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平成27年10月26日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年11月11日

ページID:73996

報告事項

  • 市長の海外出張について
  • 子宮頸がん予防接種調査について
  • 旭化成建材(株)の杭工事に関する現在の状況について

会見動画

報告事項

◎市長の海外出張について

 はい。それでは、10月26日(月曜日)の会見を始めたいと思います。おはようございます。

 

 まず最初に、海外出張について、ご報告いたします。

 

 シドニー市との姉妹都市提携35周年を記念した各種公式行事などに出席するために、10月31日(土曜日)から11月6日(金曜日)までの7日間、オーストラリアへ出張してまいります。

 

 シドニー市では、名古屋をPRする行事「名古屋デー」を開催するほか、シドニー市役所を表敬訪問いたします。また、ニューサウスウェールズ州の教育省を訪問し、シドニーの教育制度や児童・生徒への支援策などについても調べてまいります。

 

 こういうのは、ちょっと補充しておきますと、名古屋の子ども応援委員会という、日本で、これは名古屋だけの仕組み。要するに、先生の分業ですけれどね。

 

 先生の分業で、日本は先生というのが、教師という方が、子どものカウンセリングなんかも、常勤としては対応しておるということで、スクールカウンセラーが頑張ってみえるけれど、日本は残念ながら非常勤になっておりまして、ロサンゼルスで学びまして。

 

 この間も、そのロサンゼルスの方がおみえになりましたけれど、向こうでは、その方もそうでしたけれど、教師ではなくて専門職として、スクールカウンセラーは、教科を教える以外のことは全部やっとるで、どえらい忙しいらしいですよ。キャリアのカウンセリングやら、いろんな困ったときなんかのね。

 

 そういうことがありまして、この間、ちょうどシドニーの人と、会ったときに、シドニーの市議会議員さんが、女性の方が目の前にみえて、その話を、名古屋ではこういう取り組みを始めて、日本ではこれは初めてでといって、ロサンゼルスから教えてもらったと言ったら、いや、私のところも、実はという話になりまして。

 

 一応、その場で聞くところによりますと、シドニーの場合は3つに分かれていると。先生が。1つは教科、それからもう1つは、いわゆるスクールカウンセリング、いじめだとか、そういうような話ですね。もう1個は、キャリアカウンセラーといって、別にちゃんとしておりますと。大きくなったら何になるのというやつですわ。

 

 そういう仕組みがあるからということで、「ああ、そうですか」といって。「それじゃあ、ぜひこれをまた教えてください」ということを言いましたら、「ああ、どうぞ、どうぞ」ということになりましたので、そのことも勉強してまいります。

 

 そういうことで、さらに、この名古屋が始めました子ども応援委員会ですね。これをさらにええものにですね。日本の断トツ。今でもトップランナーだということで、文部科学省ははっきり言っていますから。名古屋がトップランナーだと。それがさらに進められるように、勉強してくるということです。

 

 次に、姉妹都市提携35周年を記念しまして、東山動植物園の姉妹動物園でもありますタロンガ動物園から、コアラちゃんを1頭いただけるということで、贈呈式に出席してまいります。

 

 今回寄贈されますコアラちゃんは2歳のメスでして、名前は、ミリー、ミリか。どっちだ。

 

(当局:ミリです。)

 

 ミリで。

 

(当局:伸ばさないです。)

 

 伸ばさんか。「ミリ」といいます。これで、東山動植物園で飼育されているコアラは7頭となりますが、まだ若く、とてもかわいいコアラでして、これから繁殖が期待されております。ここで職員からも説明をさせていただきますということで、真ん中へちょっと来ていただいて、どうぞ。

 

(当局:タロンガ動物園からやってくるミリというコアラは、タロンガ動物園からやってくるコアラとしては16頭目になります。

 

 直近では、昨年11月に、コアラ来園30周年を記念いたしまして、雌のコアラを1頭いただいております。こちらは「ティリー」という名前なのですが、ティリーは名古屋へやってきまして1カ月ほどで雄のコアラを出産しまして、無事育ててくれました。10月12日(月曜日)、先日、市民の皆さまから名前を公募しまして、「チャーリー」という名前が名付けられました。)

 

 しまいか。

 

(当局:はい。)

 

 チャーリーだね。

 

(当局:はい。よろしくお願いします。)

 

 ということです。まあ、あれなんですわ。見に行っても、大体寝とらっせるという話がありますので、これはちょっと、市民の皆さんに。わしも学んだところによりますと、何だった。何時ごろだって。飯を。

 

(当局:そうですね。1時ですね。)

 

 1時ですか。

 

(当局:午後1時ですね。)

 

 午後1時に飯を提供させていただきますので。コアラちゃんに。そのときに来ると、さすがに動く。

 

(当局:はい。そうですね。ご飯を食べたいですので。)

 

 ご飯を食べたいで、動きますので、ぜひ動いとるコアラちゃんを見たい場合は、この1時ごろが。

 

(当局:お勧めですね。)

 

 お勧めということです。

 

(当局:はい。よろしくお願いします。ありがとうございました。)

 

 はい、サンキュー・ベリーマッチ。

 

 その他に、中部国際空港株式会社様と一緒にメルボルン市のジェットスター航空本社を訪問しまして、新規就航に向けましたエアポートセールスを行ってまいります。姉妹都市提携35周年の節目に、シドニー市との友好関係をさらに深めるとともに、現地において積極的に名古屋の魅力を売り込んでまいります。

 

