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平成26年6月23日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年7月24日

ページID:60474

報告事項

  • 志段味古墳群の国史跡指定答申について
  • 「でらスポ名古屋」加盟チームの名古屋グランパスによる久屋大通の街路灯へのバナー掲出

会見動画

報告内容

◎志段味古墳群の国史跡指定答申について

 それでは、おはようございます。6月23日(月曜日)の会見を始めたいと思います。

 

 まず、このたび、守山区上志段味の志段味古墳群が、国史跡指定の答申を受けましたので、ご報告します。

 

 国史跡は、建物で言うところの国の重要文化財にあたります。今回の国の文化審議会の答申では、既に国史跡に指定されている白鳥塚(しらとりづか)古墳に加えて、新たに6基の古墳が追加されまして、名称を「志段味古墳群」と変更されることになりました。

 

 古墳時代の全時期にわたるさまざまな特色を持つ古墳が、古墳群としてまとめて国史跡の指定の答申を受けるのは、東海地方では初めての事例となり、志段味古墳群の歴史的価値が全国的に認められることとなります。

 

 今回の答申を受けまして、今後、文部科学大臣によって正式に国史跡に指定されますと、名古屋市内では、これまで3つだった国史跡の古墳の数が、一気に9つと3倍になります。

 

 追加指定の答申を受けた志段味大塚(しだみおおつか)古墳では、「歴史の里」の整備に伴い、現在、発掘調査を進めております。発掘調査を行っている平日の午前9時から午後4時は、調査現場を公開しておりますので、ぜひ現地に足をお運びください。

 

 また、今回の志段味古墳群の国史跡指定の答申を記念いたしまして、名古屋市博物館と見晴台考古資料館の2つの会場で、6月25日(水曜日)から、「国史跡指定答申記念 志段味古墳群」展を開催いたします。

 

 志段味古墳群から出土した埴輪や土器を展示する他、名古屋市博物館では、京都大学総合博物館、京都大学大学院文学研究科考古学研究室の全面的な協力の下、普段は一般公開されていない志段味大塚古墳の副葬品の一部を特別に展示いたします。古代の出土品の持つ本物の魅力を、皆さんに感じていただきたいと思います。

 

 ということでして、国も大変熱を入れとるんでしょう。

 

(埴輪氏武:はい、ありがとうございます。)

 

 ヤマトタケルか、何だった? あんた。

 

(埴輪氏武:私は、埴輪氏武といいます。)

 

 埴輪氏武かね。それは、どういうところから来たあれだ。

 

(埴輪氏武:東谷山の山の中から、眠りから覚めたという設定です。)

 

 1500年ぐらいか。

 

(埴輪氏武:そうですね。)

 

 そうですか。ありがたいことですが、それじゃあ、ご本人から一言。

 

(埴輪氏武:私は、しゃべるキャラクターとして活躍しております、埴輪氏武と申します。よろしくお願いいたします。)

 

 OK。

 

(埴輪氏武:上志段味は、400年にわたって古墳が造り続けられた、そういう全国的にも珍しい場所になっております。この志段味古墳群を活用して、歴史の里のPRを進めておるわけです。)

 

 しまいかね。ええかね。

 

(当局:今、市長に(パネルを)持っていただいておりますが、今回、白鳥塚古墳という赤い印の古墳に加えまして、オレンジ色の6つの古墳が追加で指定の答申を受けることになりました。

 

 現在、志段味大塚古墳では発掘調査を進めておりまして、(写真を指して)こちらがちょうど現在の現地の状況なのですが、こういった形で、埴輪の一番下の部分ですね。埴輪列が、非常に良い状態で出てきておりまして、これも、今、現地に行きますと見ることができますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。)

 

 白鳥塚は、あれがね、石英ですか。

 

(当局:そうですね。)

 

 ぎょうさん、あるだろう。あれは、ほんだけど、そのまま持っていってしまわっせるけれど、ええかね。

 

(当局:見ていただいてですね。持っていかないようにお願いしたいと思います。)

 

 これはなかなか、本当に。白鳥に模したというか。

 

(当局:そうですね。)

 

 なぞらえて、あの白い石英があるということでしてね。

 

(当局:はい。)

 

 なかなか結構なことですので、ぜひおいでをいただきたいということです。

 

(当局・埴輪氏武:よろしくお願いします。)

 

