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それでは、12月8日(月曜日)の会見を始めたいと思います。
皆さん、こんにちは。本日は、12月1日(月曜日)から始まりました「生活安全・交通安全市民運動」につきまして、ご報告をいたします。
私の後ろのボードも変わっております。このバックボードは、左側が「ひったくり 空き巣 多発中!」、右側が「交通事故にご用心!」となっております。
名古屋市では、昨年に比べて、重点罪種および刑法犯の全体の認知件数は減少しているものの、ひったくりの認知件数は愛知県内の約3分の2を占めており、依然、多発しております。
12月は暮れの慌ただしい時季であり、ボーナスシーズンでもありますので、ひったくりの犯罪被害が増えることが予想されております。カバンは車道と反対側に持つ、バイクの音がしたら振り返って確認するといった日頃の動作が、ひったくりの被害防止に有効ですので、ぜひ心掛けていただきたいと思います。
一方、交通事故につきましても、11月末現在で、名古屋市内でも34名の方がお亡くなりになられておりましたが、昨年と比べて、自転車と二輪車の方がお亡くなりになる事故が増えております。また、飲酒運転による死亡事故は昨年に比べまして増加しまして、県内の飲酒運転による死亡事故の約6割(57.1%)を占めています。
年末にかけては、お酒を飲む機会も増えることと思いますが、「飲酒運転は絶対にしない させない ゆるさない」の合言葉を一人一人が肝に銘じていただきまして、飲酒運転を根絶していきましょう。
私も、12月10日(水曜日)の「年末におけるひったくり防止 3B+N・飲酒運転根絶キャンペーン」に参加いたします。自ら先頭に立ちまして、街頭で防犯や交通安全について呼び掛け、市民の皆さんと一緒に、「安心・安全なまち なごや」を築いてまいりたいと思っております。
次に、12月13日(土曜日)と12月21日(日曜日)に、地下鉄上前津駅で、「駅ナカ魅力創造プロジェクト」の実証実験を実施することになりましたので、ご報告いたします。
駅ナカ魅力創造プロジェクトは、交通局と名古屋市立大学、ナゴ校が連携し、大須エリアの玄関口である上前津駅をモデル駅としまして、「若者が集い、賑わいのある駅」となるような駅のあり方を調査・研究するものです。
学生たちは全部で4チームに分かれ、若者ならではの視点に駅や地域のニーズなどを取り込み、それぞれ「都会の中の癒し」「学びと地下鉄イノベーション」「気軽に海外を楽しむ」「なりたい自分になれる街に」というテーマを設定しまして、約半年かけて具体的なコンテンツを検討してまいりました。
今回、平成27年2月の最終成果発表に向けまして、コンテンツのさらなるブラッシュアップを図るために、学生たちが検討してきましたコンテンツの一部を、実際に上前津駅で実証実験することとなりました。
ぜひ市民の皆さまには、実証実験に参加していただいて、学生の斬新なアイディアを楽しんでいただくとともに、学生の皆さんへアドバイスをしていただけたらと思います。21日(日曜日)には私も行きますので、よろしくお願いいたします。
今日は、特別ゲストといたしまして、名古屋市立大学から代表の学生にお越しいただいておりますので、実証実験のPRをお願いしたいと思います。学生の皆さん、どうぞこちらへ来てちょうだい、ということです。
それでは、名乗っていただきまして、学生の皆さんに実証実験のPRをしていただきたいと思います。
(学生A:僕の所属する経営学専攻のゼミでは、12月13日(土曜日)に実証実験を行います。1つは、癒しをコンセプトとしたカラ活です。お名前からお察しの方も多いかと思いますが、大須商店街名物とコラボして、新たな癒しを提供したいと思います。
もう1つが、グローバル活動です。こちらは、学びと地下鉄イノベーションをコンセプトとしまして、外国人と英語で交流しようということと、新たな学習スペースを提供するということで、僕らはやっていきたいと思います。)
(学生B:私たちが提案するのは、World Cafeとプチコスプレです。World Cafeでは、気軽に海外旅行気分を味わってもらうために、お客さんが外国人スタッフに対して外国語での注文をするということが特徴となっています。国も、ドイツ、トルコ、中国、韓国といった、さまざまな国のスイーツをご用意しております。
続いて、プチコスプレも、さまざまな衣装をご用意しておりますので、気軽に友達と一緒に盛り上がって、普段できない格好をしたいという要望に応えることができると思っております。皆さん、ぜひお越しください。)
はい、もうええきゃあ。言い残したことはないかね。
(学生A:はい。)
質問はありますか。学生の皆さんに。何ぞ。はい、どうも、ないようですので。どうもご苦労さんでした。
(学生B:ありがとうございます。)
じゃあ、お帰りになられます。ありがとうございます。
報告は以上ですけれど、空気が乾燥して火災が起きやすい時期でもございますので、ストーブなどの火気を、火を使用する暖房器具の取り扱いには十分注意するとともに、燃えやすい物をストーブの近くに置かないようにしてください。
万が一の火災に対する備えとしては、住宅用火災警報器が有効です。住宅用火災警報器は煙を感知して大きな音で知らせてくれますので、火災を未然に防いだり、ぼやで済んだケースが数多くございます。
寝ているときは、煙に気付きにくいため、逃げ遅れることがあります。台所だけでなく、寝室にも必ず設置していただき、少なくとも1年に1回は点検をしていただくように、お願いをいたします。
私からは以上です。
(記者)
学生さんのやつは、面白ければ、実際に、将来的にずっと採用されたりするのですか。
(市長)
わしは、そこはあまり議論しとりませんけれど。わしは、学生タウンと昔から言っておりまして、これは地下鉄ですけれど、大いに、定期的にというか、例えば今池は名大とか、淑徳とかですね。椙山もありますけれど。大曽根は金城とかですね。大きくなれば、早稲田の高田馬場とか、三田の慶應とか、ああいうのをつくれんかと。
今、あそこの名古屋学院、日比野でやっていますけれど、なかなかええんですわ。ぎょうさん、やっぱり学生さんがござると元気も出るし、ようけ人数がおるもんで。そういうつもりがありますので、上前津もうまいこといったら、あれだわね。本当は、どこか学部が来てもらわないといかんのです。そのためには。1個。大学の。
(記者)
上前津でやる理由というのは、あるのですか。
(市長)
上前津は、あそこが空いとるででしょう。空いとるで。
(記者)
空いとるで。空間があるからですか。
(市長)
空間が。陸前高田というか、東北の物産をやっておりますけれど、その横がね。
(当局:「みちのく屋」です。)
(市長)
みちのく屋か。
学生タウンもええですよ。なかなか。と思いますけれど。学部が1つ、そっくりでなくても、その中の半分に割れたようなのが来てもらうと、楽しいじゃないですか。金城の皆さんに大曽根で焼き鳥でもやってもらうと、面白いですよ。雰囲気が。
(記者)
一緒に何かやって、いいものがあれば取り入れていくわけですね。
(市長)
はい、はい、はい。
(記者)
ということでいいのですね。
(市長)
そういうことです。学生の力を、大いにお借りしようということです。ちなみに、学生の数は、1位が東京、2位が京都、3位が名古屋ということで、専門学校まで入れますと、確か14万人だったと思いますけれどね。ようけの人が、学生さんがござるもんだで、大いに盛り上げていきたいということですわね。
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