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シラミバエ類について

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このページを印刷する最終更新日:2007年4月1日

ページID:5820

ページの概要:哺乳類や鳥類の体表に寄生し吸血する、シラミバエ類について

シラミバエ類

[学名] Hippoboscidae
[分類] 双翅目(ハエ目),シラミバエ科

小型のハエで、日本に23種が知られている。体は著しく扁平。翅は、完全なものから退化したものまである。頭部先端には鋭い口吻があるが、普段は頭部下面に引き込まれている。

成虫は、ウシやウマなどの哺乳類や、鳥類の体表に寄生し吸血する。偶発的に人から吸血することもあり、ウマシラミバエなどがトリパノゾーマなどを伝播することがある。

幼虫は雌の体内で育ち、老熟幼虫が1頭ずつ産下される。幼虫はすぐに蛹化し、成虫になって宿主体表に移行する。

ハトシラミバエ

[学名] Ornithomyia avicularia aobatonis Matsumura
[分類] 双翅目(ハエ目),シラミバエ科

ハトシラミバエ

体長5mm内外。翅は完全で長大、脚は頑丈で大きい。爪は大きく3叉している。

各種の鳥類に寄生する。人に対する寄生例の報告はないが、近似の他種と同じように、偶発的に人からも吸血する可能性がある。

名古屋市近郊で見つかっている。

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