ですね。)

 

(記者)

 心外も何もだって、判断材料に一つ後から、後から決まったことで…。

 

(当局:判断の材料にはしていません。)

 

(記者)

 いや、だからそれは結構ですよ。

 

(当局:考え方を整理しただけなんですよ。)

 

(記者)

 だから、それは結構です。

 

(当局:そこのところは理解してほしいですね。)

 

(記者)

 だからこれで市長は名古屋城入れたかったとおっしゃるので、そこは納得されてるんですか。

 

(市長)

 入れたかったって、後で決まったもんで、後で。

 

(記者)

 だからそれは、そこはこらえられたということはわかりましたので、結構です。

 

(市長)

 意見と感想ぐらいを言うのは別に悪いことじゃないでしょう、そりゃ。なにしろこの木造化が決まったのでどえらいこと、それはもうとんでもない大きい話が、皆さん審査員が選んだ後に決まったってなもんで。それでいろいろ感想を言うのは。

 

(記者)

 感想をおっしゃるのはご自由じゃないですか。

 

(市長)

 それはいいんじゃないですか、それは。

 

(記者)

 だからナゴヤ魅力向上室なり、担当部の中で、そういうような思いを忖度(そんたく)というと最近はやりのことはいけませんけど、されたのかなと、あの記事を見る限り、私はそう思ったので。これは私の感想です。

 

(当局:あの記事が事実でなくて、事実は僕がしゃべったことですから。)

 

(記者)

 それで結構ですよ。

 

◎名古屋城木造化の建設費について

(記者)

 名古屋城なんですけども、木造化可決したあと、岩城さん(市長選立候補予定者)が引き続き、工期を見直して建設費を圧縮しようと訴えていますけどそれについて市長のお考えを。

 

(市長)

 これは各紙討論会が続いておりますので、ちょっと某新聞社で言いましたけど、要するに工期延ばしますと、要するに3月31日仮にこれ、今はできませんので、これは。チャラになりますから、契約が。優先交渉権者、権者設定が。そうしますと木造復元っちゅうのはできないですね、とりあえず。だけど耐震対策というのは、すぐやらないかんですよ、これは。となりますと、常識的にいきますと、まず文化庁の許可が要りますけど、入場禁止にして。入場禁止は文化庁の許可要らんわ。要らんけど、入場禁止にすると。入場料は一応、普通は減りますわね、天守閣だけじゃないですけど。そうすると名古屋市の財政がありますから、早く入場禁止を解かないかんということになると、コンクリートで耐震補強しようというふうになると思いますね、人命優先で考えると。そうなるとコンクリート補強の手順っていろいろありますけど、10億、20億、30億とかね、あるけど。多分普通はもう一回やったら数十年、50年か、100年か知りませんけど、一般的には50年、コンクリートの耐用と言われておりますけど、またさらにコンクリートを中心でいくということで。天守閣の木造の本物復元は頓挫するだろうと言う人もいますので。それは木造には私は賛成だけど、とりあえず延ばすということは、僕は非常に現実性がないと思ってます。

 

(記者)

 延ばすことができないというのはどういうことですか。

 

(市長)

 だからもうこれで、とにかく3月31日のときにはあれそのままいけば、越えましたけど、それはなぜかって可決されたからこうやってやっとるんだっていう。もしあの時継続、ないしそういう議論で3月31日廃案ですから、予算ですから。廃案の日を越えますと、契約監理監とも相談しましたけど、一応契約は終わりと、竹中さんとのね。ということになりますので、今でもそれはもしそういうことやるんだったら終わりになると思いますよ、これは。終わりになりますので、今言った理屈で。だからもうコンクリートで、人命のためにコンクリートで耐震補強しようという道に行かざるを得ないでしょう。

 

(記者)

 時間がかかる。

 

(市長)

 それと、契約がやっぱり無効になるんじゃないですか。契約監理監も3月31日が過ぎたらやり直しだ言ってましたから、これ。同じ論理で。そうすると、もうコンクリートで耐震補強するという道になって、木造復元はもう、まあなしでしょう、常識的には。

 

(記者)

 耐震補強後に木造復元ということがあるとしたら。

 

(市長)

