ページの先頭です

ここから本文です

平成28年10月17日 市長定例記者会見

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2018年2月5日

ページID:87344

報告事項

  • オレンジリボンキャンペーン2016(児童虐待防止推進月間)の取り組みについて

会見動画

報告内容

◎オレンジリボンキャンペーン2016(児童虐待防止推進月間)の取り組みについて

それでは、10月17日(月曜日)でございます、おはようございます。

まず、オレンジリボンキャンペーン2016(児童虐待防止推進月間)ということでございますので、取り組みについてご報告しますということで、後ろのバックボードのほうも、そうなっております。オレンジリボンのデザインに変わっております。

名古屋市では、平成25年4月に施行した、「名古屋市児童を虐待から守る条例」において、毎年5月と11月を「児童虐待防止推進月間」と定めております。毎年11月は、厚生労働省・内閣府の主唱による、「オレンジリボンキャンペーン」が全国的に実施されており、本市でも、毎年、児童虐待防止のPR活動を実施してまいりました。

今年度の、主な取り組みの内容でございますが、来たる10月23日(日曜日)に「第3回オレンジリボンたすきリレーNAGOYA2016」を開催いたします。児童養護施設や児童相談所の職員など、日ごろ児童福祉の最前線で子どもたちのために日夜働いている職員たち約100名が走者となりまして、市内2コース、全14区間、全長約48キロメートルにわたって、「たすき」をつないでリレーを行います。

また、当日は午後1時からナディアパーク2階アトリウムにおいて、「オレンジリボンキャンペーン2016 inナディアパーク」を開催します。「オレンジリボンたすきリレー」のゴールセレモニーや、子育て中の親子が楽しめるステージイベントなどを行います。

児童虐待に対する市民の皆様の関心と理解が深まり、困っているお子さんや保護者を見かけたときに、声掛けをして相談機関へと繋げていただくなど、地域における見守りが広まりますよう、積極的なPRを進めてまいります。是非、取材していただきますよう、よろしくお願いいたしますということで。

来月号の広報なごやの1ページ目は、この児童虐待防止の話になります。私も、また初めての方(記者)はあまりおらんですけど、あれだけはちゃんと自分で書いておりまして、ちゃんとインタビューしてですね。あとの分はみんな人が書いたりですけど、これだけは自分でやっておりまして、ちょこっとでも名古屋のええとこを知ってもらおうという趣旨でございます。そんなことでございますので、よろしくお願いいたします。

 

質疑応答

◎名古屋城天守閣の木造復元について

(記者)
議会のほうで、名古屋城の天守閣の木造復元案が継続審議になっていること、それについて、また市長のほうから、この先の対応、専決処分という件も含めて、お教えください。

 

(市長)
これは本当に、名古屋の宝、日本の宝、世界の宝でしてね、木造天守は、これ。夢物語って、2020年は夢物語じゃないんですよ。こういう、コンクリートでできた、あんだけの巨大建造物を、木造の本物に変えると。ただそれ、本当に、こんなありがたいことに、図面を残しとってくれたということで、ぜひこれは可決してほしいということですね。

日本で一番行きたくないまちナンバー1といってですね、自虐ネタをやっておりますけど、これ、ほとんど今、マスコミの取材があると、そればっかりでして、実際そうだわ本当に。行きたにゃあとかって言われても、反論できせんがねこれ。ということでございまして、その中では、本当にこの名古屋城の木造天守いうのは、世界の人がものすごい来ますよ、びっくりしますよこれ。だで、ぜひ可決していただきたいと、議会で、予算をですね。初めの基本設計の予算ですけど、大体10億でしたかね、これ。何べんも何べんもお願いを続けておったんですが、ご議決いただけておらんという状況でございます。

あれからまあ、皆さん知っておる方はおみえになるかもしれませんけど、初めはリニアの話があってと。それから、今度は2022年になってとか、河村さんがいろいろ言うことが変わるって、僕が自発的にころころ変えとるわけじゃありませんからね、言っときますけど。残念ながら、議会で過半数がないので、私もいろいろ考えられますけど、しかし、できたらやっぱり可決していただくように、議会とも妥協するところはしていかないかんじゃないですか、譲るべきところは譲らせていただかにゃいかん。そういうことで、必死に粘り強く話をしてきた結果、こういろいろ、あったんであって。

