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平成28年6月13日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2016年6月24日

ページID:83310

報告事項

  • 「第100回日本陸上競技選手権大会」の開催について

会見動画

報告内容

◎「第100回日本陸上競技選手権大会」の開催について

 それでは、6月13日(月曜日)ですが、会見を始めたいと思います。

 おはようございます。ということで、グッドモーニングということでございます。本日は第100回ということで、これなかなか数字の切りがええですけど。「第100回日本陸上競技選手権大会」の開催について、ご報告をいたします。

 第100回日本陸上競技選手権大会。6月24日ですからもうすぐですけど、6月24日(金曜日)から、26日(日曜日)までの3日間、パロマ瑞穂スタジアムで、行われます。名古屋での開催は、昭和26年以来、65年ぶりの2回目の開催ということになります。今大会は、第100回のメモリアル大会であり、今年8月に行われるリオデジャネイロオリンピックの代表選手選考競技会にもなっております。

 名古屋ウィメンズマラソンも女子マラソンのオリンピック最終選考レースとなっていますが、この大会と併せて、リオに出場します、陸上競技日本代表のほとんどが名古屋で決まります。大変注目度の高い大会でございまして、日本全国から多くの観客や関係者の方がお見えになると考えておりますが、大会開催期間中は、大会の会場や周辺におきまして、名古屋市をはじめとした県内市町村の物産展や、小・中・高生によるリレー大会など、関連イベントを実施し、大会を大いに盛り上げていきたいと思っております。この機会を生かしまして、日本全国に名古屋の魅力をPRしてまいりたいと思います。

 また、この大会の開催が、名古屋から未来のオリンピアンが生まれるきっかけになることを期待しております。

 

質疑応答

◎6月定例会への意気込み

(記者)
 明日から6月定例会がありまして。その焦点が名古屋城になると思うんですけれど、どのような。

 

(市長)
 名古屋の未来にとって相当、決定的な意味をもつ、議会になるだろうと思っております。決定的な意味っちゅうのは、東京と大阪といいますか、京都ですね。日本で有名なとこ、どこだゆうたら、ナンバーワンは京都です。何と言っても、この京都。ほれから東京ということで、名古屋は何なのと。市長としてこういうこと言ってはいけませんが、そういうなこと言わんと問題意識が高まりませんので。

 この間、メルボルンへ行って、エアポートセールスに行ったときに、はっきり向こうのCEOにデスティネーションがないではないかと言われましたので、これ。こういう恥ずかしいこと隠しとること自体がいかんちゅうの僕は、これ。いうことになりまして、名古屋のデスティネーションとは何かということを皆さんで必死になって考えないかんということでございます。

 しかし、ともすれば名古屋と大阪、いわゆる関西圏と関東圏の真ん中で、人がようけ通られますので。まぁええがやと、高山の乗り換え客から、この間の伊勢志摩への乗り換え客、ほいから、京都へもどうもリニア新幹線になると、品川から京都へ行くのにいったん名古屋乗り換えで、新幹線で京へ行くの早なるようでございますので。ものすごい乗り換え客がござるようには、なりますんで。まぁそれでええがやという、三男坊主義といいますか、ぬるま湯といいますか、そういうふうになってはいけませんと。そうなった場合の名古屋を、東京都名古屋区と、東京都名古屋区と象徴的に揶揄される状況ではいけませんと。ただそういうふうじゃなくて、This is Nagoya と、Nagoya is City of Dreams and City of restartと言って、堂々と胸をはれるまちになるためには、やっぱりわしも60数、8今7ですけど、68年間毎晩考えてまいりました。この400年はわしも名古屋に住んでおりますので、名古屋への郷土愛というか。皆さん一人ずつに負けるとも劣らずということが、皆さん一人一人に負けることはないと思いますけど。

