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平成28年12月19日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2017年1月5日

ページID:88337

報告事項

  • 名古屋城新春特別イベントの開催について

会見動画

報告内容

◎名古屋城新春特別イベント「新春 名古屋城勝ドキッ!2017」の実施について

 それでは、おはようございます。

 本日は、まず名古屋城新春特別イベント「新春 名古屋城勝ドキッ!2017」の実施について、ご報告をいたします。

 2017年の新春を迎えるにあたり、今年は、年越し・元旦にかけて、名古屋城を公開いたします。

 当日は、「チームしゃちほこ」、「名古屋おもてなし武将隊」など、豪華な出演者を迎えて、カウントダウンイベントや、夜の名古屋城ツアーなど、名古屋城における新たな年末年始の過ごし方をご提案いたします。

 カウントダウンイベントには、もちろん私も出席いたします。

 また、推定樹齢600年の市内唯一の天然記念物であります、名古屋城の「カヤの木」にちなんだイベントも予定しております。

 この「カヤの木」は、初代尾張藩主徳川義直が、父である家康とともに「大坂夏の陣」に出陣する際、ということでまあ、きのう、NHKがやっとりましたが、見損なったけど、今ネットですぐ見れるんだなあ、あれ。見損なった人に、いうやつで、夜見とりましたけど。

 武勲を祈念してその実を食べ、天下泰平の世を築いたと言われております。それにあやかり、毎年、尾張藩主は、正月にその実を食べて新年を祝ったとされる、大変縁起のよい木でございます。そのストーリーから、これを「必勝!カヤの木」として発信していきます。

 一年の始まりに、ぜひとも名古屋城にお越しいただき、特別な時間をお過ごしいただきたいと思います。

 まあ僕はまあ、これは熱田神宮が、何と言っても、名古屋で一番ようけ、まああそこは観光言うと、神宮に怒られますので。お参りに行くところでございますので。660万人だったかな。うち初もうでが200万だったと思いますけど。

 だからまあほんと皆さんが、まあ名古屋の両参りとか言ってですね。熱田神宮と名古屋城、両方行こうかと、いうふうに、なるようにできんかなあと。いうふうに、まあ思っとるとこでございます。

 ということで、以上でございます。

 

質疑応答

◎名古屋城新春特別イベント「新春 名古屋城勝ドキッ!2017」について

(記者)

 カウントダウンイベントで、市長はどんな格好で行かれるんですか。

 

(市長)

 まだ決まっとらんと思いますけどね。どんな。決まっとるか。

 

(当局:まだ検討中です。)

 

 検討中でございます。決まっておりません。まあ寒いのだけはやめさしてもらいたいけどね。

 

(記者)

 そうすると、何か、これまでものすごく危険だ危険だとおっしゃってたので、何かその防護服なり、何かヘルメットなりかぶって、出られるのかなって一瞬思ったんですけど、どうなんでしょう。

 

(市長)

 まあ、どうですかね。まあ何とも言えませんわね。そういうことになるで、早う議決をいただいて、早う危険性を除去できますようにですね、お願いしてゃあとこですわ。本当に。

 

(記者)

 あと、もう一点。今回何か初日の出を、見られるように、最上階で見られるようにされるということなんですけども、これは何か整理券だとか、何かどういう運営を今、考えてらっしゃるんですか。

 

(市長)

 どうなっとるんですか、これ。

 

(当局:今日の記者発表資料の、最後のほうにありますけれども。その他のところにございますけれども、まあ時間を区切りましてお登りいただける方が、入場整理券を、受け取っていただいて、そこから順番にお入りいただくということを考えております。)

 

(記者)

 なるほど、わかりました。じゃあそうすると、この各定員50人とあるので、それぞれ何かヘルメットなどは、お配りされたりはしないんですか。

 

(当局:特に予定はしておりません。)

 

(記者)

 特に予定はしてない。最上階が一番危ないとおっしゃってたんですけど、市長としては、どのように考えてらっしゃいます?

