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ヒロズコガ類について

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このページを印刷する最終更新日:2007年4月1日

ページID:5636

ページの概要:イガなど衣類の害虫を含む、ヒロズコガ類について

ヒロズコガ類

[学名] Tineidae
[分類] 鱗翅目(チョウ目),ヒロズコガ科

ほとんどの種の幼虫が屋外で地衣類、枯葉、菌類などを食べて育つものであるが、屋内で毛織物や植物質の乾物を食害するものが含まれる。

イガ

[学名] Tinea translucens Meyrick
[分類] 鱗翅目(チョウ目),ヒロズコガ科

イガ(幼虫)

『衣蛾』の意で、衣類の害虫。動物質の繊維なら何でも食害し、衣類のほかじゅうたんなどの敷物、断熱材などからよく発生する。

成虫は体長約4.5mm、翅端までの長さ約8mm。前翅は光沢のあるねずみ色で3個の小黒点がある。

幼虫は繊維の小片を綴り合わせて扁平な筒状の巣を作って中に潜んでいる。筒の大きさは7-8mmになり、巣の中で蛹化する。1年に2-3世代を経る。

コイガ

[学名] Tineola bisselliella (Hummel)
[分類] 鱗翅目(チョウ目),ヒロズコガ科

コイガ(成虫と繭)

イガ同様、幼虫は繊維の小片を綴り合わせて筒状の巣を作って中に潜んでいる。

コクガ

[学名] Nemapogon granella (Linnaeus)
[分類] 鱗翅目(チョウ目),ヒロズコガ科

コクガ(腹部が切り取ってあります)

成虫は翅を広げた大きさ約15mm。前翅は褐色で多くの黒斑がある。

穀紛を加害する。干しシイタケにもよく発生する。

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