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平成27年4月20日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2022年1月18日

ページID:67022

報告事項

  • 公園パートナーによるにぎわい社会実験イベントの開催について

会見動画

報告内容

◎公園パートナーによるにぎわい社会実験イベントの開催について

おはようございます。4月20日(月曜日)の会見を始めたいと思います。

 

 本日は、「公園パートナーによるにぎわい社会実験イベントの開催」について、ご報告をいたします。

 

 久屋大通公園、希望の広場というのは、テレビ塔の南側の噴水のあるところということですが、におきまして、昨年度に引き続き、公園パートナーである「株式会社みちのく屋」による「東北屋台村みちのく食堂」を開催いたします。

 

 おいしい、うみゃあ東北の特産品を味わっていただきながら、東北の音楽や文化に触れていただけるよう、各種イベントも、今後、企画される予定です。

 

 今回は、昨年度と比べ、お店の数や飲食メニューが倍増する他、牛タン専門店が出店するなど、中身をグレードアップいたします。より本場の味を味わっていただけるようになっております。

 

 開催期間は、4月24日(金曜日)から7月20日(月曜日・祝日)まで、4月24日(金曜日)から7月20日(月曜日・祝日)までで、営業時間は、平日が午前11時30分から午後9時30分まで、土・日・祝日はスタート時間が30分早まって、午前11時から午後9時30分までということになっております。

 

 なお、この社会実験は、「名古屋市公園経営基本方針」に基づく事業展開の1つであり、都心の公園にふさわしい、良質な空間を創り出し、公園の魅力アップを図るために実施しております。4月29日(水曜日)には、私も現地に行く予定ですので、皆さん、ぜひお越しください。

 

 ここで、職員からもPRをさせていただきます。

 

(当局:今回で4回目となります希望の広場での社会実験なのですが、昨年に引き続きまして、株式会社みちのく屋さんが、東北屋台村みちのく食堂をオープンさせていただきます。今回、PRポイントが3つあります。

 

 1点目は、まず店舗数が4店舗から9店舗に増えます。東北からの出店もありますし、あとは、東北を支援している学生団体の出店もあると聞いています。2点目ですが、メニュー数が、前回は30種だったのですが、今回は100種以上と聞いています。3つ目、平日もランチ営業をします。そして、ゆくゆくはモーニング営業もという話を聞いていますので、楽しみにしていただければなと思います。

 

 ちょっと私事なのですが、平成23年度、陸前高田市に4カ月派遣されておりまして、東北6県のうんめえもの、うんめえ酒をいっぱいいただいてきました。今回も、みちのく食堂のメニューを見ていますと、本当においしいものがたくさんあると思いますので、市長もぜひおいしいお酒を飲みに来てください。)

 

 わしはいつも行っとるがね。あそこでやると。

 

(当局:ありがとうございます。)

 

 それで、もっとしっこするところをきれいにしようと言っとったんだ。それは、男だけを変えたけれど、女の方をきれいにしないといかんのだわ。そうすると、女の人がようけ来ると、一杯飲んどるし、雰囲気があると、男がようけ寄ってくるんだわ。と言っておりますので、それはそれでええですけれど、なかなかええですよ。

 

 それと、噴水の音をもうちょっと小さくした方がええわ。ちょっと絞って。バルブを。

 

(当局:はい。)

 

 詳しいだろう。酒を飲んどると。それと、音楽やなんかよ、ようやってちょうよ。ああいうのを。えらい面白いのを。

 

(当局:そうですね。4月29日からは本格オープンということで、イベントも多数企画されておりますので、栄のど真ん中で東北を感じていただけるかなと思います。)

 

 まず、オープニングのときは、東北といえば、あの仙台の「青葉城恋唄」を、あんたが1曲歌わないといかん。

 

(当局:私がですか。)

 

 おお、歌わないといかん。

 

(当局:じゃあ、練習しておきます。)

 

 皆さんに来てもらって、一杯飲んでちょうだいと。

 

(当局:はい。)

 

 去年は、ちょっとメニューが少なかったけれど、今年はぎょうさん出して。牛タンなんかは、仙台から名店が5店ぐらい来るとええんだわな。やっぱり、名古屋におったら、牛タンの食べ比べって、存外できんでね。仙台は、あれが楽しみですから。

 

