名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
皆さん、こんにちは。3月3日(火曜日)の会見を始めたいと思います。
本日は、名古屋市立東部医療センター救急・外来棟のオープンにつきまして、ご報告します。
いよいよ、今月3月30日(月曜日)に、名古屋市立東部医療センターの救急・外来棟がオープンいたします。私のところの近所ですから、東市民病院と昔言っとった、非常になじみのあるところですが、救急・外来棟の特長は、救急医療および手術部門・集中治療部門の強化、災害対策の強化です。
東部医療センターでは、救急医療に力を入れておりまして、救急搬送の受け入れ件数が、平成20年度の約3,000件から、平成25年度には約6,300件と、ここ5年ほどで倍増しております。こうしたニーズに、しっかりと対応するため、救急・外来棟では、救急車専用の玄関を設け、救急外来などを1階に集約いたしました。
また、心臓血管疾患や脳血管疾患に対する高度専門医療を強化するため、手術室や集中治療室などを増室いたしました。さらに、地震などの災害に強い病院とするため、免震構造を採用するとともに、非常用自家発電設備や災害備蓄倉庫を拡充し、災害拠点病院としての役割を果たしてまいります。
名古屋市立東部医療センター救急・外来棟の開棟によりまして、市民の皆さまが安心して適切な医療を受けられる医療体制の充実化を図ってまいります。そして、この地域における救急医療および高度専門医療の発展に貢献してまいりたいと存じます。
なお、報道の方向けの内覧会は、明日3月4日(水曜日)に行われます。また、3月7日(土曜日)には開棟記念式典を予定しておりまして、私も出席する予定ですので、ご取材をいただければと思っています。一般の方向けの内覧会につきましては、3月8日(日曜日)に行われますので、ぜひ多くの方にご覧をいただきたいと思います。
私からは以上です。
(記者)
あおなみ線のSL運行に関して、今、市議会の方で予算案について審議されているのですが、先日、担当部局からの答弁で、現時点ではイベント的に年2回の走行を考えていて、常時運行という市長の考えとは異なるということをはっきりおっしゃっていたのですが、その点について市長はどういうふうに考えていらっしゃるのか。考えが違う点について、どう考えているのかという点。
あと、年2回であるにしても、今後、回収費用など、3、4億円掛かる中で、経済効果は、前回の運転走行でも4億円にとどまるということで、費用対効果の面からも、市長としては、今後、SLについてはどういうふうに進めたいと考えているのかという点をお願いします。
(市長)
まず、定期運行については、答えられたのは、定期運行は別個に考えるというふうに答えたと、私は聞いておりますけれど。今回、予算を出しとるのは、年2回ですか、をやるということで、別途。ですから、別途といっても、私は初めの当初から、子どもさんに夢を持ってもらってですね。
この名古屋地区というのが東海道線の真ん中でして、ようけの蒸気機関車が行き交ったところなんですわ。大型の蒸気機関車が。それから、日本車輌熱田工場というのは、蒸気機関車の日本の4番目の確か生産を上げとるところで、当然、定期運行してですね。
定期運行の中にはいろいろありますので、わしがいっぺん言った300日というのもあるか分からんし、土日だったら100回ですし、それから、季節運行するというのもあるか分からんし、いろんなパターンがあるんですけれど、この地域を盛り上げていこうということと、それから、最近でもないけれど、一番言っとるのは、これは、リニア新幹線の、リニア名古屋駅の、それの1つだと。
再先鋭の技術であるリニア新幹線があるところに、それから、新幹線。昔のと言うわけじゃありません、今走っとる新幹線もあり、在来線もあり、そして蒸気機関車がそこで動いていると。実際に、お客を運んでですね。そうなると、大変魅力のある名古屋駅になりますよ。
ということを言っとったということは、全然変わりはないことでして、今回の予算が、それだけの、年2回ですか。それならそれでやるだわなということですわ。
それから、費用対効果も、それで、年2回のでも、いっぺんのときに、どこか広告代理店でなかったか、ではないか。どこだったかしらんが経済効果を出していましたね。2年前にやったやつ。それに基づいて計算されたと思いますけれど、それはそれだということになると思いますけれどね。