 

(市長)

 まあ今も、危ないということは、警告はさせていただいておりますけど、お知らせをさしていただいておりますが、ヘルメットを必ずつけてくれとは言っとらんわね、今も。だけど用意しとるの。

 

(当局:数的に、ないことはないです。)

 

 え、用意はしとかないかんで、少なくとも、そりゃ。そう言っとる以上は。まあそこであと、かぶってもらうかどうかについては、またちょっと検討しますけど、用意はしとかないかんと思いますね。

 

(記者)

 わかりました。

 

◎名古屋城天守閣の安全対策について

(記者)

 先週なんですが、天守閣の地震に対する安全対策についての判断で。先週の月曜日の定例会見の際にも、耐震性の問題が出てですね、入場制限、入場禁止をどうするのかという質問が出たと思うんですけど、ちょうど先週の月曜日の夕方に、安全対策の紙を出していただいてるんですが、これについてもう一度説明していただきたいんですが。

 

(市長)

 まあこれは、繰り返し言っとりますけど、当初の予定でございますと、天守閣の耐震対策、市で言えば木造復元に合わせて、入場制限を行うというのが、まあある意味、常識的な話で、してですね、だから当初の案でいきますと、この11月から入場禁止になったということでございます。それが可決されておれば。で、ほとんど同時に、いわゆる、今のコンクリートの建物の取り壊しに入るというふうになった、当初の案どおりに、早く、何ですか。次のあれで木造復元を決めていただいて、それに合わせて、何ですか。入場禁止を行っていくと、そういうことです。

 

(記者)

 いや、だから、当初案が通らないのに、同じ判断をしているのはなぜですか。

 

(市長)

 そら通らないって、考え方は同じです。延ばされとる。議決していただかないもんだで、そのままずれてっとるということですわ、これ。考え方は同じです。はい。

 

(記者)

 だから危ないまま営業を続けるのか、危なくないのか、どちらなんですか。

 

(市長)

 ああ、あのIS値0.14というのは、何ですか。震度6強の地震に対して、まあ倒壊の危険性があるというのは、国交省の正式な見解ですよね。

 

(記者)

 いやだから、危ないんですか。

 

(市長)

 だから、そういう正式な見解がそのとおりじゃないですか。ええ。

 

(記者)

 で、年末年始のイベントですが、通常時に比べて、はるかに深夜営業になる。深夜って言うか未明になりますよね。非常に危ないと思うんですが、それでも営業されるんですか。

 

(市長)

 ほんだで、早うとにかく、次の対策がとれるようにしてもらいたいと。当初でも、あれですからね。11月から入場禁止なんであって、提案したIs値0.14のときから、すぐ入場禁止にはしませんでしたね。国の案と合わせて、入場禁止をしていくと。これは何でかというと、もう一つの要請もあって、それは地方自治法2条、何項かちょっと忘れましたけど、自治体は、要するに最大の、最小、ちょっと言葉が違っとったら申しわけないけど、最小の税金で最大の効率を上げるようにせにゃいかんという規定がありますので。まあそういうふうにしとるわけですよね。

 

(記者)

 確認ですけれども、次の定例会まで専決処分は行われないという認識でよろしかったでしょうか。

 

(市長)

 それはわかりません。ええ。何とも言えませんです。わかりません。

 

(記者)

 だから、戻るんですけど、年末年始に、その50人までね、その定員を区切れば、ヘルメットをかぶらなくても、まあ危なくないっていうことなんですが、どうなんですかね。

 

(市長)

 今、それは現在も同じですんでね。現在も。とりあえずヘルメットを装着までは、要求しとりませんわな、今も。だから非常に苦慮しとるということですわ。大変に。大変に苦慮しとります。

 

(記者)

 なぜその営業を中止するという判断はないんですか。苦慮して、危ない思いまでさせて、入れるんですか。

 

(市長)

 それはまあ、今でもそうですよ。

 

(記者)

 いや、だから今でも入れてることについて、僕は疑問があるんですが、今はヘルメットをかぶらせてないのはなぜなんですか。

 

(市長)

 そういうご意見もあるでしょうね、そりゃ。ええ。そういうご意見もあると思いますよ。

 

(記者)

 そうすると、営業を優先しているのかというふうにとれますけれど。

 

(市長)

 いや、それは営業優先というか、やっぱり次の対策を前提として、入場禁止を行っていくというのが、これはごく常識的な判断だと思うんですけど。これは。

 

(記者)

 じゃあ次の対応を、じゃあ考えているんですか。専決処分すれば、直ちに進むんじゃないですか。

 

(市長)

 そこまでは、まあ。今まだわかりません。言っとるように、そりゃいろいろ考えとるということですけど。まあそういうことです。

 

(記者)

 じゃあ、いつまでに考えるんですか。ずるずるずるずるいってるようにしか、見えない。

 

(市長)