 それから、仙台駅に行くと、駅の下にすし屋がずらっと並んどるわな。あそこの一番奥のすしが、特にうまいんだけれどよ。どんな名前だったか、忘れたけれど。とか、まあ、ええわ。ええですか。

 

(当局:以上です。)

 

 以上です。はい、ありがとうございました。

 

(当局:はい、ありがとうございます。)

 

 ということでして、今日は、以上ですね。はい、すみません。

質疑応答

◎市政運営について

(記者)

 市長は2期目の折り返し点を迎えたということになると思うのですが、これまでの市政運営を振り返って、良かった点、反省点、今後の課題について教えてください。

 

(市長)

 これは私、常日頃、今日も幹部会で言っておりましたけれど、名古屋の政治というのは、断トツにええんですけれどね。日本の中では。これだけ市長が給料を減らかしてですね。それも、なまじっか減らかしたやつじゃないですからね。前の市長の、制度値ですね。比べると、4年間で1億2000万円も減らかしたと。

 

 またこのたび、人事委員会勧告を上げんやつで幹部職員から復讐を受けまして、あんたも下げろと言うもんだで、7万円また下げようと。今、年収793万円ということで、退職金、4年間の、1億2000万円を、これも廃止しておりますしね。

 

 それで、議員さんが自ら議決され。自分が決めたんですよ。何べんも言っていますけれど。私もわあわあ言っとったことが、議決されたんです。半分にしておりますからね。日本中でこんなところは、どこもないです。

 

 こういうのを受けまして、市の職員さんが、私が市長になるときは、上から3番目だったんですよ。政令市で。名古屋市の職員の給料は。今、13番目まで下がっておりまして、これが、金額で言うと、689万円だったんですね。年収。それが618万円まで、いっぺんに初めの年に下がったわけですわ。

 

 しようがないわけだ。何でかといったら、何でそれぐらい、やっぱり市長が下げたというのがでかいですね。やっぱりそれは、市長がやらないと、誰もやるわけがないがね。ようけござるけれどな。

 

市長も下げて、市会議員さんも半分になって、それじゃあ、しようがない。誰だって、給料を下げたい人なんて、世の中におらんですよ。言っておきますけれど。俺だって、下げたくないんですよ。そんなもの。誰だって、楽したいですわ。

 

 だけど、それだけやって、市の職員が70万円、当時で、減らかして、2万6000人当時おりましたんで、180億円。人件費だけですよ。その他の外郭団体の改革とか、他の行革もありますので、それは別としまして、人件費だけで180億円。毎年ですわ。つくったということですわね。現金を。

 

 その中の、初め10%でしたけれど、ちょっとやりにくくなるで5%で計算しますと、5%、110億円を減税に回したと。うち法人市民税の減税は32億円ですけれど。110億円。減税額も累計で、実施されたやつだけで500億円を超えていますのでね。まだ、毎年でいきますと、180億円のうち110億円ですから、70億円ありますね。70億円。

 

 それで、何に使ったかというと、保育園がまず一番大きいんじゃないですか。取りあえず、何だと言いますと。今、最終集計を行っておりますけれど、私が市長になるとき、とにかく名古屋市の待機児童といって、ワースト1を2年連続で続けとったんですよ。今、大抵、ベスト1になっとると思いますけれど。少なくとも待機児童ゼロを1年やりまして、その次の年、今、最終集計ですけれど。

 

 敬老パスも、ものすごい安いと。値上げなしだもの。こんなところはない。大体、70歳以上。大体、70歳以上ですよ。どこでも。65歳以上というのは、あと、堺市が1市あるだけです。堺市は、5と0の付く日だったかな。それしか使えません(※現在は対象日を平日に拡充)。65歳以上。それから、一時負担金は幾らだったかな。まあ、あれですけれど。

 

 大体、東京都でも、負担金って2万円ですよ。名古屋は、65歳から、1000円、3000円、5000円ということで、昨日、某サウナに泊まっておりましたら、そこで一杯飲みまして、そうしたら、酒を飲んどる人が、「おい、河村さん、よう来るんか」「いやいや」と言って。

 

 「まあよ、わしは名古屋外に住んどるけれど、うちのおばさんか何か親戚が名古屋に住んどるけれど、こんな5000円で乗り放題の敬老パスなんか、あらせんぞ。ええまちだわな」と言っていましたよ。本当に。「どうなっとるんだ、一体」と。逆風、逆風というふうになっていますけれど、「何が逆風なんだ、一体」と言っていましたよ。