◎子宮頸がん予防接種調査について

 次に、子宮頸がん予防接種調査につきまして、現状をご報告させていただきます。

 

 ご協力をお願いいたしておりました子宮頸がん予防接種調査につきましては、7万1,177名の方に調査票をお送りいたしまして、10月23日(金曜日)までに3万587通、3万587通のご回答をいただきました。回収率としては、43.0%ということになります。大変多くの方々に調査にご協力をいただきまして、サンキュー・ベリーマッチということです。

 

 現在、いただいた回答の内容をデータ化する作業をしておりますが、作業が今週中に完了いたしますので、今月末までに到着した分までで回答の受け付けを終了いたします。まだご回答をいただいていない方で、調査にご協力いただける方は、早めのご回答をお願いいたします。

 

 なお、これまでデータ化が完了したものでは、接種を受けた方からのご回答が約70%、7割、受けていない方からのご回答が約30%となっております。今後、集計したデータを専門家が分析した上で、12月中に結果を公表する予定です。

 

 このことに関しましては、先ほどもちょっと幹部会で言いましたけれど、なかなか薬害の悲しい歴史は長くてですね。有名なところではサリドマイドのことから、私らが国会におったときは、やっぱり非加熱製剤のエイズの話がありまして、大変な悲惨な歴史を繰り返してきまして、大体後手後手になりまして。

 

 因果関係がないとかいう話があって、いろいろやっとるうちに、いや、そうでなかったということになりまして、なかなかこういう調査をやるということがなかったんですけれど、名古屋はこういうことで、全件調査に、国に先駆けまして、そういうことをやったということで。

 

 私からしますと、なんか内容がよう分かりませんけれど、国が一定の補償をするというようなことを、この間、テレビでやっとったような気がしますけれど。普通は因果関係が分からんからできんと言っとったんですけれど、こんなまだきちっとしとらんときに言うということは、どういうことかしらんとわしは思いましたけれど。

 

 これは、私としましては、全然、日本中にあまり報道されておりませんけれど、名古屋のこういう一歩先を行った、やっぱり被害者の皆さんの立場に立った全件調査というものが、国の背中を押したのではないかというふうに、自負をしております。

 

◎旭化成建材(株)の杭工事に関する現在の状況について

 次に、旭化成建材(株)の杭工事に関する現在の状況について、お話をさせていただきます。

 

 今回の旭化成建材(株)の杭工事に関して、市民の信頼を損なう行為や、市民・行政へ旭化成建材(株)から十分な情報提供が進んでいないことについて、大変遺憾に思っております。

 

 ということで、これは本当に、姉歯さんのときのことをよう思い出しますけれど、あのときは、建物が具体的に傾いとるという話はなかったと思いますね。確か、なかったと思います。そのことからすると、大変、これは皆さん、ご不安になることで、よっぽど市としても、建築確認というような。

 

 確認という名前が付いておりますけれど、実際は許可でして、建物の安全性について、名古屋市はやっぱり市民の皆さんのために、それを守っていく大きな責任を持っておりますので、そういう気持ちで。

 

 確認というと、お上から下々じゃなしに、やっぱり住民の皆さんの、住民サービスに徹するという姿勢でやらないといかんぞと言っておりましたし、今後もやっていきたいと思っております。

 

 先週金曜日に住宅都市局が説明いたしましたが、10月22日(木曜日)に旭化成(株)より、国土交通省に旭化成建材(株)が施工した工事について報告がありました。

 

 愛知県内には82件、うち横浜市のマンションで施工データの流用等を行った者が施工した物件は23件となっております。愛知県内82件のうち、名古屋市内に1件あるという情報を得ておりますけれど、全体については把握できておりません。

 

 ということですが、役所の分と民間の方とありましてですね。民間の方の場合は、若干注意して発表する必要がありますので、そういうことです。

 

 本市が発注し、所有している施設については、旭化成建材(株)に確認したところ、「該当なし」との回答を得ておりますが。本市が発注し、所有している施設については、なしと。ですが、担当部局において独自調査を実施し、旭化成建材(株)の調査結果を確認するように指示しました。

 

 今後は、愛知県と連携を取りながら、旭化成建材(株)に対し情報提供を強く要請してまいります。また、市民の皆さまの不安に対して、さまざまな相談に応じるため、住宅都市局に市民相談窓口を設置いたします。一日も早く居住者や市民の皆さまに安心していただくため、旭化成建材(株)が速やかに調査を進めることを望みます。

 

 ということでして、公共の部分についても、公共建築物につきましても、向こうからの通知を待つだけではなくて、さらに自分のところでやれるところまで、もっと深く調査するつもりです。

 

 民間の方の方につきましては、これは今日ですか、旭化成建材(株)の方から、元請けか、元請けの方にまず速達で行くと。通知がですね。どういう建築物をやりましたということで。その元請けさんがその手紙を受けて、お施主さんですわね、所有者といいますか。そこに連絡が行くことになっておりまして、1日~2日、2日~3日のうちに知っていただくことになると思います。

 

 今のところ、調査したところでは1件ということでして、これはちょっと民間の方になりますので、変なふうに言いますといけませんので、通知が正式に行きますから、それを受けまして、名古屋市としましても、まあ、すぐですから、この窓口なんかも設けておりますので、またそれにとどまらず、市民の皆さんのご不安といいますか、いろんな相談に当たりたいと思っております。

 

 私からは以上です。

質疑応答

◎杭工事について

(記者)