 早うやらないかんですよ、できる限り。これは、本当に。まあただ、Is値だけで言うんだったら、だけで言うんだったらね、市営住宅のほうも若干残ってますので、公設市場も。まあ一番低いのは0.10というのは、中区公設市場がそうですよね。そりゃあまあ、今年度中に、退去いただいて、まあなしになると。いうふうになってまして、まあちょっと状況は市営住宅とは違いますけど、そこにお住まいですので、すぐ出てってくれと、強制退去というふうにはならない、なってないですね。

 

(記者)

 だからその市営住宅は年度内っておっしゃるんであれば、お城の判断も、年度内でするんですか。

 

(市長)

 その辺はいろいろ悩みながら、何度もこれまあ、苦しみながら、考えとるということですけども、とにかく一刻も早くご議決をいただきたいということですわ。ええ。

 公設市場の一番低いのが、0.20だったかな。あんまり言っていかんかわからんけど、まあ公表しましたんで、まあええですけど。かな、あれと、20だったかな。こちらも相当低いですけど、早くするようにということは、言っとるんですけどね。ええ。

 

(記者)

 今のお話なんですけれども、先週出された紙の3行目のところにですね、「木造復元が実施されるまでの間、安全対策についてさらに検討する」とあるんですね。議会からは随分この話が出て、すぐに入場禁止するべきじゃないかという意見も結構あってですね。ということは、専門家の間にもすぐにしなくてもいいという意見もあったように聞いていますが、市としての判断としては、今お客さんを急に入れることをやめなくてもいい、という判断だということで、よろしいですか。

 

(市長)

 やめなくてもいい、と言やあ、まあ結果、結論はそういうことですから、ええ、あしたの朝から入場禁止するということはしてませんので。まあそういうことですけど。まあ、今の市営住宅のことやらいろいろありと。それから公設市場もいろいろありと。

 そんでまあ、とにかく今度はもう、目の前に、だから、次をどうするかっちゅうのも、条例案が提出されてますので、条例案じゃない、予算案が。これ、目の前に。いつどういう工事をして、どうするかっていうと、わけがわからんやつやないもんで。これを決めていただければ、すぐそのスケジュールでもう入れるわけですよ。

 まあ何べんも言いますけど、あの予算案10億の中に、天守閣の取り壊しの基本設計の予算が入っとるということです。まだそれに着手できいへんと、言うんですよね。状況だと、これ。

 

(記者)

 続けてよろしいですか。議会の判断は、今継続ということになってます。日々こう、日が過ぎていってるわけで、これはもう危険を考えた場合、やっぱり市として独自の判断っていうかですね、この安全対策について、検討するってあるんですけど、早く安全対策とらなきゃいけないと思うんですけど、今のところ、安全対策って、ほとんどとられてない気がするんですが。看板を置いただけで。

 

(市長)

 看板置いてね。

 

(記者)

 それについては、さっきもちょっと質問出ましたが、いつごろまでに、どういうことを検討なさるのか、教えていただきたい。

 

(市長)

 だで早よ議会で。で、こういうふうですから、これ。早う決めていただくと。いうことじゃにゃあですか、これ。ええ、ほんとに。まあ。

 

(記者)

 議会が決めてもらうまでは、市としては何も安全対策はされないっていうことなんですか。

 

(市長)

 まあそりゃ断言はできませんので、いろいろ考えられるというふうに書いておりましたけど、まあ当初のとおりですわ。何べんも言うように。

 当初は、優先交渉権者の方の11月、ああでも、Is値0.14はわかってましたんで、直ちにそのプロポーザルとは別に入場禁止にするいう道は、とってなかったんですよ、それは。それはとってないですから。うん、やっぱり次の方針を早く決めて、そのスケジュールに合わせて、入場禁止にすると。これは、あれに書いてありますよ。その優先交渉権者の人が、プロポーザルのあれで、ちゃんと。11月。確か11月の初めだったと思うけど。確かね。11月。見てくれりゃええですわ。あれ見れると思いますがね、あれは。

 そういうまあ、ことでやってましたので、まあそういうふうでやってくと。やっとるということですわ。まあ、これ。今言われるようなことだったら、優先交渉権者が5月でしたかね、あれ。5月。もっとへ理屈言うんだったら、10年前にIs値0.14っていうと、議会で問題になったときに、すぐ次の日から、それは役所側としての答弁は、優先的に対応するという言葉じゃなかったけど、「優先的にやります。」と名古屋市、答えてます、ちゃんと。市議会で10年前に。じゃあその次の日から入場禁止にするかっていうと、そりゃしてないですね、これは。

 

(記者)