 

 わしは、日本でどこにもない、オンリー・ナゴヤ・イン・ジャパンですわ。の都市を築いてきたと。減税型自治体ですね。その減税について、何か、減税をやめて福祉や教育に使ったらええという、とんでもないことは、やめてくださいよ。本当に。

 

 そんなことを言うなら、何で待機児童ゼロを、僕が減税だという前にやらんかったんですか。名古屋市の職員さんも、政治部門も。減税をやめて福祉をやるんでしょう。福祉の、パッと言えば最大の課題である待機児童を、やればよかったじゃないですか。減税をやらずに。河村さんが市長になる前の方が。ねえ。

 

 議会が議決されたら、どうだったんですか。予算を作ればええがね。自分らで給料を減らかして。じゃないの、本当に。むちゃくちゃ言っとったらいかんですよ。そんな議論を。そんなことを言っとったら、減税なんてあり得ないじゃないですか。福祉って無限大ですから、常に。医療費をただにしろといったら、どうするんですか。減税なんか、どこもできんですよ。そりゃあ。そうでしょう。

 

 だから、減税というのは、減税政策そのものにものすごい意味があるのであって、政治の経済効果も、110億円減税すると200億円効果があると、銀行が言っていますけれど、それより大きいのが、政治をつかさどる方ですね。広い意味での政治ですけれど。それは、市長であったり、議員さんであったり、それから役所であったりが、なるべく質素にやると。パブリックサーバントとして。

 

 1円でも、年貢というか、税金というか、それを下げて、庶民の懐を温めるというのが、最も基本中の基本なんです。むしろそういうことをやるからこそ、政治部門というのがいるんですよ。皆さん、法学部で勉強されたと思いますけれどね。徴税者というのは、どうしても膨張してきますから。税金を集める人というのは。

 

 だから、そのシンボルの政治をやってこられたということで、わしは若干、別に役所に対して何もあれするつもりはないけれど、これだけ給料を減らかしてですよ。ちょっと上の人は、大体年収で100万円以上減っていますからね。役所で。今回も上げなんだと。それで、俺は、逆風だと言われることが申し訳ないと思うんですよ。本当に。何だったんだと。という感じが強くしております。

 

 もし政治のことを言われるんだったら、いろんな、減税日本ですけれど、それは私ども、全部公認から外してですね。ものすごい厳しいですよ。こんなことをやったところはないと思いますよ。今までの中で。現職まで。それは、いろんな審査をさせていただきましたけれど。

 

 ですから、あまり威張っとってはいかんですけれど、まあ、やけくそになるという意味って、分かる? 酒を飲まないとやっとれんというのは。これだけ給料を減らかして、議員さんの給料を半分にして、日本でどこもないですよ。市役所の職員がこれだけ給料を減らかして、それで、減税までさせていただいて、日本一の福祉を提供させていただいておると。

 

 これが逆風ということで、一切広がっていかないと。これは一体何なんだと。何を減らしていただいたらいいのかと。つくづく感じますね、わし。という、これは体の触感でというか、思いますね。というもんじゃないでしょうか。

 

 仁徳天皇以来の、政治をやる者はとにかく質素にやると。英語ではパブリックサーバントと言いますから。とにかく。公僕という名前がありましたけれど、今は大抵、『広辞苑』を引くと、「公僕」というところで引くと、かつて使われておりましたと。今はどこにもありませんというふうになるかどうか知りませんけれど。

 

 ということを実践させていただいておる。政治の原点をやっとると。若干、経済的に言いましても、名古屋の、GRPと言いますけれど。GDPのことを。地域の。Gross Regional Productだと思いますが、下がっていないと言われていますね。どうも。これはなかなか、きちっとしたのがないでいかんですけれど、名古屋は。

 

 そうしますと、大体GRPが、こないだうち不景気だとした論争の中でありましたけれど、2%ぐらい下がったんでないのかと。下手すると。国で。2%というと、名古屋で言うとGRPが12兆円ですので、2%というと2400億円になる。2400億円を下げていないということになると、その分を持ちこたえているということですね。どこかで需要が発生して。供給も要りますけれど。

 

