ページの先頭です

ここから本文です

ヒラタムシ類、ホソヒラタムシ類、コメツキモドキ類について

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2021年6月4日

ページID:6099

ページの概要:身の回りで見られる、ヒラタムシ類、ホソヒラタムシ類、コメツキモドキ類について

トルコカクムネチビヒラタムシ(ヒラタムシ類)

[学名] Cryptolestes turcisus (Grouvelle)
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ヒラタムシ科

トルコカクムネチビヒラタムシ

体長約2mm。全体光沢のある褐色。成虫の体は扁平。

貯穀類の害虫で、全世界に分布する。
とりわけ穀粉によく発生する。

ホソヒラタムシ類

[学名] Silvanidae
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ホソヒラタムシ科

ヒラタムシ科に似ている。野外では枯死木の樹皮下などで見つかるが、屋内に生息する種も多く、これらの種は穀粉やその製品などを食害するものが多い。

ノコギリヒラタムシ

[学名] Oryzaephilus surinamensis (Linnaeus)
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ホソヒラタムシ科

ノコギリヒラタムシ

体長2-3mm。黒褐色。
前胸背板に3本の隆起線があり、両側にのこぎり状の鋸歯を有する。

穀粉やその加工品である菓子類、干しブドウなどの干果に発生する。

カドコブホソヒラタムシ

[学名] Ahasverus advena (Waltl)
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ホソヒラタムシ科

カドコブホソヒラタムシ

体長1.5-2.5mm。褐色。
上翅は単色の微毛でおおわれる。

菓子などの食品類から見つかるが、どちらかといえばカビが生じたものに多い。

フタトゲホソヒラタムシ類

[学名] Silvanus
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目), ホソヒラタムシ科

フタトゲホソヒラタムシ類の一種

フタトゲホソヒラタムシ、ヒメフタトゲホソヒラタムシなど。
体長2-3mm程度。茶褐色-黒褐色。
前胸背の前角に1対の鋭い突起がある。

家屋内や穀類貯蔵所で発見されることがある。
食菌性と考えられており、カビなどが発生源となっている可能性がある。

ヒラナガムクゲキスイ(コメツキモドキ類)

[学名] Cryptophilus obliteratus Reitter
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),コメツキモドキ科

ヒラナガムクゲキスイ

体長2.4-3.0mm。黄褐色-茶褐色。

本来は屋外に生息する種であるが、家屋内、家畜の飼料(干草)、製粉工場でも発見されている。
家屋内で発見される場合、カビなどの生えたところで発生している可能性がある。

このページの作成担当

健康福祉局衛生研究所生活環境部

電話番号

:052-737-3711

ファックス番号

:052-736-1102

電子メールアドレス

a7373711-05@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

お問合せフォーム

ページの先頭へ