 やっぱり名古屋城の天守閣。やっぱり本物の木造にしてほしいということですね。人間でいうと、自分の心臓がプラスチックになったようなもんですわ。これが。本物に対するやっぱり郷愁いうか、それは実際あったもんですから。御三家筆頭、尾張藩としてね。62万石と言われておりますけど、実際木曽を領有しておりましたんで、実際はやっぱり100石超えただろうと言われて。本当は将軍家を出さないかんなこの尾張藩と。徳川家康が亡くなったときに秀忠にですね、尾張殿の意見をよう聞いてあげやよとって言われたぐらいのですね、この尾張藩のやっぱりこの中核的な自慢というか、郷土愛のシンボルをオリジナルの本物で、取り戻したいという予算、並びにそういう制度が議会に提出されておりまして。これは、どうしてもこれを実現されなければなりません。今日、幹部会で言っておりますけど、私自身は、命がけで不退転の決意でこれに望んでまいります。明日、趣旨説明でも言いますけど、ということで。

 それともう一つ、ちょっと違うことも言わせて、繰り返し明日も趣旨説明の中で言いますけど、やっぱほんとに地震がほんとに危ないんですわ、あの名古屋城の天守。Is値の0.14ちゅうのは、7階の1番上の部分が特に低いですけど、これ。あそこは窓がこうずっと、見ていただくといいです。そういう目で見ますとなるほどなぁと。壁が少ないもんで、それと屋根がどえらい重たいと。今全体の重さが8千トンありますから。木造にすると、大体半分ぐらいじゃないかという重さなんじゃないかと言われておりますけれど。

 大変な危険な状況で、今、国会図書館で僕が調べた、この間クラブ貼っといといてちょう言ったんだけど。まだ見てにゃあか国会図書館の資料。見てないか、ほんならまた後で貼っといてもらいますわ。図書館が調べた限りですよ、五大都市の。五大都市の五大都市。そのほかにあるといかんですけど、図書館から来た調べた資料の中では、名古屋城天守閣は公共建築物ん中で、Is値最低と、いうことでございまして。大変な状況になっております。

 これも繰り返しますが、政令市長会でそういうこと話しとったら、京都の市長が、うちの市役所、京都市役所は0.1でどえらい低いんだわという話がありまして。人が来たもんで、そこで話途切れちゃったけど後で、ネット等、ネットじゃなくてちゃんと調べましたら、それはもう耐震対策を施しておりまして。去年実施設計ですかね。去年が基本設計、今年は実施設計で、これで免震構造であると。これ名古屋市役所も同じですけど。もう耐震対策とっとるんです、これは。で、最低と。

 そう言うと皆さん、なんじゃ市営住宅どうなるんだと。今名古屋市民の命を守るいうことは、大変重要な目標でございます。これもですから、50棟ぐらいあるんかな。0.3以下。住宅都市局に聞きましたら、人が出ていかずに耐震補強できるところはもうやったと。人が一応出てってもらって、また戻るなりいろんなあると思いますけど。そういうのが残ってますということで。それはもう耐震を、こういうことだからと大変危険だからということで、大至急、前倒ししてでもやるようにと。予算は心配せんでももええんで、任しときゃあと。半分補助金で、半分起債でできますけどね。これは景気対策にもなりますから当然。いうことで、指示しとるとこでございます。いうことで、そういう名古屋の命運を決する予算がかかると。

 もう一つ、名古屋市民の安全と、観光客の175万人来てますので。これお客さんですね。名古屋市民を守ることは最優先ですけど、ほとんど同時にお客さんの命を危険にさらされると。これは外国人もたくさん来てますので、外国の要人の方も、ほかっててええのかと思うんだねこれ。自分で言っとったってこれオオカミ少年なのかなと。自分で思うけど、ほんだけどこういうことですよ、耐震対策というのは。地震ですから今起こるかもわかりません。しかし、何十年後に起こるかもわかりません。やっぱ身近なことになると意外とみんな、英語でいうとhesitateするんですね、これ。何かこれ。何なんだとこれ。しかし、ここで学者が言ってましたけど何もしないということはありえないと、はっきり言ってますから。市長の責任になりかねませんよいうてそんなもん。外国人ばっかで175万人も来るところを。その身近なことって意外とやらないようなるな、人間ちゅうのは不思議なもんで。つくづく今感じております。どっかの早い時点というか、名古屋市民の皆さんに納得してもらわなあかんね、これはですね。入場制限ということになると、みんなびっくりされると思います。何でか言うとコンクリートだから見ると立派に見えるんですわ。昨日か一昨日かしらん、改めてそういう目で見ましたけど。あれは立派な建物だ、こんなもん壊れるんかなと思うんですわ。それは違うんだということで、真実は。そこはぜひジャーナリズムの皆さんにも市民の皆さんに、その0.14という客観的な数値をもって、知らせていただきたいなと。先日の防災会議でも、災害対策委員の方が挙手されて、そうやって言ってみえた。大変危険な状況だと聞いとると、名古屋城。早急に対策を講じられたいと、意見としてちゃんと言っとくと。災害対策委員の方ですから、そういってフロアから正規のご意見がありました。

