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平成28年5月23日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2016年6月2日

ページID:82481

報告事項

  • 名古屋市人口の230万人突破について
  • 伊勢志摩サミットに関する歓迎・おも­てなしについて
  • 指定都市市長会議in名古屋の開催について
  • なごや子ども応援委­員会の相談等対応の状況について
  • 有松地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定する­旨の答申について

会見動画

報告内容

◎名古屋市人口の230万人突破について

(市長) 
 それでは、5月23日(月曜日)ですが、会見を始めたいと思います。

 おはようございますということで、まず、名古屋市の人口が、大変これはいいことですけれども、5月1日(日曜日)に230万人を突破いたしましたので、ご報告いたします。

 明治22年の市制施行から、戦争による混乱などを乗り越えながら200万人を突破したのが昭和44年2月ですが、210万人を突破したのは14年9カ月後の昭和58年11月、220万人を突破したのが20年7カ月後の平成16年6月でした。今回は、その半分の11年11カ月で230万人を突破いたしました。

 バックボードをお指しくださいということですが、これですか。

 230万人突破ということで、いろんなその時々の名古屋市役所、明治時代のころとなりますけれども、これが武平町の角ですかね。あそこに県庁と市役所があって、今の区役所のところ、中区役所のところが昔の名古屋市役所だったはずです、木造の。とか、こうなってまいりましたと。今日は、230万人の突破を記念しまして、市制施行から人口230万人突破までの、それぞれの節目のときの名古屋の街の様子がわかるような写真をあしらったバックボードを使っております。

 このたび人口が230万人を突破したのは、市民の皆さんが名古屋に愛着を持って名古屋を住みやすくておもしろい街にしようと頑張ってくれたおかげであり、市民の皆さんあっての230万人突破でございます。大変おめでたいことなので、ぜひ、市民の皆さんと一緒にお祝いできるよう、この節目を、まち全体で盛り上げてもらえるとありがたいと思っております。

 くす玉のひもを職員からお受け取りくださいということでございますが。トラディショナルなことで、これでいいかね。あんたたち、せっかく来たんだで、名乗ってけ。お嬢様。名乗っていきゃあ、せっかくだで。ここで。せっかくだで。名前だけじゃなしに。ええことだとかよ。

 

(当局)
 そうですね。私、名古屋市生まれでして、小さいころから、200万、200万と思ってたんですけれども、もう230万人にもなるんだなと思いまして。

 

(市長)
 ええこった。そういう感想がええんだで、それ。生の感想が。もう一人お嬢さんおっただろ。そうよう、こんな記者クラブでしゃべるのは一生に一回で、あんまりないもんで、しゃべっていけよ。部署と名乗って感想。なんぞ230万人になったのがよ。

 

(当局)
 とてもうれしいことです。名古屋の人口が増えて。

 

(市長)
 ということで、何かようわからんね。こういうように、素人っぽいところがええね、やっぱり。やらせでないのがようわかる。

 

(当局)
 準備よろしいですかね。

 

(市長)
 準備ええかな。Are you ready?OK?

 

(当局)
 じゃあ、せーので引っ張ってください。

 

(市長)
 せーので引けばいい。

 

(当局)
 はい、じゃあ、私が声をかけさせていただきます。はい、せーの。

 

〈市長とはち丸がくす玉を割る〉

 

(市長)
 映っとるか、ちゃんと。Very good.はち丸、Thank you very much.ありがとうございました。

 ということでございまして、これは大変いいことでございます。

 人口が増えるというのは、都市がそれだけ魅力があると、伸びてるということの、何物にもかえがたい、商売で言うと売り上げが増えるというものでございまして、目標にしよまいかと言っとったんだけど、自然増をあんまり目標にしますと、女の人に子どもをぎょうさんつくってちょということになりますし、それも大事なことなんだけど、何となく感じ悪いので、名古屋の場合は特に社会増が非常に大きいんだろう、これ。社会増と、会社がそれだけ大きくなっていったのか、名古屋へ来たのかということでございますので、大変いいことだと思います。

 これからも、若い世代の希望がかなうまちづくり、そして、子育て世代に選ばれるまちづくりを進めて、たくさんの人に住んでもらえるような名古屋にしていかなければなりません。そのためには、もっと魅力と活力あふれる名古屋にして、この名古屋を広く知ってもらう必要があります。ぜひ、市民の皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。

