名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
はい。それでは、皆さん、こんにちは。9月28日(月曜日)の会見を始めたいと思います。
本日は、まずはじめに、乳がん月間における取り組みについて、ご報告をいたします。
10月は「乳がん月間」ということで、本日のバックボードは「ピンクリボン」となっております。ピンクリボンは、乳がんについての正しい知識の普及と、早期発見・早期治療の大切さを伝えるための世界共通のシンボルマークです。
また、10月中は、私をはじめ、課長級以上の職員がこの(ピンクリボン)バッジを着用いたします。
ワンコインがん検診や無料クーポンなどの名古屋市独自の取り組みにより、乳がん検診の受診者数は21年度の3万5,000人から、26年度には4万1,000人に増加いたしました。さらなるがん予防やがん検診の受診を呼び掛けるため、10月の「乳がん月間」には、名古屋市全体で、乳がんの予防や早期発見・早期治療に向けた取り組みを実施してまいりますので、ここで紹介いたします。
まずは、「名古屋ピンクリボンフェスタ2015」の開催です。10月1日(木曜日)にはオアシス21におきまして、乳がんについての啓発イベントを行います。また、夜間には、オアシス21とテレビ塔をピンク色にライトアップします。点灯式には、私も出席させていただきます。
次に、名古屋テレビ塔、愛知県体育館、白鳥庭園など、さまざまなスポットで、マンモグラフィ車による乳がん検診を実施いたします。名古屋まつりなど、イベントと同日に実施いたしますので、ぜひお出掛けのついでに、乳がん検診も受診していただきたいと思います。
次に、広報用映像「受けましょう!がん検診」の放映についてです。アグネス・チャンさんに出演していただいております、がん検診の広報用映像を、今週10月3日(土曜日)から11月20日(金曜日)まで、市内3カ所の映画館にて順次放映をいたします。
なお10月からは、国民健康保険に加入されておりまして特定健康診査を受診されていない方々を対象に、がん検診の電話勧奨を開始いたします。10月から3月までの月曜日から土曜日、朝10時から夜8時までの間、特定健康診査の受診勧奨と併せて、乳がん検診をはじめとする各種がん検診を受診いただくよう、電話による勧奨を行います。
今後も、がんの予防やがん検診の受診などを幅広く呼び掛けてまいります。皆さんも、ぜひがん検診を受けていただきたいということです。
次に、「高齢者いきいき相談室」の開設について、ご報告をいたします。
高齢者の相談窓口は、これまで「高齢者福祉なんでも相談所」がありましたが、市民の皆さんから、分かりづらい、利用しづらいとの声をいただいておりましたので、これを見直し、身近で気軽に立ち寄れる相談窓口としまして、「高齢者いきいき相談室」を開設することになりました。10月1日(木曜日)に、市内256カ所において開設をいたします。
同相談室では、高齢者福祉に関するさまざまなご相談に応じることとしておりまして、具体的には、介護保険のことはもとより、認知症、介護予防、高齢者虐待、成年後見制度、消費者被害など、高齢者の生活の中でのお困りごとについて、いきいき支援センターと連携して対応してまいります。また、必要に応じまして、ご自宅を訪問して支援をいたします。
なお、相談室は、本市の研修を受け、主任介護支援専門員の資格を持った職員が配置されている介護保険の居宅介護支援事業所に協力いただき、運営をいたします。「高齢者いきいき相談室」ののぼりがある事業所が目印になりますので、ぜひ気軽にご相談にお越しいただけたらと思います。
なお、高齢者の相談窓口としましては、分室を含め、いきいき支援センター45カ所に高齢者いきいき相談室256カ所が加われば、301カ所を設置することとなりますが、これは他の指定都市と比較して、最多の拠点数となります。今後も、高齢者が住みやすく安心して暮らせる街になりますよう、努めてまいります。ここで、職員からもPRをさせていただきます。
(当局:このように、地域に身近な相談窓口が、10月1日より開設されます。高齢者の方やそのご家族、また、地域で活動されている民生委員の皆さまなど、さまざまな方からのご相談をお待ちしておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。)