 耐震補強後に木造復元っちゅうのはものすごい時間かかりますので。プロポーザルも全部やり直さなかんので、これ。ほんで竹中工務店さんもどういうふうに考えられるかわからんしね。僕に言っとったのは、ちょっと前ですけど、自分たちは全部ノウハウを提供して、ネット上でも見れるという状況までやったのがもう一回チャラになって、私らの責めに帰すべき事由は何もないのにね、チャラになってまたコンペやるというのはどうなんですかとは言ってましたね。やっぱこういう問題はあると思いますよ。だから実際は大混乱の中で耐震補強をコンクリートでして、初めのタウンミーティングでやってましたけど、29億ですか。29億の耐震補強で50年、平均、そういう道に行くと思いますね、行っちゃうと。で、名古屋は宝を失うということになる。空前のチャンスを失いますから、宝だけなら文化的な話ですけども、これも惜しいけど、商売をやっとる人たちに対して大きなダメージを与えることになりますよ。ラーメン屋のおやじやタクシーの運転手さんやらパートの母ちゃんでも、経済効果を失うどころか、マイナスになりますから。

 

(記者)

 早くつくった方が効果が大きいと。

 

(市長)

 そりゃ大きいですよ。決まっとるじゃないですか。だからオリンピックまでにつくろうと言っとったんだ、これ。テレビでオリンピックのことばっかやっとるじゃないですか、今皆さんが。オリンピックばっかり、東京のことばっかりじゃないですか。一方、名古屋はと、こうなるんですよ。もしオリンピックまでなれば。今でも2022年ということになっとりますけど、まあ、あの、文化庁のお話がありますけどね、つくっとるとこというのは、姫路城でそうでしたけど、大変に人気ありますから。僕もぜひ見に行きたいと。一生見れませんから。外観は見られますけど、中は見れませんので。そういうことで世界から来てもらうということは可能だわね。だからゆっくりやってていう話はもうないですよ。この契約っちゅうのは、ええかげんにこっちの都合でぼんすかぼんすか変えるいうことできませんから。

 

◎レゴランド・ジャパンのオープンについて

(記者)

 魅力向上の関連で、4月1日にレゴランドジャパンがオープンしましたけども、今後のまちづくりの計画とか展望を、オープンしたことを踏まえて。

 

(市長)

 早くもうちょっと広げられるようにね、ポートメッセの新館がね、早くつくらないかん。あそこの今あるところがちょうどレゴランドの拡張用地ですので。それ早くやって、CEOのトーベン・イェンセンさんが言っとったけど、名古屋は「One Nagoya」ということでやりましょうと。ばらばらではいかんもんで。割と鉄道博物館とのコラボをやっとったんだけど、それこそ名古屋城でもいいですよ。堀川がつながってますから。堀川って名古屋城つくるためにつくったんだから、レゴランドと。共通入場券みたいなのつくったり、いろいろですね。木造の場合は、本当にぎょうさんの人来ますから、皆さんが非常に。

 

(記者)

 名古屋城とレゴランドの…。

 

(市長)

 いいじゃないですか。一番新しいそういう人工的なものね。だけど子どもさんが大好きですわ、これみんなレゴブロックで遊ぶのは。

 

(記者)

 それは具体的に話が進んでるわけではなく。

 

(市長)

 まだありませんけど、トーベンさん、社長が「One Nagoya」というふうで打ち出していこうということは言われました。

 

(記者)

 よろしいですか、関連で。1日からレゴランド始まりましたけども、これまでレゴランド周辺が物流の拠点なので、車の流れが増えてもしかしたら混雑するかもしれないということで、色々取り組みをされたと思うんですけど。これまで、想定されていたよりも少ない車しか来てなくて、駐車場も結構そんなに混雑したということがなかったようですけど、そのことについて市長どのように。

 

(市長)

 今日もちょっと住宅都市局のみなさんとお話ししたんですけど、やっぱり事前に結構プレオープンみたいな格好でやったでしょう、レゴランドが。だから別に1日からということで急にどんと来るということはなかったんじゃないかなと。そう言ってましたけど、スタートは。そういう言い方しとって、まぁそうだろうねって。だいぶ、何人来られたかちょっと忘れましたけども、だいぶ事前に入っとるでしょ。かといって応援はしていかないかんで。流行ってまわないかんで。