それから、今回の2,000万円ですけれど、分からんですけれども、多分、その後の運行においても、ゆっくり走る場合ですね。30キロとか40キロぐらい。多分、それでいいかと。その場合は、スラック調整が要らんという説もありますので。それはちょっと分からない。それだから、調査しないといかん。それこそ。
ということですので、何億円、何億円というのが独り歩きしておりますけれど、それは要るかもしれませんし、要らんかもしれんですよ。それだから調査なんですよ。それはそれでいいんじゃないのということでおりますけれど。
(記者)
大井川鐵道からのレンタルについて、借りられるかどうか自体が揺らいでいるところがあると思うのですが、その辺について、見込みと、もし駄目ならどういうふうにするとか、そういった考えは。
(市長)
私は、この間も言いましたように、社長さんと直接電話で話をしまして、まず、白紙というのは正しくないと。白紙というのは、いったん決めたやつをやめることを白紙と言うので、正確に言うと、まだ貸すも貸さないも決まっていないということを言っていましたね。
4両、今あるけれど、4両を今そのままどれかを貸すというと、ちょっとつらいかなということで、もう1両あるやつを直して、5両にしたらどうかなと。それは、しかし、検討しないといかんわねと。そんな話だったですよ。
(記者)
借りられる見込みがあるというふうに、今は考えていると。
(市長)
借りられる見込みもあるし、それは協議をしていくということですから。それは、誠意を持って協議していけばいいんじゃないですか。
皆さんご承知のように、蒸気機関車というのは、日本中で今、何両走っとるんだ。15両ぐらい走っとるのかな。確か。静態保存のものなら、たくさんありますしね。そういうのを直して走らせるという手もあるしね。
だで、いろんなオプションはないわけではないけれども、私からすると、ぜひ大井川鐵道を。遠いといえば遠いですけれど、大変近いですから。すぐ、静岡ですのでね。両方共存共栄みたいな格好で盛り上げるということは可能ですので。宣伝して、共通乗車券とか、いろいろありますわね。ということで、ぜひそちらの話がうまいこといくとええなとは思っていますけれど。
(記者)
不確かな状況だと、予算案の審議の中でも、議員の方からは不満の声が出ていましたが、修正なども可能性としてはあり得ると思いますが。
(市長)
別に私は、何で不確かなのかよう分からんのですけれどね。いっぺん実験走行もやりまして、そうやって話もしとるし、日本中に蒸気機関車はたくさんありますし、とにかく、今の大井川鐵道の皆さんと、誠意を持って話し合いを続けると。向こうもそう言っていますので。これは。
はっきり言っていますよ。やめましたとは言っていませんよ。私は直接社長と話しましたで。こういうのは、ええかげんではいかんで。そういう段階で、調査していくというのは。だから調査費じゃないですか。まさに。と思いますけれど。
(記者)
関連で、すみません。今おっしゃった定期運行の概念なのですが、先ほど3種類ぐらい言われたのですが、300日と、土日100回、あとは季節。この3パターン以外というのは、あり得るのですか。
(市長)
どういうふうになりますかね。それは365日もあるか分からんわね。それは、ないとは言えません。それこそやってみてというか。僕は、ものすごい乗られると思いますけれど。
これは繰り返しておきますけれど、名古屋駅での魅力というのは、今言いましたように、もともと縁があるということが1つね。中央線とか、ああいうのもあるのも事実ですよ。関西線も。だけど、この間ちょっとプロに話しとったら、やっぱり東海道線というのは名門中の名門だから、大型のSLが走ったところなので、そこの中心にある駅だというのが大きいんだということがあります。
そういう縁があるところに加えて、今の新幹線の隣にあると。ホームが。ぜひ名古屋の皆さんには、いっぺん新幹線の16号車、一番東京寄りのところへ行かれますと、目の前ですから。あおなみ線の駅が。
そこに蒸気機関車の本物がおるということは、いかに魅力があるかと。すごいと思いますよ。1日40万人、とにかく新幹線というのは停車するんですから。1日。1年間で、ほぼ1億何千万人という人が、あそこに停車する人がね、目の前で見ると。
そうすると、多分、こういう会話が出ますわ。お孫さんが、「じいちゃん、汽車ぽっぽ、今度乗せてよ」と言うと、「今日は東京まで行かないといかんで、今度連れていったるわ」というのが、ものすごい出ると思いますよ。だから、喜んでもらえるし、名古屋のリニア新幹線の一環としてね。