もうちょっとないかね。
(当局:おっしゃられましたように、301カ所ということで、政令都市で最大ということになりますので。)
わしから聞いとってはいかんけれど、ここに、ちょっと言い訳というか、エクスキューズといいますか、「また、必要に応じて、ご自宅を訪問して支援します」というふうに書いてあるけれど、相談窓口ってようけあるんだわ。いろんなところに、いろんなものの。
原点だけれど、独居のばあさまや独居のじいさまのところに行ってきてよ、ノックして、ピンポンやって、「どうでゃあ、元気にしてりゃあすか。市役所の××○○ですが」といって、そういうのはやらへんのかね。
(当局:これは、訪問も実際行いますので。いきいき支援センターと連携をいたしまして、訪問を。これは、今回初の取り組みですので。)
そっちのほうが、2万5,000人もおるとよ。市役所職員。なあ。区役所でも、東区だと約140人もござるで。で、学区って、9つしかないでね。で、これ、全部で256というと、大体小学校数と同じですわ。小学校に1つぐらいできるわけだわな。これ、大体。
(当局:はい。)
ねえ。そうなりゃ、そういうばあさんのところへ出掛けていってよ。納税者のところへ。で、「どうでゃあ」といって声を掛けることが、ええことだと思いますけれど。
(当局:はい。)
ねえ。
(当局:ええ。ぜひとも。)
硬い雰囲気だな。これ、何でややこしいかというと、土地は福祉になっとるんですわ。で、地域活動って市民経済局がやっとるので、基本的に。そういういわゆる縦割り的な、アホみたいな話があるわけです。
だで、わしは、せっかくこんなぎょうさんおるんだったらよ。区役所の職員だって、140人もおって、今もいろんな地域のお年寄りというか、面倒を見てござる。うちらでもお祭りをやるときに、よく歩いてござるけれど、せっかくだで、やっぱりノック・オン・ザ・ドアですわね。
毎日朝から、ずっと歩いて、地元のじいさん、ばあさんのところへ行ったってみやあ。喜ばっせるに。若い男が来ると。「あんた、そうきゃあ、名古屋市役所の人間か。よう試験に受かったな」と言って。「公務員、どうも優秀らしいな」とか何とか言ってですね。そういうことをやって、こういうのもあると、いわゆる血も涙も通うということになるわね。ほうだろう。
(当局:はい。)
俺が言っとってはいかんけれど。まあ、そういうことでして、ということで。
(当局:はい。)
ちょうどおりますで、何か質問はありますか。この時点で。ええですか。それじゃあ、ちょっとそこら辺で、横で待っとってちょうだい。また何かあるかしれませんでね。はい。
ということでして、次に、「なごやめし博覧会2015」の開幕について、ご報告をいたします。「名古屋おもてなし武将隊」が。おお、家康が来たじゃないですか。How are you ?
(家康:I'm doing great. Good to see you.)
この人、英語をしゃべるでな。この家康、英語をしゃべるんですわ、なかなか。なかなか格好ええ、なあ。
(家康:よろしくお願い申す。)
OK。後で家康からのご説明をいただきますで。
(家康:ぜひとも。)
ちょっと待っとってちょうだいね。味噌かつ、味噌煮込み、ひつまぶしなど、全国的に人気の「なごやめし」を、名古屋市内の飲食店舗を回遊して食べ歩くイベント「なごやめし博覧会2015」が、今週10月1日(木曜日)に、いよいよ開幕をいたします。
5回目となる今年は、過去最大規模の307店舗に参加いただけることになりました。そのうち31店舗には、新しい「なごやめし」メニューをご提案いただいて、その中から食べた方に気に入ったメニューを投票していただいてグランプリを決定する「新なごやめし総選挙」にも参加していただきます。
開幕初日のオープニングイベントには、私も出席しますほか、博覧会のスペシャルサポーターである「名古屋おもてなし武将隊」や「はち丸」。あんた、スペシャルサポーターかね。
(家康:さようにござる。)
なかなか格好ええ名前ですな、これ。「はち丸」、そして「BOYS AND MEN」も駆け付け、イベントを盛り上げてくれるということです。
8月にミラノ万博でも「なごやめし」のPRをしてまいりましたが、国内外に「なごやめし」が広がっていくように、今年6月に愛知県等と共に、なごやめし普及促進協議会を設けてPRをしています。