 という2つの意味合いをもって、竹中案をこれですね。ぜひ進めていきたいと。2020年の問題は、2020年にやってちょと。耐震性能を十分完備した建物をつくってちょうと言って、いろいろ予算をこちらの補助事業や何かで三千万とか何千万とかいろいろ1億近く、それだけじゃないけど、名古屋城のこういろいろ使っとるんですけど。ほんで、プロポーザルっていうか求めたんですよこれ。民間の業者さんに。じゃあ、竹中工務店と安藤・間さんの2社が応募してくれて、いずれも2020年4月より前につくると、これ。金額も、安藤・間さんあんまり、終わったこと言ってかんですけど、ちょっと安かったですけど。両方とも、皆さんの超大企業がですね、責任をもって応募してくれたんですよ、これ。

 それに対して変更する場合は、これある学者がいってましたけど、河村さん何かその変更すべき理由がちゃんとあるのとこれ。みんな言ってました2020年7月にやらない理由。その人が言ってたけども、名前言ってもいいですけど、片岡先生が言ってましたけど。言ってましたけど、例えばお金がないとか、材木がないとか、もっとすごい技術が発見された、発明されたとか。いずれもないわねいうて。ほんで学者の皆さんが責任をもって選んでくれたやつですよね、これ。それにしたがって、やっぱりまず進めていくというのが大変必要なことで、また、最善の方法だと。

 それと、観光にみえる175万人の皆さんの命を守る上においても、今やることが最善の方法だと。もしそれを伸ばすんだったら、とのわかりやすいんやけどこれ。耐震の問題については責任とってくださいよ、これ。これは。それじゃこれも入って、明日議会にも言いますけど、言ってるんだから。地震ですからいつ起きるかわかりません。オオカミ少年ではありません、これは。ありません。ということになってくると、いうことで繰り返しますけど。命がけで不退転の決意でこの議会に臨んでまいります。ということです。

 

◎名古屋城の入場制限について

(記者)
 今の関連なんですけれど、今回の議会で、予算が成立しなかった場合というのは、その入場制限を現実的に検討されるということでいいんでしょうか。

 

(市長)
 いや、もうしないと私市長の責任があれですから。今でもやらないかんのです、ほんとから言えば。竹中案だと今ちょっと確定的な日付がわからんですけど、11月か12月にエレベーターの撤去が始まるということになってますので、入場制限になります。多分。どの地域をやるかとかあるかわかりませんけど、一部になるのか全域になるのか。それはそれで一つ考え方ですけど、それでも11月か12月ですからまだ半年近くかかるんでね、これ。この期間をどうするかということになります。その状況というのは、同じですから。

 議会がもし、そんなもん私はそういうことありえないと思ってるけど、議会がもし認めなかったら、これ、耐震性、175万人のお客さんの命を守らないかんということについては、全く状況は同じですから、これは。同じですから。そのための対応をとらなければ、市長としてこれは、あ、だめ市長と、なると思いますね。だめじゃなくで実際に、じゃどういう責任が発生するかいうことは、いわゆる耐震補強のそういう法律では、努力義務ということになってますけど。国賠法2条のですね、公の建造物の瑕疵によって、損害を生じた場合は、これは自治体が責任をとるということになっておりまして。瑕疵とは何かいうたら通常備える性能を備えていないことと、定義されておりますので。私は国賠法の適応はあるのではないかと、2条のね。そういうふうに思いますね、わたし。だからやらないかんのです。やらないかんでしょこれ。

 

