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平成26年7月7日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年7月24日

ページID:60825

報告事項

  • 「ロボカップ2017世界大会」の名古屋への誘致

会見動画

報告内容

◎「ロボカップ2017世界大会」の名古屋への誘致

 それでは、皆さん、おはようございます。7月7日(月曜日)ということで、七夕の日ですが、会見を始めたいと思います。

 

 まず、本日は、「ロボカップ2017世界大会」の名古屋への誘致について、ご報告をいたします。

 

 当地域が持つ高度なものづくり技術を生かした「ロボット産業」の飛躍への契機とすべく、来る平成29年に開催される「ロボカップ2017世界大会」を名古屋へ誘致いたします。

 

 ロボカップ世界大会は、知能を持った自律移動ロボットによる国際的なサッカー競技大会で、平成9年に名古屋で第1回が開催されました。

 

 わしもこの間まではよう知らなんだですけれど、ロボットコンテストというのは、何か、テレビ局でやっとるな。どこか知りませんけれど。あれとは違うんですね。これはサッカー大会ということです。

 

 以来、毎年、世界各地で開催されております。大会の規模は20年前に比べ、相当大きくなっておりまして、サッカー競技以外にも、救助活動を競うレスキュー部門などがあり、競技参加者のみで2000人から3000人が見込まれる大規模な世界大会です。

 

 これまで、名古屋観光コンベンションビューローとともに、ロボカップ日本委員会関係者からの情報収集と働き掛けを行ってまいりました。その結果、去る6月18日(水曜日)に、ロボカップ日本委員会の臨時理事会において、名古屋を開催候補地として「ロボカップ2017世界大会」を日本へ誘致することが決定されました。

 

 名古屋市としましても、ロボカップ日本委員会と連携しながら、名古屋への誘致と開催立候補に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 

 今後の予定ですけれど、今月下旬にブラジルで開催されます「ロボカップ2014世界大会」におきまして、産業技術総合研究所研究チーム長でロボカップ国際委員会次期会長の野田五十樹さんと、九州工業大学大学院准教授でロボカップ日本委員会会長の大橋健さんに、「ロボカップ2017世界大会」の名古屋への誘致意向を表明していただきます。

 

 その後、来年7月に開催される「ロボカップ2015世界大会」において正式立候補するため、準備を進めてまいります。ロボカップ世界大会が20年ぶりに名古屋で開催できるよう、最大限努力してまいりたいと考えております。

 

 ロボカップには子どもを対象にしたジュニア部門もあり、「ロボカップ2014世界大会」には、愛知工業大学名電高等学校中高一貫コースの生徒の皆さんが出場することになっております。来週7月15日(火曜日)には、名古屋市役所を訪問されるとのことで、ぜひご取材いただきたいと思います。

 

 愛工大名電の、ロボットコンテストの世界3位か何かになった人は、パレードを、名古屋まつりでしてもらいましたわね。いっぺん。あれは、どういう大会だったのかな。

 

(当局:同じくロボカップです。)

 

 あれもロボカップかね。ロボカップの、違う大会だったわけだね。

 

(当局:何年か前の大会です。)

 

 3年ぐらい前じゃないかね。あれに出たわけだ。あれで3位か何かだったよね。確か。

 

(当局:2011年のトルコ・イスタンブール大会(のジュニア部門)です。)

 

 トルコ・イスタンブール大会、2011年(のジュニア部門)に出場して、3位だったと思うな。確か。

 

(当局:はい。)

 

 よう覚えとるでしょう。その皆さんには、名古屋まつりでパレードしていただきまして、大変喜んでいただいたという話を聞いとるので。、わしは、こういうことがあるで、早う大津通の分離帯を取って、あそこでみんな、こういう文化系の方やら、名古屋で日本一ないし世界大会に出ていったような人は、みんなで拍手しよまいと。そういうふうにしやあと、何べん言っとるかということなんです。

 

 そうすると、こういう大会に出ていくというのが、みんな、そういう気持ちを名古屋市民の間でシェアできますわね。みんなで一緒に。

 

 ということが重要なんですけれども、7月15日には市役所におみえになるという、愛工大名電の、中高一貫コースというのが書いてありますけれど、大変優秀な、真面目な、高校生ですね。確か。

 

(当局:高校1年生です。)

 

 高校1年生が来ますので、ぜひご取材をいただきたいと思います。

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

◎地下鉄東山線における最終電車の時刻延長の実施について

(記者)

 金曜日にもお尋ねしましたが、先週末の東山線の終電延長について、あらためて。やや人が少なかった感もあるのですが、あらためて振り返ってご所感をお願いいたします。

 

(市長)

