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キンバエ・クロバエ類について

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このページを印刷する最終更新日:2008年5月26日

ページの概要:一般にキンバエやクロバエと呼ばれている、クロバエ科のハエ類について

キンバエ・クロバエ類

[学名] Calliphoridae
[分類] 双翅目(ハエ目),クロバエ科

一般にキンバエやクロバエと呼ばれているハエで、金緑色や青藍色の金属光沢のあるものが多い。

成虫は、おもに動物死体、人畜糞や厨芥に産卵し、幼虫はそれらを食べて成長するが、幼虫がカエルに寄生する種や、鳥類の巣に棲み鳥から吸血する種もある。

食品に産み付けられたクロバエ類の卵

日本には、60種あまりを産するが、住環境で発生し、細菌や、ウィルスなど病原の運搬者となることがあるなど、衛生上問題となる種も多い。

釣り餌にも使われる

釣り餌として売られている『サシ虫』はキンバエ類の幼虫で、魚のあらなどで飼育されるので『サバ虫』とも呼ばれることもある。

オオクロバエ

[学名] Calliphora nigribarbis Vollenhoven
[分類] 双翅目(ハエ目),クロバエ科

オオクロバエ

大形のハエで成虫の体長7-14mm。体は青藍色。

幼虫は20mmに達する。

動物死体や糞から発生する。比較的気温の低めのときに活動し、名古屋市内では春と秋によく見られる。成虫で越冬するので、冬でも日溜りのヤツデやヒイラギなどの冬咲きの花上で見ることがある。

ケブカクロバエ

[学名] Aldrichina grahami (Aldrich)
[分類] 双翅目(ハエ目),クロバエ科

ケブカクロバエ

オオクロバエによく似ており、正確に同定するには交尾器による区別が必要。

オオクロバエと同様、動物死体や糞から発生する。

キンバエ

[学名] Lucilia caesar (Linnaeus)
[分類] 双翅目(ハエ目),クロバエ科

キンバエ

体長7-10mm。全体が金緑色で金属光沢が強い。中胸背板の正中剛毛は2+2。雄の複眼間は近接しているが、雌では広く離れている。

他のキンバエ類と同じように、動物死体などから発生するが、市街地よりも近郊の林縁などに多い。

人の住環境で発生する近似種にヒツジキンバエ、ヒロズキンバエ、トウキョウキンバエ、ミドリキンバエなど多くの種があり、発生源や生息域、出現時期などがそれぞれ多少異なる。

ヒロズキンバエ

[学名] Lucilia sericata (Meigen)
[分類] 双翅目(ハエ目),クロバエ科

ヒロズキンバエ(成虫)

体長5-9mm。金緑色で金属光沢がある。前胸背板の正中剛毛は2+3。雄の複眼の間はわずかに離れている。

幼虫は、動物死体などで育つ。

ヒロズキンバエ(幼虫)

全世界の温暖な地域に分布し、日本では全土に見られる。ゴミ、処分場内など人為的環境下で発生することが多い。

名古屋市内でも普通に見られ、屋内にも侵入する。

オビキンバエ

[学名] Chrysomya megacephala (Fabricius)
[分類] 双翅目(ハエ目),クロバエ科

オビキンバエ

大型のキンバエで、体長8から10mm。緑色で金属光沢がある。頭部が比較的大きく、雄の複眼は近接しているが、雌では離れている。

幼虫は、腐肉などを食べて育つ。

オビキンバエ

熱帯アジアなど温かい地域で最も繁栄しているハエの一つである。

ホホグロオビキンバエ

[学名] Chrysomya pinguis (Walker)
[分類] 双翅目(ハエ目),クロバエ科

ホホグロオビキンバエ

8-9.5mm。緑色の金属光沢を有する。

外観はオビキンバエに似ている。頬が本種では黒色であるが、オビキンバエは淡褐色であるので区別できる。

ホホグロオビキンバエ

おもに、林縁や林内の動物死体や糞などから発生する。市街地でも発生することがある。

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