名古屋の秋のイベントとして定着しました「なごやめし博覧会」を大いに盛り上げ、「なごやめし」を全国にアピールしたいと思っております。食欲の秋、観光客の皆さまにも、地元の皆さまにも、この機会にぜひ「なごやめし」を満喫していただけたらと思います。
ということで、それでは、徳川家康殿にお言葉を賜りたいと思います。どうぞ。
(家康:あらため。)
もうちょっと真ん中へ来たれ。
(家康:さようでござるな。奥ゆかしい性格であるが故に、申し訳ござらぬ。)
一応、ちょっと名乗れ。
(家康:天下太平の世を築きし初代江戸幕府将軍、皆の衆、こたびはよろしくお頼み申す。わしが、尾張名古屋開府の祖、徳川家康。はっ。さあ、今じゃ、今撮っておくのじゃ。ちいとばかり、待っておるぞ。ほれ、お主も撮るのじゃ。さあ、市長も、笑顔でよろしくお頼み申す。)
OK。今、ちょっと英語で言ったらどうだ。せっかく今、新しい時代だで。どうだ。
(家康:せっかく故、ミラノ万博に出陣いたした我ら、イタリア語で申しますかの。)
ああ、イタリア語。「オー・ソレ・ミオ」か。
(家康:いやいやいや、歌うのではござらんで。素晴らしい歌声ではございましたが、カンツォーネは置いておいて。)
置いて。じゃあ、イタリア語で。イタリアンね。
(家康:<イタリア語でのあいさつ>)
ほう。
(家康:Applauso.)
何だ。
(家康:手を叩けという意味じゃ。)
ああ。アスファルトと聞こえたが。今。
(家康:Applauso.)
ああ、ほうか。
(家康:Applauso. 手を叩け、皆の衆。)
ああ、そうか。アスファルトと関係ないか。
(家康:アスファルトはですな、よき土の塊ではありますが、そのことも置いておいて、こたびわしが参ったのは、他でもない。第5回目となるな、「なごやめし博覧会2015」の宣伝をいたしたいと思い参ったわけじゃ。これはな、国内食べ歩き回遊型飲食イベントとしては最大級でござるな。先の戦でも、ミラノ万博で「なごやめし」が大変な人気でござった。)
そうだったみたいですな。
(家康:さよう。手羽先を食べておるイタリア人の姿は、なかなか見ものでしたぞ。それを一つ一つ食べ方を教えて、グッとやると上手に取れるんですな。あの肉が。)
あれはしかし、chicken wing とか何とかいって、向こうにもあらへんか。ああいうの。
(家康:buffalo wings.)
ほう、何だ、それ。
(家康:というものがございますな。)
そうかね。
(家康:まあ、しかしながら、われらにとっては洋食の新しいものかもしれんが、向こうの者たちは日の本の伝統食として受け入れられる、この「なごやめし」。その次に行ったは、わしは香港で。名古屋日本料理というもので発信されておるんですわ。)
あの帰りに。
(家康:さよう。)
ミラノの帰りに。
(家康:ミラノ、そして名古屋に寄って。)
香港は。
(家康:また香港へ参ったんですわ。)
えらい国際的になられたな。家康も。
(家康:さようでござる。河村市長、そしてここに集まりし皆々のおかげじゃ。やはりこの回遊型のイベントはな、食べ歩きイベントということで、皆に、食べて、そして「なごやめし」を楽しんでもらいたいんじゃが、国外の者がやって参ったときに、この開催期間中、なんと1カ月半もござるでな。ぜひとも「なごやめし」を知っていただく、よき機会であると。千載一遇の機会であると、わしは心得る。)
外国人がござったときに、「なごやめし」を食ってもらうと。それだったらもっと、お前さん、名古屋のいろんなところに英語かよ、中国語でも、しゃべる人間がおらないと、分からせんぞ。そんなもん。
(家康:もしくは、わしが分身の術を使って、100名ほどわしが出て、市内で案内すればよいですな。)
それはそれは、ええけれど。
(家康:確かに、そのように少しずつ英語表記や中国語表記も進んでおるようですな。)
やっぱり、声を掛けるようにしないといかんわな。
(家康:さようでござるな。)
外国人に。
(家康:やはり国際的な第一歩は、声掛けをするということ。)
そういうことだ。
(家康:故に。)
どう言うだ。Hi there.
(家康:Hi there. Hello there.)
Hello there.
(家康:Mr. Kawamura.)
Mr. Kawamura. Thank you. Good to see you.
(家康:Good to see you too.)
OK.