 はい、サンキュー・ベリー・マッチ。ヤマトタケルさんも、ご苦労さんでした。ヤマトタケルじゃないか。埴輪氏武というそうです。

 

◎「でらスポ名古屋」加盟チームの名古屋グランパスによる久屋大通の街路灯へのバナー掲出

 昨年11月に、名古屋の12のトップスポーツチームによる協議会「でらスポ名古屋」を設立をいたしました。「でらスポ名古屋」では、先週6月21日(土曜日)に、各チームの選手による小学生向けの体験教室「でらスポ☆アリーナ」を実施し、180人の定員枠に1300人の応募が殺到いたしました。

 

 これは抽選したのかな。

 

(当局:抽選です。)

 

 抽選ですか。

 

(当局:はい。)

 

 本当かね。

 

(当局:はい。)

 

 そうですか。本当のようですが。180人の定員枠に、1300人の応募が殺到いたしましたということで、いろんなプロスポーツ。プロばかりじゃないかね。

 

(当局:プロもございますし。)

 

 アマも。

 

(当局:企業のチームもございます。)

 

 ああ、企業もあるということで、やっぱりスターというのは、みんな、子どもさんが、会いたいなと。こういうことです。トップアスリートによる教室は、大変人気の取り組みとなっております。

 

 今回報告する取り組みは、「でらスポ名古屋」加盟チームの名古屋グランパスが、久屋大通の街路灯に選手・監督・サポーターなどのバナーを掲出するものです。これは、名古屋グランパスが「でらスポ名古屋」の活動の一環として行うものでして、グランパスのPRと併せて、バナーの下部に「でらスポ名古屋」のロゴを入れてPRしていただきます。なるほどね。

 

 バナーは、6月28日(土曜日)に名古屋グランパスのサポーターによって取り付けられ、7月末までの約1カ月の間、掲げられます。

 

 名古屋グランパスは、ホームタウン活動として、これまでもさまざまな地域貢献を通じて、名古屋を応援していただいております。市民の皆さんも、わが町のクラブとして、our hometown soccer teamですか。わが町のクラブとしてグランパスをぜひ応援していただくとともに、こうした取り組みを通じて、スポーツに対する興味・関心が高まっていくことを期待しております。

 

(当局:「でらスポ名古屋」は、昨年の11月に、名古屋を主に活動していただいている12のトップスポーツチームの方々にお集まりいただきまして、設立をしております。

 

 こちら、「でらスポ名古屋」では、教室、体験の事業の他に、こういった、ただ今市長からご説明いただきましたバナーの掲出などを通じて、スポーツで町を盛り上げる活動をするとともに、町でスポーツを応援していただくということを目的に、やっております。市民の皆さまに注目していただけるよう頑張りますので、ご協力、よろしくお願いいたします。)

 

 はい、ということです。(パネルを指して)これがイメージ図ですな。

 

(当局:はい。)

 

 真ん中に、これ。掛けられるようになっとるかな。

 

(当局:そうです。)

 

 場所があるかね。

 

(当局:はい。ここにポールがありまして。)

 

 ポールがあって、そもそもそういうステージがあるということでして。はい、ということですので、大いにご関心をということです。サンキュー・ベリー・マッチ。

 

(当局:ありがとうございます。)

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

集団的自衛権について

(記者)

 集団的自衛権の関係で、見解を伺いたいのですが。憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認をどういうふうに考えているかということと、閣議決定で決めるために、自民が公明との協議を急いでいるのですが、そういった状況について、やり方についてはどう思うかを、2点お願いします。

 

(市長)

 私は、そもそものところから、ちょっと言っていかないといかんけれど、戦争をなくするためにどうしたらええかというと、自国だけで守るというのもありますけれど、自国だけで守るという国は、大変少ないんじゃないですかね。壮大な軍備が要りますから。大体、どこかと軍事同盟を結ぶわけですわ。それは、世界中にようけあります。

 

 軍事同盟を結んだ国が、そもそも、あんたのところは私のところを防衛してちょうよと。軍事同盟ですから。私は、あんたのところは守りませんということは、あり得るのかね。そもそも。そういうのを軍事同盟と言うんですか。そもそも、まずね。

 

 私も若干調べましたけれど、調べたところでは、今のところ、1個もないですね。軍事同盟を結んどって、あんたは守ってちょう、わしは守りませんというのは。友達でも、もし、仲ようしようやといって。わしが殴られたら守ってちょうといって、あんたが殴られたら、わしは守りませんよというのは、友達にならんですよ。そんなことを言ったら。「ばかもん」と言われますわね。