リニアの話については、私は断言したことありませんからね。ちゃんと初めのときに、何人かで話し合ったんですけど、これは。ちゃんとそれは、そんな7年も延ばす言うと、竹中工務店と優先交渉権の設定というのはいいのかとこれ、一体と。違う契約になるんじゃないかとかということだから、法律的に、ちゃんと評価を確認してからということで、明確に私は議会でも、そのとおりだわなということで、それは。関係者の方が。ほんで、明確に委員会でもそう言っておりますので、それは。そんなところはやっぱり、それは、別個の契約になりますわね、もしやると。

だけど、そんなもん、優先交渉権者になったその、こっちが勝手にやるいうことはできませんよ、言っときますけど、そんなのは。竹中工務店に落ち度があればいいですけど。それは、今日も改めて竹中の提案書見てきましたけど、それは、ものすごい情熱とエネルギーがかかってますよ、実際これ。じゃあ、ところでさよならは、それは言えません、これは。いうことでございまして、そうなったと。22年についても、その後、熊本地震が起きまして、これですね。優先交渉権の設定以降ですよ、これ。熊本地震が起きまして、石垣がああいう状況になって、テレビでまざまざと日本中が見たと、熊本の苦労をですね。

だから、こちら側は石垣については、熊本の石垣と、名古屋城の天守の石垣は全然違っとったですね、性格は、これは。名古屋城の天守、石垣は、熊本地震より大分大きいと言われておりますが、濃尾震災のときに、無傷なんですよ、あれ。加藤清正がつくったやつで、加藤清正の家来の名前が、加藤肥前守、清正と書いてない、家来の名前が入っとるで、また清正は、それだけ家来思いだったということで、美談になってますけど。つくったやつで、だから違うんですけど、これ。熊本は、ほとんど明治維新の。清正がつくったのは、北東十八間櫓というのが2か所崩れとる。だけどこれ、ほぼ垂直で20メートルありまして、そもそも無理じゃにゃあか言われとったとこなんで、これちょっと違うんですけど、竹中案でも石垣をやらんわけですよ、同時にやってきますけど。と、まあその後起きた事由ですから、これ。だからその、延ばすといいますかですね。これは、法律的には何の問題もありませんよ、これ。言っときますけど、これ。

じゃあ、皆さん、冷静に考えるんだったら、これ、ほぼ1年延びてるじゃないですか、今これ。議会やなんで。1年弱ですけど、大体、議会で延びたのは4か月ぐらいですけど、ただ、文化庁の許可の審議会が関係がありますんで、1年まではいきませんけど、延びたやつ。その分、完成期限を延ばしていかんのですか、これ。じゃあ、今の時点で、これ。それはあり得んでしょう、怒っちゃいますよ、そんなことだったら、そんなもん、受注者が。ということでしょう。

そういうこともありまして、とにかく法律上、何の問題もありません。だけど、議会からの指摘をいろいろ受けてですね、これを受けさせていただいて、ほぼ2年ぐらいを目途にお願いしたいかということで、こんこんとお願いしてまいりましたけど、議決がいただけん状況でございますので。これ、行政の停滞は招いてますわね、これ。

まあ、耐震の問題についてもね、これ。大変に悪い状況ということは皆さん、IS値の0.14いうの書かないかんよ、みんなわかりゃせんで。本当にひでえなってわかりますから、これは。前もちょっと言いましたけど、当局、国のほうですけど、言ったったら、間違っとりゃせんですかって言ったぐらいですから、0.14っちゅうのは。今から20年前にももう1回調査しておりまして、これは0.13ですから。議会とも問題になっとるんですよ。こんな、当時か、ちょっとその議事録見てないかんけど。こんな低い耐震の値でそのままにしといて大丈夫かって、かなり前に議論になっとるぐらいですよ。そういうことになりますと、それこそどうするかっちゅうことになってですね、入場禁止なんかも含めて考えないかんけど、これは予約があるもんで、ちょっと問題がですね。その辺のとこも、きちっと丁寧にやらないかんでね。