 あまり文句の方は言わずにですね。日本で一番遅く走る地下鉄は名古屋にありということで、1時1分発。ただ、金曜、だで、金曜のトレインの101(いちまるいち)ということになっとるようですけれど、大変ええことじゃないですか。

 

 初めのうちはスッスッといかんでも、栄でみんな、一杯飲んで。若干、乗ったときには、tipsyといいますか、酔っ払ったというか、ビールといいますか、焼酎か分からんけれど、匂いがホワンホワンとしてきまして、大変結構なものでして。交通局のあったかい心遣いということをちょっと感じ取っていただければ、大変ありがたいということですが。

 

 今までの走っとったのからすると、今まで12時25分か何かだっただろう。確か。でなかったか。30分以上ぐらい遅らせとるはずですよ。だから、今まで、反対に、早う終わっとったとも言えますけれど。ということですので、ぜひ皆さんもご利用いただいて、夜遅うまで、栄で一杯飲んでいただくということで。

 

 課題はようけありますわな。当然のことながら。そこからどうやって行くんだとか、文句を言いかければ切りがないですけれど、まず第一歩としてはよかったのではないかと思います。

 

(記者)

 具体的な課題なのですが、1つだけ挙げていただけますか。課題は何で、どうすればそれはクリアできるのか。

 

(市長)

 まず1つは、金曜日の夜だけということです。本当に毎日になりますと、一杯飲む人たちも、まあええわと、最終1時過ぎがあるわと、常に頭の中にインプットできますもんで。

 

 栄で12時半ぐらいまで、一杯、スナックかどこか知りませんけれど、どこでも結構ですけれど、ジャズ喫茶も。やっとらんか、そんな遅いのは。ということになりますけれど、週1回だけがどの程度、市民の皆さんの、夜、栄で飲んでもらえることにつながるかというのが、一番でかいんじゃないですか。一番最初は。

 

 店が、それに、次が。そうなれば、ニワトリか卵ですけれど、肝心の店が遅うまでやっとらんといかんもんで。問題は。だけど、第一歩どこかが引き金を引かんと、ことは進みませんので、名古屋市なんかがまずそういうインフラをつくっていくということです。酒飲み解放区へ一歩近づいたということで、わしは大変喜んでおりますけれど。

 

 お金がかかると書いてありましたけれど、お金はかかるんでしょうが、主に人件費だろうと思いますけれどね。それはそれですけれど、その分お客さんが増えてくれるように願うことと、やっぱり行革でやるという道がありますのでね。行革で。

 

 商売はみんなそうですよ。先、値下げするなり、サービスの方をやってまって、その後、何とかコストを合わせるというのが、商売はみんなそうやってやっとる。

 

(記者)

 他の路線の拡充とかは、何か考えていらっしゃいますか。

 

(市長)

 まだ今のところ、簡単なことは言えんもんだで、わしの頭では、今、よう分かりませんけれど、ええ提案があったら取り入れていこうと思っていますけれどね。

 

 確かに、1時過ぎに地下鉄に乗るというのは、わしもご縁で東京には長いことおりましたけれど、議員のときにね。1時過ぎに乗るというのは、あまりないですね。確かに。よう考えてみると。丸の内線でも、東京駅発で、ここから最終でよう行きましたけれど、12時ちょっと過ぎの辺が最終でなかったかと思いますけれどね。東京駅発が。確か。

 

 ちょっと不確かだといかんけれど。違っとったら、後で怒られるといかん。

 

 これはなかなかのことだと思いますけれど。ぜひお店屋さんも、栄のいろんな飲食店の皆さんも、ぜひ遅うまでやったってちょう。

 

◎「ロボカップ2017世界大会」の名古屋への誘致について(その1)

(記者)

 ロボカップの誘致についてお伺いしたいのですが、今回、開催地として名乗りを上げた理由は何かというのが1つと、あと、オリンピックみたいに幾つか候補地が手を挙げて、投票か何かで決まるものなのか、それとも、名乗りを上げれば自動的に開催地になってしまうものなのか。この2点をお願いします。

 

(市長)

 私も、あまり物事を正直に言わん方がええですけれど、これはずっと知っとったわけじゃなくてですね。聞きますと、前回、大阪大会のときに負けたらしいんですわ。名古屋が。大阪がいつだったですかね。

 

(当局:2005年です。)

 

(市長)

 2005年のときに大阪に負けましたので、それ以来ずっと継続的に、何とか次はというのか、いつの日かというのか、思っとったらしいです。そういういきさつのようですわ。

 

 ロボットなんかは、そのこと自体はいいと思いますよ。名古屋でも、工作機械メーカーが、世界のトップの3社がこの地域におりますしね。それから、愛工大名電がそうやってええ成績を取ればありがたいことなので。介護ロボットも、名市大と、どこだったな。守山の。