 

 ということなので、そもそも、今のところ。世界の各国においては、今のところ、僕が調べたところでは、ないですね。そんな国は。国連憲章にも、ご存じのように、固有の権利であると。権利というか、義務というか分かりませんけれど、書いてありまして。

 

 何で日本だけこんなことを言っとるかといったら、皆さんご承知のように、憲法9条には、別に集団的自衛権はあるけれども行使できないとは書いていないわけですけれども、憲法9条を総合的に読むと、日本の国の防衛は必要最小限のことしかできないという解釈の下に、必要最小限とは何かということになり、その解釈下において、集団的自衛権は有するけれども、行使できないという解釈になったと。

 

 これが論理的なことですけれど。本当は、その憲法9条は、2項後段というのがありまして、そこに、国の交戦権はこれを認めないという規定があるんです。これは、とんでもない規定でございまして、交戦権のない国ということは、どうなるんですかね。

 

  個別的自衛権というと、戦争はない方がいいんですよ。間違えてもらっては、あってはいかんのですけれど。例えば、戦闘行為があったとき、これは撃ち合いになりますわね。そういうことが個別的自衛権なんですよ。ああ、いやいや、あの、えー交戦権。個別的・・・交戦権。それがないということになると、大変な国になっとるんです。実は。

 

 という、実は憲法の規定はそういうふうということなので、本来は、憲法改正が要るということになりますけれど、問題は、昨今の東アジアの状況を見るにつけまして、国名をいちいち言うとややこしいで、取りあえずは言いませんが、このような状況の中において、それをずっと待っとることはですね。憲法改正を。果たして国益に沿うのかと。

 

 しかし、アメリカ軍には助けてほしいわけでしょう。あくまで。東アジア問題で。いいですよ。アメリカは要りません、自分のところだけでやりますという度胸があればいいですけれど、それはできませんわ。実際の話。

 

 となると、やっぱりまあなかなか憲法改正が正論ですけれども、なかなか苦しいんじゃないですか。今の状況の中で。某国家は原爆を現に作って、ミサイルを発射しとるわけでしょう。日本の国をまたいで飛んでいったことがあるわけでしょう。と思いますけれど。

 

 アメリカならアメリカに、現に力になってもらわないといかん。日本人の安全を守るためにね。そのためには、何かあったら、日本もアメリカの。どこまでやるかはちょっと別にしてね。地球の裏側までやるかどうかは別にして、手伝いますよと。ぐらい言わないと、ええかげんにしといてくれと言うんじゃないですか、これ。

 

 これは当たり前のことだと思いますよ。本当に。という気がしまして、あまり何ですけれど、今のいろいろ、もろもろについては、若干の理解をしておるところです。

 

(記者)

 今の件なのですが、今のアジアの情勢があると、集団的自衛権はやむを得ないということなのですが。

 

(市長)

 あるとじゃなしに、もともと集団的自衛権の行使ができない国というのは、軍事同盟をそもそも締結することというのができんのじゃないですか。普通は。

 

(記者)

 前段はいいのですが、アジアの情勢があると、集団的自衛権はしようがないみたいなことをおっしゃいましたが。

 

(市長)

 行使は。うん、憲法改正を待たずね。一応のことをちゃんとサウンドしていないと、なかなかアメリカさんも、「うん」といって言うか、自分たちの国の若者を戦場に。万が一のことがないことがいいんですよ。あったときに、送るということをためらわれるんじゃないですか。

 

(記者)

 今のアジアの情勢があると集団的自衛権は必要だというのが、うまく結び付かないのですが、どういうアジアの情勢があるというご認識なのですか。

 

(市長)

 それは、先がた言いましたように、某北の国では、現に原爆を作って、実験もやられて、ミサイルも発射されとるわけでしょう。どえらい危ないですよ。本当に。

 

 イージス艦があるでええといったって、ええわけじゃありませんよ。地対空といいますか、それが本当に当たるかどうか分かりませんしね。だから、大変危険だし、また、某国家においては、いろんなニアミスを繰り返しとるじゃないですか。いろいろ。そうでしょう。

 

 ない方がいいんですよ。繰り返しますけれど。私は、戦争は起こしてはいかんと。日本は。300万人も、第二次大戦で亡くなっていますので。そのためにどうしたらいいかと言っとるんです。そのために、アメリカのお力も借りないといかんわけでしょう。だで、軍事同盟、実際に日米安全保障条約を結んどるわけでしょう。

