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業務課(感染症対策・調査センター)では、一類感染症患者、二類感染症患者や新型インフルエンザ等感染症患者が市内で発生した時、各区保健センター所長の依頼に基づき、感染症患者の入院を担当する病院へ運んでいます。感染症患者を病院に運ぶことを移送といい、感染症患者を乗せる車のことを移送車といいます。
一類感染症を始めとした感染症は「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)」に定められた病気です。そのうち一類感染症や二類感染症は人にうつしやすく、感染症にかかった場合に症状が著しく重くなることがあるため、原則として業務課(感染症対策・調査センター)が感染症患者を病院へ移送しています。
移送の依頼は各区保健センターへお願いします。
令和3年度の移送状況
市内における一類感染症の発生はありませんでした。
二類感染症の発生は全て結核で、新型インフルエンザ等感染症として新型コロナウイルス感染症の発生がありました。
移送件数は結核が103件、新型コロナウイルス感染症が205件で合計308件でした。
移送車はどんな車?
普段の生活であまり耳にすることがない移送車とはどんな車なのかを紹介します。

車体は白く、赤いランプが付いていて、見た目は救急車に似ています。車体には「名古屋市保健所」の文字が書かれています。

車内は感染症患者を運ぶストレッチャーと座席だけで、救急車のようにけが人や急病人を処置する資器材が備え付けられていません。
車内は運転席部分と患者室が完全に隔壁で分かれているのが特徴です。
移送後に車内の消毒が簡単にできるよう患者室内はできるだけ単純な構造になっています。

移送中の感染症患者にできるだけ負担がかからないよう、振動や揺れを吸収する装置(防振架台)がストレッチャーの下に付いています。
どうやって運ぶの?
感染症患者をどのようにして運んでいるのかを紹介します。
感染症患者を運ぶ時は、感染症が移送従事者にうつらないように対策をしています。感染症の種類に応じて、N95マスクや手袋などの個人防護具を着用しています。

特に人にうつしやすい感染症患者(対策が明確な結核患者を除く)を運ぶ時は、感染が広がるのを防ぐために患者移送用バック(簡易式アイソレーター)を使います。

移送従事者も特に人にうつしやすい感染症患者(対策が明確な結核患者を除く)を運ぶ時は、防護服、ゴーグル、N95マスク、手袋や長靴などを着用して感染を防いでいます。
名古屋市の感染症発生に関する情報
感染症に関する情報については以下からご覧ください。
名古屋市感染症情報センター(名古屋市衛生研究所疫学情報部)
感染症予防(名古屋市健康福祉局感染症対策課)
結核(名古屋市健康福祉局感染症対策課)
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