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平成28年2月22日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2016年3月2日

ページID:78620

報告事項

  • 「東山動植物園 第二期営業施設のグランドオープン」について

会見動画

報告内容

◎「東山動植物園 第二期営業施設のグランドオープン」について

 はい。それでは、おはようございます。2月22日(月曜日)の会見を始めたいと思います。

 

 今日は、まず、「東山動植物園 第二期営業施設のグランドオープン」について、ご報告をいたします。

 

 東山動植物園では、事業者の公募を平成25年度に行いまして整備を進めておりました、民設民営の営業施設がこのたび完成し、3月5日(土曜日)にグランドオープンする運びとなりました。

 

 フードコートの一部は、昨年9月に先行オープンしておりますが、フードコート全体と正門近くにカフェ併設のお土産ショップが新たにオープンいたします。来園者の皆さまから要望の多かったフードコートでは、東山でしか味わうことのできないメニューを準備しており、お土産物につきましても、オリジナルの商品開発をしております。

 

 今年度は、イケメンゴリラのシャバーニが全国で人気者になりまして、多くのお客さまにお越しいただいておりますが、民設民営の営業施設のオープンで、食べる楽しみと土産物を買う楽しみがさらに加わりました。

 

 東山動植物園の再生プランが着実に前進しておりますので、皆さまお誘い合わせの上、ぜひ東山動植物園へ足をお運びください。ということで、職員からもPRさせていただきます。

 

(当局:平成25年度に公募で募集しました民設民営の飲食と物販の店が、3月5日、オープンいたします。お客さまから一番ご要望の多かったフードコートが、本園の中心部分に、大きな、「ゾアシス」という。動物園を表すズーと、憩いの場を提供するという意味のオアシスを合体させた造語なのですが、「ゾアシス」というフードコートがオープンいたします。

 

 動物を見るのも一番大きな楽しみですが、ご家族の方が遊びに来られたときに、食べる楽しみというのも1つの大きな目的だと思っております。それで、お客さまのご要望の多かったフードコートがこのたびオープンしますので、皆さま、ぜひともよろしくお願いいたします。以上です。)

 

 食べる楽しみといったら、もう1個、楽しみがあるかね。そこまでいったら。

 

(当局:申し訳ありませんが、焼酎は置いてございません。ビールだけの販売となっております。)

 

 どういう差別だ。その意味は。いわれなき差別じゃないか。

 

(当局:焼酎のご要望が直接いただけるのは、市長だけだと記憶しておりますので。)

 

 それはいかんな。

 

(当局:またお客さまのご要望のアンケートとかも取っておりますので、店舗の方で、市長自ら「焼酎を飲ませろ」という要望を書いていただければ、民間の方で。当然、もうけのことも考えていただかないといけないですから、そちらのことと併せて、検討して。)

 

 何のこと。

 

(当局:もうけですね。)

 

 ああ、もうけ。金もうけね。

 

(当局:こちらの施設は、還元金と申しまして、売上に応じて、提案していただいた率で、名古屋市にお金を払っていただくというシステムを取っておりますので、固定の賃料以外に、そういった還元金というシステムもありますので、やはり名古屋市としても、もうけていただいて、その分を名古屋市、市民のために返していただくというシステムを取っております。)

 

 還元金ということは、上納金と同じかね。

 

(当局:そうです。)

 

 そうかね。言いようがあるもんですな。えらく良識的に聞こえるじゃないですか。

 

(当局:いえいえ。そういったことで、イベントの充実だとかに役立てていきたいと考えておりますので。)

 

 そうかね。何%か聞くのは、やめておきましょうか。大体推測はつきますけれど。ようけの人が来てもらうためには、まあええわ、分かったけれど、それは別に、焼酎というのは象徴的に言っとるだけのことであって、別に、いろんな日本のお酒もそうだし、イタリアのお酒もそうだけれど、そうやってみんなで楽しむというのが、わしは極めて重要だと思いますけれどね。

 

 だで、そういう上納金なり、還元金かしらんけれど、そういうのをいただくのなら、その業者が金をもうけるようにしてあげないといかんわな。金をな。

 

(当局:はい。)

 