だけど、早ようやらないかんし、ずるずるずるずる延ばすいうのは、業者さんにとっては、当然費用が余分にかかることになります、常識で。それをやっぱり避けないかんでしょう、こちらも。市民の負担になってっちゃうもん、これ。ということだで、行政の停滞を招いておりますので、どうしたらええかということでございます。

それからちょっとお話が、某お話がありまして、愛知県の材木も使ってちょうよいう話がありまして、これは私が決めることじゃありませんけど、いろんなご提案があれば、それはそれでつないでいってくるので、せっかくでございますので、愛知県の木もですね。何となく、木曽の檜ばっかり言いますけど、使いながら、ぜひここはこの尾張、たまたま名古屋で議決してるんだけど、これは名古屋市の公園だから、本来は尾張名古屋の城ですから、これ、尾張名古屋のお城ですので、今、尾張県とか、尾張国っていうのはありませんので、愛知県全体で、皆さんでこれ、名古屋城をつくっていくと。愛知県の木も使っていくというような方向で、雰囲気を出していきたいと思っております。

 

(記者)
専決は。

 

(市長)
専決は、今本当に、慎重に丁寧に検討しておるところです。

 

(記者)
手続には入っていない。今は調べている。

 

(市長)
まあ、いろいろ、どうするかということでね。ただ、条文上はっきり書いてありますので。議決すべき事項を議会が議決しなかったときは、市長が専決できる。それは、どういうことかといったら、行政の、東京高裁の判決の中に出ておりますけど、行政の、渋滞と書いてありますけど、渋滞を防ぐために、議会がどうしても議決できないような場合は、市長がその分代わりに、渋滞を防ぐためにやって、次の議会に、同意をお願いすると。そういうのが、法律にはきちっと明記されてますのでね、これは。そこらで、ちゃんと検討しております。

 

(記者)
入場制限の件なんですけども、いろいろ取材を進めていきますと、旅行会社などの周知期間が3か月以上必要だというのを考えていきますと、1月の年末年始のかき入れ時を外したというのを考えれば、1月の中旬、もしくは2月ぐらいからが現実的なのかなと思うんですけど、そこら辺の件はどのように考えていらっしゃいますか。

 

(市長)
それと、そうですね。もうちょっと後の予約もあったりしてですね、これ。実際、予約入っとるのあるんですわ。だから、それはやっぱり、どうなのかということだけど、人命もありますでね、これ。難しいとこですね、これ。地震だからね。

何や、起きるもんかって思うとる人がほとんどですよ、これ。だって、熊本地震だって、誰でも起きるもんかだったですよ、これは。東北の震災は、1000年前には実際起きとったんですけど、そういうことでしょう。濃尾震災なんか、誰が予測したんですか、明治24年の超巨大地震でしたけど。あのときに天守は、壁がちょっと落ちましたけど、石垣はそのままだったんです。多聞櫓なんか壊れましたけどね。

だから、熊本でも今言われてるじゃないですか、あれ、夜だったでよかったけど、昼間子どもさんなんかようけ入場しとって、石垣の下歩いとったら、みんな亡くなっただろうということも書かれてますかね、今。だで、深刻ですね、これは。深刻に今考えてますわ、これ。いう状況ですわ。だけど、考えとるいったって、考えとるうちに、今から起きたら何ともなれへんですけどね。

だけど、これで名古屋もあれでしょう、濃尾地震が明治24年、次に大きかったのが、三河の大地震ってね、昭和20年ですわ。その間、何年ですかね、この間計算したんだけど。100年越すやつじゃないですよ。明治24年から昭和20年。昭和20年以降はないですよ、70年間。だから、本当に危にゃあ。皆さんもテレビや新聞で、わーわーわーわーといっちゃおかしいけど、やってるじゃないですか、これ。南海トラフ。でも危ないし、直下型でも、両方直下型ですよ、名古屋のやつは。濃尾震災も三河の大地震も、直下型で、起きてるんだもん、つい70年前。それから、明治何年だったかな、元号と西暦と二つあるもんだで、両方覚えるのは大変ですけど、そういうことですわ。