 そうすると、減税110億円というのは、大体200億円効果がありますので、200億円ということは、2400億円のうちのほぼ1割を、この減税という政策が、その牽引車になっていると。ということは、すごいことですよ。やれるもんならやってみよと言いたいです。はっきり言いますと。日本でどこもないですから。

 

 昨日、ある会合に出たら、河村さん、やれるものならやってみろと。堂々としゃべってこいといって。その代わり、市長が給料を下げないといかんですよ。まず、やらないと、全体的に公務員の給料を下げることはできませんから。

 

 という政治が行われたということで、高齢者の皆さんにも、それから、子ども応援委員会ですね。何といっても。もっと書いてちょうだいよ、本当に。1月末までで、1800件も相談があったということですので。

 

 そのうち、どうなったか、まだ完全に集計を聞いとるわけじゃありませんけれど、何人かが学校に戻れるようになったとか、ちいと聞いておりまして、何人かの子どもさんが希望をもう一回持って学校に行くなり、人生に生きようと思ってくれたかと。子どもの悩みは親の悩みですから、その働くお母ちゃんたちが勇気付けられたとなれば、これ以上のことはないんじゃないですかね。

 

 これは拡大していきますので。お金はちゃんと使いまして、そういうお金を生み出したんです。ちゃんと。市長が減らし、給料を、議員が減らし、議員さんが、公務員さんが減らして。

 

 今回で人事委員会勧告を全部実施しなかったのは、どうも名古屋だけじゃないですか。ちょっと調べとるけれど。大抵そうだと思いますよ。名古屋だけ。脱官僚、脱官僚とみんな言っていますけれど、脱官僚というのは、給料をそのままにしておいて、それで、税金をどっちかというと増税して、ないし同じ市民税で。これは、脱官僚といって、何なんですかね。そもそも。ということを、ここで力んどってもしようがないけれど。

 

 ここでちょうどあんたに聞かれた、2年目の折り返し点を迎え、この市政運営を振り返ると、良かった点、反省点、今後の課題についてお聞かせくださいということですから、言わせていただいたということで、わしは精いっぱいやらせていただいたと。

 

 パブリックサーバントとして、日本のどこでもやったことがない改革を、この名古屋は実現してきたと。それは何かといったら、税金で食っとる人たちの収入を、毎年180億円、人件費だけで、納税者の方にグッと移動させたというですね。

 

 改革とか、どうのこうのとか、ああいう抽象的な話じゃないんです。ということを実現してきたということでして、65歳になりまして、反省点はあるだろうと言われても、あえて言ってまた謝ると謝ることばかり書かれるもんで。それはそれで残念でしたけれど、その分、候補者選定においてはきちっとやらせていただいたし。じゃないかと思いますよ、私は。

 

 市役所の職員さんが2万5000人、今、いますけれど、みんなそろそろ、これだけ給料を減らかしてよと言って。減税しても、全然みんなから褒められへんし。実感がないとか、あんなことばかり言っとると。やめよまいかという声が出てきますよ。こんなことならやめて、給料を戻そまいといって。

 

 言っておきますけれど、政治って徴税権がありますから、そう簡単じゃないですから。減税をやめますと、福祉には、初めは分からんよ。数年は。大抵、ほぼ確実に、給料を上げることになります。そんな、政治権力は生易しいものではありません。行政権力は。徴税権の力というのは、すごいですから。

 

 そのときに、皆さんは多分、何のこともなかったように、自然のような記事を書かれると思います。しばらくしたら。そういうもんですわ。残念ながら、怖いで。ということですかね。

 

 わしの人生の、やってきました理論もありますけれど、体験そのものの、士農工商を打ち破ると。やっぱり商売を大事にすると。納税者を大事にする政治というのは、けれん味なくやらせていただきましたと。何の悔いもないと言うと、ちょっとそうでもないんですけれど。反省点は、ないわけじゃありませんけれどね。

 

 よっぽど注意したんですけれどね、わしも。日本新党が降りましたし、新進党もつぶれましたし、民主党は、まあありますけれど、政権でああいうことになりましたし。ああいうふうにならんように苦労してやったんですけれど、なかなか難しい点はありましたけれど、あの政治よりはるかに良かったと思うけれど。日本新党、新進党より、名古屋の政治の方が。と思いますけれど。

◎サミット開催について

(記者)

 今度安倍総理が、首脳会議のサミットの開催地を発表する予定ということですが、名乗りを上げている名古屋市としては、あらためて、名乗りを上げているという必要性、開催地の必要性というのは、どういうところにあるかというのを。

