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荒子川における1,2-ジクロロエタンの追跡調査結果について(その5)

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このページを印刷する最終更新日:2016年1月15日

ページID:76050

ページの概要:荒子川における1,2-ジクロロエタンの追跡調査結果について(その5)

平成15年3月27日

環境局公害対策部公害対策課

 荒子川において1,2-ジクロロエタンが環境基準を超過している問題について、ボーリング調査の結果、地下水が重金属等により汚染されていることが判明しました。(平成15年1月31日公表済み)
 その後、汚染が明らかになった重金属等の項目について、周辺井戸7カ所の地下水質調査及び荒子川の河川水質調査を行いましたので、その結果をお知らせします。

1 調査日

平成15年2月17日(月)、3月19日(水)

2 調査結果

1,2-ジクロロエタン追跡調査結果

3 今後の対応

 砒素の汚染があった井戸については、当該井戸周辺に砒素を使用している工場等が存在しないこと及びストレーナの深さが112~118mであり帯水層が火山性の堆積物を含有する地層であることから、自然由来と推定されます。

参考

砒素

急性毒性

70~200mgの摂取により、嘔吐、下痢、脱力感、筋肉けいれん等が現れ、昏睡後死亡する。

慢性毒性

3~6mg/Lの量の長期摂取によってもおこり、一般的には目・鼻・喉等の粘膜炎症に続き、筋肉の弱化、食欲減退が起こる。皮膚ガンの危険性はWHOにより0.2mg/Lを生涯摂取した場合5%の危険性があるとされている。

荒子川北中島橋周辺調査位置図

荒子川北中島橋付近調査位置図