ページの先頭です

ここから本文です

マダニの生息調査

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2024年3月27日

ページID:125502

ページの概要:市内におけるマダニの生息調査の概要と結果についてご紹介します。

調査名とマダニのイラストが入った画像です。

マダニ類と感染症

マダニ類は森林や草地、畑、あぜ道などの屋外に生息しており、近づいてきた動物や人に咬みつき、吸血します。

マダニ類によって媒介される感染症には日本紅斑熱やライム病等がありますが、最近になって重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)の存在が知られるようになりました。これは、平成23年に初めて特定されたSFTSウイルスに感染することによって引き起こされる病気です。

業務課(感染症対策・調査センター)では市内におけるマダニ類の生息状況を把握するため、平成25年度に試行的な調査を実施し、平成26年度から本格的に調査を行っています。

生活衛生センターが捕獲したマダニの写真です。

業務課(感染症対策・調査センター)が捕獲したマダニです。

吸血したマダニの写真です。

吸血したマダニと吸血前のマダニです。

タカサゴキララマダニ成虫の写真です。

1センチ程度の大型のマダニも捕獲されています。
(タカサゴキララマダニ成虫オス)

調査方法

調査方法は旗ずり法を用いています。

旗ずり法とは、50センチ×70センチの白い布(フランネル布)に柄をつけたものを草むらなどで引きずり、吸血しようとしているマダニ類が動物と間違えて布に飛びついたところを捕獲する方法です。

左は調査風景の写真で、右は捕獲したマダニの写真です。

マダニの生息調査結果(令和5年度)

市内5地点で実施したマダニの生息調査の結果は次のとおりです。

業務課(感染症対策・調査センター)による令和5年度調査結果(市内5地点)
調査月

調査回数

タカサゴキララマダニベルルスカクマダニキチマダニタカサゴチマダニヤマアラシチマダニフタトゲチマダニオオトゲチマダニアカコッコマダニその他合計
4月5402671401490101
5月510101130022148
6月52011521102042
7月50017316200038
8月5009212110000304
9月5000331000034
10月50040113011056
11月500451010850132
12月500211000811*104
1月5001920001300151
2月5006410001350200
3月5003701011430182
合計6070382263204364821392

*ヒトツトゲマダニ

過去のマダニの生息調査結果

平成30年度から令和4年度までの調査結果は以下からご覧ください。

過去の調査結果

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。(外部リンク)別ウィンドウで開く

関連リンク

マダニについての関連情報は以下からご覧ください。
マダニに咬まれないように注意しましょう(名古屋市健康福祉局環境薬務課)
マダニ類について(名古屋市衛生研究所生活環境部)

このページの作成担当

健康福祉局衛生研究所業務課事業担当

電話番号

:052-737-3712

ファックス番号

:052-736-1102

電子メールアドレス

a7373711-06@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

お問合せフォーム

ページの先頭へ