 

(市長)

 それは、名古屋はど真ん中にありますしね。便利がええですわね。かつていろんなことをやったことがあるということですし、最近、東京と大阪のテレビ番組ばかりですので、ちいと名古屋も手を挙げないといかんということと、何べんも言っていますけれど、名古屋港の貿易黒字が6兆円もありまして、東京は消費地ですから。実は、日本の国を。

 

 やっぱり外貨をどれだけ稼ぐかというのが、経済の一番の元ですわ。それをやっているこの名古屋地区というのを、もっとアピールしてもらうには、大変ええことだと思いますよ。日本の姿というのを。この名古屋、三重県、岐阜県、愛知県、静岡も入れまして、この伊勢湾地域が日本の一番の牽引車であると。

 

 抽象的に言っとるんじゃないですよ。本当のことですから。この金の7割がいったん国へ上納されとるで分からんと。そういう地域のことを、サミットという場で大いに一発アピールするのは、ええんじゃないですか。

 

(記者)

 三重県とかが有力視されていますが、どうですか。

 

(市長)

 なかなかええわね。あれは、雰囲気。ああいう島でやるのは。あそこへ行きますと。軽井沢というと、何となくリッチピープルという感じがしますけれど、賢島は、ミキモトパールはどうかあれですけれど、海女さんがみんな、今でも寒い中、服を着て潜って、アワビでも捕っておられるんじゃないですか。そういう感じがあっていいんじゃないですか。

 

 それと、伊勢神宮の近くですから。日本の原点。まあ、熱田神宮の方。あまり言ってはいかんな。後で怒られるか分からんけれど、本当は熱田神宮の近くでええんですよ。そっちでいこうか。理由は。熱田神宮の近くは名古屋だと。最近、そういうカラーをちょっと出さないといかん。

 

 熱田神宮って、なかなかないですよ。本当に。あそこに行くといつも思うけれど、クスノキの、1400年ぐらいのがありますけれど、伊勢神宮には、あれだけの木はないわね。伊勢湾台風で倒れたという説もあるけれど、やっぱり、熱田神宮というのは、相当古かったんじゃないのかという気がしますね。それで、草薙(くさなぎ)の剣という、本物があるというね。神話で言われとるものの本物が現世にあるというのは、なかなかないですよ。

 

 ということで、ぜひ名古屋をご指名いただくと、大変ありがたいですけれど、三重県もぜひ頑張ってほしいと思いますけれどね。アワビのうまいもんを食ってもらうとええがね。アワビの。

 

(記者)

 サミットの誘致は、自信のほどはどれぐらいあるのですか。

 

(市長)

 自信は、あまり言ったらいけませんけれどね。あまり言うと感じが悪いんですけれど。いっぺん、それでも、頼みに行ってもいいんじゃないの。内閣へ。いかんか、もうすぐか。もうすぐかね。間に合わんか。

 

 ということらしいので、本当は、頼みに行ってもよかったぐらいだと思いますけれど。やっぱり本当に、名古屋地区の、これのね。産業の力と言うと感じが悪いでいかんでね。これはちゃんと日本中に知ってもらわないといかんですよ。世界中にですわ。それも、わしはよう言っとるけれど、空襲で焼けたまちというところが、なかなか泣かせるんですよ。

 

 ASEANの、この間、チームが、あそこへ、金山へ来たときに、この話をしましてね。戦争でほとんど都心がなしになったまちということですわね。そこからここまで来たと。わしらの死んだおやじやおふくろの時代のものすごい努力があったんで。ハードワーキングが。

 

 と言ったら、それは感動していましたよ。あの話は良かったと言って。あのASEANの。あれはフィリピンの人だったかな。ちょっと忘れましたけれど、何人かおって。これは英語で話をしましたけれど、喜んでいましたわ。ああいう話がええと言って。リアリズムの。

 

 だから、City of revival, city of dreams, Nagoya. It's Nagoyaと。ねえ、ええじゃないですか。空襲の体験を、最近よう言うようにしとる。空襲の体験を。

 

 名古屋城がまた燃えたというところ、それを、天守閣を復元するというところがええんだわな。毎日新聞のあれな。有名な写真。あの、天守閣が燃えとる。北から撮ったやつじゃないかな、あれは、確か。あれをもっとでかくして、置いておかないといかん。ドカーンと。名古屋の悲しみと。名古屋の涙というやつをね。