 お上がはじめから制限してまって、上納金を出せというのは、昔の、お前さん、遠山の金さんに出てくるようなテーマみたいなことで。なあ。

 

(当局:そうならないように、民間事業者ももうけるという、一番の達成するための手段としましては、やはり入園者が増えるということですね。)

 

 そうそう。

 

(当局:やはり、来る人が多くなれば、お金を落としていく人も多くなりますので、それは役所と民間がお互いにWin-Winの関係になれるようにですね。今年度、本当に、シャバーニのおかげで好調ですけれども、これからも頑張っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。)

 

 役所も一緒にWin-Winというのは、あまりピンとこんけれどな。何で役所がWinしないといかんわけ。納税者がWinするのはええけれど。

 

(当局:当然、東山も税金が掛かっておりますので、入園者が多くなれば、入園料収入が増えますので、その分、税金を使わなくて済むということですね。)

 

 もっとようけ来るようになれば、税金そのものが要らんようになる可能性もありますよ。

 

(当局:ちょっとそれはまた過大な目標になるかもしれませんが、それは、コスト削減と含めて考えていかないといけないと思っております。)

 

 その辺でお分かりになっていただいたと思いますけれど、まあええわ。しっかりやっていただいて。はい。

 

(当局:ありがとうございます。)

 

 じゃあ、そういうことで。この(ロゴ)マーク問題は解決したか。

 

(当局:解決しています。)

 

 しとるか。それは、ご苦労さんでした。

 

(当局:ありがとうございました。)

 

 これでも若干有名になったかと思いますので。漁夫の利というやつですか。あまり言ってはいけませんけれど。

 

 ということでして、ぜひ。今、名古屋の観光地ですと、熱田神宮は観光地と言うと怒られますので、観光地ではございませんが。正確にはですね。熱田神宮がトップで670万人ぐらいじゃなかったですかね。うち、初詣が、あれは名古屋の人口と同じですから覚えやすいで、今、229万ありますけれど、228万人ぐらいですね。トップです。

 

 次は動植物園だと思いますがね。確か。水族館も結構多かったけれど。動植物園が2位じゃなかったかな。確か、そうですわ。そりゃあ、どえらけない立地がええですからね。都会のど真ん中にありますし、ものすごい広いし、地下鉄ですぐ行けるというところですので。

 

 私からすれば、本当に、もっと、どえらい面白いものにすると。一番ええのは、動植物、動物だわな、特に。目玉の動物を、何とかゲットしないといかんです。もっと。日本中、あるいは世界で東山しかないというのを。今、いろんなルールがあるで、難しいですけれど、それは努力すればできんことはないですよ。必死になって。

 

 ということで、わしらも、がきんちょの時分から、東山はよう行きましたんでね。楽しみが。死んだおやじやおふくろに連れられて。ええところですよ。闘莉王まで、「どえらいええところだ」と言っとったがね。今、おらんようになってまったけれど。

 

 だで、今の、酒を、そういうことで出さんというのが、信じられんですね。何を考えとるのか、一体と。本当に。お客さんに喜んでもらおうという気持ちがなかったら、いかんですわ。

 

 ということで、一応、ええわ。今、ふにゃふにゃ言っていましたけれど、さすが現場だで、回答がありまして、一定のリクエストがあればと言っておりますので、ぜひ、皆さんにお伝えいただいて。

 

 焼酎というのは象徴的に言っとるだけでしてね。日本酒でもええし、ちょこっといろんな。イタリアのお酒でもいいじゃないですか。スパゲティ、パスタがあるんだったら、イタリアの酒があったって当たり前のことであってですね。そういうところで、音楽もあり。とかいうふうに、本当に、楽しいなと思うところにしないといかんですよ。東山に行ったら。1日なり半日、遊んでこうかと。孫と一緒にと。こうならないといかん。

 

 そのために、必死にやらないといかんわね。まず、朝、いらっしゃいませといってやっとるんかな。やっとるか。やっとらんか。偉いさまが。まず、それが、何べんも言いますけれど、スタートですよ。

 

