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名古屋市立中学校における部活動の見直しに向けて

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ページID:176208

最終更新日:2024年10月15日

国の動き

令和4年12月にスポーツ庁及び文化庁が「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」を公表しました。ガイドラインには、少子化が進む中、将来にわたり生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保することが必要であり、「地域の子どもたちは、学校を含めた地域で育てる」という意識のもと、地域の持続可能で多様な環境を一体的に整備することが重要である、と示されています。また、令和5年度から令和7年度までの3年間を改革推進期間として位置付けています。

名古屋市の動き

国のガイドラインを踏まえ、名古屋市立中学校における部活動のあり方を検討するため、令和5年度に生徒・保護者等へのアンケートや生徒のニーズを把握するためのモデル事業等各種調査を行うとともに、学識経験者やスポーツ・文化芸術・社会教育関係者、学校関係者等から幅広く意見を聴取する「名古屋市立中学校における部活動のあり方懇談会」を全5回開催しました。

(注1)各種調査結果は、第3回名古屋市立中学校における部活動のあり方懇談会〈開催結果〉をご参照ください。

(注2)第2回名古屋市立中学校における部活動のあり方懇談会は現場視察のみのため、開催結果の掲載はありません。

名古屋市の方針

「名古屋市立中学校における部活動のあり方懇談会」を経て、以下の方針を策定しました。

部活動の活動日・活動時間の見直し

令和6年10月から、部活動の活動基準を段階的に見直し、令和7年10月からは大会参加等を除いた土曜日・日曜日の部活動は行いません。

土曜日・日曜日に多様な活動を提供する環境整備の推進

令和7年10月以降の土曜日・日曜日の活動は、部活動との連続性はなくなります。地域の大小さまざまな任意団体・事業者等により、部活動とは異なる「地域団体の多様な任意活動(地域クラブ活動)」が生徒に提供されて自由に選択ができるよう、活動環境の整備を進めます。

土曜日・日曜日の活動とは?

土曜日・日曜日は、部活動との連続性がない「地域クラブ活動」となります。参加は任意であり、「土曜日・日曜日の地域クラブ活動に参加しない」という選択もあります。

どのような団体等が地域クラブ活動を実施するの?

地域クラブ活動の実施主体となる団体等としては、地域スポーツクラブ、各種競技団体、プロチーム、民間事業者、大学、文化芸術団体等大小さまざまな団体等を想定しています。また、指導者は、スポーツ・文化芸術活動の経験がある方や各団体等の指導者のほか、本来の業務に支障のない範囲で本人の希望により地域クラブ活動へ参加する教員等を想定しています。

学校部活動はなくなるの?

活動時間の見直しを行いながら、月曜日から金曜日の部活動は継続します。

今後の進め方

令和7年10月からの実施に向けて、主に以下の環境整備を進めてまいります。

  • 地域クラブ活動の実施主体となる団体等の充実に向けた調査
  • 地域クラブ活動の実施主体となる団体等に中学校施設を開放する制度の設計
  • 地域クラブ活動の内容を多数掲載し、生徒が申込みできるプラットフォーム(特設ウェブサイト)の構築

調査にご協力ください

土曜日・日曜日に地域クラブ活動を行っていただける団体等及び指導者の参入意向調査を行っています

名古屋市教育委員会では、令和7年10月以降の土曜日・日曜日に、部活動で使用しなくなった学校施設等で中学生を対象とした地域クラブ活動を行っていただける団体等及び指導者の参入意向調査を行っております。活動の営利・非営利は問いません。また、中学生が参加対象の中に含まれていれば、中学生以外が参加する活動であっても対象になります。ご興味のある方は、ぜひ、参入意向調査へのご協力をお願いいたします。

なお、この調査はあくまで現時点での状況を確認するものとなりますので、積極的にご回答ください。

調査の実施主体

参入意向調査を委託しています。実施主体(委託事業者)は、以下のとおりです。

【スポーツデータバンク株式会社】

電話番号 03-5823-7322  ファックス番号 03-5823-7323

このページの作成担当

教育委員会事務局生涯学習部部活動振興課部活動振興担当

電話番号

:052-972-3265

ファックス番号

:052-972-4207

電子メールアドレス

a3265@kyoiku.city.nagoya.lg.jp

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