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ヒョウホンムシ類について

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このページを印刷する最終更新日:2008年5月21日

ページID:6079

ページの概要:乾燥動物質を好む、ヒョウホンムシ類について

ヒョウホンムシ類

[学名] Ptinidae
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ヒョウホンムシ科

基本的には雑食性であるが、乾燥動物質を好む。穀類貯蔵所で発見される場合もある。

ニセセマルヒョウホンムシ

[学名] Gibbium aequinoctiale Boieldieu
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ヒョウホンムシ科

ニセセマルヒョウホンムシ

体長2-3mm。光沢の強い濃赤褐色。

左右の上翅は融合し、球形に近い体形を持つ。

貯蔵食品やペットフードなどを食害する。

カバイロヒョウホンムシ

[学名] Pseudeurostus hilleri (Reitter)
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ヒョウホンムシ科

カバイロヒョウホンムシ

体長2-3mm。暗赤褐色。
胸部は前方で狭まり、全体はひょうたん型となる。

日本原産であるが、ほぼ全世界に広まっている。

倉庫内や穀物貯蔵所などで発生し、被害を与えるが、基本的な食性は食糞性あるいは食腐性ではないかと考えられている。

ヒメヒョウホンムシ

[学名] Ptinus clavipes Panzer
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ヒョウホンムシ科


体長約3mm。

雄はいくぶん細長い感じで、雌は丸みが強い。

体は褐色から黒褐色で、上翅に白毛斑はない。

ヒメヒョウホンムシ(雌成虫)

家屋内で見られ、ホストははっきりしないが、海外の記録ではネズミの糞、乾燥したキノコ、薬草、根、動物死体、カカオ、砂糖、乾果などから発生した例がある。

ナガヒョウホンムシ

[学名] Ptinus japonicus Reitter
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ヒョウホンムシ科

ナガヒョウホンムシ

体長3-5mm。
ヒメヒョウホンムシに似ているが、胸部中央付近に1対の白色毛班、さらに上翅に2本の白色毛帯を有するので区別できる。

動物質や植物質の乾物を食害する。
コメ、アワ、コウリャン、トウモロコシなど穀類とその加工品、煮干、ペットフード、昆虫標本などが今までに報告されている。

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