議会でも、観光、観光、エンターテインメントで、よう質問が出たじゃないですか。局は作っていきますけれど、局を作ったって、お客は増えませんで。言っておきますけれど。局を作るだけではという意味ですけれど。だけでは。だから、こういう各論でやっぱり。それも本物で楽しむということで、これはまた別個の課題として、同時に検討していけばいいんじゃないですか。
(記者)
もう1つは、走らせる場所なのですが、これはもう、市長の考えとしてはあおなみ線というのが。
(市長)
自分のところで持っているしね。それと、新幹線の本当の隣のホームから出ていくという。広告で、何とかといって、昔勉強したことがありますけれど、一番効果のある広告は、現物そのものの広告なんです。皆さんのテレビや新聞もありますけれど、やっぱり現物そのものを見るというふうになりますので、あおなみ線で走らせると、世界の名所になりますよ。特にB6なんかが走った日には。ドイツ製の。
この間、確認しましたら、世界に1個しかないらしいです。1904年製の、日露戦争のときのB6型蒸気機関車は、世界に1個しかない。ちょっと直さないといかんですけれど、ドイツの皆さんはどえらい喜ぶと思いますけれど。
刻印が、車輪に行くと。あまり言うと、みんな変にいたずらするといかんけれど、「1904 KRUPP」と刻印が打ってありますよ。1904というのは、ご承知のように日露戦争の年で、B6が来た年ですね。KRUPPというのは、ドイツの、いわゆる日本で言うと○○重工という、最大のそういうメーカーです。そういうのが押してありますわね。
ええと思いますよ。現在、過去、未来でね。名古屋駅が。ほんまに。だから、110年前のリニア新幹線。言ってみれば。それと今のリニア新幹線と、中間のリニア新幹線の、それは在来線の、昔の準急「東海」とかがあるといいですけれど、それから新幹線とある。乗り物ファンにとってすれば、どえらい聖地になるんじゃないですか。それは、子どもさんたちが喜ぶということだわ。
(記者)
あおなみ線以外、考えておられないと。
(市長)
そんなことはないですよ。その代わり、JRさんには前しゃべったことがあるんですけれど、何カ月にいっぺんは、ちょっとそれじゃあ話をしましょうと。そればかりじゃないけれどね。リニアの話も含めて、ありますけれど、それはやっぱり、東海道線とか関西線とかね。武豊線ってありますわね。今度、行くみたいですけれど。ああいうところになると、JRさんとのいろいろ話が要りますので、それは将来課題ですね。
そういう、子どもさんの夢を奪わんでほしいの。わし、頼みたいのは。本当に、何でか知らんけれど、がきんちょは大好きなんだね。汽車ぽっぽというのが。そういう楽しみを、ぜひ奪わんでほしい。名古屋のまちから。ということが言いたいんですわ。わしらの年寄りも好きですけれど。体験して、乗ったことがありますよ。僕らのころはね。ということで。
(記者)
単発運行と定期運行と、先ほどそれならそれでやるとおっしゃったのですが、結局、当局の言うように別で考えているということでいいのですか。
(市長)
そういうことでいいんじゃないですか。そういうふうに当局が言っていますから。それはそれで、まず年2回のやつを走らせるようにすると、言っとるわけでしょう。
(記者)
そうですよね。市長もその考えで、同じということですか。
(市長)
それはそれでいいでしょう。
(記者)
定期運行は、では、今、どうお考えなのですか。
(市長)
定期運行は、わしは何年も前から考えておりますので。そうなると、車両が何がええかとかね。いろいろになってきますから。今言った、走る線はどこかとかね。それはやっぱりあおなみ線が一番いいですけれどね。
たまたま名古屋のこういう関係のあるところだし、あおなみ線は一時、要するに破綻処理しましたので、そういうところですから、やっぱりみんなで考えて盛り上げないといかん務めがあるわけですよ。あおなみ線は。
(記者)
定期運行の希望は持っていらっしゃるけれども、例えば28年度、29年度ぐらいでは難しいとお考えなのですか。
(市長)
そんなことはないですよ。もっと早くやるように努力しますよ。別個に考えるんですから。毎日考えとるじゃないですか。毎日。
(記者)
よく分かりづらいのですが。
(市長)
そんなことはないですわ。それはそれで予算を立てたんだから、じゃあ、そうしましょうと言っとるだけのことです。何億円、何億円と言いますけれど、あれはスラック調整の、実際の何億円という金は入っとらんですよ。下手すると要らん可能性もありますわ。ゆっくり走る。まあ、これは分からん。だから、調査しないといかんという話です。