 今の名古屋市で1件というのは、どこの情報で、どこで確認して1件ということになったのかを、詳しく知りたいのですが。

 

(市長)

 いろいろ調査しまして、こちらはこちらで独自にですね。1件、民間のところであるということが分かったということでして、民間所有になっておりますので、ちょっと。1日、2日のことですから、ちゃんと正式に行きますので、それでこっちも対応窓口をつくって、大至急相談したいということです。

 

(記者)

 独自の調査というのは、国交省に問い合わせをしたということですか。

 

(市長)

 ということでもなくてですね。

 

(記者)

 まだ自治体別で何件かというのは公表されていないと思うのですが、どうしてこの1件というのが。

 

(市長)

 こちらもそれは、待っとるだけではいけませんので、ちゃんと調査しろと言ってあったこともありまして、そういう中から判明したということです。

 

(記者)

 ただ、どの程度確約のある情報なのかが分からないと報道ができないので、どんな確認方法で分かったのかというのを示してもらいたいのですが。

 

(市長)

 当局に関連する確認ということに、ちょっとしておいてもらわんとですね。まあ、ちゃんとした確実な情報ですので。あまり不確実だったらこういうところで言いませんし、隠すのはいけませんので、言いましたけれど。

 

(記者)

 先ほどの説明の中では、国交省にリストが送られていてという流れの中で、名古屋市内に1件という文脈だったのですが、国交省への確認で、1件ということが確認できているということでいいのですか。それとも、名古屋市が旭化成建材に問い合わせて1件なのですか。

 

(市長)

 名古屋市と言っていただいたのがええか分かりませんけれど、名古屋市の関連で調べたということですね。

 

 なかなか今の段階だと、やっぱり、取りあえず。こういうところでしゃべるというのは、民間の所有者の方が非常に不安になりますのでね。周りの方もおみえになりますから、まずご本人にこの連絡がきちっと行って、それからちゃんとそれなりの準備をしていただいて、話を進めていくということが必要だと思います。

 

(記者)

 関連ですが、いわゆるゼネコンとか、そういう方から聞いたとかでもないのですか。

 

(市長)

 そういうふうでもないですね。

 

(記者)

 民間ということですから、マンションでいいのですね。

 

(市長)

 まあ、マンションでしょうね。

 

(記者)

 先ほどから市長もおっしゃられていますが、逆に、情報がないと不安になると思うのですが、例えば何区だとか、そういうようなことは。

 

(市長)

 もう1日、2日か、2、3日で着きますので。ご本人たちに。それから。

 

(記者)

 ご本人に着くのは分かるのですが、逆にそれまで着かないので、一般の方たちも、名古屋市内にマンションが1棟あるということで、もしかしたら自分のところがということで不安になられる方も、逆に多いと思うんですね。

 

(市長)

 まあ、そういう方も。

 

(記者)

 それを逆に限定するために、例えば何区だとか、ある程度絞った方がいいのではないかと思うのですが。

 

(市長)

 だけど、近所の方も不安になりますよね。今、ポンと言いますと。だから、もうちょっと待っとってください。

 

(記者)

 あくまで市内というところまでしか公表しないと。

 

(市長)

 はい、市内ということで。

 

(記者)

 旭化成建材は、「終末の土曜日から今日にかけて各元請け会社に連絡をしています」という言い方をしているのですが、先ほど市長の説明では、速達で通知が今日から届くということだったのですが、これはどこの話なのですか。

 

(市長)

 それは住宅都市局が言っとりましたけれど。

 

(記者)

 住宅都市局は、どこに。旭化成建材に確認しているということですか。

 

(市長)

 そこは、ちょっと知らんな。

 

(当局:旭化成建材に確認しています。)

 

(記者)

 旭化成建材に確認している。今日から届くということでいいのですか。

 

(当局:今日から発送を始める。夜半からと言った方がよろしいでしょうか。)

 

(市長)

 こっちへ出てりゃあ。大事なことですから。

 

(当局:旭化成建材に電話でお尋ねをさせていただきました。今現在、それからこの通知を差し上げるという、今どういう状況か、今後どうなるかということをお尋ねさせていただきましたところ、昨日の夜段階ぐらいから、順次、元請けさんに郵送。速達とおっしゃっていましたが、で通知を始めている、始める。そういうことを伺っております。

 

 ですから、市長も申し上げましたように、元請けさんの方に一両日中に届き、それから発注者さん。それから、マンション等がある場合には管理組合さん。そういうところへご連絡が行くと考えております。)

 

(記者)

 市民相談窓口の特に対象となるというのは、例えば民間のマンションのオーナーの方であったり、民間のマンションに住まわれている方から、こういう、電話での。

 

(当局:もちろんそういう方も対象になり得ると考えていますし、マンションとかでもなく、他の用途の建築物。例えば病院ですとか、工場ですとか、事務所ですとか、そういうところの、いわば発注者さんというか、多分発注者さんイコール所有者さんとかになるかと思いますが、そういう方のご相談も受けられるように、というか、そういうご相談もいただくだろうなと思っております。)

 

(市長)

 一応、電話番号を言っておこうか。ここで。

 

(当局:今、お手元の方に。市民相談窓口の設置ということで、お手元に配布させていただいておりますが、本日から当面の間、開設することにさせていただきました。時間としては9時から17時、お昼は休ませていただくということになっております。

 

 場所としては、私の課でございます住宅都市局の建築指導部監察課、西庁舎の2階です。電話番号が、052-972-2936です。主な相談内容としては、このようなものもありかなと思っているところです。)

