平成25年10月7日 市長定例記者会見
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名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
10月7日(月曜日)の会見を始めたいと思います。
皆さん、こんにちは。本日は、このたび、名古屋高速道路公社が建設を進めてまいりました名古屋高速道路が、11月23日(土曜日)に全線開通の運びとなりましたので、ご報告いたします。
名古屋高速道路は、昭和45年に都市計画決定されてから開通まで43年を経て、今回、東海線の六番北から木場間の3.9キロメートルが開通することにより、名古屋高速道路ネットワーク81.2キロメートルの全線が完成をいたしました。
これもひとえに、沿線の方々をはじめ、多くの皆さま方のご理解とご協力のたまものと、深く感謝申し上げます。
これも本当にどえりゃあ時間がかかりまして。懐かしいと言うと何ですけれど、私も新幹線をまたぐ工事の最後のつなげるところを見に行きましたけれど、初め、相当な反対運動がありましたでね、いろいろ。実際止まりまして、ということですので、名古屋の土着民といたしましては、非常に感慨深いものがあるというふうに思いますね。
ちなみに、今回、開通する区間は、東海道新幹線や国道1号といった日本の大動脈の上空を通る難工事箇所を抱えておりまして、一晩のうちに橋桁を送り出す大変な工事を、私も夜中に見に行きました。
日本の大動脈の「上空を通る」と言うと、どえらい上空何百メートルみたいな感じがありますけれど、「上を通る」ということです。
市民の皆さまには、長らくお待たせいたしましたが、今後は、この高速道路ネットワークの完成により、名古屋市を中心に人と物の流れが円滑に、そして活発化することで、市民の皆さまの生活、都市の発展、とりわけ経済活動が盛り上がることを期待しております。
前、NEXCOの関係の人が言っとったけれど、西南部の開通も入れてだけれど、(名古屋)環(状)2(号線)の、302号ですか。あそこの西南部の開通も入れて、これで名古屋の都市高(速道路)がつながりますと、「こういう交通ネットワークの利便さでは日本一だろうな」と言っていましたよ。
東京と、関西もありますけれど。何が日本一か、よう分かりませんけれど。こういうふうに、ぐるっと回るやつが2つできるということか。何かよう分かりませんけれど。2つじゃないか。1つだけれどな。まあ、名古屋の都市高(速道路)もあるということでして、そういう面では非常にええし。
そこで、ただ、名古屋港はどっちかというと302の環状線の方が意味が大きいようですけれど、何べんも言っておりますけれど、日本中、貿易赤字が5兆円から6兆円もあるときに、名古屋港だけで貿易黒字が5兆円もあるというですね。これは本当に、別に威張ることはないですけれど。市役所が威張ってはいかんです。民間企業が威張るのはええですけれど。
間違いなく、この名古屋港といいますか、愛知県ですね。名古屋というより愛知県。だけじゃないけれど、三重、岐阜も入れてだけれど、日本の心臓部分であると。稼ぎ頭の胴元だと、ここは。ということは間違いないですよ。
その機能をさらに強化するのがこの環状2号線であり、この名(古屋)高速(道路)であるということでして。福祉、教育というのも非常に重要ですけれど、やっぱり産業を盛り上げると、商売を盛り上げるというのが、まず一番最初ですからね。
その非常に重要なネットワークができるということで、ぜひ皆さんも走ってちょうということで。あとは値段をもうちょっと下げないといかんわな、ということだわな。日本一くそ高い高速道路といったって、誰も喜んでくれへんで。
なお、開通に先立ちまして、市民の皆さまへの感謝の気持ちを「サンキュー・ベリーマッチ」の言葉に込めまして、11月17日(日曜日)午前10時30分から、今回の開通区間を3900人の人が歩くイベント、「わくわくサンキューウォーク」を開催いたします。
これは、何で3900人が歩くということになるわけ?
