ページの先頭です

イラガ類について

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2017年2月2日

ページID:5058

ページの概要:幼虫の毒棘に触れると激痛を感じる、イラガ類について

イラガ類

[学名] Limacodidae
[分類] 鱗翅目(チョウ目),イラガ科

日本には30数種のイラガ類が生息している。

イラガ、アオイラガなどの幼虫は『キントキ』『オコゼ』などと呼ばれ、刺されると痛い毛虫として知られている。幼虫は充分に成長すると固くて丸い繭を作る。

成虫は中型ないし小型のガで、夜間活動する。

イラガ

[学名] Monema flavescens Walker
[分類] 鱗翅目(チョウ目),イラガ科

イラガ成虫

成虫は、翅を広げた幅が30-35mm。雌は雄よりいくぶん大きい。
体、翅ともに淡黄褐色。翅の先は丸みを帯びている。

イラガ幼虫

幼虫はナマコ型で、成長した幼虫は約24mm。黄緑色で背面に褐色の斑紋がある。
多数の毒棘を備えた肉状突起が背面に並ぶ。これに触れると激しい痛みを感ずる。

カキ、ウメ、モミジなど果樹園や庭園の樹木に発生する。年1回の発生。幼虫は夏-秋に多い。

イラガ繭

繭は滑らかな長円形で『スズメの小便つぼ』とも呼ばれる。

アオイラガ

[学名] Parasa consocia Walker
[分類] 鱗翅目(チョウ目),イラガ科

アオイラガ幼虫

成虫は雄雌ともに翅を広げた大きさ約35mm。前翅は緑色で、基部と外縁部は褐色。

幼虫は約25mm。黄色で、背面に青色の縦条がある。
毒棘を備えた突起は亜背部と気門上線部に並ぶ。毒棘に触れると激痛を感じる。

カキ、ナシ、クリ、ヤナギなどを食害する。年2回発生し、蛹で冬を越す。

ヒロヘリアオイラガ

[学名] Parasa lepida (Cramer)
[分類] 鱗翅目(チョウ目),イラガ科

ヒロヘリアオイラガ成虫

成虫はアオイラガとよく似ているが、前翅外縁の褐色帯がいくぶん広い。

ヒロヘリアオイラガ幼虫

幼虫もアオイラガに似ているが、後胸背面に生ずる1対の突起に朱色の棘があるので区別できる。
アオイラガと同様、多数の毒棘を備えた肉状突起が背面に並ぶ。これに触れると激しい痛みをともなう皮膚炎が生じる。

樹上に丸い繭を作って越冬するが、この繭にも毒針が付いているので、触れると皮膚炎を起こす。

街路樹や庭園の、サクラ、モミジ、カシ類などで発生する。

本種は外来の種で、1980頃から日本各地に広がり、名古屋市内でも大発生を続けている。

クロシタアオイラガ

[学名] Parasa sinica Moore
[分類] 鱗翅目(チョウ目),イラガ科

クロシタアオイラガ成虫

成虫は翅を広げた大きさ23-29mm。前翅は緑色。前翅基部と外縁部および後翅全体は黒褐色。

クロシタアオイラガ成虫

幼虫は約18mm。青黄色で、背面に青色の縦条がある。正中部に赤茶色の縦条を持つ個体もある。

毒棘を備えた突起は亜背部と気門上線部に並ぶ。

クロシタアオイラガ幼虫

毒棘に触れると激痛を感じる。

カキ、ウメ、サクラ、クリなどを食害する。年2回の発生。

テングイラガ

[学名] Microleon longipalpis Butler
[分類] 鱗翅目(チョウ目),イラガ科

テングイラガ幼虫

成虫は翅を広げた大きさ12-18mm。下唇鬚が長く、上方に湾曲している。
幼虫は約9mm。黄緑色で、第3腹節の側線上に赤色の瘤起がある。
毒棘に触れると激痛を感じる。

サクラ、カキ、チャ、ヤナギ、カエデなどを食する。年2回の発生。

このページの作成担当

健康福祉局衛生研究所生活環境部

電話番号

:052-737-3711

ファックス番号

:052-736-1102

電子メールアドレス

a7373711-05@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

お問合せフォーム

ページの先頭へ