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平成27年8月24日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年9月10日

ページID:72817

報告事項

  • 子宮頸がん予防接種調査の実施について
  • 「やっとかめ文化祭~芸どころ・旅どころ・なごや~」の開催について

会見動画

報告内容

◎子宮頸がん予防接種調査の実施について

それでは、8月24日(月曜日)の会見を始めたいと思います。おはようございます。本日は、まず最初は、子宮頸がん予防接種調査の実施ということで、ご報告いたします。

 

 子宮頸がん予防接種につきましては、接種を受けた方々が全身の痛みなど、さまざまな症状を訴える事例が報告されたため、平成25年6月に、国が接種の積極的な勧奨を一時的に見合わせることを決定しました。

 

 接種を受けた方々が訴える症状が、予防接種が原因なのかどうか、今後の接種勧奨をするのかどうかといったことについては、国において専門家が検討しているものの、2年以上経過しても結論が出ていない状況です。

 

 こうした状況の中で、副反応を訴える方々から実態調査を求める切実な声をいただきまして、名古屋市独自に調査することを決定いたしました。

 

 この調査は、予防接種の対象となった年齢の方、約7万人の皆さまに対して実施いたします。接種を受けた方と受けていない方を比較する、全国で初めての大規模な調査です。

 

 9月上旬に、中学3年生から大学3年生に相当する年齢の方に、健康状況や過去に受けた予防接種をお聞きするアンケート調査をお送りいたします。女性の皆さんにということですがね。

 

 一人でも多くの方にご回答を返送いただきたいと思いますので、学校にも協力を依頼していきます。マスコミの皆さんも、ぜひ広報にご協力ください。いただいた回答を集計しまして、専門家が分析した上で、大体12月をめどに結果を公表する予定です。

 

 これは、当然のことですけれど、氏名を書かないアンケートになっておりまして、その辺のところは、当然ですけれど、女性の方のプライバシーは当然大事にしますので、ご安心をいただいてということです。

 

 後でご質問が出てくるか分かりませんけれど、名古屋は、来月号の「広報なごや」の巻頭言にも出ておりますけれど、予防接種、ワクチンですね、これの断トツ日本一であるということを前から申し上げておりまして。ということになりますと、反対に、こういういろんな皆さんからの声が届いたときですね。予防接種の副反応に。届いたときに、やっぱり責任を持って。

 

 今までだと、何かこういうことになると、すぐ逃げ腰になるんですけれど、そうじゃなくて、全件調査をするということにきちっと踏み出しまして、日本一のワクチン予防接種先進都市にふさわしいことをやっていきますので。

 

 県の方も、大村さんに言いまして、「よしよし、協力してあげるよ」ということで、学校へ行っとらん方もありますけれど、行っておられる方なんかは、僕は本当は郵送じゃなしに、学校で、先生がしゃべるもんで、回収も学校でやったらどうだと。完全匿名にしましてね。

 

 と言っとったんですけれど、学校へ行っとらん方もみえるということで、どうも郵送するようですけれど、これは、ぜひマスコミの皆さんから市民の皆さんに、協力したってちょうよということで。なるべくこの調査の精度を上げないといかんものですから、ぎょうさんの人にご回答いただきたいと。

 

 これは、名古屋のためもそうですけれど、無論、当然、日本全国のためになりますので、ぜひ協力をお願いしたいと思います。

 

◎「やっとかめ文化祭~芸どころ・旅どころ・なごや~」の開催について

それから次に、「やっとかめ文化祭 ~芸どころ・旅どころ・なごや~」の開催について、ご報告いたします。

 

 今年度で3回目の開催となりますが、10月30日(金曜日)から約3週間にわたって、伝統芸能の公演や、各種講座・ワークショップ、歴史まち歩きなど、まちじゅうを会場にしまして、150を超える多彩なプログラムを開催いたします。

 