(当局:サンキューだからです。)
だけど、3900人が歩くんだで「サンキュー」と言っとるんで、「サンキュー」と言ったから3900人が歩くというのは、おかしいように思うけれどね。
(当局:全線が完成しましたので、これまでの「ありがとう」という気持ちを込めまして、「サンキュー」と。)
「サンキュー」と言った以上は、3900人の人に集まってもらいたいということですね。
(当局:はい。)
はい。応募方法などにつきましては、「名古屋高速道路公社」の公式ウェブサイトをご覧ください。誰でも歩けるわけじゃないわけか。
(当局:そうですね。今回、応募になっておりますので。)
応募になっとるわけか。誰でも。
名古屋高速を歩ける最後のチャンスとなりますので、奮ってご応募いただきたいと思います。
(当局:名古屋高速道路は、昭和54年、市長が「気さくな30歳」でいらした頃に初めて開通いたしまして、その後は少しずつ営業路線を延ばしてまいりました。)
えらいことまで知っとるな。
(当局:ちょっと調べました。今回が最後の開通となりますので、ぜひできたてほやほやの高速道路の上から市内を眺めていただき、これまで、そしてこれからの名古屋に皆さまの思いをはせていただけたらと願っております。今後も名古屋高速道路公社とともにより良い高速道路を目指してまいりますので、東海線をはじめ、全線のご利用のほど、よろしくお願い申し上げます。)
全線ね。ここ(名古屋高速道路全線を表すパネルを指して)のところね。
(当局:はい。そうですね。東海線がこちらで、全線、いろんな路線がありますので、ぜひご利用いただきたいなと思います。)
高いやつ(通行料金)は何とかならんか。
(当局:それはまた。)
750円。
(当局:検討させていただきますので。)
ということでして。じゃあ、どうもありがとうございました。
(当局:ありがとうございました。)
ということです。
それから、次に、「鉄道の日」に関するイベントの開催について、ご報告いたします。この間の日本に残る4両の客車を何とか手に入れることは、非常に残念な結果に終わりまして。断腸の思いじゃないけれど、思っておりますけれど、今度は諦めることなく、次のチャレンジに向かおうということです。
来週10月14日(月曜日・祝日)は、明治5年に最初の鉄道が開通したことを記念した「鉄道の日」ですということで、例の「汽笛一声新橋を」という日だそうです。
このときに、ちなみに走りました1号というのは、鉄道博物館(埼玉県さいたま市)に、しかし、ほとんど外形は相当変更されておりまして、動いておりませんけれど、あると。
名鉄の宣伝をするわけじゃありませんけれど、実際に動いとるのは、そのちょこっと後に走りました(SL)12号というのが、明治村ですね。名鉄の明治村で実際に運行されております。これも走ってもらうように、今、いろいろやっとりますけれど、それのためにはまだ当然課題がございますので、ということですが。
この「鉄道の日」を中心にしまして、「名古屋を蒸気機関車の聖地にする会」というのがございまして。これは民間の方が何人かで集まってやっていただいておりますけれど、「名古屋を蒸気機関車の聖地にする会」の協力を得まして、SLに関するイベントや式典を名古屋市科学館において行います。
14日ですが、科学館に展示しているB6蒸気機関車の煙突からスモークを出し、汽笛を鳴らします。汽笛は午後2時30分と午後3時30分の2回鳴らしまして、午後2時30分の回には、私も出かけまして汽笛を鳴らすとともに、来賓をお呼びして式典を行います。
明日8日(火曜日)から20日(日曜日)までは、科学館内で蒸気機関車の写真展を開催いたします。「名古屋を蒸気機関車の聖地にする会」のメンバーをはじめ、全国の蒸気機関車撮影グループによって撮影された蒸気機関車の写真など、80点ほどを展示いたします。
この中には、B6蒸気機関車が科学館に設置されたときの写真や、今年2月にC56蒸気機関車があおなみ線で試験走行した際のヘッドマークなどもございます。
また、プレイベントといたしまして、13日(日曜日)の午後1時から午後4時まで。13日(日曜日)の午後1時から午後4時まで、科学館のイベントホールというのが地下2階にあるようですが、ここで名古屋鉄道模型クラブによる鉄道模型走行の実演も行います。多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
ということですが、皆さまに(報道発表資料を)お配りしてありますが、記者クラブ様ということで、内容の中の裏側ですけれど、裏側の参考。「B6蒸気機関車について」というのが載っておりますので、せっかくテレビに出とるもんだで、市民の皆さんに喜んでいただくように、若干これを読ませていただきますと。
明治37年に、ドイツのハノーバー(Hannover)社で製造された蒸気機関車。昭和になってからは、名古屋鉄道管理局の武豊線や高山線で運行されておりました。昭和23年に石原産業株式会社四日市工場に貸与。同工場の専用線で使用されておりました。
ちなみにこの画面は、YouTubeという文明の利器を使いまして、B6、ハノーバー。B6(の検索ワード)だけで出てくると思いましたよ。「名古屋 B6」という(検索ワード)で出しますと、現にこの石原産業で走っとったのが、後ろ向きに走っとりますけれど、その画面を見ることができます。
よう知っとるだろう。ということですので、ぜひご覧になっていただくとありがたいと。