 ということで、あんたが説明するんだな、これ。あんた、ここへ来てしゃべりなさい。

 

(当局)
 では、簡単にグラフのほうを説明させていただきます。こちらは、230万人への歩みをあらわしたグラフでございます。

 市制施行されましたのが、今から127年前の明治22年でございますが、このときはわずか16万人弱でございました。その後、市町村の編入などもございまして、昭和16年には138万人弱まで達したんですけれども、戦争の混乱等ございまして、終戦の年には60万人弱まで落ち込んでおります。

 

(市長)
 半分になったわけだ、戦争で。全部なくなったわけじゃないんだな、これ。1万人ほどですね、亡くなられたのは。軍人を入れると3万人だとかですけどね。

 

(当局)
 そのあと、戦後の復興と合わせまして、急速に人口のほう回復しております。100万人に再び戻りましたのが昭和25年、それから200万人に達しましたのは、今から47年前の昭和44年でございます。その後、人口の増加のほう、ちょっとペースが緩やかになりまして、230万人に到達しましたのがこの平成28年の5月ということになっております。

 ちなみに、政令指定都市の中では、横浜市、大阪市に次いで第3位ということになっております。私のほうからは以上です。

 

(市長)
 伸び率は。

 

(当局)
 伸び率は、この。

 

(市長)
 いやいや、政令市の中の。

 

(当局)
 政令市の中での伸び率は、すみません、ちょっと順番はわからないんですけれども、この間4.7%で、二桁台のところが川崎市とか、あと福岡市が10%以上の伸びを示しております。

 

(市長)
 なるほど、やっぱりあるわけだ。伸び率でトップになると、どえらくでかいけど。まあまあね。

 

(当局)
 そうですね。トップにはちょっと届かなかったと思います。

 

(市長)
 川崎、福岡ですか。なるほど。それぞれ雰囲気が何となくわかりますね。

 東京の大膨張のときに、中身はなかなかもう満員になっとるもんで、その隣の工業都市の川崎あたりに。

 

(当局)
 そうですね、はい。人口がふえているというような状況でございます。

 

(市長)
 福岡はアジアの玄関というところだからね。

 

(当局)
 そうですね。地域の中枢都市というところで、増えているんじゃないかなというふうに思っております。

 

(市長)
 東アジアの中心だわね。市というと、ほかが怒るかわからんけど。そのようなことになっておったということになって。

 

(市長)
 ええかな。ありがとうございます。なかなか統計課というと、そうしょっちゅう顔は出さんで、どこにおるやらわからへんで、こういうときに。どうもありがとう。ありがとう。どうも、Thank you.ありがとう。ということでございます。

 また、違うイベントもやりまして、市民の皆さんにぜひビール関係会社の協賛などを得まして、飲み放題とかいうのでやれんかというふうに考えておりますが、これはわしが考えとるだけですけど。ビール、焼酎、酒というのがいっぺんね。

 いや、大変ありがたいことですよ、本当に。人口が増えるというのは。皆さんでも新聞社でも、購読率が、購読者が増えるというのは、大変目標にすべきことなんであって。それから、テレビだというと、レートが高いということですわね。視聴率を上げろというのがあるでしょう、何でも。私も零細企業やってきましたけど、やっぱり売り上げを上げるというのは、もう血まなこになるもんですわ、それで。都市のやっぱり大きな、いろいろ指標はありますけど、やっぱり人口が増えるというのは、単純にと言うか、何をおいてもわかりやすく、名古屋が好きだから住んでくれるんだということでございますので、ありがたいことだと、皆さんのおかげさまということでございます。

 

◎伊勢志摩サミットに関する歓迎・おもてなしについて

 次は、伊勢志摩サミットに関する歓迎・おもてなしについて、ご報告いたします。

 サミット会場が伊勢志摩となり、中部国際空港がそのゲートウェイと決まってから10カ月余り、これまで歓迎・受け入れの準備を行ってまいりましたが、いよいよサミット会合が今週開催されます。

 名古屋市においては、アウトリーチの各国首脳や国際機関の代表の方々がご滞在されるため、愛知県とともに、歓迎レセプションを開催いたします。レセプションでは、各国首脳の方々に歓迎のおもてなしを行うとともに、国際的な知名度向上につなげていく本市の魅力を発信する展示ブースやアトラクション、体験コンテンツなどを準備しています。