(家康:ということのように、最後は笑顔で終わる会話。そして、それを第一歩として、このような「なごやめし」の回遊型イベントに参加していていただきたいと、思う次第じゃ。うん。)
で、どうした。
(家康:以上でござる。)
彼女はどうした。ほんで。
(家康:わしの正室のことでござるか。)
おお。
(家康:400年前に、信長殿の命により、殺され申した。)
殺されたか。
(家康:そのような悲しきことは、よいではございませぬか。)
よう知っとるな。あんた。
(家康:ああ、もちろん。市長の正室殿の話は。それはやめておきますかのう。)
ええ、それは。毎日、忍耐で生きておりますで。
(家康:ああ、さようで。わしと同じですな。)
いやいや。
(家康:忍耐、忍耐で。)
Be patient.
(家康:Be patient. Patient is the key.)
Key.
(家康:Yes.)
To make relationship.
(家康:Exactly,between each other with your wife.)
OK.
(家康:Yes. Exactly. So this is it from me.わしからは以上じゃ。ありがとさんじゃ。)
OK.(拍手)
(家康:そうじゃな。拍手をする場所じゃないかもしれんが、だしてくれると、終わりやすいのじゃ。わしとしては。)
この裏の娘は、何かしらん。
(家康:この者はもう、奥ゆかしきこと山のごとしで。お主の顔も見せてくれのう。)
せっかくだで、しゃべらせたれ。
(家康:さよう、さよう。このように麗しきおなごが背景におったわけじゃ。せかっく故、手元のこれを説明いたすか。)
ちょっとこっちへ。ここの方がええ。マイクが入っとるで、ちょっとこっちへ。
(家康:もう面食らっておるぞ、このおなごは。)
(当局:チケットなのですが、5枚と2枚つづりがございまして、5枚つづりは3,000円、2枚つづりは1,240円となっております。5枚つづりの方が若干お得になっていますので、ぜひお買い求めいただきまして、食べ歩いていただきたいなと思っております。よろしくお願いします。)
(家康:市長殿、すごいんですぞ。これ、1枚チケットを使うと約600円になるんじゃが、通常600円ではよもや食べられるようなものではなく、時には1,500円以上のものが600円で買えてしまうようなものなのじゃ。)
おお、そうか。
(家康:故に、この期間中に食べると、おいしいだけではなく、なんと、非常なるお得な品々であるというのが。)
何とか商品券というので、若干ややこしいことがあったようだけれど。
(家康:いやいや、それは全て解消済みでござる。)
あれとは違うわけだ。あれは、2割やったな。
(家康:それもそれ。)
こっちは、別に。
(家康:こっちはこっちの、別の、専用チケットになっておる。)
それで、食うのは決まっとるわけか。メニューは。
(家康:決まっており申す。各1店舗ずつ、これこそはわが店の「なごやめし」というものと1枚交換をいたすといった算段でござる。)
それは、ビールとか焼酎も出るの。
(家康:それが付いておるものもござる。)
ござるかね。
(家康:さよう。)
(当局:セットになっているのもあります。)
ほう、セットに。
(家康:さよう、さよう。ぜひとも市長殿も、参加されたし。)
いや、俺も食いに行ったことがあるけれど、ああ、そうか。メニューが決まっとるわけだな。自分の自慢のやつが出てくるわけだ。
(家康:さよう。)
それもなかなか面白いわな。
(家康:うん。えらい時間を食ってまったで、われらはそろそろ退陣いたした方が。)
はい。
(家康:ありがとさんじゃった。)
(当局:ありがとうございました。)
はいはい、Thank you for coming. ということで、ありがとうございました。
(家康:Thank you for inviting us. ありがとさんじゃった。)
この徳川家康が英語をしゃべるのも、なかなかのもんなんです。アメリカかどこか知らんが、かなりベラベラしゃべりますよ。結構なことですね。
今言いましたけれど、ぜひ外国の皆さんに、名古屋でもうちょっと、声を掛けるようにしないといかんわな。そういう雰囲気をつくらないと。そう大したことはないんだけれど、そういうのがベースですわな。いろいろ言っていますけれど。
ということでして、皆さんもぜひお買い求めいただきまして、いろんなところでうみゃあ飯を食っていただきたいということです。
次は、「Nagoya ポップアップアーティスト」の開始について、ご報告をいたします。