(記者)
 でははっきりと入場制限を検討されるということ。

 

(市長)
 検討、今もしてますけど市民が納得、市民の皆さんが納得せないかんですからねこれ。ぱっと見ると大変立派な丈夫な建物に見えるんですわ、これ。だからそこは納得してもらうようにこれから、それは今でもやらないかん。明日からもありえますから。

 

(記者)
 市長がおっしゃっているその入場制限っていうのは、一日に何人か入れないようにする感じの制限をかけるのか、全く入れないようにするのかどんなことを検討されるのか。

 

(市長)
 それはいつ起きるかわかりませんので、僕もいろいろ考えておるんですよ。まだね、具体的なとこにちょっと頼んでないですけど。例えば一番低いとこは7階だから、ただ4階かなんかは0.42で一番高い。それでも0.42でも標準に備うべき0.6よりどんと低いんですよ。熊本城が最低で0.37ですから。となると例えばね、4階までは入ってもらって上をストップするとか。一部の人だけストップするとも考えたんだけど、専門家に聞いたら何を河村さんは考えとるんだゆうて、そんなことありえないじゃないかいうて、それは。やっぱり一人の命、どっちも大切にせないきませんので。普通の感覚からすると、それは全部ストップなります。4階まで入って上から入らないって、それはシミュレーションはできる言うてましたけど、3カ月ぐらいかかるって言うてましたけど。どういうふうに崩れていくの、横倒しにドーンとならんてって言うてましたけど。がしゃっと、こうなることになるんだろうけども。その場合、どういうふうにダメージが広がるかっていうことは、ちゃんと専門がいるよって言ってました、これは。それちょっと専門家に頼まないかんと思いますけど。

 そうなると、もう一つ最大の問題点がある。本丸御殿の3期工事の真下なんですよ、天守閣の、これが。今2期まで完成しましたけど。3期工事。真下、これ。そこへダメージがあるのかないのかね。僕は専門家でないとわかりませんけど。そういう調査の必要が出てきますね、当然。周りが当然、熊本城はあれ瓦が落ちましたけど、これ。あれよりあの耐震性能より、半分以下しかありませんので名古屋城は。重さが八千トンということで。熊本城は多分どんだけないっとったな、六千か四千かな。ぐらいの構造物で、倍ぐらいの重さがありますんで。相当ひどいダメージが上から来る可能性がありますと、周り歩くこともできませんわね、これ。それと本丸御殿の場合どうなるのよという。となりますから、現実に入場制限ということは、何人かを入れるというのは、これはちょっと、ちょっとそれは狂っとるんじゃないかと思いますね、これ。何人か入った人はどうなるんだと。ヘルメットかぶって入ってくのかと言われたってですね。多分そんなものではとても追いつかん。

 それからこの間も、ちょっとソフト面まずやらさせてまうということは、防災局からありましたので。例えば避難のアナウンスを伝達経路をどうするとかですね。例えば、もっと掲示物で大変地震で危険な建物ですから揺れたらすぐ逃げてくださいって仮に書いたとしても、そんなの無責任にも甚だしいじゃないか、そんなの書くいうことは。津波ならまだね、30分、1時間あるでしょ来るまでが、これ。地震は即来ますんで。そういう中途半端なことはありえないんじゃないかと思います、私は。

 

(記者)
 そうでしたら今のお話ですと、仮に議会で予算が成立せずにすぐに対応が決まらなかった場合は、名古屋城への入場は基本的にはできなくなるっていうことを検討されてるってことですか。

 

(市長)
 いや、それはしょうがないでしょう。

 

(記者)
 そのようにはっきりおっしゃってもらっていいですか。何か今までの話を聞いてると、多分市民の方にもなんか伝わりづらといいますか。どっちなんだろうなって。

 

(市長)
 僕は、議会で否決されたらという前提の言葉を使いたにゃあですから、それは。

 

(記者)
 今すぐにもしないという。

 

(市長)
 じゃないですよ、議会の否決にかかわらずです。それは本来は。

 

(記者)
 市長、議会の否決にかかわらず、じゃあ入場禁止するっていうことでいいんですか。

 

(市長)
 そんなこと急に言うと、あれって思うでしょみんな、だから。

 