 

 だから、それは、しかるべきことをやらないといかん。と思いますけれど。

 

(記者)

 日米安保があるなら、集団的自衛権は要らないのではないかなと思うのですが。

 

(市長)

 日米安保で集団的自衛権が要らないと言ったら、アメリカは怒りますよ。それは、安全保障条約なのかと。本当に。ただ、歴史的な経過の中で、実際は軍事基地を日本に置くだけの意味というようなふうになってきたことで。日本は戦争に負けちゃったからね。ということになったんだけれど、普通の対等の国で軍事同盟を結べば、集団的自衛権が行使できない軍事同盟というのは、ちょっと考えられんですね。

 

 今のところ、僕が調べたところでは、ありません。そういう国は。あんたは守ってくれるけれど、私はあんたを守りませんということは。

 

(記者)

 今の自民党政権の説明とかスケジュール感としても、閣議決定を非常に急いでいる状況があるのですが、それについては、国民に対する説明とかを含めて、どういうふうに思われていますか。

 

(市長)

 国民の皆さんも、戦争に巻き込まれるとか、思われるのは分かりますよ。ない方がいいですよ。そんなの。集団的自衛権が発動することも、ない方がいいんですよ。あくまで。だけど、残念ながら、世界史を見とる限りにおいては、大変な不幸の歴史じゃないですか。

 

 特に20世紀は、第一次、第二次と、驚くべき戦禍があったと。世界中で。ついこの間です。でしょう? そうなってくると、ちゃんとしっかりしておくべきであるけれど、先がた言いましたように、憲法改正までやると、何年かかるか分からん。

 

 堂々とやるのもいいですよ。本当は、堂々とやるべき。やっぱり、この憲法はおかしかったと。国の交戦権はこれを認めないというような規定はおかしいと。少なくとも。交戦権否認規定は。そういうことを、ちゃんと堂々と言わないといかん。だけど、それをやるには、通常はものすごい時間がかかると思われていますわね。

 

 そういう流れの中で、もともと解釈によって生まれてきたやつですから。集団的自衛権というのは、存在するけれども、行使できないという理論は。

 

 これはよう間違えるんだで、ちゃんと書いておいた方がええわ。憲法9条には、そんなことは書いていないんですわ。憲法9条の規定から、日本国は必要最小限のことしかできないというふうに解釈して、必要最低限は何かといったら、集団的自衛権はあるけれども行使できないというふうに解釈したわけですわ。

 

 しかし、その時代と今では、全然違いますわね。ものすごい輸出。ねえ。世界中のマーケットの中で、日本の商品を買っていただいて、こういう敗戦国の、本当の、名古屋は特にひどかったですけれど、below zeroというか、全く、完全に破壊し尽くされた町から、市民の皆さんのどえらい努力によって、世界で金もうけさせていただく国に成長したわけですよ。そうしたら、しかるべきことをやらないと。

 

 だで、憲法改正をするのが必要です。けれども、その時間が待てないということになれば、一定のことを解釈で補っていくというのは、私は理解をしておりますということです。

 

 やっぱり、アメリカの青年は血を流してもええけれど、日本人は嫌だというのはね。これはちょっとね。すぐ、あれは、そういう集団自衛権だとか何とかいう理由にして戦争に入っていったんだとか言いますけれど、そういうものじゃないと思いますよ。

 

 やっぱり基本的な同盟関係の信頼を失わないこと。日米同盟の。これは、日本人の安全を守る、日本人の青年の血を流さないために、相当必要なことだと思いますけれど。私は。

 

 相手がおるでね。相手が。日本国だけの問題じゃない。アメリカとの関係を言っとるわけでしょう。問題は。アメリカの皆さんが、日本の車なり何なり、これだけすごい輸出で、これだけの世界に発展する国ができたのに。で、同盟を結んどるのに、私のところは守ってくれないって、通用するのかね。本当に。アメリカ人になってみたら。

 

 なぜうちの子は日本のために血を流さないといかんのやと。じゃあ、日本人は、なぜアメリカの子のために。ことがあった場合ですよ。積極的にやるんじゃないですよ。血を流してくれないんだと、思わない? と、私は思いますね。

 