 

(記者)
じゃあ、時期はまだ決めていないと。

 

(市長)
まあ、これは早よやらないかんでないかと思いますけどね。ちなみにこれ、市民の皆さん聞いてもらわなあかんのは、本当に事故が起こると、国家賠償法2条で、これは無過失責任ですから、名古屋市の税金で払わないかんですよ、これは、無過失責任ですから。特に、求償規定を持ってて、そのことに責めに帰すべき人には求償できると書いてある、これ。だから、この間ちょっと、某プロに聞きましたら、いや、河村さん、0.14って知っとるから問題だわなってこれ、本当に。わーわーわーわー言って、何もせずに終わっててまったと。その間に事故が起こったいうことになると、悩ましい問題になりますよって言ってました。

それと、外国人が今2割来とると言われてますんで。大体、今200万人入場者があるようです、大体。すると、40万人外国の方で、日本人を守るのはこれ、一番大事ですけど、やっぱり外国人の人には、これは心を尽くさないかんじゃないですか、来ていただくんだもんだで。それで、名古屋城の天守閣の写真をパンフレットに、みんな第1面はたいてい名古屋城の天守の写真ですわ。それが地震で実はとんでもにゃあ危なかったと。なぜあなたは言わなかったんだと言われますよ、これ。そんな危にゃあとこへ、何にも言わずに、どうぞ観光に来てください言っとったんですかって。そうですよね、これ。

日本の場合はまだ皆さんの、マスコミの力があるから若干伝わりますけど、外国の方の場合、伝わらんケースが多いから、そういう問題もあるということで、本当に。とにかく早くご議決をいただきたいということですよね、これ。3か月、4か月弱過ぎてしまったということで。私が勝手に2年下げたわけではありません、2022年に、これは当然のことながら、議会を過半数持ってないから、これ、どうしようもならんですよ、やっぱり。否決させないほうがいいでしょう、否決にならんほうが。うん、否決にならんほうが。だから、そこの道で、苦難の道を歩んどるわけです、これ。譲りながら、譲りに譲りながら可決をいただけるようにやっとるわけですよ、これ。この結果だでね、これ、今のところ。

本当は2022年でええと思いましたけど、何か法律上問題点が、ありませんよ。それじゃあ、1年だったらどうなるんですか、2021年だったら。もう現実に1年近く延びてますよ、これ。近くですけど。これ、1年延びたからいったら、契約期間を1年延ばすと違法になるんですか、これ。解約されちゃうの。ものすごい怒りますよ、そりゃあ、業者さん。どういうことだって、あなたの都合で延びたんじゃないのかと、これ。誰もが、今の優先交渉権者には、何の責めに帰すべき事由もないって、みんな認めてるわな、議会でもこれは。何もありませんわ、これ。

それと契約やり直しを簡単に言われますけど、もうちょっと聞きましたけど、図面見られるといいですけど、オープンになってますから、この竹中工務店案は、これ。オープンになってますので、全部手の内をさらすことになりますね、これ。ああ、なるほどな。やっぱりこれ、考えとるわって、今日もちょっと見てきたんですけど。こんなことええんですかって言われてますわね、これ。 ということで、ここであまり力んどってもしゃあないですけど。

 

(記者)
入場制限については、本来竹中さんの案でしたら、もう来月から入れなくなるわけなので、それを考えると、入場制限を来月から、安全を守るためにするっていう考えは、論理的には理解してもらえるんじゃないかなと思うんですが、どうしてそこまで判断が遅れてしまうんでしょう。

 

