ページの先頭です

ここから本文です

Q6. 治療方法は?

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2005年4月4日

ページID:3633

A6

結核は、かつて何年もの療養生活を必要とする病気でした。現在は、結核に良く効く薬ができ、3~4種類の薬を6~12ヶ月服用することで、治すことができるようになっています。

肺結核で菌を排出している間は結核病床への入院が必要ですが、菌を排出しなくなれば、通院で治療することが可能になっています。

治療は化学療法が基本

ほとんどの場合、化学療法で治療が行われます。イソニコチン酸ヒドラジドやリファンピシン、ピラジナミドを含む3~4種類の薬剤の併用服用が標準的な治療方法です。

DOTS(服薬を直接目で確認して行う短期化学療法)

しかし、良い薬があっても確実に服用しなければ効果は期待できません。薬を飲み始めると、目に見えて分かる症状は消えてしまうために、勝手に服用をやめてしまう人がいます。これは大変危険です。確実に治らない上に、薬が効かなくなってしまう耐性菌を発生させてしまうことがあります。

このため、最近ではDOTS(Directly Observed Treatment Short Course 直接監視下短期化学療法)という、医師や看護師などによる管理の下、患者が確実に薬を飲むことを確認し、完全に治癒するまでの経過を支援する治療方法が注目されており、患者の治癒、耐性菌の防止、新たな感染の防止に効果をあげています。

現在、本市においても一部の方を対象にDOTS事業を実施し、成果をあげています。

このページの作成担当

健康福祉局健康部感染症対策課感染症担当

電話番号

:052-972-2631

ファックス番号

:052-972-4203

電子メールアドレス

a2631@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

お問合せフォーム

ページの先頭へ