 朝、初めてお客さんが入ってくるときに、園長、理事長か、偉い人がやらないといかんですわ。「よう来てちょうた。いらっしゃいませ」といって、両手で握手ぐらいするんだわ。で、終わりの時間に、「よう来てちょうた。もう1回来てね」と。それがスタートで、そういう精神からいろんなサービスメニューがバーッと浮かんでくるんで。

 

 便所をむちゃくちゃきれいにしないといかんわな。次は。それで、経費が掛からん、自分で掃除すればええんですよ、そんなの。という話ですわ。と思いますけれど。

 

 と、しょっちゅう言っとるんですけれど、なかなか声が届きませんので、力不足で、誠に申し訳がないということです。

 

 私からは以上になっておりますけれど、何かありましたら、どうぞ。

 

質疑応答

◎議員報酬について

(市長)

 議員さんの報酬問題を言っておきましょうか。何か、そういう雰囲気がございますので。昨日も街頭でありましたけれど、これはやっぱり、ここにありますけれど、平成23年4月27日本会議で、この800万円の、「名古屋市議会の議員の議員報酬の特例に関する条例の制定について」ということで、提案されて、全会一致で可決されとるんですね。800万円が。

 

 そのときに、ある議員さんが、これは共同提案者です。誰かが出して、全員賛成したわけじゃないんですね。共同提案者として、この趣旨説明を読んでおります。こういうのを「お経読み」とか何とか国会では言うんですけれども、それはそれとして、「ただ今、議題となりました、名古屋市議会の議員の議員報酬の特例に関する条例の制定につきまして、提案の趣旨をご説明申し上げます」とあって。

 

 これは皆さん持っとるか分からんけれど、その後で、条例の内容としては、「1つ、特例として議員報酬を月額50万円とし、6月及び12月に支給する期末手当をそれぞれ100万円とすること。期末手当については、対象となる期間に在職していない期間がある場合の減額措置を適用すること」と書いてありまして、問題はその後です。

 

 「1つ、民意による成案を得るため、特例よる減額措置は当分の間とすること」ということで、もう1つ、「現行の議員報酬の特例に関する条例を廃止すること」と、それからもう1つ、「平成23年5月1日から施行することであります」と。

 

 「何とぞ満場のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いします」ということで、議長から、「ご質疑はないようであります。本案は原案どおり決しましてご異議ありませんか」「異議なし」「ご異議なしと認めます」、議長、「よって、本案は可決されました」ということで、満場一致で。この方の提案を、共同提案として、満場一致で議決しておる。

 

 その中に、「民意による成案を得るため、特例による減額措置は当分の間とすること」というふうに、はっきり言っておりまして。趣旨説明で。

 

 こういう趣旨説明は、特に僕ら国会の経験で言いますと、議員立法のようなものの趣旨説明は、提案者が何を言うかということは、条文とは確かに違いますよ、条文に準ずるぐらいの力を持っておりまして。これを、いろんなことがあったときに、その解釈の、有権解釈の淵源とすること、つまり理由とすることができるという説もありまして、運用というか、そうやってやられた、話があった例は、たくさんあります。何を言うかが。

 

 当然ですけれど。当然なんですよ。条文というのは限りがありますので、それに対してどういう意味でこの条例を出しているかということは、極めてでかいんです。法律と同じだと言ってはいけませんけれど。条文は条文ですけれど、準ずるぐらいの意味があって、非常に丁寧にやります。こういう場合。特に共同提案なんかをする場合は、ものすごく丁寧にやります。

 

 これは全党一致ですので。「民意による成案を得るため」とはっきり書いてありまして、「特例による減額措置は当分の間とする」と。だから、民意による成案を得るために、努力してもらわないといかん。そういうことです。これは、はっきり、共同提案として、議会の明確な意思としてこうやって言っとるということは、でかいですよ。

 

 4日ばかり前にこれを再度読みまして、これだけはっきり言っとるんだということですので、昨日も街頭でいろいろしゃべってきましたけれど、やっぱり、いっぺんに650万円上げるのはめちゃくちゃだと。それから、1人、「マイクでしゃべるか」と言ったら、市のOBがしゃべったじゃないですか。昨日、金山で。「わしは市のOBだ」と言っていましたわ。むちゃくちゃだといって。650万円上げるのは。

 