 先週のその木造に関する方針についてですね、全庁的な会議で決められたことなんですけども、今後のこともありますので、最終的に、決断をされたのはどなたになるんですかということを教えてください。

 

(市長)

 何の決断。

 

(記者)

 まあ要するにその、現状維持っていうかまだ、入場制限を行わないっていう、当面は行わないっていうような全庁的なもので決めたということですけど、この前のその発表資料を最終的に決められた方は、どなたになるんでしょうか。

 

(市長)

 最終的に決められた方はいうと、それは名古屋市のことですから、河村さんってことになるでしょうけど、それは名古屋城と、それから防災の当局ですね。それと相談してそうなったと。

 

(記者)

 この前の発表の最終的な責任は、市長にあるという認識でよろしいですか。

 

(市長)

 まあ一応、そういう言い方されれば、一応そういうことになるでしょう。ええ。

 

(記者)

 ありがとうございます。

 

(記者)

 あと、安全対策について、さらに検討するという中身ですけれど、これは議会での答弁なんかが当局によると、エコスフレースでしたっけ、ブレースでしたっけ。っていう鉄骨をっていうような工法があるんですが、この点は市長、どう考えてますか。

 

(市長)

 それもまだほんとにこれからですけど、まあ簡単な中間的なとなると、なかなか難しいですよ。実際は。その辺はどういう程度になるかというの、いろいろあって。これは。だけど、それはどこまでいってもちゃんとした、きちっと工事を、やると。だから、そのために入場禁止は、まあ、その論理的結果ですか。として、入場を禁止しないと、取り壊しは、石垣の中見えませんので、これほんとに。まあそういうプロセスの中でやってくということ。

 

(記者)

 いや、だから、鉄骨はやるのかって聞いてるんですけど。

 

(市長)

 そこに書いてあるような話で、別にやるかやらないかで、私が、状況ってまだわからんわけじゃないですけど、そこに書いてあるとおりです。検討すると。

 

(記者)

 じゃあ鉄骨もやる可能性はあるってことなんですね。検討するっていうのは。

 

(市長)

 まあ、そう言うとそれ書かれますので、全体的に検討するということです。

 

(記者)

 だからね、そうすると、先送り先送りしてるようにしか見えないんだけど。

 

(市長)

 そんなことないですよ。

 

(記者)

 年内に判断するっていうのが、またさらに検討するだから、先送りしたっていうだけにしか見えないんですけど。

 

(市長)

 年内にはそういうことで。とりあえずは、まあ直ちにというか、木造、名古屋で言えば、木造復元の、きちっとした道筋、具体的にできるまでは、まあ入場制限しないと、いうことは前決めたじゃないですか。

 

(記者)

 いやだから、ただその3番目があるから、問題なんです。これ2個だけだったらいいですけど。3個目があるから、話がややこしくなってるんじゃないですか。入場制限しないと断言する意図があるんですか。

 

(市長)

 まあそれはそれで、いろんなことがあり得ますので、まあそんなこと別に言われんでも、いろんな状況においては、機敏には考えますよ、ということは、言ってかないかんでしょ、やっぱり。幾ら何でも。

 

(記者)

 それともう一点。先週の定例会見で、この安全対策の結論をおっしゃらなかったのはなぜですか。これはその幹部会の後の会合か何かで決まったと聞いたんですが。

 

(市長)

 いや別にあれは、そのように、ここでしゃべってええうちに入っとらなんだだけだと思いますけどね。

 

(記者)

 いや、それは市長の判断で、こんな重大なことをね、1週間遅れになって、ネットが回ってるところでね、今ようやくおっしゃるんですよね。先週の定例会見の時点で、なぜおっしゃらなかったんですか。

 

(市長)

 いや別に、そんな意図的ではないんですけど。あれ何時に聞いてた。入れたのか知らんけど。

 

(当局:夕方の4時。)

 

 夕方の4時だったっけ。

 

(当局:はい、4時です。)

 

 夕方の4時ですか。ほいじゃ言えんわけだ。

 

(記者)

 幹部会の後の会議だったら何時だったんですか。

 

(市長)

 幹部会の後、夕方の4時だったわね、あれ。

 

(当局:はい。4時、少し過ぎて4時15分だと思います。)

 

 ほうだね。

 

(記者)

 発表前に、いつ決めたのかって聞いてるんですよ。その幹部会の後にすぐ決めたっていうふうに聞いたんですけど、違うんですか。

 

(市長)