この事業は、音楽やダンス、大道芸などが、まちのそこかしこで行われ、皆さんが気軽に楽しめる空間をつくることによって、まちのにぎわいと彩りを生み出すことを目的としております、ということが書いてありますが。
5月25日の会見で募集のお知らせをさせていただきましたところ、165組ものと。「の」
の前に「も」がわざわざ書いてありまして、これは、受け取る方が感動したのかどうか分かりませんけれど、予想より多かったということでしょうか。165組もの応募があり、その後、8月に行われました二次審査の公開オーディションに合格し、58組のアーティストが認定されました。おめでとうございます。
8歳から67歳まで、ジャンルも音楽ではクラシックからポップス、尺八まであり、また大道芸では、マジックにジャグリング等、多種多様な方々にご参加いただいております。詳しくは公式ウェブサイトでご紹介しております。
いよいよ、活動が10月3日(土曜日)から開始するに当たりまして、この日の午後1時から、久屋大通庭園フラリエにおきまして、ポップアップアーティストが出演するオープニングイベントを開催し、私も一言激励のあいさつをさせていただく予定です。
なお、今後、活動が行われる会場は、地下鉄駅構内や公園等の公共施設に加え、イオンモールの名古屋みなと店、名古屋茶屋店など6店舗や、栄地下街のドコモスマートフォンラウンジ名古屋。これは大抵、栄のあの一番ど真ん中のところだと思いますけれど。そうだろう、これ。
(当局:そうです。)
なあ、大抵そうです。ど真ん中の、昔の日産ギャラリーがあったところですね。民間の協力が得られた施設を予定しております。こちらも公式ウェブサイトをご覧ください。会場については、これからもご協力いただけます施設を募集しております。
この事業を通じまして、まちとアーティストがコラボレートしまして、都市の魅力づくりに取り組んでまいります。市民の皆さんも大いにご期待ください。
ということで、これは、とかくエンターテインメントがないと言われておりますこの名古屋のまちで、大変期待される事業でして、わあわあ、わあわあ言っておりまして、これで4年目ぐらいかな。言いかけてから。4年目ぐらいになりましたが、これで一応実現されるということでして。
これは一応、パブリックスペースとして、まあまあ、選定されたところをやりますので、そういう面では、ちょっとジャッジをさせていただきましたけれど、皆さん、いろんなところで勝手にやらっせるのは、別にそれとは関係ありませんので、それはそれでご自由にいろいろやっていただいて、大いにいろいろ盛り上げたいということですけれど、これからが非常に重要なんであってですね。
ご参考なものは、わしも聞いたことはないけれど、ようテレビでやっていますな。ロンドンだとか、ニューヨークだとか、ああいうところの。ニューヨークなんかは、地下鉄の車内でもやっとると聞きましたかね。そういうようなことをして、そういうところから。
なかなかね、一応ジャッジしとるようで、相当なミュージシャンでないと出られんというふうに聞いておりますけれど。また聞きですけれど。名古屋でも、そういうようにならんかということで、ここには書いていないでどうなるか知りませんが、私はとにかく、4曲に1曲は、やっぱり、みんなが知っとる曲をやらないといかんと、盛んに言っております。
ぜひこれは、もし聞いておられたら、このアーティストの皆さんも理解してもらいたいけれど、全然知らん、学生の、ヘビーメタルか何か知らんけれど、いろいろやられて、知らん曲ばかり、ぎゃあぎゃあ、ぎゃあぎゃあやられると、「何なの、それが」というふうになりますので、ぜひ、じいさん、ばあさんが、わしも66歳ですけれど、昔のお嬢さんが足を止めるように。そういう曲を。
それは、美空ひばりでも、森進一でも、八代亜紀でもですね。クラシックの名曲でもええですよ。「燃えよドラゴンズ!」でもええですけれど、パッとみんなが知っとる曲を1曲はやってもらわないといかん。ということは、わしは盛んに申し上げております。ちなみに、みんなが知っとる曲というのは、やっぱり名曲なんですよ。実は。長く続くというのはね。
ということをやりまして、ぜひここから、これがもっと広がっていきまして、それこそ紅白歌合戦に出たりですね、有名なアーティストが生まれて。パフォーマンスなんかもやりますから、面白い人が出てきて、「芸どころ名古屋」といって口では言いますけれど、こういうことをやって、ちゃんと、実際の、地に足をついて、裾野を広げないといかんです。