 それと、やっぱり、民意を聞いてもらわないといかんということですね。民意を聞くというのは何かといいますと、議会だけで言うと、当然、公聴会を開いたりというのね。当たり前のことですわ。それから、政治的運動とか、そういう当たり前のことで言いますと、タウンミーティングを開いたり、党で集会をやってみんなの意見を聞いたりと。そういうことですかね。

 

 強いのは、選挙をやると。選挙も、そういうふうにほとんど絞られてやれば、民意による成案を聞く大きな手だて。それから、一番ストレートなのは住民投票です。それに絞られて、どうですかと。賛成ですか、反対ですかというのは、民意による成案になります。これは、やってもらわないといかんですよ。

 

 わしも、いろんなことを言ってござるけれど、議員さんから。立っとれんて。悪いけれど。わしは。こんな変な妥協をしたら。というふうに、明確に、ちょっとせっかくですから、ここでも言っておきますわ。わし、晩節を汚すわけにいかんので。

 

 この間、「もしこんなものをええですわと言ったら、切腹しないといかん」と言ったら、「切腹じゃなしに、お前さんは打ち首だ」と言った人がおりますわ。市民の皆さんの中から。

 

 ということですので、ぜひ、私は私で、何べんも言っておりますけれど、取り得る手段は全て取らせていただきますけれど、ぜひ、ジャーナリズムの力がでかいですね。皆さん。やっぱりこれは、何となく議会対市長みたいに、すぐそうやってやりますけれど、そうは感じませんね。市民の皆さんの民意と。市民と議会というものは、どういう関係にあるのかと。

 

 議会も、市民代表で、大変重要な存在でね。その議決というのは、大変尊重されないといかんですよ。そんなことは当たり前のことですけれど。だけど、やっぱりそれは民意を受けてやるというところが根本的でして、そうなると、それを伝えるというのは、わしはわしで精いっぱいやっとるんですけれど、やっぱり、マスコミ、ジャーナリズムの皆さんが、大変に大きいと思います。と思いますね。

 

 市民の皆さんは忙しいもんだで、どうやって知るかといって、一人一人わしのところへ来て話をしたり、議員さんのところへ行って話をするというのはできないですから、やっぱり新聞を見たりテレビを見たりして考えますのでね。だで、民意、皆さんが何を考えておられるか。そういうことを得るために当分の間にすると明確に言っておりますので。これはやっぱり、私は、民意による成案を得るための努力は、ぜひお願いしたいと。

 

 お願いしたいじゃない、そうですわね。これは条文に近いですよ。言っておきますけれど。共同提案者の、異議なし採決ですから。その後。全員賛成ですから。の、統一の趣旨説明ですね。

 

 私も議員立法をようけやってきましたけれど。国会で。ほとんど成立せずに終わりましたけれど。NPO法案なんか、ええところまでいったんだけれど、自社さんに取られてまったですけれど。やっぱり、その趣旨説明とかで何をしゃべるかというのは、どえらい注意してやりましたからね。当然、法制局も入って。将来、これが解釈の指針になりますからという言い方でね。

 

 というふうに、昨日というか。この条文というか、議事録をきちっと読んだのが数日前なもんで。前から分かっていましたけれど、もう1回きちっと見ようということで、4、5日前かな。ああ、これだけはっきり書いてあるわと思って。

 

 議会も当然、分かっとるわけです。報酬のようなこういうものは、やっぱり民意によって成案をつくらないといかんということは分かってみえて、そのとおり書いているね。ということですわ。

 

 昨日も言っとったよ。「市会議員のそういうあれを、市民が決めるんだ」と言っとったおっさんがおりましたよ。盛んに、いろいろ。1人じゃないですよ。何べんも言いますけれど。

 

 その中で、金山のおとっつぁんが、「河村君」といって、えらいわっと来るなと思ったら、威張っとるかしらんと思ったら、やっぱり市のOBだったですけれど。「しゃべる?」と言ったら、「しゃべらせろ」と言うもんで、しゃべったら、言っていましたけれど。

 

 わしは市のOBだけれど、いかんといって。給料をいっぺんに650万円もいかんし、市民の意見を聞かんでやるということはいかんといって。と、市職員のOBさまが言っておられました。の1人が。ということは事実です。と、言っておきます。