(市長)
まあ、役所も結局ね。何なのか何か訳わからんけど、役所はこういうことをやるのはみんなちびるんですわ、結局。いうことで、まだ慎重にいろいろ検討して、何を検討するんだいって、はっきり言いまして、これ。こんな、0.14でほかってるのなんかないじゃないかとこれ言って。そうでしょう。

 

(記者)
市長のお考えとしては。

 

(市長)
いや、もっと早よやりたかったんだけど、11月でもええけど、予約入っとるとこがあることは事実です、これ。だもんで、これ、どうするんだと。予約が入っとるって言っても、一筆書いてもらわないかんですわね、この場合はこれ。万が一のことが起こったときにはという話を。それを書いてもらったっても、無過失責任ですから、市民の税金で補償せなあかんことは事実ですよ、これは。普通のあれじゃない。

どう崩れてくるかわかりませんけど、7階部分が一番危ないですね。その6階も危ないですけど。上は大変重いもんで、あれコンクリートの。ほんで、外を見る窓があって、壁がないんですよ。あそこがだから、横をどーんと開くんだろ言われてますけど、崩れるのは、ぐしゃっとこう、なりますけどね。それは重たいですから、そんなの、そのときに、逃げるようにするって言ったって、逃げるって、津波じゃねえんだから、津波は30分だか1時間ありますけどね。地震ですから、逃げようがないわね、これ、本当に。ということで、まあ、そんなことですわ。

 

(記者)
先ほど、愛知県の材木を使ってちょうよというご発言をされましたが、これはどなたかに指示を出されたんですか。

 

(市長)
いや、今まだちょっと市長室で言っとっただけですけど、指示しますけど。指示していたって、それは私の権限じゃないから、多分優先交渉権者なんかに、いろんなあれですわね、そういう話もあるしということで、本当だったら文章つくってもらうといいけどね。

 

(記者)
竹中に指示を出してるということですか。

 

(市長)
いや、これは出してません。そんなことやると、口利きになりますんで。それはちょっと、今のところ、もう一つの方法だと。

 

(記者)
専決処分の範囲についてですね。今は、予算的には10億円ほど出てると思いますが、どのくらいが専決処分の範囲かというのを検討されてるんですか。

 

(市長)
これはいろいろあれですわね。これ、基本設計をやらんと、取り壊すにも、文化庁も、取り壊すためには、文化庁の許可がいるんですわ、これも。建てるのにもいりますけど、取り壊すにもいるんですわ。取り壊すための文化庁の許可をとるためには、今のとこ、基本設計ぐらいは出してくれ言われとるんですね。基本設計ぐらいは出してくれということになると、それは、その話だと全部になりますわね、これ。という話ですわ。

まあ、本当にあれですよ、たまたま同時期になってあれですけど、耐震性の問題というのは、たまたま同時期になっただけであって、今まで何やっとったかという話ですよ、この名古屋城は、名古屋市はこれ。議会でも指摘ありますよ、議事録ありませんけど、大分昔に。今から20年前に0.13って数字出しとるんだもん。それからずっといろんな耐震建築やってきましてね。もう今、最後に残る中区公設市場の0.10が、みんな立ち退きになって、やり直しますわね。

だからもうないですから、これ。名古屋城天守閣以外には。5大都市でも一つもないと。天守じゃないですよ、あらゆる公共建築物です。出てくるといかんですけど、今のところ、私が調べた中では、名古屋城天守の0.14というのが一番低いですね。熊本が0.37だったかな、熊本城が。熊本城の半分ですわ、ほぼ。今、学校は0.6以上にしてますので、6×2=12ですから、この間、耐震の専門家に、どうやって説明したらええのゆったら、学校の建物の耐震の2割しかないと、大体。学校が0.6以上ですから、2割で0.12ですから、名古屋城0.14ですから、そういって言やあいいよって言ってましたけど。学校の建物の。

 

(記者)
10億って話なんですけど、この前の議会でも継続審議なんかで、それに反対する議員で、議会でもちょっと割れてるような案件を、市長がとっとと専決処分でいくことについては、どのように考えていらっしゃいますか。

 