のち、国鉄から払い下げられまして、昭和43年7月まで稼働しておりましたが、動力の近代化によりまして用途廃止となり、名古屋市科学館に寄贈され、屋外に展示されております。
ということで、昨日か、あれは。ちょっと時間がありましたので、(名古屋市科学館へ)ぶらっと寄りました。ちょうど親子連れが来ておりまして、そのがきんちょの方は、トーマスのTシャツを着ておりまして。「おい」というか、もうちょっと優しく声を掛けましたけれど、(子どもがB6蒸気機関車を)触ったりして。好きな子がおるんですね。「これ、ちゃんと動けるようにするでよ」と言ったら、おっかさんが「へえ、本当?」と言って。「すごいね」と言って、喜んでいただいとったな。
それから、今日幹部会でも言いましたけれど、千種区の区民まつりが昨日ありまして。吹上公園でやっていましたけれど、蒸気機関車のミニのやつですね。別につくったやつですね、小さいやつ。あれで、子どもが後ろにまたがって、ずっと引っ張って乗るのが、なかなかようけの人が並んどってですね。
あれはやっぱり、子どもに人気があるというのは不思議なんでね。僕らは見た記憶がありますので。蒸気機関車。見てもおるし、乗りもしましたんで、イメージがつながるんですけれど、子どもさんたちが大変好きだということが、なかなか不思議で。新しい乗り物みたいに見えるらしいんだね、どうも。元気な年寄りみたいなものですけれど、これは。
というのが、たまたまこれ(B6蒸気機関車)は名古屋市が所有しておりますので。何でかといいますと、思い付きではなくて、戦前の蒸気機関車ですけれど、一番ようけつくったのは川崎車輛、2番目が日本蒸気機関車何やらかんやら株式会社、3番目が日本車輌の熱田工場です。ですから、名古屋のものづくりの歴史とも全くフィットするということでして。
私からしますと、本当に近い将来でもないですけれど、リニア新幹線が来まして、名古屋駅の大改造ということは、これは名古屋の非常に大きなテーマ中の大きなテーマぐらいにでかい話になっております。そのときに、あれは何ホームある? 10トラックぐらいあるかな。知らんけれど、線がありますわね、名古屋駅に。
あの中の1つの線は、ぜひホームも昔流のホームに改造しまして、そこにこのB6(蒸気機関車)やら、それから、D51(デゴイチ)(蒸気機関車)のええのも1個、記念号がありますので。とか、それに限らんですけれど、そういう現実、本物です。条件は本物。本物と、旧型客車なんかがそろって、そこからやっぱり本当の。
あおなみ線は今、(名古屋駅に)入っていますので、もっとちゃんと入ってもらって、そこから1レーン使って出ていくということになると、外人の人が来たときに喜ぶと思いますよ。名古屋のまちというのに、やっぱり厚みを与えると思いますね。ぴっかぴかのばかり見てもね。
そうよ。世の中、ぴっかぴかのものはいくらでもありますわ、正直言いまして。そういう本物の産業遺産ですね。こういうのを大事にして、みんなで引き継いでいくまちだなということを感じていただくように。そんなふうに、ぜひこのB6(蒸気機関車)をそういうところで動くようにですね。
いろんな課題がありますから、これからいろんなことをやらないといかんけれど。名古屋市の、工業高校も2つありますから、そういう人もみんな出てきて、小学生や中学生のがきんちょも来てですね。いっぺん(B6蒸気機関車を)ばらさないといかんですから。ばらさないといかん、全部。
わしがドイツに確認しましたら、「図面はない」と言っていました。既にですね。ドイツ製は日本で1個。イギリス製のB6(蒸気機関車)は、1つ、埼玉県かな。埼玉県の日本工業大学で動いております。ただ大学の中を動いとるだけですけれどね。
そういうことですので、必ずこれが動くようになって、どこを走る。一番ええのは普通の旅客運送をやることですけれど、それは目標というか、夢にするなりして。目標はしっかり持っておかないといかん。そういう折には、ぜひメルケル首相にもおいでいただきたいということで、せっかくカメラがおりますので、そんな気持ちを持っております。
というイベントがございますので。これから大変です。図面も何もありませんから、ボルト1個ずつ、手作りで。旋盤で作るとか、そういう作業が要るのかどうか分かりませんけれど、ものづくりの原点の楽しみを名古屋の子どもさんに味わっていただける、科学館ならではというふうになっていくと思います。
それで、繰り返しますが、今の(「鉄道の日」関連イベント)は10月14日(月曜日・祝日)で、14時30分と15時30分、午後2時半と午後3時半の2回と。(午後)2時半に来ていただきますと、私が、何か鉄道の服があるそうですので、それを着まして、若干汽笛を鳴らさせていただくというふうになります。
汽笛は本物のやつを使うと。スチームをざっと入れて、汽笛を鳴らすあれがありまして、それが実際に動きますということですので、ぜひ。日露戦争のときですから、明治37年。ということになりますと、何年前か分かりませんけれど、100年にはならんかな。明治は、西暦に直すといつだったな。
(当局:スチームではなくて、圧縮空気で汽笛を鳴らします。)
圧縮空気を、あそこの中に通すわけだ。通すのは通すわけだな。ボイラーの中の。
(当局:もちろん。汽笛のところで、蒸気ではなくて、圧縮空気を通して鳴らします。)
圧縮空気を通して鳴らかすということで、100年にはなりませんが、100年近くになるね。何年になる?