デゴイチそのものだって、前も言いましたけれど、あそこの、まあ、名前は言わんでくれと、ようけ来るといかんでと言いましたので、ごく近郊に、中央線のさよなら運行をした本物がですね。827号という。現にあるじゃないですか。その持っとる人は、普通の個人の方が持っていますけれど、自分のお父さんが、ぜひ名古屋で動かしてもらえるようにということで手に入れたやつで、ぜひ動かしてくださいと言っていますよ。
その場合は、今のところ、あおなみ線でやる場合は、よう分からんですけれど、僕はいけるんじゃないかと言っているけれど、途中で若干、重さの問題があるでという話もありますわね。それもそうだけれど、レゴランドや鉄道博物館や、沿線上にようけあるもんで、それを盛り上げないといかんのじゃないの。
取りあえずやっていくのは、私はええと思いますよ。それはそれで。別個に。わしも、ない知恵を絞って、全力で、面白い鉄道の聖地になるように。名古屋がね。本当に世界の子どもさんたちが憧れて来るような。リニア新幹線と、新幹線と、在来線と、蒸気機関車の本物があると。110年も前の。そういうふうになるように努力するだけです。
(記者)
先ほど別途考えると言った話なのですが、あおなみ線を走らせるとすると、今回のATSとかをやるのとリンクしませんか。
(市長)
それはよう分からんですけれど、それはそれで。また変なことを言ってどつぼにはまるといかんで、それはそれで、年2回の運行でやればええじゃないですか。それはそれでしっかりやると。あらためて提案しますから、ちゃんと。しかるべく。
(記者)
別でですか。
(市長)
うん、別個に。それは、俺はよく言っとるんだけれど、税金を無駄遣いしないというのは、地方自治法に書いてありまして、仕事ですから。だで、例えばB6があると。質問しとったじゃないですか。自民党の方が。あの人は、白川公園の中で走らせたらどうだという話もしとる。それも考え方ですよ。やってみないといかん。動けるように。せっかく持っとるものは有効に使うという、アセットマネジメントですよ。と思いますよ。
(記者)
SLの議会からの反発として、別にSLを走らせること自体に反対するわけではないけれども、動く車両も確保していない段階で、何で予算を出してくるんだと。きちんと見通しが立った段階で出してくればいいではないかという声が出ているのですが、何でこのタイミングでこの予算を出されるのですか。ちゃんと車両を確保できてから、後から出せますよね。
(市長)
いや、もうはや試験走行をやって丸2年たっとるでしょう。もう、丸2年たっていまして、4万人以上の方がおみえになってね。あれから。だから、わしは、B6なんかも含めて、わあわあ、わあわあ言っとったんだけれど、大井川鐵道さんの方のそういう事情もあるようですので、ということですけれど。
(記者)
2年待ったら、あと3カ月待って、大井川鐵道さんともうちょっと交渉を積むこともできると思うのですが。
(市長)
それは、3カ月たったらできるかどうかは分からんですね。
(記者)
だからといって、見通しも立っていないのに予算を出すというのは、なかなかこれまで、そういうやり方は。
(市長)
こんな調査費というのは、たくさんあるじゃないですか。何か造るか、造らんか分からんときに調査費を付けるというのは。
(記者)
今回の予算は、調査費だけではないですよね。レールを改修するのを前提にした設計も入っているんですよね。
(市長)
いや、それは。分からんですよ。本当に。スラック調整ですけれど、については、本当に要るのか。ゆっくり走る場合、要らんという説もあるんです。分からないので。
(記者)
調査費だけ付けるということもあり得たのかなと思うのですが。
(市長)
だけど、別に調査を、何か知りませんけれど、厳密に言うと、調査費としてしかしとらんのでしょう。
(記者)
いえ、設計も入っていると。
(市長)
どうですかね。おおかた、環境対策のお金でしょう。2,000万円のうち、1,700万円ぐらい、確か。と聞いておりますけれど。
(記者)
ですから、最初から1,700万円で出して、固まった段階で追加すればいいのかなと。
(市長)
だけど、じゃあ、交渉するのはどうするの。交渉するのに、それじゃあ、大井川鐵道まで、電話でも電話代がかかりますし、大井川鐵道へ行ってですね。大井川鐵道の社長は、断ってはいませんよと言っていますよ。はっきり。わしに。貸すとも決めていませんけれど、断るとも言っていませんで。
(記者)
議会から声が出ているのは、決まってから、その分を出していったらいいのではないかと。