 恒例の「辻狂言」に加えまして、料亭の皆さまのご協力によって実現した「お座敷ライブ」や、名妓連、芸妓(げいこ)さんの組合ですが、名妓連組合の伝統芸に挑戦する「しゃちほこチャレンジプロジェクト」など、新たな企画もめじろ押しです。

 

 ぜひ、なかなか、わしもちょっと給料が安いもんでいかんですけれども、名妓連の皆さんも、名古屋は伝統がありますので、何でも京都だと言わんようによ。名古屋でも、名妓連の皆さんを呼んでいただいて、ぜひおくつろぎをいただくと大変ありがたいということで、芸妓さんが、逆立ちのようなことをします。しゃちほこのまねですけれど、この、いわゆる「しゃちほこチャレンジプロジェクト」って、そういうことやろ。

 

(当局:はい。)

 

 ねえ。ぜひご覧をいただけたらと思います。

 

 歴史が息づく会場で、専門家やアーティストが多様な名古屋の魅力をレクチャーする「まちなか寺子屋」にもご注目いただきたいと思います。

 

 今年は「旅」をテーマに、「全てのプログラム」と「和菓子屋」を巡る企画も用意いたしました。これは初めてじゃない? 和菓子屋は。

 

(当局:はい。)

 

 期間中、幾度となくお出掛けいただき、豊かなまちの表情を発見していただきたいと思います。

 

 オリンピックの開催やリニア新幹線の開通を控えて、これまで以上に都市の個性や魅力が重要になりますので、長い歴史の中で育まれてまいりましたオンリーワンの資源を十分に活用して、未来へつなぐ文化を育んでいきたいと考えております。

 

 ここで、では、職員からもPRをさせていただきます。

 

(当局:この「やっとかめ文化祭」は、今年で3回目ということなのですが、全部手作りでプログラムを作っていまして、3年かけていろいろな人とつながって、またいろいろなまちの素材を見つけて、内容の方も、より多彩に、それから深まって、充実させることができてきたのではないかなと考えています。

 

 そういう意味では、本当に名古屋のまちとそれから人が主役になった文化祭になっていまして、どこから切り取っていただいても、非常にユニークな名古屋の表情がご覧いただけるのではないかなと思っておりますので、ぜひまちを挙げて盛り上げていきたいと思っておりますので、お力添えをよろしくお願いいたします。ありがとうございます。)

 

 はい。ということでして、名古屋のまちは、ご承知のように250年から300年ぐらい前ですけれど、今からね。7代藩主、徳川宗春さんのころに大変に栄えまして、そのときは、例の暴れん坊将軍吉宗さん、8代将軍の治世でして、享保の改革ということで、質素を。政権が質素になるのはええんだけれど。幕府が。庶民にまで質素を要求してしまって、非常に経済が落ち込んだということでして。

 

 ちなみに、吉宗さんをみんなで拍手する雰囲気というのがあるんですけれど、テレビなんかで出てくる暴れん坊将軍の吉宗さんは、あれは松平健さんでして、吉宗さんではございませんので、皆さん、間違えんようにですね。

 

 松平健さんも愛知県の人ですから、わしも大好きで、あの人は「マツケンサンバ」の松平健といって、大変陽気な方ですけれど、吉宗さんではありませんので。

 

 そのときに尾張名古屋は、吉宗さんは四公六民を五公五民に増税しようとしたんです。あの当時は、4が公で、6が民間だった。だけど、五公五民ということで、4を5に増税しまして、民間が、従って、6から5へ減ると。それに敢然と反対したのが、尾張の宗春さん。民の喜びが全てだといって、そのときに、こういういろんな芸というんですかね、発達させて。

 

 非常に心中未遂がありまして、当時は大変ご法度だったんですけれど、一応、取りあえず格好だけつけて、2人とも命を救って、その後、結婚して子どもまでつくったというような、大変人を愛する立派な方を、尾張名古屋は生んだんですけれど、ちなみに、そのときに経済がそういうことをやったから失敗したとか言われていますけれど、あれは大うそであるという説が、最近、登場いたしまして。

