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ミズアブ類について

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このページを印刷する最終更新日:2007年4月1日

ページID:5750

ページの概要:不快害虫として問題にされることがある、ミズアブ類について

ミズアブ類

[学名] Stratiomyidae
[分類] 双翅目(ハエ目),ミズアブ科

この科に属する大部分の種は人の生活にあまり深いかかわりを持っていないが、人家近くで発生するアメリカミズアブ、コウカアブなどが、不快害虫として問題にされることがある。

アメリカミズアブ

[学名] Hermetia illucens (Linnaeus)
[分類] 双翅目(ハエ目),ミズアブ科

アメリカミズアブ(成虫)

成虫の体長15-20mm。全体黒色、腹部は比較的扁平。

雄の第2腹節に白色の斑紋がある。雌は前縁に1対の黄褐色斑がある。

アメリカミズアブ(幼虫)

成熟した幼虫は、体長20mm。扁平で褐色。頭部は突出している。

便池、ごみ溜、畜舎などで発生する。堆肥や、家庭用の堆肥製造器などにも発生する。

名古屋市内では5月末-10月頃まで5-6回の発生を繰り返す。

コウカアブ

[学名] Ptecticus tenebrifer (Walker)
[分類] 双翅目(ハエ目),ミズアブ科

コウカアブ(成虫)

成虫の体長15-28mm。全体黒色、腹部は上から見ると半円形。翅は全体が黒ずんだ褐色で半透明。腹部第1・2節は狭く、白色の窓状の斑紋がある。

幼虫は老熟すると約20mm。扁平で黒褐色。頭部は突出している。

『コウカ』は後架の意で、便所のこと。便池、ごみ溜、畜舎などで発生する。

成虫は、5-9月に見られる。

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