(市長)
決まるまで、交渉しないといかんがね。
(記者)
交渉は別にできますよね。予算がなくても。
(市長)
そうかね。行ったりなんかしないといかんでしょう。
(記者)
その予算が入っているのですか。
(市長)
行ったりなんかして、いろんな交渉をしないといかんのじゃないの。それこそ。だで、別に私は、これだけ話を進めとるんだで、交渉するのはええと思いますよ。すると言っていますもの。いろんな意見がちょっと出ましてとは言っていましたけれど。だで、ええと思いますけれど。
具体的に言って、調査費の付いたもので、何ですかね。まだ、それじゃあ、第三児相なんていうのがありますけれど、早く造れと言っていますけれど、場所も決まっとらんということになっていますよ。従って、どういうスペックになるかというのは。別にね、第二児相があるから。僕は、一刻も早く造れと言っとるんです。だけど、調査費が付いていますわね。あれ。場所も決まっとらんですよ。
(記者)
われわれの取材にも、大井川鐵道は、今ある車両を貸すのは難しいと。もう1台の静態展示が修理できたら考えるみたいな趣旨のことも言っているのですが、名古屋市の予算で修理するという可能性はあるのでしょうか。
(市長)
そういうことも、ちょっと分からんですね。これからですわね。どうしますかと。名古屋市の予算でやるのか、共同でやるのか、それから、あれはナショナルトラストが持っとるもんですから、ナショナルトラストさんが、自分の所有権を残して、ナショナルトラスト自体でやるのかですね。ちょっと分からんですわね。どうやってやるかは。それこそ調査費じゃないですか。
(記者)
名古屋市の予算を使うことも、否定はしないと。
(市長)
どうですかね。その場合は、所有権をどうするかという問題になりますね。当然。それこそ調査費ですわ。
(記者)
今、大井川鐵道は赤字が続いていて、なかなか。
(市長)
そうだね。
(記者)
自前でというのは、修理は簡単ではないと。
(市長)
そういうふうだとね。そういう話が出てくるなら、そういうことをずっと話し合い、調査するということですよ。と思いますけれど。それは言っておられました。社長は。今、4両だったか。4両をそのまま今、貸すというのは、ちょっと難しいと。もう1両がそういうふうになったら。でも、貸すと言われたわけじゃないですね。考えます、まあそれは考えますということなので、それこそ調査費でね。その辺の交渉でやっていくと。
蒸気機関車の場合、絶対この1両でないといかんというのは、何かあるの。まず、そもそも。それを前提としてやりますで。その場合、4両でも、5両になったときに、その最後、C12だったと思いますけれど、ナショナルトラストの。それを必ずお貸しいただけるかということでもないですよ。あれは、確か、話をしとったところは。
全体で5両になるから、ということになるのでね。その中でお願いするのか、やっぱり無理だで、違う車両にしないといかんのかなとなるのかね。
(記者)
そういう意味だと、2016年度の運行は、スケジュール的にすごくタイトだと思うのですが。
(市長)
いや、まあ、いいんじゃないですか。それは。熱心に話をすれば。思いますけれど、私は。向こうさんがやっぱり大事ですから。
あおなみ線さんのご事情があるなら、それは大事にしないといかんのであって、そういうふうにちょっと協議しましょうと言っとるから、それじゃあ、そういうためのいろいろ、もし走ったときにどういうふうに線路をしないといかんか、どうか分かりませんけれど、ATSがどうなのか分かりませんけれど、そういうようなことを調査することがいかんというのは、何でですか。向こうさんがそう言われとって。
完全に確定しなければできんということになったら、どちらかというと、調査にならんじゃない。
(記者)
それはそれとして、2016年度にこだわっていないのですか。そうすると。
(市長)
じゃあ、2015年度に、遅くとも16年度だよと言っとるんです。私は。
(記者)
スケジュールが、そうすると非常にタイトなので、もし間に合わなかった場合は、どうされるのですか。
(市長)
間に合うように努力するです。それは。
(記者)
見通しが立っていれば、そうおっしゃれると思いますが。
(市長)
見通しっといって、向こうさんがおって、社長も俺のところに電話をかけてきて、そう言っとるぐらいだもの。「別に断ったわけじゃないですよ」といって。そうなったら、その辺のところで調査して、ちょっとでも早く走れるようにすることが、楽しいまち名古屋をつくっていく、子どもさんたちが喜ぶまちをつくっていく、あおなみ線の赤字をちいとでも解消していく、必要なことじゃないの。