 

 何でこうなったかというと、やっぱり、尾張藩はどえらい威張っとったものですから。家康さんの直系だということで。直接、私たちは、天皇陛下から、ちゃんとこれだけの地位をいただいたんだと。江戸幕府は、自分らでやっとるだけじゃないかということで、いざ事あらば、尾張藩は、勅命に依って催さるる事なりと。天皇陛下の方に従おうじゃないかということをやっておりまして。

 

 ということがあったもんだで、江戸は非常に警戒をしておりまして、それやこれやで、結局、謹慎させられてしまったと。7年ばかりの統治でしたけれどね。

 

 ちなみに、うちの先祖がそこに付いていっておりまして、その後しばらくして、尾張騒動といいますけれど、北町奉行を中心として、何百人も逮捕に来まして、尾張藩、謀反の疑いありということで、うちも逮捕されていますけれど、尾張藩の関与はないと、拷問に耐えたという記録がありますけれどね。

 

 その中で1人、獄門打ち首になったぐらいという。コモリイシケイという名前だったと思いますけれどね。

 

 という尾張藩ですので、それからものすごい、幕府の密偵が、御庭番が、尾張藩にどえらい大量に入っとった。尾張藩主も、それから、吉宗さんの孫が尾張藩主になったりしていまして、そこからどうもいかんのですわ。何となく、いかん。というふうになっておりますので、この際、この300年の怨念を晴らすと。なあ。

 

(当局:はい。)

 

 ということでやっていきたいと思います。ということで、私からは以上です。

質疑応答

◎子宮頸がん予防接種調査の実施について

(市長)
 子宮頸がんの方を、本当に、広報の方をぜひ。調査に、皆さん、答えたってねといって。くれぐれも言いますけれど、匿名の調査になっていますので、当たり前ですけれど、答えていただいても一切、もともと名前がないアンケートですから、絶対分かりませんので。

 名前を書いて、後で役所でそれを保管するというのは、非常にうそくさい場合がよくありますので。そういうのではないですから。もともと名前なしのアンケートですので、一人でもようけのお嬢さん方に返事をいただきますように。

 日本のワクチン行政といいますか、予防接種のために、非常にプラスになりますので、ぜひお返事をいただきたいということです。ちなみに、日本で初めてです。これだけたくさんの調査をやるということはね。

 

(記者)
 今の子宮頸がんワクチンに関連しての質問なのですが、因果関係がまだはっきりしない中で、先駆けて実施調査、実態の調査をするということの必要性については、市長はどのようにお感じでいらっしゃいますか。

 

(市長)
 子宮頸がんにつきましては、もうだいぶ昔から、僕らが国会議員時代のころじゃなかったかね。そのころから、いろいろ議論がありましたけれど、治った方というか、予防接種の効果がある場合も非常に多くて、名古屋も踏み切ったということですけれど、やっぱり、こういう薬害問題がいろいろありますけれどね。何かあったら、先んじて調査していくという姿勢が大事じゃないですか。

 お金は若干掛かりますけれど、やっぱり人の命が一番大事ですから。ここら辺に、名古屋の勇気のある行政の姿を見ていただくと、ありがたいんですけれど。

 普通は嫌がるんですわ。一応、市なり国なりがいったんやったことでね。まあ、分かりませんけれど。まだこれからですけれど、何かこれが失敗だったと言われることをみんな嫌がりますけれど、それを恐れとったらいかんということで、日本のワクチンの接種の今後のためにプラスになれば、本当にありがたいなと思っていますけれど。

 

(記者)
 その結果を踏まえて、何か国に求めていったりとか、そういうこともされるのですか。

 

(市長)
 学者の人と相談しながら、そういうふうになれば、そうします。当然。まだどういうふうになっていくのか、全然分からんもんですから。

 