 

(記者)

 主な相談内容が3点ほど挙げられていますが、これは、実際にもう市民からきたような内容なのでしょうか。

 

(当局:特に1番目の話だとか、そういうものはありましたね。多分、今、市長がご説明しましたように、旭化成建材の方からそれぞれご通知が行っている、または行くという状況ですので、こういう方がいらっしゃると思っております。)

 

(記者)

 当局としても情報があまりないと思うのですが。

 

(当局:そうですね。)

 

(記者)

 私が住んでいるマンションが杭を施工していると聞いたがどうしたらいいのかとか、確認したいがどうしたらいいのかとか、どういうふうにお答えするのですか。

 

(当局:例えば、今、私がお答えさせていただくのであれば、今、国土交通大臣が指示をして、さっき市長が申し上げましたように、旭化成建材から元請けさんを通じ、マンションであれば売り主さんを通じ、管理組合を通じ、入居者というか所有者の方々に行くという、まず流れを多分ご説明させていただくことになると思うのです。

 

 やみくもに、今現在、もし通知が来たとしても、必ずしも横浜であったようなデータが偽造されていたりとか、傾斜するとか、そういうものだというわけではなくて、まず旭化成建材が杭を施工していたという三千何十件という全国の、愛知県では八十幾つという件数の中の1つであり、調査対象になっていますという、そういうことですよという、まずその意味をご説明したりとかですね。

 

 その後、ですからその数日中に、管理組合さんを通じて皆さん方にお知らせが行くと思いますとか、そうしたらどうしたらいいんだとか、そういうことに対しては、皆さん方でちゃんと調査をやってくれ、どうなっているんだ、報告が来たらすぐわれわれに欲しいとか、そういうようなことをアドバイスさせていただいて、そうすることで不安を少しでも和らげさせていただきたいと思っております。

 

 私どものマンションは大丈夫かと言われたときに、実はわれわれがストレートに、対象ですとか、そうじゃないとかは、データがないので申し上げられないのですが、そんなようなことで少しでも不安を和らげたいなと考えているところです。)

 

(記者)

 名古屋市の民間1件というのは、マンション、どれぐらい調べたうちの1件なのですか。少なくとも1件あったと分かったのか、名古屋市が調べるものは調べた上で。

 

(当局:訂正させていいですか。)

 

(市長)

 そうかね。ちょっと訂正があるようで。

 

(当局:申し訳ありません。実は、この1件というものについては、実は発注者さんの方からわれわれに、昨日、ご連絡をいただいたのです。ということで分かったのですが、先ほど申し上げたルートではないのですが、実は直接、旭化成建材にお尋ねされたそうなのです。で、分かったという。そういうご連絡を。)

 

(記者)

 通知が来たというやつの、というわけではなくて。

 

(当局:通知ではないです。自らが、私が発注したやつは大丈夫というか、対象なのかということをお尋ねして、その答えが出てきたということですね。そして、自ら、書類をお持ちだったものですから、調べたみたいなんですね。そうすると、書類に旭化成建材の名前があったということらしいのですが。)

 

(記者)

 そうすると、間違いなく旭化成建材は、もうその1件は82分の1であり、ということを認めて、そこの確認はできていると。

 

(当局:順序が逆ですね。自らお調べになって、あって、旭化成建材に尋ねたら、3,040件でしたか、の中に入っているというお答えも得たということで、そのことでわれわれにご連絡があったということなのですが。)

 

(記者)

 そうすると、もう1点聞きたいのは、いわゆる書類をバーッとあさって、他の自治体で何かやっているような名古屋市独自の調査というのはやっていなくて。

 

(当局:それは、公共施設。名古屋市が発注して所有している、先ほど市長が申し上げました、そういう施設については、われわれも同じように旭化成建材に聞いて、「なし」という回答をいただきましたが、市長から指示をいただきまして、今おりますが、別の部署の方で、さっきと同じように、今ご連絡いただいた方と同じように、自ら持っている書類を調べはじめているということです。)

 

(記者)

 公共施設については、それでゼロであることを名古屋市独自の調査でも確認して、すり合わせて、双方ゼロだからよし、ということをやっていると。

 

(市長)

 ええ。さらにやりますけれどね。

 

(記者)

 さらにというのは。

 

(市長)

 公共建築物でも、今の国が言ってくるのもそうですけれど、他にもあるといかんですから、一応、見られるものは見ますけれど。

 

(記者)

 その1件というのは、いわゆる3,040件のうちの1件なのか、それともデータを改ざんした現場代理人の扱った1件なのか。

 

(当局:それは、われわれはもともと知り得ないですが、発注者さんが旭化成建材に聞いても、それは教えていただけなかったそうです。元請けを通じての通知の中には入ると、確かお聞きしたような気がしますが、直接のお尋ねではお答えをいただけていなかったということです。)

 

(記者)

 いわゆる横浜の傾いたマンションと同じ施工の1件であるという。

 

(当局:3,040件、愛知県で言うと82件のうちの1件ということは分かりましたが、愛知県内で言う、括弧書きで書いてあった23件の中の1つかどうかは、まだ分からないということです。)

 

(記者)

 それを、旭化成建材から。

 

(当局:分からないというか、「お答えできない」とお答えをいただいたということです。というのを、これを私は聞いたということですけれども。)

 

(記者)

 今後、その連絡があった1件のマンションの方とは、名古屋市はどのような形で連絡を取り合いながら進めていくのですか。

 