 

(記者)

 今の話で、「取り得る手段は全て取らせていただきます」ということなのですが、具体的には。

 

(市長)

 今、検討中ですけれど、これはちょっと誤解があるで、その民意を聞く中で。それから、大きいのは、市会議員さんが選ばれて、それが3分の2あるからと言う人がいますけれど、それは、選ばれた議員さんというのは、やっぱり選挙のときで、全然新しい、何も関係ないなら別だけれど、一応公約しておりますので。

 

 皆さんに特にお願いしたいのは、顔がええとか、近所のご縁があるとか、褒めてもらったとか、いろんな投票動機はありますけれど、やっぱりマスコミさまがどういう公約を書くで、でかいんですよ。それしか分かりませんから。有権者というのは、なかなか。

 

 そこに、自民党の皆さんは、「報酬審議会または」となっとったと思いますけれど、ちょっと「てにをは」はお許しいただきたいんですけれど、「第三者委員会において検討する」じゃなかったですかね。確か。

 

 それから、公明党さんは、「一定の期間の間に市民の意見を聞いて検討する」と。「てにをは」は、ちょっと後で怒られるといけませんのですみません。それから民主党さんも、ほぼ同様な意見を言っておりまして。

 

 何でそれがさっきのやつになるかというと、まず、市長のところに、報酬審を開いてくれといって要求したではないかということを言っておられるようですけれど、そのときには、私は、市長の報酬審って、当然あるんですわな。先ほど言った、何でかといったら、市長とか議員というのは、市民の税金で給料をいただいておりますで、その意見を賜らないといかんわけですよ。当然。普通の民間会社の人と違うわけだわ。

 

 新聞の記者さんが給料を幾らもらおうが、それは文句を言っちゃいけません。それは、新聞社がもうけてやるやつだけれど、若干独占に近いですから、マスコミは、問題がありますけれど。ということで、聞かないといかんということで、市長には報酬審議会の意見を、自分が、市長が、その報酬についていろいろ提案をしたいと思うときには諮問しないといかんという規定がありまして。

 

 自分が出そうというときですから、わしはそのときに、「僕が出すんだと、800万円の恒久化になりますよ。それについて諮問させていただいてもええですか」ということで。過去、2回やっとるんじゃないですかね。確か。1回か。2回ぐらいやっとるはずですよ。確か、2回、諮問しております。

 

 それで、お答えは同一でして、ほぼと言った方がいいかしらんけれど、ほとんど同一かね。要するに、こういう、ただ今問題になっとるような議論をね、800万円恒久化するかというようなことは、要するに、自分たちの権限というか、守備範囲を超えると。言い方はちょっと違いますけれど、そういうような範囲で、政治的に決定されることだということがお答えで、現に、恒久化条例は、提案しましたけれど、それを受けまして、これは否決されていますので。

 

 ということで、私は、「諮問してもええけれど、諮問するなら800万円の恒久化条例ですよ」と申し上げましたら、「それで結構ですわ」と。「断ってちょう」といって。「自分の方でやりますから」と。自分の方というのは、議会ということです。そういう言葉がありまして、「ああ、そうですか」と。「それは、それじゃあ、お断りということでええですな」ということで、お断りしたということですから。

 

 今回、皆さん、誤解されとる方があるので。それならもう1回やってみるかというのも、今、ちょっと検討しておりますので。ただし、報酬審に僕がかける場合は、800万円の恒久化条例になります。僕がかける場合はね。今、ちょっと検討中ですわ。それは。

 

 それから、となると恒久化条例をかけるかということになりますわな。今までの例でいきますと。となりますわね。それから、何がありますか。それから、再議をするかとか。そういうことでしょう。市長として単独で法律上やれるものはと。普通は、そんなものじゃないですかね。

 

 だけど、私は、実は議会の下ですので、法令の規定を、法律の、法律イコール条例ですけれど、規定を超えることはできません。その私としまして、この定例会の本会議で「民意による成案を得るため、当分の間とする」といったら、こういうことが書いてある以上は、民意による成案はどこにあるんですかと。というふうに言うことはできますわな。言わないといかんのじゃないですかね。条例でこういう規定がしてあるということは。

