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四種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)

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このページを印刷する最終更新日:2023年8月24日

ページID:87378

四種混合(DPT-IPV)予防接種とは

四種混合(DPT-IPV)予防接種は、ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ(急性灰白髄炎)の4種類の病気の予防接種をひとつのワクチン(四種混合ワクチン)で行う予防接種です。
平成24年11月1日より、これまで別々に接種していたジフテリア・百日せき・破傷風(DPT)の三種混合ワクチンとポリオワクチンが1つになった四種混合(DPT+IPV(不活化ポリオ))ワクチンを使用しています。
この予防接種は、これまでの接種歴により、使用するワクチンや接種回数等に違いがありますので、よくご確認の上、適切なワクチンで必要な回数を接種しましょう。
なお、平成24年9月より、各区保健センターでのポリオの予防接種は実施しておりませんのでご注意ください。

(注)これから接種を開始する方は、四種混合(DPT-IPV)ワクチンを使用してください。
(注)従前の三種混合(DPT)ワクチンで接種を始めた方で、ポリオの接種が完了し、三種混合(DPT)ワクチンの未接種分がある場合は、四種混合(DPT-IPV)ワクチンまたは三種混合(DPT)ワクチンで接種してください。

ジフテリアとは

ジフテリア菌の飛まつ感染で起こります。感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は、高熱、のどの痛み、犬吠(けんばい)様のせき、嘔吐などで偽膜(ぎまく)と呼ばれる膜ができて窒息(ちっそく)死することがある恐ろしい病気です。

百日せきとは

百日(ひゃくにち)せき菌の飛まつ感染で起こります。百日せきは普通のかぜのような症状で始まります。続いてせきがひどくなり、顔を真っ赤にして、連続性にせき込むようになります。せきのあとに急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱は出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)けいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こすことがあります。乳児では命を落とすこともあります。

破傷風とは

破傷風(はしょうふう)菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にひそんでいて、傷口からヒトへ感染します。傷口から菌が入り体の中で増えると、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたり、死亡したりすることもあります。日本各地の土の中に菌はいるので、感染する機会は常にあります。

ポリオ(急性灰白髄炎)とは

「小児マヒ」と呼ばれ、わが国でも1960年代前半までは流行を繰り返していましたが、予防接種の効果で現在では国内での自然感染は報告されていません。しかし、海外のほかの国ではまだ流行があります。
ポリオウイルスはヒトからヒトへ感染します。感染した人の便中に排泄(はいせつ)されたウイルスが口から入り、のど又は腸に感染します。ほとんどの例は症状が出ませんが、症状が出る場合、ウイルスが血液を介して脳、脊髄(せきずい)へ感染し、麻痺(まひ)をおこすことがあります。

予防接種の概要

対象者 次の(1)と(2)の両方を満たす方

(1)名古屋市に住民登録がある方

(2)生後2か月以上90か月未満(7歳半の該当日の前日まで)の方(令和5年4月1日から変更)

接種回数

初回接種3回と追加接種1回。合計4回。

接種間隔

四種混合予防接種は、基礎的な免疫をつけるための初回接種と、時間が経って免疫が低下してきたときに接種する追加接種があります。

標準的には、生後2か月になったらなるべく早いうちに接種を開始し、以下の間隔で接種をします。

  • 初回接種・・・3週以上(標準的には8週まで)の間隔をおいて3回接種
  • 追加接種・・・初回接種完了後、6か月以上(標準的には12から18か月)の間隔をおいて1回接種

(注)初回接種は、それぞれ必ず3週以上あけて接種してください。

(注)追加接種は、必ず3回目の接種から6か月以上あけて接種してください。

接種の受け方

市内の指定医療機関で接種を受けることができます。多くの医療機関では予約が必要となりますので、あらかじめ医療機関へお問合せください。また、接種を受ける際には、名古屋市に住民登録があることがわかる書類(子ども医療証等)及び、健康保険証等の氏名、住所、生年月日を確認できるものと、母子健康手帳、シール式接種券をお持ちください。

指定医療機関

定期四種混合予防接種を受けることができる指定医療機関につきましては、以下のページに掲載しております「名古屋市予防接種指定医療機関一覧」ファイルをご覧ください。また、名古屋予防接種ナビ(外部リンク)別ウィンドウで開くの医療機関検索からも、区や予防接種の種類を指定しての検索ができます。医療機関の検索には、登録やログインの必要はございません。

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お問合せ先

このページの作成担当

健康福祉局 感染症対策室内 予防接種電話相談窓口
電話番号: 052‐957‐2435
ファックス番号: 052‐971‐5730
電子メールアドレス: a2631@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

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