 レセプションの開催は、首脳の方々がご滞在される5月26日(木曜日)の午後7時30分から、名古屋観光ホテルで予定しています。

 日本側招待者は、地元経済界やアウトリーチ各国へ進出している県内企業などの代表の方々を予定しており、今後、ますます交流が深まるきっかけとなることを期待しております。また、本日より28日(土曜日)まで、訪日サミット関係者等に交通案内と魅力発信を行う「おもてなしブース」を名古屋駅及びセントレアに設置し、この後、午後0時30分よりオープニングセレモニーを予定しております。

 

◎指定都市市長会議in名古屋の開催について

 次に、指定都市市長会議in名古屋の開催についてご報告します。

 5月30日(月曜日)、31日(火曜日)に指定都市市長会議in名古屋を開催いたします。指定都市市長会議は、大都市が直面する諸問題について、議論・意見交換するために開催されておりますが、このたび平成15年に指定都市市長会が発足して以来、初めて名古屋市で開催されることとなりました。

 5月30日(月曜日)の市長会議では、名古屋城本丸御殿におきまして、名古屋市が力を入れて取り組んでおります「なごや子ども応援委員会」の取り組みを国等に対して発信するとともに、指定都市が子どもを応援することを宣言する「指定都市市長会名古屋宣言~子ども応援宣言~」を発出することを予定しております。また、翌31日(火曜日)には、市長会議や各部会などの各種会議を通じて、各指定都市の市長さん方と議論をさせていただきます。指定都市の市長が一堂に会する絶好の機会ですので、大都市が抱える諸問題について意見交換するとともに、日本をけん引する大都市として意思表明を行ってまいりたいと考えております。

 

◎なごや子ども応援委員会の相談等対応の状況について

 次に、平成27年度のなごや子ども応援委員会の相談等対応の状況についてまとまりましたので、ご報告いたします。

 これは言う前に、どえらい数でございますので、これ。これだけの子どもさんがやっぱり助かっているということを、ぜひ、頭に置いてちょうだいよということですわ。

 昨年1年間の相談等対応件数は延べ数で7,033件でありまして、児童生徒の実数では1,294名となっております。これは、その前の年からやっておりますので、始まって以来からいきますと1,817名の、後で出てきますけれども、実は小学校からもものすごく来ておりましてですね、これ。子どもさんの悩みにお応えできたというのは、これはまあ、あんまり周り気にしとってもしょうがないですけども、名古屋だけですので、これは。いいことは、ぜひ全国に伝えてちょうよと、先ほど言いましたような政令市長会でもこういうのが広がっていくようにと、日本中に、いろんな都市で。ということでございます。

 子ども応援委員会の存在と役割が周知されたこともあり、昨年度は年度当初から着実に対応件数が増加し、改めて「なごや子ども応援委員会」が子どもたちにとって必要、必須な取り組みだという手応えを感じているところでございます。

 内容別では、「不登校」が最も多く、次に親子関係の悩みや、離婚・経済的な悩みといった「家庭の問題」「精神的不安」と続いております。

 私たち大人が、人生の「針路」、これは針の路のほうの針路でございます。大きくなったら何になるのと。What do you do in your future?ということで、私たち大人が人生の針路を応援することで、1人でも多くの子どもたちに自信を持って輝く人生を送ってもらうために、今年度、さらに子ども応援委員会の取り組みに力を入れてまいりたいと考えております。

 また、平成28年熊本地震に伴う応援活動として、なごや子ども応援委員会のスクールカウンセラー9名を派遣することとなりました。ということで、これは熊本の市長さんに直接電話しまして、応援しますからと。大変に感謝されておりました。実は、名古屋でもこれものすごい数ですから大変なんですけど、やっぱりこういうときですので、熊本の子どもさんを特に応援していこうということで、派遣いたします。

 熊本市教育委員会へ確認したところ、地震後の子どもたちの心のケアのためにスクールカウンセラーを緊急に配置する必要があり、日本臨床心理士会に協力を求めているとのことでした。これを受け、名古屋市として検討した結果、愛知県臨床心理士会と協働で派遣することになりました。