何か、本当に。いろいろありますよ。相手方の事情によって、ちょっと延びたりすることは。だで、調査なんでしょう、そこは。
(記者)
あおなみ線の経営の再建で400億円使っていますが、そこにまた新たな億単位の投資が出るということで、うまくいけば、それはそれでいいかもしれないですし、さらにまた赤字がどんどん出ていくという可能性も、定期運行ではあると思うのですが、そういったことは慎重に慎重に検討しているのですか。
(市長)
今、それは、よその蒸気機関車がどのぐらいの収益というか、もうかっとるかどうかというのは調査しておりますけれど、よう言われるのは、あそこの、嵐山の、京都の、トロッコ列車が、100万人乗っとるでしょう。わし、行ったことがないけれど。100万人ですよ。それで、結構赤字で頑張っとるところが多いですよ。日本中、蒸気機関車が走っとるところは、ほとんど山の中です。
名古屋の新幹線の隣のホームで、1日40万人、年間1億2000万人の人がいったん停止すると。それで、目の前に見えると。あおなみ線。あれをもうちょっとこっちへ引き込めんかと言っとるんですけれど、その場合に、本当に赤字を増やすんですかね。あおなみ線をもうけさせるようにする、大きな手の1つじゃないですか。レゴランドだってそうだけれど、開きました、そう、ではいかんですよ。
(記者)
そうすると、収支が合うことが、定期なり通年運行の条件ということでよろしいですか。
(市長)
条件といいますか、それは当然、そういう考えを持ってやっていますよ。それは、そうですよ。
1日、ある人に聞きましたら、100人はどうだと言ったら、「100人は乗りますよ」と言っていましたよ。「100人乗って、一往復で、2,000円はもらえるか」と言ったら、「それは絶対もらえますわ」といって。それで20万円ですわね。300日だとすると、6,000万円ですけれど、それプラス、いろんなグッズがようけ売れるんですわ。それは本当の実数であって、それプラス、レゴランドへの効果だとか、JR博物館への効果だとか。
それこそ、もう1つ言いますと、課題のところですけれど、稲永ふ頭の国際展示場なんかになりますと、あおなみ線の駅を造りますからね。あれでやる場合は。それはまあ、ここでもうからんかったら、一体どうなっちゃうのということですね。と思いますけれど。僕は。グッズはよう売れるらしいですよ。いろんな。
(記者)
2016年度というのは、あくまで年2回走行の話が2016年度ですよね。
(市長)
2016年度、はいはい。今やっとるやつ?
(記者)
市長がおっしゃっている定期運行は、いつから。
(市長)
私は、一刻も早くと。
(記者)
そうすると、それは2つが同時並行で進むということですか。
(市長)
同時並行するかどうか知りませんけれど、私は、同時並行どころか、前から考えていますので。B6なんかでもね。デゴイチもですよ。827号も。同時に既に考えていますので。だけど、そっちは車両が決まっていないということは事実で。
たまたま、京都の、前走ったC56? 57だったかな。あれを借りようと思っとったけれど、ちょっとJR西日本がいかんと言われたわけでしょう。ちょっと延びたわけでしょう、これが。
(記者)
結局、上物の車両の見通しが立っていないのが一番の問題だと思うのですが、いつまでに車両の見通しを付けようというお考えですか。予算を計上して、予算を取ったとして。
(市長)
それは、なるべく早く。
(記者)
相手方がいることで。
(市長)
それは、鋭意、話し合いを加速するということですわね。
(記者)
いずれにしても、2年、3年等になってしまうと、そもそも全然話が違ってきますが。
(市長)
そんなの、ならんでしょう。ならんと思いますよ。それより、別個に定期運行は考えると言っていますので。わしも考えています。そっちの方が早いかも分からん。下手したら。分からんですけれどね。
デゴイチなんかは、途中までは行けるんですよ。間違いなく。別に、この間行った中島までは。この間の軽いやつだったら、あのときの運輸局長さんは、一番奥まで行ってもらってもよかったけれどねと言っていましたよ。
僕は、デゴイチだって一番奥まで、僕は行けると思っていますけれど。柱が2本立っておりますけれど、十何メートルか、ちゃんと測らないといかんけれど、見てくるとええけれど、ものすごく立っていますよ。あの高架というのは。それと比べて高速道路は、100メートルか200メートル、ドンと何百トン支えとるじゃないですか。あれはあれで、また別個の計算はありますけれど、とかね。