(記者)
 子宮頸がんのやつで、症状のない人とか、例えば接種していない人は、なかなか調査で回答を。

 

(市長)
 何だしらんと思いますわね、これ。

 

(記者)
 そこで、あまり回収が低いと、調査の信頼性とか。そういう回収率を上げる仕組みとか、どれぐらいだったらちゃんと信頼性が。

 

(市長)
 パーセントは、ちょっと分からんですけれどね。大名古屋、優秀なジャーナリズムの力じゃないですかね。

 それと、わしは、大村さんにも頼みましたけれど、知事にもね。知事にも頼みましたけれど、やっぱり、全員学校に行っとるわけじゃないですけれど。中3から大学生までですけれど、やっぱり先生も一言添えて、ぜひ。それはやるということなんだろう? 先生には、頼んで。郵送なら郵送で行くだろうけれど、かくかくしかじかであり、プライバシーは守られるので、ぜひ予防接種を受けていない人も含めて答えたってちょうよと。

 

(当局:学校には。)

 

(市長)
 せっかくだで、言やあ。

 

(当局:学校の方には、まず、私どもでポスターを作成しまして、そちらの方を啓発のために掲示をお願いしたいということは、まずお願いしております。)

 

(市長)
 今の質問にあったけれど、大体何パーセントぐらい返ってきたらどうなんだということは、一応あるの? 何ぞ。

 

(当局:実は、専門家の方、学者さんとも、どれくらいあればいいんだということは、お尋ねをしたことがございますけれども、なかなか、何パーセントあればいいという、ちょっと明確なお返事はいただいていなくて、やはり多ければ多いほどいいと。

 先ほど市長が申しましたように、できるだけたくさんの方が返ってきた方がいいという。そういった答えでしたので、ちょっとお答えにならないかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。)

 

(記者)
 PRは、そのポスターぐらいですか。

 

(当局:ポスターと、そうですね。掲示するのと、あと、地下鉄広告なんかも考えています。それから、月並みですが、「広報なごや」の今度の9月号ですとか、それから本市のホームページ上でご案内をさせていただくというふうにしております。)

 

(市長)
 あれは、かつて、だいぶ昔だけど、例えば非加熱製剤なんかのね。エイズのときの。ああいうのって、アンケートを取ったことってあるのかね。

 

(当局:ちょっとそのころのことは、詳細に把握していないのですが。)

 

(市長)
 あまり、ちょっと、そういうイメージがないんだな、わしも。だで、相当、なかなか、これはいいことじゃないかと思いますけれど。

 わしは、あるドクターに、小児科のドクターに聞いたら、「ええことだよ、それは」と言っていましたけれど。

 

(当局:多分、これまで、全国的にも他の市町村さんで接種した方の健康状況を把握したという事例は、あるということは聞いております。

 ただ、今回、名古屋市がやるみたいな、接種していない方も含めた調査というのは、多分これまでには、他のところはやったことがないですし、やはり専門家の方に聞いても、どうせやるならそういった調査の方が、接種した方と接種していない方の比較ができるから、その方がいいんじゃないかというアドバイス等はいただいたことがございます。)

 

(市長)
 これもね、この間おみえになって。いろんな症状を訴えられておる方がね。そういう皆さんの声に応えるということですから、なかなかええんじゃないですかね。いつも全然褒めてもらえんけれど、たまにはよ、名古屋もええことをやるわなと言ってもらいたいわな。

 

(当局:あとは、どんな結果が出るかというのは、実際にやってみないと分からないところがありますが、やはり接種した方も、それからしていない方も、たくさんご回答いただくということが、調査結果がより信頼度が高いものになるというふうに思いますので、ぜひともたくさんご回答いただければありがたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。)

 

(市長)
 何か質問があれば。せっかくおりますので。ええですか。はい、どうぞ。

 

(記者)
 全国初の大規模な調査ということで、今ちょっとお話にもあったのですが、接種していない人まで含めて、対象年齢全ての人たちを対象にして調査をやるということが全国初めてということで、そういう理解でいいですか。

