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名古屋市消防航空隊の紹介

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このページを印刷する最終更新日:2023年9月4日

ページID:162010

2機種3機体制で、愛知県全域の安全・安心を空から守っています。

消防ヘリコプターの写真
  • 消防航空隊発足50周年記念特集ページ
  • 消防航空隊の訓練ページ

消防航空隊の訓練予定については、上記バナーをご確認ください。

概要

航空隊格納庫の前に並ぶ3機のヘリ写真

名古屋市消防航空隊は、県営名古屋空港を拠点に、消防ヘリコプター「のぶなが」・「ひでよし」の2機を保有しています。

令和4年4月からは、愛知県の防災ヘリコプター「わかしゃち」とともに、2機種3機体制で、愛知県全域の安全・安心を空から守っています。

主な出動災害

  • 平成7年(1995年) 阪神・淡路大震災(兵庫県)に災害派遣
  • 平成9年(1997年) 日産生命館(名古屋市中区)高層火災において、屋上避難者17名を救助(日本で初めての火災現場でのホイスト救助)インドネシア森林火災に災害派遣
  • 平成16年(2004年) 新潟県中越地震(新潟県)に災害派遣
  • 平成23年(2011年) 東日本大震災(岩手県、宮城県、福島県)に災害派遣
  • 平成30年(2018年) 平成30年7月豪雨(岡山県)に災害派遣
  • 令和元年 (2019年) 東日本台風による災害(長野県)に災害派遣

出動エリア

航空隊の出動エリアを示す写真

愛知県全域を主な出動エリアとし、必要に応じて岐阜県、三重県、静岡県など近隣の県にも出動します。

消防防災ヘリコプターの特徴である、高速性や機動性を活かし、名古屋市内であれば約10分以内、渥美半島へも約20分以内で到着することができます。

機体データ

  • 機体写真
消防ヘリ機体データ
 機体名(愛称)のぶながひでよしわかしゃち
機体番号 JA758AJA08ARJA23AR
所有者 名古屋市名古屋市愛知県
最大出力 780馬力×2基780馬力×2基1856馬力
全備重量 4,300キログラム4,300キログラム5,398キログラム
座席数 14座席14座席15座席
巡航速度 時速269キロメートル時速269キロメートル時速231キロメートル
航続時間 3.7時間3.7時間4.2時間
上昇限度 6,100メートル6,100メートル4,974メートル
燃料搭量 1,158リットル1,158リットル1,251リットル

任務

情報収集

大規模な震災や風水害が発生した際に、ヘリコプターの高速性や機動性を活かし、上空から被害状況の確認をします。

また、建物や林野における火災においても、上空から高性能カメラを使い、被害状況や延焼状況を確認して、地上で活動する消防部隊への活動支援を行っています。

水害、山火事、大規模火災の上空から見た写真

捜索・救助

ヘリコプターから救助隊員が降下して、河川や海での水難事故、山岳地域などでの遭難者や負傷者の捜索・救助活動を行います。

「安全・確実・迅速」に、操縦士や整備士、救助隊員が連携して活動を行います。

  • 捜索・救助

空中消火

建物火災や林野火災で上空から散水が必要な際に、消火タンクや消火バケットを活用した消火活動を行います。消火バケットは一度に400リットルから900リットルの水を散水できるため、大量の水が必要な場所や、消防車が近づけない山火事などでその威力を発揮します。

消防ヘリが消火活動する写真

救急

陸路では搬送に時間を要する地域でも、ヘリコプターの機動力を活かして、災害現場から病院までの最短経路で傷病者を搬送することができます。

機内には救急資器材を積載し、病院や救急隊に引き継ぐまでの継続的に傷病者の管理を行います。

患者搬送をおこなう消防ヘリの写真

主要装備品

機体には、上空から地上の消防隊などへ映像送信するための高性能カメラ、救助隊員が降下するためのホイスト装置、傷病者への応急処置用の救急資器材等の様々な装備品が積載されています。

  • 主要装備品

災害に備えて

夜間離着陸訓練の実施

夕暮れに着陸する消防ヘリの写真

夜間でも、災害の規模・状況により出動することがあります。しかしながら、夜間の飛行は周囲が暗く、パイロットが障害物等を見つけにくくなるため、地上の消防隊等の支援が必要不可欠です。
夜間の出動時に安全確実に活動ができるよう、夜間離着陸訓練を通して、連携を強化しています。

医療機関等との連携

ヘリポートに着陸する消防ヘリの写真

尊い命を救うために、一刻の猶予も許されない救急現場。
航空隊には傷病者を安全・迅速に救助し、素早く医療機関の医師や地上の救急隊へ引き継ぐことが求められます。
定期的に医療機関等との訓練を行うことで、相互の連携を深めるとともに技術の向上を目指しています。

地域防災訓練等への参加

芝生に着陸した消防ヘリを見学する子供達の写真

大きな音が発生するヘリコプターは、地域の皆様のご理解があってこそ運航することができます。
より皆様に親しんでいただけるような航空隊を目指して、様々な地域の防災訓練等に参加しています。

沿革

  • 昭和48年(1973年) SA316Bアルウェット3型を導入、「なごや」と命名

                航空隊員4名をもって運用開始

  • 昭和55年(1980年) 名古屋空港内北西部に庁舎及び格納庫新設
  • 昭和56年(1981年) SA365C1型ドーファン2を増機、「なごや2」と命名(2機体制)
  • 昭和63年(1988年) 「なごや」をSA365N1型ドーファン2に更新
  • 平成 8 年(1996年) 「なごや2」をSA365N2型ドーファン2に更新
  • 平成12年(2000年) 365日勤務体制の開始
  • 平成18年(2006年) 名古屋空港内南西部に庁舎及び格納庫移転
  • 平成19年(2007年) 「なごや」をAS365N3型ドーファン2に更新
  • 平成26年(2014年) 市民公募により、機体の愛称「なごや」を「のぶなが」へ、

                「なごや2」を「ひでよし」へ改名

  • 平成27年(2015年) 「ひでよし」をAS365N3+型ドーファン2に更新
  • 令和 4 年(2022年) 愛知県防災ヘリコプターの運航事務受託に伴い、

                BELL412EPI型「わかしゃち」を加えた3機体制開始 


このページの作成担当

消防局 消防航空隊航空消防担当

電話番号

:0568-28-0119

ファックス番号

:0568-28-0721

電子メールアドレス

00koku@fd.city.nagoya.lg.jp

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