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伝染性紅斑

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最終更新日:2025年7月30日

伝染性紅斑発生状況

 本市における2025年第30週(7月21日から7月27日)の市内31定点からの伝染性紅斑患者報告数は85人、定点当たり患者報告数は2.74で、警報レベルの「2」を超えています。

 愛知県の2025年第27週(6月30日から7月6日)における県内の定点医療機関当たりの伝染性紅斑の報告数は2.23でした。
 これは、国が定める警報の指標である「2」を上回っていることから、令和7年7月10日から愛知県内に伝染性紅斑警報が発令されました。なお、この警報は愛知県の定点医療機関当たりの報告数が「1」未満になるまで継続します。

伝染性紅斑警報を発令します!!(愛知県)(外部リンク)別ウィンドウで開く

伝染性紅斑とは

  • 伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19により引き起こされる感染症です。患者の両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」とも言われます。
  • 患者は子どもに多く、感染経路は咳やくしゃみなどによる飛沫感染や、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染です。
  • 感染すると10日から20日の潜伏期間のあと、両頬に赤い発疹や手足にレース状の発疹が出ることがあります。
  • 発疹が出る7日から10日前に、前駆症状としてかぜ様症状を呈することがありますが、この頃が最もウイルスの排出量が多く、発疹が出るころにはほとんど感染力はありません。
  • 多くの場合は軽症で自然に治りますが、妊娠中の方が感染すると、胎児の異常(胎児水腫)や流産になることがあるので注意が必要です。
  • ワクチンはなく、治療は対症療法となるため予防が重要となります。手洗い、うがい、咳エチケットを心がけ、妊娠中の方はできるだけ風邪症状の人との接触を避けるようにしましょう。
伝染性紅斑啓発ポスター(厚生労働省作成)

名古屋市と全国の伝染性紅斑報告数の推移

2025年30週の定点当たり患者報告数は2.74でした。

伝染性紅斑の年齢別報告数

2025年第1週から第30週までの累計患者報告数は797人でした。

その他の情報は、名古屋市感染症情報センターのコンテンツ(患者報告数は定点把握5類感染症の状況)をご覧ください。

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