(当局:連絡は取ると思いますが、どのようなというと、ちょっとまだ分からないというか、状況または情報に応じて対応していくことになるかなと思います。)

 

(記者)

 名古屋市がサポートを、その相談のあった民間のマンションの方に対して。

 

(当局:アドバイスさせていただくことがあるのであれば、いわゆる相談窓口でも、もしそういうことがあればさせていただくことになると思います。)

 

(市長)

 着いたという確認が取れますので。そちらの方に。では、こちらからもすぐ連絡して、着いたと思いますけれど、あと、こういうふうですというふうにやらないとあかんですね。これはね。

 

(記者)

 具体的に、何か、今後、こういうふうに市と連携してやっていきましょうとかというような話し合いを持っていくだとかというのは。

 

(当局:今、今後どうなるような話についても説明はさせていただいているのですが、今後、11月13日までには国交省の方へ、データの流用等が行われたかどうかについての報告が行きまして、もし実際にデータの流用が行われたということになれば、われわれに、今度は国の方から個別の情報として連絡が来ることになっておりますので。

 

 そうなると、われわれとして、それに対してどう対応していくのかということを、発注者さんとも一緒にというか、やっていくことになると思います。)

 

(記者)

 緊密に連携を取りながらと。

 

(当局:緊密になると思いますけれども、すみません、ちょっとそこまで具体的には分からないのですが。)

 

(市長)

 それは緊密で。もともと建築基準法20条らしいですけれど、建物の安全性については、ちゃんと名古屋市がフォローしないといかんという条文があるんですよ。それに従って、きちっと責任を持って、安全確保のために努力させていただくと。連絡を取らせていただいてね。だから、それはそれで、本当に、ああいう偽装があったのかないのかですね。それはもう大至急やってあげないといかん。

 

(記者)

 確認ですが、発注者の方から連絡をもらったのはいつですか。昨日の夜、今朝。

 

(当局:昨日です。)

 

(記者)

 昨日。夜、何時ぐらいに。

 

(当局:昨日ですね。)

 

(記者)

 何時ぐらいですか。

 

(当局:すみません。ちょっとそこまで。)

 

(記者)

 夜とか、夕方とか、そういうのは。

 

(当局:夜です。)

 

(記者)

 夜。電話で、当然あったんですよね。

 

(当局:そうです。)

 

(記者)

 これは、一応その発注者の方がご自身で確認されてということですが、これを受けて市としても確認はしているのですか。今、そういう連絡を受けたんだけれども、ここは該当するのかと。

 

(当局:いえ、私どもが旭化成建材に聞いても、私どもの発注したものではないので、実際聞いていませんが、お答えしていただけないと思っておりますので、していません。そういうことは。)

 

(記者)

 聞いていないのですか。

 

(当局:はい。)

 

(記者)

 今後、していく予定は。

 

(当局:今までも、個別のデータをということは申し上げているのですが、いただけないので、やらないと思いますね。)

 

(市長)

 いや、だけど、向こうから言ってきて特定されたら、お前さん、それは。20条、やらないといかん。

 

(当局:それは、調査が行われて、偽造というか、改ざん等がはっきりした段階では国からも来ますので、それからはもう本当にそうですけれども。)

 

(市長)

 いや、そのために、仲介の労を執ってやらないといかんわね。一応、20条。

 

(当局:仲介。)

 

(市長)

 ええ、そうなったとすると、本当に犯罪かどうか。具体的に相当の恐れが出てきたもんで、それで、そのデータの偽造がないかどうかは、国と連絡を取ってやらないといかん。

 

(当局:それは。)

 

(市長)

 それはやるんでしょう。

 

(当局:偽造があるかないかについては、名古屋市とというか、旭化成建材、それから元請けさん、そこら辺の方で、データの偽造がないかとか、もし偽造があるとすると、安全性が確認できるかということをもうやるということになりますので、それに対してわれわれは、例えば指示というか、そういうことはします。)

 

(市長)

 そうでしょう。

 

(記者)

 正確な事実の確認をさせていただきたいのですが、昨日の夜ということは、名古屋市の電話というのは土日の間、代表は取り扱っていないと思うのですが、個人的に。

 

(当局:直通電話は通じますが。)

 

(記者)

 直通電話にかかってきたということですか。

 

(当局:はい。)

 

(記者)

 監察課の直通電話にかかってきたという。そうすると、市とのそういった連絡先を知っている方がかけてきて。連絡の趣旨というのは。

 

(当局:ホームページには、うちの課の電話番号はありますが。実際、それで知ったかどうかは知りませんが。)

 

(記者)

 直通でかかってきたと。その連絡の趣旨というのは、その報告なのか、それとも何か市に支援ですとかサポートを求めてきているのか、相談なのか。どういう趣旨で連絡をされてきたのですか。

 

(当局:そういうものが分かったけれど、ということですね。)

 

(記者)

 では、報告という。

 

(当局:報告という。まあ、報告なんでしょうか。)

 

(市長)

 連絡かね。同じことですけれど。

 

(記者)

 確認が取れたんだけれど、というだけ。

 

(当局:ですから、少し、ここからこういうふうに流れますよというようなことはお話を。)

 

(記者)

 今後、どうなるんですかという問い合わせだったのですか。

 

(当局:どうなるんですかという問い合わせは、ご存じでしたよ、それは。だけど、私どもはそれをお話し。)

 

(記者)

 あくまで、自分が発注したマンションが82件のうちの1件だということの連絡があったということでいいのですか。昨日の夜に。

 