(記者)
 それとそもそも、その耐震性がどうだっていうのは何人かの有識者の方に入っていただいて、例えばそういう会とかを設けてしっかりとその調査をした上で、決定するものなのかなと思うんですけど、今回そういうことはせずに、禁止にいくんですか。

 

(市長)
 それは議論しないかんです。もう一回集まっていただいて。

 

(記者)
 そういう会を立ち上げるということですか。

 

(市長)
 まぁ今ありますから名古屋城のね。その中に構造の専門家も入ってますので、よく勉強していただいとるんもんで。そういう方でやっていただくのがいいと思う。要望書いただいてますよ、もう、この間配ったかね。この間の名古屋城の委員長から。耐震対策をどんなやったかな、あれ。早急に講じなければならないじゃなかった。確か、委員長から。学者から、もう既に。

 

(記者)
 そういう意味では今後の方向性はどういうふうに手順として進んでいくんですか。

 

(市長)
 うん、まぁだから。

 

(記者)
 市長のおっしゃられることでいくと、今にも禁止しなきゃいけないっていう危機感をもってらしゃる。

 

(市長)
 状況ではありますよ。

 

(記者)
 それでいくならそれに向けた方向を進めていくことになるわけで。

 

(市長)
 今んとこ、この間幹部会で防災局長、それから観光局長、住都の局長もその場でいましたけど。大至急対策を考えてくれと、指示してありますよ。これ幹部会で指示しました。先週、先々週ぐらいかな。これ。

 何か人間てね、不思議な心理状況になるんですよ、これ。オオカミ少年なんですよ。自分自身の本当のことになると、これ。僕は、長々しゃべって申しわけないけど。なぜこんなね、2-2というのは市民集会でもちゃんと言ってましたから。0.3未満のやつを2-2と言うんですわ。0.14という数字がこの驚くべき低い数字だと。ある構造の専門家、見たこともないような数字だと、いうことなぜ言わなかったのかと。言ったかもしれませんけど、なぜストレスという強調しなかったんだと。いうとやっぱりね、市営住宅とか他のやつがあるから、これ。なぜなんだいって聞いたらいろいろよくわからんけど、お金のこととかあるって。いや、そんなことこんなの、hesitateというかためらっとったらあかんよいうて。何を言ってんだいって。市民の安全を守るいうことを最優先に考えないかん。今大至急やってますよ。繰り返しますけど、市営住宅の住んだまま、いや、耐震補強はできるんだもうやったんだと全部。出てってもらわないかんから時間かかとる、それはかかりますわね。話をせなあかんですから。それも早くやってちょうと。それでも0.2、0.2台ですよ、みんな。0.14なんて一つ大須のある中公設さんのが0.10ってなったんですけど、ここはもうほとんど退去も済みまして、もうあと何だったかな、その対応は完全かどうか別としまして、進んどるとこです。という状況です。

 

(記者)
 お聞きしますけど、その議会の議決の結果にかかわらず、入場制限に向けて動ていくということでいいんですか。

 

(市長)
 指示したこと間違いない。事実で言いますと、防災の局長と観光の局長に指示してありますから。これ国からも、国の方に聞いてもらっていいけど、観光庁長官には直接電話しまして、こういうですね170万人も外国人の皆さんがお見えになると。それも要人もお見えになる、そこ差別しちゃいけませんけど。お見えになる建物で、こういうのはいいんですかと言いましたら、現在瞬間風速的にそれをどうしようという法律はありませんと、これはね。だけど、問題点は共有しております。あとは名古屋の方でお考えいただくことだと思いますと。いうのがお返事でございます。お気持ちはようわかります言うて。どうぞ観光庁長官にお聞きになっていただければ。そういうことですわ。

 

◎6月定例会への意気込み

(記者)
 先ほど命がけで不退転の決意という、政治的にも非常に重たい言葉を使われてるんですけども、否決されてその入場制限以前に、もし通らなかったら辞職するっていうことも、一つの選択肢としてあるということでしょうか。

 

(市長)
 それはなかなかディープなことでございますので、何とは申し上げられませんけど、命がけ不退転の決意でやるということは、そのすべてでございます。お願いします。