(当局:1904年にできていますから。)
日露戦争がそうだね。そうすると、100年を超えとるがや。2013年、110年前。ぜひ110年前の音を楽しんでいただけたらと、こういうふうに思います。
本物はええですよ。本物は。本物は長く続きますから、ようけの人が来てもらえると。
次に、「まるごと体感!歴史の里秋まつり」の開催について、ご報告いたします。OS☆U高橋さんと、マスコットキャラ「しだみこちゃん」が入室いたします。
(高橋:よろしくお願いします。)
この方が高橋(さん)という方です。
(高橋:よろしくお願いします。)
眼鏡がチャームポイントになっとる。
(高橋:はい。)
SKEではありません。OS☆Uです。「24twenty-four everyday is all right」というのが有名な歌です。
(高橋:はい。)
ということで、守山区上志段味地区には、約70基が集中する日本屈指の古墳群がございます。名古屋市では、今も残るこれらの古墳を活用いたしまして、「歴史の里」を整備することといたしております。
このたび、この「歴史の里」の予定地におきまして、10月14日(月曜日・祝日)。これは同じ日だな。B6(の「鉄道の日」関連イベント)と。「いかんがや」と言おうとしましたが、時間が違いますので。午前中はこっち(「まるごと体感!歴史の里秋まつり」)へ来ていただいてな。
(高橋:はい。)
ぜひこの高橋(さん)と「しだみこちゃん」に会いに来ていただきまして。(午前)10時から。10月14日(月曜日・祝日)午前10時から、PRイベントを開催することといたしました。まず午前中、ぜひこっち(「まるごと体感!歴史の里秋まつり」)へ来ていただいて、午後は名古屋市科学館まで(午後)2時半においでくださいということです。
本物の古墳の横で、埴輪(はにわ)や勾玉(まがたま)、銅鏡(どうきょう)を作ったり、火おこしや弓矢を使った狩猟体験のほか、先着300名の方には古代のイノシシ汁もご試食いただけます。
古代ということは、何?現代のと違うということは、どこが違うの?
(高橋:本当にイノシシも入っていまして、みんな、向こうの人が作ってくれています。)
いや、イノシシが入っとるでイノシシ汁というんだで。古代と現代の違いは何じゃと。
(高橋:ちょっと、勉強不足ですみません。)
いやいや、大変失礼いたしまして。ということでして、イノシシ汁も。大抵、本当のイノシシじゃないのかな。今、イノブタというのが多いですから。これは推測でして、外れておりましても政治的責任は取りませんが、大抵本物のイノシシではないかと思います。
「歴史の里」につきましては、現在、基本計画の策定に取り組んでおりますが、古代の営みを「体験」いたしまして、歴史について「学ぶ」ということだけではなく、例えば、間伐した竹をつないで100メートルぐらいの「流しそうめん」を行うと。通常の公園とはちょっと違った五感を生かしまして楽しんでいただけるような場所にしたいと考えております。
なお、この「歴史の里」の整備に当たりましては、本日の特別ゲストの高橋さんをはじめまして、この方です。大変立派な方です。OS☆Uの皆さんが広報天使として活躍してくれますので。また、高橋さんの横が、マスコットキャラクターの「しだみこちゃん」です。
では、イベントのPRをお願いしたいと思います。高橋さん、どうぞ。
(高橋:皆さん、こんにちは。広報天使OS☆Uの高橋萌です。私の隣にいるのが、「歴史の里」のマスコットキャラクター、「しだみこちゃん」です。志段味の巫女で、「しだみこちゃん」といいます。売り出していますので、ぜひOS☆U同様、よろしくお願いします。
「歴史の里」は何度か行かせていただいているのですが、1700年前もの古墳が今もそのままあるということで、大変驚きました。イベント当日は、他のメンバーと一緒に、私たちのライブやじゃんけん大会などを行いますので、ぜひ本物の歴史を体感しに来てください。お待ちしております。イベント会場へのアクセスは、JR高蔵寺駅と東谷山フルーツパークから無料観光バスを運行しております。)
だいぶ遠いですね。
(高橋:そうですね。)
高蔵寺から。歩くのがね。
(高橋:そうです。バスが無料で出ていますので。)
無料でや。
(高橋:はい。)
それはありがたいことだな。