 ええと、4時は何だったな、会合が2つ3つあったでね、あのとき。まず名古屋城で話しして、それからそのあとの、何だったんですか。防災。

 

(当局:全庁の会議があって、その結果を踏まえて、名古屋市として判断したということなんですが、その日のうちに、速やかに発表させていただいたということです。)

 

 全庁会議が4時だったっけ。

 

(当局:全庁会議は、午前です。)

 

 午前だったかな。

 

(記者)

 いやだから、全庁会議のあと、なぜおっしゃれなかったんですかって聞いてるんですが。

 

(市長)

 全庁会議の終わった。

 

(記者)

 会議は、どういう会議だったんですか。

 

(市長)

 防災の会議かな。防災(危機管理局)局が入って、名古屋城だけじゃないけど、名古屋城、名古屋市内の全体の、耐震性能が低い建物について、どう対応するかという会議です。

 

(記者)

 会合の正式名称を教えてください。

 

(市長)

 会合、何だっけ。

 

(当局:特に会議の名前はありませんけども、全庁会議っていうふうに、我々言っております。)

 

 はい。

 

(記者)

 何時に開かれたんですか。

 

(当局:幹部会終了後。)

 

(記者)

 いや、だったらその時点で、なぜ発表できないんですか。だからそれを聞いてるんです。

 

(市長)

 まあそれは、普通記者会見やるときに指示受けますんで、私、だいたい。普通は。

 

(記者)

 え、指示を受けるって、あなたの会見ですから、あなたは最高責任者でしょ。あなたの判断で発表すればよかったんじゃないですか。

 

(市長)

 それもありますけど、普通は、指示を受けて、発表すると。そんなの普通です。で、そうなったというだけですわ。

 

(記者)

 じゃあなぜその、逆に言ったらね、なぜ後に回ったのかっていうことですね。

 

(市長)

 それはまあ、別に意味はありませんね。

 

(記者)

 いや、意味がありませんって、こんな重大なことを、後回し後回しですか。それは。発表したくないように見えるんですが。

 

(市長)

 いやあ、全然ありませんよ。全然言ってもよかったけど。ただ、その記者会見のときの、まあ普通こうやって、ペーパー、持ってきますんで、その中に入ってなかったもんで、あ、そうだなと。

 

(記者)

 いや、ペーパーに書いてないことも、ずっとおっしゃってるじゃないですか。いろんなことをおっしゃるじゃないですか。

 

(市長)

 それは個人の意見。

 

(記者)

 それだけ重大な話をね、1週間もたって、しかもこれ、きょうの正式事項に入ってなくってそれできょう、このイベントやりますって。

 

(市長)

 イベントやりますは、まあこれはだいぶ前から話がありましたね。

 

(当局:そうです。やるってことは、確かに。)

 

 だいぶ前からあったね。

 

(記者)

 これ、50人で仕切るっていう話は、いつ決まったんでしたっけ。

 

(市長)

 それは僕は、聞いたのは今日ですかね。うん。

 

(記者)

 これは何らかやっぱり、判断が入ったんですか。逆に言うと、50人ずつ区切るっていう話は、初耳なんですか。

 

(市長)

 まあ、わしも初耳です。それは、確か。

 

(当局:この人数っていうのは、一度にたくさんの方が入られるよりは、まあある程度、順番に入っていただいたほうがいいのではないかというふうに考えましたので、そういうことになっております。)

 

(記者)

 それは耐震性が問題だからなんでしょうか。

 

(市長)

 それはどういうふうですか。

 

(当局:耐震性ということよりも、例えば、太陽の日の出を見ようと思うと、一つの方向を見られるだろうっていうことで、一つの方向を見るにあたって、たくさんの人数が来られるとしたら、それはある程度、ご拝観に配慮をする必要があるんではないかっていう考えでございます。)

 

 東側ね、東側ね。窓が6つですかね。8つだったかな。6つか8つ。

 

(記者)

 集中すると困るという点もあるんでしょうけど、まあいずれにせよ、これはあれですね。もう今から、今の時点で、ここまでおっしゃってるから、これを中止されるお考えはないですよね。市長よろしいですか。

 

(市長)

 それはここで言っとるのに、中止したらめちゃくちゃになりますよ、そりゃ。ええ。それは。だけどもろもろそういう状況だということで、まあいろいろ苦しんどるということですわ。はい。

 

◎鳥インフルエンザについて

(記者)

 別の話題で、鳥インフルの件なんですけども、先週何か、間違って来ちゃった人たちに対して、何か補填できたらいいね、みたいなお話はされてたと思うんですけど、その何か具体策なんか、何かお決まりになられましたでしょうか。