 

(記者)
 一般的に政治家の不退転の決意というのは、政治生命をかけるという意味だと思うんですけど。

 

(市長)
 そこはよう考えていただいて、軽々しく言うこと、ここは軽々しい場ではないですけど、そういう意味じゃございませんけど。軽々しく言う言葉じゃないもんで、そういうことでちょっと。お含みをいただきたいというか、お考えいただきたいと。

 

(記者)
 不退転の決意でっていうのをおっしゃられてる。

 

(市長)
 はい。

 

(記者)
 もうおっしゃられてるわけですから。

 

(市長)
 そのとおりです。検索サイトでいっぺん見ていただくと、不退転とは何かいうのは出てくると思いますけど。まだ見てませんけど。出てくると思いますけど。はい。

 

◎大規模展示場について

(記者)
 すいません、名古屋城以外で。愛知県のほうで、大規模展示場について次の6月議会で予算について実際にその着々と計画は進んでいると思いますけれども、名古屋城の先日の委員会で、単独での整備を検討してるという、そう方向性を示されてるんですけど、それは変わらないんでしょうか。

 

(市長)
 それは変わりません。これ何べんも申し上げておりますけど、名古屋の将来にとって名古屋城のような精神的支柱も大事ですよ。もう一つやっぱり産業の力をさらに高みにもってくと。既にこれ産業界の人にとってですよ。わしよう言いますけど、名古屋市とか愛知県のいろいろ言いますけど、これはそのある意味では産業界の代理人みたいなもんでですね。産業界の皆さんが主役なんですよ、これは。それは市民が主役と言ってもいいですけど。その人たちがやっぱり、名古屋で商売やってくために最もいい環境をやっぱり準備していくというのは、名古屋市にとっても必要なんであって。

 だからこの、これは愛知県になりますけど、年間44兆円もですね、製造品出荷額があると。第2位は、神奈川県の17兆ですからこれ。金額は違いますけど、三十何年間同じ。第3位大阪府の16兆と。こんなすごい、大体世界ナンバーワンと思いますけど、産業の力は。そういうとこにおいてやっぱりこういう展示を何かをつくって、やっぱね。特に自動車産業は、このいろいろ大きく変わる可能性があるわけでしょ、エンジンが変わってくると。ガソリンから水素エンジンに変わったり、モーターみたいになっていくわけですけど。ほうなると、そこでいろんなどういうふうに技術を変えていくのか、非常に大きなニーズが発生すると思いますので、そういうところでその世界のそんなけのトップの産業力があるとこは、展示場つくって、ようけの人がここに集まって、新技術を自分らで勉強して、そこで商談に発展していくと。いう商売ある人の応援をせないかんということは、名古屋城天守閣ばっかり言ってましたけど、名古屋にとって大変重要なことでありますので、これはやります。空見、金城でね。だけど愛知県が、セントレアでやると言っとられますんで、これはこれで応援できることはしていきましょうと、こういうことです。

 

(記者)
 市長の方は、名古屋市側の連携とかその応援とかっていう言葉が聞こえるんですけど、あまり県の方はそういうふうに思っていないような感じを受けるんですけど、それの辺はいかがですか。

 

(市長)
 そこはやっぱり主役というか、主体は産業界ですから、これ。産業界からして、展示場もやっぱこれ国際競争がありますんで、展示場開くということも。やっぱりコストベネフィットというか経費がかからないね、展示場構造でつくってあげないかんのですよ、名古屋の僕は、だけど3つあるいうのはおもしろいですよ。3つあるいうの日本最大なりますわ。要するに、金城、空港と、それから空見と。これ3つあると。今度東京ビックサイトが大きくしますんでね、また。13万とか。それ超えます。3つあると。そんだけの二重投資じゃないですよ。44兆ですよ、これ。工業品出荷額、これ。そんじょそこらの数字じゃないですから。こないだもねわし、あれはある民間会会社がやりましたわね。あそこ金城ふ頭で。見に行きましたけど、ものすごかったですけど。半年間で、やっぱ民間すごいですね。どういうことやっとるかというと、この展示会をきっかけにして半年間で、成約する金額が250億とか言ってますよ、多分。そういうことやってるんですけど、そん中の一人の展示場のブースもっとる人に、あぁ河村さんかいって。いや、わしはほんとにうれしいってましたよ。自分らがここらで製造基地をもっとるけど、展示場はみんな東京いっとったと、横浜へ。だから大変うれしいですよいって、みんな喜ぶんじゃないですかいって、これ。やっぱこの辺でものづくり、世界一ですわはっきり言や。こんだけ、ゾーンの力は。伊勢湾の力ですね、伊勢湾近郊。