(高橋:チラシには1時間に1本と記載されていますが、30分に1本に増発しますので、ぜひそちらをご利用ください。よろしくお願いします。以上です。)
もうしまいか。
(高橋:はい。ありがとうございました。)
なかなかこの方もファンが多いですからね。ぜひちょっとテレビでアピールしていけばええが。
(高橋:よろしくお願いします。)
もうちょっとおってくれてもええですよ。
(高橋:はい。)
この「歴史の里」は、ちょっと宣伝してちょうよ。本当に。「広報なごや」の表紙、あれは本当にわしが書いておりまして。いまだに信じとらん人がぎょうさんおるんです。何かもしあったら、あそこに秘書がおりますので、証言しますで。どうだ、証言してくれ。本当に巻頭言は河村さんが自ら書いとるという。
(当局:時間のない中、いつも書いてくれています。)
何を言ったか、よう分かりませんけれど、本当に書いておりまして。
何カ月前だったね。8カ月ぐらい前の「広報なごや(2月号)」。名古屋市ウェブサイトで見ると、まだ載っとるんじゃないかな。が、この、いわゆる東谷山の、ヤマトタケルが亡くなったといいますか、白鳥になってここへ戻ってきたのではないかという伝説があると、この(広報なごやの)記事で書いておりますので、ぜひ見ていただきたいと。
石英の大きいやつがあってな。まだ石英が残っとるで、持っていっていかんですけれど、しかし、どえらい貴重なものですよ。3世紀から、確か5世紀ぐらいの古墳では、日本最大じゃなかったですか。そのころのやつでは。違っとったかな。
(当局:4世紀前半の古墳でありまして、東海地方では一番大きい。)
大きいでしょう。大体当たっとるわな。3世紀から4世紀ぐらい。東海? 日本最大でなかったか? 違うかな。
(当局:日本最大では、ちょっとございません。)
分からんですけれど。ぜひ。名古屋のまちのああいうところに、あれだけの古墳群があるというのは、なかなかのもんですわね。
(高橋:はい。本当に広いです。)
尾張氏があそこで出てきたので。宮簀媛(ミヤズヒメ)という、最後の彼女ですけれど、ヤマトタケルの。があそこにおったという説もあるんですけれど、熱田神宮まではだいぶ遠いもんでね。そこら辺は、神話というか、伝説上になると思います。
名古屋は、非常に歴史のある、ええ場所をつくる予定ですので、ぜひ10月。もう1回、最後、あんたの声でいくか。
(高橋:このたび、この「歴史の里」の予定地におきまして、10月14日(月曜日・祝日)午前10時からPRイベントを開催することといたしました。皆さん、ぜひお越しください。よろしくお願いします。)
はい、ありがとうございます。
(高橋:ありがとうございました。)
どうも、サンキュー・ベリーマッチ。高橋さんでして、ごひいきに、一つ、お願いいたします。
今、高橋さんが言いましたけれど、イベント会場へのアクセスは、ゆとりーとライン上志段味バス停で降りていただくか、JR高蔵寺駅から無料観光バスも運行しますので、ご利用いただきたいと思います。1時間に1本の予定だったようですが、30分に1本ということです。
なお、イベントの詳細につきましては、「名古屋市公式ウェブサイト」をご覧ください。
「まるごと体感!歴史の里秋まつり」に、ぜひ多くの皆さまにお越しいただき、本物の古墳の間近で、当時の営みを体験していただきたいと思っております。
ちなみにですけれど、OS☆Uもぜひ、ごひいきにいただきまして。SKE48が今、華々しく活躍をしておりますけれど、これはこれで大変よろしいということでして。先日も夜中までAKB48の総選挙を見ておりまして、7位と6位だったかな。松井玲奈ちゃんと松井珠理奈氏が当選いたしまして。夜遅うまで見とったら、うちのおっかあが、「あんた、いつまで何を見とるの」と言うもんで、それから寝ましたで、その上はよう分かりません。
SKE48もありますけれど、このOS☆Uというのは、本当に地元の皆さんが育てた名古屋の大須のグループですので、ぜひごひいきにお願いしたいと思います。その中で眼鏡を掛けとるのが、今言った高橋(さん)と。普通は、赤い眼鏡を、あきゃあ眼鏡を掛けておりますけれど、今日は透明の眼鏡でした。
私からは以上です。
(記者)
資産が公表されましたが、それについて、一言所感をお願いします。
(市長)
資産は、何といいますか、普通じゃないですかね。普通ぐらいじゃないですかね。私の資産でしょう?
