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名古屋市博物館 特別展「世界遺産 ポンペイの壁画展」の開催について
(市長)
それでは、おはようございます。7月11日、月曜日。会見を始めたいと思います。
この夏、名古屋市博物館が2千年前にタイムスリップします。
今から2千年前、イタリアのヴェスヴィオ火山の噴火によりまして、時代をそのまま閉じ込められた町、ポンペイ。この悲劇は一方で、古代ローマ時代の豊かな暮らしぶりを、そのまま現代に伝え、私たちに驚きと感動を与えてくれます。
子供のやつある。にゃあか。
(当局)
子供の。
(市長)
子供と一緒に、このまま。
(当局)
あ、もちろんあります。
(市長)
埋まったやつがあるわな、有名なやつが。
(当局)
埋まったやつ。
(市長)
逃げようとして。
(当局)
ああ、石こう像は今回はないですね。
(市長)
にゃあか。ううん、まあええけど。
2016年は日本とイタリアの国交樹立から150周年です。本展覧会は日伊国交樹立150周年を記念して開催され、本邦初公開を含む総点数約80点もの壁画づくしの展覧会です。これだけ多くの壁画が集まっているのは現地に旅行してもなかなか見ることはできません。
会場に入った皆さんをまず圧倒するのは、高さ3メートルもの壁。そしてその壁を彩る鮮やかな色でしょう。「ポンペイの赤」として名高い赤みがかった朱色のあとに見えるのは、「エジプトブルー」の壁画装飾。今回はこれらの壁画を間近でご覧いただけます。
今回の展覧会の目玉の一つは本邦初公開の「赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス」でございます。
指で指してくださいって書いてある。ヘラクレスはどれです。
(当局)
ヘラクレスはこちらです。
(市長)
こちらで、ああ。赤ん坊はこれおれへんな。
(当局)
赤ん坊はこちら(ポスターの赤い帯で透かし部分)で、ちょっと隠れちゃって。
(市長)
隠れとる。
皇帝崇拝の場、アウグステウムから出土したこの壁画は、皇帝を顕彰するため、当時の文化と技術の粋を集めて描かれた第一級の絵画です。この古代ローマの美は、後のヨーロッパで起こったルネサンスにつながるヨーロッパ美術の源流とも言えるものでございます。
また、今回、所蔵者のご厚意もあり、夏休み中の平日に限り、一部の作品について会場内で写真撮影をしていただくことができます。これは名古屋市博物館で開催する大規模な特別展においては初の試みですので、こちらもお楽しみいただきたいと思っております。
古代ローマの絵画が現代にまで残ったのは奇跡であり、この奇跡の絵画をぜひ多くの方にご覧いただきたいと思っています。
開催期間は7月23日、土曜日から、9月25日、日曜日まででございます。ぜひご観覧いただきますようお願いいたします。
ということで、ここで職員からも説明をさせていただきますということで。
(当局)
今回の展覧会はですね、ポンペイ遺跡、皆さん御存じだと思いますけれども、その中から特に壁画だけを集めて、巨大な壁画をたくさん集めて開催する展覧会となっております。市長の言葉にもありましたが、今回は二つの奇跡が重なった展覧会と言えると思います。
一つ目はもちろんこの2千年前という、日本だと弥生時代なんですけれども、それほど大昔の絵画作品っていうのが残っている、それを私たちが見ることができるっていうのが奇跡になります。歴史の皮肉ではありますけども、ヴェスヴィオ火山の噴火という災害によって、奇跡的に保存された大昔の絵画ということになります。
もう一つ目の奇跡といいますと、このような貴重な作品というのは日本、それからこの名古屋で見ることができるというのが二つ目の奇跡になります。
今年は、日伊国交樹立150周年という記念の年に当たりまして、特別に、大変巨大な壁画が約80点も日本にやってきています。こちらの作品というのは日本初公開になります。これだけまとまった数の壁画っていうのは、なかなか現地に行っても見ることができないんですね。この機会を逃すと、なかなか日本ではもう見ることができないんじゃないかという展覧会、奇跡の展覧会になっております。人類史上最も幸福と言われた、古代ローマ時代の芸術を、ぜひこの夏は名古屋市博物館にてご堪能いただければと思います。以上です。
(市長)
はい、何ぞご質問ありますか。以上でございますか。
(記者)
名古屋市内のですね、地下街における耐震、先週、耐震調査等の話も出てたと思いますので、地下街の耐震調査の状況及び予定、あと、耐震対策に対する今後の方針についてお聞かせいただけますでしょうか。
(市長)
はい、そのことにつきましては、事前に質問通告いただいておりまして、市民の皆さんの安全にかかわることですので、ちょっと文章にしてありますので、正確に読まさせていただきます。
地下街の耐震調査、市内の15地下街のうち、9地下街において実施済みで、3地下街において現在調査を実施しているところであります。何だこれ、9足す3で15にならんな、しかし、12だけど、あと3はどうなった、まだ下にくるか。耐震調査が未実施、ああ未実施の3地下街は、今年度中に2地下街が実施、残りの1地下街も平成30年度での実施を予定しております。
耐震調査の実施済みの9地下街の調査結果につきましては、5地下街は耐震性に問題がなく、残りの4地下街において耐震補強が必要という結果が出ており、そのうち2地下街が補強工事を完了しております。本市としましては、今年度から地下街の防災対策に対する補助制度を創設しておりまして、本年度は6地下街に補助することを予定しております。この制度を活用してもらうことで、地下街の安全性の維持・向上を図ってまいりたいと考えております。
ということでございまして、僕からも補足しますと、これなんでIs値はにゃあのかと、あるそうでございますけど、このあいだ市営住宅を中心としまして、発表しましたね、なんで発表しないのかというふうに若干思いますわね、これ。と申し上げたとこでございまして、返事はいただいておりませんけど、僕がそんなこと言っていいかどうか知らんけど。
(記者)
発表したいというご意向は。
(市長)
いや発表してもいいんじゃないですか。いかんの。
(当局:のちほどご相談させていただきます。)
(市長)
のちほど、ご相談ということでございますけど、何かようわかりませんけど、まあ公共建築物でにゃあということ言われると思いますけど、地下街が形式的に公共建築物でにゃあと言えるかどうかだね、地下鉄乗る人がめちゃくちゃおるわけでですね、これは。後押しせないかんなそういうやつは、まあ市民の目から見た場合。と思うんだけど。わしも興味があるんですよ、これ。だいぶ名古屋城で勉強させていただいたで、天守閣でIs値ってやつを。地下鉄どうなっとるかなと。まあ事故が起こると大変だでね。生き埋めになってまうで、これ。まあ意外と丈夫いのかなとも思いますけどね、わからんけど。地下街の2階建てって聞いたことないで、地下街は1階建てでしょう、大体。でないかね。まあ2階建ての地下街って聞いたことないもんだで、まあよっぽど、なんぞあっても丈夫かなと反対に思いますけども、まあ一応僕とするとこういうレポートにして。せっかく、そう、今は愚民政治はいかんでね、やっぱり、市民にちゃんと本当のことを言って、皆さんのいろいろ考えてもらうことも考えてもらわないかんと申し上げておるところでございますが、ちょっと考えさせてちょう、いうのが当局の返事でございます。
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