 本日から夏休み前の7月22日(金曜日)までの9週間、愛知県臨床心理士会が担当する中学校へ派遣します。このように、地方自治体が臨床心理士会と協働で常勤のスクールカウンセラーの緊急派遣をするのは、全国的にもあまり例を見ないことであり、今回の協働は先進的な取り組みだと言えます。あまりと書いてありますけど、どうかちょっと完全にわかったわけではありませんけど、これ、専従の人たちが、ないことはないか知りませんけど、名古屋のどえらい大きい特色でございます。

 なお、6月中下旬に当該業務に従事した職員から活動報告を受けることにしたいと考えております。ということで、ぜひ、この子ども応援委員会の話は、数も皆さん入っていると思いますけれども、この資料がありますけど、びっくりしたのは小学生が441人、これ。相談等の対象児童生徒数、今年でいきますと、平成27年度ですと1,294名の中の小学生が441名入っておりまして、ほぼ3分の1が小学校だということで、中学校に今のところ派遣しておりますけれども、みんなどういうルートで来るんだと聞いたら、やっぱり小学校の先生から、やっぱり先生といったら向こうは、あれ、担任というか、教科別じゃないですからトータルで見ておりますけれども、ぜひこの子をお願いしたいという相談が来ているということで、これはすばらしいと思うんですね、これは。私が焼酎の飲み過ぎで死にましたら、必ず伝えといてちょうよ、これ。ええこともやった言うて。ろくでもない市長だったけどよって言って。ちゃんといいこともほめてもらわな、やっぱり。僕はいいんだよ。子どもさんのためにね、どんだけためになっているかというふうに思います。

 今後ですけれども、この間、ロサンゼルスのスクールカウンセラーの女性が来まして、夜1回飲んだときに、やっぱり河村さん、とにかく数を増やさなあかんと言ってましたので、どうやってふやすかいうて、トレーニングが要りますので、これは。ありませんから、日本では、トレーニング機関は。だから、On the Job trainingでやりながらということになりますけど、名古屋市立大学では、来年度以降からからそのコースが日本で初めて始まりますから。ほかの文科系はあるんですけれども、この理科系の医学部みたいなところで、こういうスクールカウンセラーの養成を始めるというのは、日本で初めてでございます。

 そんなことで、名古屋は本当に文部科学省も認めております。直接来ましたけど。名古屋がフロントランナーだということで、ぜひ一緒に力を合わせて、この取り組みを進めていきたいと。国で言うとチーム学校というやつですね。これは、自民党さんも公明党さんもよく熱を入れてやっておられます。ネットに出てきますけれども、それによく似ていると。全く同じとは言いませんが、よく似ているというのは、実際、実地でやっているのが、この今、皆さんおいでになる名古屋市ということでございます。ということですね。

 

◎有松地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定する旨の答申について

 それから、報告は以上ですが、有松の町並みが国の「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)の選定の答申を受けた件について、お話しします。

 有松は、伝統産業の有松絞りで有名な町ですが、東海道沿いに江戸時代から継承される町並みが残っておりまして、地元と行政が協力しながら町並み保存に長年取り組んできた町でもございます。

 ちなみに、来月号の広報なごやは、この有松の話になっておりまして、何遍も言っておりますけれども、広報なごやの巻頭言だけは、私が直接本当に書いておりますので、あとはみんなでやって誰かが書いておりますけど、ぜひ読んでいただきたいということで、今日、僕が着とる、ちょっとおとなしいですが、これも有松絞りでございまして、有松絞りの起源を言いますと、ちょうど名古屋城築城の400年前に、大体全国から30万人の職人が名古屋城に、天下普請ですから来たと言われておりまして、その中に九州の絞り職人、絞りというのは結構全国にやる人がおって、それを尾張藩が目をつけて、鳴海と知立の間が遠いもんだで、その間にどうだということで、尾張藩が減税までして守った産業でございます。

 書いたものがありますけど、有松絞りは東海道のナンバーワンの土産物であったということでございまして、初めは参勤交代で殿様が、馬の手綱を絞りでどうだというふうに買った人が多かったと。それで、有松の人が言っとったけど、庶民の交渉の部屋と、やっぱり殿様とは違っておったらしいですね、やっぱり、これは。それほどのものでございますので、ぜひ、これは皆さんも自信を持ってお買い求めいただくと、また商売も繁盛するといいなというふうに思っております。