(記者)
はい。もうちょっと細かく教えていただけますか。
(市長)
もうちょっと細かくというのは、ちょっと忘れましたけれど、私のところの、古出来町に自宅がありますけれど、あそこは昔、家で、あまり名前を言ってはいかんですけれど、商売をやっとったところで。あそこで生まれ育っております。
おやじを、どっちのもんだったか分かりませんが、あそこを相続した分が、うちのおっかあと共有になっとるんじゃなかったかね。確か。ということで、あとは別にそう、何もそうはありませんでしたけれどね。
国債が200万円ぐらいありますけれど、あれは国会議員時代に自分で、「『国債が借金だ、借金だ』と言うのはおかしくないか」と。「何で、国債が借金だったら、売れてしようがないんだ、国債は」という、ごく当たり前な疑問を抱きまして。
それから、国会図書館の経済のメンバーと、にわかにまた必死に勉強いたしまして。今の日本の国債は、いわゆる第三者から借りる借金ではないということになったんですけれど、そうなるときに、やっぱり自分で持っとると違いますので。
確か200万円でなかったかな。確か200万円だったと思いますけれど、そのぐらいは買わせていただきまして持っとるということですが、あまり、それだからということではありませんけれど、若干ね、国債の価格とか金利。だから、あの当時に買ったやつは得ですよ。今、ほんだで。
財政危機じゃなかったんですか。ちょっと話が飛びますが、何べんも言うけれど。ひどい世の中ですわね。特に、この間もテレビを見ておりましたら、スペインの総理大臣が来たじゃないですか。それで、テレビのテロップで、「『財政危機を克服しよう』ということを安倍さんと合意した」と出てきたもんで、俺、びっくりしてですね。
東京オリンピックになるときに、「うちは財政は健全で」と。財政危機なんて言うのかと思ったら、さすがにテレビはうまいこと作ってあって、「スペインの首相から『財政危機を克服しよう』と持ちかけたら、確か安倍さんが『そうだわな』と合意した」ということですけれど、合意してまってはいかんわな。「オリンピックで争ったけれど、うちは財政危機じゃありませんから」と言わないといかんですよ。
ということで、話が飛びましたけれど、そんな話があって、あとは国債と、そんなものじゃないですかね。そうでしょう。そんなぐらいだったと思います。
一応、小さいながらも従業員5人ぐらいの、大学卒業のときは、古紙屋と。平たく紙くず屋とも言いますけれど、経営してまいりましたので、最低のものはないことはないです。皆さん、わしを「金持ちだ」と言う人がおりますけれど、全然違うでね。いわゆる金持ちではありません。だけど、何もなしではやれませんので、最低の生活するぐらいのことはあるし。
国会議員年金が、いよいよ今年中に、わし、決裁しないといかんのですわ。あれ(国会議員年金)につきましては、国会議員のときに、私が廃止法案(国会議員互助年金法を廃止する法律案)の提案者だったですからね。民主党で。議院運営委員会で、鈴木恒夫さんという自民党の議員が手を上げまして、「河村君に聞きたい」と。「何ですか」と言ったら、「あなた、『総理を狙う男だ』と言っとるけれど、『(国会)議員年金廃止』と言うんだで、絶対受け取らんだろうな」と。議事録を見てもらえば出てきますから。俺も、ちょっと、本当はびびりましたけれど、1億円ぐらい違いますから、「受け取らん」と言うと。
そのときに、断ると千何百万円(約千七百万円)、断った金(退職一時金)がもらえるんですわ、また。ほんだで、「それじゃあ、私は私腹に入れずに、全額何か公益事業に寄附します。1円も自分のポケットに入れません」と言いましたで、「ほお」とか言っていましたけれど、みんな。
そんなことで、今年中にそれを衆議院の事務局に行って決裁して。変なことになるといけませんので、ちゃんと記者会見をして、その分をどこに寄附するかとか、したいと思います。