 戦争をなくすために、同盟という仕組みに頼るんでしょう。それぞれ、みんな。と思うんですけれど。慎重にやっていただくのは、当然結構ですけれど、一応、名古屋でいろいろやっておりますので、あまり、これ以上。国会とは違いますので。だけど、価値観からすれば、私はそういうことですけれど。

 

都議会でのやじについて

(記者)

 都議会でセクハラやじの問題が、今、挙がっていますが、あれに関しての所感をお願いします。

 

(市長)

 この間、ちょっとテレビで見ましたけれどね。私もやじは有名でしたけれど、ああいうことは言ったことがないですね。あまり個人攻撃をしちゃいかんですよ。攻撃というか。個人攻撃の中でも、ちょっとひどいですね。ああいうのは。大変よろしくないということでしょう。

 

(記者)

 女性の人権問題とか、そういうところで問題となっていますが、そのあたりはいかがですか。

 

(市長)

 ああいうことをパッと言うという、そういう軽んじた雰囲気があるんですよね。わしのやじで有名なのは、総理大臣が出てくると、必ず「人間に番号を付けるな」と、必ずしゃべりだす前に言っとったもの。あれをやめさせてくれんかといって、議運で問題になったらしいですわ。衆議院の。

 

 だけど、河村さんは、そんなことを聞く人ではありませんといって、なりましたけれど。そういうのはいいですよ。人間に番号を付けるなと。小泉さんが特に言っとったらしい。演説する前に必ず言うもんで、やめさせてくれと。本人が言ったかどうか、知らんけれどね。

 

 そういうのはええといいますか、よう分かりませんけれど。だからね、結局、分かりませんけれど、長期化する、職業的なというところがあるんですよ。議員の中で。はっきり言って。長いことやりますと、落ちませんから。はっきり言って。落選しないんですよ。議員が。東京都、名古屋市、あまり言うとややこしくなりますけれど。

 

 なかなか難しいですよ。家業化して。特に、東京都、名古屋なんかで、基礎的な市民サービスをやっとるところで、しっかり地元と完全に、いい意味もありますけれど、フィットしちゃうもんだで。そうなると、緊張感が薄れるんじゃないの?

 

 1期、2期、3期とか。ロサンゼルスは今、3期で終わりのようですけれど、ちょっと前までは2期8年。そのぐらいで替わっていくというと、あまりああいうことは言わんと思いますけれどね。緊張感を持ってやっとるから、みんな。

 

 いかんですよ。私は、ああいうことを言ったことはありませんよ、いっぺんも。とにかく、個人的なことは言わないと。よっぽどひどい場合は言いますけれど。「それは言いすぎだ」といって。市議会でも言いますけれど、「あんた、それは行きすぎだ」といって。よう言っとることがありますけれどね。そんなもんです。ぼろかす言われたことがありますので。

 

(記者)

 市長は、やじ文化そのものというのは、どう受け止めていますか。議会の活性化というような意味では、必要なものではあるのですか。

 

(市長)

 こういうのは、あまり言うと、どつぼにはまる可能性がありますので、ありきたりの答弁の方がええか分からんけれど、あまりええことではないですと言った方がええか分かりませんけれど、しかし、1つの議会の花だという話もありますわね。一発盛り上がりますよ。シーンとしとるより。

 

 その代わり、それなりの腕というものがありまして。本会議でやる場合と委員会でやる場合では。私も相当有名でしたので。委員会で言うのも、なかなかええんですわ。盛り上がるんですわ。

 

 だけど、それはやっぱりスキルが要るし、変な個人攻撃をしないという、1つの武士道というか、やじの武士道というのがあると思いますね。ちょっとよう分からん。言っとる方もよう分かりませんけれど。という感じですけれど。

 

(記者)

 やじの武士道があるならば、今回、特定しようという動きがありますが、本人が名乗り出ないことに対しては、どう思われますか。

 

(市長)

 武士道があるなら、名乗らないといかんな。我こそは何々なりと。本当は、出てきて、深くこうべを垂れるべきじゃないですか。すみませんといって。

 

(記者)

 やじにも責任を持つべきだと。

 

(市長)

 それは責任はありますよ。やじも責任が。やじの方があるんじゃないですか。反対に。

 

(記者)

 やじは記録にも取られないですし、特定も、こういったように非常に難しい状況ですが、それでも責任をやじの方が取らなければいけないというのは、全然担保されないと思うのですが。

 

(市長)