 そこで、「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)とは、文化財保護法に基づき、市町村が定める「伝統的建造物群保存地区」のうち、特に価値が高いものを国が選定するもので、白川郷や高山の古い町並みなど、これまでに全国で110地区が選ばれております。

 有松の町並みにつきましては、ことし2月29日(月曜日)に、名古屋市が「伝統的建造物群保存地区」として定め、国に選定の申し出を行ってまいりましたが、先週5月20日(金曜日)に、国の文化審議会より重伝建の選定の答申を受けました。今後、官報への告示を経まして、正式に重伝建として選定される見込みでございます。

 さき方、幹部会にも行ってきましたけど、私もこういう古臭い街道と町並みが大好きですけれども、ちょっと前ですけれども、文化庁が言ってましたけれども、地方というのは結構空襲もないし、都市計画というのがないところがありますから、ずっと残っているところがありますけど、都市部でこれだけ長い距離、この歴史街道と歴史的建造物がそのまま残っている、そない言うて抜けたところもありますけど、一番長く、ディスタンス、距離で残っているのは名古屋がナンバーワンであるというふうに、そのときは文化庁の人が言っておりました。ということでございます。

 有松地区では、昭和48年、町家の所有者さんたちを中心に「有松まちづくりの会」が結成され、長年、町並み保存に取り組んでこられました。大都市における町並み保存は、開発とのバランスを求められる難しい側面もあり、伝建地区制度の導入まで大変長い年月がかかってしまいましたが、地元の方にとっても長年の悲願であったと伺っております。

 有松の町並みが重伝建に選定されますと、大都市における街道沿いの町並みとしては初、東海道沿いの町並みとしては、三重県亀山市の関宿に次ぐ選定となります。これは、新開さん(副市長)のところではなかったか。また、伝統的な建物の修理費用について、国庫補助を受けることができるなどのメリットがございます。

 有松には、世界に誇るべき「有松本物4つの宝」と、これ覚えといてちょうよ。これも。名古屋城ばっかりじゃないでって。やっぱり南のほうが、歴史的には名古屋の本当の名古屋で、万葉集のころからね、ずっと。熱田神宮を経由して。これも本当の名古屋で。名古屋城は400年の歴史ですけど。昔、こっちのほうが、熱田神宮は1900年ですけど、この4つの宝と。町並み・絞り・山車、それから桶狭間と。信長27歳、青春の夢と。人生大逆転街道というのがありまして、今なお、本物が受け継がれております。こうした本物の歴史・文化の魅力をさらに高め、市民の誇りとなるまち、誰もが訪れたくなるまちにしていかなければと考えております。

 それでは、パネルを持ったご職員殿から、おれが持っとるで、ちょっと真ん中へ来ていただいて、名乗っていただいて、何ぞしゃべってちょうだい。

 

(当局)
 ちょうど、来月の4日(土曜日)、5日(日曜日)に、地元の有松の東海道で有松絞りまつりというのが開催されまして、このときは、ふだん公開されていない古い建物も公開されておりますので、ぜひ絞りまつりに合わせて有松の町並みを見に来ていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(市長)
 せっかくだでよ、その居酒屋とか、ああいうのをつくらなあかんで。1軒ではいかんで。4軒ぐらい居酒屋が、それも江戸時代の居酒屋みたいなやつ。銭形平次が出てくるようなやつな。本当、行きますよ、私も楽しみに。有名なのは東京の飯田橋にありますが、どえらい人ですよ、人気で、これ。私も何回も行きましたけど。ぜひ、飲んだり食ったりという、やっぱりそういうのと一緒にやらないと。頼みますよ、これ。本当に。

 ということで、今度、予算もついておりますし、ぜひ、有松のまちづくり、名古屋城は名古屋城、南の名古屋城みたいな感じで、やっていきたいと。名古屋の一大観光名所で。まあまあええか、観光で。本当は市民のプライドというか、名古屋市民が何遍も行くようにならないかん、とにかく。できるようになると思います。Thank you very much.