できれば名古屋城の天守閣の復元の基金にできればね。だけど、市長が名古屋市民にいわゆる寄附するといかんもんだから、その辺のところはどういう仕組みになっとるか、今、確認しとるところです。そういうようなことをして、それもなりませんし。
大体これで1億円ぐらい受け取らんということになるんですけれど。名古屋市市長の(現給与)800万円でも、4年ごとに(給与と退職手当の減額で)1億2000万円、市民の皆さんにお返しさせていただいておりますけれど、厚生年金は受け取りますでね。これだけは頼みますよ。いくら何でも。
わしは32年、古紙屋で働いていましたから。今でこそこうなっとりますけれど、あの当時は非常に真面目に働いておりましたので。毎日トラックに乗りまして、朝から晩まで。残業はありません。何べんも申し上げます。
ほんだで、厚生年金は受け取りますが、何か800万円もらっとると、頭打ちがあって結構減るみたいですけれどね。まあ、そんなことじゃないですかね。
(記者)
(国会)議員年金の額というのは、年額いくらぐらいですか。
(市長)
300何万円と書いてありましたね。ただ、頭打ちとか、あれをちょっと除いて。年収1000万円ちょっとになると、受給できんみたいですけれど。確か。それよりちょっと少ない場合は、減額されるみたいな。
(記者)
最大で300万円ぐらい?
(市長)
うん、320万、330万円ぐらいじゃないですか。ええですわね。
(記者)
市長ご自身はいくらぐらいもらえる計算ですか。
(市長)
いっぺん、今日でも(衆議院事務局へ)電話しようかなと思って。衆議院から送ってきたもんで。
(記者)
65歳から受け取れるのですか。
(市長)
(国会)議員年金を受け取ろうと思ったら、すぐ受け取れますよ。退職すれば。
(記者)
退職されて、これまで受け取っていなかったということですか。
(市長)
うん、受け取っていないです。
(記者)
65歳になったら、必ず受け取らなくてはいけないのですか。
(市長)
いやいや、どうするか決めないといかん。裁定しないと。
(記者)
65歳の段階で?
(市長)
時効になりますね。ほかっておきますと。
(記者)
では、65歳の段階で?
(市長)
65歳じゃなくて、退職後5年(以内)かな。確か、ありますけれど、退職後5年(以内)で、受け取るのか、それとも拒否するのか、一時金にするのかというのを、裁定しないといかん。
それが、来年の4月何日で、その手続きを取らないといかんということだけれど、衆議院の議院運営委員会で、議事録を見ていただければええですよ。私が答弁しております。提案者の責任者として。筆頭提案者として。
だから、全部どこか公益事業に寄附するということでやりますので、ちゃんとそのときは会見して、ポケットに入れとらんというのが皆さんに分かっていただけるようにしないといかんと。
(記者)
それは、受け取って寄附するのではなくて、一時金にして寄附するのですか。
(市長)
「直接寄附できんか」と言ったら、「直接は難しい」みたいなことを言っていましたけれどね。だけど、紛らわしいで、どうやってやるかというのを、今からちょっと、衆議院の事務局と手続きを進めようと思っていますけれどね。
(記者)
受け取りを拒否なさって、一時金なのですか。どっちにされるのですか。
(市長)
いやいや、一時金じゃなしに、寄附ということで、年金のままでいくと。
(記者)
では、年金を受け取り…。
(市長)
受け取らない。自分のものにしないということですね。
(記者)
では、定期的に支給されるものを寄附に回すということですか。
(市長)
そういうことですね。
(記者)
普通にということですか。
(市長)
ん?
(記者)
要するに、普通に受給しておいて、それを寄附するという。
(市長)
そうなのか、それとも何か方法があるのか、いっぺん衆議院の事務局と。本当は直接入れてもらった方が、紛らわしくないもんで。
(記者)
手続きとしてはそうだと思うのですが、要するに、基本的に、その受給自体を拒否するとか、そんなことはできない?