 

(市長)

 ええ。まあその後、そういう話はしましたけど、中身についてはまだ、こうということは、決まっておりません。

 

(記者)

 今後その、要するにまあ、予約があって来てしまう。まあ要するに旅行の企画だとかですね、そういった中で、もう入ってしまってるところ、旅行会社さん、あったりすると思うんですけど、そういったところにはどうされるんでしょうか。

 

(市長)

 それも、ほんだで、そういう大きい予約については、まだちょっと聞いとらんけど、まあ何とか考えないかんですねえと。考えましょうかというとこで、止まっとると。

 

(記者)

 ああ。じゃあ、まだ具体策としてはまだ決めてない。

 

(市長)

 はあ。まだ決まっとらんです。ええ。

 

(記者)

 関連してですけども、今後の殺処分の方針、まだ確定検査出てないのはいくつかありますが、その方針と、土日の動きを踏まえて、環境省などが入りましたが、営業再開の目途についての、現時点のお考えを教えてください。

 

(市長)

 まあ私は、まあ殺処分は、もうほんとはだめということを言っております。いわゆる養鶏業者さんとあんまり、これ感じ悪いですけど、違いますので、動物園の場合は。殺処分はしちゃいかんと。ただ、絶対的な、それでも例外的なことがないかどうかちゅうのを、私も学者じゃねえもんでね、これ。これはちょっと、それが出たときはわからんから、それで違うじゃねえかと言われると困るということですけど。それは動物を大事にして、育ててくのが動物園の使命だで、殺処分はだめというのが、原則。原則というか、それだでって言って、いきんでますけど。

 だけどまあ、その後ほんで、あとはですか。今、環境省が一応、10キロ以内だったかな。その野鳥が、まあ大量に亡くなってるいうようなことはないという話があって、まあ今、農林省にも直接電話したりして、まあ相談しながら慎重に進めとるということですわ。

 だけどまあ、大変心配な「鳥から人」というのはありませんから、これ。ここは断言してもいいと言う人もいますけど、またこれが起こるといかんですけど、鳥から人というのはない、ということですから。

 まあ問題は、特に心配なのはやっぱ名古屋コーチンですね、やっぱり。名古屋コーチンの純種がありまして、これはほんとにここに感染しないように、これは全力を挙げてやらにゃいかんということです。はい。

 

(記者)

 東山の営業再開の目途について。

 

(市長)

 これも今のとこ、ちょっとわかりませんね、これ。

 

(記者)

 このまま終息していけば、予定どおりの1月上旬ぐらいからということで。

 

(市長)

 まあまあ、一刻も早くしたいことはしたいですよ、これは。まあ人にはうつりません。で、だけどまあ、いろんな感染経路を経まして、養鶏業者さんのとこへ打撃与えると大変だもんでねえ。そういうことですわ。

 

(記者)

 今のお話の中に、農水省と相談して慎重に。何を、具体的には何をされるんですか。

 

(市長)

 だから、僕は直接話ししましたけど、農水省に。とにかく、動物園だで、違うんで、簡単に殺処分はあかんぜ、言って。だけどまあそれは、農水省の担当ではないらしいんだけど、実はね。ええ。それは環境省のほうらしいけど。ほんで、まだ環境省と直接話しとらんでいかんけど、直接殺処分せよという権限は、ほんとはないんでしょ、あれ。うん。そういうふうに聞いておりまして、まあもう一回確認しますけどね。まあそれをとにかく、まず、それを強く言っとるということです。うん。

 まあほかの県で、かなり殺処分、それはあの、ニワトリちゃんやひよこがたくさん含まれてますけど、したことがありますので、東山はだめと。殺さないよ、ということはまあ、強く言ったということですけど。ええ。

 

(記者)

 まあ一方でこの前2羽、殺処分と言うのは、ちょっとあれでしたが、ええ。大量にとかそういうことではないのかもしれませんけど。

 

(市長)

 あれも反対しとったんだけど、まあ隔離できんと。どうしてもですね。そういう話もありまして、僕もほんと、そういうもののプロではないですけど、まあどうしてもと。危険性が除去できんちゅうもんだで、まあ残念だったけど。そうなったということですけどね。

 

(記者)

 こういう同じような状況になれば、今後もあり得るということですか。

 

(市長)