 

 私からは以上でございます。ありがとうございます。

質疑応答

◎名古屋城天守閣整備事業について

(市長)
 それからちょっと、何べんも言っていかなあかんですけど、名古屋城のいわゆる天守閣の耐震強度ですね。このIs値が0.14というやつです。一番上の7階の、ものすごい低いですから、調べてもらってもいいですけど。熊本城が0.37、小学校、中学校は0.6か0.7あります。要するに、小学校、中学校の耐震の23%しかないと、あの上が。あそこ。そんなところに170万人も入ってるんですね、これ。震度6があると、まず、必ずと言っちゃいけませんけど、倒壊の可能性が極めて高いということで。何でかいうと、窓が多いと。それから、上の屋根がものすごい重たいらしいですよ、あれ。ということでございますので、大変に危険な状況だということでございまして、私もこのまま放置しておくと、市長の責任になりますよというふうに専門家から言われております。

 これは名前言いますけど、言ってくれと言ってますので、中部大学の片岡先生って、この構造の専門家です。ぜひ皆さん聞いていただいて、この対策はもう待ったなしで、アンケートに答えられる方も、某テレビもちょっとこの前やってましたけれども、その前に、これがどういう意味を持つかということをわかって答えないと、これ。ということですわ。0.14って、本当に低いらしいですよ。片岡さんが見たこともない数字だいうて言ってました。もっと早く気づくといいんですけど、私も「2-2」のほうばっかり頭がいっておったもんで、これが。その一番もとになる、血液検査の数値みたいなやつですね。これがこの間、連休前にどうなっておるかなと思って調べてびっくりこいて、これは何やと思って片岡さんに電話したんです、直接、これ。ええって言って。そんな状況です、今。だから、非常に危ないです、放置するのは。

 今、もういかんから、対策をきちっとやろうということで、役所で指示しておりまして、どうするかということは非常に重要です、これは。ちょっと補足させていただきました。

◎朝鮮学校への補助金について

(記者)
 当初予算で計上した補助金なんかを決めて通知することなんですけれども、朝鮮学校の補助金を見直す、あるいはどうなるかについて。

 

(市長)
 朝鮮学校の補助金については、本会議で、今はこういう諸般の事情に鑑み、また、全部または一部、一部を停止すると。だけど、やっぱり人道支援というのがありますから、これやっぱり。人道支援は、「てにをは」はちょっと覚えておりませんけど、ちゃんとやりますよというふうに答弁させていただきまして、このたび、今、714万円ですか、今出しているのが。国からも補助金をする場合が使用の、どう言うんですか、どういうふうに使われたかということについて、きちっと目的に沿った適切な執行をしようという、この間、指示といいますか、通達といいますか、要望といいますか、ありましたので、このたび、1割減の650万円ということで、そのかわり、使途も人道支援ということですから、朝鮮学校にスクールバスが8台あるそうでございます。その子どものためにというふうに限定します。あとはガソリン代だとか、どうなっているかわかりませんけれども、リースなのか何かわかりませんけど、それで支出すると、1割減で。そのかわり、その使用目的については、丼勘定ではいかんよと。きちっと、その車のためにどう使われたかということを報告いただくということで、合意したところでございます。

 

(記者)
 1割減というのは、どういうことですか。

 

(市長)
 なかなか、それは苦しいところですけどもね、これは。やっぱり人道支援は、僕はやっぱりそれはせざるを得ないので、これは。いくら今のような状況でもですね、これ。それはしっかり話をしておりますので、まず。他都市並みにすると半額ですよ、大体。半額ですから400万円程度になっちゃいますけど、これは。だけど、やっぱりそれはなかなか激変緩和ということもありますので、まず一歩ということで、1割ということでお願いできんかということですね。

 

(記者)
 積み上げていってその額になったわけじゃなくて、まず、ちょっと減らすということがあって1割。

 

(市長)
 積み上げれませんので、何にするかが決まっとらんもんだで、これ。何に、給食代だとか、いろいろ言ってましたけど、給食代なのか、先生の給料なのか、いろいろ、だからその構想も決まったわけじゃないもんで、積み上げれないんですな、これ。だけど、ぜひスクールバスということでどうなんだという話もありまして、だったら本当の人道支援ということで、これは子どもさんのために使われますので、いいんじゃないかなということでございます。