 

(記者)

 あまり積極的でなかったみたいなのですが。

 

(市長)

 いやいや、積極的にしようと思っとるけれど、何も今まで。遅いと言ってござるもんだで。遅いと言ってござるもんで。

 

(記者)

 じゃあ、もっと早くやれば。

 

(市長)

 本当だね。ということですけれど。何となく、そういうところはね。名古屋の、ちょっと三男坊主義的なところがありますわね。何しろ、初めは。あまり言うといかんな。審査の前のときで。言うのはやめておきます。

 

 安倍さんがもしこの会見を見ておられたら、戦争で焼けたまちから復活したという、そういうrevival、ないしcity of dreamsというね。日本の経済の本質的なところですわね。名古屋がそのシンボルですけれど、日本中が空襲でめちゃめちゃになりましたけれど、そこからここまで立ち直ったところを、世界の首脳に見ていただくためには、名古屋が一番ええんじゃないですか。そのシンボルである、生き返るまちと。

 

 安倍さんがもし見ておられましたら、ぜひ名古屋に決めてちょうということを、そのテレビカメラを通じまして、皆さんの筆を通じまして、お願い申し上げるところです。

 

 減税。減税だがや。なあ。日本でただ1つの減税都市と。地方分権、地方主権といって、最近、何かいろいろ国から派遣するとか言っていますけれど。地方主権をするために。減税していないのに地方主権というのは、ないわけじゃないですけれど、どういうことですかね。1700も都市があって、かつて3300あったんですけれど。スーパーが3300あったとして、みんな大根1本100円で売っとったら、どうなるんですかね。

 

 テレビ局は、競争はどうなっとるの。ゴールデンの時間は、レートによってあるか。一応、競争は。ないですかね。価格競争の苦しさと、経済のためにいかにそれがいいものであるかと。値段を安くすることによって、競争が起こって、需要が増えていくし、しかし、実は品質は良くなっていくんだという。そのシンボル、減税政策をやっとる名古屋のまちと。市長の給料が日本一安いと。

 

 これは今、計算中ですけれど、県庁所在地で一番安いことは、事実だと思いますけれど、僕より低いところは、例えば、北海道の夕張の市長は低いようですけれど、退職金をどうされたか、いっぺんちょっとチェックしてもらえんか。役所、これ。

 

(当局:調べてみます。)

 

(市長)

 調べていただくということになっておりまして、退職金。あと、そうないですよ。1700あって、僕が千五百何位ですから。あと、その中の市、あとの市がみんなどうしとるかと。退職金を。大抵もらっとるところが多いと思いますけれど。そうすると、日本で本当に一番安くなると。うれしいことですね、これは。やせ我慢と。

◎市政運営の反省点と課題

(記者)

 最初の質問に戻りますが、党運営は別にして、これまでの反省点とか、これからの課題というのは、全くないのでしょうか。

 

(市長)

 やっぱり、まちづくりですね。名古屋の、面白いまち。まだ、僕は具体的に提言しておりますけれど、天守閣の本物木造復元。それから、港区の国際展示場、アジア最大級ね。取りあえず10万平米、できたら35万平米。それから、1000メートルタワーとか。それから、名フィルを、悪いけれどNHK交響楽団に勝たせていただくと。おらんか、今日は。おるか。N響に。とかね。

 

 もう1個あったんじゃないかな。天守閣、1000メートルタワーは言ったかな。1000メートルタワー。とかいうところが、まだ、実際、わあわあ、わあわあ言っとる段階で、ちょっと足踏みをしておるというのを。ほんだで、今度はやっぱり、ビシッとやりかけると、もう。

 

 そのためには、財政のね。こないだうち、ちょっと言っとるけれど、起債を減らすということを、非常にいいことにしてしまう体質を変えないといかんです。これはジャーナリズムの皆さんにも、ちょっとお願いしないといかんの。

 

 起債を減らしますと、その分、経済は縮小するんであって、財政は健全化しないんですよ。財政は不健全化するんですよ。言っておきますけれど。

 