 

(当局:理化学研究所と、名市大と。)

 

(市長)

 理化学研究所というと、あの東京の、有名なところですか。

 

(当局:名古屋に支所がございます。)

 

(市長)

 名古屋に支所が。あそこの支所でやっとるのかね。

 

(当局:はい。理化学研究所と東海ゴムさんとの共同研究センターがあります。)

 

(市長)

 そうか、理化学研究所か。

 

 そうですか。そういうことのようですけれど、ロボットというのは、そういうことで、熱を入れとるということでね。名市大は、医学部とこっちとということだわね。工学系が。だで、ええと思いますけれど。というようなことのようですわ。

 

(記者)

 さっきの続きで。立候補したら、世界の別の開催地と争うことになるのですか。

 

(市長)

 日本は、だから、名古屋を前提として手を挙げるんですけれど、来年に他の国も挙げると、そこと競争になりますわね。これは努力しないといかんことだと思いますよ。

 

(記者)

 これまでは、大抵競争で決まっているのか、それとも、立候補した国があれば、事実上その時点で決まるのか、どっちですか。過去に競争で決まっているなら、そういうふうに教えてください。

 

(市長)

 I don't know.

 

(当局:過去は、競争で決まっています。)

 

(市長)

 ああ、過去は競争で。

 

(当局:ええ。)

 

(市長)

 あんた、ちょっと来て、それじゃあ、過去の応募状況を。分からん? 競争率とか。

 

(当局:そこまでデータを持っていませんので。)

 

(市長)

 データを持っとらんらしいですわ。大阪と。それは日本の中で負けとるからね。大阪と名古屋は。手を挙げて、国際的にどれだけの競争になっとるかについては、ちょっと。

 

(当局:過去の例は。)

 

(市長)

 分からんと。

 

(当局:ええ、ちょっと分かりません。)

 

(市長)

 分からんと。

 

(当局:日本の中では、2017でやるとしたら名古屋というのは。)

 

(市長)

 それは決めていただいたということですわね。

 

(当局:はい。)

 

(記者)

 大阪に負けたというのは、どうやって負けたということなのですか。

 

(市長)

 どうですか。

 

(当局:かなり古い話ですので、そのときは、やはり。)

 

(市長)

 ちょっと出てりゃあ。せっかくだで。引っ込んどらんと。

 

(当局:大阪のときは、国内での開催地の争いで負けたわけですが、そのときは、キーパーソンが大阪大学の浅田先生とか、それから、大阪市の、いろんな負担金を含めて、かなり協力があったということで、その競争内容で負けたということです。そのときも、岐阜県の方も、かなり知事さんはじめやっておられたのですが、最終的には大阪に決まったということになっております。)

 

(記者)

 誰が決めるのですか。勝ち負け、勝敗の決し方は。

 

(当局:世界の開催地を決めるときには、国際委員会というのがございますので、世界の組織の委員ですね。ここに今度、産総研の野田さんが次期会長になられるということで、ブラジル大会の最終日から3年の任期で、2017年まで野田さんが任期の期間になりますので、その期間に日本に持ってきたいというような意向もございまして、今回立候補させていただいたところです。)

 

(記者)

 質問の答えになっていないのですが、どうやって決まるのか。まず、大阪に名古屋が負けた2005年の大会は、投票で大阪に決まったのか、それとも日本の中で、大阪の方がよかろうという内々の会議で決まったのかということが1つと、今回の次の大会はどうやって決まるのですかというのを、投票なのかどうなのか、2つ教えてください。

 

(当局:大阪の場合は、国内委員会の中で決まったと。)

 

(記者)

 投票とかではないのですね。

 

(当局:そうですね。役員の中で決まったということです。2017年の大会については、来年のタイでの総会でプレゼンテーションして、そこで国際委員会の役員の方の投票で決まるということになっております。そのときに、できるだけいいプレゼンテーションを持っていきたいと考えております。)

 

(市長)

 オリンピックみたいにやるわけだ。「おもてなし」とか、ああいうやつを。誰が行くかどうか知らんけれど。

 

(当局:競争国がたくさんあれば、そういう形になりますし、次期会長が日本の方ですので、できるだけ競争相手が少ないように、これからいろいろロビー活動も行っていきたいと考えております。)

 

(記者)

 2016年が今、未定になっているのは、選考中ということですか。

 

(当局:ええ。今度、ブラジル大会が7月の20日ぐらいから始まりますが、その大会で、国際委員会の中で正式に決まるということで、今の段階では未定ということで、発表できないということをお聞きしております。)

 

(市長)

 2015年、来年はどこでやるの。

 

(当局:来年はタイで開催されますので、そこで正式に2017年の開催地が決まりますので、その段階でプレゼンテーションして決めていただくというふうにお聞きしております。)