 積み上げれんでしょう、これ、どうするかは。これ、飯でどうだというのを言っとったんですけど。スクールバスというのも、全部子どものために使われますので。子どもさんのために。人道支援とすれば、非常にわかりやすいのではないかというふうに考えたところです。他都市並みにすると400万円、半額の。だけど、いっぺんにやるのは、やっぱりさすがに人道支援上、ちょっと問題がありゃあせんかというふうに考えたと。

 

(記者) 
 ありがとうございます。

 

◎ヘイトスピーチの対策について

(記者) 
 ヘイトスピーチの対策で、法案化がもうすぐ成立されますけれども、自治体に、ヘイトスピーチの解消に向けた対策をとることも自治体に求められていると思うんですが、そんな中で、今月下旬に名古屋市内で在特会が、朝鮮学校への補助金投入反対のデモなんかも予定しているようなんですね。そのデモに対して、名古屋市のほうでどのような対策をしていくか、もしあったら教えていただきたいのと、あとヘイトスピーチ対策の、この法案について、市長の考えを教えていただけますか。

 

(市長)
 それは、まだ聞いておらなんだけど、別に対策は何かしとるかな、これ。別に、一般的なそういうデモの通常の対策はしますけど、特別にはしてないんじゃないの。と思いますけど。

 これ、悩み深きゃあところでね。しかし、国旗を踏みつけたりして燃やすと、やっぱり犯罪になりますからね、これ。何でも言ってもいいというわけではありませんわね。かといって、言論の自由は海の底より深いということがありますので、なかなか悩ましいとこですわ。

 しかし、国家の尊厳というのは、結構、法益としては各国守っておりましてね。それはそれで重要ですよ。何でもええで、言論の自由だといってほかの国の国旗をばんばん燃やしたりすると犯罪ですからね。と思いますね。

 先方のスクールバスの課題についても、ちゃんと今度は使用先ですね。方法については、きちっと報告を求めますから、これは。それは国が言ってきたことに従っているということでございますので。今からそれはちょっと、ガソリン代にするか、領収証にするのか、これはこれから詰めることですね。これから。

 

◎朝鮮学校への補助金について

(記者)
 朝鮮学校も、その補助金ですね。見直したきっかけについては、やっぱり左翼の発信とかのいろいろな問題が出てきたかと思うんですけれども、その見直しのきっかけになった部分は変わっていないという認識でよろしいですか。

 

(市長)
 今のところね、これ。なかなか、隣の国ですからね、これ。隣の国ですから。ミサイルが十分届きますので、こちらへ。そこで原子爆弾、水爆もと言ってますけど、それ、内容はよくわかりませんけど、開発しとる場合に。何べんも言いますけれども、アメリカがキューバの、ソ連のミサイル搬入に対して、どこまでやったかとかですね、これ。だから、やっぱり相当なことなんですよ、これ実は。

 たまたまアメリカ軍がおりますし、ええですけど、これがええとは当然言いませんよ。だけど、一方はやっぱり朝鮮学校の子どもさんは、別じゃないんだよ、何べんも言うけど。別じゃないですよ、それは。だけど、別でもありますわね。子どもさんのことを言えば。教育を受ける権利を、普遍的な国境を越えての権利だという説もありますしね。非常に難しいところですけど。

 この間も言いましたけれども、京丹後市ってありますけど、丹後半島の一番先に。あそこの、今回、市長さん、残念ながら落ちちゃったでいかんけど、あの中山市長と仲がよくて、いっぺん遊びに来て、名古屋の言葉と似とるいうもんでね。京都は丹後半島の先端に何があるかいうたら、北朝鮮のミサイルのレーダー基地があります、そこに。これは誰がやっとるかいうたら、アメリカ陸軍です、これ。アメリカ陸軍ということだもんで、そういうことも考えないかんのですよ。ということですね。ホテルに行ったら、アメリカ人ばっかりだったんで、びっくりしました、私。京丹後の一番先っぽの。ということですわね。ああいうことはやめてまわないかん、本当に。こういうミサイルとか拉致問題ですね。やめてまわないかんです。

 

◎ヘイトスピーチの対策について

(記者)
 ヘイトスピーチの法案が成立する見通しになっていることについては、賛同されますか。

 

(市長)
 あんまり知りませんけど、中身は。ちょっとすみませんけど、あんまり最近の状況を、ちょっと勉強不足ですみません。

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