(市長)
それは、議会で議決いただくのが、何といってもいいですよ。だから今、お願いを続けとるじゃないですか。何か、突然出したやつを自分勝手にやる場合と違いますよ。ああいうやつですから、普通いかん言われるのは。これはもう、ずっとお城のことで言やあ、何年やってますか、3年ぐらいやってますか、これ。ずっと、お城だけで言えば。そういうとこだね、本当、もっと前ですね、木造化言いかけたのは、3年ぐらい前なんです。その前は、ずっとやってますかね、当然。その話がございますので、どうするですか、これ、本当に、これは。どこ向かっていくんですか。議会で議決いただかな、基本設計ができないので、基本設計ができないと取り壊しができないということですよ。取り壊しの申請ができないって文化庁。

 

(記者)
議会では、市長が代表を務める減税日本が継続審議に同調しました。これについて、どのように考えていらっしゃるのか。本来ならば賛成、もしくは退席というのが政治的な判断ではないかと思うんですが。

 

(市長)
まあ、そりゃあそうですけどね。まあやっぱり、まず、継続でもとりあえず、何もない状況というか、否決よりはええでしょう。

 

(記者)
ただ、これは市民から見れば、継続審議に同調したというのを見ると、市民は、これは否決に回ったんじゃないかというふうに見れるんじゃないでしょうか。

 

(市長)
そういうふうには見れんと思いますけど。そうなりますと、減税日本の12票ないとですね、なかなかね、本当に、自民党さんと民進党さんで、何かがちょっとばらばらっとしたときにはアウトになりますね、この継続も。そうなると、否決ではないんですけど、予算全体が。どうなるのかと、これ。

 

(記者)
少なくとも、市民はかなり消極的ではないかというふうに見られるんじゃないんですか、減税日本は。

 

(市長)
消極的ではないけども、どうしようもならんということですわ。

 

(記者)
市民もそこは理解していると。

 

(市長)
してもらわないと、どうしようもならんですよ、12議席しかないんだから。総理と違うんですわ。総理大臣がなぜできるかいったら、3分の2持っとるからですよ、議席を。私、全然真逆ですので、これ。真逆ですから、しょうがないわけですね。だから、次善の策をとらざるを得んということです、次善の策を。

 

◎大須における「ラクダ行列」について

(記者)
1点だけ、大須で先週、らくだの行列が江戸時代から続くものがありまして、それを復活させたということがありましたけど。市長、それはご存知でしたか。

 

(市長)
行かなかったけど、報道いうか、新聞のほうで見ましたけど、それは。まあ、おもしろいじゃないですか、いろいろ。なかなか、だから名古屋のそういう昔のいろんなものというのは、みんなで、ちょうどこれ、日本で一番行きたくないまちナンバー1になったもんで、その逆効果か知りませんけど、そういう気持ちが出てきとるいう感じでいいじゃないですか。

大須の本町通りを、昔は、古い住んどる人に聞いたったら、昔は歩道分がなかったって言ってますけど。歩道分は曳き家で下げたと。だから、今の車道のところが、昔の本町通りの幅だったと。あそこのところ、象が通ったり、らくだも通ったりね、大メインストリートだったわけでしょう、これ。

まあ、そういう思いがありますし、俺からあんまり言っとったらいかんけど、今日は2時から、人生大逆転街道をやりますので、信長の道。あれはええですよ。ああいうの大事にすりゃあ、名古屋のまちもまた復活してきますよ。大体、あれの88カ所、四国の弘法様の道、ああいいうふうになりますわ。それで、宿場宿場に、今やっとりますけど、ちょっと酒飲んでみんなで楽しめる、それも昔流の建物で。中も、銭形平次が出てくるようなあれで、服装もそういうので、いよいよですね、あれは楽しいですよ。人生、希望をなくしたらよ、名古屋の人生大逆転街道を歩こうやと、清須から桶狭間まで。

 

このページの作成担当

市長室広報課報道係
電話番号: 052-972-3136
ファックス番号: 052-972-3355
電子メールアドレス: a3136@shicho.city.nagoya.lg.jp

ページの先頭へ