それで、やられる方に申し上げておくと、わしらでも、政治でもそうだけれど、本当の大衆のおるところでね、誰もおらんところでしゃべって、人の足を止めると。「わしの話を聞いてちょう」と言うというのは、結構、大変に修業が要るんですよ。実は。
だから、そういう面も非常にありますので、1人でもようけの人が、地下鉄でわしが何かやっとるときに足を止めてちょうというふうに、努力をしていただきたいと。ギャーッとやって、「うるさいな」というだけじゃ、いかんのですよ。というふうに感じております。
名古屋型のこういうものが、ぜひ世界の標準になっていって、名古屋から、先ほども言いましたように、一流のアーティストが生まれるとええなということですので、市民の皆さんも、「ああ、これはええな」と思ったら、足を止めて聞いたってちょうだい、見たってちょうだいということです。
ということですね。私からは以上です。
(記者)
2点あるのですが、1点目が、今も委員会で続いているのですが、名古屋城の木造化についていろんな議論がされている中で、先週、経済効果についても名古屋市として調査をされて、来場客が増えることで、100億円ですか、出されていたと思うのですが、市長のお考えとしても、それだけの経済効果が見込めるという期待を持たれているかどうか。
それと、木造化にかなり市長も熱い思いをお持ちということで、いろんな議論がされているのを、今どういうふうに受け止めているか、教えてください。
(市長)
先に結論的に言いますと、これは議会で今、ご審議を賜っておりますので、ぜひご理解をいただきたいと思っておりますけれど、市民の皆さんに正しい情報をお知らせしてですね。
たぶん、たぶんですね、究極的には、半年ぐらい過ぎたところで、一方は、いわゆる耐震改修です。これが、大体29億円だと言われておりますけれど、コンクリートの耐震改修ね。だけど、40年ぐらいの寿命だろうと。またいろいろやらないといかんと、こう言われておりますけれど。一般的には。それもまた精査しますけれど。
それでいくのか、それとも、他のこともということもあるか分かりませんけれど、一般的に言いますと、もう1つは、木造で復元していくと。その木造で復元していくというのに、それじゃあ、いつまでに、幾らで、どういう木で、どういう工法でできるのかというのを、最終的には市民の皆さん、それから議会でご判断いただいてという材料を、今、つくっておるという、つくらせてちょうということです。
今まで、木造復元については一種の夢物語的な話でして、実際に、それじゃあ、幾ら掛かって、いつまでに、どのぐらいの工期でできて、それは、木はどういうものを使うのかと。本当にですね。それから、例えばバリアフリーなんかはどうなるんだと。エレベーターといってあるのか、ないのかとか、ということとかですね。
それから、この間、ある学者が言っとった話ですけれど、あれは8,000トンぐらい。まあ、大きい建物からすれば、そう別にどえらい重いわけじゃないですけれど、コンクリートの構造物を取りますと、下が、今、ケーソンといって、コンクリートの基礎の上になっております。それが若干浮くのでないのか、もしくは浮かないのかということもありまして、そういう、それこそ専門家でないと分からん要素が結構あるんですわ。
そういうようなことで、今度は市民の皆さんに、本当に正確な、正しい、今の時点で最高の専門家による知見を、それと大体幾らでできますということをお知らせして、ご判断をいただくためにやっとると。今ね。
ということで、何だと言っとった、初め。忘れてまったな。
(記者)
経済効果は。
(市長)
ああ、経済効果。経済効果につきましては。
(記者)
先週、100億円見込めるんじゃないかという説明があったのですが、本当にそれだけ効果が見込めるというふうに、市長もお考えですか。
(市長)
これは、議会の方に資料として提案しておりますけれど、いろいろ。議会の資料も入るんだろう、皆さん、手に。ねえ。だで、そこにありますのは、1つは、同じようなことをやった熊本城、姫路城、それから大洲城というのが愛媛県にあります。それからあと、掛川城について、直したりした場合に、新しく建てたりした場合に、お客さんがどれだけ増えて、経済効果がどれだけ増えたというのを。
これは、今までにない資料だと思いますけれど。これは、私が直接、各市長さんなどに電話しまして、出してくれということで、非常に詳細に資料が上がっております。