 

(記者)

 現時点で既に2017年に名乗りを上げているのは、名古屋だけなのですか。

 

(当局:国際的にですか。)

 

(記者)

 はい。

 

(当局:ええ、今のところ。2016年を今後ブラジルで決めるわけですので、その段階では何カ国かあるように聞いておりますが、2017年につきましては、今のところ名古屋だけというふうには関係者から聞いておりますが、今、世界的なロボットブームですので、今後、競争相手が出てくる可能性が高いというふうには、お聞きしております。)

 

(記者)

 さっきちょっと聞き取れなかったのですが、野田さんというのは、どこの野田さんですか。

 

(当局:つくばの産業技術総合研究所のチーム長です。)

 

(記者)

 次期会長さん。

 

(当局:次期、世界の会長になられる予定をしております。)

 

(記者)

 国際委員会の会長さん。

 

(当局:はい、そうです。任期が3年です。)

 

(記者)

 いつから3年ですか。

 

(当局:2014年、今度のブラジル総会の最終日から、3年ですから、2017年の大会の最終日までになっております。)

 

(市長)

 今までがよ、オリンピックだと、どこどこが立候補してと分かっとるわね。そういうのをちょっとしゃべってもらうと、リアリティができるんだな。前の、国際大会、本当に決めるときにどれだけ立候補しとったという。今でなくてもええけれど。

 

(当局:大会によって、候補地がたくさんあってプレゼンする場合と、ある程度事前に国際委員会の委員の方の中でですね。その辺はちょっと、私ども、詳しいことは。国際委員の中でやっておりますので、ちょっと詳しいことは。)

 

(市長)

 来週でもええけれど、今からでも電話をかけてすぐ分かればあれだけれど、過去5年ぐらい、これだけ立候補しとったというのが分かると、リアリティが分かりますわな。競争は厳しいものなのかどうなのかとかよ。そういうのが。

 

(当局:その辺はまた日本委員会の方にお聞きして、またお答えさせていただきます。)

 

(市長)

 はい。ええですか。ロボカップは。はい、サンキュー。あとはいかがでしょうか。

 

◎基幹バスレーンについて

(記者)

 バスレーンのカラー舗装の件をもう一度確認したいのですが、これはもうやるということで間違いないのですね。

 

(市長)

 やるということですが、正式な調印はまだ行われておりませんけれど、うそは言ってはいけませんので、やってちょうと指示したことは確かでして、やるという方向で進んどるということですかね。やらないといかんじゃないですか。危ないもの、本当に。

 

 市バスの話がきっかけになって出ましたけれど、民間の普通のドライバーの人がどれだけ危ない目をしたかという統計は、あらへんでね。市バスが2回と、それから、名鉄バスが1回でしょう。3回。それも二千何年からでしょう。その前もあったんでしょう、多分。多分。報告されとらなんだんじゃないですか。

 

 プロの運転手が。プロでも入ってから早いといいますけれど、早いといったってプロですからね。プロのドライバー殿がそれだけ間違いを起こすということですので。

 

 繰り返しますが、これだけのことが起きとってそのままということになると、これは人災でしょう。もしまた逆走なり、そういうのが起こって、何ですか。逆走なり、基幹バスの一番問題は、基幹バスレーンを走れますので、普通の時間帯。で、左側から右折車が来るわけですよ。ドーンと。どえらい危ないでね。

 

 途中の通行区分がスッと分かりませんので、そういうことで事故が起きて、他の要素があるか分かりませんけれど、これで漫然と放置したら人災ですよ。と思いますよ、私は。

 

(記者)

 なぜ今までやらなかったのに、やることになったのですか。

 

(市長)

 それは、マスコミの追及が厳しかったからじゃないですか。違うかね。そういうわけじゃない?

 

 結局、そういうものを、相手が国なもんだで、国道19号線は、そこに言わないという体質があるんでしょう。大変真面目な名古屋市役所の皆さんですので、何となくね。それは、とんでもないといって怒っとるんです、わし。役所仕事の最たるもんだと、そんなものはといって。

 

 市の権限がこうで、国の権限がどうというより、それは市民の交通の安全の方がはるかにでかい問題ですから。それを背負って、国がしないといかんけれど、こうやってやらせてちょうというぐらい、力みに行かないといかんですわ。

 

(記者)

 国道事務所には、正式にこの承認申請はいつぐらいに出す予定なのですか。

 

(市長)

 申し込んだことは申し込んどりますけれど、正式に出すというのは、出したのかね。

 

(田宮副市長:いえ、まだです。今週以降です。)

 

(市長)

 今週以降ですか。今週以降ということになるそうです。正式には。内々にいろんな話をしますので、という話で。

 