(当局:ですから、自らお調べになって、その旭化成建材が杭の施工者であることが分かって、旭化成建材に確認したら、そうだと言われたということですね。)

 

(記者)

 という連絡があったということでいいのですね。

 

(当局:はい。)

 

(記者)

 もちろん、わざわざ連絡をされてきているので、うそをついているというのはないとは思うのですが、それで市が確認しないで、これを認定したという形でいいのですか。市としても1件あるということで。

 

(当局:すみません。そうですと、確かに確認は。私どもの方で、別ルートではちょっと手がないので。)

 

(記者)

 でも、電話一本していないんですよね。

 

(当局:旭化成建材には。私どもからは。)

 

(記者)

 ええ。不安に思われているわけじゃないですか。市民の方が。それが確かにそういうものなのか。まして23件のうちの1件であれば、またより心配になると思うのですが、そのあたりの確認はしていないんですよね。

 

(当局:23件のうちの1件だとは、直接の発注者さんでさえも教えていただけない。)

 

(記者)

 いや、その発注者の方が教えていただけないというのは分かるのですが、先ほどから市長がおっしゃっていますが、あくまで市民の方の不安を少しでも和らげるためにということで、そういう連絡を受けた以上は、そういう確認をしてもいいのではと思うのですが。

 

(当局:やってもお答えいただけないと。)

 

(市長)

 だけれど、いっぺん確認しておくのがええわ。

 

(当局:はい、分かりました。)

 

(市長)

 それは、それじゃあ、させますわ。

 

(記者)

 その連絡があった方というのは、個人ではなくて、デベロッパーとか、そういう会社ということですか。

 

(当局:発注者さんです。)

 

(記者)

 発注者さんは、個人ではなくて。

 

(当局:ちょっと申し上げられません。)

 

(記者)

 企業かどうかも。

 

(当局:申し上げられません。申し訳ありません。)

 

(市長)

 あまり特定されると、正直言いますと、やっぱり個人の建物になりますので、それはちょっとまずいんだね。この状況で、この記者会見で言うというのは、いくら何でも。そうなっちゃいけないという、そういう趣旨です。だけど、あと1日~2日でちゃんと通知が行きますので。本人に行きますので、そこからは非常に丁寧に説明に入るということです。

 

(記者)

 それとはずれるのですが、窓口は結局、何人ぐらいで対応されて、これまでに何件ぐらいの問い合わせが来ているのかというのは。

 

(当局:今日からというか、今、この会見のところで、皆さん方を通じてというか、発表させていただいていますので、まだお電話がいただけている件数というのは、私自身もちょっと知っておりません。それと、対応する職員といたしましては、監察課の職員で、今、全員体制で臨もうとしております。職員としては、私以下17名です。)

 

(市長)

 1本、代表みたいになって。

 

(当局:一応、グループ化されておりますので、少ないかもしれませんが3回線は確保しております。)

 

(市長)

 もう一回言おうか。先ほど、ちょっと発音が悪かったでよ。

 

(当局:すみません。)

 

(市長)

 今日からですね。今日から当面の間ということで、平日9時から17時、午後5時だな。

 

(当局:はい。)

 

(市長)

 午後5時まで。ただし、昼はちょっと除かせてくださいと。12時から13時。窓口は住宅都市局建築指導部監察課ということです。電話番号は、052-972-2936。052-972-2936まで、お電話いただきたいと思います。

 

 主な相談内容としては、「市の公共建築物は大丈夫なのか」と。それからもう1つは、「私が住んでいるマンションは、施工業者から旭化成建材の杭を施工していると聞いたが、どうしたらいいか」というのとかですね。それから、「私のマンションの杭が旭化成建材かどうか確認したいが、どうすればよいか」と。そういうことですので、どうぞお電話をいただきたいと思います。

 

(記者)

 今回は、その発注者さんがたまたま名古屋市に連絡した方がいいと思って、連絡してくれたと。密に連絡を取って、名古屋市として連携していくためには、今回の例えばこういう窓口に、そうやって今日以降通知が来た発注者の人には、連絡をくださいと呼び掛けたいですか。これは、そういう趣旨ではないのですか。

 

(当局:呼び掛けというか、本当に、この件に関して不安をお持ちの市民の方々に、少しでも不安を和らげていただけるようにと。そういう相談窓口なので、われわれとして、どこかの建物、どこかの発注者さんのものが対象だということは、結果的には分かってくるかもしれませんが、それよりも不安を解消するためのご相談を受けるという。そっちが趣旨です。)

 

(記者)

 たくさんのケースを把握したいというわけでは。

 

(当局:先ほどからも市長がずっとおっしゃっていますが、元請けさんを通じて、国の方で指示したルートで、最終的には今現在の所有者さん、マンションであれば所有者さんの方まで連絡が行くことになっておりますので、そうしたときに、先ほどの「どうしたらいいんだろう」みたいなご相談を受けようとする、そういう窓口のつもりです。)

 

(記者)

 今回はたまたまあったから、たまたま。

 

(当局:開設の前でもありましたので。はい。)

 

(市長)

 まあ、発表させていただいたと。あまりこういうことを言わんのが多いですけれど、やっぱり正直に言わないといかんで。ただ、民間が持ってみえるので、こんなところでボカンと名前を言うということは、いくら何でもまずいんじゃないのという配慮をしておるということです。

 

(記者)

 所有者でなく、発注者ですか。

 

(当局:今は、発注者です。)