それから、大きいところで言いますと、そこは、姫路城はまあまあですけれど、大きいところで言いますと、東京都、東京ですね、江戸城。江戸城と、大体、名古屋城は、容積で、名古屋城の方が実はちょっと大きいですけれど、高さは江戸城の方が若干高いといわれておりますけれど、容積は、名古屋城の方が実はでかいんです。
復元を目指す学者さんのグループがありまして、ここが取った、日本経済研究所かな、政府系の金融機関のシンクタンクで取った資料がありまして、これが相当類似しとるのではないかと、ある学者さんも言っていました。「これでいいんじゃないの」といって。「ほぼ同効果じゃないの」と。
それは、350億円掛かって、1年間で1,000億円の経済効果があるというふうに。その積算根拠もいただきましたけれど、そういうふうに出しております。
そんなことで、その辺を中心にしまして、名古屋城としましては、本丸御殿のときに、造ったらどれだけお客が増えるかというのをシミュレーションしたのがあるんですわ。それで、実際の数と合わせまして、大体150万人。だから、倍ですね。倍。今、150万人か160万人ですから、ぐらいはお客さんが増えるだろうというふうに見込んだ数字ということです。
これは、ちなみに今言いました各お城ですね。熊本城、姫路城、大洲城、それから掛川城、なんか、いろいろバラバラですけれど、何もないところからできたのもありますけれど、ばくっと言うと、初年度が大体3倍になると。お客さんが。で、初年度以降は倍ぐらいで推移しているという。大体、ばくっといきますとね。ぜひ資料を見ていただきたい。正確にきちっと書かれております。
それとも合致するということで、名古屋城においては、150万人程度。もっと増えるんでないかという人も、有力です。これは有力です。何でかといったら、やっぱり場所が圧倒的にいいですから。新幹線の、東京と大阪の真ん中ですから。要するに、京都に行ったら名古屋へ寄ろうと。こういうような感じですね。名古屋城の、世界で初めての本物の天守閣ができたよということで、その程度の経済効果があるだろうと。
100万人だとしますと、今、500円ですので、そのままの入場料でやるとしまして、100万人で5億円ですか。100万人の、10円で1,000万円、100円で1億ですから、500円ですと5億円ですね。100万人です。200万人増えますと、10億円と。入場料収入だけで、増えることになる。それプラス、いろんな土産物のグッズだとか、それから、いろんな、宿泊される方もおみえになるだろうから、そういう経済効果が生じるということですね。
仮に起債でやったとして、300億円か200億円か分かりませんけれど、今、その辺のところは、これからいろいろ議論しないといかんのだけれど、今の名古屋市債の金利は0.48%ですので、0.5%としまして、100億円で1%で1億円ですから。ですよね。100億円で、1%で1億円。0.5%なら5,000万円。だで、300億円だとすると1億5,000万円と、なりますわね。金利はね。
仮にですよ。これは。これから、今日の議会でやっていますけれど、どういう資金調達をするかは、いろんなパターンで考えてやっていかないといかんと思いますけれど。
それから、もう1個、何だったな。
(記者)
もう1つ、別の話題になって申し訳ないのですが、子宮頸がんのワクチンの調査を名古屋市で今やっていて、結構全国的にも期待は掛かっている調査だと思うのですが、当局で聞いたところ、30日締め切りでやっているのですが、まだ半分も集まっていないんですね。
(市長)
やっぱり少ないですか。
(記者)
今の時点で、2万4,000ぐらいですかね。
(市長)
あんたの方がよう知っとるが。
(記者)
7万人対象だということなので、当局は、今、期限を過ぎても回収しますよというお知らせをしているということなのですが、結構、特に患者さんたちの期待が大きい調査だと思うので、その今の現状についての市長の受け止めと、あらためて呼び掛けというのをしていただければと思います。
(市長)
はい。それは、この名古屋は、断トツのワクチン先進都市と。日本一の先進都市を目指しておりますので、それである以上、こうやって、過去繰り返してきましたね。サリドマイドなんか、一番初めで、印象が深いんですけれど、薬害の歴史って、大変悲惨なんですよ。
そういうことがありますから、ちょっとでもこういうことがあったら、ちゃんと調査すると。こちらの方でも断トツ日本一ということで、全件調査。7万人ですけれど、始めまして、今、何人だと言っとった。
(記者)
約2万2,500通。
