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イエバエ類について

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このページを印刷する最終更新日:2007年4月1日

ページID:5782

ページの概要:衛生上有害なイエバエ類について

イエバエ類

[学名] Muscidae
[分類] 双翅目(ハエ目),イエバエ科

クロバエ科、ニクバエ科と並んで、衛生上有害なハエ類。イエバエ、オオイエバエ、サシバエなど、人の生活環境で発生するものが多い。厨芥、畜舎、堆肥など、腐敗物で幼虫が育つ種類が多く、成虫もそれらにたかる。

イエバエ

[学名] Musca domestica Linnaeus
[分類] 双翅目(ハエ目),イエバエ科

成虫の体長5-8mm。暗褐色で、胸部背面に4本の黒色条がある。第2、第3腹節の背面には黄色斑がある。翅のM1+2脈は前方に曲がる。

イエバエ

幼虫は成熟すると10mm程度になる。

厨芥、畜舎などで発生するが、1970年代以降、各地のゴミの埋立地での大発生や、殺虫剤に対する抵抗性の出現が問題になっている。

オオイエバエ

[学名] Muscina stabulans (Fallen)
[分類] 双翅目(ハエ目),イエバエ科

イエバエより一回り大きく、成虫の体長7-9mm。体は褐色で、灰色紛でおおわれる。胸部背面に4本の黒色条がある。翅のM1+2脈は先端近くで前方にゆるく曲がる。

オオイエバエ

幼虫は動物糞やゴミ溜などから発生する。特に鶏舎で大発生することが多い。

サシバエ

[学名] Stomoxys calcitrans (Linnaeus)
[分類] 双翅目(ハエ目),イエバエ科

サシバエ

成虫の体長4-6mm。外観はイエバエに似ているが、吻が吸血に適するよう、細長く突出しているので見分けられる。

幼虫は、畜舎や野外の堆肥などで発生する。

サシバエ口器

全世界に分布し、日本では初夏から晩秋に成虫が見られる。

牛、馬、豚などの大形の家畜から吸血するほか、人にも被害を与える。

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