 まあ、しかし、僕はまあ、何べんも繰り返すけど、学者じゃないですけど、どういう感染の可能性を言われた場合に、反論できんかもわからんですけど、僕自身としては。まあ僕の考え方としては、もうないと。動物園内では。したいと思いますけど。

 

(記者)

 確か市長は、当選したばっかりのときに、東山の再生プロジェクトに関して、まあいったんひっくり返して、80周年までというような、ひっくり返して100周年までに整備するというふうにしたと思うんですが、今回は、この鳥インフルに関して、次の定例会までに、何かその補正予算なりですね、そういったものっていうのは、考えてらっしゃるんでしょうか。またその何か、整備事業に関して、またちょっと改変を加えたりしないといけない部分というのが出てくるんでしょうか。

 

(市長)

 まあちょっと、今んとこそこまではちょっと考えとらんですね。まあどうするかちゅうのは。まだ日々の対応に追われとる段階ということですけど。まあそれも大事かもわからんね、これ。野鳥ですから。飛来してくるわけでしょ、これ。でそれが感染しとるケースに、どうやって守るかちゅうことになりますとですね、まあ何か方法はあるか。単純にはネット張るいうことですけど、動物園中ネット張るのかというような話になるわけですけどね。ええ。それは考えにゃいかんですけどね。

 

(記者)

 まあ一方で、東山の動植物園側の、いわゆる動物病院内での感染も、今一応疑われています。で、そちらに取材を進めていくと、要するに隔離施設っていうのが、結構限られてしまって、なかなか隔離できる場所が少ないということもおっしゃっています。で、また東山動植物園のその隔離した場所も、空調がつながってしまっていたりとかですね、そういう構造的な問題もあるようなんですが、それについての予算組みであったりとか、改変の、改修の考え方っていうのは、どうなんでしょうか。

 

(市長)

 その辺もいっぺん、考えてみないかんわね。まあ特にうんちが絶対混ざらんようにせにゃいかんいうて、専門家が言ってますけど。ええ。うんちが混ざらんように。そこからみんな感染してくんだと言ってますからね。ウズラだけは空気感染するということらしいんですけど。

 

(記者)

 まあ今後、考えて。

 

(市長)

 はい、まあ。一つの大きなテーマだと思いますね、これ。ええ。

 

(記者)

 わかりました。

 

(記者)

 関連で聞きたいんですけど、当初、一番最初胡蝶池であったのが、今どんどんばんばん、もちろんその、動物園で隔離したあとに、動物病院に隔離したあとに、もうちょっと広がっていった可能性は、まあなきにしもあらずにしても、古代池で、確定検査で陽性が出ている鳥の方が今多いような状況になってると思うんですけど。確定だけじゃなくて、死んでる鳥も。なので、まあ当初、恐らく胡蝶池だけを見てらっしゃったのを、実はまあ古代池のほうが実はまあ、何て言うか、出所というか中心だったかもしれないような、そういう推測もできるような状況なんですけど、だけど対応、まあ今のお話と関連してると思うんですけど、対応を変えていくというか、まあマニュアルをこう何か変えようかとか、わかりませんけど、やっぱり今後見直していくことが必要だというふうには思うんですが。

 

(市長)

 まあ初めてだもんで、まあこれを機会にして、今いったん予算も含めて、何かこう、鳥インフルエンザが、こういう格好で見つかったときにどうするかっちゅうのは、やっぱりマニュアルなんかもちゃんとつくらなあかんでしょ、これ。ええ。と思いますけど。

 まあ今までは、だいたい養鶏業者さんの話だったからね、普通は。これ。だからこういう動物園のようなパターンのときにどうするかっちゅうのは、やっぱりマニュアルつくることになると思いますけど、それは。ええ。

 

(記者)

 今はないんですか。

 

(市長)

 ないと思うけどね、これ、こんなこと。ある、あるのかな。まあいい。ここ、出てくりゃあ、まあ。園長は獣医さんらしいので、やっぱり。

 

(当局:マニュアルにつきましては、ありますけれども。)

 

 あるのかね。ああ、あるのか。

 

(当局:ありますけど、まあ園内にも一応、家きんに相当するものがいるんですね。ですからその家きんに相当するものを、まあ。)

 

 家きんについてね。園内家きん。

 

(当局:そうですね。はい。その他の鳥については、あんまり明確にはマニュアルございませんので、今回、家きん以外のもので、発生したということで、まあその辺はこれからの課題かなというふうには思っております。)

 

 フラミンゴなんかどうするかとか、そういうのはないわけね、今のところ。

 