(記者)

 今週ということですか。

 

(市長)

 今週以降ということは、今週も入るでしょう。文法的に。それが、何でか知らんけれど、さすがジャーナリストの皆さんで、まだ言ってはいかんぞということになっとったんですけれど、午後、決まったらしいですねというもんで、「ええ?」ということになって、なったんです。

 

(記者)

 気になるのは予算ですが、幾らぐらいですか。

 

(市長)

 そんなことは言ええせんでしょう。入札や何かがあるもんだで。なるべく値打ちにやってもらうべきですし。

 

(記者)

 入札がスムーズにいくと、早くて最短どれぐらいから工事がスタートできるのですか。

 

(市長)

 そんなもん、本当に早うやらないといかんですわ。だけど、入札の一番短くしたスケジュールがどうか、ちょっと僕は知りませんけれど、早うやって。一日も早うやらんと、危ないでね。

 

 国道41号もだよ。清水口も、同時ではないみたいですけれど、それは言ってありますよ、わしも。

 

(記者)

 国は、清水口の方もOKなのですか。

 

(市長)

 そうだと思いますよ。あまり言えんけれど。同時かどうかは知りませんけれど。わしはわしで、一応、名古屋市の方から正式に、田宮副市長さんの方から、ちゃんと、申し入れといって、正式な文書は今週以降ですけれど、されて、その以降は、わしも一応それなりに、ごちゃごちゃやっとります。ごちゃごちゃではないですけれど。危ないでいかんで、本当に。

 

(記者)

 市長から、結局、国道事務所の方には、連絡をしたのですか。その前に、市の中で意思決定したということですか。

 

(市長)

 市がきちっと。正式な文書は今週以降ですけれど、ちゃんと申し入れしましたので、その後は、話をしまして、一応顔は立てましてと。うそを言ってはいかんで。

 

(記者)

 先ほど、指示をしたということだったのですが、市長はいつ、交通局に指示をしたということですか。

 

(市長)

 交通局に言ったのは、いつになりますかね。一番最初で言うと、3カ月ぐらい前にあるんじゃないですか。いっぺん。

 

(記者)

 はい。

 

(市長)

 初め、点線案を持ってきたときに、いかんぞ、それはと言いましたね。それからまた持ってきたときに、いかんと。全部塗らないといかんと言ったのが、1カ月ぐらいじゃないですかね。いかんといって。「俺が電話してやろうか」と言ったら、「ちゃんとやりますで」と言うもんで、一応やっぱり、当局がやってまうことを、立てないといかんもんで。

 

 ということで、当局、田宮さんがお話をされて、それで進んでいったということですね。そうだね。

 

(田宮副市長:確か、2週間前に。)

 

(市長)

 2週間前かね。1カ月じゃない、2週間前です。あそこはよ、そのとき言ったんだけれど、わしは毎日走るんですわ。あそこを。毎日。若干東京におったときは走りませんけれど、他のときでも、できてから、あそこはしょっちゅう通るんです。

 

 今でもよう酔っ払いますと、清水口ぐらいまで歩いていきますけれど、そこでくたびれると、基幹バスによう乗っていくんですわ。あそこから。今でもね。たまにですけれど。

 

 だで、本当に危ないということは、よう知っていますので。何か審議会で議論があったようですけれど、わしは自分で何べんも利用しとるというのか、使っとるレーンというか、道ですので、絶対それは言わないといかんと。何が国の偉い様がおそぎゃあんだということを言っていましたけれど。

 

 あまり市のあれは言ってはいけませんけれど、国のせいにされるといかんで。国は聞いていなかったというふうに聞いていますけれどね。それはどういう意味か知りません。内々あったのか、正式な文書がなかったのか、そこまでは確認していないけれど。とおっしゃられておられましたけれど。

 

(記者)

 少なくとも正式な紙にして、ちゃんとやってくれと、市が腹をくくって国に言ったことはないのですね。

 

(市長)

 そう正面切っておっしゃられますと、うそは言えませんので、ないと思います。ないでええんでしょう? 正式に文書でですね。

 

(田宮副市長:文書ではない。)

 

(市長)

 文書ではないです。

 

(記者)

 口頭で言ったのかどうかは、取材した限りでは不明確なのですが。

 

(田宮副市長:当然、もう何十年前からやっていますので、その段階でいろいろ協議はしてきていると思いますが、その辺のしっかりした記録はないので、どういう形で申し入れをして、どう答えたかというのは分からないです。)

 

(記者)

 少なくとも口頭で、バスレーン、あそこは危ないから、国道の中も塗ってくださいよと市側が言えば、国は、こういう理由で駄目ですと。ボールが投げられたら国は言わなくてはいけないのだと思うのですが、われわれが取材した限りでも、市が国にちゃんとボールを投げた形跡は全くないのですが、やはりないのですか。

 

(田宮副市長:文書とか、そういう記録はないですね。)

 

(記者)

 口頭で言ったかどうかは分からない?