 だけど、今、テレビに映っとるもんだで。声紋か何かでやると言っとるんだろう? だで、現代は、分かるんじゃないですか。いわゆる、チャレンジみたいなもんだろう? 今、スポーツで。そういう不規則発言という名前ですので、不規則なことを言う以上は、自分らも責任を取る気概でやらないといかんわね。

 

(記者)

 名古屋市議会において、このやじはひどいなと思ったりしたことはありますか。

 

(市長)

 ちょっと事実と違うことを言われたことも、いっぺんありますしね。それから、やじというより、やじがひどいと思ったということは、ないわけじゃないぐらいですか。発言が間違っとったら、ぼろかす言われるときがあるけれども、これはいかんぞといって。ああいうやつは。

 

 内容でぼろかすに言ってもらうのはいいですけれど。内容はいいですよ。政治ですから。政策的なことは何でも言えばいいけれども、ちょっとひどいのがありましたわね。ということで、おのずと、1つの、やっぱりあるんですね、武士道が。

 

 これはええ表現じゃない? やじの武士道は。これはヒットするんじゃないですか。この際。本当に。やっぱり気を付けてやっていますよね。議員のときは国会でしたけれど、やはり気を付けてやっとります。それと、勉強しとらないと、やじれんですから。政策的やじというのは。相当。

 

 やっぱり緊張感がないということだね。と思いますよ。長いこと。どなたがしゃべられたか分からんけれど、普通は、長期やっておられても、かなり安定されとる方のご発言でないかと思いますけれど。パッと思うと。

 

バスレーンについて

(記者)

 話は変わりますが、バスレーンの逆走の件につきまして、先日、市と国と県警の方で話し合いが持たれたと思うのですが。

 

(市長)

 その点は、今、ご質問を受けましたので、わしも隠すのは嫌ですから、交通局にも記者会見で言うぞと言ってきましたので、正確に言いますと、金曜日かな、木曜日かな、こちらに、報告というか、が来まして、3案ほど提示したと。

 

 1案は、赤塚交差点だけでしたけれどね。清水口が、何でかしらん、なかったけれど、赤塚交差点、19号線ですわ。その上についても、他の道路と同じように、ずっと色を塗るというのが1案。

 

 2案が、白の破線を描いて、色は塗らないと。白の破線で、ずっと一応つないでいくと。3案はちょっと忘れましたけれど、その2案でいきたいということですけれど、私ははっきり、反対だと、ちゃんと明示しておきました。

 

 私は、当然のことながら、案で言うと1案ですけれど、他の交差点であるように、最低でも色をずっとつないでいくというのが必要だということで、その際に話がありましたけれど、ちょっと他のバス事業者でもいっぺん。これは、あんたのところでやったのか、やっとらんのか。逆走があったらしいですね。

 

 実は、わしはしょっちゅう走っとるでよう知っとるんですけれど、学者が、学者がと言いましたけれど、その方がよう走っておられる方か分かりませんけれど、あれは本当に危ないですよ。タクシーの運転手なんかも言っていましたけれど、また色を塗るにしたって、赤と青とか、ものすごい差をつけた色を塗るぐらいのことを考えないといかんということも、言っていましたね。

 

 ないしは、直進していって、要するに、真っすぐ直進すると正面衝突に、向こうのレーンに入っていっちゃうということですけれど、もっと左に曲げて、ちょっと真ん中のところにスペースを空けて、それこそ織田信長の銅像でも建てておくと。

 

 織田信長は冗談か分かりませんけれど、何かの分離帯の。真ん中にいろんなものが建っとるのが、たくさんあるじゃないですか。交差点の真ん中に。それで、やっぱり左側に、ちゃんと曲がるようにね、しないといかんので、そんな、白い点線を描いていくというのは、反対だと。

 

 俺が電話しようかと言ったんですよ、国交省に。そんな馬鹿なこと。そんなことが言えんのかと、国交省に。偉いのかと。それほど国交省はと。何なんだと。

 

 それと、あまりこんなことをやっとると、バスの運転士さんが、それこそ自分たちの安全を守ってくれんのかと思っちゃうぜと言うんですよ。こんな危ないもの。何か、雇ってすぐだと言っていましたけれど、一応プロ運転士ですからね。

 

 だから、某運送、別の業者も入れると、ここ数年で3件あるわけでしょう。それプラス、わしの知っとる人も、普通の車でいっぺん真っすぐ入りかけたと言っていましたよ。普通の車だけれど。