 

(記者)

 それまでの想定だとどれぐらいの期間人気が続くか分かりませんけど、当初やっぱり相当混雑するっていう話で、プレオープンあったから1日はそうでもなかったというのは、一つの見方としてはあるかもしれませんけど。やっぱり人気の施設だったりすれば関係なく人が来ると思うんですね、休みの日であったし、プレでやったからということももしかしたらあるかもしれませんがこれはどう見たらいい。市長はどう見る。そのプレ以外でも意外とこのたびの対策を功を奏しているか、それとも意外と人が来なかったのか。

 

(市長)

 まあ、これからさらに応援を強めると。マスコミの皆さんの力ができやぁということだと思いますけどね。ディズニーまでに行かんにしろ、200万人ですからね。ディズニーが何千万人だった、USJが今1,300万人でね。200万人ですか、かといってやっぱり商売ですから応援せないかん。あそこも500億かかってるんでね名古屋城と同じなんだ、実は。4割が公共です、4割が。駐車場と、それからデッキみたいなんつくっとるでしょ。200億は公共、300億はUSJと。名古屋城を500億と、同じですから。名古屋城がいかに値打ちかいうのが分かるなこれ、本当に。1000年はもちますから。そのかわりメンテが要りますよ、両方メンテが要りますよ。レゴランドのメンテも大変ですよ、そりゃあ。人気を落とさないように。USJがそうでした。ハリーポッターで急にV字回復しましたけど。それはものすごい努力ですわ。投資がすごいです、投資が。ということであまりりあれしっとたらいかんけど、あまりこれからということでぜひ、マスコミにおかれましてもいろいろお願いしますわということでね。

 

(記者)

 もう一つ。今回は、初日はよく見れば大混雑をして混乱を招いたりしなかった。今後、土日とかですね、ゴールデンウイークあるわけですけど、そういうときにもしかしたら大混雑するかもしれませんので、プレオープンからみれば。今回の1日なりの成果というかデータだったりとか、そういったものがこういう風につなげて、混雑してしまうかもしれないので、こういうふうにしていきたいというのはどうですか。

 

(市長)

 ちょっとそこまでは今のとこ考えとらんけど、今日、朝ちょっと打ち合わせしたんですけど、住宅都市局の職員とね。今回はプレオープンがあるけども、とにかく応援して盛り上げないかんもんねという感じでしたけど、とりあえず。

 

(記者)

 応援というのは。

 

(市長)ようけの人が店舗へ来てもらえるようにね。応援していかなと思いますけど。

 

◎名古屋城の入場者数について

(記者)

 すみません。昨日名古屋城に行ったんですけど、ものすごい人で、天守閣入ろうと思ったら1時間待ちだって言われて諦めて帰ったんですけど。

 

(市長)

 スターウォーズかね。

 

(記者)

 スターウォーズも含めてで。天守閣に入るのも入れなくて、諦めて帰ったんですけども。実際年間400万人というのは、さばき切れないんじゃないんですか。天守閣で。

 

(市長)

 400万人ぐらいは東京江戸城がたしか、江戸城のグループは400万か500万かちょっと忘れちゃったけど、あれはなぜそうなっとるか言ったら、400万、500万がリミットだろうということで建ててますね。

 

(記者)

 天守に入って、5階まで上がって。

 

(市長)

 そういう意味らしいですよ。だけど熊本城それから姫路城の実績見とると、ピークは3倍以上ですね。ちょっと落ち着いて2倍ということですから、今名古屋城200万人ですので、初めは400万人よりももっと入るんですね。

 

(記者)

 みんな、入れない。

 

(市長)

 大混雑になると思います。そこがよく考えないといかんです、まだちょっと先のことですけど。2022年ですから先のことだけど、これは対応しないかんです。ものすごい皆さんが思っとるより、ようけお見えになりますよ、これ。姫路も熊本も努力してみえるけど、やっぱり新幹線の東京と大阪の真ん中にあるいう、この立地はすごいですよ、これ。立地は。両方からとれて、本物の材木のになったら。今お城ブームというのは根底的にものすごい強いものがあるもんで。だからいろんな飲んだり食ったりもようけつくって、いろいろやれば本当にすげえ人が来ますよ。熱田神宮とではない。

 

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