 

(田宮副市長:ただ、常識的に言えば、当然つなげていくのが普通なので、そういう話は、そういう協議の過程ではやっているのではないかなと、現時点では思いますが、それを具体的に裏付けるものはない。)

 

(市長)

 国の方は、なかったと言っていますわね。名古屋城でもそうだけれど、そういう微妙な雰囲気があるのね。国の偉い様に遠慮するというのが。何かそんなのを感じますね。それこそお役所仕事の最たるもので、やっぱり市民の皆さんのいろんな利益を最優先に考えてと。そんな、国がどう、市がどうというのを突破してしゃべっていくという体質をつくっていかないといかんわね。

 

◎「ロボカップ2017世界大会」の名古屋への誘致について(その2)

(記者)

 ロボカップの話に戻ってしまうのですが、7月下旬以降、正式立候補に向けた準備をされてくとあるのですが、名古屋市として、今のところ、どんな準備を1年間かけてされていく予定ですか。

 

(市長)

 これは、どうやってやるのか知りませんけれども、雰囲気は出さないといかんと。国際展示場なんかにつながることなんですよ。巨大な、上海の、ああいうものの。これは。

 

 だで、わしも雰囲気を出したいと思っておりますけれど、どうやって出したらええかは、これからちょっと、何か知りませんけれども。

 

 まずあいさつに行かないといかんわな。この会長にならっせる人のところへ。まずそのぐらいで、その会長に、どうやってやったらええんだと聞くのが、まず初めじゃないですか。

 

(当局:会長にはもう話はしておりますので、これから、中身については、ブラジル大会の報告を聞きながら進めていきたいと。)

 

(市長)

 そう言われれば、何とも話にならんですけれど、一応市長がやっとるもんで。これは税金を使うわけでしょう。それなら、やっぱり市長が頼みに行かないといかんのじゃないですか。思いますけれど。

 

 こうやって記者発表させていただいたで、表ざたになりますので、どうやってやったら実際に名古屋開催にこぎ着けられるきゃあもということを。

 

 やる以上は、来てもらうように努力しないと、とか、英語でしゃべらないといかんかねとか。ねえ、プレゼンテーション。というような話ですわ。

 

(記者)

 それでは、市長が日ごろおっしゃっている国際展示場を会場にしたいというような構想なのですか。

 

(市長)

 それはまだ本当に、全然、これからです。本当に。そこまでの話もないわね、まだ。

 

(当局:一応、会場は、かなり大きな会場が必要になりますので、2万平米ぐらい必要になってきますので、展示場を想定しております。)

 

(市長)

 うん? 語尾がはっきりせんもんで、分からせんが。何を言っとるか。

 

(当局:大きな会場を、今。)

 

(市長)

 想定しとると。

 

(当局:ええ、想定しています。)

 

(記者)

 今、あるのですか。それに堪え得る会場は。

 

(市長)

 今、それに堪える会場ってあるきゃあもと。

 

(当局:ポートメッセ国際展示場が2万平米。)

 

(市長)

 全部使うと。

 

(当局:そうですね。ただ、夏ですので、1号館の方は、今後の検討課題として、空調がないものですから、その辺で、規模が大きくなれば、全館使えるような形で、いろいろ検討してみたいと思います。)

 

(市長)

 季節はいつやるの。

 

(当局:大体7月から8月にかけてですので、夏の期間になりますので、かなり暑いときになります。)

 

(市長)

 それなら、僕が言っとるように、今のところは暑いでいかんと盛んに言っとるで、そこで、論理的に言うと、できいせんわな。

 

(記者)

 では、新しい会場が。

 

(市長)

 新しい会場が必要だということになりますと、市が今まで言ってきました4万平米ぐらいでごちゃごちゃとやるのか、それとも、河村さんたちが言っとる、最低取りあえず10万平米にすると。それから、20万平米、30万平米と、上海と競るぐらいのやつにするというのか、決めないといかんようになってきたということですよ。

 

 私は、でかいところでやりたいですわ。10万平米、早う造って。

 

(記者)

 では、この誘致の準備と並行して、国際展示場の建設も、併せて。

 

(市長)

 そういうことになるんだわ。よう気が付いてくれて、サンキュー・ベリーマッチです。全然気が付かなんだ、わし。なるほどと。4万平米が既得権化されてまいそうなところに気付いたわ。

 

(記者)

 今月、ブラジルで名古屋への誘致を表明されるのですね。これは、市の方はどなたか行かれるのですか。

 

