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なごやの生きもの調査

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このページを印刷する最終更新日:2023年7月26日

ページID:104082

ページの概要:「なごや生物多様性保全活動協議会」などと協働で実施する、なごやの生きもの調査・保全活動の紹介ページです。

センターでは、センターが事務局を務める「なごや生物多様性保全活動協議会」などと協働で、なごやの生きものの調査・保全活動を行っています。

多くの市民にも参加いただく調査・保全活動としては、市内一斉生物調査などを実施しています。

なごや生きもの一斉調査2016(セミの抜け殻編)

平成28年8月26日(金曜日)から29日(月曜日)に、市内の緑地や公園37か所で「なごや生きもの一斉調査2016」を開催しました。今回はなごや生物多様性保全活動協議会主催、名古屋市みどりの協会共催で行いました。テーマはセミの抜け殻で、参加者はのべ357人になりました。

調査当日は目視でセミの抜け殻を見つけ、その後資料をもとに同定を行いました。その結果、アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミの抜け殻が確認されました。当初クマゼミが最も多いのではないかと推察されましたが、全体としてはアブラゼミの個体数が圧倒的に多いことがわかりました。

参加者からは、「セミの抜け殻の見分け方がわかるようになった」という声が寄せられました。

一斉調査の様子

なごや生きもの一斉調査2015(カマキリ編)

平成27年10月2日(金曜日)から5日(月曜日)に、市内の緑地や公園96か所で、「なごや生きもの一斉調査2015」(協議会主催)を開催しました。今回の調査では、カマキリの生息状況調査を行いました。子供から大人までたくさんの方に参加していただき、参加者はのべ503人になりました。

調査当日は目視でカマキリの成虫または卵鞘を見つけ、資料をもとに同定を行いました。その結果、オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ、ムネアカハラビロカマキリ、コカマキリの成虫と卵鞘が確認されました。この中でムネアカハラビロカマキリは近年生息が確認された外来種です。

今後はさらなる分布記録の集積をしつつ、生息動向を把握しなければなりません。

カマキリの写真

なごや生きもの一斉調査2014(甲殻類調査)

平成26年7月19日(土曜日)から21日(祝日・月曜日)の3日間に、市内のため池や河川20か所で、「なごや生きもの一斉調査2014」(協議会主催)を開催しました。今回の調査では、アメリカザリガニを中心とした甲殻類の生息状況調査を行いました。子供から大人までたくさんの方に参加していただき、参加者は3日間でのべ460人になりました。

調査当日は、わなで捕まえた生きものの調査を行いました。アメリカザリガニやスジエビ、テナガエビ、タカノケフサイソカニなどの甲殻類他、ブルーギルやモツゴなどの魚類、カメ類など、調査地点ごとに様々な生きものが確認されました。調査の結果、在来・外来種合わせて20種類以上の生きものが確認されましたが、そのうちの約3割が外来種であり、多くの外来種が定着していることがわかりました。

調査の写真

なごや生きものウォーキング(オオキンケイギク一斉調査)

平成25年6月15日(土曜日)、16日(日曜日)の両日、庄内川・天白川などの河川敷にてオオキンケイギクの分布調査を協議会主催で行いました。広く呼びかけをした結果、お子さんから大人の 方まで214人が参加され、30カ所に分かれて調査しました。

オオキンケイギクは、他の植物に届く光を遮って、その育成を抑圧することなどから、在来の植物が衰退する一因として危惧されており、外来生物法により特定外来生物に指定されています。

調査は目視で行い、分布範囲をできるだけ正確に地図上に落とし込みました。あわせて個体群のサイズも記録しました。調査結果は取りまとめをし、今後の活用方法を検討していきます。

なごや生きもの一斉調査2012陸貝編(なごやで探そう!カタツムリ)

平成24年10月6日(土曜日)から8日(月曜日)、市内全域で同日一斉に、市民と専門家が協力して陸貝(カタツムリの仲間)の調査を実施しました。

33箇所で専門家と市民あわせて450名に参加いただきました。

今回の調査では、あわせて41種の陸貝が発見されました。

最も種数が多かったのは相生山緑地と高座結御子神社の19種です。また、木ヶ崎公園周辺でも17種が見つかりました。

最も多くの地点で確認されたのはオカチョウジガイ(30地点)、次いでイセノナミマイマイ(24地点)でした。名古屋市のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているヒルゲンドルフマイマイも、3地点で見つかりました。一方、外来種ではトクサオカチョウジガイ(20地点)、ヒメコハクガイ(16地点)などが多くの地点で見つかりました。

参加者からは、「身近なところに1cmにも満たない小さな陸貝がたくさんいて、種類の多さに驚いた」という感想が多く寄せられました。普段はほとんど見ることのない土の中に、たくさんの発見があったようです。

なごや生きもの一斉調査2011野鳥編(なごや丸ごと鳥さがし!!)

平成24年1月29日、市内全域で同日一斉に、市民と専門家が協力して野鳥の調査を実施しました。

市民参加者を公募した30箇所と、専門家による独自調査を実施した15箇所の、あわせて45の調査箇所で、専門家、市民あわせて600名に参加いただきました。

今回の調査では、あわせて91種の野鳥が観察されました。

野鳥の種数・個体数ともに最も多かったのは藤前干潟(藤前活動センター側)の35種、2,053羽でした。

また、藤前干潟(名古屋市野鳥観察館側)、平和公園一帯、牧野ヶ池緑地、農業センター・針名神社で30種以上の野鳥が観察できたほか、水鳥の豊富な藤前干潟、天白川河口、大江川河口で多くの個体数を数えました。

「身近にこんなにたくさんの鳥がいるとは知らなかった。」「よく見る野鳥の名前が初めて分かった。」などの感想をいただき、身近な自然や生きものと親しみ、関心を持っていただくきっかけとなりました。

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環境局環境企画部環境企画課生物多様性の保全担当

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