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結核に関するトピックス

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このページを印刷する最終更新日:2020年12月9日

ページの概要:結核に関するトピックスについて

2020年までに低まん延国を目標

 わが国における結核患者数は減少傾向にあり、人口十万人対罹患率(以下「罹患率」)は、2019(令和元)年には11.5となり、世界保健機関(WHO)の定義するり患率10以下の低まん延国となることも視野に入ってきました。しかしながら、2019(令和元)年の新登録結核患者数は14460人となっており、依然として結核がわが国における最大の慢性感染症であることに変わりはありません。

 結核の発生の予防、早期発見及びまん延防止の観点から、厚生労働省は国民、医療関係者、自治体等に対し呼びかけています。

国民に対しては

 咳、喀痰、微熱等の有症状時の早期受診を勧奨しています。

医療関係者に対しては

 結核以外の疾患で受診している高齢者等ハイリスクグループの患者について、結核に感染している可能性があることを周知しています。

名古屋市の結核の現状

新登録患者数、結核の罹患率、死亡率の状況

 2019(令和元)年に新たに活動性結核患者として登録された人は422人で、前年の437人に比べ15人(3.4%)減少しました。結核の罹患率は18.1で、前年の18.8から0.7低下しました。結核の死亡率は2.3で、前年の2.7から0.4低下しました。

罹患率の推移

罹患率の推移を示したグラフです。近年は罹患率の減少が鈍化しています。

死亡率の推移

死亡率の推移を示したグラフです。近年は死亡率の減少が鈍化しています。

性・年齢階級別からみた傾向

 男性の結核の罹患率は、女性に比べ約2倍と高くなっています。年齢階級別の罹患率は、年齢が高くなるにつれて上昇する傾向があります。

 新しく登録された結核患者のうち70歳以上の割合が過半数を占め、2019(令和元)年には58.5%となっています。高齢者の方にとって、結核は見過ごせない病気です。

新登録患者の年齢構成の推移を示したグラフです。新登録患者に占める70歳以上の割合が過半数を占めています。

大都市の結核問題

 最近、日本においては、結核まん延状況の地域間格差が拡大しています。地方よりも大都市での結核罹患率が高く、大都市の結核問題として全国的な課題となっています。

 名古屋市の結核の罹患率は、指定都市の中でも高く、2019(令和元)年は大阪市、堺市に次いでワースト3位でした。

都市部における問題点

(1)治療中断率が高い

 結核の罹患率を減らすためには、発見された患者を確実に治療することが必要です。しかし治療に長期間かかるため、厳しい就業状況などのために生活基盤が不安定な人や一人暮らしなどが多い都市では治療を中断する場合が多いのが現状です。

(2)感染経路(感染源、接触者など)不明が多い

 住所不定者など社会的・経済的に不安定な人が多い、多くの不特定多数の集まる閉鎖的場所が多いなど、感染経路を特定するのが困難な状況にあります。

政令指定都市における結核罹患率のグラフです。名古屋市は政令指定都市の中で3番目に罹患率が高かったです。

このページの作成担当

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