(記者)
定期運行に関しては、別に予算は計上していないですね。
(市長)
していないです。自分で頑張っとりますもの。自分で頑張っとるの。名古屋を面白いまちにするために、自分で。
(記者)
定期運行さえできてしまえば、年2回のものは、事実上、そちらに吸収されるような感じになるのですか。
(市長)
それは分からんで。そう言うと、またどつぼにはまりますので、それはそれで。それはそれで結構なんです。せっかく思っていただけたけれど。
だけど、要は、名古屋のまちが、リニア名古屋駅が、できればB6が走ったりすると、世界のものすごい有名な駅になるんですよ。さっき言ったけれど、110年前のリニア新幹線である、ドイツ製の世界に1個しかない車両が走っとると。レトロホームを1個造って。味のあるまちになりますよ、名古屋は。
名古屋というのは、みんな来たときに思いますよ。外人が。なかなか、自動車やなんかの、FCVか。ああいうのもあるけれど、こういう古い、人間くさいのも大事にする、ええまちだなと思いますよ。だから、名古屋城の天守閣も木で復元したのかと。つながるんですよ。精神が、みんな。
(記者)
それは多分、皆さん、大体のことは分かっていらっしゃると思います。要は、その上物をどうするんだという話になると思うのですが。
(市長)
それは、努力して。まず。私は電話しましたから。「別に断っていません」と言っていますので。社長は。
(記者)
断ってもいないけれども、貸すとも言っていないですね。
(市長)
ああ、貸すとも言っていないですけれどね。そういう段階って、よくあるじゃないですか。
(記者)
だから、それが決まらないと、先に進まないのかなと思うので、いつまでにと。
(市長)
第三児相はちょっとテーマが、あまり、シリアスだでいかんけれど、どこかに何かを造ろうというときに、場所が決まっていない調査費なんて、ありますよ。場所を探すのも調査費ですよ。じゃあ、もし場所が決まらなかったら、そういう調査費はパアになるかといったら、そうじゃないですよ。それはありますね。
努力して、やっぱりやるですわ。今、なかなか人気が出てきたもので、若干どうしてもタイトになりがちではあるんですよね。トーマスだって、わしは言っとったんだよ。ここで言うと、また大井川鐵道の人が見とるとどう思うか分からんけれど。
大井川でなかなか人気が出ておって、それはええことだけれど、もう3年ぐらい前に、某、そのトーマスを仕切っとる会社の人に来てもらって、わしが自分電話して、「どうですか」と言ったら、「どうぞ」と。だけど、コミッションはこれだけくださいよということで、「どう思われますか」と言ったら、「それはめちゃくちゃはやるでしょう」と。あおなみ線でやったら。
新たにSLを完全に造った場合は、世界で初めてになりますと言っとった。今までのは、蒸気機関車があって、そこにトーマスのああいう顔を描いたりしとったやつで、新しいのだったら、世界で初めてといって、やろうと思った。今からでも。ちょっと大井川があるので、気を使わないといかんですけれど、そういうことだって楽しいですよ。楽しいですがね。
いろいろ、ひとつ、各論で楽しむやつがなくなっていっては、何のために観光局を作ったとなりますに。一体何だったのだと。観光局は観光局で、今度、副市長に、提案書を出してありますけれど。やっぱりこうやって、お客さんがようけ来ると給料が増える、お客さんが来んかったら、自分のところがやれんようになるという状況にしないと、こんなふうになっちゃうわね。こういうような、何か、訳が分かりませんけれど。わしからすれば。
(記者)
別件で、広ぶらを、この前、構想をまとめられましたよね。あれは、7月1日スタートというのは、早くないですか。要するに、市民とか、合意形成がまだあまりできていないような気がするのですが。もう少し時間をかけてやるとか、そういうお考えはないのですか。
(市長)
それは、かけてもええですけれど、議会から今年の夏にというご指摘があったので、私は、心意気からすれば、それならやろうかということですわ。議会のご要望に応えようとしたということと、わしは、広ぶらについては、ものすごい市民の期待がありますから。
ただ、昨日あたり、ちょっと商店の方と話しとるんだけれど、過去の経験で、要するに、トイレですね。トイレやら上下水の関係が不十分だったもんで、そこにゲロを吐いたり、おしっこをしたり、ものすごくあったで、ある人は、やるならやるで、本当に衛生的なやつにしてちょうよと。それは前提ですからといって。今度の場合。
