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令和4年度りんくす名古屋主催研修の報告

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このページを印刷する最終更新日:2023年3月10日

ページID:127210

ページの概要:令和4年度研修の報告について、お知らせいたします。

『発達障害児のための進路の学習会』

令和4年9月14日昭和文化小劇場で、『発達障害児のための進路の学習会 学校卒業後の進路・就労についての制度説明会』を開催しました。

当日は115名の参加があり、例年に比べて、お父さん、ご両親での参加が増えた印象を受けました。講演は教員、就労支援者、親のそれぞれの立場からお話しいただきました。内容は、進路選択において知っておきたい基本的な学校制度や就労制度、先輩お母さんの体験談、将来に向けて学齢期に取り組むとよいこと、などです。

参加された方からは、「親として一人で考え込んでいた気持ちが、少しすっきりしました。」「興味・関心を止めず、楽しい・うれしいという経験を親も一緒にチャレンジすること、心がけたいです。」等の感想がありました。

令和4年度進路の学習会

『実は身近な発達障害』講演会

毎年恒例の『実は身近な発達障害 NHKハートフォーラム・名古屋市発達障害者支援センターりんくす名古屋講演会』を、令和5年2月4日土曜日にウインクあいちにて、4年ぶりに会場で開催しました。

『今こそ知りたい災害のリアル わたしたちが出来ること』をタイトルに、災害時にどんなことが起こるのか、どのような備えをしていくとよいかについて、医師の内山登紀夫さんと障害者支援に携わる水谷真さんによる、講演とディスカッションを行いました。

発達障害は身体障害と比べて、支援が必要であることが周囲に伝わりにくいうえ、変化の苦手さや感覚の特性ゆえに、避難所での避難生活が困難な人たちが多いというリアルなお話がありました。そのうえで、災害時に安定して過ごすためには、その人の好きなことや安心できるものを備えておくとよいと強調されていました。また、避難時も多くの人は携帯電話を持っているので、日頃使用している薬の画像を取り込んでおくとよいことなどのアドバイスもありました。

備えとして、予習や下見、個別避難計画の作成、避難所以外の避難先の選択肢を増やす等の提案がありました。また支援者に向けて、日常を早く取り戻すことが重要な支援になるので、災害後の迅速な業務再開が行えるよう事業継続計画の作成を呼びかけました。

参加者のみなさんと共に、「わたしたちが出来ること」を考える時間になりました。

令和4年度市民向け講演会

その他

センサリーフレンドリーの取り組み

「センサリーフレンドリー」とは、「感覚にやさしい」という意味です。市内の文化小劇場でも、知的障害・発達障害のあるお子さんが安心して映画や演奏を楽しむことが出来るイベントが開催されるようになりました。

今年度は昭和文化小劇場などで映画上映会、クラシック演奏会が開催されました。りんくすも演目、音量や照明、開演前の説明の内容についてアドバイスをしたり、開演中の様子を観察しました。今後もこのような取り組みが広がっていくとよいと思います。

このページの作成担当

担当: 名古屋市発達障害者支援センター りんくす名古屋
電話番号: 052-757-6140
ファックス番号: 052-757-6141
電子メールアドレス: links@kodomoseishonen.city.nagoya.lg.jp

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