(市長)
2万2,500ということは、3分の1弱か。
(記者)
そうですね。半分もいっていない。
(市長)
よう知っとるな、あんた。だで、ようけの人にぜひ参加いただいて、なるべくいい、医療の分野ではエビデンス、証拠ですけれど、そういう資料を残さないといかんもんですから、ぜひ。
名前は分かりませんので。中学生の女の子なんか、聞いて、「こんな変なの出すのは嫌だわ」と思われるか分からんけれど、名前は聞いておりませんから。日本の医学界の進歩のために大変役立ちますので、ぜひ出していただきたいということと。
もう1つ、教育委員会は今日は来とらんか分からんけれど、これは、いっぺん僕からも、学校の先生から頼んでもらうようにね。ええ、学校の先生から。授業で。授業なのか、ホームルームなのか知りませんけれど。ということで、お願いしたいと思います。
これも本当に画期的なことでね。ええことは誰も褒めてくれへんで、やけくそですけれどね。ワクチンもワクチンで圧倒的に進んどるし、こういう調査も、一刻も早くやるというのは、なかなか結構。実際は、過去繰り返してきたサリドマイドなり、エイズなりね、ああいういろんな悲しい事件を見てみると、大変難しいことですよ。実は。みんな後手後手になっとるんです。
大変悲惨なことが起こってから、何か訳が分からん、グズグズ、グズグズ言いかけてきたということですので、名古屋は先んじてやりますから、ぜひ、テレビでこれをもしやっとったら、女の子というか女性の皆さん、名前は分からんで。皆さん、アンケートしてくれるのが医学のためになりますし、苦しんでみえる方もね、そういう人のためになりますから、ぜひアンケートに答えてくださいと。子宮頸がんのワクチンのことです。
(記者)
関連なのですが、名古屋城の天守閣の話なのですが、今日の委員会で、来年度当初に行われるアンケートについての特徴が、無作為の2万人を念頭に行いたいような方針を示されたのですが、委員からは複数回行うべきだという意見もありまして、あらためて市長に、アンケートに対するご見解というか、考え方をお聞かせ願いたいのですが。
(市長)
それは、いろんなところで意見を聞くというのは、非常に重要なことで、結局は、市民の皆さんのご理解がないとできんことですけれど、ただ、やっぱり正しい情報をお知らせするというのが非常に重要なもんでね。この際。
なかなか名古屋城がどうなんだと聞かれても、一体それが、なんか訳が分からんじゃないですか。減税だとか、ああいうのは身近なことですから、すぐ生活に密着していますから、分かりますけれど。ですから、やっぱり丁寧に説明して、皆さんのご意見をお伺いするというのは、これはええことだと思いますよ。
(記者)
無作為でやるというのは。
(市長)
無作為は無作為で、いいんじゃないですか。丁寧に説明しないと、いかんですよ。とにかくね。今の天守閣といって、それがどういう状況であるのかというのを、これは分からんでしょう。なかなか。
反対に、減税だとか、地域委員会もありましたけれど、地域委員会なんていうのは、やっぱり、監視カメラなり防犯灯がどうやって付くかとか、自分の生活に密着していますから、非常に1つの関心がありますけれど、名古屋城というのは、実は大変重要な話なんだけれど、だけど、やっぱりそれはきちっと。今どうなんで、どういう道があるのかということは、きちっと、丁寧に説明する必要があると思いますよ。
(記者)
先ほどの子宮頸がんワクチンのアンケートの回収方法なのですが、学校というのは、当初から協力関係にはなかったのですか。集めるに当たっては、学校の力というのは非常に大きいと思うのですが。
(市長)
わしはそう言ったんだけれどよ。郵便でやるよりも、やっぱり学校で配ったらどうだと。まずね。学校に行っとらん子もおるもんだから、そこはそこでまたちょっと、ある程度分かりますので、それはそれでフォローしてということだけれど、そうでなくなっちゃいましたわね。と思うんだけれど。
(記者)
市長は、学校でどうかということは提案されていたと。
(市長)
ああ、言いました。
(記者)
それは受け入れられなかった。
(市長)
学校で先生が一言しゃべると、違うじゃないですか。1週間か10日たったら持ってりゃあよといって。絶対名前は分からんでなというのが、大きいですわ。手紙でひょっと来て、名前が分からんでと書いてあるだけでは、なかなか人間って信じられんでしょう。
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