(市長)

 ブラジルに行くんですか。

 

(当局:国際委員会の会長さんと日本委員会の会長さんが行かれる予定です。正式には来年のタイ総会で正式に立候補ですので、今年は、名古屋の意向を関係の委員の方にお知らせするといいますか、アナウンスするというような感じです。)

 

(記者)

 売りみたいなものは何になるのですか。こうこうこうだから名古屋がいいですよというのは、どういうふうに言ってもらうつもりなのですか。

 

(当局:正式には来年のタイ総会で正式なプレゼンテーションを、資料を作ってやるわけですので、今年はまだ、名古屋が開催したいという意向があるということを皆さんにお知らせするというレベルで、今、考えております。)

 

(市長)

 オリンピックでもそういうふうなのかね。

 

(当局:そうですね。オリンピックも。)

 

(市長)

 また別に正式立候補は、タイね、来年7月と。

 

(当局:はい。ただ、国内の開催地として名古屋というのは、国内委員会として決めていただいたものですから、名古屋をベースに日本が立候補していくという合意は、関係者の中で取られています。)

 

(記者)

 質問を繰り返してしまうのですが、正式立候補に向けた準備の、今ある具体的な、こういうことが準備の手段として考えられるというのを、幾つか挙げていただきたいのですが。こういうことをして。ポスターを作るでも、何でもいいのですが。

 

(当局:ブラジルの大会に向けてですか。)

 

(記者)

 いや、違います。

 

(市長)

 明日以降ですわ。

 

(記者)

 誘致。

 

(市長)

 明日以降な。

 

(当局:まだ詳しい詰めはしていないのですが、明日以降というか、今後の予定なのですが、先ほどお話ししたようにブラジル大会で、まず、日本が、名古屋がということで、皆さん方に意向を表明して、あと、名古屋という都市を、若干いろんな、パンフレット等で、皆さん、関係者の方にはお知らせすると。

 

 その後、ブラジル総会で、国際委員になられる次期会長の野田様と、大橋会長ですね、国内委員会の会長。その方といろいろお話をして詰めていくわけですが、来年のタイ総会がございますので、それに向けたプレゼンテーションの提案書を、いい提案書を作れるように、そういう中身を日本委員会の方と協議して作っていくと。

 

 ですから、名古屋だけで単独で作るわけではなくて、国内委員会の先生方と連携して、この名古屋開催に向けた提案書を詰めていくと。それと、いろいろ関係者の方との情報交換を進めていって、来年の総会で勝ち取れば、その後、地域の開催委員会みたいなものをつくって、2017年の開催に向けて、地元の体制をしっかりつくっていきたいとは考えております。)

 

(市長)

 IOCの委員みたいな、そういう人。オリンピックでいえば、ようけござるわね。

 

(当局:はい。)

 

(市長)

 これは何人ぐらいござるの。

 

(当局:正確な数は聞いておりませんが、国際委員の方は十数名だとお聞きしております。その中のトップが、今度、産総研の野田五十樹さんが世界の会長になられるということで、かつては、日本の方は、大阪大学の浅田先生とか、ソニーの北野さんという方もおられたのですが、割と日本の方がかつては主要メンバーを務めていたのですが、今回は野田さんがトップをしているとはお聞きしております。)

 

(市長)

 選挙ですか。今まで。分からん?

 

(当局:詳しいことは聞いていませんが、その国際委員会の中で、開催国がたくさんあれば、プレゼンテーションの中身を聞いて、委員の方が開催地を決めていくというふうにお聞きしております。)

 

(市長)

 いやいや、それは選挙でああいうふうにやるのかということですね。

 

(当局:選挙という・・・)

 

(記者)

 投票。

 

(市長)

 ああ、投票かと。

 

(当局:委員の方の、全員の、投票で決めていくということですので。)

 

(記者)

 先ほどから、国際委員会、国際委員会とおっしゃっていますが、正式には、「ロボカップ国際委員会」という名称でよろしいですね。

 

(当局:はい。)

 

(記者)

 資料には、ロボカップ日本委員会に対応するものがロボカップ国際委員会、ということでいいですね。

 

(当局:そうですね。ヨーロッパとアメリカとアジアとあります、その全体の組織が国際委員会です。)

 

(記者)

 名古屋にこの大会が来ることで、経済効果とか地元へのメリットみたいなことは、何かありますか。

 

(当局:選手だけでなく、ロボカップはサッカーの競技みたいですので、そこは競技をご覧になられる方もかなり多くて、2002年の福岡大会では12万人の方がご覧になられたということで、小中学生の方が、福岡のときにはほとんど全ての方が見られたということで、将来のものづくりの担い手になる若い方が関心を持って見られるというふうにお聞きしております。)