 

(市長)

 問題は、普通はこういうのが起きますと、旭化成建材だけではないのではないのかと。問題はね。それは、あんたらは言えんか分からんけれども、わしからすれば、民主党国会Gメンをやっとった立場からすれば、どういう動機だったんだと。工期を早くするのではないかというふうに言われていますわな。となると、そんな要請というのはいくらでもありますので。要請というか、ニーズというのか。

 

 相当、名古屋だけでどこまで対応できるか分からんけれど、ちゃんとした、国を挙げてね。建築基準法にありますから。20条に。建物の安全性を保たないといかんというので。

 

(当局:20条は、構造的な安全性ということですから。)

 

(市長)

 そうそう。それは、国の責任、名古屋市の責任ですので、この際、いろんなご不安があったら、どんどん。せっかく窓口をつくりましたから、ねえ。忙しくて困るぐらい電話をかけていただいても、結構ですけれども。

 

(記者)

 ちょっと内容が重複するかもしれないのですが、この主な相談内容のところで、この2つ目のところの、「私が住んでいるマンションは、施工業者から旭化成建材の杭を施工していると聞いたが、どうしたらよいか」という質問が寄せられた場合に、どういうふうにお答えになるのですか。

 

(当局:誤解されているといけないので、そのことが、すなわち建築物等の安全性に問題がある工事ということではないですよということを、まずご説明させていただかないといけないかなと思っています。通知が来た、すなわち、いわゆる欠陥というか、データ流用がされて構造的に問題があるとか、そういうものではないよというようなことは、まずご説明させていただかなくてはいけないと思っています。

 

 それから、先ほど来、11月13日までには、旭化成建材、それから元請けさんとかも協力してだと思いますが、データ流用がされているかどうかを確認して、国交省の方へ報告することになっている。それから、問題があるようであれば、われわれ名古屋市の方へ連絡が来て、その後、安全性が、本当に大丈夫なのかどうなのかということの確認がなされていく。そういうような流れを、まずはご説明する。

 

 つまり、そういうことで、まずそういう結果が出るのをお待ちいただくと。そういうようなことをご説明をしていく。そういうことで、何をしたらいいんだろうという焦りですとか、不安ですとか、そういうものを和らげていただこうと考えております。)

 

(市長)

 旭化成建材だといって、全部いかんわけじゃないと思われますので、そういう場合、検査をこういうふうにしとるとかいうようなことについて、いろんな労を執らせていただくということですわな。結局。

 

 ええですか。はい、どうもありがとうございます。一応、以上ですが。

 

(記者)

 先ほどの市長のお話の中で、心配なのが、こういう問題が出てくると他のもというようなお話を、今、ちらっとされていましたが、そういう、他のメーカーさんも含めて調査していくというつもりは、市としてはあるのですか。

 

(市長)

 そこのところは、本当は国がやらないといかんのだけれども、市も。これは、建築基準法20条って、市の責任になっとるかな。大抵なっとると思いますわな。だで、動揺があるか知りませんけれど、やらないといかんですね。本来は。普通は。

 

 なかったら、ええですよ。そんなことはね。旭化成の中でも、その中でも非常に特殊な例であったというふうになれば、それはそれで、ええかどうか分かりませんけれど。やらないといかんでしょう。

 

(記者)

 やらないといかんというのは、具体的にどういうことを言っておられるのですか。

 

(市長)

 もし何だったら、いっぺん、どこの辺まで集められるか知らんけれど、元請け会社か何か集まってもらって、こういうことがあったと。よそでもないでしょうな、いっぺんちゃんとチェックしてくださいと。全部。ということで、業者さんをまず動かすということでしょう。まず。

 

 建物の安全性については、建築確認ということで、名古屋市がやりなさいということで、税金を払って市民は委託しとるんですから、そのくらいやってもええと思いますよ。わしは。そんなことはできるわな。

 

(記者)

 聞き取り調査の方をやるということですか。

 

(市長)

 聞き取りというか、いっぺん集まってもらうなり、どういう方法があるか、ちょっと分かりませんけれど。手紙を出すのか知らんけれど、各マンションというか、杭打ち施工ですか、したところは、まず自分のところの施工状況を確認してくださいということは、やらないといかんと思うけれど。わしは。じゃないですかね。

 

 ようある話は、こういうことをやらずにほかっておくと、全然違うところからポコッとまた出てきたというのが、今までようあることですわね。姉歯さんのときは、どういうふうだったかな。ちょっと昔になりますけれど、あれ、幾つか出てきたんじゃなかったか。どういうふうだったですね。あれ。まあまあ、ええですけれど。

 

(記者)

 くどくて本当に申し訳ないのですが、市が独自に調査を進めるのは、公共施設を裏付けるために調べるのであって、民間の建物は、基本的には独自の調査というのは考えていないということですか。

 

(市長)

 いや、やってもらわないといかん。

 

(記者)

 でも、さっきの話では、それはしないということになっていましたが。

 

(市長)

 今回は、民間の所有者ですので、ちょっとここでしゃべるというのはいかんでしょう。いくら何でも。

 

(記者)

 それはそうです。

 

(市長)

 それはいかんと思いますよ。やっぱり。

 

(記者)

 どの建物がではなく、市として調べるのか、調べないのか。

 

(市長)

 調べます。どういう調べ方があるか分からんけれど、それは施工した人にね。務めが大体あるわね。建築基準法20条で。

 

(記者)

 その方針は、さっきの市の方の説明と違う。

 