 

 市民経済局長は何をやっとるんだと言っとるんですよ。わしは。実は、普通の車のああいう危険性の方が、遥かに大きいんですよ。知らん人が、ようけ通るから。

 

 バスの人たちというのは、プロフェッショナルとしてあそこの路線を走っとるんですよ。その人たちが、3回も逆走を起こしとると。それより前に、絶対あったんです。あったんだろうといって。事故を隠しとったんじゃないのかと。報告がなかったか、どっちかで。と思うんですよ、僕は。

 

(記者)

 道路に色塗りをする以外に、例えば注意喚起の看板を立てるとか。

 

(市長)

 こっち側にね。

 

(記者)

 何か対策というのは、他に市でできることがあると思うのですが、そういうのはやっていかれないのですか。

 

(市長)

 それは言いましたよ。手前に、この先、基幹バスレーンの横断の表示がありますとかいって、立てておけばええがやといって。それか、歩道橋の、近いところにあるから、そこに書いていくとかね、言っとりますけれど、どうするんですかね。私は、それは、いかんと言いましたから。

 

(記者)

 事故が起きる前にスピード感を持ってやっていかなければならないと思うのですが、実現の時期というのは、いつぐらいを。

 

(市長)

 そんなもん、俺が、それじゃあ、どこかホームセンターでペイントを買って塗ってやろうかといって。本当に。そんな話ですよ。こんな危ない話。もう1回やったら、人災だと俺は言うぞといって。人災。わしも信じられんのです。

 

(記者)

 具体的な実現の時期というのは、まだ。

 

(市長)

 一応、どうするのか知らないです。こういうふうでと持ってきましたので、私は反対と。すぐにでも国交省に、自分で話をしてくると。ちょっと待てくれと言うもんだで。で、まあ、こうなっとる。これでも一歩前進と。一歩前進といって、明らかにええ方法が分かっとるのにね。

 

 国道の真ん中に行くと何でいかんのだというと、国道を走っとる人間がびっくりするとかですね。そんなことを言うんだったら、古出来町のやつも、全部取ってくださいよと。古出来町は、国道ではないけれど、今池から大曽根のところは、国道並みにすごい交通量ですよ。トラックがよう走りますから。トレーラーも。あそこの真ん中に堂々と描いてあるじゃないですか。わしのうちのところだけれど。そうでしょう。

 

 だから、これはちょっと、私もよ。役人に優しくしなさいというご記事もあったようですけれど、それはそれですけれど、ちょっと僕も信じられませんね。

 

 俺は言ってやったんだ。俺は、名古屋市民の安全を守るのが仕事だでよといって。わしの仕事は、交通局そのものを守るのは、仕事でないと言うと怒るかしらん。仕事かも分からんけれど、それは違うでしょうがといって。といって、点線の白いやつについては、わしは明確に反対ですと言っておきました。

 

 全面塗るように、国交省にちゃんと交渉しろと。自分たちで嫌なら、僕がすると言ってあるんです。だけど、一応ね、電話をすぐその場でかけてやろうかと思ったけれど、国交省に。取りあえず、役人を大事にしろというお言葉もありますので、取りあえず自主性をお待ち申し上げておるというのが、先週です。

 

 それは、記者会見で質問があったら言うからねと言ってありますので。

 

(記者)

 今の関係なのですが、交通局からいろいろ話を聞くと、市長がスピード感を持ってやれとおっしゃったので、多分、先週、今、当面できるその3案を持っていかれたのだと思うのですが、市長が根本的な解決をおっしゃるのも分かるのですが、それを待っていると、今の状況がそのまま続いて、何も変わらないと思うのですが。

 

(市長)

 そんなもの、俺が言ってきますわ、それなら。国交大臣でも。ええかげんにしてくれと。目先、危ないじゃないですか。交通局じゃなしに、市民経済局が行かないといかんのですよ。一般の交通安全の問題ですから。これは、実は。交通局より、どっちかと言ったら危ないですよ。

 

 こんなもの、すぐ解決しますよ。もしノーと言ったら、大変ですよ。そんなこと。国交省が。

 

(記者)

 国の方もお話を聞いたのですが、国の方は、市として考えて持ってきてほしいみたいな。

 

(市長)

 市から言われとらんと言っとるじゃないですか。ちょっとまた聞きですけれど。

 

(記者)