(当局:そうですね、具体的にはないです、はい。)

 

(記者)

 最後に一つだけ、市長。そのマニュアルっていうのは、何なんですか。具体的に言うと、何のマニュアルを。

 

(当局:鳥インフルエンザが、園内でまあ発生を、とかですね。特に今の話、家きんなんですけれども。)

 

(市長)

 ニワトリだわな。

 

(当局:ニワトリの仲間ですね、はい。をまあ、ニワトリは今、東山いませんけれども、ニワトリに近い仲間の発生を想定したものですね。)

 

 ウズラなんかどうなっとる。

 

(当局:ウズラはいないです。)

 

 ウズラはいない。東山。

 

(当局:はい。)

 

 ふうん。

 

(記者)

 今園内の、そのあれですか。そういう家きん類に当たるものの、マニュアルというのを、今後検討していかないと、ということですか。

 

(当局:以外のものも含めてです。)

 

(記者)

 それがあるので、以外のものもですね。

 

(当局:はい。)

 

(市長)

 やれ、フラミンゴとか、ワシとか。

 

(当局:そうですね、まああと、今回あったコクチョウですけども。)

 

 ほなまあ、一般的に言うと何があるの。ちょっとようけおるやつだと。

 

(当局:あと、オウム、インコ。)

 

 あ、オウムとかインコとか。ああ、なるほど。

 

(記者)

 今の関連で、今は環境省の指針でやってるってこと。

 

(当局:そうですね。家きん以外っていうこともありまして、環境省の対応指針というのがございまして、それに沿った形で対応しております。)

 

(記者)

 その家きん類の想定してるマニュアルっていうのは、家畜伝染病予防法に基づいたマニュアルを。

 

(当局:そうですね。)

 

(記者)

 自分たちでつくって。

 

(当局:それを、はい。まあ動物園の中での対応に、こう合わせてやってます。)

 

(市長)

 全部で200…

 

(当局:40ですね。60種、今240羽。)

 

 60種240羽で。

 

(当局:はい、展示しております。)

 

 その家きんのほうは何匹おる。

 

(当局:家きんのほうはですね、10羽ほどですかね。ダチョウですとか、あとアヒルですね。それからニホンキジですとか。はい。10羽未満ですね。数は少ないです。)

 

 家きん、家きんっていうのは、何だった。ほんだら。ニワトリでにゃあやつ。ニワトリ類でしょ。

 

(当局:そうですね。家畜伝染病予防法っていうのがございまして、まあいわゆるその家きん類っていう定義があって、その中に、ニワトリ、ウズラってのがメインなんですけども、まあ動物園でも、その。)

 

 ダチョウとか。ダチョウはそっち入るの。

 

(当局:入ります。)

 

(記者)

 その、マニュアルがないことによって、今回やっぱりその対応に、難しさというか、苦慮した部分っていうのが、大きかったというようなことで、やっぱマニュアル、市長のご意見は、つくらないといけないっていうようなことなんでしょうか。

 

(当局:そうですね。我々もちょっと、想定してなければいけなかったんでしょうけれども、やはり重大さというと、家きん類のほうが、やっぱり近隣への影響とか、そういったもので、大きいものですから、そちらをメインにしたもので、準備していたという状況はあります。

 まあ今回は、家きん以外なもんですから、もちろん影響ないわけではないですけど、まあその部分については、ちょっと足りない部分もあったかなと。体制的なことは、ちょっと思う部分でもあります。まあ、十分でなかったかなと。)

 

(記者)

 足りない部分っていうのは、具体的には、閉園するかしないかの判断とか、殺処分するかどうかっていう判断。

 

(当局:まあその都度、やっていかなきゃいけないっていうのもありますね。その法律的に、もう、すぐ処分というふうにはなってないですから、その都度、まあ先ほど市長さん言われたように、動物園は、原則やはり、殺処分を避けたい部分もありますので。

 ただ環境省の指針の中にも、高原病性インフルエンザにかかった鳥については、原則やはり処分で考えなさいというふうになってますので、そこの部分は、大きくはぶれないんですけれども、まあただ法律的に、必ずという書き方ではありませんので、判断は最終的には、動物園のほうでしなくてはいけない状況でした。そういった部分で、やはり判断にちょっとこう、悩む部分はございましたですね。)

 

(記者)

 一番悩んだ部分っていうのは、どちらの。殺処分なのか、閉園なのか、いろいろあると思うんですけど。

 

(当局:そうですね。どちらも辛い判断でした。はい。)

 

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