 財政というのは、木曽川の水と違いまして、経済活動からしか税金は出てきませんので。経済を縮小させると、それは財政に悪影響を及ぼすんですよ。今の金については、もうちょっと考え方を変えてもらわないといかんね。本当に。何べんも言いますけれど。お金が庶民の財布にはなくて、貧富の差が激しいですけれど、あり余っちゃうと。特に中京地区は。ものすごい貿易黒字ですから。

 

 その分、この名古屋市なんかが積極的に、無駄遣いはいかんですよ、来て、稼げるものでやらないといかん。やらないと、みんな東京へ行っとるんです。膨大な金が。そういうようなこと。

 

 一番悲劇が、750円のあれがあるじゃないですか。770円か。くそ高い高速料金。あれでも皆さん、400億円、今、毎年、借金返しをしておって。どういうことかといったら、結局、国、県、市の分は使うでいいけれど、あとは銀行に返しとるんですよ。こういう金は何だといったら、羽田沖の造成に使われとるわけです。シンボル的に言うと。

 

 あほみたいなもんですよ。名古屋の人が、日本一高い高速料金を払ってですよ。それは何かといったら、某銀行を通じて、国債になって、羽田沖の造成ですわ。金に色は付いておりませんから。皆さん分かっとるで、お金がそのまま行ったわけじゃないけれど。ここでちゃんと、きちっとした投資が起こるようにしないといかん。

 

 蒸気機関車でもそうですよ。SL、SL、もう1つ、蒸気機関車の走るまち・名古屋。リニア新幹線だからこそ、蒸気機関車の走るまち・名古屋で。ええですよ。リニアが通ったときに、名古屋駅の中にひとホームあって、レトロホームが。あそこのB6、科学館にある。世界に1両しかない、ドイツ製の機関車。ものすごい来ると思いますよ。ドイツの人も。

 

 ちょっと技術交流をやるとええんだね。部品がちょっと足らんのがあるようですので、今はインターネットで何とでもできるもんで、それこそ地元工作機械メーカーのああいうやつで作ればええんですよ、別に。ドイツで作ると、なかなか面白いですけれど。必ずもうかりますよ。もうかるより、がきんちょがどんだけ喜ぶかですよ。あそこで、新幹線の横で、本物の蒸気機関車。

 

 それと、明治村の、言い出したら切りがないけれど、12号というのがあるで、いっぺん乗ってりゃあ。この間、3日ばかり前に乗ってきましたけれど。明治村に、日本最古の蒸気機関車。動く蒸気機関車。

 

 あれは、明治10年か何か、6年か、「汽笛一声新橋を」かな。一番古い1号はあるんですけれど、東京にありますけれど、博物館なんかにあってもう改造しちゃっとるからあかんのですわ。それが、現に走っとるが。明治村で。

 

 3両、明治時代の客車の、そこに乗って走ってきましたけれど、某新聞社の元社長がたまたま偶然でおりまして、こういうのが好きなんですわと言っていましたけれど。周りの人が。

 

(記者)

 明治村は、何をしに行ったのですか。

 

(市長)

 明治村は、その蒸気機関車と、それから、あそこへ直接乗り入れできんかといって。

 

(記者)

 という話をしてきたと。

 

(市長)

 うん、まあ、ちょっとしてきましたけれど。明治村を盛り上げるということですね。要するに。明治村って、なかなかの財産ですよ。あれは。だけど、陸の孤島みたいになっちゃったもんで、今。だもんで、名古屋としても、大いにね。すぐ近くだもの。

 

 今の、観光、観光と言うんだったら、まずあるものの、アセットマネジメントと言うと変な言い方ですけれど、ええと思いますけれどね。わし。蒸気機関車もあそこから直接線路で、仮にあおなみ線まで、こうやって新幹線の横に12号が走っとってみやあ。すごいで、これ。なかなかですよ。そうなったら、「おおっ」と、言って。日本の産業技術ってすごいなと。最も古臭いものと、最も新しいものが、同じ駅にあるということですね。

 

 というようなことであって、まず、目先にあるものを、みんなで活用しないと。わしは零細企業をやってきましたんで。本当の。もう、目先のものは、1個も無駄にしないと。

 

(記者)

 大体よろしいでしょうか。

 

(市長)

 何ぞ質問してちょう。せっかくだで。面白い話なら、いくらでもできますから。1000メートルタワーもええですよ。1000メートルタワー。もうかりますよ。皆さん、あんなのを白川公園で造ってみやあ。すごくもうかる。

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