 市として申請してくれれば、考えるというふうに。

 

(市長)

 そうでしょう。当然、国交省だってそのぐらいの気持ちはあると思うので、名古屋市から、19号線の上、41号の上も、全面的に塗らせてくださいと言えば、僕はOKを言うと思いますよ。どう考えても。だけど、そういうふうに言っていないようですよ。

 

(記者)

 市として、いつまでに国にそういう申請をされるのですか。

 

(市長)

 今のところ、しませんでしょう。もう、だから、その点線でやるということでと。何か、審議会か何かを作って、その中に国交省の人も入っとるもんだで。

 

(記者)

 審議会は流れたというふうに聞いているのですが。

 

(市長)

 流れました? 俺は知らんな。あんたの方がよう知っとるな。俺は、何で審議会なんかやるのと言っとるんですよ。こんな問題で。何で自分たちの考えを堂々と言わないのよ。審議会を。何で学者に聞く必要があるの?こんなこと。

 

 学者の方も立派かも分からんけれど、しょっちゅう通っとる市民の声を聞いた方が、はるかに大事ですよ。しょっちゅう通っとる市民の声といったら、河村さんの声がそうですよ。わし、あそこですから。古出来町。

 

(記者)

 その3案を駄目だと言ったら。

 

(市長)

 ん?

 

(記者)

 3案は駄目なんですよね。

 

(市長)

 2案ね。

 

(記者)

 2案ですね。駄目なら、どうされるのですか。

 

(市長)

 僕が、だから、今日聞いて、行かんかったら、すぐ国交省へ連絡しまして伺ってもええし、そう言いますよ。市から正式にそうやってお願いすると。やってもらわんと、市民の交通の安全。市バスだけじゃない、市バスよりそっちの方が大きいですよ。実は。

 

 多分ね、あれを真っすぐ行って、びっくりこいて、途中で曲がってきた車って、おびただしくあると思いますよ。それは報告に出てこんから、分からんの。

 

(記者)

 今日されるのですか。

 

(市長)

 じゃあ、今日聞いて。どうするんだといって。もう1回ね。本当は当局が言ってこないといかんけれど。ええよ、国交省にすぐ言いますよ。自分で。もう2回目、3回目ぐらいでしょう。言っとるのは。

 

 前、僕がよう怒っとる、怒っとると言うと感じが悪いけれど、点線でという話は、ちょっと前にあったんです。1カ月ぐらいか前。いかんと言ってやったんですわ、そんなの。何を考えとるんだといって。じゃあ、古出来町も取れといって。ばからしい、本当に。

 

 国道が駄目。古出来町なんて、国道並みじゃないですか。19号線よりはちょっと狭いだろうけれども、交通量を測ってみてもええけれど、ものすごい交通量ですよ。トラックも、どえらい多いですよ。あそこは。あそこはちゃんとど真ん中に、色付きが描いてあるじゃないですか。あそこは真ん中を横切っとって、赤塚はいかんわけ? 清水口は。

 

 ちょっとね。わしもいろいろああじゃ、こうじゃと言ってやっていますけれど、今回のは、ちょっと理解できんというか、あまりに。やっぱり市民目線で考えないといかんわ。ほんで、こうこうこうしようなら、国に。国が何が怖いんですか。国に言いに行かないといかんですよ。

 

 あれは危ないですよ。本当に。あの辺も危ないけれど、赤塚も危ないけれど、猪子石の、もうちょっと行って、引山のちょっと西側のところ。何という交差点だったかな。あそこをいっぺん走っていってみやあ。基幹バスレーン。

 

 ずっと行くと、そのまま行くと、本当に正面衝突です。ぐっと左に曲がる。あそこはガイドラインが付いていますけれど。普通の市道だから。そういうところなもんで、よほど、それだけの安全対策というのは、しっかりやらないと。

 

 ということで、ちょっと驚いております。わしは。驚いとるだけではいかんで、ちゃんとそう言って、わしがちゃんと言うで、市長に言わせておけばええがやといって。それも言ったんですよ。わしは、そういうときに言うのが仕事でしょう。ねえ。ということですわ。

 

 プロの運転士が3回ですか。ねえ。普通の、一般市民のドライバーの数って、下手すると、おびただしいか分かりませんよ。たまたま正面衝突はないわな。今のところ。そうでなく、左側車線から右折してきたので、前、ようぶつかった例がありますけれど。

 

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