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平成22年度大江川ダイオキシン類継続調査結果(夏季)

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このページを印刷する最終更新日:2016年1月15日

ページID:77571

平成22年度大江川ダイオキシン類継続調査結果について

 平成12年にダイオキシン類による高濃度汚染が明らかになった大江川の河川水に含まれるダイオキシン類濃度の状況を継続的に確認するため、隔年で夏季と冬季に調査を行っています。

ダイオキシン類継続調査結果

(1)調査日

平成22年7月26日(月曜日)

(2)調査地点

大江川  名古屋臨海鉄道鉄橋

(3)調査結果

ダイオキシン類の調査結果(単位:pg-TEQ/L)(平成22年度夏季調査分)
調査地点調査結果環境基準(水質)
名古屋臨海鉄道鉄橋2.31 

ダイオキシン類追加調査結果

  平成22年度の夏季の調査において環境基準を超過しましたので、原因究明のため追加調査及び周辺事業場の状況調査を行いました。

(1)調査日

平成22年11月11日(水曜日)

(2)調査地点

  • 大江川     2地点(水質):継続調査の地点である名古屋臨海鉄道鉄橋と、大江川上流の名鉄常滑線鉄橋付近において調査を行いました。
  • 周辺事業場  3排水口(排出水):大江川流域のダイオキシン類対策特別措置法に基づく特定事業場及び大江川流域の廃棄物最終処分場の排出水について調査を行いました。

(3)調査地点図

調査地点及び大江川周辺の図です

(4)調査結果

大江川2地点において、環境基準を超過しませんでした。また、周辺事業場3排出口において、排出基準を超過しませんでした。
ダイオキシン類の調査結果(単位:pg-TEQ/L)(平成22年度追加調査分)
 調査地点調査結果環境基準排出基準 
 名古屋臨海鉄道鉄橋0.38 1 
 名鉄常滑線鉄橋付近0.181
 東レ(株)名古屋事業場0.4910 
 中部リサイクル(株)0.00039 - 10 
 名古屋市第一処分場0.000171

周辺事業場の状況調査

大江川に水を排出する8事業場(水質汚濁防止法に基づく特定事業場)について、保健所が立ち入りを行ったところ、異常は見られませんでした。

今後の対応

大江川ダイオキシン類継続調査の夏季調査では環境基準を超過しましたが、その後のダイオキシン類追加調査では環境基準を超過した地点はありませんでした。今後も引き続き監視を続ける予定です。

また、今回のダイオキシン類追加調査において排出基準を超過していた事業場はありませんでしたが、今後も周辺事業場には、排出基準を確実に遵守するよう引き続き監視指導を行っていきます。

参考

大江川ダイオキシン類継続調査を開始した経緯につきましてはこちらをご覧ください。

大江川におけるダイオキシン類汚染問題について

なお、この原因となりました東レ(株)名古屋事業場のダイオキシン類対策特別措置法に基づく特定施設(カプロラクタム製造用のシクロヘキサン分離施設)は平成21年4月27日に廃止届が提出されています。

このページの作成担当

環境局地域環境対策部地域環境対策課水質地盤担当

電話番号

:052-972-2675

ファックス番号

:052-972-4155

電子メールアドレス

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