 

(当局:ええ、そうですね。まずそれがそうと、それと、あと、これだけの規模の調査人数。それも、ある意味、初めてという言葉の中に含めてございます。)

 

(市長)
 7万人と。

 

(当局:そうですね。多分、これまでですと、自治体の規模があると思いますが、何百人とか何千人ぐらいまではあるかもしれませんが、何万という数は、これまでは実施されたことがないかなと思います。)

 

(記者)
 受けた方と受けていない方という、大体推計というのは、何か持っているものはあるのですか。

 

(当局:大体、7万人のうち、受けた方が4万2000~3000人ぐらいかなというような、推計値はございます。あと、差し引きして残る方は、受けていない。)

 

(市長)
 7万人のうち、4万2000人が受けたであろうということだそうです。半分以上、受けとるんだな。

 

(当局:そうですね。はい。)

 

(記者)
 調査内容、アンケートの内容なのですが、例えばで結構ですが、具体的にどういう項目がありますか。

 

(当局:調査内容として、まず、年齢というか、生年月日をお聞きして、それから、これまでに経験したことのある症状ですね。その症状というのは、よくこの副反応ではないかと言われているような症状を列挙させていただいて、その症状をこれまで経験したことがあるか、ないか。ある場合は、例えばいつごろ始まったかとかですね。そういうことをお聞きします。)

 

(市長)
 副反応で一番有名なというか、変な言い方だけれど、何ですか。シンボル的に。

 

(当局:よく、多分、報道されているのは、なかなか普通に歩けないとか、車椅子を使うようなとか、それから力が入りにくいとか、そういったことが多いのかもしれませんが、それ以外にもいろいろな症状をお聞きしたいなと思っています。

 あと、学校とか、そういうところで何か影響があったのかどうか。例えば、欠席したとか、そういった影響についてもお尋ねする。それから、子宮頸がんの予防接種を含めて、この年代で予防接種はどんなものを受けた経験があるのかというようなことを、主にお尋ねをしていきます。)

 

(市長)
 これ、議会からも指摘があったな。確か。何だったかな。委員会だったかな。議員さんも一緒におったけれど。

 

(当局:調査をどうやってやっていくのかというのは、確か6月の定例会のときには。)

 

(市長)
 ありましたね。

 

(当局:質問は、はい、頂戴しています。)

 

(市長)
 はい。

 

(記者)
 これは市長にお伺いした方がよいかもしれないのですが、調査結果を踏まえての、市の公費での補助とか、そういうことも念頭には。

 

(市長)
 そこですわね。これは、どうするかというのは、本当にこれからですわ。

 

(記者)
 調査結果が出てから、それから検討すると。

 

(市長)
 ええ、ということになりますけれど。何か間違ったことがあったかなというときに、いち早く調査するというのは、行政の場合は、どえらい重要ですよ。ちょっとテーマが不適切ですけれど、エイズの非加熱製剤のときね。あれは、もっと早うこういう調査をやっておったら、もっと早う止まったか分かりませんわな。

 

(当局:何とも、分かりませんが。)

 

(市長)
 まあ、役所は言えへんだろうで。言えやせんことになって、ズルズル、ズルズルいくわけですわ。物事は。大体。役所の人らは、そのころの責任者が転勤しておれへんと。だけど、被害者だけ増えるという。庶民の悲しみは続くと。役所の繁栄は続くと。こういうのが多いわな。

 返事がありませんけれど。そうならんようにということで。相当ええ、あれじゃないですか、調査で、1つのいいデータが出てくるんじゃないですかね。

 

(当局:そうですね。本当にどんな結果が出るか、やる方も分からないので、ある意味、楽しみと言ったら変ですけれども、どんなのが出るかというのは、ちょっと興味があるところです。)

 

(市長)
 医学界に、相当貢献できるんじゃないかと思っていますけれど。医学界と言ったらいかんな。市民の皆さん、国民の皆さんに貢献できるんじゃないかと思っております。ええですか。

