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ミツバチ類について

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このページを印刷する最終更新日:2007年3月1日

ページID:5308

ページの概要:身の回りで見られる、ミツバチ類について

ミツバチ類

[学名] Apidae
[分類] 膜翅目(ハチ目),ミツバチ科

女王を中心とした社会生活を営む。

訪花性のハチ類の代表的なもので、ミツバチやマルハナバチが含まれる。各種の花から蜜や花粉を集めて、幼虫を養ったり自らの餌にする。巣は樹洞や土中、ときに家屋など人工物の中に、自らが分泌したロウ物質で板状の巣を作る。

各種の花を訪れるために、花粉の媒介に重要な働きをしている。
採蜜を目的として飼養される種もある。

攻撃性はあまりないが、ミツバチなどは巣を刺激されると攻撃性が高まり危険である。

セイヨウミツバチ

[学名] Apis mellifera Linnaeus
[分類] 膜翅目(ハチ目),ミツバチ科

巣板上のセイヨウミツバチ

古来より採蜜目的で飼養されている。日本には1876年に導入され飼われているが、野生化して自然営巣するものも多い。

働きバチの体長約13mm。体色は品種によって異なるが、黄褐色から黄橙色で、黒色部の狭いものが多い。

群れは唯1頭の女王バチ(産卵能力を備えた雌)と、多数の働きバチ(産卵能力のない雌)で構成される。雄バチは未受精卵から発育し、ある時期だけ巣内に見られる。

初夏のころ、巣の中には王台(特別の巣房で新女王が育つ)が作られ、フェロモンを含んだローヤルゼリーを与えられた幼虫が新女王として育つ。新女王が羽化する直前に、女王は大半の働きバチを連れて分封(巣分かれ)をする。これが庭先や人家近くに飛来して騒動を起こすことがある。

攻撃性は、巣を刺激したときに高まる。刺された場合、痛みは激しくないが、アナフィラキシーショックを起こし死亡することもある。

ニホンミツバチ

[学名] Apis cerana Fabricius
[分類] 膜翅目(ハチ目),ミツバチ科

ニホンミツバチ

働きバチの体長約12mmでセイヨウミツバチより小さい。体色はセイヨウミツバチと比べて全体が黒ずんでいる。

樹洞、岩壁のすきま、家屋の床下や戸袋などに営巣する。

各地に普通に見られる(ほとんどが自然群)。かつて採蜜のために飼われていたが、明治以後セイヨウミツバチが普及し、現在はほとんど飼われていない。

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