 

(記者)

 地元の子どもたち。

 

(当局:はい。)

 

(市長)

 愛工大名電は、何で強いのかね。

 

(当局:いろいろ、地元に「少年少女発明クラブ」とか、ものづくりの、育てるいろんな活動が当地域はすごく強くて、そういう面で、ものづくりのメッカであるこの地域には、そういう若い方がたくさんおられるということで、そういう面で、そういうふうにお聞きしております。)

 

(市長)

 正しく言うと回答になっとらん。愛工大名電が何で強いんだといって、聞いとるの。

 

(当局:愛工大名電高に、そういう熱心な指導者の方がおられると。)

 

(市長)

 有名な人がござるわけか。

 

(当局:はい。)

 

(市長)

 先生が。

 

(当局:はい。)

 

(市長)

 前も来た人かな。

 

(当局:理事の方も、確かおられます。日本委員会の理事の方も、愛工大にはおられます。)

 

(市長)

 愛工大にね。

 

(当局:はい。)

 

(市長)

 なるほど。これはまあ、ええことだ。

 

(記者)

 観光客とか、例えばよその国の人がたくさん来るとか、そういうことはないのですか。

 

(当局:選手が、3000人か4000人ぐらいを想定しておりますが、ジュニアカップというお子さんの大会がかなり大きな割合を占めておりまして、どうしても親御さんがたくさん付いてこられるということで、その方を含めて、競技が大体7日間で。

 

 ロボットの準備なんかで2日前から名古屋に入って、ロボットの機械の調整をして、本番が7日間ございますので、その後、観光も含めて10日間から2週間ぐらい、海外の参加者の方が過ごされるということで、かなりの経済効果が予想されております。)

 

(市長)

 そうすると、サッカーだけじゃなしに、何かしらの部門もやるでしょう。何やった?

 

(当局:レスキュー。)

 

(市長)

 そうなってくると、某テレビ局がやっとる、いわゆるロボットコンテスト? あれとは。

 

(当局:あれとの違いは、ロボコンというのは、リモコンでロボットを動かすコンテストなんですね。これは、自律型ということで、プログラムでサッカーを。全く人がリモコン操作せずに、自律的にロボットがプログラムで動いていくという、これからの人工知能といいますか、そういう分野の関心を高めておりまして、かなり今、世界的にロボットブームになったというのは、手足から人工知能に移りつつあるということで、今、いろんなメディアでロボット特集がかなり頻繁に伝えておりますのは、そういうところです。)

 

(市長)

 なるほど。原発もそうだね。あれですわね。福島原発で使おうとしとる。

 

(当局:そうですね。レスキューだけではなくて、@ホームという、家庭内のいろんな作業をロボットで争う競技もございますし、いろいろ、介護とかですね。そういう面で、幅広い分野の技術が応用できるということで、ものづくり全般にいい効果があるのではないかと期待しています。)

 

(市長)

 それが重要な点だから。なあ。リモコンでないと。自律型で、自分で動かっせると。

 

(当局:そうですね。最近は、自動車も自動運転とか、人工知能で全ての機械を動かすという動きがありまして、グーグルもはじめ、ロボットベンチャーを世界的に買い占めているということで、かなりそういう分野の伸びが期待されております。安倍総理の成長戦略の中にも、ロボットが中心に入っておりまして、2020年にはロボット五輪をやるというような記事も新聞では書かれております。)

 

(市長)

 人類を超えるのは、いつですかな。人間を超えるのは。

 

(当局:ロボカップというのは、もともと2050年に現存のサッカーチーム、ワールドカップのチームに勝ちましょうという目標でできたサッカー大会でして、2050年にどの程度、本当に勝てるのかどうかというのは、関係者もまだ予測できませんが、そういうような目標を持って自律型のロボットを開発していくというのが現状です。)

 

(市長)

 それは面白いな。将棋はもはや危ないけれどな。

 

(当局:そうですね。将棋とかチェスあたりは、かなりロボットが強くなってきたのですが。)

 

(市長)

 偉い様と勝負をやってくれといって、昨日、NHKでやっとったもんな。これでアルゼンチンに勝つかということになるわけか。

 

(当局:そうですね。)

 

(市長)

 本当に勝つか。

 

(当局:かなり技術が進んでいるとお聞きしておりますので、本当に、人工知能といいますか、そういう面で、車の自動運転も含めて、かなり進んでいると思います。)

 

(市長)

 ちょっと深まったな。楽しみが分かったな。自律型のロボットだと。人間に取って代わるようなものに挑戦であると。ということですか。

 

(当局:はい。)

 

(市長)

 はい。サンキュー。ということですか。えらい時代になってきますな。

 

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