 

◎学力テストの結果について

(記者)
 別の話題になってしまうのですが。

 

(市長)
 はい。

 

(記者)
 明日解禁の学力テストの関係で。
 学力テストが、明日、結果が解禁になるのですが、名古屋市の教育委員会さんは結果を公表していないのですが、公表について、河村市長はどんなお考えをお持ちかということと、大阪で、結果を高校の内申点に活用するということで、国との意見のすれ違いというのが起こっているのですが、そのことについて、何かご意見があればお聞きしたいのですが。

 

(市長)
 わしは、学力テストは、もう塾でしょっちゅう、みんなやっているじゃないですか。実際。こんなこと、税金で役所がやる必要は、本当はないと思いますよ。こんなの。

 それで、感じ悪いじゃないですか。やった以上は、僕はある程度、校名から、名前、個人までとか。個人までというのはありませんけれど、ある程度、税金を使った場合は、国民に知る権利があるのでね。先生だけ、何で知っとるんですか。問題は。先生だけ、どこの誰はあかんわとか、誰はええとかですね。やっぱりおかしいと思いますよ。税金でやってまった以上は。

 だから、僕は、どれだけ税金を使っとるか知りませんけれど、これだけ塾で、今、やっていますのでね。そんなことを、役所が何か、上から目線で言うというのは、感じ悪いなと思っています。僕は。で、大阪は何だって。

 

(記者)
 大阪は、学力テストの結果を公表した上で、高校入試の内申点に活用するという。国はそういうテストではないということで、原則、認められないという意見を出しているのですが。

 

(市長)
 内申点をつけますわね。それで。

 

(記者)
 入試の。

 

(市長)
 入試の内申点に。

 

(記者)
 に活用しますと。

 

(市長)
 活用すると。内申点はこの子は低いけれど、それは優秀な中学校か何かで、ものすごく競争が厳しいんだで、内申点は低いけれど、実際は立派なええ成績だぞというふうにやるということかね。

 

(記者)
 具体的にどう活用するかは、ちょっと分からないのですが、捉え方としては、そういう。

 

(市長)
 うーん、まあ、そこまで国家なり行政がコントロールしないといかんかね。これ、本当に。個人の成績やそういうことを。ねえ。名古屋は子ども応援委員会で、苦しんどる子どもさんたちのものすごい温かい対応をしておりますので、あとは皆さんで頑張ってもらうという。

 それより教師の質を上げる方に行って、魅力のある先生をようけつくった方が。校長は校長でいいけれど、やっぱりわしでも、がきんちょのうちの思い出でいくと、担任がどれだけ魅力のある、人生に対して、励ましてくれるような先生かどうかが、相当人生に決定的なので、そちらに行くべきだと思いますけれど、がと。

 大体、分かっとるじゃないですか。こんなことをやって、学校の序列をつけんでも、評判というものがあって。ねえ。評判というようなものがあって、この辺はできる子が多いとかよ。あまりそんなことを言ってはいかんけれど。

 何か、国民総背番号が近づいてきたような感じがしますね。こういうのをやっとると。韓国でも、実はこういうのがあったんですよ。教育で。韓国の、統一付番していますので、それを使うかどうかと。これは、韓国の、俺は行きましたけれど、韓国は教員組合が反対して止めましたね。やっぱり、いかんといって。全部個人の成績が番号について出てくるようなことはいかんといって、韓国は止めたんですよ。

 そこまでは行っていませんけれど。今。だんだんそこへ、ずーっと近づいていくような感じがしますね。そういう上から目線のよ。だで、教育という言葉はいかんのだって。エデュケーションに変えないと。みんなで応援するんですよ。子どもさん。子どもさんがお客さんなの。ということと。僕はそういう感じを持っていますけれど。

 

(記者)
 よろしいでしょうか。では、市長、ありがとうございました。

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