(市長)

 そんなことはないと思いますよ。先ほど、確認しておいた。調べてもらわないといかんといって。安全何とか義務といって、あるんですわ。20条で。

 

(記者)

 できる限りの情報を収集していくという感じですか。

 

(市長)

 それよりやっぱり、いっぺん、あれじゃない? どうやって集められるか知らんけれど、先ほど言ったように。

 

(当局:趣旨はもちろんそういうことなのですが、どういう形でやれるかというのは、極めて数も多いですし、やり方も難しいので、ちょっとまた、それは調整した上で、あらためて出させていただくということにさせていただけませんか。)

 

(市長)

 まあ、出させていただくというけれど、やらないといかんですよ。それは。

 

(当局:ええ。何らかの形で。)

 

(市長)

 うん、やらないと。税金をもらって建築確認業務をやっとるんだから、その後の安全確保義務ですか。何かあったときには、施工業者に言って、施工業者から調査してもらうという仕組みになっとるらしいですけれど。建築基準法は。それならそれで、そういうことができるということは、こういう具体的に、市民の安全の危険性がこうやって示されたような場合は、やっぱり調査しないといかんと思いますね。

 

 ただ、名古屋中の建築業者全部に。まあ、ここで言ってまえばええようなこともあるんですけれどね。杭打ちをやっとるところということになると、そう多くないだろう。取りあえず杭打ちでいくなら。どのくらいあるかしらんけれど。

 

(当局:ちょっとまだ数も分からないですね。)

 

(当局:いずれにしても、これは市内だけの問題ではなくて、国全体でやっていくことになると思いますので、国交省や愛知県さんともその辺はきちっと連絡を取りながら、どういうやり方がいいのかということは、今後、進めさせていただきますので、よろしくお願いします。)

 

(市長)

 国と連絡を取るのはいいけれど、市は市で独自でやらないといかんですよ。まずやろうということになって、ここからは国がやってちょうというふうにしないといかんです。とかね。ということで。

◎名古屋駅周辺の交通対策等について

(記者)

 旭化成建材のこと以外のことで質問なのですが、11月、来月、大名古屋ビルヂングの竣工というようなことで、今、予定になっていますが、そういったことも含めて、今後、あちらの方に高層ビルが幾つもできて、非常に名古屋駅のあたりも様変わりすると思うのですが。

 

 それに対して、交通とかも含めて、いろいろ影響が出てくると思うのですが、そういったことに対する対策だったり、市としてどのようにリーダーシップを取っていこうと思っていらっしゃるかということについて、市長のお考えをお聞きしたいのですが。

 

(市長)

 それは大問題で、ええ。大問題ですので。駅をどうする、それと、その周りをどうするというのが大問題ですので、それはそれで、検討は始まっておりますけれど、さらに、この間の、例の、居酒屋の例もそうじゃないですか。居酒屋の。リニアの、オープンカットする一番北東の角のところは、いわゆる戦前の建物だったという話があったりして。

 

 あの情報も、私は某議員さん経由で聞いたということでですね。飲みに行ったことがありますけれど。だで。いっぺん、本当に、そういうあれだわね。駅ばかりじゃないですから。

 

 駅西も大きいですよ。駅西から中村公園にかけて、ずっと、どういうまちをつくっていくか。よっぽど、本当に、うん。住都は住都ですけれど、もっとまちづくりの、例えばエンターテインメントならエンターテインメントとか、そういうところも入ってやらないといかんと思っていますけれど。わしもちょっと、積極的にコミットするつもりですけれどとと

(当局:ちょっと補足させていただきます。今、市長は、全体のまちづくりのお話をされたと思うのですが、交通処理についてのご質問だったと思って。個々の建物について、大きなビルについては、大体環境アセスメントというのをやっておりまして、一定の交通処理についても 検討がなされて、一定、安全に処理ができるということの上でやっていますが。

 

 今後、駅の開削だとか、いろいろな工事が重なってきますので、その辺については、全体の中でどういう交通処理ができるのかということについては、市が中心となって、警察さんやいろいろなところのご協力をいただきながら調整をして、渋滞だとか事故がないように、それはきちっと進めてまいります。)

 

(市長)

 交通もあるけれど、具体的に言うと、大名古屋ビルヂングの裏の辺だと、例えば、名古屋城が今度木造になったとしますわね。そうすると、ものすごい人が来ますよ。多分100万人は確実に増えると思うので、そのアクセスは、名古屋駅から名古屋城までどうやって行くのか。これは大テーマになってくるわけですよ。

 

 例えば、1つは、シャトルバスならシャトルバスでもええですわね。水素エンジンでもええんじゃないですか。それから、堀川の水辺から行くのとか。それから、大名古屋ビルヂングの裏から歩いたり、人力車で行くとかですね。まちづくりを味わいながら。そういうのが出てきますので、それと一緒になってやらないといかんのですよ。

 

 そういう考えから言うと、大名古屋ビルヂングの裏の辺は、ああいう昔ながらの。あそこは空襲で焼けていなかったところですからね。だで、非常に魅力が残っとるところですから、そういう観点でまちづくり、それから、今の交通の動線もそうだけれど、やっていかないといかんということになりますわ。

 

 住宅都市局が今、やるのか何か知りませんけれど、実際は、そういう立場ですね。楽しいまちづくりというか、今流で言うと観光ですけれど、そういうのに配慮したまちづくりに進めていかないといかんです。大目標をつくって、進んでいかないといかん。

 

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