 

 というふうに考えておりますけれど。その後どうなるかは、ちょっと。普通はあまりないことですので。法律による行政というのは、現憲法のほとんど最上位にある民主主義と同じぐらいの大命題ですのでね。法律による行政ですわ。条例による行政ということで、条例を超えて行政権が行動することはできません。

 

(記者)

 今までと、特に方針は変わっていないということですか。

 

(市長)

 ええ。方針は変わっていませんよ。

 

(記者)

 条例案の提出は、具体的に市長提案で出すというのは、もう確定ですか。

 

(市長)

 一応、その場合、報酬審議会が要るのか、要らんのかね。2回提出しておりますので、同じやつをまたやらないといかんのか、どうなのかについては、ちょっと検討しよまいということで、今、内部で検討しております。

 

(記者)

 先週の記者会見では、「上げるにしても」という表現をされていらっしゃったのですが。

 

(市長)

 ええ。

 

(記者)

 そこからすると、少し温度感が変わってきて、徹底的にとにかく阻止するんだということですか。

 

(市長)

 いや、阻止するといって、今、私は、「民意による成案を得るため」という条例の拘束を受けていますので。それがない場合は、阻止するというより、やめてちょうと言わざるを得ないんじゃないの。「上げるにしても」というのは、若干リップサービスで言っただけで。公務員も給料を上げましたしね。この間。その代わり4割戻すという、それは立派なことがありましたけれど。

 

 そういう意味なのであって、そんなもの、認めとるわけじゃありませんよ。私は、何べんも言っていますけれど、何回も民意による成案を得ていますから。すなわち選挙で。私にするとね。明確に主張して、それで、選挙で、「河村みたいな、ばかみたいな」と言われるか分からんけれど、選ばれて、一応。

 

 特に中区の補欠選挙で、明確に民意による選択を得ています。中区の補欠選挙。減税日本の候補者は、800万円を貫くと。当時、自民党の方ですけれど、他も出ていましたけれど、いろんな、表現はちょっと別ですけれど、第三者委員会なりのところで議論するということで、相当はっきりしていましたよ。

 

 そればかりじゃないけれどね。住民投票じゃないから。で、あのときにあれだけ、1.5倍ぐらいの票でしたけれど、いただいて、なっていますので、私は貫いておりますと。私は。

 

 だけど、法的拘束力があると断言するのは、ちょっと法律的にはなかなかややこしいんですけれど。本当に、共同提案者の趣旨説明に明確に「民意による成案を得るため」と書いてある場合、やってもらわないと、市長がその他の行動はできないんじゃないですか。本来。そう思いますけれど。

 

 議員さんも、分かっとるということでしょう。分かっとるということですよ。当たり前か分からんけれど。当時の、平成23年4月27日の本会議においては、やっぱり議員の報酬というのは、民意による成案によって決せられるものだなということは、分かっとるということです。全党一致で。そういうことですよ。それも違っとったら、議会ってどうなるんです。一体。ということですよ。

 

◎市役所爆破予告について

(記者)

 爆破メール予告について、市長の意見を聞かせてください。

 

(市長)

 その後、報告を受けておりませんので、最新、どうなったか知らんけれど、爆破メール。メールですか。電話。

 

(記者)

 書き込みですね。

 

(市長)

 メールの書き込みですか。一応、自首された方がおみえになるけれど、本人かどうかよう分からんので、まだ保留になっとるという、そこまでだったね。ちょっと、そこまでということですけれど。動機は何か。市役所だけ? これは。

 

(当局:全国で来ています。)

 

(市長)

 全国の。

 

(当局:大きな市。)

 

(市長)

 あらゆる市町村にですか。

 

(当局:あらゆるではないですけれども。)

 

(市長)

 あらゆるでない。

 

(当局:かなりの数のところに、同じような内容の書き込みがあると。)

 

(市長)

 同じような。県庁も入っとるんですか。分からんか。市町村だけか。

 

(記者)

三重県庁も。

 

(市長)

 三重県庁も。そうですか。とんでもない話ですけれどね。早う、犯人をつかまえてもらわないといかんですよ。

 

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