 いうことで、わたしの場合は、user oriented、英語ですけど。お客さんが一番使いやすい、来る人もそうだけど、展示場産業を育ててくいうか。そのためにはこの空見でつくってくいうのは、大変重要だと。新幹線から近いということは、圧倒的に大きいんですよ。競争がありますから展示場も。なるべく安い金額で展示へ行く。ほれから、いろんな展示する人もトラックや何かでいろんなもの運んできますんで、そういうのもなるべくローコストでできる立地というのは大変重要で。だと思いますけど。

 県のレポートの中にもありましたかな、前言いましたけど。名古屋がええんだけど、なかなか適地が見つからないということ書いてありましたけど。そうじゃなくて空見は、こういうことでですね、やりますので。やっぱりそういうとこでやって、名古屋の産業の力をさらに強いものにしていく、名古屋というか伊勢湾近郊のね。名古屋というより。もってくと、いうことには大変重要なことです。

 

◎6月定例会への意気込み

(記者)
 市長すみません。ちょっと話もとに戻るんですけど、命がけ不退転の決意をもっていうのは、これ放送していいですか。

 

(市長)
 ええですよ、ここで言ってますから。

 

(記者)
 言葉は重みというふうに思って。

 

(市長)
 はいはいはい。結構ですよ、わたしもそういうつもりでずっとやってきましたから。もう税金でも1億ぐらい使ってるでしょこれ、確か。税金でも。

 

(記者)
 ということは、政治生命をかけてという。

 

(市長)
 それはあなたの解釈なんでようわかりませんけど。これは皆さんの解釈でございますので。

 

(記者)
 恐らく、ほとんどそういう意味で解釈をされると思いますけど。

 

(市長)
 いやいや、それ別に私はそういう決意で、今言ったことに間違いはありませんので。今日、幹部会でも言ってきましたから。幹部会でも言ってきましたから。

 ええかげんなことではできません。ほんとにこういうものは。ええかげんなことでは。400年前もそういうようなことがあったんじゃないですか。そんなでっかい城をつくらんでもええとか、何とか言ってですね、何言っとるいって、たわけものと家康が言ったかどうか知りませんけど。信長はたわけってよう使ったらしいですけど。

 郷土愛のシンボルいうか、わしも繰り返しますが、400年と暮らしておりますんで。やっぱとにかく名古屋が世界からみんな、あぁ名古屋ってえらいええとこだなぁと。みんなが知っとるまちになるようにと。そのためには命がけ不退転の決意でやっていきますよ。

 

(記者)
 関連なんですけれども、議会で否決された場合は、シミュレーションというのは市長はどういうふうに考えてらっしゃいますか。

 

(市長)
 否決されたって、わたしのときに言われてもね。それなかなかこれは答えづらいものがありますわ。大変に。可決、可決すべく、命がけ不退転でやってくと、いうことなもんで。本当に。可決すべく。否決されたらいうなんてこと言っとっては、命がけにならへんがな、それ。

 

(記者)
 例えば否決され場合は、こういった委員会を設置して、さらに実現に向けて進めていくとかって具体的なシミュレーションどういったこと考えてらっしゃいますか。

 

(市長)
 そういうころは、考えておりません。まだね。悪いけど。

 

(記者)
 先週大村知事ともお会いして東京で施策、PR等もされてるんですけれども、大村知事はこの名古屋城について、この前もそういった会合、意見交換などはされたんですか。

 

(市長)
 よう言ってますけどね、わし応援してちょうよいって。

 

(記者)
 応援はされると思いますか。

 

(市長)
 すると思いますけどね。なかなかあれですけど。

 

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