上下水完備と。それから、トイレについても、今、どういうふうに置いたらええかとかね。その人なんかはプロだで、よう分かって、言っていました。昔は、昼間はええんだと。近所のビルで借りると。夜、閉まっちゃうもんで、近所にしっこするでいかんわといって。その辺も、今回のこのあれについては、いわゆる屋台については、いわゆる衛生完備。
外は昔の、私も若干記憶があるんだけれど、ヒラヒラなった、いわゆる屋台ので、中は、水道も下水も、それから近くのトイレも完備。日本一きれいな公衆トイレというのができますので。これは協力いただけるところもありますし、経営主体については、そこをどうするかですね。地元の商店街の皆さんも一緒に入ってもらって、考えてやるということですわ。
(記者)
商店街というのは、どういうお立場の人としゃべっているのですか。
(市長)
偉い様ですね。幾つかに分かれていますのでね。
(記者)
それは、市長が個別にしゃべっているのですか。それとも、市当局として、市全体としてしゃべっているのですか。
(市長)
個人的に、前からしゃべっていますので、わしは。ええよと言っている人もいましたよ。はっきり言って。名前を言ってもいいですけれど。「賛成だがや」といって、おりましたよ。
だけど、皆さん商売をやってみえるもんで、そこにご迷惑をかけるのはいかんことで。当たり前だけれど、盛り上げるためにやっているんですから、あれにも、地元優先枠を作ると書いてありましたけれど。
そういうのとか、初めの、ちょっと話があるのに、今のところは固定資産税を払ってやっとるじゃないかと。わしらは、商売をね。飲食業を、例えば。「そうすると、何だ、屋台はただか」というので、「そういうふうにはならんでしょう」と言って。やはりイコールフッティングにしていかないといかんでしょう。多分。そういうことを考えるんですよ。これから。
それはだから、固定資産税という名前では取れんで、使用料なのか、何か知りませんけれど。そういうようなことを考えていくと。それから、バイオリン流しがええと思うわと言ったら、昔、あったらしいね。バイオリン流し。「前、やっとったで」と言っとったで、バイオリン流し。
(記者)
あそこに屋台を造ると、すごく狭いなと前から思っておりまして、本当に広小路通沿いにこだわるのか、場所としてはある程度柔軟に考えるのか。そこも聞かせてほしいのですが。
(市長)
ヒルトンの前がちょっと空いとるがね。公開空地みたいに。若干。大体、みんな狭くなる、狭くなると言うけれど、放置自転車がいっぱいあるじゃないですか。放置自転車が。だで、必ずしもそうでもないですよ。狭くなるという問題でもないですよ。雰囲気的に。
(記者)
場所は、やはり広小路通に限るということですか。
(市長)
やっぱり、歴史というのは大きいでしょう。名古屋の、40年前まであった、ずっと庶民が楽しんだ、笹島から、本当はずっと広小路の方まであったんですけれど。そこをまず第一義に考えていますけれどね。
桜通でどうだと言う人がおりましたけれど、桜通で、そういう歴史がないところでやると、なかなか、お客さんが来なんだりということもあるか分からんし、それと、歴史的な情緒。やっぱり納屋橋がありますでね。
となると、鳥久さんが燃えてまったのは、返す返す、本当に残念です。大変に貴重な財産を失ったと。まちづくりのね。思いますね。あれが残っとったら、すごい集客のポイントができましてね。屋台なんかで。あの辺の商売がグッと盛り上がりました。
なかなかもうからんで、苦労しているのよ。いろんな話があるで。分かると。それなら、どうやって、納税者の皆さんを、商売を元気づけるんだと。鳥久さんがああいうふうになったのも、それが1つじゃないですか。マンションを造ろうと思わざるを得なかったということでしょう。とにかく商売を応援するために全力投球すると。みんなで。
ということが大事で、観光地というよりも、本当の、名古屋の皆さん。観光地にもなると思いますけれど、名古屋の皆さんが、昔の思い出で一杯飲んで、もう一回あそこでブラブラ歩いてやろうかと。バイオリン流しが来るがやという話ですわ。ディキシーランド・ジャズのグループが回っとったという人もいますね。
やっぱり衛生面が決定的にいかんかったと。だで、そこに全力投球しないといかん。ここは。それで、今、環境局長、また、上下水道局長にさっき連絡しまして、絶対バッチリやってちょうよといって。「今、考えとります」と言っていました。
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