(市長)
勝手に、嫌だといえば、ほかっておけばいい。ほかっておけということですわね、それなら。断ると、(退職一時金が)1700万円ぐらいだったはずですよ。昔、覚えとったのは。自分の払い込んだお金の8割が戻ってくるんですわ。
8割といってもひどいもので、実は、年金の社会保険料控除があるんですわ。国会議員になりますと、最高税率ですから、50%です。例えば1000万円、年金を払っとるように見えますけれど、社会保険料控除があるで、500万円しか払っていないんです。だけど、8割戻ってきますから。
(記者)
受給を拒否すれば、その払い込んだ分の8割が返ってくるということになるのですか。
(市長)
8割が。
(記者)
簡単に言えば。
(市長)
そういうことです。
(記者)
それは選択しないで、要するに受給の方を選択して?
(市長)
全部寄附すると。
(記者)
それを寄附する?
(市長)
はい。その手続きが、4月何日ですわ。ちょうどこの間来ました。その書類が。変なふうになるといけませんので、また、ドツボにはまるといけませんので、相当きちっと丁寧に手続きを取りまして、全額、何ぞお役に立てるように。
この間、ある人に聞いとったら、前、介護保険の。うちのおっかあが言っとったのは、「ヘルパーさんが腰を痛めるで、介護ロボットというか、手で上げるのはどうだ」と言っとったけれど、ある人が、「やっぱり河村君だったら、名古屋城の天守閣の本物復元のための基金にするのが、一番分かりやすいんじゃないの」と言っていましたけれどね。
(記者)
実際、例えばそれができるかどうかというのは、もう確認は。まだこれからですか。実際、例えば天守閣の寄附金に、それを寄附できるか。
(市長)
それはまだ分からんか?この間、「できるかどうか確認してくれ」と頼んだんだけれど。まだ分からんか。やっていないか。どっちだね。
(当局:分からないです。確認していないです。)
(市長)
確認していない。そうか。という状況らしいですけれどね。市長でおるうちは、有権者に寄附することはいかんですからね。だから、基金にした場合。基金にして、あと、その団体をどうするのか。自分が理事長だったらいかんとか、そういう手続きがあるかどうかとかね。名古屋の本店のところはいかんのかとか、ちゃんと調べないといかん。
厚生年金は、頼みますよ、厚生年金は。これまでいかんと言われますと、人生めちゃくちゃになりますので。ちゃんと32年間、わし、古紙屋で働いてまいりましたので。相当な時期、兼業になっていますけれど。ちなみに、そんなどえらいでかい会社で、どえらいもうかっとるところじゃありませんで。従業員4人ぐらいでしたから。卒業のときは。ちゃんと真面目に、全額払い込んでおります。
私は、ちなみに、国民年金の未納も1円もありませんから。国会で大問題になったときに。なかなかですよ。あのときにわしは言ったんだけれど、がたがた、がたがた言っとらずに、あれは年金保険機構じゃないかな、あれに言うと、証明書をもらえたんですよ。「あれを出せ」と、みんなに言っとったの。わしはちゃんと出しました。ちゃんとね。
(記者)
先日も聞いたのですが、来月65歳を迎え、敬老パスというのはどうされる予定ですか。
(市長)
本当はもらおうと思っとったんですけれど、今、飯を食う机の上に置いてあります。どうしようかなという、若干、気がしますけれどね。5000円分は、多分使わんと思いますので。多分ね。
分からんけれどな。結構、栄で一杯飲むと、ずっと歩いてきて、途中でくたびれるとバスに乗って、そこからバスに乗りますので。月に2回ぐらい乗るとして。今いくらだった? 200円か、1回。そうすると400円の。そうすると、5000円だと、まあまああれだな。5000円分ぐらいあるな。
だけど、そういうみみっちいことでええのかと。考え方は。と思っとりますし。市民の皆さんと同じ気持ちでやるんだったら、いっぺんもらっといて。
わしは、気持ちは分かるんですわ。国会議員のパスを持っとったで。あれは、どえらい気持ちええんですよ。はっきり言うと。
(記者)
国会議員のパスを持ったような気持ちになるというのであれば、何らかの改革をしないといけない気がするのですが。
(市長)
何を。国会議員の方かね。何を。
(記者)
いや、敬老パスを。気持ちとして、いわゆる特権みたいなものだということではないですか。
(市長)
特権とはちょっと違うけれどね。一応、福祉政策でしょう、本来は。それがひょっとして交通政策に転換しとらせんかというのが、問題点でしょう。市バスの救済に。と言われとるわけでしょう。よう分かりませんけれど。
「名前は変えないといかん」と、みんな言っとるで。わしらの世代は。「敬老パスみたい、嫌だがや」と言って。「金シャチパスがええ」と、みんな言っていますけれど。みんなというか、酒を飲むと。
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